JP6381108B2 - 天板付き什器 - Google Patents

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Description

本発明は、テーブル、デスク等の天板付き什器に関する。
デスク、テーブル、その他の天板付き什器は、床面上に設けられた支持体上に、天板が支持されている。このような天板付き什器の天板に対し、必要に応じて、拡張用天板を追設し、天板付き什器の天板の天面を拡張可能とするものがある。
そこで、例えば特許文献1では、支持体の内方に延びる支持ブラケット(ステー)に、支持体の外方に延びる補助ステーを連結し、この補助ステーによって拡張用天板を支持する構成が開示されている。この特許文献1に開示された構成では、拡張用天板の一端が脚体によって支持され、拡張用天板の他端が補助ステーによって支持されることで、拡張用天板の両端が支持されている。
しかし、特許文献1に記載された構成においては、補助ステーは板状をなしている。したがって、拡張用天板を、支持脚体から側方に片持ち梁状に張り出すように設けるのは困難である。片持ち梁状に張り出す拡張用天板では、その基端部に、拡張用天板の自重、および拡張用天板上に載置される物品等による荷重によるモーメントが集中する。このようなモーメントを板状の補助ステーで支持するには、強度が不足し、補助ステーが変形してしまう。
このため、片持ち梁状に張り出す拡張用天板を強固に支持するには、支持体の外側面に、外方に向かって延びる支持ブラケットを取り付け、この支持ブラケット上で拡張用天板を支持するのが一般的である。この支持ブラケットは、拡張用天板の荷重を強固に支持するため、支持体の外側面から拡張用天板の先端側の下面に向けて、斜め上方に向けて延びるビーム状あるいは三角形状をなしている。
特開2008−119413号公報
しかし、支持ブラケットが支持体の外側面に取り付けられていると、取り付けのためのボルト等が露出し、外観の体裁が悪くなってしまう。
また、拡張用天板に限らず、天板付き什器にオプション部材を取り付けようとした場合、同様の問題が生じる。
そこでなされた本発明の目的は、拡張用天板等のオプション部材を支持しつつ、外観の体裁を良好とすることができる天板付き什器を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明に係る天板付き什器は、天板と、前記天板を支持するとともに、内部空間が形成された支持脚と、前記支持脚の前記内部空間内で前記支持脚に固定される基部、および前記基部から延出する支持アーム部を有する支持ブラケットと、前記支持アーム部に支持されるオプション部材と、を備え、前記支持脚には、前記支持脚の内部空間と前記支持脚の外部とを連通する連通部が形成され、前記支持アーム部は、前記連通部を通して前記支持脚の外方に向けて延出し、前記支持脚は、一方向に向かって間隔をあけて設けられた複数の支柱部材と、前記一方向に直交する他方向の一方の側と他方の側のそれぞれにおいて、互いに隣接する前記支柱部材どうしの間を塞ぐカバーと、を備え、前記連通部は、前記支柱部材と前記カバーの外周部との間に形成された隙間であることを特徴とする。
このように、支持脚に装着した支持ブラケットによって、オプション部材を確実に支持することができる。支持ブラケットは、基部が、中空の支持脚の内部空間内で支持脚に固定されているので、固定部分のボルトが外部に露出しない。
また、このように構成することで、支持脚は、複数の支柱部材と、一方の側と他方の側のカバーとによって、中空の筒状体を構成する。また、支柱部材とカバーの外周部との間に形成された隙間から、支持ブラケットの支持アーム部を支持脚の外方に向けて延出させることで、カバー等に支持アーム部を挿通させるためのスリット等を別途形成する必要がない。
したがって、支持ブラケットを装着しない場合にも、スリット等が露呈することもなく、連通部も支柱部材とカバーの外周部との隙間であるので、目立つのを抑え、外観の体裁を良好なものとすることができる。
この発明に係る天板付き什器において、前記支持ブラケットの前記基部は、前記支持アーム部に対し、前記支持アーム部の延出方向に直交する横方向に延び、前記支柱部材に固定される取付面を有するようにしてもよい。
このように、基部に形成された取付面を支柱部材に固定することで、支持アーム部の延出方向に直交する横方向における支持ブラケットの取付強度を高めることができる。
また、前記支持ブラケットの前記支持アーム部は、前記支持アーム部の延出方向に直交する横方向に延び、前記支柱部材に突き当たる突き当り面を有するようにしても良い。
このように、支持アーム部の突き当たり面が支柱部材に突き当たることで、支持アーム部の延出方向に直交する横方向における支持ブラケットの取付強度を高めることができる。
前記オプション部材は、前記天板と同じ高さに設置される拡張用天板であるようにしてもよい。これにより、天板付き什器の天板に拡張用天板を付加して設置し、天板上の空間を拡張することができる。そして、拡張用天板を強固に設置することができる。
前記天板に前記天板の上下を連通する開口部が形成され、前記内部空間は、前記開口部と連通し、前記内部空間および前記開口部を通して配線が挿通可能とされているようにしてもよい。
このように、支持脚の内部空間から天板の開口部を通して配線を挿通させることで、配線が露出するのを抑えることができる。
この発明に係る天板付き什器によれば、オプション部材を強固に支持しつつ、外観の体裁を良好とすることができる。
この発明の一実施形態に係るテーブルの全体構成を示す斜視図である。 テーブルの幅方向の半分を示す平面図である。 テーブルの正面図である。 テーブルの側面図である。 脚体の平面図である。 脚体の下端部の構成を示す側面図である。 支柱部材の一部を示す図であって、支持脚に支持ブラケットを設けた状態を示す平断面図である。 脚体において、テーブルの幅方向の内方を向く側の上端部を示す図である。 アジャスト機構の構成を示す図である。 支持ブラケットの構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 支持ブラケットの脚体への取付状態を示す図であり、(a)はカバープレートを装着しない状態の斜視図、(b)はカバープレートを装着した状態の斜視図である。 支持ブラケットの脚体への取付状態を示す図であり、図11とは異なる角度から見た斜視図である。 上記実施形態で示したテーブルの変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による天板付き什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
(テーブル)
図1は、この発明の一実施形態に係るテーブルの全体構成を示す斜視図である。図2は、テーブルの幅方向の半分を示す平面図である。図3は、テーブルの正面図である。図4は、テーブルの側面図である。
図1〜図4に示すように、テーブル(天板付き什器)10は、床面上に設置される支持体20と、支持体20上に支持される天板11と、を備えている。
支持体20は、一方向に間隔をあけて設置された脚体(支持脚)30,30と、脚体30,30を結ぶ方向に延び、脚体30,30の上端部間に架設された複数本の梁材21と、を備えている。
なお、以下の説明において、脚体30,30が間隔をあけて設置された前記の一方向を「幅方向」、水平面内において幅方向に直交する方向を「前後方向」として説明を行う。
(天板)
天板11は、平面視長方形状で、その長手方向を幅方向に向けて配置されている。天板11において、前後方向の中央部には、幅方向に連続する開口部12が形成されている。さらに、天板11には、開口部12を塞ぐ配線カバー13,13が、前後方向に対向して設けられている。これらの配線カバー13,13のそれぞれは、天板11の前後方向のいずれか一端側、例えば天板11の前後方向における中央側の端部13aが、不図示のブラケットによって回動自在に支持されている。これにより、各配線カバー13は、天板11の表面に沿った状態と、端部13a側を回動中心として天板11から起立して開いた状態との間で、開閉可能とされている。
また、天板11の開口部12の下方には、配線トレー14が設けられている。配線トレー14は、底板14aと、底板14aの前後方向両端部から上方に立ち上がる側板14b,14bと、を備えている。配線トレー14は、底板14aが開口部12の下方に位置した状態で、側板14b,14bの上端部が天板11の下面に不図示のボルト等によって締結固定されている。
(脚体)
図5は、脚体30の平面図である。
図2〜図5に示すように、各脚体30は、接地プレート33と、ベースフレーム34と、支柱部材35,35と、上部連結部材36と、カバープレート(カバー)37A,37Bと、を備えている。
図6は、脚体30の下端部の構成を示す側面図である。
図6に示すように、接地プレート33は、長方形状の板状で、その長手方向を前後方向に一致させて設けられている。接地プレート33には、その上下に貫通する平面視長方形状の貫通孔33hが形成されている。
ベースフレーム34は、接地プレート33上に、後述するアジャスト機構40を介して設けられている。ベースフレーム34は、接地プレート33上で前後方向に延びる断面視長方形の筒状、すなわち角筒状をなしている。ベースフレーム34の上面34aおよび下面34bには、上下方向に貫通する平面視長方形状の貫通孔34hがそれぞれ形成されている。これらの貫通孔34hは、接地プレート33の貫通孔33hの上方に位置している。接地プレート33の貫通孔33h、ベースフレーム34の上面34aおよび下面34bの貫通孔34hを通して、電気配線や通信ケーブル等を上下方向に挿通できるようになっている。
支柱部材35,35は、ベースフレーム34の前後方向の両端部に設けられている。支柱部材35,35は、その下端部35sが、ボルト、溶接等によりベースフレーム34に接合されている。これらの支柱部材35,35はベースフレーム34から上方に向けて延在している。
図7は、支柱部材35の一部を示す図であって、支柱部材35に支持ブラケット70を設けた状態を示す平断面図である。
図5〜図7に示すように、各支柱部材35は、幅方向に向かって脚体30の外方を向く第一側面部35aと、第一側面部35aの幅方向両側から直交し、前後方向に向かって脚体30の内方に向けて延びる第二側面部35b,35bと、第二側面部35b,35bにおいて脚体30の内方側の端部から直交し、幅方向に沿って脚体30の内側に向けて延びた第三側面部35c,35cと、第三側面部35c,35cの内側縁部から直交し、前後方向に向かって脚体30の内方に延びる第四側面部35d,35dと、これら第四側面部35d,35dどうしを連結する第五側面部35eと、から形成されている。これら第三側面部35c、第四側面部35dにより、脚体30の内側を向いた両側部に凹部39が形成されている。これにより、支柱部材35は、これら第一側面部35a、第二側面部35b、第三側面部35c、第四側面部35d、第五側面部35eによって、平断面視凸型状をなしている。
上部連結部材36は、支柱部材35,35を結ぶ方向に延び、支柱部材35,35の上端部どうしを連結している。これらベースフレーム34、支柱部材35,35、および上部連結部材36は、幅方向に沿って側面視すると、ロ字状をなしている。
さらに、上部連結部材36は、支柱部材35,35よりもさらに前後方向に延長した延長部36eを有しており、天板11を前後方向のほぼ全域にわたって支持するようになっている。
図5、図7に示すように、テーブル10の幅方向の外方を向く側に配置されるカバープレート37Aは、プレート本体37cと、プレート本体37cの一面側から突出した一対の固定部37dと、を備えている。カバープレート37Aは、プレート本体37cの両端部を、前後方向に間隔をあけた支柱部材35,35の第四側面部35d,35dに対向させた状態で、それぞれの固定部37dが、支柱部材35の第五側面部35eに沿うようになっている。固定部37dには、上下方向に間隔をあけて複数の貫通孔(図示無し)が形成されている。固定部37dは、これらの貫通孔を通して、支柱部材35の第五側面部35eに形成された雌ネジ部99にボルト(図示無し)を締結させることで固定されている。
図8は、脚体30において、テーブル10の幅方向の内方を向く側の上端部を示す図である。
図7、図8に示すように、テーブル10の幅方向の内方を向く側に設けられたカバープレート37Bは、プレート本体37cと、プレート本体37cの一面側から突出した一対の固定部37eと、を備えている。カバープレート37Bは、プレート本体37cの両端部を、前後方向に間隔をあけた支柱部材35,35の第四側面部35d,35dに対向させた状態で、それぞれの固定部37eが、支柱部材35の第五側面部35eに沿うようになっている。固定部37eには、上下方向に間隔をあけて、下方に開口した複数のフック37fが形成されている。固定部37eは、これらのフック37fを、支柱部材35の第五側面部35eに設けられた係止ピン35pに係止させることで、支柱部材35、35間に設けられている。
このようにして支柱部材35,35の幅方向両面に固定されたカバープレート37A,37Bは、プレート本体37cの表面が、支柱部材35,35の第二側面部35b,35bとほぼ同一面内に位置するよう設けられている。
さらに、図4に示すように、脚体30において、テーブル10の幅方向の外方を向く側に設けられたカバープレート37Aは、支柱部材35の下端部から上端部までの高さと同等の高さを有している。これにより、カバープレート37Aは、支柱部材35,35間の全体を閉塞する。
一方、図8に示すように、テーブル10の幅方向の内方を向く側に設けられたカバープレート37Bは、その上端部37tが、支柱部材35の上端部よりも低く設定されている。これにより、カバープレート37Bの上端部37tの上方には、上部連結部材36との間に、開口Sが形成されている。この開口Sには、配線トレー14の端部が対向配置されている。
このような脚体30は、支柱部材35,35と、カバープレート37A,37Bとによって、上下方向に連続する中空の筒状体31を形成している。図6に示したように、この筒状体31の内部空間Aは、接地プレート33の貫通孔33h、ベースフレーム34の上面34aおよび下面34bの貫通孔34hを通して、脚体30の下方の床面側と連通している。また、図8に示したように、筒状体31の内部空間Aは、カバープレート37Bの上端部37tの上方の開口Sを通して、配線トレー14内に連通している。さらに、配線トレー14の上方に設けられた開閉可能な配線カバー13,13を開くことで、配線トレー14内の空間は、天板11上に連通する。
このようにして、電気配線や通信ケーブルの配線Wを、配線カバー13,13、配線トレー14、開口S、筒状体31の内部空間A、ベースフレーム34の上下面の貫通孔34h、接地プレート33の貫通孔33hを通して、天板11上の空間と、床面との間に配線することが可能となっている。
また、図7に示すように、カバープレート37Aを支柱部材35,35間に固定した状態で、カバープレート37Aのプレート本体37cの両端部は、それぞれ、支柱部材35の第三側面部35cおよび第四側面部35dとの間に、予め定めた隙間(連通部)Cを隔てて対向している。この隙間Cを通して、脚体30の内部空間Aと外部とが連通している。
(アジャスト機構)
図9は、アジャスト機構40の構成を示す図である。
図9に示すように、アジャスト機構40は、接地プレート33およびベースフレーム34の前後方向両端部に設けられている。各アジャスト機構40は、接地プレート33から上方に突出して設けられた調整ボルト42と、ベースフレーム34の下面34bに固定され、調整ボルト42が螺合された調整ナット43と、を備える。さらに、各アジャスト機構40は、調整ボルト42の周囲に、ベースフレーム34の下面34bから下方に突出した固定ボルト44と、ベースフレーム34の下面34bに設けられ固定ボルト44が螺合された固定ナット45とを備える。
各調整ボルト42は、雄ネジが形成されたネジ本体42aと、ネジ本体42aの下端部において、ネジ本体42aよりも縮径した縮径部42bと、縮径部42bの基端でフランジ状に拡径した被係合部42cとを有している。また、調整ボルト42の上端には、六角レンチ等の工具を挿入、係合可能な操作用凹部42dが形成されている。
接地プレート33の上面には、係止板46が取付ボルト46aによって取り付けられている。係止板46は、略矩形の薄肉の部材で、プレス成形によって、調整ボルト42の取付位置に下面を凹、上面を凸として上方に突出した係合部47が形成されている。この係合部47により、接地プレート33との間に空間47aが形成されている。また、係合部47には、調整ボルト42のネジ本体42aの外径よりも小さな内径を有し、上下面に貫通する貫通孔47bが形成されている。そして、調整ボルト42は、縮径部42bが貫通孔47bに挿通され、貫通孔47bよりも大きな外径を有する被係合部42cが空間47a内部に配設されている。これにより調整ボルト42は、係止板46上にネジ本体42aの下端面が突き当たった状態で、接地プレート33に対して支持されている。
ここで、調整ボルト42の縮径部42bは、貫通孔47bの内径よりも外径が小さい。さらに、調整ボルト42のネジ本体42aの下端面と被係合部42cとの間の寸法は、係合部47の上下方向の板厚よりも大きく設定されている。また、ベースフレーム34の下面34bに形成され、調整ボルト42が挿通された挿通孔36aは、その内径がネジ本体42aの外径よりも大きく設定されている。これにより、ベースフレーム34の下面34bに固定された調整ナット43のネジ孔43aに螺合した調整ボルト42は、ベースフレーム34と一体に、先端42s側が首振りするように傾動可能かつ軸回りに回転可能となっている。
固定ボルト44は、頭部44aがベースフレーム34の下面34bの上方に位置し、先端部44bがベースフレーム34の下面34bに形成された貫通孔36bから下方に突出するようにして、固定ナット45の固定ネジ孔45aに螺合されている。このため、固定ボルト44は、頭部44aをレンチ等の工具によって回転させると、先端部44bをベースフレーム34の下面34bから下方に進出させて係止板46に当接させることが可能となっている。この実施形態では、固定ボルト44および固定ナット45は、調整ボルト42の外周側に4組が設けられている。
このようなアジャスト機構40においては、固定ボルト44を緩めて先端部44bを係止板46から上方に退避させた状態で、操作用凹部42dに六角レンチ等の工具を係合させて調整ボルト42を回転させると、調整ナット43が調整ボルト42の軸線方向に沿って移動する。これによって、接地プレート33に対するベースフレーム34の高さ、すなわち脚体30および脚体30に支持された天板11の高さを調整できる。
さらに、調整ボルト42の周囲の固定ボルト44を締め込んで、先端部44bを係止板46に突き当てた状態で、固定ボルト44の下方への突出寸法を適宜調整することで、ベースフレーム34、すなわち脚体30に対する接地プレート33の傾斜角度を調整することができる。
このようにして、各アジャスト機構40では、天板11の床面が傾斜していたり不陸である場合に、接地プレート33を床面に沿わせて脚体30を設置することができる。さらに、各アジャスト機構40で、調整ボルト42の突出量を調整することで、天板11の水平度調整を行うことができる。
(拡張用天板)
図1、図3に示すように、上記したようなテーブル10に対しては、天板11の幅方向の端部に対し、天板11と同じ高さに、拡張用天板(オプション部材)60が装着できるようになっている。
拡張用天板60を装着するには、テーブル10の支持体20に、拡張用天板60を支持する支持ブラケット70を装着する。
図10は、支持ブラケット70の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。図11は、支持ブラケット70の脚体30への取付状態を示す図であり、(a)はカバープレート37Aを装着しない状態の斜視図、(b)はカバープレート37Aを装着した状態の斜視図である。図12は、支持ブラケット70の脚体30への取付状態を示す図であり、図11とは異なる角度から見た斜視図である。
図7、図10〜図12に示すように、支持ブラケット70は、脚体30を構成する支柱部材35に着脱可能に固定される基部71と、基部71から延び、天板11の下面に着脱可能に固定される支持アーム部72と、を備えている。
基部71は、金属板を折り曲げ加工してなるもので、支柱部材35の第三側面部35cに沿う第一平面部71aと、第一平面部71aの端部から直交して延び、第四側面部35dに沿う第二平面部71bと、第二平面部71bの端部から直交して延び、第五側面部35eに沿う第三平面部71cと、第三平面部71cの端部から直交して延び、上部連結部材36の側面に沿う第四平面部(取付面)71dと、を有している。
また、基部71の第二平面部71b、第四平面部71dには、それぞれボルト挿通孔73が貫通形成されている。そして、支柱部材35には、各ボルト挿通孔73に対応した位置に雌ネジ部90が設けられている。
支持アーム部72は、金属板を折り曲げ加工してなるもので、基部71からテーブル10の幅方向に沿って、テーブル10の外方に向けて延びるよう形成されている。支持アーム部72は、基部71の第一平面部71aに連続して、第二平面部71bから直交して離間する方向に延びる鉛直壁部72aと、鉛直壁部72aの下端部から第二平面部71bとは反対側に延びる下端壁部72bと、下端壁部72bの端部から上方に向けて、鉛直壁部72aと平行に延びる折り返し壁部72cと、下端壁部72bの先端部から上方に立ち上がるよう形成された先端壁部72dと、基部71の上端部および鉛直壁部72aの上端部から、鉛直壁部72aに直交する支持板部72eと、を一体に備えている。
ここで、鉛直壁部72aは、基部71側から先端部に向けて、上下方向の高さ寸法が漸次小さくなるよう形成されている。
また、支持アーム部72の支持板部72eには、複数個所にボルト挿通孔74が貫通形成されている。
上記支持アーム部72は、基部71に溶接により一体に接合されている。
支持ブラケット70を支柱部材35に固定するには、基部71の第一平面部71a,第二平面部71b,第三平面部71c,第四平面部71dを、支柱部材35の第三側面部35c、第四側面部35d、第五側面部35e、上部連結部材36の側面に突き当てる。そして、第二平面部71b,第四平面部71dに形成された各ボルト挿通孔73に、ボルト100を挿通させ、支柱部材3に5設けられた雌ネジ部90に締結させる。これによって、支持ブラケット70の基部71が、支柱部材35および上部連結部材36に固定される。
この状態で、支持アーム部72は、下端壁部72bの基端部(突き当り面)72xおよび折り返し壁部72cの基端部(突き当り面)72yが支柱部材35の第二側面部35bに突き当たるようになっている。
上記のような支持ブラケット70は、脚体30の前後方向に設けられたそれぞれの支柱部材35に同様にして取り付ける。
これら支持ブラケット70により、支持アーム部72の支持板部72e上で拡張用天板60を支持することができる。これには、支持アーム部72の支持板部72eの上面を拡張用天板60の下面に突き合わせた状態で、各ボルト挿通孔74にボルト101を挿通させ、拡張用天板60の下面に形成され雌ネジ孔(図示無し)に締結させる。
これにより、図3、図5に示すように、拡張用天板60は、前後方向の二か所において支持ブラケット70により一端部60a側が支持され、他端部60bが一端部60a側から片持ち梁状に支持される。
図11(b)に示すように、支持ブラケット70は、カバープレート37Aを支柱部材35,35間に固定した状態で、支柱部材35の第三側面部35cと、カバープレート37Aのプレート本体37cの外周端部との間の隙間Cを通して、支持アーム部72の鉛直壁部72aを挿通させて外方に延出させる。
図5に示すように、拡張用天板60の前後方向両端部を補助的に支持するため、補助ブラケット80を設けることもできる。
補助ブラケット80は、金属板を折り曲げ加工することによって形成されたもので、上部連結部材36の側面に沿うよう設けられる基端部81と、基端部81から拡張用天板60の下面に沿うよう延びる支持アーム部82と、を備えている。
基端部81は、支持アーム部82の両側に延びるよう形成されている。基端部81は、その上下方向の寸法が、上部連結部材36の側面の高さ寸法以下に設定されている。
支持アーム部82は、略U字状に形成されたアーム本体82aと、アーム本体82aの上端部から両側に延びる支持板部82bと、を有している。支持板部82bには、基端部81から直交する方向に間隔を空けて複数のボルト挿通孔84が形成されている。
補助ブラケット80は、基端部81を上部連結部材36の側面に突き当てた状態で、基端部81に形成されたボルト挿通孔(図示無し)に挿通させたボルト(図示無し)を、上部連結部材36側に設けられた雌ネジ部91に締結することで固定される。そして、支持アーム部82の支持板部82bを拡張用天板60の下面に対向させた状態で、ボルト挿通孔84にボルト(図示無し)を挿通させ、拡張用天板60に形成された雌ネジ孔(図示無し)に締結する。
これにより、拡張用天板60が、補助ブラケット80を介して支持体20に支持される。ここで、補助ブラケット80は、拡張用天板60の下面に沿い、下方への突出寸法が最小限となるように設けられているため、その露出量を抑えている。
上述したように、テーブル10は、脚体30に、脚体30の内部空間Aと脚体30の外部とを連通する隙間Cが形成されている。そして、拡張用天板60を支持する支持ブラケット70は、脚体30の内部空間A内で基部71が脚体30に固定され、支持アーム部72が隙間Cを通して脚体30の外方に向けて基部71から延出している。これにより、拡張用天板60を、脚体30に装着した支持ブラケット70によって確実に支持することができる。支持ブラケット70は、基部71が、中空の脚体30の内部空間A内で脚体30に固定されているので、固定部分のボルト100が外部に露出しない。
したがって、上記したようなテーブル10によれば、拡張用天板60を強固に支持しつつ、外観の体裁を良好とすることができる。
また、脚体30は、前後方向に沿って間隔をあけて設けられた複数の支柱部材35と、幅方向の一方の側と他方の側のそれぞれにおいて互いに隣接する支柱部材35どうしの間を塞ぐカバープレート37A,37Bと、を備えている。これにより、脚体30は、支柱部材35,35と、カバープレート37A,37Bとによって、中空となる。
そして、隙間Cは、支柱部材35とカバープレート37Aの外周部との間に形成されている。これにより、支柱部材35とカバープレート37Aの外周部との間の隙間Cから、支持ブラケット70の支持アーム部72を脚体30の外方に向けて延出させることで、カバープレート37Aに支持アーム部72を挿通させるためのスリット等の開口部を別途形成する必要がない。したがって、支持ブラケット70を装着しない場合にも、開口部が目立つようなこともなく、テーブル10の外観の体裁を良好なものとすることができる。
さらに、支持ブラケット70の基部71は、支持アーム部72に対して支持アーム部72の延出方向に直交する横方向に延び、支柱部材35に固定される取付面として、第四平面部71dを有している。これにより、基部71に形成された第四平面部71dを支柱部材35に固定することで、支持アーム部72の延出方向に直交する横方向(前後方向)における支持ブラケット70の取付強度を高めることができる。
さらに、支持ブラケット70の支持アーム部72は、支持アーム部72の延出方向に直交する横方向に延びて支柱部材35に突き当たる突き当り面として、下端壁部72bの基端部72xおよび折り返し壁部72cの基端部72yを有している。支持アーム部72の下端壁部72bの基端部72xおよび折り返し壁部72cの基端部72yが支柱部材35に突き当たることで、支持アーム部72の延出方向に直交する横方向(前後方向)における支持ブラケット70の取付強度を高めることができる。
さらに、基部71の第四平面部71dと、支持アーム部72の下端壁部72bの基端部72xおよび折り返し壁部72cの基端部72yは、支持アーム部72の鉛直壁部72aを挟んで両側に延びているため、支持ブラケット70の取付強度が有効に高められている。
加えて、このような中空の脚体30は、内部空間Aを、配線Wを通すための空間とすることができる。配線Wが露出するのを抑え、外観の体裁を良好なものとすることができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の天板付き什器は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
図13は、上記実施形態で示したテーブル10の変形例を示すものである。
上記実施形態では、支持ブラケット70を用いて設置するオプション部材として、拡張用天板60を例示したが、これに限らない。
例えば、図13(a)に示すように、支持ブラケット70を、上記実施形態で示したのと上下を反転させて脚体30の支柱部材35に取り付け、支持ブラケット70の下面でオプション部材61を支持しても良い。
また、図13(b)に示すように、支持ブラケット70上で支持するオプション部材61を、天板11よりも下方位置に配置しても良い。
さらに、図13(c)に示すように、支持ブラケット70を、脚体30に対し、テーブル10の内側に配置しても良い。この場合、支持ブラケット70の下面でオプション部材61を支持しても良いし、図13(b)に示すように、支持ブラケット70上でオプション部材61を支持しても良い。
さらに、オプション部材61は、棚板、収納棚、キャビネットの他、パーソナルコンピュータ等の機器類であっても良い。
また、テーブル10の構成は、上記した支持ブラケット70の支柱部材35への取付構造以外の部分については、上記に例示した以外のいかなる構成としても良い。
また、テーブル10の用途、テーブル10に対する拡張用天板60の取り付け位置については、何ら限定するものではない。
さらに、上記実施形態では、テーブル10の支持脚30にアジャスト機構40を備え、天板11に開閉可能な配線カバー13を備えるようにしたが、それらの構成については、他のいかなるものとしても良い。さらに、アジャスト機構40や配線カバー13を備えない構成とすることも可能である。
これ以外にも、本発明は、テーブル10に限らず、デスク、カウンター等、天板を備えた什器であれば、上記と同様にして適用することができる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
10 テーブル(天板付き什器)
11 天板
20 支持体
30 脚体(支持脚)
31 筒状体
35 支柱部材
37A カバープレート(カバー)
37B カバープレート(カバー)
60 拡張用天板(オプション部材)
70 支持ブラケット
71 基部
71a 第一平面部
71b 第二平面部
71c 第三平面部
71d 第四平面部(取付面)
72 支持アーム部
72a 鉛直壁部
72b 下端壁部
72c 折り返し壁部
72d 先端壁部
72e 支持板部
72x 基端部(突き当り面)
72y 基端部(突き当り面)
C 隙間(連通部)
W 配線

Claims (5)

  1. 天板と、
    前記天板を支持するとともに、内部空間が形成された支持脚と、
    前記支持脚の前記内部空間内で前記支持脚に固定される基部、および前記基部から延出する支持アーム部を有する支持ブラケットと、
    前記支持アーム部に支持されるオプション部材と、を備え、
    前記支持脚には、前記支持脚の内部空間と前記支持脚の外部とを連通する連通部が形成され、
    前記支持アーム部は、前記連通部を通して前記支持脚の外方に向けて延出し
    前記支持脚は、
    一方向に向かって間隔をあけて設けられた複数の支柱部材と、
    前記一方向に直交する他方向の一方の側と他方の側のそれぞれにおいて、互いに隣接する前記支柱部材どうしの間を塞ぐカバーと、を備え、
    前記連通部は、前記支柱部材と前記カバーの外周部との間に形成された隙間であることを特徴とする天板付き什器。
  2. 前記支持ブラケットの前記基部は、前記支持アーム部に対し、前記支持アーム部の延出方向に直交する横方向に延び、前記支柱部材に固定される取付面を有することを特徴とする請求項に記載の天板付き什器。
  3. 前記支持ブラケットの前記支持アーム部は、前記支持アーム部の延出方向に直交する横方向に延び、前記支柱部材に突き当たる突き当り面を有することを特徴とする請求項またはに記載の天板付き什器。
  4. 前記オプション部材は、前記天板と同じ高さに設置される拡張用天板であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の天板付き什器。
  5. 前記天板に前記天板の上下を連通する開口部が形成され、
    前記内部空間は、前記開口部と連通し、前記内部空間および前記開口部を通して配線が挿通可能とされていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の天板付き什器。
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