JP6380701B1 - 挟み込み検知スイッチ、及び挟み込み検知方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図8は、実施の形態1に係わる挟み込み検知スイッチを搭載した自動車の構成を示す模式図である。ここでは、挟み込み検知スイッチをパワーウインドウに適用した例を説明する。図8において、2は、自動車20の窓枠を示している。窓ガラス3が電動アクチュエータにより上下に移動する(上昇および下降する)。窓枠2には、実施の形態1に係わる挟み込み検知スイッチ1が配設されている。窓ガラス3が上昇しているときに、物体(人体を含む)が窓枠2と窓ガラス3との間に挟まれると、挟み込み検知スイッチ1が、挟み込みを検知し、検知信号を制御装置21に供給する。制御装置21は、検知信号が供給されると、例えば窓ガラス3の上昇を停止する。これにより、挟み込みより怪我等が発生するのを防ぐことが可能である。また、物体が挟まれると、物体を引き抜く操作が一般的に行われるが、挟み込み検知スイッチは、引き抜きも検知する。特に、挟まれた物体が車内側ではなく、車外側に引き抜かれる場合は、安全性の観点から、引き抜きを検知することが重要である。
図1は、実施の形態1に係わる挟み込み検知スイッチの断面図である。図2は、実施の形態1に係わる挟み込み検知スイッチを示す斜視図である。ここで、図2(A)は、挟み込み検知スイッチ1の斜視図であり、図2(B)は、挟み込み検知スイッチ1に備えられる感圧検知部材5の斜視図である。図1は、図2(A)において、A−A断面から見た断面図である。
次に、物体を挟み込んだときの動作を説明する。図3は、実施の形態1に係わる挟み込み検知スイッチ1が、物体11を挟み込んだときの状態を示す断面図である。図3(A)は、物体11を挟み込んでいない初期状態を示している。図3(B)は、物体11を挟み込み、挟み込みにより、カバー部材4の変形部4−2が、初期状態に比べて、押し込まれた状態を示している。物体11に加わる荷重が増えることにより、変形部4−2の押込量は、図3(C)、図3(D)の順で増えている。図3(B)〜(D)において、二点鎖線は、図3(A)に示した初期状態のときの変形部の形状を示している。
次に、物体の引き抜きが行われたときの動作を説明する。図4は、実施の形態1に係わる挟み込み検知スイッチ1が、物体の引き抜きを検知するときの状態を示す断面図である。図4は、車外側から物体が引き抜かれたときのカバー部材4の状態を示している。
変形例として、3個の変形例を説明する。先ず、図5を用いて、2個の変形例を説明する。図5(A)は、実施の形態1の変形例に係わる挟み込み検知スイッチの構成を示す断面図である。また、図5(B)は、図5(A)に示した挟み込み検知スイッチの部分平面図である。
第1の変形例においては、カバー部材4を断面視で見たとき、受け面である第1上面9−1および第1斜面9−3に、感圧検知部材5に向く方向で突起した凸部30および33が配置されている。このような凸部30および33を配置することにより、挟み込みを検知する際に、感圧検知部材5を潰し易くすることが可能である。
第2の変形例においては、感圧検知部材5は、カバー部材4とは別体で準備される。第2の変形例においては、図5(A)に示すように、カバー部材4に挿入口40が形成される。この挿入口40に別体として準備されている感圧検知部材5を挿入する。第2の変形例においては、挿入口40の面積は、感圧検知部材5の面積よりも大きくする。これにより、挿入口40に感圧検知部材5を挿入する際に、感圧検知部材5が捩れるのを防ぐことが可能である。
次に、図1を用いて第3の変形例を説明する。第3の変形例においては、2個の感圧検知部材5がカバー部材4に設けられ、受け部9の外形形状が変更される。すなわち、第3の変形例に係わるカバー部材4の構造は、図1において、中心線CLIに対して一側(紙面右側)の構成が、中心線CLIを基準として反転された構造を備える。これにより、カバー部材4の変形部4−2においては、他側にも、一側と同様な感圧検知部材が第2の感圧検知部材として配置される。また、受け部2は、一側に、図1で説明した第1斜面9−3と第1上面9−1を備え、他側にも、一側と同じ第1斜面と第1上面を備える外形形状となる。言い換えると、変形例3に係わるカバー部材4は、感圧検知部材5、受け部9を含めて、中心線CLIを基準として左右対称の構造となる。
図6は、実施の形態2に係わる挟み込み検知スイッチ1の構成を示す断面図である。実施の形態1では、感圧検知部材5に対して、2面あるいは2方向に受ける受け面9を備えた挟み込み検知スイッチ1を説明した。実施の形態2および後で説明する実施の形態3においては、感圧検知部材5に対して、3面あるいは3方向に受ける受け面を備えた挟み込み検知スイッチが提供される。
図7は、実施の形態3に係わる挟み込み検知スイッチ1の構成を示す断面図である。実施の形態3においては、図7に示すように、感圧検知部材5は、中心線CLIの一側、すなわち車内側に配置されている。また、受け面9は、感圧検知部材5に対向した窪みを有する外形形状の突起部によって構成されている。図7では、受け面9の窪みは、上面9−1とこの上面9−1に連結した第1斜面9−3および第4斜面9−6によって形成されている。見方を変えると、実施の形態3に係わる受け部9は、実施の形態2で説明した凹みが、ベース面4−4上で、一側(図7では紙面右側)にシフトし、第5斜面9−8が、カバー部材4と一体となった構造と見なすこともできる。すなわち、実施の形態3では、凹みが、カバー部材4において偏在していると見なすことができる。
2 窓枠
3 窓ガラス
4 カバー部材
5 感圧検知部材
6、10 中空部
9 受け部
9−1 第1上面
9−3 第1斜面
20 自動車
21 制御装置
30、33 凸部
CLI カバー部材4の中心線
CNT 感圧検知部材5の中心点
Claims (6)
- 離間された複数の電極線を有する管状の1つの感圧検知部材と、前記感圧検知部材を覆う変形部を有するカバー部材と、前記変形部との間に中空部を形成する受け部と、を備える挟み込み検知スイッチであって、
前記感圧検知部材は、前記カバー部材とは別体であり、
前記受け部には、物体が挟まれて前記変形部及び前記中空部が変形することにより前記感圧検知部材が押し付けられる少なくとも2面の受け面が形成されている、
挟み込み検知スイッチ。 - 請求項1に記載の挟み込み検知スイッチにおいて、
前記受け部は、前記カバー部材を断面視で見たとき、前記カバー部材の中心線を基準として非対称である、挟み込み検知スイッチ。 - 離間された複数の電極線を有する管状の1つの感圧検知部材と、前記感圧検知部材を覆う変形部を有するカバー部材と、前記変形部との間に中空部を形成する受け部と、を備える挟み込み検知スイッチであって、
前記感圧検知部材は、前記カバー部材とは別体であり、
前記受け部には、物体が挟まれて前記変形部及び前記中空部が変形することにより前記感圧検知部材が押し付けられたとき、前記感圧検知部材を少なくとも2方向に受けることができる受け面が形成されている、挟み込み検知スイッチ。 - 請求項3に記載の挟み込み検知スイッチにおいて、
前記受け部は、前記カバー部材を断面視で見たとき、前記感圧検知部材に向けて凹んだ面を備え、前記凹んだ面が、前記受け面である、挟み込み検知スイッチ。 - 請求項4に記載の挟み込み検知スイッチにおいて、
前記感圧検知部材および前記凹みは、前記カバー部材を断面視で見たとき、前記カバー部材の中心線の位置に配置されている、挟み込み検知スイッチ。 - 離間された複数の電極線を有する管状の1つの感圧検知部材と、前記感圧検知部材を覆う変形部を有するカバー部材と、前記変形部との間に中空部を形成する受け部と、を備える挟み込み検知方法であって、
前記受け部は、物体が挟まれて前記変形部及び前記中空部が変形することにより前記感圧検知部材が押し付けられたとき、前記感圧検知部材を少なくとも2方向に受けることができる受け面で受ける、挟み込み検知方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58110185U (ja) * | 1982-01-23 | 1983-07-27 | 株式会社新潟鐵工所 | 戸ばさみ検知用センサの保持装置 |
JP2000343937A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 挟み込み検出装置及び開閉装置 |
JP2012181957A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Hitachi Cable Ltd | マットセンサ |
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