JP6380655B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、コントロールシャフトの回転位置に応じて圧縮比を変化させることが可能な可変圧縮比機構を有する内燃機関に関する。
特許文献1には、制御軸の回転位置に応じて内燃機関の燃焼室容積を変更して圧縮比を可変する圧縮比可変装置において、制御軸に固定された制御軸側ストッパ部材が、シリンダブロックに固定された本体側ストッパ部材に突き当てられることによって、制御軸の回転が規制される構成が開示されている。
例えば、上記本体側ストッパ部材のストッパ面を上記制御軸側ストッパ部材のストッパ面に突き当てることで制御軸の回転を規制するような構成では、制御軸側ストッパ部材及び本体側ストッパ部材の形状等のばらつきによって、制御軸側ストッパ部材の本体側ストッパ部材に突き当たる位置が変化する。
ここで、本体側ストッパ部材に制御軸側ストッパ部材が突き当てられた際に双方に生じる荷重は、制御軸の回転トルクが一定であれば、制御軸軸方向視で、制御軸の回転中心からの距離が近い位置で突き当てられるほど大きくなる。
つまり、本体側ストッパ部材及び制御軸側ストッパ部材の形状等のばらつきによっては、制御軸軸方向視で制御軸の回転中心からの距離が相対的に近い位置で本体側ストッパ部材に制御軸側ストッパ部材が片当たりしてしまい、本体側ストッパ部材と制御軸側ストッパ部材の双方に生じる荷重が相対的に大きくなってしまう虞がある。
特開2006−226133号公報
本発明の内燃機関は、コントロールシャフトの回転位置に応じて内燃機関の圧縮比を連続的に変化させることが可能な可変圧縮比機構と、上記コントロールシャフトの回転を規制する本体側ストッパと、を有するものであって、上記コントロールシャフトは、上記本体側ストッパと突き当たるコントロールシャフト側ストッパを備え、上記コントロールシャフト側ストッパは、上記本体側ストッパに突き当てられるコントロールシャフト側ストッパ面を有し、上記本体側ストッパは、上記コントロールシャフト側ストッパに突き当てられる本体側ストッパ面を有し、上記コントロールシャフト側ストッパが上記本体側ストッパに突き当てられる際に、上記本体側ストッパ面と上記コントロールシャフト側ストッパ面との間の距離は、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心側が長くなるよう設定されている。
本発明によれば、本体側ストッパ面及び制御側ストッパ面の双方に形状等のばらつきがあったとしても、本体側ストッパ面にコントロールシャフト側ストッパ面が突き当てられる際に、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心からの距離が相対的に近い位置でコントロールシャフト側ストッパ面が本体側ストッパ面に片当たりしてしまうことを回避することができる。そのため、本体側ストッパ部にコントロールシャフト側ストッパ部が突き当てられた際に本体側ストッパ部及びコントロールシャフト側ストッパ部の双方に生じる荷重が相対的に大きくなってしまうことを抑制することができる。
本発明に係る内燃機関が備える可変圧縮比機構の概略構成を模式的に示した説明図。 クランクシャフト及びコントロールシャフトの軸受部分の概略を模式的に示した説明図。 オイルパンとコントロールシャフトの軸受部分の斜視図。 本体側ストッパが設けられたメインベアリングキャップの正面図。 コントロールシャフトの正面図。 本体側ストッパとコントロールシャフト側ストッパの突き当たり方を模式的に示した説明図であって、(a)はコントロールシャフト回転中心に近い位置で片当たりする場合を示し、(b)は面接触する場合を示し、(c)はコントロールシャフト回転中心から遠い位置で片当たりする場合を示す。 本体側ストッパ面とコントロールシャフト側ストッパ面の設定を模式的に示した説明図。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る内燃機関が備える可変圧縮比機構1の概略構成を模式的に示した説明図である。
可変圧縮比機構1は、複リンク式ピストンクランク機構であって、ピストン2の上死点位置を変更することで機関圧縮比を変更するものである。
この可変圧縮比機構1は、クランクピン3に回転可能に取り付けられたロアリンク4と、このロアリンク4とピストン2とを連結するアッパリンク5と、偏心軸部7が設けられたコントロールシャフト6と、偏心軸部7とロアリンク4とを連結するコントロールリンク8と、を有している。
クランクシャフト9は、複数のジャーナル部10及びクランクピン3を備えている。クランクピン3は、ジャーナル部10から所定量偏心しており、ここにロアリンク4が回転可能に取り付けられている。
アッパリンク5は、一端がピストンピン11を介してピストン2に回転可能に連結され、他端が第1連結ピン12を介してロアリンク4の一端部に回転可能に連結されている。
コントロールリンク8は、一端が第2連結ピン13を介してロアリンク4の他端部に回転可能に連結され、他端が偏心軸部7に回転可能に連結されている。
なお、図1中の符号14はシリンダブロック、図1中の符号15は、ピストン2が往復動するシリンダである。
図2は、クランクシャフト9及びコントロールシャフト6の軸受部分の概略を模式的に示した説明図である。なお、この図2においては、シリンダブロック14の上部が省略されている。
可変圧縮比機構1は、シリンダブロック14のスカート部20と図3に示すオイルパン31とによって構成されるクランクケース内に収容される。
シリンダブロック14の下部は、気筒間及び気筒列方向の両端に位置するバルクヘッド21によって仕切られている。例えば、内燃機関が4気筒であれば、シリンダブロック14は5つのバルクヘッド21を有している。
そして、このバルクヘッド21とメインベアリングキャップ22とで構成されるクランクシャフト軸受部によって、クランクシャフト9のジャーナル部10が回転可能に支持されている。つまり、クランクシャフト9は、各気筒のクランクピン3の気筒列方向両側が、バルクヘッド21とメインベアリングキャップ22とによって、回転可能に支持されている。
メインベアリングキャップ22のうち後述するストッパ部材37に隣接するメインベアリングキャップ22のストッパ部材37が位置する側の側面には、図2〜図4に示すように、本体側ストッパとしての本体高圧縮比側ストッパ部35及び本体低圧縮比側ストッパ部36が突出形成されている。本体高圧縮比側ストッパ部35と本体低圧縮比側ストッパ部36は、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト6の両側に互いに離間して位置するよう形成される。
メインベアリングキャップ22の下部には、サブベアリングキャップ24がボルト(図示せず)で固定されている。
コントロールシャフト6は、メインベアリングキャップ22とサブベアリングキャップ24とで構成されるコントロールシャフト軸受部25に回転可能に支持されている。
コントロールシャフト6は、軸方向の所定位置に、コントロールシャフト径方向の外側に突出する一対のアーム部27、27を有している。また、コントロールシャフト6の軸方向所定位置には、図5に示すように、コントロールシャフト側ストッパとしてのストッパ部材37が固定されている。
アーム部27、27には、連結ピン29を介して、細長いリンク部材28の一端が回転可能に連結されている。
リンク部材28は、オイルパン31の外側に位置する図外のアクチュエータと連結されており、クランクシャフト軸直角方向に沿って往復動する。コントロールシャフト6は、リンク部材28の往復動がアーム部27、27を介して伝達されることで回転する。なお、上記アクチュエータは、例えば、電動モータであっても油圧駆動式のアクチュエータであってもよい。
ストッパ部材37は、メインベアリングキャップ22に形成された本体高圧縮比側ストッパ部35または本体低圧縮比側ストッパ部36に突き当てられることで、コントロールシャフト6の回転を規制するものである。
ストッパ部材37は、略扇形状を呈し、本体高圧縮比側ストッパ部35に突き当てられコントロールシャフト6の高圧縮比側への回転を規制するコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38と、本体低圧縮比側ストッパ部36に突き当てられコントロールシャフト6の低圧縮比側への回転を規制するコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39と、を有している。コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38とコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39とは、コントロールシャフト周方向で互いに離間した位置に形成されている。
コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38には、本体高圧縮比側ストッパ部35に突き当てられるコントロールシャフト側ストッパ面としてのコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が形成されている。
また、コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38は、本体高圧縮比側ストッパ部35に突き当てられる部分のコントロールシャフト径方向に沿った肉厚が相対的に厚くなるように形成されており、コントロールシャフト軸方向視で全体が略三角形状に突出している。
コントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39には、本体低圧縮比側ストッパ部36に突き当てられるコントロールシャフト側ストッパ面としてのコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ面41が形成されている。
また、コントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39は、本体低圧縮比側ストッパ部36に突き当てられる部分のコントロールシャフト径方向に沿った肉厚が相対的に厚くなるように形成されており、コントロールシャフト軸方向視で全体が略三角形状に突出している。
本体高圧縮比側ストッパ部35と本体低圧縮比側ストッパ部36は、コントロールシャフト6の両側に互いに離間して形成されている。
本体高圧縮比側ストッパ部35は、ストッパ部材37のコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が突き当てられる本体側ストッパ面としての本体高圧縮比側ストッパ面42を有している。
また、本体高圧縮比側ストッパ部35は、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38が突き当てられる部分の肉厚が相対的に厚くなるように形成されている。換言すると、本体高圧縮比側ストッパ部35は、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が遠くなるほど肉厚が相対的に厚くなるように形成されている。
本体低圧縮比側ストッパ部36は、ストッパ部材37のコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ面41が突き当てられる本体側ストッパ面としての本体低圧縮比側ストッパ面43を有している。
この可変圧縮比機構1においては、コントロールシャフト6が回転すると、偏心軸部7の中心位置が変化し、コントロールリンク8の他端の揺動支持位置が変化する。そして、コントロールリンク8の揺動支持位置が変化すると、シリンダ15内のピストン2の行程が変化し、ピストン上死点(TDC)におけるピストン2の位置が高くなったり低くなったりする。これにより、機関圧縮比を変えることが可能となる。
また、本体高圧縮比側ストッパ部35にストッパ部材37のコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38を突き当てることで、コントロールシャフト6の高圧縮比側の基準位置を学習することが可能となっている。さらに、本体低圧縮比側ストッパ部36にストッパ部材37のコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39を突き当てることで、コントロールシャフト6の低圧縮比側の基準位置を学習することが可能となっている。
本体高圧縮比側ストッパ部35に形成された本体高圧縮比側ストッパ面42にストッパ部材37のコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40を突き当てたり、本体低圧縮比側ストッパ部36に形成された本体低圧縮比側ストッパ面43にストッパ部材37のコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ面41を突き当てたりすることで、コントロールシャフト6の回転を規制する構成では、各ストッパ面40、41、42、43の形状等のばらつきによって、コントロールシャフト側ストッパ面40、41が突き当てられる本体側ストッパ面42、43の位置が変化することになる。
本体高圧縮比側ストッパ面42にコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が突き当てられた際に、本体高圧縮比側ストッパ部35及びストッパ部材37の双方に生じる荷重は、コントロールシャフト6の回転トルクが一定であれば、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が近い位置で突き当てられるほど大きくなる。
また、本体低圧縮比側ストッパ面43にコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ面41が突き当てられた際に、本体低圧縮比側ストッパ部36及びストッパ部材37の双方に生じる荷重は、コントロールシャフト6の回転トルクが一定であれば、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が近い位置で突き当てられるほど大きくなる。
例えば、図6に示すように、本体高圧縮比側ストッパ面42に、コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が突き当てられる際、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が相対的に近い位置でコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が本体高圧縮比側ストッパ面42に片当たりするような場合(図6a)、本体高圧縮比側ストッパ面42とコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40とが片当たりすることなく面接触する場合(図6b)や、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が相対的に遠い位置でコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が本体高圧縮比側ストッパ面42に片当たりするような場合(図6c)に比べてトルクの腕の長さが短くなるため、コントロールシャフト6の回転トルク一定であれば、突き当てられた際に本体高圧縮比側ストッパ部35及びストッパ部材37の双方に生じる荷重が相対的に大きくなる。
なお、本体高圧縮比側ストッパ面42とコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40とが片当たりすることなく面接触する場合、コントロールシャフト回転中心Cから両者の接触位置までの距離は、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が相対的に近い位置でコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が本体高圧縮比側ストッパ面42に片当たりするような場合よりも相対的に長くなるとみなすことができ、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が相対的に遠い位置でコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が本体高圧縮比側ストッパ面42に片当たりするような場合よりも相対的に短くなるとみなすことができる。
そこで、本実施例においては、図7に示すように。コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38が本体高圧縮比側ストッパ部35に突き当てられる際に、コントロールシャフト軸方向視で、互いに対向する本体高圧縮比側ストッパ面42とコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40との間の距離が、コントロールシャフト回転中心C側ほど相対的に長くなるように設定する。同様に、コントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39が本体低圧縮比側ストッパ部36に突き当てられる際に、コントロールシャフト軸方向視で、互いに対向する本体低圧縮比側ストッパ面43とコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ面41との間の距離が、コントロールシャフト回転中心C側ほど相対的に長くなるように設定する。
換言すると、ストッパ部材37が本体高圧縮比側ストッパ部35に突き当てられる際に、コントロールシャフト軸方向視で、本体高圧縮比側ストッパ面42に対してコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40がコントロールシャフト回転中心Cからの距離が遠い側で片当たりするように設定されている。また、ストッパ部材37が本体低圧縮比側ストッパ部36に突き当てられる際に、コントロールシャフト軸方向視で、本体低圧縮比側ストッパ面43に対してコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ面41がコントロールシャフト回転中心Cからの距離が遠い側で片当たりするように設定されている。
これによって、本体高圧縮比側ストッパ面42及びコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40の双方に形状等のばらつきがあったとしても、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が相対的に近い位置でコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ面40が本体高圧縮比側ストッパ面42に片当たりしてしまうことを回避することができ、本体高圧縮比側ストッパ部35及びストッパ部材37の双方に生じる荷重が相対的に大きくなってしまうことを抑制することができる。また、本体低圧縮比側ストッパ面43及びコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ面41の双方に形状等のばらつきがあったとしても、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が相対的に近い位置でコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ面41が本体低圧縮比側ストッパ面43に片当たりしてしまうことを回避することができ、本体低圧縮比側ストッパ部36及びストッパ部材37の双方に生じる荷重が相対的に大きくなってしまうことを抑制することができる。
コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38とコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39とが、コントロールシャフト周方向で互いに離間して形成されているので、必要な位置に必要最小限の大きさのコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38とコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39を設定することができる。すなわち、コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38とコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39とが1つのストッパ部として突出形成される構成に比べてストッパ部材37を小型化でき、ストッパ部材37の全体を軽量化することができる。
コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38は、本体高圧縮比側ストッパ部35に突き当てられる部分のコントロールシャフト径方向に沿った肉厚が相対的に厚くなるように形成されている。そのため、コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38は、コントロールシャフト径方向に沿った肉厚を必要最低限の厚さに設定して要求される強度を確保することができる。
コントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39は、本体低圧縮比側ストッパ部36に突き当てられる部分のコントロールシャフト径方向に沿った肉厚が相対的に厚くなるように形成されている。そのため、コントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39は、コントロールシャフト径方向に沿った肉厚を必要最低限の厚さに設定して要求される強度を確保することができる。
本体高圧縮比側ストッパ部35は、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38が突き当てられた際に接触する部分の肉厚が相対的に厚くなるように形成されている。そのため、本体高圧縮比側ストッパ部35は、コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部38が突き当てられた際の強度を向上させることができる。
なお、本体低圧縮比側ストッパ部36についても、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部39が突き当てられる部分の肉厚が相対的に厚くなるように形成してもよい。すなわち、本体低圧縮比側ストッパ部36についても、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心Cからの距離が遠くなるほど肉厚が相対的に厚くなるように形成してもよい。
また、上述した実施例では、高圧縮比側と低圧縮比側の双方で、突き当てられる際のストッパ面間の距離が、コントロールシャフト回転中心C側ほど相対的に長くなるように設定されているが、どちらか一方のみ、突き当てられる際のストッパ面間の距離が、コントロールシャフト回転中心C側ほど相対的に長くなるように設定するようにしてもよい。
例えば、コントロールシャフト6の基準位置学習の頻度が高い側のみや、コントロールシャフト6を回転させる上記アクチュエータが故障して圧縮比が維持できない場合に筒内圧荷重をうける低圧縮比側のみを、コントロールシャフト軸方向視で、突き当てられる際のストッパ面間の距離がコントロールシャフト回転中心C側ほど相対的に長くなるように設定するようにしてもよい。
上述した実施例においては、コントロールシャフト6に別部材のストッパ部材37を固定した構成となっているが、鍛造したコントロールシャフト6に対して、コントロールシャフト側ストッパを機械加工してもよい。

Claims (4)

  1. コントロールシャフトの回転位置に応じて内燃機関の圧縮比を連続的に変化させることが可能な可変圧縮比機構と、上記コントロールシャフトの回転を規制する本体側ストッパと、を有する内燃機関において、
    上記コントロールシャフトは、上記本体側ストッパと突き当たるコントロールシャフト側ストッパを備え、
    上記コントロールシャフト側ストッパは、上記本体側ストッパに突き当てられるコントロールシャフト側ストッパ面を有し、
    上記本体側ストッパは、上記コントロールシャフト側ストッパに突き当てられる本体側ストッパ面を有し、
    上記コントロールシャフト側ストッパが上記本体側ストッパに突き当てられる際に、上記本体側ストッパ面と上記コントロールシャフト側ストッパ面との間の距離は、コントロールシャフト軸方向視で、コントロールシャフト回転中心側ほど相対的に長くなるように設定されている内燃機関。
  2. 上記コントロールシャフト側ストッパは、上記コントロールシャフトの高圧縮比側への変位を規制するコントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部と、上記コントロールシャフトの低圧縮比側への変位を規制するコントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部と、を有し、
    上記コントロールシャフト高圧縮比側ストッパ部と上記コントロールシャフト低圧縮比側ストッパ部とは、上記コントロールシャフトの周方向に互いに離間して形成されている請求項1に記載の内燃機関。
  3. 上記コントロールシャフト側ストッパは、上記本体側ストッパに突き当てられる部分のコントロールシャフト径方向に沿った肉厚が相対的に厚くなるように形成されている請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 上記本体側ストッパは、上記コントロールシャフト回転中心からの距離が遠いほど肉厚が相対的に厚くなるように形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関。
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