JP6379836B2 - 液体容器およびカートリッジの製造方法 - Google Patents
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Description
図1は本発明を適用した液体容器を備えるカートリッジの斜視図であり、図2はその分解斜視図である。図1のカートリッジ10は、印刷装置に設けられたカートリッジホルダーに着脱可能である。本明細書では、印刷装置の全体構成については図示を省略する。印刷装置は、印刷媒体にインクを噴射してインクドットを形成するインクジェットヘッドを備える。インクジェットヘッドは、インクチューブを介してカートリッジホルダーに接続される。カートリッジ10をカートリッジホルダーに装填すると、カートリッジ10内のインクがインクチューブを介してインクジェットヘッドに供給される。
ケース20は、蓋ケース21とケース本体部22を備える。蓋ケース21は、ケース20の−Y方向側の端部(前端部)を構成する。ケース20から蓋ケース21を取り外した部分がケース本体部22である。ケース本体部22は、容器幅方向Xの中央で第1ケース22Aと第2ケース22Bに分離可能である。第1ケース22Aは、ケース20の+X方向側の側面を構成し、第2ケース22Bはケース20の−X方向側の側面を構成する。ケース20は、全体として略直方体状であり、その内部には容器収容空間R1(図3〜図5参照)が形成されている。容器収容空間R1には液体容器30が収容される。
液体容器30は、上述したように、インクパック40と、その前端に固定されたアダプター50を備える。アダプター50は、インクパック40内に充填されたインクを外部に供給するインク供給部(後述するインク供給管54)を備える。インクパック40は、容器前後方向Yに長い袋状であり、その内部には液体収容空間R2が形成されている。図2に示すように、インクパック40は、2枚の可撓性のフィルム材を重ねてその容器上下方向Zの側端および+Y方向の後端を溶着して形成されている。
図3、図4は、カートリッジ10の製造方法を示す説明図であり、図3は、ケース20に液体容器30を挿入する様子を示す斜視図である。図3では、液体容器30のインクパック40のみを図示し、アダプター50は図示を省略している。また、図4は、液体容器30が挿入されたケース20をXZ面で切断した断面図である。カートリッジ10の製造時には、空のケース20と空の液体容器30を準備し、ケース20の容器収容空間R1に空の液体容器30を挿入する挿入ステップを行う。続いて、ケース20の容器収容空間R1内に収容された液体容器30のインクパック40にインクを注入する注入ステップを行う。これにより、インクパック40の液体収容空間R2にインクが充填された液体容器30をケース20に収容したカートリッジ10が完成する。
図5はケース20の容器収容空間R1と液体容器30の液体収容空間R2の寸法を模式的に示す説明図であり、図5(a)はケース20の容器収容空間R1の容器前後方向Yの寸法L1を示し、図5(b)は液体容器30の液体収容空間R2の容器前後方向Yの寸法L2を示す。また、図6は液体容器30の後端部30Bの収容形状を模式的に示す説明図であり、図6(a)はインクを充填する前の状態、図6(b)はインクを充填した後の状態である。
以上のように、本形態の液体容器30およびカートリッジ10は、ケース20の内部空間(容器収容空間R1)の容器前後方向Y(すなわち、液体容器30が挿入される挿入方向A)の寸法L1よりも、液体容器30の液体収容空間R2の、前端部30Aから後端部30Bへ向かう方向の寸法L2の方が長い。従って、可撓性の液体容器30をケース20に収容するとき、液体容器30の長さが収容される空間の長さを超えることになり、液体容器30がケース20内で変形する。例えば、液体容器30の後端部30Bが湾曲状に変形し、液体容器30の液体収容空間R2にインクが充填されて液体容器30が膨らんだ状態になっても、湾曲状態を維持している。このように、湾曲状に変形した部分は弾性変形するため、ケース20が落下して衝撃が加わったり、ケース20が振動したときなどに、この部分の弾性力によって衝撃や振動が低減される。従って、液体容器30の耐衝撃性が向上する。
Claims (8)
- 印刷装置に装着可能なケースに収容される可撓性の液体容器であって、
前記印刷装置に液体を供給するための液体供給部と、
前記液体を収容するための液体収容空間が形成されたインクパックと、を備え、
前記インクパックは、前記液体供給部が設けられる前端部と、
前記前端部と逆の側の端部である後端部と、を有し、
前記前端部は、前記前端部側の端縁が溶着された前端縁を含み、
前記後端部は、前記後端部側の端縁が溶着された後端縁を含み、
前記前端縁と前記後端縁との間に形成された前記液体収容空間の長さが、前記ケースの容器収容空間の長さよりも長い、
ことを特徴とする液体容器。 - 前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、
前記液体収容空間のうちの前記後端部が湾曲している、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体容器。 - 前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、
前記液体収容空間のうちの前記後端部の少なくとも一部が前記ケースに接触している、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の液体容器。 - 前記前端部および前記後端部と交差する方向に延在し、前記ケース内で前記液体容器の挿入方向に延在する溝に挿入される側端部、を更に備え、
前記側端部と前記後端部とが交差する角部が欠けている、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の液体容器。 - 前記前端部と前記後端部の間で前記液体収容空間を囲む容器側面部、を更に備え、
前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、
前記後端部は、前記容器側面部に接触していない、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の液体容器。 - 前記液体が、最大注入量よりも少なく前記液体収容空間に注入されている、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の液体容器。 - 印刷装置に装着可能なケースと、前記ケースに収容される可撓性の液体容器と、を備えるカートリッジの製造方法であって、
前記液体容器は、
前記印刷装置に液体を供給するための液体供給部と、
前記液体を収容するための液体収容空間が形成されるインクパックと、を備え、
前記インクパックは、前記液体供給部が設けられる前端部と、
前記前端部と逆の側の端部である後端部と、を有し、
前記前端部は、前記前端部側の端縁が溶着された前端縁を含み、
前記後端部は、前記後端部側の端縁が溶着された後端縁を含み、
前記液体容器を、
前記前端縁と前記後端縁との間に形成される前記液体収容空間の長さが、前記ケースの容器収容空間の長さよりも長い形状とし、
前記液体容器を前記後端部から前記ケースに挿入する挿入ステップと、
前記液体容器が前記ケースに収容された状態において、前記液体供給部から前記液体収容空間に前記液体を注入する注入ステップと、
を行うことを特徴とするカートリッジの製造方法。 - 前記挿入ステップでは、
前記液体収容空間のうちの前記後端部を湾曲させて前記容器収容空間に収容し、
前記注入ステップでは、
前記後端部が湾曲している前記液体容器に、前記液体を注入する、
ことを特徴とする請求項7に記載のカートリッジの製造方法。
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JP2014163410A JP6379836B2 (ja) | 2014-08-11 | 2014-08-11 | 液体容器およびカートリッジの製造方法 |
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