JP6379836B2 - 液体容器およびカートリッジの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インク等の液体を収容する液体容器、および液体容器をケースに収容したカートリッジの製造方法に関する。
従来から、インク等の液体を貯留するカートリッジとして、箱型のケースに可撓性のインクパック(液体容器)を収容したものが用いられている。特許文献1には、この種のカートリッジの一例が開示されている。特許文献1のインクカートリッジは、外箱と、外箱内に収容される可撓性のインクパックと、外箱内でインクパックを挟持する保護部材を備える。インクパックは、外箱の前端面および後端面に沿った辺に熱溶着部が形成されている。インクパックは、インクが充填された状態では膨らんでいる。保護部材は、膨らんだインクパックの前端および後端の熱溶着部に沿った部分と外箱との隙間を埋めるように、外箱の前端面および後端面に沿った部分が厚い形状になっている。インクパックは、保護部材によって挟まれて移動が規制されるので、外箱内でがたつくことが防止される。
特開2006−312276号公報
特許文献1のカートリッジでは、インクパックの後端の熱溶着部が、外箱の後端面に対して垂直に延びた状態でインクパックが収容されている。このような構成では、カートリッジが振動したり、あるいはカートリッジに落下等による衝撃が加わると、インクパックが慣性によって外箱内で容器前後方向に移動して、熱溶着部が外箱の後端面に垂直に衝突する。従って、インクパックの後端の熱溶着部が衝撃で破断するおそれがある。このため、耐衝撃性が十分とはいえない。
また、特許文献1のように、外箱とインクパックとの間に保護部材を配置してインクパックの移動を規制する構造では、保護部材を配置するスペースがデッドスペースになる。従って、インクパックに注入できるインク量が少なくなってしまう。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、耐衝撃性に優れ、且つ、液体注入量を多くすることができる液体容器、およびこのような液体容器を用いたカートリッジとその製造方法を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の液体容器は、印刷装置に装着可能なケースに収容される可撓性の液体容器であって、前記印刷装置に液体を供給する液体供給部が設けられる前端部と、前記前端部と逆の側の端部である後端部と、を備え、前記液体が収容される液体収容空間の前記前端部から前記後端部へ向かう方向の長さが、前記ケースの容器収容空間の長さよりも長い、ことを特徴とする。
本発明によれば、ケースの内部空間(容器収容空間)の長さよりも、液体容器の液体収容空間の長さの方が長い。従って、可撓性の液体容器をケースに収容するとき、収容される空間の長さを超える部分がケース内で変形する。従って、変形した部分の緩衝作用により、液体容器の耐衝撃性が向上する。また、ケースと液体容器との隙間を別体の保護部材を配置する構成と比較してデッドスペースを少なくすることができる。従って、従来の液体容器よりも耐衝撃性を向上させることができ、液体注入量を多くすることができる。
本発明において、前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、前記後端部が湾曲している、ことが望ましい。このようにすると、衝撃時などにケース内で液体容器が動いたとしても、液体容器の後端部がケースの後端面に対して垂直な方向に衝突することがない。従って、液体容器の後端部が熱溶着部であった場合などに、その部分が後端面と衝突し、その衝撃によって破断するおそれを低減させることができる。よって、液体漏れのおそれを低減させることができる。
本発明において、前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、前記後端部の少なくとも一部が前記ケースに接触している、ことが望ましい。後端部の少なくとも一部、例えば、後端部の側面(容器前後方向と交差する面)がケースに接触していることで、ケースが振動したときに、変形している後端部の弾性力によって液体容器の振動を抑えることができる。従って、振動によって液体容器に皺や傷等が発生し、液体漏れが発生するおそれを低減させることができる。
本発明において、前記前端部および前記後端部と交差し、前記ケース内で前記液体容器の挿入方向に延在する溝に挿入される側端部、を更に備え、前記側端部と前記後端部とが交差する角部が欠けている、ことが望ましい。このようにすると、液体容器をケースに挿入する際に、側端部を溝に挿入して液体容器に折れや皺が発生することを回避しつつ、後端部を変形させて弾性を持たせることができる。また、角部があると、その部分に液体が残りやすいが、角部を欠いた形状にすることで、液体の残留を少なくすることができる。
本発明において、前記前端部と前記後端部の間で前記液体収容空間を囲む容器側面部、を更に備え、前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、前記後端部は、前記容器側面部に接触していない、ことが望ましい。このようにすると、ケースが振動したときに、後端部と容器側面とが擦れて傷つくおそれがない。従って、振動によって液体容器に傷等が発生し、液体漏れが発生するおそれを低減させることができる。
本発明において、前記液体は、最大注入量よりも少なく前記液体収容空間に注入されていることが望ましい。上記のように、本発明では、液体容器がケース内で変形すること、例えば、後端部が湾曲することによって耐衝撃性が向上している。従って、液体容器が最大注入量よりも少なく、ケースと液体容器との間に隙間が生じたとしても、振動によって液体容器に皺や傷等が発生し、液体漏れが発生するおそれが少ない。よって、用途に応じて液体の注入量を変更することが可能である。
次に、本発明は、印刷装置に装着可能なケースと、前記ケースに収容される可撓性の液体容器と、を備えるカートリッジの製造方法であって、前記液体容器を、前記印刷装置に液体を供給する液体供給部が設けられる前端部から、当該前端部と逆の側の端部である後端部へ向かう方向の液体収容空間の長さが、前記ケースの容器収容空間の長さよりも長い形状とし、前記液体容器を前記後端部から前記ケースに挿入する挿入ステップと、前記液体容器が前記ケースに収容された状態において、前記液体供給部から前記液体収容空間に前記液体を注入する注入ステップと、を行うことを特徴とする。
本発明によれば、ケースより長い液体容器をケースに挿入してから液体を注入するので、後端部を変形させて弾性を持たせることが容易である。また、ケースと液体容器との隙間が少なくなるまで液体を注入することが容易である。従って、従来よりも耐衝撃性が高く、液体注入量が多いカートリッジを容易に製造できる。
本発明のカートリッジの製造方法において、前記挿入ステップでは、前記液体容器の後端部を湾曲させて前記容器収容空間に収容し、前記注入ステップでは、前記後端部が湾曲している前記液体容器に、前記液体を注入する、ことが望ましい。このようにすると、衝撃によって液体容器の後端部が破断するおそれが少なく、液体漏れのおそれが少ない。
本発明を適用した液体容器を備えるカートリッジの斜視図である。 本発明を適用した液体容器を備えるカートリッジの分解斜視図である。 ケースに液体容器を挿入する様子を示す斜視図である。 液体容器が挿入されたケースをXZ面で切断した断面図である。 ケースの容器収容空間と液体容器の液体収容空間の寸法を模式的に示す説明図である。 液体容器の後端部の収容形状を模式的に示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したカートリッジおよびそのケースに収容される液体容器、ならびにカートリッジの製造方法の実施形態を説明する。以下の実施形態は、本発明をインクジェットプリンターに着脱されるインクカートリッジとその液体容器に適用したものであるが、本発明は、インク以外の液体を収容する液体容器およびカートリッジにも適用可能である。
(カートリッジの全体構成)
図1は本発明を適用した液体容器を備えるカートリッジの斜視図であり、図2はその分解斜視図である。図1のカートリッジ10は、印刷装置に設けられたカートリッジホルダーに着脱可能である。本明細書では、印刷装置の全体構成については図示を省略する。印刷装置は、印刷媒体にインクを噴射してインクドットを形成するインクジェットヘッドを備える。インクジェットヘッドは、インクチューブを介してカートリッジホルダーに接続される。カートリッジ10をカートリッジホルダーに装填すると、カートリッジ10内のインクがインクチューブを介してインクジェットヘッドに供給される。
図1、図2に示すように、カートリッジ10は、箱型のケース20と、その内部に収容される可撓性の液体容器30を備える。液体容器30は、可撓性のインクパック40と、インクパック40の前端に固定されるアダプター50を備える。以下、本明細書において、互いに直交する3方向を容器幅方向X、容器前後方向Y、容器上下方向Zとする。また、容器幅方向Xの一方側および他方側を+X方向および−X方向とし、容器前後方向Yの一方側および他方側を+Y方向および−Y方向とし、容器上下方向Zの一方側および他方側を+Z方向および−Z方向とする。
(ケース)
ケース20は、蓋ケース21とケース本体部22を備える。蓋ケース21は、ケース20の−Y方向側の端部(前端部)を構成する。ケース20から蓋ケース21を取り外した部分がケース本体部22である。ケース本体部22は、容器幅方向Xの中央で第1ケース22Aと第2ケース22Bに分離可能である。第1ケース22Aは、ケース20の+X方向側の側面を構成し、第2ケース22Bはケース20の−X方向側の側面を構成する。ケース20は、全体として略直方体状であり、その内部には容器収容空間R1(図3〜図5参照)が形成されている。容器収容空間R1には液体容器30が収容される。
カートリッジ10は、蓋ケース21が配置された側を先頭にして、印刷装置のカートリッジホルダーに挿入される。蓋ケース21の−Y方向側の端面23は、カートリッジ10の前端面を構成しており、カートリッジホルダーに当接する当接面である。端面23の+Z方向側の端部は凹んでおり、ここに端子部24が形成されている。端子部24には、基板25が取り付けられている。図1は基板25が端子部24に固定された状態を示し、図2は基板25を取り外した状態を示す。図1に示すように、基板25には複数の端子25aが形成されている。また、蓋ケース21の端面23には、端子部24の−Z方向側に凹部26が形成され、凹部26に対して更に−Z方向側に貫通孔27が形成されている。凹部26の底面には、インク供給孔26aが開口する。
印刷装置のカートリッジホルダーにカートリッジ10が装着されたとき、端子部24に固定されている基板25上の端子25aは、カートリッジホルダーに設けられた印刷装置側の端子と接触する。また、このとき、インク供給孔26aには、カートリッジホルダーに設けられたインク供給針が配置される。インク供給孔26aには、後述するように、液体容器30のインク供給管54が露出している。従って、インク供給針はインク供給管54に挿入される。その結果、液体容器30は、インク供給針を介して、印刷装置側のインクチューブと接続される。また、貫通孔27には、カートリッジホルダーに設けられた検出レバーが挿入される。検出レバーについては後述する。
(液体容器)
液体容器30は、上述したように、インクパック40と、その前端に固定されたアダプター50を備える。アダプター50は、インクパック40内に充填されたインクを外部に供給するインク供給部(後述するインク供給管54)を備える。インクパック40は、容器前後方向Yに長い袋状であり、その内部には液体収容空間R2が形成されている。図2に示すように、インクパック40は、2枚の可撓性のフィルム材を重ねてその容器上下方向Zの側端および+Y方向の後端を溶着して形成されている。
インクパック40は、−Y方向側の端縁である前端縁41と、+Y方向側の端縁である後端縁42と、+Z方向側の端縁である第1側端縁43(側端部)と、−Z方向の端縁である第2側端縁44(側端部)を備える。後端縁42と第1側端縁43とが交差する角部は斜めに欠けており、この部分の端縁は傾斜部45となっている。また、後端縁42と第2側端縁44とが交差する角部も斜めに欠けており、この部分の端縁は傾斜部46となっている。インクパック40の後端縁42および傾斜部45、46が形成された部位は、液体容器30の後端部30Bを構成している。
また、インクパック40は、液体収容空間R2の+X方向に位置するフィルム材からなる第1側面部47(容器側面部)と、液体収容空間R2の−X方向に位置するフィルム材からなる第2側面部48(容器側面部)を備える。液体容器30の液体収容空間R2は、前端縁41と後端縁42の間で、第1側面部47と第2側面部48によって囲まれている。第1側面部47と第2側面部48は、−Y方向側を除く3方向の外周縁で溶着されている。溶着された部分は、上述した第1側端縁43、傾斜部45、後端縁42、傾斜部46、および第2側端縁44を構成している。一方、インクパック40の前端縁41には、開口41aが形成されている。
アダプター50は、容器上下方向Zに延在する略長方形のアダプター本体部51を備える。アダプター本体部51の+Y方向側の面(インクパック40側の面)には、インクパック40側に突出する凸部52が形成されている。凸部52はインクパック40の前端縁41の開口41a内に配置される。凸部52に前端縁41を溶着することで、アダプター50がインクパック40に固定されている。前端縁41およびアダプター50は、液体容器30の前端部30Aを構成している。
アダプター本体部51の−Y方向側の面(インクパック40の逆側の面)には、インク注入口53と、インク供給管54と、インク検出室55が、容器上下方向Zの上側(+Z方向側)から下側(−Z方向側)に向けてこの順で配置されている。インク注入口53は、インクパック40内の液体収容空間R2に連通しており、後述するように、液体収容空間R2へのインクの注入後に封鎖される。
インク検出室55は、カートリッジ10が印刷装置のカートリッジホルダーに装着されたとき、インクパック40内のインクの残存状態を検出する機構を構成する。すなわち、インク検出室55は、アダプター本体部51から−Y方向に突出する円筒状の周壁部55aに囲まれた凹部空間を可撓性のフィルム部材55bで塞いでおり、凹部空間には受圧部材55cとバネ55dが配置されている。インク検出室55はインクパック40の液体収容空間R2に連通しており、逆止弁55eを通じて液体収容空間R2からインクが流れ込む。フィルム部材55bの−Y方向側には、容器前後方向Yに揺動可能なセンサーレバー56が配置される。センサーレバー56は、蓋ケース21の貫通孔27からケース20内に挿入された印刷装置側の検出レバーによって+Y方向に押圧されてフィルム部材55bを押圧する。従って、センサーレバー56および印刷装置側の検出レバーは、インク検出室55内のインクの圧力、すなわち、液体収容空間R2内のインクの圧力に応じた位置に変位する。従って、印刷装置側では、カートリッジ10が装着されたとき、検出レバーの位置に基づいてカートリッジ10内のインクの残存状態を検出することが可能である。
上述したように、インクパック40の前端縁41にアダプター50を取り付けることで、液体容器30の前端部30Aにインク供給管54(液体供給部)が設けられている。インク供給管54は、インクパック40内の液体収容空間R2に連通している。インク供給管54は、液体容器30をケース20に収容した状態で蓋ケース21のインク供給孔26aに配置される。カートリッジ10を印刷装置のカートリッジホルダーに装着したとき、カートリッジ10の前端側(−Y方向側)からインク供給針がインク供給管54に挿入される。従って、インク供給管54から、液体収容空間R2内のインクを印刷装置に供給可能となる。インク供給管54には、インク供給針が挿入されないときにインク供給管54を封鎖する封鎖機構57が設けられている。封鎖機構57は、バネ座によって−Y方向に付勢されたシール部材等によって構成されている。
(カートリッジの製造方法)
図3、図4は、カートリッジ10の製造方法を示す説明図であり、図3は、ケース20に液体容器30を挿入する様子を示す斜視図である。図3では、液体容器30のインクパック40のみを図示し、アダプター50は図示を省略している。また、図4は、液体容器30が挿入されたケース20をXZ面で切断した断面図である。カートリッジ10の製造時には、空のケース20と空の液体容器30を準備し、ケース20の容器収容空間R1に空の液体容器30を挿入する挿入ステップを行う。続いて、ケース20の容器収容空間R1内に収容された液体容器30のインクパック40にインクを注入する注入ステップを行う。これにより、インクパック40の液体収容空間R2にインクが充填された液体容器30をケース20に収容したカートリッジ10が完成する。
挿入ステップは、以下のように行う。図3に示すように、液体容器30の挿入時には、ケース本体部22から蓋ケース21を取り外す。この状態で、ケース本体部22の−Y方向の端部には、容器収容空間R1の一端が開口している。挿入ステップでは、空のインクパック40の後端縁42を先頭にして、ケース本体部22の容器収容空間R1に液体容器30を挿入する。ケース20への液体容器30の挿入方向Aは、インクパック40の前端縁41から後端縁42へ向かう方向、すなわち、液体容器30の前端部30Aから後端部30Bへ向かう方向であり、ケース20の容器前後方向Yの一方側(+Y方向側)へ向かう方向である。
本形態では、ケース20に、液体容器30の挿入時に液体容器30をガイドする構造が設けられている。図4に示すように、ケース本体部22は、容器上下方向Zに対向する第1側壁部22aと第2側壁部22bを備える。第1側壁部22aは容器収容空間R1の+Z方向側に位置し、第2側壁部22bは容器収容空間R1の−Z方向側に位置する。第1側壁部22aは二重壁となっており、二重壁を構成する内側壁と外側壁の間に第1収容部28が形成されている。第1側壁部22aの内側壁には、その容器幅方向Xの中央に、第1収容部28への入口であるスリット状の開口28aが形成されている。同様に、第2側壁部22bも二重壁となっており、内側壁と外側壁の間に第2収容部29が形成されている。第2側壁部22bの内側壁には、その容器幅方向Xの中央に、第2収容部29への入口であるスリット状の開口29aが形成されている。開口28a、29aは容器上下方向Zに対向しており、容器前後方向Yに一直線状に延在している。第1収容部28および開口28aは、容器収容空間R1に連通する溝を構成している。また、第2収容部29および開口29aは、容器収容空間R1に連通する溝を構成している。
第1収容部28と第2収容部29は、その容器上下方向Zの高さが、インクパック40の第1側端縁43と第2側端縁44の厚さよりも大きい。また、開口28a、29aの容器幅方向Xの開口幅は、第1側端縁43と第2側端縁44の厚さよりも大きい。第1収容部28と第2収容部29は、ケース本体部22の−Y方向の端面に開口している。従って、液体容器30をインクパック40の後端縁42から容器収容空間R1に挿入するときは、+X方向側あるいは−X方向側に屈曲させた第1側端縁43をスリット状の開口28aを通じて第1収容部28に挿入し、+X方向側あるいは−X方向側に屈曲させた第2側端縁44をスリット状の開口29aを通じて第2収容部29に挿入する。図3の例では、第1側端縁43を+X方向側に屈曲させ、第2側端縁44を−X方向側に屈曲させて挿入している。
このようにすると、第1側端縁43が第1収容部28および開口28aによってガイドされ、第2側端縁44が第2収容部29と開口29aによってガイドされながら、インクパック40が容器収容空間R1に挿入される。空のインクパック40は容器幅方向Xに潰れており、第1側面部47と第2側面部48が重なった状態になっている。容器収容空間R1への挿入が完了したとき、空のインクパック40は、図4に示すように、容器上下方向Zの両端が屈曲されて、全体として略S字状に曲がった状態でケース20に収容される。
ここで、インクパック40の第1側面部47と第2側面部48は、後述するようにインクの充填時にケース20の内壁面に沿って膨らんだ形状になるため、その容器上下方向Zの寸法が、容器収容空間R1の容器上下方向Zの高さよりも長い。従って、図4に示す空の状態では、溶着部である第1側端縁43だけでなく、その内側(下側)のインク充填時に膨らむ部分も、開口28aから第1収容部28内に挿入された状態になっている。同様に、第2側端縁44の内側(上側)のインク充填時に膨らむ部分も、開口29aから第2収容部29内に挿入された状態になっている。
次に、液体容器30にインクを注入する注入ステップは、以下のように行う。注入ステップは、ケース本体部22から蓋ケース21を取り外した状態で行う。上述したように、液体容器30の前端部30Aには、インク注入口53が形成されている。注入ステップでは、インク注入口53からインクパック40内の液体収容空間R2にインクを注入する。このとき、予め設定した規定量のインクを注入してインクパック40に充填する。規定量のインクの充填が完了すると、インク注入口53を封止する。インクの充填完了後に、蓋ケース21をケース本体部22に取り付けると、封止されたインク注入口53は蓋ケース21で覆われる。
インクパック40は、インクの充填が完了したとき、図4において破線で示すように、第1側面部47と第2側面部48がケース本体部22の内壁面に沿った形状に膨らんでいる。膨らんだ状態の第1側面部47と第2側面部48の間には、インクが充填された液体収容空間R2が形成される。このとき、インクパック40が空の状態では第1、第2収容部28、29内に引き込まれていた部分のうち、インク充填時に膨らむ部分は容器収容空間R1内に引き出されている。従って、第1、第2収容部28、29内に引き込まれている部分は、インクパック40が空のときよりも短くなっている。
(液体容器30の後端部30Bの収容形状)
図5はケース20の容器収容空間R1と液体容器30の液体収容空間R2の寸法を模式的に示す説明図であり、図5(a)はケース20の容器収容空間R1の容器前後方向Yの寸法L1を示し、図5(b)は液体容器30の液体収容空間R2の容器前後方向Yの寸法L2を示す。また、図6は液体容器30の後端部30Bの収容形状を模式的に示す説明図であり、図6(a)はインクを充填する前の状態、図6(b)はインクを充填した後の状態である。
図3、図5に示すように、ケース20の内部に形成されている容器収容空間R1は、容器前後方向Yの長さが、他の方向(容器幅方向X、容器上下方向Z)の長さよりも長い寸法L1である。容器収容空間R1には、容器前後方向Yの一方側(−Y方向側)の端部から他方側(+Y方向側)に向けて、容器収容空間R1の長手方向に液体容器30が挿入される。すなわち、ケース20への液体容器30の挿入方向Aは、容器前後方向Yとなっている。一方、図5に示すように、液体容器30の液体収容空間R2は、その前端部30Aから後端部30Bへ向かう方向(すなわち、ケース20への挿入時に容器前後方向Yと一致する方向)の寸法L2が、上述した容器収容空間R1の長手方向の寸法L1よりも長くなるように形成されている。
図1、図5に示すように、液体容器30は、ケース20に収容されたとき、インクパック40が全体としてケース本体部22内に収まり、ケース本体部22から−Y方向に突出したアダプター50の部分が蓋ケース21によって覆われる。従って、容器収容空間R1の寸法L1よりも液体収容空間R2の寸法L2の方が長い場合、液体容器30は、その前端部30Aから後端部30Bまでの寸法よりも短い空間に収容されることになる。このため、上述した挿入ステップでは、液体容器30の挿入途中でインクパック40の後端縁42がケース20の+Y方向側の内壁面22cに突き当たる。そして、さらに液体容器30が挿入されると、後端縁42の近傍の部分、具体的には、傾斜部45、後端縁42、傾斜部46が形成されている液体容器30の後端部30Bが撓んで変形する。その結果、例えば、図6(a)に示すように、液体容器30の後端部30Bが+X方向側に湾曲して、後端縁42が−Y方向を向いた形状に変形する。あるいは、液体容器30の後端部30Bが−X方向側に湾曲して、後端縁42の先端が−Y方向を向いた形状に変形する。
上述したように、液体容器30は、インクパック40の第1側端縁43と第2側端縁44が開口28a、29aから第1収容部28と第2収容部29に挿入されているが、後端縁42とその両端に接続される傾斜部45、46が形成された部分(すなわち、液体容器30の後端部30B)は、第1側端縁43と第2側端縁44が形成されている部分よりも容器上下方向Zの寸法が小さく、開口28a、29aに挿入されていない。従って、後端縁42が内壁面22cに突き当たったときに撓んで変形することが可能であり、図6(a)に示すような湾曲状態に変形可能である。
液体容器30の後端部30Bは、ケース20の+Y方向側の内壁面22cに向けて凸となる形状に湾曲し、湾曲部分が内壁面22cに接触している。図6(a)に示す例では、インクパック40の第1側面部47を内周側にして湾曲し、後端縁42が−Y方向を向いた状態になっている。インクパック40を形成しているフィルム材は、湾曲状態から直線状に戻ろうとする復元力(弾性力)が生じるような腰の強い素材である。従って、後端縁42は、湾曲状に変形した液体容器30の後端部の弾性力によって容器幅方向Xの外側に付勢され、ケース20の容器幅方向Xの内壁面(図6(a)の例では、+X方向の内壁面22d)に押し付けられる。後端縁42は、内壁面22dに対し、溶着されたフィルム材の先端のエッジ部分でなく、溶着されたフィルム材の表面で接触している。
上述した注入ステップでは、図6(a)に示す湾曲した状態のインクパック40にインクが注入される。規定量のインクの充填が完了したとき、湾曲状になったインクパック40の部分では、−Y方向を向いた後端縁42と第1側面部47が容器幅方向Xに並んでいるが、後端縁42と第1側面部47の間には隙間があり、後端縁42は第1側面部47に接触しない状態になっている。
(作用効果)
以上のように、本形態の液体容器30およびカートリッジ10は、ケース20の内部空間(容器収容空間R1)の容器前後方向Y(すなわち、液体容器30が挿入される挿入方向A)の寸法L1よりも、液体容器30の液体収容空間R2の、前端部30Aから後端部30Bへ向かう方向の寸法L2の方が長い。従って、可撓性の液体容器30をケース20に収容するとき、液体容器30の長さが収容される空間の長さを超えることになり、液体容器30がケース20内で変形する。例えば、液体容器30の後端部30Bが湾曲状に変形し、液体容器30の液体収容空間R2にインクが充填されて液体容器30が膨らんだ状態になっても、湾曲状態を維持している。このように、湾曲状に変形した部分は弾性変形するため、ケース20が落下して衝撃が加わったり、ケース20が振動したときなどに、この部分の弾性力によって衝撃や振動が低減される。従って、液体容器30の耐衝撃性が向上する。
このような耐衝撃性向上効果は、液体容器30内のインク量が、ケース20内に収容した状態での液体容器30への最大注入量(最大容量)よりも小さく、液体容器30とケース20との間に隙間がある状態でも生じる。従って、本形態の液体容器30およびこれを備えたカートリッジ10は、用途に応じてインク充填量を適宜変更することが可能であり、インク充填量を変更した場合でも、耐衝撃性の向上効果が得られる。
特に、本形態のように、可撓性の液体容器30の後端部30Bが湾曲状に変形してその先端部(後端縁42)が−Y方向を向いている場合には、衝撃や振動で液体容器30がケース20内で動いたとしても、後端縁42(すなわち、溶着されたフィルム材の端縁)に対して垂直な方向にケース20の内壁面が衝突することがない。従って、衝撃によって後端縁42が破断するおそれが少なく、後端縁42の破断によってインク漏れが発生するおそれが少ない。
また、本形態では、従来のようにケース20と液体容器30の隙間に別体の保護部材を配置していないため、ケース20内にデッドスペースが形成されることを回避できる。従って、液体容器30へのインク注入量を多くすることができる。
更に、本形態では、液体収容空間R2にインクが充填されて液体容器30が膨らんでいる状態において、液体容器30の湾曲状に変形した部分(後端部30B)は、その少なくとも一部がケース20に接触している。具体的には、+Y方向に凸となるように湾曲した部分がケース20の+Y方向の内壁面22cに接触し、更に、−Y方向を向いている後端縁42がケースの+X方向の内壁面22dに接触している。このように、湾曲状に変形した後端部30Bとケース20とが接触を保っていると、この部分の弾性変形によって液体容器30の振動を抑えることができる。従って、振動によってインクパック40に皺や傷等が発生し、インク漏れが発生するおそれが少ない。
また、本形態では、液体収容空間R2にインクが充填された状態で、液体容器30の湾曲状に変形した後端部30Bが液体容器30の他の部位、具体的には、液体収容空間R2を囲む第1側面部47と接触しておらず、後端部30Bは、第1側面部47との間に隙間がある状態に湾曲している。このように、液体容器30の湾曲した部分(特に、後端縁42)が、液体容器30の他の部分(特に、液体収容空間R2を囲む第1側面部47、あるいは、第2側面部48)と接触しない形状に変形していると、ケース20が振動したときなどに、湾曲した部分(特に、後端縁42)と第1側面部47、あるいは第2側面部48が擦れて傷つくおそれがない。従って、液体容器30に皺や傷等が発生し、インク漏れが発生するおそれを低減させることができる。
加えて、本形態のケース20は、容器上下方向Zに対向する第1側壁部22aと第2側壁部22bが2重壁になっており、2重壁の間に形成された第1収容部28と第2収容部29に連通する開口28a、29aが形成されている。従って、液体容器30をケース20に挿入するとき、液体容器30の第1側端縁43と第2側端縁44を開口28a、29aと第1、第2収容部28、29によって構成される溝によってガイドしながらケース本体部22に挿入することが可能である。従って、液体容器30をスムーズに挿入できる。また、インクパック40が挿入時に折れたり皺がよった姿勢になることを回避できるため、インクの注入をスムーズに行うことができる。更に、インクが使用されて液体容器30内のインク量が減るとき、インクパック40が開口28a、29aの間で容器上下方向Zに延びた姿勢を保ったまま潰れる。従って、インクパック40に折れや皺が発生することを回避でき、折れや皺が発生した部分にインクが残留することを回避できる。
また、本形態では、インクパック40の後端縁42と、第1側端縁43、第2側端縁44とが交差する角部が欠けており、液体容器30の後端部30Bは開口28a、29aに挿入されない。従って、液体容器30がケース20に挿入される際に、インクパック40の後端縁42と第1側端縁43、第2側端縁44で囲まれた部分(液体容器30の後端部30B)の変形が規制されることがない。従って、ケース20への挿入時に、インクパック40の姿勢を保ちながら、その後端部分は変形させて液体容器30に弾性を持たせることが可能である。
なお、上記形態は、収容される空間の長さを超える液体容器30がケース20内で容器前後方向Yに曲がって後端縁42が逆向きの姿勢になった形態であったが、収容される空間の長さを超える部分は、このような形状と異なる形状に変形することも可能である。例えば、容器幅方向Xに1回あるいは複数回折れ曲がった形状に変形してもよい。このような形状に変形した場合も、変形した部分は弾性を有する。また、変形後の後端縁42の先端が、ケースの+Y方向の内壁面22cに垂直に衝突することを回避できる。従って、上記形態と同様に、液体容器30の耐衝撃性が向上し、破断や傷の発生によるインク漏れを回避できる。また、保護部材によるデッドスペースが発生しない。従って、液体容器30へのインク注入量を多くすることができる。
10…カートリッジ、20…ケース、21…蓋ケース、22…ケース本体部、22A…第1ケース、22B…第2ケース、22a…第1側壁部、22b…第2側壁部、22c…内壁面、22d…内壁面、23…端面、24…端子部、25…基板、25a…端子、26…凹部、26a…インク供給孔、27…貫通孔、28…第1収容部、28a…開口、29…第2収容部、29a…開口、30…液体容器、30A…前端部、30B…後端部、40…インクパック、41…前端縁、41a…開口、42…後端縁、43…第1側端縁(側端部)、44…第2側端縁(側端部)、45…傾斜部、46…傾斜部、47…第1側面部(容器側面部)、48…第2側面部(容器側面部)、50…アダプター、51…アダプター本体部、52…凸部、53…インク注入口、54…インク供給管(液体供給部)、55…インク検出室、55a…周壁部、55b…フィルム部材、55c…受圧部材、55d…バネ、55e…逆止弁、56…センサーレバー、57…封鎖機構、A…挿入方向、L1…寸法、L2…寸法、R1…容器収容空間、R2…液体収容空間、X…容器幅方向、Y…容器前後方向、Z…容器上下方向

Claims (8)

  1. 印刷装置に装着可能なケースに収容される可撓性の液体容器であって、
    前記印刷装置に液体を供給するための液体供給部と、
    前記液体を収容するための液体収容空間が形成されたインクパックと、を備え、
    前記インクパックは、前記液体供給部が設けられる前端部と、
    前記前端部と逆の側の端部である後端部と、を有し
    前記前端部は、前記前端部側の端縁が溶着された前端縁を含み、
    前記後端部は、前記後端部側の端縁が溶着された後端縁を含み、
    前記前端縁と前記後端縁との間に形成された前記液体収容空間の長さが、前記ケースの容器収容空間の長さよりも長い、
    ことを特徴とする液体容器。
  2. 前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、
    前記液体収容空間のうちの前記後端部が湾曲している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体容器。
  3. 前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、
    前記液体収容空間のうちの前記後端部の少なくとも一部が前記ケースに接触している、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の液体容器。
  4. 前記前端部および前記後端部と交差する方向に延在し、前記ケース内で前記液体容器の挿入方向に延在する溝に挿入される側端部、を更に備え、
    前記側端部と前記後端部とが交差する角部が欠けている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の液体容器。
  5. 前記前端部と前記後端部の間で前記液体収容空間を囲む容器側面部、を更に備え、
    前記ケースに収容されて前記液体収容空間に前記液体が注入された状態において、
    前記後端部は、前記容器側面部に接触していない、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の液体容器。
  6. 前記液体が、最大注入量よりも少なく前記液体収容空間に注入されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の液体容器。
  7. 印刷装置に装着可能なケースと、前記ケースに収容される可撓性の液体容器と、を備えるカートリッジの製造方法であって、
    前記液体容器は、
    前記印刷装置に液体を供給するための液体供給部と、
    前記液体を収容するための液体収容空間が形成されるインクパックと、を備え、
    前記インクパックは、前記液体供給部が設けられる前端部と、
    前記前端部と逆の側の端部である後端部と、を有し、
    前記前端部は、前記前端部側の端縁が溶着された前端縁を含み、
    前記後端部は、前記後端部側の端縁が溶着された後端縁を含み、
    前記液体容器を、
    前記前端縁と前記後端縁との間に形成される前記液体収容空間の長さが、前記ケースの容器収容空間の長さよりも長い形状とし、
    前記液体容器を前記後端部から前記ケースに挿入する挿入ステップと、
    前記液体容器が前記ケースに収容された状態において、前記液体供給部から前記液体収容空間に前記液体を注入する注入ステップと、
    を行うことを特徴とするカートリッジの製造方法。
  8. 前記挿入ステップでは、
    前記液体収容空間のうちの前記後端部を湾曲させて前記容器収容空間に収容し、
    前記注入ステップでは、
    前記後端部が湾曲している前記液体容器に、前記液体を注入する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のカートリッジの製造方法。
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