JP6379314B1 - 種子用光沢被覆材 - Google Patents

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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01CPLANTING; SOWING; FERTILISING
    • A01C1/00Apparatus, or methods of use thereof, for testing or treating seed, roots, or the like, prior to sowing or planting
    • A01C1/06Coating or dressing seed

Abstract

【課題】光輝材の分散性が優れていて保管時に固い沈殿層を形成することがなく、また、被覆加工中に種子同士の付着や、加工槽への付着が少なく、被覆種子の表面に高級感のある光沢感を施すことができ、種子からの剥離が起こらず、さらに、発芽性能に悪影響がない光沢被覆材を提供する。【解決手段】光輝材、タルク、ポリビニルアルコール、エチレン・酢酸ビニル共重合体及び水媒体を含有し、種子用光沢被覆材における光輝材の含有量が10質量%以上30質量%以下であり、光輝材:タルクの質量比率が3.5:1〜1:1であり、PVA:EVAの質量比率が3:1〜1:1であることを特徴とする。【選択図】なし

Description

本発明は種子用光沢被覆材に関し、より詳細には光輝材を含む水懸濁性の種子用光沢被覆材に関するものである。
種子の種類や品種などは種子の形状からでは識別困難な場合がある。そこで、種子に着色を施し種子の種類や品種を識別容易にすることが行われている。種子に着色を施すための被覆材としては着色剤とポリマーとを含有した懸濁性の被覆材がこれまで用いられている。
また前記被覆材には、着色種子の意匠性を高めることなどを目的として光輝材(光沢剤)をさらに添加することもこれまでに提案されている(例えば特許文献1〜5)。
特開平11−146707号公報 特開2007−119779号公報 特表2008−521816号公報 特表2013−503629号公報 特表2017−534245号公報
しかしながら、ポリマーと光輝材を含有した懸濁性の被覆材(懸濁液)は粘着性が高く、種子を被覆加工する際に種子同士が接着し、あるいは、種子が加工槽に付着するという問題点があった。また、懸濁液の保管中に光輝材が沈降して固い沈殿層を形成し、容易に再懸濁することができないという問題点もあった。
そこで、本発明の目的は、光輝材を含有する種子用光沢被覆材において、光輝材の分散性が優れていて保管時に固い沈殿層を形成することがなく、また、被覆加工中に種子同士の付着や、加工槽への付着が少なく、被覆種子に優れた光沢感を施すことができ、種子からの剥離が起こらず、さらに、発芽性能に悪影響がない種子用光沢被覆材を提供することにある。
本発明によれば、光輝材、タルク、ポリビニルアルコール(以下、「PVA」と記すことがある。)、エチレン・酢酸ビニル共重合体(以下、「EVA」と記すことがある。)及び水媒体を含む水懸濁性の種子用光沢被覆材であって、種子用光沢被覆材における光輝材の含有量が10質量%以上30質量%以下であり、光輝材:タルクの質量比率が3.5:1〜1:1であり、ポリビニルアルコール:エチレン・酢酸ビニル共重合体の質量比率が3:1〜0.5:1であることを特徴とする水懸濁性の種子用光沢被覆材が提供される。なお、本明細書において「〜」は、特に断りのない限り、その前後に記載の数値を下限値及び上限値として含む意味で使用する。
また前記構成の種子用光沢被覆材において、水で2倍に希釈し平板に塗布して測定されるJIS Z8741に準拠した60°鏡面光沢度が6以上であるのが好ましい。なお、60°鏡面光沢度の具体的測定方法は後述する。
前記構成の種子用光沢被覆材において、前記光輝材は、表面修飾された雲母、表面修飾されたガラス片、天然パールエッセンス、金属粉からなる群から選択される少なくとも一つであるのが好ましい。
また前記構成の種子用光沢被覆材において、光輝材の質量平均粒子径は0.1μm以上100μm以下であるのが好ましい。なお、本明細書において「質量平均粒子径」はレーザー回折法粒度分布測定装置を用いて測定した粒子径であり、以下「平均粒子径」と記すことがある。
また前記構成の種子用光沢被覆材において、タルクの質量平均粒子径は0.1μm以上20μm以下であるのが好ましい。
また本発明によれば、前記のいずれかに記載の種子用光沢被覆材で表面が被覆されていることを特徴とする種子が提供される。
本発明の種子用光沢被覆材によれば、保管中の光輝材の沈殿物が少なく、再分散性にも優れる。また、被覆加工中に種子同士の付着や加工槽への付着が少なく、被覆種子の光沢感が良好であり、被覆層の種子からの剥離が起こらず、さらに、発芽性能に悪影響がない。
本発明の大きな特徴の一つは、種子用光沢被覆材(以下、「光沢被覆材」と記すことがある。)における光輝材の含有量を10質量%以上30質量%以下とすることにある。光輝材の含有量をこの範囲とすることによって、種子表面の全体を光輝材で良好に被覆でき、優れた光沢感を種子に施すことができる。より好ましい光輝材の含有量は10質量%以上25質量%以下である。
また、光輝材:タルクの質量比率が3.5:1〜1:1であることも重要である。光輝材とタルクとをこの質量比率で含有することにより、被覆加工中における種子同士の付着や加工槽への光輝材の付着が抑制されるといった効果が得られる。また、優れた光沢感を種子に施すことができる。加えて被覆層の種子からの剥離が起こりにくくなり、発芽性能に悪影響もない。
さらに、光沢被覆材における光輝材を10質量%以上30質量%以下含有し、光輝材:タルクの質量比率が3.5:1〜1:1であることも重要である。光輝材の含有量をこの範囲とし、光輝材とタルクとをこの質量比率で含有することにより、保管中に光輝材が沈降して固い沈殿層を形成することがなく、たとえ沈殿層が形成された場合でも、容易に再懸濁することができる。
本発明で使用する光輝材としては従来公知のものが使用でき、例えば、金属や真珠のような輝きや色調の変化を見せる無機材料が使用できる。これらの中でも表面修飾された雲母、表面修飾されたガラス片、天然パールエッセンス、金属粉などが好適に使用される。表面修飾材としては、金、銀などの金属材料、及び酸化チタン、シリカ、酸化鉄などの金属酸化物材料が使用できる。また金属粉としては、アルミニウム粉、金粉、銀粉などが使用できる。本発明で使用する光輝材は、平均粒子径が0.1μm以上100μm以下であるものが好ましい。より好ましい平均粒子径は0.1μm以上60μm以下である。
本発明で使用するタルクは、平均粒子径が0.1μm以上20μm以下であるものが好ましい。より好ましい平均粒子径は0.1μm以上10μm以下である。
また本発明では、光輝材とタルクとを前記の質量比率で含み、さらにPVAを含むことも重要である。これにより光輝材の分散性が向上し、被覆加工中の種子同士の付着や加工槽への光輝材の付着が抑制される。また、PVA:EVAの質量比率を3:1〜0.5:1とすることも重要である。これにより、光輝材とタルクの種子表面への付着が良好となり、剥離を起こすことがなく、発芽性能に悪影響も与えない。より好ましいPVA:EVAの質量比率は2.5:1〜1:1である。
本発明で使用するPVAとしては、重量平均分子量が300〜2000の範囲の重合体が好ましく、重量平均分子量400〜1000の重合体がより好ましい。またPVAは完全に(98%〜100%)、中程度に(90%〜98%)、部分的に(70%〜90%)加水分解されたものが好ましく、部分的(70%〜90%)に加水分解されたものがより好ましい。
本発明で使用するEVAとしては、エチレンと酢酸ビニルの質量比率が9:1〜6:4のものが好ましく、より好ましくは質量比率が8:2〜7:3のものである。また、EVAはエマルジョンの形態であることが好ましい。エマルジョンにおける固体濃度は30%〜60%が好ましく、粒子サイズは0.1μm〜1μmであることが好ましい。
ポリマー成分として、PVAとEVAの外に他のポリマーを添加してもよい。添加可能なポリマーとしては従来公知のものが挙げられる。例えば、ポリビニルピロリドン(PVP)、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース、セルロースアセテート、澱粉、ゼラチン等が挙げられる。
また、本発明の光沢被覆材においては着色剤、界面活性剤、消泡剤、防腐剤、殺菌剤、殺生物剤、殺虫剤、殺線虫剤、除草剤、植物成長調節剤等を適宜配合して使用することも可能である。
着色剤としてはアントラキノン、トリフェニルメタン、フタロシアニン及びその誘導体、及びジアゾニウム塩等が挙げられ、これらを一種または二種以上を組み合わせて使用することができる。着色剤は顔料及び染料のいずれであっても構わない。
界面活性剤としては、非イオン系界面活性剤として、例えば、石鹸類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル類、ポリオキシエチレンジスチレン化フェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、高級脂肪酸アルカノールアマイド、アルキルマレイン酸共重合物、エチレン酢酸ビニル共重合体類、多価アルコールエステル類等が挙げられ、陽イオン系界面活性剤として、例えば、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩等が挙げられ、陰イオン系界面活性剤として、例えば、ナフタレンスルホン酸重縮合物金属塩、ナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸金属塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホネート硫酸塩等の高分子化合物、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩、ポリカルボン酸金属塩類、ポリオキシエチレンヒスチジルフェニルエーテルサルフェートアンモニウム、高級アルコールスルホン酸塩、高級アルコールエーテルスルホン酸塩、ジアルキルスルホサクシネートまたは高級脂肪酸アルカリ金属塩等が挙げられ、これらは一種以上を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
消泡剤としては、シリコン系消泡剤、ステアリン酸マグネシウム、長鎖アルコール、脂肪酸およびそれらの塩等が挙げられ、これらは一種以上を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
防腐剤としては、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、ブチルパラベン、ソルビン酸カリウム等が挙げられ、これらは一種以上を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
殺菌剤としては、キャプタン、チウラム、メタラキシル、イプロジオン、フルトラニル、メプロニル、メフォノキサム等が挙げられ、これらは一種以上を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
殺生物剤としては、ストレプトマイシン、ペニシリン、テトラサイクリン、アンピシリン、オキソリン酸等が挙げられ、これらは一種以上を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
殺虫剤としては、ピレスロイド、有機ホスフェート、カラモイルオキシム、ピラゾール、アミジン、ハロゲン化炭化水素、ネオニコチノイド、及びカーバメート等が挙げられ、これらは一種以上を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
殺線虫剤としては、アバメクチン、チオジカーブなどが挙げられ、これらは一種以上を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
(光沢被覆材の使用方法)
本発明の光沢被覆材は原液のままで使用してもよいし、あるいは種子の種類や加工機によっては適宜希釈して使用してもよい。
(種子への被覆加工)
本発明の光沢被覆材によって種子を被覆する方法としては、従来公知の加工方法、処理装置を用いることができる。加工方法としては種子との混合、機械的な塗布、噴霧、および浸漬等を使用できる。被覆に用いられる装置としては、例えば流動層乾燥式種子処理装置やroto−stat式種子処理装置等が好適に使用できる。
具体的には、被覆装置に種子を入れ、被覆装置中で撹拌(転動)させながら、光沢被覆材又はその水溶液を噴霧する。そして種子表面を光沢被覆材で被覆した後、必要により被覆種子を乾燥させる。乾燥温度は、通常、品温50℃以下、好ましくは25℃以上50℃以下で行われる。
(被覆対象種子)
本発明の光沢被覆材で被覆可能な種子は、特に限定されるものではなく、例えば野菜種子、草花種子、牧草種子、野草種子、穀物種子及び工芸作物種子が挙げられ、詳しくは以下のものが挙げられる。
野菜種子としては、例えばキュウリ、メロン、カボチャ等のウリ科の野菜種子;ナス、トマト等のナス科の野菜種子;エンドウ、インゲン等のマメ科の野菜種子;タマネギ、ネギ等のユリ科の野菜種子;カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー等のブラシカ属及びダイコンなどのアブラナ科の野菜種子;ニンジン、セロリ等のセリ科の野菜種子;ゴボウ、レタス、シュンギク等のキク科の野菜種子;シソ等のシソ科の野菜種子;ホウレンソウ等のアカザ科の野菜種子等が挙げられる。
草花種子としては、例えばハボタン、ストック、アリッサム等のアブラナ科の草花種子、例えばロベリア等のキキョウ科の草花種子、例えばアスター、ジニア、ヒマワリ等のキク科の草花種子、例えばデルフィニウム等のキンポウゲ科の草花種子、例えばキンギョソウ等のゴマノハグサ科の草花種子、例えばプリムラ等のサクラソウ科の草花種子、例えばベゴニア等のシュウカイドウ科の草花種子、例えばサルビア等のシソ科の草花種子、例えばパンジー、ビオラ等のスミレ科の草花種子、例えばペチュニア等のナス科の草花種子、例えばユーストマ等のリンドウ科の草花種子等が挙げられる。
牧草種子としては、例えば、チモシー、イタリアンライグラス、バーミューダグラス、燕麦、スーダングラス、クレイングラス、フェスク、オーチャードグラス等の牧草種子が挙げられる。
野草種子としては、例えば、アルファルファ、クローバー等のマメ科の野草種子、例えばメヒシバ等のイネ科の野草種子等が挙げられる。
穀物種子としては、例えば、イネ、オオムギ、コムギ、ダイズ、アワ、ヒエ、キビ等が挙げられる。
工芸作物種子としては、例えば、テンサイなどのアカザ科種子、タバコなどのナス科種子、ナタネなどのアブラナ科種子、イグサ等のイネ科種子が挙げられる。
(前処理及び後処理)
被覆対象の種子は、本発明の光沢被覆材で被覆される前に、予め、従来公知の方法によって被覆造粒されていてもよい。また、除菌、発芽改良等のための処理が施されていてもよい。あるいはまた、本発明の光沢被覆材によって被覆された後に、被覆造粒や除菌、発芽改良等のための処理が施されてもよい。
(60°鏡面光沢度の測定)
光沢被覆材を水で2倍に希釈し、アプリケーターを用いて厚さ50μmとなるように黒色のケント紙(厚み0.5mm、60°鏡面光沢度:4.6)に塗布し一晩乾燥させる。そしてさらに恒温恒湿室に1日静置する。その後、光源:ハロゲン電球、受光絞り:60°、測定角度:60°として、測定装置(デジタル光沢計GM-3D型(村上色彩技術研究所製))を用いて60°鏡面光沢度を測定する。
実施例1
(光沢被覆材の作製)
75重量部の水にポリビニルアルコール25重量部を懸濁させ、95℃に加熱して溶解させ、濃度25%のポリビニルアルコール水溶液を得た。
また、1Lのビーカーに水26.4重量部を入れ、撹拌しながら非イオン系界面活性剤1.3重量部、陰イオン系界面活性剤0.3重量部を添加した。次いで、タルク(平均粒子径10μm)10重量部、酸化チタンで表面修飾された雲母(以下、「表面修飾雲母」と記すことがある。)(平均粒子径25μm)20重量部をさらに添加して10分間撹拌した。次に、前記作製した濃度25%のポリビニルアルコール水溶液を20重量部、エチレン酢酸ビニル共重合体の50%エマルジョンを4.0重量部、顔料としての水系分散体(フタロシアン系青色)18重量部を添加し、約30分間撹拌した。なお、すべての混合は室温で実施した。得られた光沢被覆材の沈殿性、再分散性及び60°鏡面光沢度を後述の方法で評価した。評価結果を表1に示す。
(被覆種子の作製)
得られた光沢被覆材15mLに水10mLを加えて希釈液を作製した。そして、roto−stat式種子処理装置を用いてキャベツ種子200gを希釈液8mLで被覆した。
処理装置の内壁等への光沢被覆材の付着状態(加工性)を後述の方法で評価した。また、得られた被覆種子の外観(着色状態)、被覆層の種子からの剥離性、光沢感について後述の方法で評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
(発芽試験)
ろ紙2枚を敷いた直径9cmのシャーレを用意し、そこに水4.5mLを滴下した後、被覆種子50粒をそれぞれ置床し、温度20℃で約2000ルクスの光条件下で保存して7日目の発芽率(%)を測定した。被覆種子の発芽率は、被覆していない種子の被覆率を同等であった。
実施例2
水を27.1重量部、濃度25%のポリビニルアルコール水溶液を20重量部、エチレン酢酸ビニル共重合体の50%エマルジョンを3.3重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例3
水を28.9重量部、濃度25%のポリビニルアルコール水溶液を16重量部、エチレン酢酸ビニル共重合体の50%エマルジョンを5.5重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例4
水を26.9重量部、濃度25%のポリビニルアルコール水溶液を16重量部、エチレン酢酸ビニル共重合体の50%エマルジョンを7.5重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例5
水を28.4重量部、濃度25%のポリビニルアルコール水溶液を12重量部、エチレン酢酸ビニル共重合体の50%エマルジョンを10重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例6
水を26.4重量部、タルク(平均粒子径10μm)を6.7重量部、表面修飾雲母(平均粒子径25μm)を23.3重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例7
水を26.4重量部、タルク(平均粒子径10μm)を7.5重量部、表面修飾雲母(平均粒子径25μm)を22.5重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例8
水を26.4重量部、タルク(平均粒子径10μm)を15重量部、表面修飾雲母(平均粒子径25μm)を15重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例9
水を23.1重量部、表面修飾雲母(平均粒子径25μm)を22.3重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例10
水を33.1重量部、表面修飾雲母(平均粒子径25μm)を13.3重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
比較例1
水を27.9重量部、濃度25%のポリビニルアルコール水溶液を20重量部、エチレン酢酸ビニル共重合体の50%エマルジョンを2.5重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
比較例2
タルク(平均粒子径10μm)を5重量部、表面修飾雲母(平均粒子径25μm)を25重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
比較例3
タルク(平均粒子径10μm)を20重量部、表面修飾雲母(平均粒子径25μm)を10重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
比較例4
水を39.8重量部、表面修飾雲母(平均粒子径25μm)を6.6重量部とした以外は実施例1と同様にして光沢被覆材を作製し、そして作製した光沢被覆材で種子を被覆した。光沢被覆材の沈殿性、再分散性、60°鏡面光沢度、加工性、被覆種子の外観、被覆層の剥離性及び光沢感を実施例1と同様にして評価した。評価結果を表1に合わせて示す。
実施例11
実施例1で作製した光沢被覆材20mLに水20mLを加えて希釈液を作製した。roto−stat式種子処理装置を用いて、トマト種子200gを希釈液32mLで被覆した。得られた被覆種子の外観、剥離性及び光沢感について下記の方法で評価した。評価結果を表3に示す。また、得られた被覆種子の発芽率を下記の方法で測定した。測定結果を表3に合わせて示す。
(発芽試験)
ろ紙2枚を敷いた直径9cmのシャーレを用意し、そこに水4.5mLを滴下した後、被覆種子50粒をそれぞれ置床し、温度20℃で約2000ルクスの光条件下で保存して7日目の発芽率(%)を測定した。
実施例12
実施例11と同様にしてホウレンソウ種子200gを希釈液16mLで被覆した。
得られた被覆種子の外観、剥離性及び光沢感について下記の方法で測定した。評価結果を表3に示す。また、得られた被覆種子の発芽率を下記の方法で測定した。測定結果を表3に合わせて示す。
(発芽試験)
長さ60cm、2.5cm幅で蛇腹状に折ったろ紙に5粒×10列になるように被覆種子を挟み込み、そこに水15mLを滴下した後、温度25℃で約2000ルクスの光条件下で保存して7日目の発芽率(%)を測定した。
実施例13
実施例11と同様にしてカボチャ種子200gを、希釈液16mLで被覆した。
得られた被覆種子の外観、剥離性及び光沢感について下記の方法で測定した。評価結果を表3に示す。また、得られた被覆種子の発芽率を下記の方法で測定した。測定結果を表3に合わせて示す。
(発芽試験)
長さ60cm、2.5cm幅で蛇腹状に折ったろ紙に1粒×5列、2粒×5列を交互となるように種子を挟み込み、そこに水15mLを滴下した後、温度25℃で約900ルクスの光条件下で保存して7日目の発芽率(%)を測定した。
実施例14
実施例11と同様にしてメロン種子200gを、希釈液16mLで被覆した。
得られた被覆種子の外観、剥離性及び光沢感について下記の方法で測定した。
評価結果を表3に示す。また、得られた被覆種子の発芽率を下記の方法で測定した。測定結果を表3に合わせて示す。
(発芽試験)
長さ60cm、2.5cm幅で蛇腹状に折ったろ紙に2粒×5列、3粒×5列を交互となるように種子を挟み込み、そこに水15mLを滴下した後、温度25℃で約900ルクスの光条件下で保存して7日目の発芽率(%)を測定した。
実施例15
実施例11と同様にしてエダマメ種子200gを、希釈液16mLで被覆した。
得られた被覆種子の外観、剥離性及び光沢感について下記の方法で測定した。
評価結果を表3に示す。また、得られた被覆種子の発芽率を下記の方法で測定した。測定結果を表3に合わせて示す。
(発芽試験)
長さ60cm、2.5cm幅で蛇腹状に折ったろ紙に2粒×10列になるように種子を挟み込み、そこに水15mLを滴下した後、温度25℃で約2000ルクスの光条件下で保存して7日目の発芽率(%)を測定した。
(光沢被覆材の沈殿性の評価)
光沢被覆材10mLを15mLの試験管に入れ、14日間静置後に目視によって下記基準で評価した。
「○」:沈殿分離なし。
「△」:不明瞭ながら沈殿層あり。
「×」:沈殿層あり。
(光沢被覆材の再分散性)
沈殿層の有無の評価試験において沈殿層が形成された光沢被覆材について、試験管を上下に5回撹拌し目視によって再分散性を下記基準で評価した。
「○」:容易に再分散できる。
「△」:撹拌によって概ね再分散できる。
「×」:撹拌しても再分散できない。
(光沢被覆材の60°鏡面光沢度の測定)
光沢被覆材を水で2倍に希釈し、アプリケーターを用いて厚さ50μmとなるように黒色のケント紙(厚み0.5mm、60°鏡面光沢度:4.6)に塗布し一晩乾燥させる。そしてさらに恒温恒湿室に1日静置する。その後、光源:ハロゲン電球、受光絞り:60°、測定角度:60°として、測定装置(デジタル光沢計GM-3D型(村上色彩技術研究所製))を用いて60°鏡面光沢度を測定する。
(光沢被覆材の加工性)
処理装置の内壁等への光沢被覆材の付着状態を目視により下記基準で評価した。
「○」:全く付着なし。
「△」:わずかに付着あり。
「×」:大量に付着あり。
(被覆種子の外観)
被覆種子の外観(着色状態)を目視により下記基準で評価した。
「○」:着色良好。
「△」:着色にややくすみ有り。
「×」:着色が不十分。
(被覆層の剥離)
被覆種子5gを50mLスチロール棒瓶に封入し、30分振盪した後、剥離状態を目視によって下記基準で評価した。
「○」:まったく剥離なし。
「△」:わずかに剥離あり。
「×」:大量の剥離あり。
(被覆種子の光沢感)
被覆種子の光沢感を目視により下記基準で評価した。
「○」:光沢感が良好。
「△」:光沢感やや良好
「×」:光沢感が不十分。
表1に示すように、実施例2〜5の光沢被覆材は、実施例1の光沢被覆材を基準としてPVAとEVAとの質量比率を3:1〜0.6:1の範囲で変えたものであり、実施例6〜10の光沢被覆材は、実施例1の光沢被覆材を基準として、表面修飾雲母(光輝材)とタルクとの質量比率を3.5:1〜1:1の範囲で変えたものであって、実施例1〜10のいずれの光沢被覆材も加工性、沈殿層の有無、再分散性、外観、剥離、光沢感の各評価項目において実使用上問題はなかった。
これに対して、PVAとEVAとの質量比率が3.8:1と本発明の規定範囲を超えた比較例1の光沢被覆材では、加工性が悪く処理装置の内壁等への被覆材の大量の付着が見られた。また、被覆層の種子からの大量の剥離が見られた。
また、表面修飾雲母とタルクとの質量比率が5:1と本発明の規定範囲を超えた比較例2の光沢被覆材では、被覆層の種子からの大量の剥離が見られた。反対に、表面修飾雲母とタルクとの質量比率が0.5:1と本発明の規定範囲よりも小さい比較例3の光沢被覆材では光沢感が不十分であった。また、表面修飾雲母とタルクとの質量比率が0.66:1と本発明の規定範囲よりも小さく、しかも表面修飾雲母の含有量が6.6質量%と少ない比較例4の光沢被覆材では、沈殿層が形成され撹拌しても再分散せず、また光沢感が不十分であった。
また表2に示すように、実施例11〜15は、実施例1で作製した光沢被覆材を用いて種子形状の異なるトマト、ホウレンソウ、カボチャ、メロン、エダマメの各種子を被覆したものであって、いずれの実施例においても実施例1のキャベツ種子の場合と同様に、外観、剥離、光沢感の各評価項目について問題はなかった。また、発芽性能は非被覆種子と同等であった。
本発明の種子用光沢被覆材によれば、保管中の固形物の沈殿物が少なく、再分散性にも優れる。また、被覆加工中に種子同士の付着や加工槽への付着が少なく、被覆種子の表面に高級感のある光沢感を施すことができる。そしてまた、被覆層の種子からの剥離が起こらず、さらに、発芽性能に悪影響がなく有用である。

Claims (6)

  1. 光輝材、タルク、ポリビニルアルコール、エチレン・酢酸ビニル共重合体及び水媒体を含む水懸濁性の種子用光沢被覆材であって、
    種子用光沢被覆材における光輝材の含有量が10質量%以上30質量%以下であり、
    光輝材:タルクの質量比率が3.5:1〜1:1であり、
    ポリビニルアルコール:エチレン・酢酸ビニル共重合体の質量比率が3:1〜0.5:1であることを特徴とする水懸濁性の種子用光沢被覆材。
  2. 水で2倍に希釈し平板に塗布して測定されるJIS Z8741に準拠した60°鏡面光沢度が6以上である請求項1記載の種子用光沢被覆材。
  3. 前記光輝材が、表面修飾された雲母、表面修飾されたガラス片、天然パールエッセンス、金属粉からなる群から選択される少なくとも一つである請求項1又は2記載の種子用光沢被覆材。
  4. 前記光輝材の質量平均粒子径が0.1μm以上100μm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の種子用光沢被覆材。
  5. タルクの質量平均粒子径が0.1μm以上20μm以下である請求項1〜4のいずれかに記載の種子用光沢被覆材。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の種子用光沢被覆材で表面が被覆されていることを特徴とする種子。
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