JP6379242B2 - ゴルフボール用ゴム組成物及びゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、トチュウゴムを主材とするゴルフボール用ゴム組成物及び該ゴルフボール用ゴム組成物を材料として形成されたカバーを有するゴルフボールに関する。
例えば、特許文献1には、杜仲(トチュウ)を原料とするトチュウゴムが提案されている。また、本出願人は、特許文献2において、上記のようなトチュウゴムをゴルフボールのカバーの主材料として用いて、スカッフ特性等を向上させたゴルフボールを容易に製造する製造方法を提案している。この製造方法では、先ず、トチュウゴムを主材とする基材ゴムに、酸化亜鉛、補強剤、着色剤、硫黄及び加硫促進剤等の各種配合剤を混合したゴルフボール用ゴム組成物を得る。そして、このゴルフボール用ゴム組成物をコアに被覆させてカバーを形成することでゴルフボールを製造する。
特開2004−189953号公報 特開2013−78458号公報
上記の製造方法では、ゴルフボール用ゴム組成物からなる成形物の耐擦過傷性、耐衝撃性を向上させる点については、十分に検討されていなかった。また、ゴルフボール用ゴム組成物からカバーを形成したゴルフボールの反発性能及びスピン性能を向上させることについても、改良の余地がある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、ゴルフボールの材料として用いることで、該ゴルフボールの耐擦過傷性、耐衝撃性、反発性能及びスピン性能を向上させることができるゴルフボール用ゴム組成物と、該ゴルフボール用ゴム組成物を用いて形成したカバーを有するゴルフボールとを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ゴルフボールの材料となるゴルフボール用ゴム組成物であって、トチュウゴムを30.0重量%以上含有する基材ゴムを100.0重量部と、シリカを5.0重量部以上と、前記シリカに対して0.1〜15.0重量%のシランカップリング剤と、硫黄及び加硫促進剤とを含むことを特徴とする。
このゴルフボール用ゴム組成物では、トチュウゴムを30.0重量%以上含有する基材ゴムと、シリカと、シランカップリング剤とを上記の割合で含有することにより、耐擦過傷性及び耐衝撃性に優れ、しかも、反発弾性が高く硬度が低い成形物を得ることができる。このため、ゴルフボール用ゴム組成物をゴルフボールの材料として用いることで、耐擦過傷性、耐衝撃性、反発性能及びスピン性能に優れたゴルフボールを得ることができる。
上記のゴルフボール用ゴム組成物において、前記基材ゴムは、前記トチュウゴムを30.0〜100.0重量%と、高シス型ポリブタジエンゴムを70.0〜0.0重量%含有することが好ましい。例えば、基材ゴムが、トチュウゴム100.0重量%、すなわち、トチュウゴムのみからなることとした場合、ゴルフボール用ゴム組成物をカバー材料に用いたゴルフボールの耐擦過傷性を一層効果的に向上させることができる。また、トチュウゴムのみからなる基材ゴムを用いることで、複数の種類のゴムを用意して、所定の割合で混合する工程を省略できるため、ゴルフボール用ゴム組成物の製造工程の簡素化や、製造効率の向上を図ることが可能になる。さらに、トチュウゴムは天然素材からなるため、該トチュウゴムのみからなる基材ゴムを用いることで、環境への負荷を低減できる。
一方、基材ゴムが、30.0重量%以上のトチュウゴムと、70.0重量%以下の高シスポリブタジエンゴムとの両方からなることとした場合、ゴルフボール用ゴム組成物をカバー材料に用いたゴルフボールの諸物性を効果的に向上させることが可能になる。
上記のゴルフボール用ゴム組成物において、前記シランカップリング剤は、メルカプト系シラン又はスルフィド系シランであることが好ましい。この場合、ゴルフボール用ゴム組成物中におけるシリカを効果的に分散させることができる。また、シランカップリング剤中のメルカプト基やポリスルフィド基が基材ゴムと化学結合を形成するため、より最適な物性のゴルフボール用ゴム組成物を得ることができる。
上記のゴルフボール用ゴム組成物において、前記シリカの含有量が10.0〜30.0重量部であることが好ましい。この場合、シリカを10.0重量部以上とすることで、ゴルフボール用ゴム組成物の反発弾性を十分に高めてゴルフボールに適した値とすることができる。また、シリカを30.0重量部以下とすることで、ゴルフボール用ゴム組成物を良好な成形性を示す硬さにすることができるため、該ゴルフボール用ゴム組成物を用いたゴルフボールの製造効率を向上させることができる。
上記のゴルフボール用ゴム組成物において、酸化亜鉛、酸化チタンをさらに含み、前記ゴルフボールのカバーを形成することが好ましい。
この種の加硫促進剤は、スルフェンアミド系化合物及びチウラム系化合物のうち、少なくともチウラム系化合物を含むものである
上記のゴルフボール用ゴム組成物は、酸化亜鉛、酸化チタン、硫黄及び加硫促進剤の他に、有機過酸化物をさらに含んでもよいし、硫黄及び加硫促進剤を含まずに酸化亜鉛、酸化チタン、有機過酸化物を含んでもよい。
上記の場合、より最適な物性のゴルフボール用ゴム組成物を効率的に得ることができる。また、ゴルフボール用ゴム組成物からゴルフボールのカバーを形成することで、該カバーを有するゴルフボールの耐擦過傷性、耐衝撃性、反発性能及びスピン性能を効果的に向上させることができる。
上記のゴルフボール用ゴム組成物において、前記カバーのショアD硬度が22〜55であることが好ましい。この場合、ショアD硬度を22以上とすることで、十分な反発性能を得ることができる。また、ショアD硬度を55以下とすることで、良好なスピン性能を得られ易くすることができ、且つ打球感が硬くなることを回避することができる。なお、ショアD硬度は、JIS K6253に準拠して測定することができる。
また、本発明は、ゴルフボールであって、上記のゴルフボール用ゴム組成物を材料として形成されたカバーを有することを特徴とする。このゴルフボールでは、上記のゴルフボール用ゴム組成物から形成されるカバーを有することで、耐擦過傷性、耐衝撃性、反発性能及びスピン性能を良好に向上させることができる。
本発明では、トチュウゴムを30.0重量%以上含有する基材ゴムと、シリカと、シランカップリング剤とを所定の割合で含有するゴルフボール用ゴム組成物によって、耐擦過傷性、耐衝撃性に優れ、しかも反発弾性が高く、硬度が低い成形物を得ることができる。従って、このゴルフボール用ゴム組成物をゴルフボールの材料として用いることで、耐擦過傷性、耐衝撃性、反発性能及びスピン性能に優れたゴルフボールを得ることができる。
本発明の実施形態に係るゴルフボールの概略全体断面図である。 実施例1〜20及び比較例1〜4について、ゴルフボール用ゴム組成物の原材料及びその配合量と、カバーの厚み及びショアD硬度と、ゴルフボールの反発係数、耐擦過傷性、耐衝撃性及びバックスピン量とを表す図表である。
以下、本発明に係るゴルフボール用ゴム組成物につき、該ゴルフボール用ゴム組成物からなるカバーを有するゴルフボールとの関係で好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るゴルフボール10の概略全体断面図である。図1に示すように、ゴルフボール10は、コア12と、該コア12を被覆するようにゴルフボール用ゴム組成物から形成されるカバー14とを具備する。
コア12は、コア用のゴム組成物から形成され、球状の内層コア20が外層コア22に被覆された2層構造を有する。コア用のゴム組成物の好適な例としては、ポリブタジエンゴムを主材とするコア用の基材ゴムに、α、β−不飽和カルボン酸金属塩、金属酸化物、有機過酸化物等を配合したものが挙げられる。
前記コア用の基材ゴムは、ポリブタジエンゴムの他に、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム等の合成ゴムをさらに含んでいてもよい。前記α、β−不飽和カルボン酸金属塩の好適な例としては、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛、メタクリル酸マグネシウム等が挙げられる。また、好適な前記金属酸化物としては酸化亜鉛が挙げられ、好適な前記有機過酸化物としてはジクミルパーオキサイドが挙げられる。
コア用のゴム組成物には、必要に応じて、補強剤、老化防止剤、着色剤、分散剤等をさらに配合してもよい。なお、内層コア20及び外層コア22は、互いに同じコア用のゴム組成物から形成されても、互いに異なるコア用のゴム組成物から形成されてもよい。
カバー14を形成するゴルフボール用ゴム組成物は、トチュウゴムを主材とする基材ゴム100.0重量部と、シリカ5.0重量部以上と、該シリカに対して0.1〜15.0重量%のシランカップリング剤とを含有する。
トチュウゴムは、杜仲木から抽出される高分子量のトランス型ポリイソプレンゴムであり、例えば、特開2009−221306号公報に記載されるものを用いることができる。
基材ゴム中のトチュウゴムの割合は30.0〜100.0重量%である。つまり、基材ゴムはトチュウゴムのみから構成されてもよい。この場合、ゴルフボール用ゴム組成物からなる成形物の耐擦過傷性をより良好に向上させることができる点で好ましい。また、トチュウゴムのみからなる基材ゴムを用いることで、複数の種類のゴムを用意して、所定の割合で混合する工程を省略できるため、ゴルフボール用ゴム組成物の製造工程の簡素化や、製造効率の向上を図ることが可能になる。さらに、トチュウゴムは天然素材からなるため、該トチュウゴムのみからなる基材ゴムを用いることで、環境への負荷を低減できる。
基材ゴムは、トチュウゴム以外に高シス型ポリブタジエンゴムを70.0重量%以下の割合で含有してもよい。この場合、上記した製造工程の簡素化等に代えて、ゴルフボールの諸物性の向上を優先的に図ることができる。
なお、基材ゴムにトチュウゴム、高シス型ポリブタジエンゴム以外のゴムを配合する場合は、例えば、合成シス型ポリイソプレンゴム(IR)、天然ゴム(NR)、合成トランス型ポリイソプレンゴム等を用いることができる。
シリカは、ゴルフボール用ゴム組成物の補強剤として作用し、基材ゴム100重量部に対して5.0重量部以上の割合となるように、シリカを配合することによりゴルフボール用ゴム組成物からなるカバー14の反発弾性等を高めることができる。一層好ましいシリカの割合は10.0〜30.0重量部である。このように、シリカの割合を10.0重量部以上とすることで、カバー14の反発弾性を一層良好に高めることができる。また、シリカの割合を30.0重量部以下とすることで、ゴルフボール用ゴム組成物を良好な成形性を示す硬さにすることができるため、ゴルフボール10の製造効率を向上させることができる。
シランカップリング剤は、ゴム組成物中におけるシリカの分散性を向上させる機能を営み、シリカの含有量に応じて配合することが適当である。本実施形態に係るゴルフボール用ゴム組成物では、シリカに対するシランカップリング剤の割合0.1〜15.0重量%とする。
このように、シランカップリング剤の割合を0.1重量%以上とすることで、該シランカップリング剤を配合することによる効果を十分に得ることができる。また、シランカップリング剤を15.0重量%より多く配合しても、それ以上の効果の増大はなく、シランカップリング剤の無駄が生じる。このため、シリカに対する割合を15.0重量%以下とすることで、シリカに対して過不足なくシランカップリング剤を作用させることができる。なお、一層好ましいシリカに対するシランカップリング剤の割合は5〜10重量%である。
シランカップリング剤の好適な例としては、メルカプト系シラン又はスルフィド系シランが挙げられる。これらのシランカップリング剤を用いることで、ゴルフボール用ゴム組成物中におけるシリカを一層効果的に分散させることができる。また、シランカップリング剤中のメルカプト基やポリスルフィド基が基材ゴムと化学結合を形成するため、より最適な物性のゴルフボール用ゴム組成物を得ることができる。
また、このゴルフボール用ゴム組成物は、酸化亜鉛、酸化チタン、硫黄及び加硫促進剤がさらに配合されていることが好ましい。酸化亜鉛及び酸化チタンは、主としてカバー14の比重調整のための充填剤や、カバー14の顔料等として作用する。基材ゴム100.0重量部に対する好適な酸化亜鉛の配合量は1.0〜10.0重量部であり、酸化チタンの配合量は1.0〜20.0重量部である。
また、硫黄及び加硫促進剤を加えることでゴルフボール用ゴム組成物の加硫を良好に生じさせることが可能になる。基材ゴム100.0重量部に対する好適な硫黄の配合量は0.5〜8.0重量部であり、一層好ましくは1.0〜4.0重量部である。硫黄の配合量を0.5重量部以上とすることで、十分に加硫を生じさせることができるため、高強度のカバー14を得ることができる。また、硫黄の配合量を8.0重量部以下とすることで、カバー14を十分な硬さとすることができる。
加硫促進剤としては、例えば、スルフェンアミド系化合物、チウラム系化合物等が好適に用いられる。これらのスルフェンアミド系化合物及びチウラム系化合物は、何れか単独で用いてもよく、両方を併用してもよい。基材ゴム100.0重量部に対する加硫促進剤の配合量は0.5〜2.0重量部とすることができる。
このゴルフボール用ゴム組成物は、酸化亜鉛、酸化チタン、硫黄及び加硫促進剤以外に有機過酸化物がさらに配合されてもよい。この場合、硫黄及び有機過酸化物の両方によって良好に加硫(架橋)を生じさせることができる。また、ゴルフボール用ゴム組成物は、硫黄及び加硫促進剤を含まずに、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機過酸化物が配合されてもよい。なお、有機過酸化物の種類としては、ゴルフボール用ゴム組成物に対して架橋剤として作用するものであれば、特に限定されない。
上記の構成からなるゴルフボール用ゴム組成物を成形及び加硫してコア12を被覆することによりカバー14が形成される。このカバー14のショアD硬度は22〜55に設定されることが好ましい。カバー14のショアD硬度を22以上とすることで、反発性能を十分に高めることができる。また、カバー14のショアD硬度を55以下とすることで、良好なスピン性能が得られ易くなり、且つ打球感が硬くなることを回避できる。
基本的には、以上のように構成されるゴルフボール用ゴム組成物は、混練機を用いて製造することができる。なお、混練機としては、例えば、ニーダー、バンバリーミキサー、ロール等のゴム組成物を混練するべく従来用いられているものを採用することができる。
具体的には、先ず、前記基材ゴムに上記の割合でシリカ及びシランカップリング剤を配合して混練する。なお、混練を開始するときの基材ゴムの温度は、40〜80℃に設定されることが好ましく、60〜80℃に設定されることがより好ましい。また、ゴルフボール用ゴム組成物に酸化亜鉛及び酸化チタンを配合する場合は、シリカ及びシランカップリング剤の配合の前ステップか同ステップにおいて、基材ゴムに混練すればよい。
次に、混練機に、硫黄及び加硫促進剤と、有機酸化物との少なくとも何れか一方をさらに投入して混練することにより、基材ゴムの加硫(架橋)を行う。これによって、ゴルフボール用ゴム組成物が得られる。なお、加硫の開始温度は、60〜80℃に設定されることが好ましい。また、基材ゴムの温度を130〜160℃に上昇させた後にこのステップの混練を終了することが好ましい。
このようにして得られたゴルフボール用ゴム組成物からカバー14を形成する場合、先ず、ゴルフボール用ゴム組成物を一対のハーフシェル形状に成形する。次に、一対のハーフシェル形状のゴルフボール用ゴム組成物によってコア12を被覆した状態で、下型及び上型からなる金型内で圧縮成形する。なお、金型による加熱温度は、例えば、80〜110℃に設定されればよい。その結果、コア12の回りにカバー前駆体(不図示)が形成される。
次に、コア12を被覆するカバー前駆体を、例えば、温度40〜55℃の恒温室内で6〜72時間放置することにより、ゴルフボール用ゴム組成物を完全に加硫する。これによって、カバー前駆体からカバー14を形成することができる。その後、カバー14のパーティングライン部分に発生したバリを除去することで、ゴルフボール10を得ることができる。
以上から、本実施形態に係るゴルフボール用ゴム組成物では、トチュウゴムを30.0重量%以上含有する基材ゴムと、シリカと、シランカップリング剤とを上記の割合で含有することにより、耐擦過傷性、耐衝撃性に優れ、しかも、反発弾性が高く硬度が低い成形物を得ることができる。このため、ゴルフボール用ゴム組成物をゴルフボールの材料として用いることで、耐擦過傷性、耐衝撃性、反発性能及びスピン性能に優れたゴルフボールを得ることができる。
本発明は、上記した実施形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態に係るゴルフボール用ゴム組成物は、ゴルフボール10のカバー14の材料として用いられることとしたが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、ゴルフボール10のコア12の材料として用いられてもよい。
また、上記の実施形態に係るゴルフボール10では、コア12が内層コア20及び外層コア22の合計2層からなり、カバー14が1層からなることとしたが、特にこれらに限定されるものではない。コア及びカバーの各々は、1層であってもよく、2層以上の複数層であってもよい。なお、カバーが複数層からなるゴルフボールでは、カバーの全ての層がゴルフボール用ゴム組成物から形成される必要はない。少なくともカバーの最外層がゴルフボール用ゴム組成物から形成されていることが好ましい。
[実施例1]
図2に示すように、日立造船株式会社製トチュウゴムのみからなる基材ゴム100重量部に対し、以下の原材料を混練して、実施例1のゴルフボール用ゴム組成物を作製した。
シリカ(東ソー・シリカ株式会社製の商品名「ニップシールAQ」)15.0重量部。シランカップリング剤としてのスルフィド系シラン(エボニックデグサ株式会社製の商品名「Si−69」)1.2重量部。充填剤としての酸化亜鉛5.0重量部。着色剤としての酸化チタン2.0重量部。硫黄2.0重量部。スルフェンアミド系化合物からなるスルフェンアミド系加硫促進剤A(三新化学工業株式会社製の商品名「サンセラーCZ」)1.5重量部。酸化防止剤を0.5重量部。加硫促進助剤としてのステアリン酸1.0重量部。
すなわち、実施例1のゴルフボール用ゴム組成物では、シリカに対して8.0重量%のシランカップリング剤を含む。このゴルフボール用ゴム組成物を用いて上記の方法でコアを被覆することで、厚さ1.2mmの1層からなるカバーを形成した。これによって、カバーのショアD硬度が27となる実施例1のゴルフボールを得た。
なお、コアは、従来の2層コアからなるコアを有するスリーピースソリッドボールに用いられているものと同様なものを使用した。
[実施例2]
次に、硫黄を4.0重量部とした以外、実施例1と同様にして実施例2のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が22となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例2のゴルフボールを得た。
[実施例3]
次に、硫黄を0.5重量部とした以外、実施例1と同様にして実施例3のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が38となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例3のゴルフボールを得た。
[実施例4]
次に、シランカップリング剤として、前記スルフィド系シランに代えて、メルカプト系シラン(信越化学工業株式会社製の商品名「KBM−802」)を用いた以外、実施例2と同様にして実施例4のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が26となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例4のゴルフボールを得た。
[実施例5]
次に、硫黄を1.0重量部とし、前記スルフェンアミド系加硫促進剤Aを1.0重量部とし、さらにチウラム系化合物からなるチウラム系加硫促進剤(三新化学工業株式会社製の商品名「サンセラーTT」)を0.5重量部混練した以外、実施例1と同様にして実施例5のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が37となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例5のゴルフボールを得た。
[実施例6]
次に、スルフェンアミド系加硫促進剤Aに代えて、スルフェンアミド系化合物からなるスルフェンアミド系加硫促進剤B(三新化学工業株式会社製の商品名「サンセラーNS」)とした以外、実施例5と同様にして実施例6のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が32となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例6のゴルフボールを得た。
[実施例7]
次に、酸化亜鉛を3.0重量部とし、硫黄及びスルフェンアミド系加硫促進剤Aに代えて、有機過酸化物B(日油株式会社製の商品名「パーヘキサC」)を3.0重量部加えた以外、実施例1と同様にして実施例7のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が35となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例7のゴルフボールを得た。
[実施例8]
次に、トチュウゴムを70.0重量部とし、高シス型ポリブタジエンゴム(宇部興産株式会社製の商品名「BR710」)を30.0重量部とした以外、実施例7と同様にして実施例8のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が33となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例8のゴルフボールを得た。
[実施例9]
次に、トチュウゴムを50.0重量部とし、高シス型ポリブタジエンゴムを50.0重量部とした以外、実施例7と同様にして実施例9のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が31となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例9のゴルフボールを得た。
[実施例10]
次に、トチュウゴムを30.0重量部とし、高シス型ポリブタジエンゴムを70.0重量部とした以外、実施例7と同様にして実施例10のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が29となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例10のゴルフボールを得た。
[実施例11]
次に、有機過酸化物Bに代えて、有機過酸化物A(日油株式会社製の商品名「パークミルD」)とした以外、実施例7と同様にして実施例11のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が37となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例11のゴルフボールを得た。
[実施例12]
次に、有機過酸化物Bに代えて、有機過酸化物Aとした以外、実施例8と同様にして実施例12のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が35となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例12のゴルフボールを得た。
[実施例13]
次に、有機過酸化物Bに代えて、有機過酸化物Aとした以外、実施例9と同様にして実施例13のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が33となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例13のゴルフボールを得た。
[実施例14]
次に、有機過酸化物Bに代えて、有機過酸化物Aとし、酸化防止剤を1.5重量部とした以外、実施例10と同様にして実施例14のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が31となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例14のゴルフボールを得た。
[実施例15]
次に、硫黄を0.1重量部と、スルフェンアミド系加硫促進剤Aを1.5重量部とをさらに混練した以外、実施例9と同様にして実施例15のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が30となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例15のゴルフボールを得た。
[実施例16]
次に、硫黄を0.5重量部とした以外、実施例15と同様にして実施例16のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が29となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例16のゴルフボールを得た。
[実施例17]
次に、硫黄を1.0重量部とした以外、実施例15と同様にして実施例17のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が28となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例17のゴルフボールを得た。
[実施例18]
次に、硫黄を2.0重量部とした以外、実施例15と同様にして実施例18のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が27となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、実施例18のゴルフボールを得た。
[実施例19]
次に、硫黄を0.1重量部と、スルフェンアミド系加硫促進剤Aを1.5重量部とをさらに混練した以外、実施例7と同様にして実施例19のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物を用いて上記の方法でコアを被覆することで、厚さ0.8mmの1層からなるカバーを形成した。これによって、カバーのショアD硬度が30となる実施例19のゴルフボールを得た。
[実施例20]
次に、実施例15と同様にして得たゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が30となるカバーを実施例19と同様にして形成することで、実施例20のゴルフボールを得た。
[比較例1]
次に、比較のため、前記スルフィド系シランを2.4重量部とした以外、実施例2と同様にして比較例1のゴルフボール用ゴム組成物を得た。つまり、比較例1のゴルフボール用ゴム組成物では、シリカに対して16.0重量%となる配合量のシランカップリング剤を含む。このゴルフボール用ゴム組成物から、ショアD硬度が20となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、比較例1のゴルフボールを得た。
[比較例2]
次に、比較のため、トチュウゴムに代えて、合成トランス型ポリイソプレンゴム(株式会社クラレ製の商品名「TP−301」)のみから基材ゴムを構成した。また、前記スルフィド系シランを加えず、前記スルフェンアミド系加硫促進剤Aに代えてジチオカルバミン酸系加硫促進剤を1.0重量部とした。これら以外は、実施例1と同様にして比較例2のゴルフボール用ゴム組成物を得た。つまり、比較例2のゴルフボール用ゴム組成物は、トチュウゴム及びシランカップリング剤の両方を含まない。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が50となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、比較例2のゴルフボールを得た。
[比較例3]
次に、比較のため、トチュウゴムに代えて、高シス型ポリブタジエンゴムを100.0重量部とした以外、実施例14と同様にして比較例3のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が35となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、比較例3のゴルフボールを得た。
[比較例4]
次に、比較のため、トチュウゴムに代えて、高シス型ポリブタジエンゴムを100.0重量部とした以外、実施例7と同様にして比較例4のゴルフボール用ゴム組成物を得た。このゴルフボール用ゴム組成物からショアD硬度が32となるカバーを実施例1と同様にして形成することで、比較例4のゴルフボールを得た。
以上の実施例1〜20及び比較例1〜4の各ゴルフボールについて、耐擦過傷性及び耐衝撃性の評価と、反発係数(COR値)及びバックスピン量(rpm=回/分)の測定とを行い、これらの結果を図2に併せて示した。
耐擦過傷性の評価は、ウェッジクラブを用いてヘッドスピード35m/秒で打球したゴルフボールのカバーの表面を観察することによって行った。この評価では、擦過傷がほぼ生じていない場合を最高得点の5点とし、擦過傷が増えるごとに減点した。図2に示すように、実施例1〜20のカバーでは、評価結果が2.5点以上であり優れた耐擦過傷性を示すことが分かった。また、実施例1〜20のカバーは、基材ゴムが合成トランス型ポリイソプレンゴムのみからなるゴルフボール用ゴム組成物からなる比較例2のカバーに比して特に優れた耐擦過傷性を示す。このことから、基材ゴムがトチュウゴムを30.0〜100.0重量%と、高シス型ポリブタジエンゴムを70.0〜0.0重量%を含有するゴルフボール用ゴム組成物では、カバーの耐擦過傷性を効果的に向上させることができることが明らかである。
耐衝撃性の評価は、エアガンを用いて160フィート/秒の速度で各ゴルフボールを鉄製プレートに繰り返し衝突させて、破損するまでの衝突回数及び破損状態を観察することによって行った。具体的には、衝突回数60回で破壊、亀裂が生じていない場合をA、衝突回数50〜59回で表面に小さい亀裂が生じている場合をB、衝突回数40〜49回で表面に大きい亀裂が生じている場合をC、衝突回数39回以下で破壊する場合をDと評価した。すなわち、A、B、C、Dの評価の順に耐衝撃性が低くなるといえる。図2に示すように、実施例1〜20のゴルフボールは、全てC以上の評価結果が得られ、優れた耐衝撃性を示すことが分かった。
反発係数の測定は、各ゴルフボールを130フィート/秒の速度で鉄製プレートに衝突させた際の入射速度と反射速度の比より算出した。図2に示すように、実施例1〜20のゴルフボールでは、0.780以上の良好な反発係数を示すことが分かった。
バックスピン量の測定は、ウェッジクラブを用いてヘッドスピード35m/秒でゴルフボールを打球したときのバックスピン量を測定した。図2に示すように、実施例1〜20のゴルフボールでは、8500rpm以上の良好なバックスピン量を示すことが分かった。
以上から、トチュウゴムを30.0重量%以上含有する基材ゴムを100.0重量部と、シリカを5.0重量部以上と、シリカに対して0.1〜15.0重量%のシランカップリング剤とを含む本実施形態に係るゴルフボール用ゴム組成物を用いることにより、耐擦過傷性、耐衝撃性、反発性能及びスピン性能をバランスよく向上させたゴルフボールを得ることができる。
10…ゴルフボール 12…コア
14…カバー 20…内層コア
22…外層コア

Claims (9)

  1. ゴルフボールの材料となるゴルフボール用ゴム組成物であって、
    トチュウゴムを30.0重量%以上含有する基材ゴムを100.0重量部と、シリカを5.0重量部以上と、前記シリカに対して0.1〜15.0重量%のシランカップリング剤と、硫黄及び加硫促進剤と、を含み、
    前記加硫促進剤は、スルフェンアミド系化合物及びチウラム系化合物のうち、少なくともチウラム系化合物を含むことを特徴とするゴルフボール用ゴム組成物。
  2. 請求項1記載のゴルフボール用ゴム組成物において、
    前記基材ゴムは、前記トチュウゴムを30.0〜100.0重量%と、高シス型ポリブタジエンゴムを70.0〜0.0重量%含有することを特徴とするゴルフボール用ゴム組成物。
  3. 請求項1又は2記載のゴルフボール用ゴム組成物において、
    前記シランカップリング剤は、メルカプト系シラン又はスルフィド系シランであることを特徴とするゴルフボール用ゴム組成物。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のゴルフボール用ゴム組成物において、
    前記シリカの含有量が10.0〜30.0重量部であることを特徴とするゴルフボール用ゴム組成物。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のゴルフボール用ゴム組成物において、
    酸化亜鉛、酸化チタンをさらに含み、
    前記ゴルフボールのカバーを形成することを特徴とするゴルフボール用ゴム組成物。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のゴルフボール用ゴム組成物において、
    有機過酸化物をさらに含むことを特徴とするゴルフボール用ゴム組成物。
  7. 請求項1〜4の何れか1項に記載のゴルフボール用ゴム組成物において、
    酸化亜鉛、酸化チタン及び有機過酸化物をさらに含み、
    前記ゴルフボールのカバーを形成することを特徴とするゴルフボール用ゴム組成物。
  8. 請求項5又は7記載のゴルフボール用ゴム組成物において、
    前記カバーのショアD硬度が22〜55であることを特徴とするゴルフボール用ゴム組成物。
  9. 請求項1〜の何れか1項に記載のゴルフボール用ゴム組成物を材料として形成されたカバーを有することを特徴とするゴルフボール。
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