JP6378930B2 - 地下駅空調方法及び地下駅空調システム - Google Patents
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Description
地下駅に対して冷房運転を実施している場合に、トンネル内空気のエンタルピが当該地下駅のプラットホームのエンタルピより低いときには、
前記プラットホームドア装置における軌道部とプラットホームを隔てる腰壁の上側開口区域から、車両の走行に伴う列車風を前記プラットホームに導入し、
地下駅に対して冷房運転を実施している場合に、トンネル内空気のエンタルピが当該地下駅のプラットホームのエンタルピより高いときには、
前記プラットホームドア装置における軌道部とプラットホームを隔てる腰壁の上側開口区域を閉鎖して、車両の走行に伴う列車風が前記プラットホームに流入することを抑えることを特徴としている。
なおここでトンネル内空気のエンタルピとは、地下トンネルすべての区間のトンネル内空気のエンタルピであってもよく、また所定区間ごとに分けたトンネル区間の空気のエンタルピであってもよい。ここで所定区間とは駅と駅との間のトンネル区間や、複数の駅間トンネル区間、駅と駅との間(例えば中央部)で区画して、プラットホーム部端部から当該区画した部分までのトンネル区間の空気のエンタルピとしてもよい。
かかる場合、冬期においては、トンネル内の温度、若しくは温湿度または外気の温度に基づいて、前記開口部を閉鎖するようにしてもよい。
また車両がプラットホームに停車している間は、前記開口部を閉鎖するようにしてもよい。
制御装置Cには、地下駅の空調を担っている空調装置34の運転状況、さらにはプラットホーム3上の温湿度等の情報、車両11の接近状況やプラットホーム3での停車状況等も入力される。そして制御装置Cは、これら入力された情報に基づき、例えばあらかじめ定められたプラットホーム3上での温湿度条件等と比較して、ルーバー21の羽板21aの開閉や開度等を制御するようになっている。
なお上下線の軌道部4、5のトンネル近傍にそれぞれセンサ31、32を設置したのは、上下線で各々エンタルピが異なる場合があることを想定したからである。
ただし実際の運用については、たとえば1日のうちではトンネル内空気のエンタルピとプラットホーム3のエンタルピに差が変動すると思われる日中とラッシュ時、あるいは1年を通しては夏季や中間期と冬季とで、あらかじめ各々の場合の各エンタルピを予め求めておき、それに基づいて、所定の時間帯や、所定の日にち帯で、決まった開閉制御を行うようにしてもよい。もちろんこれらを組み合わせて開閉制御するようにしてもよい。
またエンタルピの計算については、単位質量あたりエンタルピ(比エンタルピ)を基にして、トンネル内空気のエンタルピとプラットホーム3のエンタルピを比較するようにしてもよい。
3 プラットホーム
4、5 軌道部
6、7 腰壁
10 開閉ドア
11 車両
12 枠体
13 開口部
14 天井部
21 ルーバー
21a 羽板
31、32、33 温湿度センサ
34 空調装置
Claims (6)
- プラットホームドア装置が設置されている地下駅の空調負荷を軽減させる、地下駅の空調方法であって、
地下駅に対して冷房運転を実施している場合に、トンネル内空気のエンタルピが当該地下駅のプラットホームのエンタルピより低いときには、
前記プラットホームドア装置における軌道部とプラットホームを隔てる腰壁の上側開口区域から、車両の走行に伴う列車風を前記プラットホームに導入し、
地下駅に対して冷房運転を実施している場合に、トンネル内空気のエンタルピが当該地下駅のプラットホームのエンタルピより高いときには、
前記プラットホームドア装置における軌道部とプラットホームを隔てる腰壁の上側開口区域を閉鎖して、車両の走行に伴う列車風が前記プラットホームに流入することを抑えることを特徴とする、地下駅の空調方法。 - 冬期においては、トンネル内の温度、若しくは温湿度または外気の温度に基づいて、前記プラットホームドア装置における軌道部とプラットホームを隔てる腰壁の上側開口区域を閉鎖して、車両の走行に伴う列車風が前記プラットホームに流入することを抑えることを特徴とする、請求項1に記載の地下駅の空調方法。
- 車両がプラットホームに停車している間は、前記プラットホームドア装置における軌道部とプラットホームを隔てる腰壁の上側開口区域を閉鎖して、車両からの高温空気が前記プラットホームに流入することを抑えることを特徴とする、請求項1〜2のいずれか一項に記載の地下駅の空調方法。
- プラットホームドア装置が設置されている地下駅の空調システムであって、
前記プラットホームドア装置における軌道部とプラットホームを隔てる腰壁の上側に開口部が形成され、
前記開口部には、当該開口部を開閉自在な開閉部材が設けられ、
前記地下駅に対して冷房運転を実施している場合に、トンネル内空気のエンタルピが当該地下駅のプラットホームのエンタルピより低いときには、前記開口部を開放し、
前記地下駅に対して冷房運転を実施している場合に、トンネル内空気のエンタルピが当該地下駅のプラットホームのエンタルピより高いときには、
前記開口部を閉鎖するように構成されたことを特徴とする、地下駅空調システム。 - 冬期においては、トンネル内の温度、若しくは温湿度または外気の温度に基づいて、前記開口部を閉鎖するように構成されたことを特徴とする、請求項4に記載の地下駅空調システム。
- 車両がプラットホームに停車している間は、前記開口部を閉鎖するように構成されたことを特徴とする、請求項4〜5のいずれか一項に記載の地下駅空調システム。
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