JP6378331B2 - 可動家具部分の駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は可動家具部分の駆動装置に関する。この駆動装置は、閉位置から開位置へ可動家具部分を駆出するための駆出要素と、駆出要素をロック位置でロックするためのロック装置とを備え、このロック装置は、駆出要素に接続された制御要素と、制御要素のためのスライドガイド経路とを備えている。さらに本発明は、家具枠体と、家具枠体に可動に取り付けられた可動家具部分と、そのような駆動装置とを備えた家具にも関する。
長年に渡り、家具装着具産業では多様な駆動装置が製造されている。可動家具部分(引出し、フラップ扉、扉)の開動作および/または閉動作は、これらの駆動装置で補助されるか、または自動的に実行される。特に知られているものは、いわゆるタッチラッチ機構であり、可動家具部分を押し込むことによってロック解除が発生し、それによって駆動装置または駆出装置が可動家具部分を開く。
スライドガイド経路でガイドされるロック可能な制御要素はこのような機構には特に適している。大体は、これらのスライドガイド経路はハート形曲線形であるか、またはそこで制御要素がロック装置のロック位置に保持すなわちロックされるハート形曲線形状部を有している。可動家具部分を、閉位置を越えたオーバプレス位置にオーバプレスすることによって、制御要素がこのロック位置(ラッチ凹部)から外れ、それによって力で作動する駆出要素が自由に移動でき、可動家具部分を開方向に駆出させる。
そのような駆動装置にとって、純粋に機械的または機能的な要件の他に、利用者の便宜や使用の容易性に関する要件が近年増加している。ここで重要な一つの問題は、現在知られている多くの駆動装置における非常に大きな騒音の発生である。要因は他にも存在するが、これは、相当に大きな力と可動部品間の遊びにも起因している。他にも要因は存在するが、騒音源は、スライドガイド経路、特にスライドガイド経路の側壁での制御要素の接触または強力な突き当たりである。
本発明の目的は、従来技術に対して改良された駆動装置の提供である。特に、騒音発生を減少させることである。
この目的は、請求項1の特徴を備えた駆動装置によって達成される。従って、本発明によれば、(オプションで存在するラッチ凹部の外側の)スライドガイド経路が所定の領域に異なる硬度の複数の側壁領域を有している。スライドガイド経路の領域で特に大きな騒音が発生するので、これらの異なる硬度の側壁領域は、側壁領域に適切な異なる硬度または表面形状が提供されるようにスライドガイド経路を提供することができる。
実際に、弾性ラッチ凹部を示す公報が存在し、例えば、DE102011002212A1のラッチ凹部領域内のバネ要素の弾性脚部、またはCA2743055A1のラッチ凹部の一部としての弾性停止要素が存在する。しかしながら、この弾力性は、開方向に引っ張ることによってロック解除を可能にするためだけに作用し、騒音の発生を防止するために作用しない。対照的に、本発明による駆動装置のスライドガイド経路は、換言すれば、所定の領域に異なる硬度の複数の側壁領域を含んでおり、スライドガイド経路がラッチ凹部を含んでいる場合、これらの異なる硬度の側壁は、このラッチ凹部の外側に提供される。
特に好適には、スライドガイド経路は少なくとも一つの硬質側壁領域と、少なくとも一つの軟質側壁領域とを有している。従って、軟質の側壁領域は、特に応力印可されるか、または騒音発生傾向のあるセクション(部分)において制御要素のための停止部として作用する。これらのセクションは、スライドガイド経路が制御要素のための大型のガイド機能を有している場合に特に有用である。小型のガイド機能のみが必要なその他のセクション(すなわちガイドを必要とせずに制御要素自体がほぼ正確にスライドガイド経路に沿って移動することを意味する)では、側壁領域を硬質に形成することができる。
スライドガイド経路全体を異なるパーツ(部品)で構成することができる。駆動装置の別コンポーネント(構成部品)として存在することもできる。特に好適には、スライドガイド経路はプラスチック製、好適にはポリカプロラクタム製のキャリア内に提供されており、側壁領域は少なくとも部分的にキャリア自体の材料で製造されている。特に好適には、キャリアのプラスチックは射出成型部材である。ポリカプロラクタム製の代わりに、このキャリアは類似の熱可塑性物質または半結晶熱可塑性物質から構成することもできる。プラスチック複合材料でも可能である。
軟質の側壁領域を形成するため、基本的には2つの変形例が利用できる。これらの変形例を単体のスライドガイド経路に混在させることもできる。従って、第1の変形例では、側壁領域自体の材料を柔軟にして、弾性的とすることができる。これは、柔軟な側壁領域を形成するための、いわゆる“材料ベース”の変形例である。しかしながら、柔軟な側壁領域を形成する“形状的”変形例も可能である。この場合には、材料自体は、例えば硬質の側壁領域よりも軟質である必要はないが、側壁は、側壁をより薄く形成することによって弾性となるので、側壁は”軟質“であり、同時に側部要素にぶつかる時に弾性を提供するように形成されている。
第1の実施態様によれば、少なくとも一つの軟質側壁領域は、ゴム弾性材料、好適にはエラストマー製である。特に好適には熱可塑性ポリウレタンが使用される。複合材料も可能である。特に好適には、少なくとも一つの軟質側壁領域は、キャリアとは別体のオーバレイ(載置部材、被覆部材)として形成される。これは、このオーバレイはキャリアへ別部材として取り付けられ、スライドガイド経路を形成していることを意味する。特に、少なくとも一つの軟質側壁領域は、40から95の間のショアタイプA硬さ、好適には70から80の間のショアタイプA硬さを有している。DIN ISO 7619−1に従った試験手順では、熱可塑性ポリウレタンの試験時に、78ショアタイプA硬さが計測された。この硬度は、さらに硬質な試験サンプルに対し、ある材料によって対抗する機械抵抗である。換言すれば、この硬度は、制御要素の機械的衝撃に対し、スライドガイド経路によって対抗する機械抵抗である。
第2の実施態様では、少なくとも一つの軟質側壁領域は、0.6mm未満、好適には0.5mmから0.3mmの間の壁厚の薄壁で形成されている。スライドガイド経路から逸れたこの軟質側壁領域の側部には、クリアランス(隙間)または凹部が配置されている。この薄壁は、制御要素の衝突時に、このクリアランスに押し込まれるか、または曲げ入れられる。このクリアランスは、好適には長形で、この軟質側壁領域内のスライドガイド経路の表面に略平行である。側壁をこのように薄く形成することで、材料自体を軟質にせずとも、この薄い領域が制御要素の衝突時に撓み、変形によって騒音発生を防止する。さらに簡単に製造するために、少なくとも一つの薄壁軟質側壁領域はキャリアと一体的に形成される。
基本的には、キャリアはオーバレイよりも硬質な材料で形成される。このキャリアの硬度は、ショア硬さ値よりも弾性率によってさらに良好に表現できる。従ってキャリアは、1,000から20,000MPaの間、好適には4,000から6,000MPaの間の弾性率を有している。好適には弾性率は約5,000MPaである。しかしながらキャリア自体は、異なる硬度または弾性の領域を含むことができる。基本的には、スライドガイド経路全体は、弾性率または硬度それぞれの最も多様な種類と範囲を含むことができる。2つの異なる種類のみが好適に提供され、すなわち、一つは硬質側壁領域を備えた硬質セクションであり、弾性率はこれらの硬質側壁領域の全てで同じである。2つ目は、軟質側壁領域が提供されている。好適には、ショア硬さはゴム弾性材料製の全ての軟質側壁領域で同じである。対照的に、柔軟であるが薄壁の側壁領域は、好適には硬質側壁領域と同じ弾性率を備えているが、それらの形状のために弾性または伸縮性を有して形成されている。しかしながら、これらの2種類の軟質側壁領域は、側壁に対し同じ衝突速度で衝突した場合には、軟質側壁領域の変形が硬質側壁領域の変形よりも大きいという共通点を有する。従って、軟質側壁領域は制御要素の衝突時に潰れる領域を形成する。この変形は、異なる形状に形成され、異なる位置に配置されている軟質側壁領域内では異なっていてもよい。それぞれの軟質側壁領域での変形は、硬質側壁領域での変形よりも常に大きいことは重要である。もちろん、制御要素の同じ衝突速度と、少なくとも類似の衝突角度とが存在することが前提である。言い換えれば、制御要素の同じ力の衝撃では、軟質側壁領域内よりも硬質側壁領域内で小さい変形が生じる。
スライドガイド経路全体の正確な形態に依存して、ほとんどの多様な経路セクションには軟質側壁領域が提供できる。既に解説したように、スライドガイド経路が、制御要素のための偏向領域(方向転換領域)と衝突領域を有することが好適であり、少なくとも一つの軟質側壁領域はこれら偏向領域または衝突領域に提供されている。これらの偏向領域または衝突領域は、特に制御要素の大きなバネ力が、スライドガイド経路の側壁に横方向に作用しているところに見られる。対照的に、制御要素の力が側壁に対して略平行に作用している領域が存在しており、その結果、制御要素と側壁との間にはせいぜい摩擦力が発生するだけである。これらの領域では、側壁を特に軟質に形成する必要はない。
本発明の1好適実施態様によれば、スライドガイド経路はラッチ凹部を有しており、制御要素はロック装置のロック位置でラッチ凹部に当接する。基本的には、スライドガイド経路はもちろんこのラッチ凹部内に軟質側壁領域を有することができる。しかしながら、本発明によれば、スライドガイド経路はこのラッチ凹部の外側に異なる硬度の側壁領域を有している。
さらに、制御要素のためのスライドガイド経路は、ラッチ凹部によって形成されたラッチセクション、逸脱傾斜部(偏向傾斜部)を備えたオーバプレス(過押し込み、過剰な押し込み)セクション、駆出セクション、移動セクション、ベアリングセクションおよび引張セクションを含んでいる。通常は、オーバプレスセクションと駆出セクションでは大きな騒音発生の恐れはない。しかしながら、そのような騒音は、駆出セクションと引張セクションとの間の制御要素の移動が起きる移動セクションで発生することがある。また可動家具部分がフリーホイールに配置されているときに制御要素が保持されるベアリングセクションでも、衝突時に騒音が発生することがある。これは、スライドガイド経路の屈曲形状による引張セクションでも発生することがある。従って、移動セクション、ベアリングセクションおよび引張セクションだけが少なくとも一つの軟質側壁領域を有していることが好ましい。このことは、これらのセクションには、制御要素のために偏向領域と衝突領域とがそれぞれ配置されているため、特に有利である。
一般的に、駆出要素はキャリアで直線状に移動可能であるように提供されており、一方がキャリアに、他方が駆出要素に固定された、好適には引張バネである駆出力保存手段によって、駆出要素は作動される。
制御要素を簡単に移動させるために、好適には、ペグ(止めくぎ)形態の制御要素が、駆出要素に対して可動に、好適には旋回可能に取り付けられた制御レバーに配置されている。
さらに、ロック装置は、閉位置の後方に配置されているオーバプレス位置(U’S)に可動家具部分をオーバプレスすることによってはロック解除可能であることが好適である。もちろん、起動は可動家具部分を引っ張ることでも実行できる。しかしながら、可動家具部分を引っ張ることではロック解除されないが、ロック装置をロック解除せずに可動家具部分を開方向に簡単に引っ張ることができることが好ましい。
自動開動作を発生させないために、可動家具部分を開位置から閉位置に閉方向に引き込むための引込装置が好適には提供されており、この引込装置は好適には減衰装置によって減衰されている。
特許保護は、家具枠体、この家具枠体に可動に取り付けられた可動家具部分、および本発明による駆動装置を備えた家具にも請求される。ここでは、駆動装置は家具枠体と連携しており、可動家具部分に配置されている同伴部材に作用するか、または可動家具部分に直接的に作用する。しかしながら、駆動装置は可動家具部分と連携しており、それ自体を家具枠体から、または家具枠体に固定された同伴部材から駆出させることが好ましい。
本発明のさらなる詳細と利点は、図面に解説されている実施例と関連する詳細な説明によって、以降でさらに詳説されている。
図1は、異なる位置にある可動家具部分を備えた家具を概略的に示している。 図2と図3は、駆動装置の分解図である。 図4は、軟質側壁領域を形成するオーバレイを備えたキャリアを示している。 図5から図11は、スライドガイド経路の異なる部分に存在する制御要素をそれぞれ示す平面図および斜視図である。 図12aから図15bは、異なって形成された硬質および軟質側壁領域の概略比較図である。
図1は、家具枠体18と複数の可動家具部分2(引出し)とから構成されている家具17を概略的に示している。実質的なコンポーネントとして、可動家具部分2は、引出し箱体21と前方パネル20とを備えている。可動家具部分2は、延伸ガイド24を介して家具枠体18に可動に取り付けられており、延伸ガイド24は、枠体レール23、オプションの中央レール(図示せず)、および引出しレール22を備えている。
駆動装置1は、キャリア10を介して、最上部に示す可動家具部分2と、その引出しレール22にそれぞれ固定されている。スライドガイド経路6はキャリア10に形成されており、制御要素5と共に駆出要素3のためのロック装置4を形成している。一方、駆出要素3は、同伴部材10を介して、枠体レール23と家具枠体とにそれぞれ連結できる。最上部の引出しは、開位置OSに配置されている。このとき、駆出力保存手段13(この場合は圧縮バネ)は弛緩しており、駆出要素3はスライドガイド経路6のラッチセクションRで制御要素5を介してロックされてはいない。むしろ、制御要素5はラッチセクションRから逸れたセクションに配置されている。
開位置OSから閉方向SRに可動家具部分2を移動させると(上から2番目の引出しを参照)、駆出力保存手段13が、同伴部材19と駆出要素3との連結を利用した可動家具部分2への人力によって緊張し、これによって制御要素5がラッチセクションRに移動する。これによって、ロック装置4がロック位置Vに配置される。これは、この概略図からは明らかではないが、続く図面から理解できるであろう。
ロック位置Vに到達するとすぐに、概略的にのみ示された引込装置16と減衰装置15とが、可動家具部分2を閉位置SSに引き込む(上から3番目の引出しを参照)。さらにこの閉位置SSでは、ロック装置4はロック位置Vでロックされる。
その後、上から4番目の引出しで示すように、可動家具部分2が人手で押されると、可動家具部分2は、閉位置SSの後方に位置するオーバプレス位置U’Sに到達し、そこでロック装置4のロック解除が発生する。それによって、駆出力保存手段13が弛緩でき、可動家具部分2は開方向ORに駆出され、最上部の引出しで示す開位置OSに到達する。
駆動装置1の特定の実施例を、図2と図3による分解図に示す。これらによれば、駆動装置は、キャリア10とカバー26とを備え、両方のコンポーネントにスライドガイド経路6が形成されている。キャリア10とカバー26とは共に、駆動装置1のハウジングを形成している。駆出スライダ3はこのハウジング内とこのキャリア10上をそれぞれ直線状に移動できるように取り付けられている。駆出要素3は、駆出力保存手段13(2つの引張バネ)の力によって作動される。駆出力保存手段13は、一方がバネ基部33によってキャリア10に接続されており、他方がバネ基部34によって駆出要素3に取り付けられている。制御レバー14は、回転軸部材29によって駆出要素3に旋回可能に取り付けられている。ペグ形態または筒形態の制御要素5は、駆出要素3から離れた制御レバー14の端部に配置されており、この制御要素5はスライドガイド経路6内でガイドされる。駆出要素のためのガイドローラ32も駆出要素の領域に提供されており、ガイドローラ32は、キャリア10およびカバー26内に形成されたガイド経路40内でガイドされる。制御要素5のためのラッチダンパ30がキャリア10に回転可能に取り付けられており、ラッチダンパ30は、ホルダ31によってキャリア10に保持されている。不図示の引込力保存手段を備えた引込装置16がさらに提供されており、引込装置10はガイド経路35内で可動にガイドされる。キャッチ(捕捉)レバー25もまた引込装置16に旋回可能に取り付けられており、ここでは図示していない同伴部材19との連結は、このキャッチレバー2によって実行される。さらに、同期装置27のコンポーネントが図2と図3に示されており、これによって、家具枠体18の反対側に配置された駆動装置1との同期が実行される。さらに、引出しレール22と可動家具部分2に対するハウジングの相対的位置をそれぞれ調節できる深さ調節ホイール28が提供されている。
図2と図3で既に示したように、スライドガイド経路6の軟質側壁領域9を形成している2つのオーバレイ11がキャリア10に配置されている。これらのオーバレイ11は、例えばポジティブロックおよび/または摩擦係合によって、キャリア10にそれぞれ固定、保持および挿入されている。図4に示すように、スライドガイド経路6の主部分はキャリア10と一体的に形成されており、キャリア10はスライドガイド経路6の主部分を形成している。キャリア10はポリカプロラクタムにより射出成型されており、スライドガイド経路6の硬質側壁領域を形成しているが、軟質側壁領域9もポリカプロラクタムで形成でき、またはキャリア10によって直接的に形成でき、この場合には制御要素5の柔らかい停止部はその形状と薄壁によって達成される。
スライドガイド経路6の本質部分を図5に示している。ここでは、制御要素5がラッチセクションRのラッチ凹部7に当接する。このセクションには、凹部37も提供されており、制御要素5とラッチダンパ30との相互作用が可能となる。可動家具部分2をオーバプレス位置U’Sにオーバプレスすることによって、制御要素5が逸脱傾斜部12によってオーバプレスセクションU’に到達する。可動家具部分2が駆出される駆出セクションAは、このオーバプレスセクションU’に直接リンク(接続)されている。駆出過程の完了後、駆出セクションAから引張セクションSへの制御要素5の移動が実行されなければならない。これは、駆出方向に対して略横方向に配置された移動セクションWによって達成される。可動家具部分2の続くフリーホイールを達成するため、ラッチセクションから離れたスライドガイド経路6の端部にベアリングセクションLが形成されている。引張セクションSはこのベアリングセクションLにリンクされている。ロックセクションVAはこの引張セクションSの後に連続しており、ロックセクションVAはラッチセクションRに最終的に導かれる。本発明では、スライドガイド経路6が、ラッチ凹部7の外側の所定の領域に、異なる硬度の側壁領域8および9を有していることは重要である。それによって、軟質側壁領域9が、スライドガイド経路6の側壁への制御要素5の衝突による騒音発生を減少させる。この目的のため、柔らかい材料(熱可塑性ポリウレタン)製オーバレイ11が、引張セクションSとベアリングセクションLとに配置されており、これにより、これらの軟質側壁領域9への制御要素5の衝突時に騒音の発生が大幅に減少される。同じ効果は、別の材料で形成されてはいないが、0.6mm未満の、好適には0.5mmから0.3mmの間の壁厚Dの薄壁で形成された、移動セクションWの領域内の軟質側壁領域9にも当てはまる。しかしながら、移動セクションWのこの領域は、薄壁厚Dによってだけでなく、この目的のため凹部36も形成されていることによって、弾性的に形成され、その結果、薄壁領域9全体が制御要素5の衝突時に撓むことができる。したがって、制御要素5の衝突時の衝撃エネルギーは全部が騒音ではなく、変形にも変換されることで、騒音の減少が達成される。要素38と凹部39は、作動エラーの場合に制御要素5のためのディフレクタ(偏向部材、方向転換部材)として作用する。
図5と図6は、制御要素5を備えたキャリア10の斜視図であり、制御要素5はラッチセクションR内に配置されている。図5での混同を回避するため、図6では、衝突領域Gと偏向領域Uが配置されたスライドガイド経路6のセクションまたは領域が示されている。このように、大きな騒音を発生させる領域GとUそのものに軟質側壁領域9が提供されている。
図7から図11では、スライドガイド経路6を通る制御要素5の経路が図示されている。図7によれば、スライドガイド経路6のオーバプレスセクションU’に制御要素5が配置されている。駆出力保存手段13は、可動家具部分2への人力による押圧が停止するとすぐに弛緩することができ、それによって制御要素5が、図8aと図8bに示すように駆出セクションAへと移動する。図9aと図9bに示すように、駆出セクションAの端部で、制御要素は移動セクションWに最終的に到着する。移動セクションWの側壁への衝撃は、軟質側壁領域9によって部分的に吸収または減衰される。続いて、制御要素5はしばしばまだ非常に大きい勢いを伴った状態でベアリングセクションLに到着し、ベアリングセクションLにおける衝撃は、ゴム弾性材料から成る側壁領域9によって緩和される。したがって、これらの衝突領域Gでの騒音が減少する。図11に示すように、駆出力保存手段13の引き続く緊張状態にて、制御要素5は引張セクションSを通って移動する。偏向領域Uでの騒音は、ゴム弾性材料で形成されている軟質側壁領域9によって減少される。
図12aから図15bは、異なった状態に形成された側壁領域の概略的比較と、同じ衝撃エネルギーFでの制御要素5の衝突の場合のこれらの側壁領域の影響の比較とを示している。図12aは、制御要素5の、硬質側壁領域8への衝突前の状態を示している。衝撃エネルギーは、速度、衝突角度および制御要素5に作用する力保存手段(駆出力保存手段13)の力に依存する。図12bに示すように、硬質側壁領域8は衝突時に撓まない(または最小限に撓むだけである)ため、騒音は相対的に大きい。図13aでは、制御要素5はオーバレイ11の形態の軟質側壁領域9の方向に、同じ衝撃エネルギーFで移動される。図13bによる衝突時には、衝撃エネルギーは、軟質側壁領域9の変形によって少なくとも部分的に吸収される。このように、硬質側壁領域8とは対称的に、その表面は図13aに示す非負荷状態と比べて変形されている。衝撃エネルギーFは軟質側壁領域9の変形に少なくとも部分的に変換されるため、騒音が小さくなる。同じことが図14bと図15bに示すように軟質側壁領域9にも当てはまる。表面の変形は、制御要素5が同じ衝撃エネルギーFで衝突したときに発生する。これは形状的状態(薄壁の側壁領域9と制御要素から離れた凹部36)に基づいて達成される。図12bから図15bに詳細に示されるように、軟質側壁領域9のそれぞれの変形例では、硬質側壁領域8と比べて、スライドガイド経路6の表面内への制御要素5の侵入深さが大きい。
要約すると、本発明はこのように、タッチラッチ機構(駆動装置1)のハート形曲線(スライドガイド経路6)での騒音減衰に関する。制御ペグ(制御要素5)の機能的荷重移動または切替ポイントは、駆出に伴う家具装着部材の開閉動作中のハート形曲線内で発生する。これらのハート形曲線内のポイントの全てが多少なりとも大きな騒音をもたらす。これらの騒音を防止または減少させるため、ハート形曲線内のこれらポイントはそれぞれ柔らかい部分および減衰要素(軟質側壁領域9)、または撓みが生じる壁厚の特定形状に形成されている。

Claims (16)

  1. 閉位置(SS)から開位置(OS)へ可動家具部分(2)を駆出するための、力が加えられることによって作動する力作動駆出要素(3)と、
    ロック位置(V)で前記力作動駆出要素(3)をロックするためのロック装置(4)であって、前記力作動駆出要素(3)に接続される制御要素(5)と、前記制御要素(5)のためのスライドガイド経路(6)とを備えるロック装置(4)と、
    を備え、
    前記スライドガイド経路(6)のラッチ凹部(7)の外側の前記スライドガイド経路(6)が、所定の領域に異なる硬度の複数の側壁領域(8、9)を有し、前記スライドガイド経路(6)が少なくとも一つの硬質側壁領域(8)と、少なくとも一つの軟質側壁領域(9)とを有する、可動家具部分(2)用の駆動装置(1)において
    前記制御要素(5)のための前記スライドガイド経路(6)が、前記ラッチ凹部(7)によって形成されたラッチセクション(R)、逸脱傾斜部(12)を備えたオーバプレスセクション(U’)、駆出セクション(A)、移動セクション(W)、ベアリングセクション(L)および引張セクション(S)を備え、前記スライドガイド経路(6)が、前記制御要素(5)のための偏向領域(U)と衝突領域(G)とを有しており、前記偏向領域(U)の一つが前記引張セクション(S)に配置されており、前記衝突領域(G)が前記移動セクション(W)および前記ベアリングセクション(L)に配置されており、前記少なくとも一つの軟質側壁領域(9)が前記偏向領域(U)または前記衝突領域(G)内に提供されている、
    ことを特徴とする駆動装置(1)。
  2. 前記スライドガイド経路(6)はプラスチック製のキャリア(10)に提供されており、前記側壁領域(8、9)は少なくとも部分的に前記キャリア(10)自体の材料製であることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記少なくとも一つの軟質側壁領域(9)は、ゴム弾性材料製であることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  4. 前記少なくとも一つの軟質側壁領域(9)は、前記キャリア(10)とは別体のオーバレイ(11)として形成されることを特徴とする請求項2記載の駆動装置。
  5. 前記少なくとも一つの軟質側壁領域(9)は、40から95の間のショアタイプA硬さを有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の駆動装置。
  6. 前記少なくとも一つの軟質側壁領域(9)は、0.5mmから0.3mmの間の壁厚(D)を有する薄壁で形成されていることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  7. 前記少なくとも一つの軟質側壁領域(9)は前記キャリア(10)と一体的に形成されていることを特徴とする請求項2記載の駆動装置。
  8. 前記キャリア(10)は、1,000から20,000MPaの間の弾性率を有していることを特徴とする請求項2記載の駆動装置。
  9. 前記制御要素(5)は前記ロック装置(4)の前記ロック位置(V)で前記ラッチ凹部(7)に当接することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の駆動装置。
  10. 前記移動セクション(W)、前記ベアリングセクション(L)および前記引張セクション(S)だけが少なくとも一つの軟質側壁領域(9)を有していることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  11. 前記力作動駆出要素(3)は、前記キャリア(10)にて直線状に移動可能であるように取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  12. 前記力作動駆出要素(3)は、一方が前記キャリア(10)に固定され、他方が前記力作動駆出要素(3)に固定された、駆出力保存手段(13)によって作動されることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  13. 前記制御要素(5)は、前記力作動駆出要素(3)に可動に取り付けられた制御レバー(14)に配置されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の駆動装置。
  14. 前記ロック装置(4)は、前記可動家具部分(2)を前記閉位置(SS)からオーバプレス位置(U’S)へオーバプレスすることによってロック解除可能であり、前記オーバプレス位置(U’S)は前記閉位置(SS)の後方に配置されている、請求項1から13のいずれか1項に記載の駆動装置。
  15. 閉方向(SR)に前記開位置(OS)から前記閉位置(SS)へ前記可動家具部分(2)を引き込むための引込装置(16)を備える、請求項1から14のいずれか1項に記載の駆動装置。
  16. 家具枠体(18)と、前記家具枠体(18)に可動に取り付けられた可動家具部分(2)と、請求項1から15のいずれか1項に記載の駆動装置(1)とを備えた家具(17)。
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