JP6377463B2 - 終点検出方法、及び、研磨装置 - Google Patents
終点検出方法、及び、研磨装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6377463B2 JP6377463B2 JP2014177742A JP2014177742A JP6377463B2 JP 6377463 B2 JP6377463 B2 JP 6377463B2 JP 2014177742 A JP2014177742 A JP 2014177742A JP 2014177742 A JP2014177742 A JP 2014177742A JP 6377463 B2 JP6377463 B2 JP 6377463B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- end point
- current
- unit
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Description
おける、前記駆動部の駆動負荷の変化に対する前記駆動電流の変化に関する電流制御パラメータを調整する調整部と、を備えることを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る研磨装置の基本構成を示す図である。研磨装置は、研磨パッド10を上面に取付け可能な研磨テーブル12と、研磨テーブル12を回転駆動する第1の電動モータ(第1の駆動部)14と、第1の電動モータの回転位置を検出する位置検出センサ16と、半導体ウエハ18を保持可能なトップリング(保持部)20と、トップリング20を回転駆動する第2の電動モータ(第2の駆動部)22と、を備えている。
ーボートやタッチパネルなどの入力インターフェースを介してオペレータから第1の電動モータ14の回転速度の指令信号を受け付ける入力部200と、を備える。入力部200は、受け付けた指令信号をモータドライバ100に入力する。なお、図1は、第1の電動モータ14を回転駆動するモータドライバ100について説明するが、図4に示すように第2の電動モータ22にも同様のモータドライバ100が接続される。
Iuc(i)=Ic(i)×Sinφu(i)となる。また、2相‐3相変換器106は、U相の場合と同様に、ある時刻tiのときの電流指令信号Ic(i)とV相の電気角信号Sinφv(i)とを乗算することにより、V相電流指令信号Ivc(i)を生成する。すなわち、Ivc(i)=Ic(i)×Sinφv(i)となる。
次に、モータドライバ100における駆動電流の調整について説明する。図3は、第1
実施形態の研磨装置の駆動電流調整に関する構成を模式的に示す図である。図4は、第2実施形態の研磨装置の駆動電流調整に関する構成を模式的に示す図である。なお、第1実施形態は、第1の電動モータ14を駆動するモータドライバ100における駆動電流調整を行う実施形態であるのに対して、第2実施形態は、第2の電動モータ22を駆動するモータドライバ100における駆動電流調整を行う実施形態である点が異なる。第1実施形態と第2実施形態で同様の部分についてはまとめて説明する。
さらに具体的には、電流制御パラメータとは、モータドライバ100の速度補償器104におけるフィードバック制御の制御ゲインである。速度補償器104は、上述のように、研磨テーブル12又はトップリング20の実回転速度と目標回転速度との偏差に基づいて駆動電流を制御する。調整部64は、判定部62によって、実行する研磨プロセスの研磨条件が特定の研磨条件と一致すると判定された場合に、偏差に基づく制御における制御ゲインを大きくするコマンドをモータドライバ100へ送信する。
件が特定の研磨条件と一致すると判定された場合に、第1の電動モータ14又は第2の電動モータ22の慣性モーメントが小さくなるように、モータドライバ100の電流制御パラメータを調整することができる。これによれば、第1の電動モータ14又は第2の電動モータ22の慣性モーメントが小さくなるので、第1の電動モータ14又は第2の電動モータ22の駆動負荷が変化した場合の駆動電流の変化が大きくなる。その結果、終点検出部68は、駆動電流の変化に基づいて終点検出を適切に行うことができる。
終点検出部68は、第2の電流センサ31によって検出された駆動電流(トルク電流)に基づいて、半導体ウエハ18の研磨終点を検出する。具体的には、終点検出部68は、第2の電流センサ31によって検出された駆動電流の変化に基づいて半導体ウエハ18の研磨の終点を判定する。
体ウエハ18の研磨の終点を判定する。また、終点検出部68は、モータ電流の微分値の変化に基づいて半導体ウエハ18の研磨の終点を判定することもできる。
次に、第1,第2実施形態の研磨装置による電流調整方法について説明する。図8は、第1,第2実施形態の研磨装置による電流調整方法のフローチャートである。図8は、研磨プロセスが単一の工程を有する場合の電流調整方法のフローチャートである。
際には、前回の調整よりも大きく電流制御パラメータを調整する。例えば、速度補償器104におけるフィードバック制御の制御ゲインの増加量を前回の調整における増加量よりも大きくする。
条件でのみ電流制御パラメータを調整する。したがって、通常の電流制御パラメータの設定で終点検出を行うことができる研磨条件の場合には、電流制御パラメータは調整されないので、既存の研磨レシピ等に影響を与えることはない。また、第1,第2実施形態の研磨装置及び電流調整方法によれば、研磨プロセスの研磨条件が特定の研磨条件と一致すると判定された場合には、モータドライバ100における電流制御パラメータを調整することによって、第1の電動モータ14又は第2の電動モータ22の駆動負荷が変化した場合の駆動電流の変化を大きくすることができる。その結果、第1,第2実施形態の研磨装置及び電流調整方法によれば、既存の研磨レシピを変更することなくトルク電流の変化を良好に検出することができるので、研磨終点検出の精度が向上し、終点検出部68は、駆動電流の変化に基づいて終点検出を適切に行うことができる。
12 研磨テーブル
14 第1の電動モータ(駆動部)
18 半導体ウエハ(研磨対象物)
20 トップリング(保持部)
22 第2の電動モータ(駆動部)
31 電流センサ(電流検出部)
60 終点検出装置
62 判定部
64 調整部
66 記憶部
68 終点検出部
100 モータドライバ
104 速度補償器
200 入力部
Claims (17)
- 研磨パッドを保持するための研磨テーブル、又は、研磨対象物を保持して研磨パッドへ押圧するための保持部、を回転駆動するための駆動部へ供給する駆動電流に基づく終点検出方法であって、
実行する研磨プロセスの研磨条件があらかじめ設定された特定の研磨条件と一致するか否かを判定する第1判定ステップと、
前記第1判定ステップによって前記研磨条件が前記特定の研磨条件と一致すると判定された場合に、前記駆動電流を制御するための駆動制御部における、前記駆動部の駆動負荷の変化に対する前記駆動電流の変化に関する電流制御パラメータを調整する調整ステップと、
前記調整ステップによって調整された電流制御パラメータに基づいて前記駆動部へ供給される駆動電流を検出する検出ステップと、
前記検出ステップによって検出された駆動電流に基づいて研磨の終点を検出する終点検出ステップと、
を備えることを特徴とする終点検出方法。 - 請求項1の終点検出方法において、
研磨プロセスの実行中に前記検出ステップによって検出された駆動電流に基づいて、前記実行中の研磨プロセスの研磨条件を前記特定の研磨条件に加えるか否かを判定する第2判定ステップ、
をさらに備える終点検出方法。 - 請求項2の終点検出方法において、
前記第2判定ステップは、前記駆動部の駆動負荷が変化した際に前記検出ステップによって検出された駆動電流の変化がしきい値よりも小さい場合に、前記実行中の研磨プロセスの研磨条件を前記特定の研磨条件に加える、
終点検出方法。 - 請求項2の終点検出方法において、
前記終点検出ステップは、前記検出ステップによって検出された駆動電流の変化に基づいて研磨の終点を検出し、
前記第2判定ステップは、前記終点検出ステップによって研磨の終点が検出されなかった場合に、前記実行中の研磨プロセスの研磨条件を前記特定の研磨条件に加える、
終点検出方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項の終点検出方法において、
前記調整ステップは、前記駆動部の駆動負荷の変化に対して前記駆動電流の変化が大きくなるように、前記電流制御パラメータを調整する、
終点検出方法。 - 請求項1〜5のいずれか1項の終点検出方法において、
前記駆動制御部が、前記研磨テーブル又は前記保持部の実回転速度と目標回転速度との偏差に基づいて前記駆動電流を制御する場合において、
前記調整ステップは、前記偏差に基づく制御における制御ゲインを大きくする、
終点検出方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項の終点検出方法において、
前記研磨プロセスが複数の工程を含む場合に、
前記調整ステップは、前記複数の工程のうちの一部の工程において前記電流制御パラメ
ータを調整する、
終点検出方法。 - 請求項1〜7のいずれか1項の終点検出方法において、
前記研磨条件は、研磨対象物の種類、研磨レシピの種類、研磨パッドの種類、及び研磨砥液の種類、の少なくとも1つを含む、
終点検出方法。 - 研磨パッドを保持するための研磨テーブル、又は、研磨対象物を保持して研磨パッドへ押圧するための保持部、を回転駆動するための駆動部と、
前記駆動部へ供給する駆動電流を制御するための駆動制御部と、
実行する研磨プロセスの研磨条件があらかじめ設定された特定の研磨条件と一致する場合に、前記駆動制御部における、前記駆動部の駆動負荷の変化に対する前記駆動電流の変化に関する電流制御パラメータを調整する調整部と、
を備えることを特徴とする研磨装置。 - 請求項9の研磨装置において、
実行する研磨プロセスの研磨条件があらかじめ設定された特定の研磨条件と一致するか否かを判定する判定部、をさらに備え、
前記調整部は、前記判定部によって、前記研磨プロセスの研磨条件が前記特定の研磨条件と一致すると判定された場合に、前記駆動制御部における前記電流制御パラメータを調整する、
研磨装置。 - 請求項10の研磨装置において、
研磨プロセスの実行中に前記駆動制御部から前記駆動部へ供給される駆動電流を検出する電流検出部、をさらに備え、
前記判定部は、前記電流検出部によって検出された駆動電流に基づいて、前記実行中の研磨プロセスの研磨条件を前記特定の研磨条件に加えるか否かを判定する、
研磨装置。 - 請求項11の研磨装置において、
前記判定部は、前記駆動部の駆動負荷が変化した際に前記電流検出部によって検出された駆動電流の変化がしきい値よりも小さい場合に、前記実行中の研磨プロセスの研磨条件を前記特定の研磨条件に加える、
研磨装置。 - 請求項11の研磨装置において、
前記電流検出部によって検出された駆動電流の変化に基づいて研磨の終点を検出する終点検出部をさらに備え、
前記判定部は、前記終点検出部によって研磨の終点が検出されなかった場合に、前記実行中の研磨プロセスの研磨条件を前記特定の研磨条件に加える、
研磨装置。 - 請求項9〜13のいずれか1項の研磨装置において、
前記調整部は、前記駆動部の駆動負荷の変化に対して前記駆動電流の変化が大きくなるように、前記電流制御パラメータを調整する、
研磨装置。 - 請求項9〜14のいずれか1項の研磨装置において、
前記駆動制御部は、前記研磨テーブル又は前記保持部の実回転速度と目標回転速度との偏差に基づいて前記駆動電流を制御し、
前記調整部は、前記偏差に基づく制御における制御ゲインを大きくする、
研磨装置。 - 請求項9〜15のいずれか1項の研磨装置において、
前記研磨プロセスが複数の工程を含む場合に、
前記調整部は、前記複数の工程のうちの一部の工程において前記電流制御パラメータを調整する、
研磨装置。 - 請求項9〜16のいずれか1項の研磨装置において、
前記研磨条件は、研磨対象物の種類、研磨レシピの種類、研磨パッドの種類、及び研磨砥液の種類、の少なくとも1つを含む、
研磨装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014177742A JP6377463B2 (ja) | 2014-09-02 | 2014-09-02 | 終点検出方法、及び、研磨装置 |
PCT/JP2015/074254 WO2016035673A1 (ja) | 2014-09-02 | 2015-08-27 | 終点検出方法、研磨装置、及び研磨方法 |
US15/508,034 US10759019B2 (en) | 2014-09-02 | 2015-08-27 | End point detection method, polishing apparatus, and polishing method |
SG11201701152WA SG11201701152WA (en) | 2014-09-02 | 2015-08-27 | End point detection method, polishing apparatus, and polishing method |
KR1020177006188A KR102388170B1 (ko) | 2014-09-02 | 2015-08-27 | 종점 검출 방법, 연마 장치 및 연마 방법 |
SG10201803908SA SG10201803908SA (en) | 2014-09-02 | 2015-08-27 | End point detection method, polishing apparatus, and polishing method |
CN201580047764.9A CN106604802B (zh) | 2014-09-02 | 2015-08-27 | 终点检测方法、研磨装置及研磨方法 |
TW104128583A TWI678259B (zh) | 2014-09-02 | 2015-08-31 | 終點檢測方法、研磨裝置、及研磨方法 |
US16/934,329 US20200346318A1 (en) | 2014-09-02 | 2020-07-21 | End point detection method, polishing apparatus, and polishing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014177742A JP6377463B2 (ja) | 2014-09-02 | 2014-09-02 | 終点検出方法、及び、研磨装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016049615A JP2016049615A (ja) | 2016-04-11 |
JP6377463B2 true JP6377463B2 (ja) | 2018-08-22 |
Family
ID=55657532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014177742A Active JP6377463B2 (ja) | 2014-09-02 | 2014-09-02 | 終点検出方法、及び、研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6377463B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109202687A (zh) * | 2017-07-03 | 2019-01-15 | 株式会社安川电机 | 机器人研磨系统、研磨装置及研磨控制方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10180625A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-07 | Toshiba Corp | 研磨方法および研磨装置 |
JP2005034992A (ja) * | 2004-10-29 | 2005-02-10 | Ebara Corp | ポリッシングの終点検知方法 |
JP5863614B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-02-16 | 株式会社荏原製作所 | 研磨装置 |
JP5990074B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-09-07 | 株式会社荏原製作所 | 研磨装置 |
-
2014
- 2014-09-02 JP JP2014177742A patent/JP6377463B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016049615A (ja) | 2016-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9132525B2 (en) | Polishing apparatus for flattening surface of workpiece | |
JP5990074B2 (ja) | 研磨装置 | |
JP6327958B2 (ja) | 研磨装置 | |
US20200346318A1 (en) | End point detection method, polishing apparatus, and polishing method | |
JP4235233B2 (ja) | 電動機制御装置 | |
JP5863614B2 (ja) | 研磨装置 | |
JP6203784B2 (ja) | 同期電動機の制御装置 | |
JP6377463B2 (ja) | 終点検出方法、及び、研磨装置 | |
CN105518988A (zh) | 电力转换装置和永磁体同步电动机的控制方法 | |
JP4501955B2 (ja) | 交流電動機の制御方法 | |
TWI745331B (zh) | 真空泵驅動器、真空泵及其驅動方法 | |
JP5530500B2 (ja) | 主軸駆動用モータの制御装置 | |
JP6727761B2 (ja) | 研磨装置、及び、研磨方法 | |
US10215777B2 (en) | Method for operating an electric machine, electric machine | |
KR101837983B1 (ko) | Bldc 팬 모터 제어 방법 | |
KR101684617B1 (ko) | 3상 모터의 구동 장치 및 방법 | |
JP5129362B2 (ja) | 主軸駆動用モータの制御装置 | |
JP4856508B2 (ja) | 回転装置におけるモータ制御装置 | |
KR101786335B1 (ko) | 인버터 제어장치 | |
JP2009100559A (ja) | モータ駆動用インバータ制御装置 | |
JP2006087263A (ja) | 同期電動機の制御方法及び同期電動機制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6377463 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |