JP4856508B2 - 回転装置におけるモータ制御装置 - Google Patents
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Description
まず、搬送装置10におけるモータとしてのモータ・ジェネレータMGを駆動制御するためのモータ制御装置Sのブロック回路図に基づいて回路構成を説明する。なお、図1に示すように、前記搬送装置10は、回転体としての回転テーブルTにその駆動源としてのモータ・ジェネレータMGが連結されているものである。そして、搬送装置10は、電源Pから供給される電力によりモータ・ジェネレータMGを回転させることにより回転テーブルTを回転させ、回転テーブルT上の搬送物(図示せず)を搬送するものである。
ステップ21において、CPU11により、第1駆動信号の出力が停止され、フィードバック制御がオフされる。続いて、ステップ22において、CPU11により、モータ・ジェネレータMGを最大トルクで逆方向へ回転させる旨の駆動電流をモータ・ジェネレータMGに供給するための第2駆動信号が駆動回路14に出力される。すると、ステップ22において、モータ・ジェネレータMGは逆方向への最大トルクを受けて徐々に減速されていく。その後、ステップ23において、CPU11により、エンコーダEからの回転検出信号に基づく回転速度に係るデータと、所定回転数データとが比較され、モータ・ジェネレータMGの回転速度が所定回転数(本実施形態では1rpm)未満か否かが判断され、所定回転数(本実施形態では1rpm)未満と判断されるとステップ24に移行する。そして、ステップ24において、CPU11により、第2駆動信号の出力が停止され、モータ・ジェネレータMGが停止する。
(1)モータ制御装置Sにおいて、フィードバック制御異常、発熱異常、又は電圧異常のいずれかが発生した場合、CPU11は各異常毎に異なる停止制御を行う。フィードバック制御異常が発生した場合は、最大トルクでモータ・ジェネレータMGを逆方向へ回転させ、モータ・ジェネレータMGを停止させる。発熱異常が発生した場合は、最大トルクでモータ・ジェネレータMGを逆方向へ回転させつつ停止制御中のモータ・ジェネレータMGの温度上昇を監視し、モータ・ジェネレータMGの温度上昇に合わせてトルクの大きさを変更してモータ・ジェネレータMGのそれ以上の発熱を抑制しながらモータ・ジェネレータMGを停止させる。このため、発熱異常時に常にモータ・ジェネレータMGを最大トルクで回転させた場合のように、モータ・ジェネレータMGに大きな負荷が作用することを防止することができる。そして、電圧異常が発生した場合は、その異常状態にある電源Pが発生可能な最大のトルクでモータ・ジェネレータMGを逆方向へ回転させ、モータ・ジェネレータMGを停止させる。このため、低電圧にある電源Pに最大トルクでモータ・ジェネレータMGを回転させることにより、電力供給が即座に停止してモータ・ジェネレータMGがフリーラン状態となってしまうことを防止することができ、結果として、モータ・ジェネレータMGを速やかに停止させることができる。よって、発生した異常の態様に合わせて停止制御を異ならせることで、停止制御時に各種の不都合が発生することを防止することができる。
○ モータは、発電機能を備えていなくてもよい。
○ 回転装置を、モータ・ジェネレータMGの駆動により回転体としての検査テーブルを回転させる検査装置に具体化してもよい。
Claims (5)
- 正逆両方向に回転可能なモータの駆動により回転体が正逆両方向に回転可能な回転装置におけるモータ制御装置であって、
前記モータに駆動電流を供給する駆動電流供給手段と、
前記モータを正方向又は逆方向へ回転させる旨の駆動信号を前記駆動電流供給手段に出力する駆動制御手段と、
前記モータの電源の電圧レベルを監視する電圧検出手段と、
前記モータの回転速度を検出する回転検出手段と、
前記モータの発熱温度を検出する温度検出手段と、
前記電圧検出手段、回転検出手段、及び温度検出手段からの検出信号に基づき電源の電圧異常、モータの回転速度異常、及びモータの発熱異常を検出する異常検出手段とを備え、
前記駆動制御手段は、前記回転検出手段からの検出信号に基づいて前記モータの回転速度を演算し、回転速度に係るデータを記憶手段に記憶させるとともに、前記モータの正方向への回転中に前記異常検出手段が異常を検出した場合に、モータを逆方向へ回転させる駆動電流をモータに供給するための駆動信号を駆動電流供給手段に出力してモータの停止制御を行うとともに、前記異常それぞれに応じて異なるモータの停止制御を行うものであり、
前記回転検出手段の検出信号に基づき前記異常検出手段が前記モータの回転速度が予め規定される規定回転速度からずれている異常を検出したとき、前記駆動制御手段は、前記回転検出手段が正常に動作しているか否かを判断し、前記回転検出手段が正常に動作していないと判断される場合には、前記記憶手段に記憶された直近の回転速度に係るデータに基づいてモータの現在の回転速度を演算し、モータが出力可能な最大トルクでモータを逆方向へ回転させる駆動電流をモータに供給する旨の駆動信号を駆動電流供給手段に出力する
ことを特徴とする回転装置におけるモータ制御装置。 - 前記電圧検出手段の検出信号に基づき前記異常検出手段によって前記電源の電圧レベルが予め定める所定電圧より低下した異常が検出された場合、前記駆動制御手段は、低電圧にある電源が出力可能な電力の最大値でモータを逆方向へ回転させる駆動電流をモータに供給する旨の駆動信号を駆動電流供給手段に出力する請求項1に記載の回転装置におけるモータ制御装置。
- 前記モータはモータ・ジェネレータであり、該モータ・ジェネレータの駆動に伴い発生した電力は蓄電手段に蓄電され、前記駆動制御手段は、前記蓄電手段からの給電により駆動する請求項2に記載の回転装置におけるモータ制御装置。
- 前記温度検出手段によって前記モータの発熱温度が予め定めた所定温度を超えた異常が検出された場合、前記駆動制御手段は、モータが出力可能な最大トルクでモータを逆方向へ回転させる駆動電流をモータに供給する旨の駆動信号を駆動電流供給手段に出力し、その後、モータの温度上昇が予め定めた所定値以上になった場合に前記最大トルクより低トルクでモータを逆方向へ回転させる駆動電流をモータに供給する旨の駆動信号を駆動電流供給手段に出力する請求項1に記載の回転装置におけるモータ制御装置。
- 前記駆動制御手段は、モータの停止制御が行われ、該モータの正方向への回転速度が予め定めた所定回転速度にまで減少した時点で、モータを逆方向へ回転させる駆動電流をモータに供給する旨の駆動信号の出力を停止する請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の回転装置におけるモータ制御装置。
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JP2006256172A JP4856508B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 回転装置におけるモータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006256172A JP4856508B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 回転装置におけるモータ制御装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006256172A Active JP4856508B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 回転装置におけるモータ制御装置 |
Country Status (1)
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