JP6376355B2 - ウェアラブル機器 - Google Patents

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Description

本開示は、手首や腕等に装着することができるウェアラブル機器に関するものである。
手首や腕等に装着することができるウェアラブル機器が提案されている。
特許文献1は、可撓性ディスプレイの周囲にリジッドな部品ブロックを配置した携帯通信端末を開示している。
特許文献2は、携帯電話本体の左部と右部をヒンジで開閉可能に接合した携帯電話を開示している。
特許文献3は、可撓性ディスプレイを備えたコンベックスバネを開示している。
特許文献4は、2本のコンベックスバネを並べて配置した飲料用の保護カバーを開示している。
特許文献5は、コンベックスバネを利用した携帯機器の腕装着用バンドを開示している。
特開2005−117224号公報 特開2000−209319号公報 米国特許出願公開第2013/0044215号明細書 特開2004−305645号公報 特開2001−252109号公報
しかし、上記特許文献1から特許文献5では、ウェアラブル機器の手首や腕等への装着しやすさにおいて、更なる改善が必要とされていた。
本開示の一態様にかかるウェアラブル機器は、フレキシブルな表示デバイスと、表示デバイスの周縁部を保持するフレキシブルな筐体と、機器を機能させるためのリジッドなデバイスを備え、表示デバイスを最上面に配置して機器の全長基準とし、表示デバイスより下側は全長方向に収縮する動作を行う。
上記態様により、ウェアラブル機器の手首や腕等への装着しやすさにおいて、更なる改善を実現できる。
図1Aは、実施の形態1におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す正面図である。 図1Bは、図1Aに示すウェアラブル機器の、1B−1B線における断面図である。 図2Aは、実施の形態1におけるウェアラブル機器の巻き付け状態を示す正面図である。 図2Bは、図2Aに示すウェアラブル機器の、2B−2B線における断面図である。 図3Aは、実施の形態2におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す正面図である。 図3Bは、図3Aに示すウェアラブル機器の、3B−3B線における断面図である。 図4Aは、実施の形態2におけるウェアラブル機器の巻き付け状態を示す正面図である。 図4Bは、図4Aに示すウェアラブル機器の、4B−4B線における断面図である。 図5Aは、実施の形態3及び実施の形態4におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す正面図である。 図5Bは、図5Aに示すウェアラブル機器の、5B−5B線における断面図である。 図6Aは、実施の形態3及び実施の形態4におけるウェアラブル機器の巻き付け状態を示す正面図である。 図6Bは、図6Aに示すウェアラブル機器の、6B−6B線における断面図である。 図7Aは、実施の形態5におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す正面図である。 図7Bは、図7Aに示すウェアラブル機器の、7B−7B線における断面図である。 図7Cは、図7Aに示すウェアラブル機器の、7C−7C線における断面図である。 図8Aは、実施の形態5におけるウェアラブル機器の巻き付け状態を示す正面図である。 図8Bは、図8Aに示すウェアラブル機器の、8B−8B線における断面図である。 図8Cは、図8Aに示すウェアラブル機器の、8C−8C線における断面図である。 図8Dは、図8Bに示すウェアラブル機器の、8D部の拡大図である。 図9は、実施の形態6におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す斜視図である。 図10Aは、実施の形態6におけるコンベックスバネ901の平らな状態を示す斜視図である。 図10Bは、実施の形態6におけるコンベックスバネ901の巻き付け状態を示す斜視図である。 図10Cは、実施の形態6におけるコンベックスバネ902の平らな状態を示す斜視図である。 図10Dは、実施の形態6におけるコンベックスバネ902の巻き付け状態を示す斜視図である。 図11は、実施の形態6におけるウェアラブル機器の巻き付け状態を示す斜視図である。 図12は、実施の形態6におけるウェアラブル機器を人の腕に巻き付けた状態を示す図である。 図13は、実施の形態7及び実施の形態8におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す斜視図である。 図14Aは、実施の形態7におけるコンベックスバネ1301の断面図である。 図14Bは、実施の形態7におけるコンベックスバネ1301の斜視図である。 図14Cは、実施の形態7におけるコンベックスバネ1302の断面図である。 図14Dは、実施の形態7におけるコンベックスバネ1302の斜視図である。 図15Aは、実施の形態8におけるコンベックスバネ1501の断面図である。 図15Bは、実施の形態8におけるコンベックスバネ1501の斜視図である。 図15Cは、実施の形態8におけるコンベックスバネ1502の断面図である。 図15Dは、実施の形態8におけるコンベックスバネ1502の斜視図である。 図16Aは、実施の形態9におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す斜視図である。 図16Bは、実施の形態9におけるウェアラブル機器の巻き付け状態を示す斜視図である。 図17は、実施の形態9におけるコンベックスバネ保持構造部周囲の分解斜視図である。 図18は、実施の形態9におけるコンベックスバネ保持構造部周囲の斜視図である。 図19Aは、図18に示すウェアラブル機器の、19A−19A線における断面図である。 図19Bは、図19Aに示すウェアラブル機器の19B部の詳細図である。 図19Cは、図19Aに示すウェアラブル機器の19C部の詳細図である。 図20Aは、図18に示すウェアラブル機器の、20A−20A線における断面図である。 図20Bは、図18に示すウェアラブル機器の、20B−20B線における断面図である。 図21Aは、ウェアラブル機器が巻き付け状態における19B部の詳細図である。 図21Bは、ウェアラブル機器が巻き付け状態における19C部の詳細図である。
(本開示にかかる一態様を発明するに至った経緯)
まず、本開示にかかる一態様の着眼点について説明する。
上記特許文献1では、ディスプレイ周囲にリジッドな部品を配置するため、薄型化は図れるものの機器が大型化する。また腕に円弧状に装着するためリジッドな各部品ブロックのサイズに限界がある。またリジッドな部品ブロックの部分は滑らかな曲面にならない。
上記特許文献2では、複数のリジッドな筐体がヒンジで分断されるため、ディスプレイを大きくできない。
上記特許文献3では、コンベックスバネの上に電子部品を設ける場合は、可撓性を有するものに限られていた(FIG.4B)。また、リジッドな電子部品を用いる場合は、コンベックスバネの横に設ける必要があった(FIG.7A)。
上記特許文献4では、2本のコンベックスバネの巻き付け力は同じである。このため、例えば腕に付つける場合には、手首付近の細い部分と手首より上方の少し太い部分との差分を吸収することが出来ず、装着感が良くない。
また、コンベックスバネの弾性変形を阻害しないためには、特に長さ方向においては「逃がし」を設ける必要がある。その一方で、「逃がし」を設けることで、バネ力が機器本体に伝わりにくくなることが考えられる。機器本体のコンベックスバネが存在する部分を操作すればバネ力は伝わりやすくなるが、ユーザがコンベックスバネの存在する箇所を意識して操作する必要があり面倒である。特許文献4では、コンベックスバネの弾性変形を阻害せず、しかもバネ力を確実に機器本体に伝えるために、機器本体内でのコンベックスバネの位置をどのように規制するかについて開示がない。
上記特許文献5では、携帯機器本体は、コンベックスバネの弾性変形を阻害しない態様で保持されている。しかし、機器本体はコンベックスバネの全長に比べて短く、変形しないものであり、長さ方向の「逃がし」について、全く考慮されていない。
以上の考察により、本発明者らは、以下の開示の各態様を想到するに至った。
本開示の一態様によるウェアラブル機器は、フレキシブルな表示デバイスと、表示デバイスの周縁部を保持するフレキシブルな筐体と、機器を機能させるためのリジッドなデバイスを備え、表示デバイスを最上面に配置して機器の全長基準とし、表示デバイスより下側は全長方向に収縮する動作を行うものである。
これにより、ウェアラブル機器を機能させるために必要なリジッドな部品も配置した上で、ディスプレイを大型化でき、ウェアラブル機器の小型化を図ることができる。
また、上記態様において、フレキシブルな筐体にリジッドな筐体部分を設け、筐体部分に機器を機能させるためのリジッドなデバイスを配置することとしてもよい。
この場合、リジッドな筐体部分に比較的面積が大きくリジッドな部品(電池、CPU、表示デバイスのドライバ、メモリ、信号処理部、無線回路、アンテナ、スピーカ等)をより多く収容することができるため、ウェアラブル機器の機能をより高めることができる。
また、上記態様において、フレキシブルな筐体にベローズ構造を備えることとしてもよい。
この場合、ウェアラブル機器の厚みを大きくすることができる。即ち、比較的厚みが大きくリジッドな部品(電池、CPU、表示デバイスのドライバ、メモリ、信号処理部、無線回路、アンテナ、スピーカ等)をより多く収容することができるため、ウェアラブル機器の機能をより高めることができる。
また、上記態様において、フレキシブルな筐体の構成材料をエラストマー樹脂とし、リジッドな筐体部分を可撓性の少ない樹脂として、2色成形法での成形により一体に形成することとしてもよい。
この場合、フレキシブル筐体とリジッド筐体は一体に形成されているため、接着剤等による接着組み立ての必要がなく、配置の精度も上がる。また、ウェアラブル機器を安価に製造することができる。
また、上記態様において、リジッドな筐体部分のフレキシブルな表示デバイスの周縁部を保持する側壁部分のうち、表示デバイスの中央付近の両側に位置する少なくとも二箇所は、リジッドな筐体部分とは切り離されていることとしてもよい。
この場合、フレキシブル表示デバイス10に稜線が生じることなく、ほぼ一定の曲率で曲面にすることができるため、表示面の視認性と美観を向上させることができる。
本開示の別の一態様によるウェアラブル機器は、機器本体と、複数のコンベックスバネとを備え、複数のコンベックスバネのうち、少なくとも2本は互いにバネの特性が異なるものである。
これにより、コンベックスバネの巻き付け状態での曲率が異なることとなり、ウェアラブル機器の巻き付け状態での形状が、円筒状ではなく、円錐状(円錐台状)とすることができる。即ち、太さが一様でない対象物への巻き付けた場合の装着感が向上する。
本開示の別の一態様によるウェアラブル機器は、機器本体と、コンベックスバネと、機器本体にコンベックスバネの中央付近を保持する中央保持部と、機器本体に係合しコンベックスバネを保持する端面保持部とを備えたものである。
これにより、機器本体におけるコンベックスバネの位置が規制できるので、機器本体の平らな状態と巻き付け状態の両方において安定的にバネ力を伝えることができる。
また、上記態様において、端面保持部は、機器本体の平らな状態及び巻きつけ状態の両状態において、コンベックスバネの端面部分が覆われる長さを保有していることとしてもよい。
この場合、コンベックスバネの端部よりも広いエリアでコンベックスバネの操作を行うことができるので、機器本体の平らな状態と巻きつけ状態を容易に変化させることができる。
また、上記態様において、端面保持部はコンベックスバネが平らな状態時の断面R形状と近似形状となっていることとしてもよい。
この場合、コンベックスバネの断面R形状によるスペースを有効利用できるので、例えば電子部品の実装スペースに活用することができる。
また、上記態様に置いて、端面保持部は機器本体の端面位置に取り付けられていることとしてもよい。
この場合、本構成によって、コンベックスバネのバネ力を機器本体の端部まで伝えることができるので、機器本体の平らな状態及び巻きつけ状態の変形を安定的に行うことができる。また、コンベックスバネを直接操作しなくても機器本体の端部の操作により、機器本体の平らな状態と巻きつけ状態を変化させることができるので、機器使用者は容易に操作することができる。
以下本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1Aは、本開示の実施の形態1におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す正面図である。図1Bは、図1Aに示すウェアラブル機器の、1B−1B線における断面図である。
図1Aおよび図1Bにおいて、フレキシブル表示デバイス10は縦に長い長方形であり、周縁部の4辺はフレキシブル筐体20の貼り付け座面21に接着剤または両面粘着テープ等の手段により貼着され、ウェアラブル機器1を構成している。
フレキシブル表示デバイス10は、図示しない可撓性のある液晶ディスプレイ等や図示しないタッチパネルや図示しない表面保護パネル等を適宜貼り合せたものであり、長辺を丸めて腕に巻き付けられる程度にたわませることができる。フレキシブル表示デバイス10は、その表示部を視認するためウェアラブル機器1の最上面に配置されている。
フレキシブル筐体20は、発砲ウレタン等の伸縮性かつ可撓性のある材料を用いており、フレキシブル表示デバイス10と同様に長辺を丸めて腕等に巻き付けることができる。
フレキシブル筐体20の内部には、ウェアラブル機器1を機能させるための部品ブロック30が適宜配置されている。部品ブロック30は例えば、電池、CPU、表示デバイスのドライバ、メモリ、信号処理部、無線回路、アンテナ、スピーカ等であり、相互にフレキシブルケーブル31により接続されておりウェアラブル機器1を機能させている。なお部品ブロック30及びフレキシブルケーブル31は、図1Aおよび図1Bにおいて便宜的に一組しか図示していないが、ウェアラブル機器1を機能させるために必要な複数が、フレキシブル筐体20の内部に配置されている。
またフレキシブル筐体20の全長Lは、最上面に配置されたフレキシブル表示デバイス10の長辺の長さにより決定される。L1は、フレキシブル筐体20のフレキシブル表示デバイス10を貼着していない面(貼着面と対面側)の全長である。図1Aおよび図1Bに示している「腕等に装着していない状態(平らな状態)」では、ほぼ「L=L1」である。またフレキシブル筐体20の厚さをT1と示す。
図2Aは、実施の形態1におけるウェアラブル機器の巻き付け状態を示す正面図である。図2Bは、図2Aに示すウェアラブル機器の、2B−2B線における断面図である。図2Aおよび図2Bにおいて、図1Aおよび図1Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図2Aおよび図2Bは、ウェアラブル機器1を腕等に巻き付けて装着している状態を示しており、略円筒形状をなしている。巻き付け状態のウェアラブル機器1は、最上面に配置されたフレキシブル表示デバイス10を外側にして丸まった形になっている。L2は、フレキシブル筐体20のフレキシブル表示デバイス10を貼着していない面(貼着面と対面側)の全長である。略円筒形状に丸まっている状態では、内側の円弧の長さとなる。またフレキシブル筐体20において、略円筒形状の筒の内側に相当する部分の半径(内径)をRとする。またフレキシブル筐体20の二つの短辺と筒の中心とがなす角度をα度とする。また部品ブロック30の幅寸法を「a」とする。部品ブロック30の幅寸法「a」はウェアラブル機器1の巻き付け状態への変形を阻害しない範囲で設定されている。
以上のように構成されたウェアラブル機器1について、その動作を説明する。
ウェアラブル機器1は、腕等に装着する場合と装着しない場合では、その形状が異なる。腕等に装着しない場合は、図1Aおよび図1Bに示すように平らな状態であり、画面の使用や操作に適した形状となっている。また腕等に装着する場合は、図2Aおよび図2Bに示すように長辺を丸めた略円筒形状となって、腕等に巻き付けることができるため、携帯性に優れている。
図2Aおよび図2Bにおいて、ウェアラブル機器1が略円筒形状になっているとき、フレキシブル筐体20の動きに伴い、部品ブロック30も向きを変えている。部品ブロック30はそれ自体リジッドなものであり、可撓性を有してはいないが、可撓性のあるフレキシブルケーブル31により、部品ブロック30は相互に機能している状態を保ったまま、フレキシブル筐体20の動きに沿って向きを変えることができる。
ウェアラブル機器1が平らな状態(図1B)から巻き付け状態(図2B)に変形するに伴い、図1Bに示す全長Lは伸縮しないフレキシブル表示デバイス10の長辺の長さにより決定されているため、変化しない。即ち、図2Bに示す円弧の長さLは、図1Bに示す全長Lと同じである。全長Lは「内径R+厚みT1」を半径とする円の円弧の長さであるため、次の(式1)で表される。
(式1)L=2π(R+T1)(α/360°)
一方、図1Bに示す全長L1は、図2Bに示す円弧の長さL2に変化する。このときL2は、Rを半径とする円の円弧の長さであるため、次の(式2)で表される。
(式2)L2=2πR(α/360°)
前述の通り、図1Bに示している「腕等に装着していない状態(平らな状態)」では、ほぼ「L=L1」であるため、図1Bに示す全長L1は図2Bに示す内側の円弧の長さL2に変化する。
(式1)及び(式2)より、Lと比較してL2は厚みT1の量だけ半径が小さい円の円弧の長さとなるため、厚みT1の量に応じてLより小さい値となる。つまり、フレキシブル筐体20のフレキシブル表示デバイス10を貼着している貼り付け座面21より下側(内側)は、全長方向に収縮する必要があることを示している。
ここで仮に、全長L=180mm、厚みT1=3mm、内径R=30mmとすると、(式1)よりαを求めることができ、α=47.5°となる。このとき円弧の長さL2は(式2)より、L2=163.6mmとなる。内径R=30mmは、ウェアラブル機器1を装着する人の手首の太さを想定している。
従って、図1Bに示す「腕等に装着していない状態(平らな状態)」から、図2Bに示す「腕等に巻き付けて装着している状態(巻き付け状態)」に変形する過程で、全長L1=180mmは、16.4mm収縮してL2=163.6mmになる必要があることがわかる。このとき全長の収縮率は約9.1パーセントである。
フレキシブル筐体20は、発砲ウレタン等の伸縮性かつ可撓性のある材料により構成されているため、一般には10パーセント以下の収縮率であれば、収縮することが可能である。
実施の形態1によれば、フレキシブル表示デバイス10を最上面に配置して機器の全長基準とし、フレキシブル表示デバイス10を貼着している貼り付け座面21より下側(内側)は全長方向に収縮する動作を行うため、平らな状態と巻き付け状態に相互に変形可能にすることができる。
また縦に長い長方形のウェアラブル機器1の1面のほぼ全面を表示面として使用することができるため、機器の小型化とともにディスプレイを大型化することができる。
なお、本実施の形態において、図2Bに示した形状は断面略C形だが、O型でも、さらに一部が重なっていても、腕等に巻き付けて装着できる形状であればよい。
(実施の形態2)
図3Aは、本開示の実施の形態2のウェアラブル機器の平らな状態を示す正面図である。図3Bは、図3Aに示すウェアラブル機器の、3B−3B線における断面図である。図3Aおよび図3Bにおいて、図1Aおよび図1Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図3Aおよび図3Bにおいて、リジッド筐体40は、ABS樹脂などの伸縮性も可撓性もないリジッドな材料により形成されており、フレキシブル筐体20の中央部と両端部の3箇所に分割されて配置されている。リジッド筐体40を包み込むようにフレキシブル筐体20が覆っており、従ってフレキシブル筐体20のリジッド筐体40を内包している部分は、伸縮性も可撓性もない部分になっている。またリジッド筐体40はフレキシブル筐体20との接触面で接着剤等により固着されている。
3箇所のリジッド筐体40の内部には、それぞれ部品ブロック30が収納され、相互にフレキシブルケーブル31により接続されておりウェアラブル機器1を機能させている。なお部品ブロック30及びフレキシブルケーブル31は、図3Aおよび図3Bにおいて便宜的に一組しか図示していないが、ウェアラブル機器1を機能させるために必要な複数が、リジッド筐体40の内部に配置されている。
図4Aは、本開示の実施の形態2におけるウェアラブル機器の長辺を丸めた状態(巻き付け状態)を示す正面図である。図4Bは、図4Aに示すウェアラブル機器の、4B−4B線における断面図である。図4Aおよび図4Bにおいて、図1A、図1B、図3A及び図3Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4Aおよび図4Bは、ウェアラブル機器1を腕等に巻き付けて装着している状態を示しており、略円筒形状をなしている。巻き付け状態のウェアラブル機器1は、最上面に配置されたフレキシブル表示デバイス10を外側にして丸まった形になっている。なお「x」はフレキシブル表示デバイス10上の稜線(折れ線)であり、リジッド筐体部分に可撓性がない(曲がらない)ために生じている。また部品ブロック30の幅寸法を「b」とする。部品ブロック30の幅寸法「b」は、リジッド筐体40に収容することができ、ウェアラブル機器1を巻き付け状態へ変形させて腕等へ装着可能な範囲で設定されている。また部品ブロックの厚み寸法を「c」とする。
以上のように構成されたウェアラブル機器について、その動作を説明する。
図4Aおよび図4Bにおいて、ウェアラブル機器1が略円筒形状になっているとき、フレキシブル筐体20の動きに伴い、リジッド筐体40も向きを変えている。リジッド筐体40内に収納された部品ブロック30は可撓性のあるフレキシブルケーブル31により、相互に機能している状態を保ったまま、フレキシブル筐体20の動きに沿って向きを変えることができる。
またフレキシブル筐体20のリジッド筐体40を内包している部分(3箇所)は可撓性がないため、曲げることができないが、図4Bに示すように断面略C形状になっており、腕等に巻き付けることが可能である。
実施の形態2によれば、リジッド筐体40を有しているため、部品ブロック30の幅寸法「b」を図2Bの部品ブロック30の幅寸法「a」に比べて、大きくすることができる。すなわち比較的面積が大きくリジッドな部品(電池、CPU、表示デバイスのドライバ、メモリ、信号処理部、無線回路、アンテナ、スピーカ等)をより多く収容することができるため、ウェアラブル機器1の機能をより高めることができる。つまり、機器を機能させるために必要なリジッドな部品を配置した上で、平らな状態と巻き付け状態に相互に変形可能にすることができる。
また、部品ブロック30がリジッド筐体40の中に収納されているため、外部の衝撃等から部品ブロック30を保護することができる。
なお、本実施の形態において、リジッド筐体40は3箇所に分割されて配置されているが、1箇所、2箇所、さらには4箇所、5箇所と分割配置しても、ウェアラブル機器1を巻き付け状態にすることができればよい。また、その配置位置も問わない。
(実施の形態3)
図5Aは、本開示の実施の形態3におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す正面図である。図5Bは、図5Aに示すウェアラブル機器の、5B−5B線における断面図である。図5Aおよび図5Bにおいて、図1A、図1B、図3A及び図3Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5Aおよび図5Bにおいて、フレキシブル筐体20は可撓性のあるシリコンゴム等のエラストマー樹脂により形成されており、腕等に装着する面のリジッド筐体40を覆っている部分以外は、ベローズ(蛇腹)構造22を形成している。ベローズ構造22の部分は可撓性を持つとともに、ウェアラブル機器1の全長方向に収縮することができる。またリジッド筐体40はフレキシブル筐体20との接触面で接着剤等により固着されている。
図6Aは、本開示の実施の形態3におけるウェアラブル機器の長辺を丸めた状態(巻き付け状態)を示す正面図である。図6Bは、図6Aに示すウェアラブル機器の、6B−6B線における断面図である。図6Aおよび図6Bにおいて、図1A、図1B、図5A及び図5Bと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図6Aおよび図6Bにおいて、フレキシブル筐体20は、ベローズ構造22により全長方向に収縮することができるため、ウェアラブル機器1の厚みT2を大きくすることができる。
具体的には、図1B及び図2Bを用いて実施の形態1で示したウェアラブル機器1の厚みT1は、3mmであった。同図を用いて、仮に全長Lと内径Rは実施の形態1と同様に、全長L=180mm、内径R=30mmとして、厚みT2=8mmとすると、(式1)よりαを求めることができ、α=88.6°となる。このとき円弧の長さL2は(式2)より、L2=142.1mmとなる。
従って、図1Bに示す「腕等に装着していない状態(平らな状態)」から、図2Bに示す「腕等に巻き付けて装着している状態(巻き付け状態)」に変形する過程で、全長L1=180mmは、37.9mm収縮してL2=142.1mmになる必要があることがわかる。このとき全長の収縮率は約21パーセントである。
フレキシブル筐体20は可撓性のあるシリコンゴム等のエラストマー樹脂により形成されており、さらにベローズ構造22を有しているため、ウェアラブル機器1の全長方向に収縮することができ、20パーセント前後の収縮率であっても、収縮することが可能である。このため、ウェアラブル機器1の厚みT2を大きくすることができる。
これに伴い、図6Bに示す部品ブロックの厚み寸法「d」を、図4Bに示す部品ブロックの厚み寸法「c」に比べて大きくすることができる。
実施の形態3によれば、フレキシブル筐体20がベローズ構造22を有しているため、ウェアラブル機器の厚みT2を大きくすることができる。これにより部品ブロック30の厚み「d」を大きくすることができる。すなわち比較的厚みが大きくリジッドな部品(電池、CPU、表示デバイスのドライバ、メモリ、信号処理部、無線回路、アンテナ、スピーカ等)をより多く収容することができるため、ウェアラブル機器1の機能をより高めることができる。つまり、機器を機能させるために必要なリジッドな部品を充分に配置した上で、平らな状態と巻き付け状態に相互に変形可能にすることができる。
なお、本実施の形態において、リジッド筐体40は3箇所に分割されて配置されているが、1箇所、2箇所、さらには4箇所、5箇所と分割配置しても、ウェアラブル機器1を略円筒状態にすることができればよい。また、その配置位置も問わない。
(実施の形態4)
図5A、図5B、図6Aおよび図6Bを用いて、実施の形態4の構成について説明する。
図5A、図5B、図6Aおよび図6Bにおいて、フレキシブル筐体20の材料はシリコンゴム等のエラストマー樹脂であり、リジッド筐体40はABS樹脂などの比較的リジッドな材料から形成されている。フレキシブル筐体20とリジッド筐体40は、2色成型法での成形により一体に形成されている。
実施の形態4によれば、フレキシブル筐体20とリジッド筐体40は一体に形成されているため、接着剤等による接着組み立ての必要がなく、配置の精度も上がるため、ウェアラブル機器1を安価に製造することができる。
(実施の形態5)
図7Aは、本開示の実施の形態5におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す正面図である。図7Bは、図7Aに示すウェアラブル機器の7B−7B線における断面図である。図7Cは、図7Aに示すウェアラブル機器の、7C−7C線における断面図である。
図7Cにおいて、フレキシブル筐体20とリジッド筐体40との側壁部分には間隙「y」が設けられており、双方が切り離されている状態になっている。またリジッド筐体40の底面と側壁部分とのコーナー部は図7Cの「r」で示すとおり、アール処理または面取り処理されていることが望ましい。
図8Aは、実施の形態5におけるウェアラブル機器の長辺を丸めた状態(巻き付け状態)を示す正面図である。図8Aに示すウェアラブル機器の、8B−8B線における断面図である。図8Aに示すウェアラブル機器の、8C−8C線における断面図である。図8Dは、図8Bに示すウェアラブル機器の、8Dの拡大図である。
図8C及び図8Dにおいて、フレキシブル表示デバイス10とリジッド筐体40には最大寸法「z」で示す間隙が生じている。これは、フレキシブル筐体20の側壁がリジッド筐体40と間隙「y」により切り離されているため、ウェアラブル機器1の長辺を丸めた状態では、フレキシブル表示デバイス10に図8Dの矢印Fの方向に浮き上がる力Fが発生するため、フレキシブル筐体20の側壁部分が持ち上がる(伸長する)ことから生じる。そのため、図8Dに示すとおり、縦断面ではフレキシブル表示デバイス10が、リジッド筐体40のコーナー部の2点を通る円弧状になっている。このとき、図4A及び図6Aにおいて生じていたフレキシブル表示デバイス10上の稜線(折れ線)「x」が消滅し、フレキシブル表示デバイス10は、ほぼ一定の曲率で曲面になっている。また図8Cに示す通り、リジッド筐体40の底面と側壁部分とのコーナー部のアール処理「r」のため、フレキシブル筐体20の側壁が持ち上がり易くなり、フレキシブル表示デバイス10を曲面にすることを補助している。
実施の形態5によれば、フレキシブル筐体20とリジッド筐体40との側壁部分には間隙「y」が設けられており双方が切り離されているため、フレキシブル表示デバイス10に稜線「x」が生じることなく、ほぼ一定の曲率で曲面にすることができるため、表示面の視認性と美観を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、リジッド筐体40は3箇所に分割されて配置されているため、間隙「y」は中央のリジッド筐体40とフレキシブル筐体20の間に設けられているが、リジッド筐体40が、1箇所、2箇所、さらには4箇所、5箇所と分割配置する場合、フレキシブル表示デバイス10を曲面にしたい場所に間隙「y」設ければよい。
(実施の形態6)
図9は、本開示の実施の形態6におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す斜視図である。図9において、機器本体900には長さの異なるコンベックスバネ901と902が内蔵されている。短い方のコンベックスバネ901が手首側、長い方のコンベックスバネ902が上腕側である。また、内蔵されているコンベックスバネ901及び902が平らな状態のため、機器本体900も平らな状態となっている。また、機器本体900は、図示しないプロセッサ、メモリなどを含む処理部を有し、その処理結果を表示するフレキシブルディスプレイ903を備えている。
図10Aは、コンベックスバネ901の平らな状態を示す斜視図である。図10Bは、コンベックスバネ901の巻き付け状態を示す斜視図である。図10Cは、コンベックスバネ902の平らな状態を示す斜視図である。図10Dは、コンベックスバネ902の巻き付け状態を示す斜視図である。
ここで、
(式3)コンベックスバネ901の長さL1<コンベックスバネ902の長さL2
となっている。これにより、巻き付け状態のコンベックスバネ901及びコンベックスバネ902の曲率は、
(式4)コンベックスバネ901の曲率1/R1>コンベックスバネ902の曲率1/R2
となる。この時、機器本体900はコンベックスバネ901及びコンベックスバネ902に沿って巻き付け変形可能となっているため、図11に示すように円錐状(円錐台状)に巻きつけされた機器本体巻き付け状態になる。
図12は、図11に示した巻き付け状態の機器本体900を人体904の腕先に装着した図である。手首付近に装着する場合、手首側904Aと上腕側904Bでは腕の太さが異なるが、本実施の形態の機器本体900によれば、その太さの差分を吸収し、装着することができる。
かかる構成によれば機器本体900に内蔵されるコンベックスバネ901及び902の長さに差分を付けることにより、機器本体900を巻き付け状態としたときの曲率が変化するようになり、特に手首付近の腕に装着する場合、装着感を良くすることができる。
(実施の形態7)
図13は、本開示の実施の形態7の機器本体900の斜視図である。図13において、図9と同様の構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図13において、機器本体900には同じ長さで、かつ断面形状の異なるコンベックスバネ1301と1302が内蔵されている。また、内蔵されているコンベックスバネ1301及び1302が平らな状態のため、機器本体900も平らな状態となっている。また、機器本体900は、図示しないプロセッサ、メモリなどを含む処理部を有し、その処理結果を表示するフレキシブルディスプレイ903を備えている。
図14Aは、平らな状態のコンベックスバネ1301の、短手方向の断面図である。図14Bは、コンベックスバネ1301の巻き付け状態を示す斜視図である。図14Cは、平らな状態のコンベックスバネ1302の、短手方向の断面図である。図14Dは、コンベックスバネ1302の巻き付け状態を示す斜視図である。
ここで、
(式5)コンベックスバネ1301の断面R1<コンベックスバネ1302の断面R2
となっている。これにより、巻き付け状態のコンベックスバネの曲率は、
(式6)コンベックスバネ1301の曲率1/R1>コンベックスバネ1302の曲率1/R2
となる。この時、機器本体900はコンベックスバネ1301及びコンベックスバネ1302に沿って巻き付け変形可能となっているため、図11と同様に円錐状(円錐台状)となる機器本体巻き付け状態となる。
かかる構成によれば、機器本体に内蔵されるコンベックスバネの断面Rに差分を付けることにより、機器本体への巻き付け時の曲率が変化するようになり、特に手首付近の腕に装着する場合、装着感を良くすることができる。
(変形例)
断面Rの異なるコンベックスバネ1301、1302に代えて、バネ板厚の異なるコンベックスバネ1501、1502を用いる例を図15に示す。
図15Aは、平らな状態のコンベックスバネ1501の、短手方向の断面図である。図15Bは、コンベックスバネ1501の巻き付け状態を示す斜視図である。図15Cは、平らな状態のコンベックスバネ1502の、短手方向の断面図である。図15Dは、コンベックスバネ1502の巻き付け状態を示す斜視図である。
ここで、
(式7)コンベックスバネ1501の厚さT1<コンベックスバネ1502の厚さT2
となっている。これにより、巻き付け時のコンベックスバネの曲率は、
(式8)コンベックスバネ1501の曲率1/R1>コンベックスバネ1502の曲率1/R2
となる。この時、機器本体900はコンベックスバネ1501及びコンベックスバネ1502に沿って巻き付け変形可能となっているため、図11と同様に円錐状(円錐台状)となる機器本体巻き付け状態となる。
かかる構成によれば、機器本体に内蔵されるコンベックスバネのバネ板厚さに差分を付けることにより、機器本体への巻き付け時の曲率が変化するようになり、特に手首付近の腕に装着する場合、装着感を良くすることができる。
なお、上記各実施の形態、変形例において、コンベックスバネは2本としているが、複数本設けても良い。また、コンベックスバネの断面についてはR形状に限定されず、異型の断面であっても良い。さらに、コンベックスバネを同一形状とし、材料自体の硬さ違い品を用いてもよい。あるいは、表面処理による硬さ違い品を使っても良い。また、コンベックスバネの長さ、断面R、バネ板厚さなどの変更は、それぞれ単独ではなく組み合わせて用いてもよい。
また、装着する部位は腕に限らず、足、首、指などであってもよい。また、装着する対象は、人体に限らない。ペットなどの人体以外の生物であってもよいし、ポール(棒)のような無生物であってもよい。また、電子機器に限らず、装身具、腕章、あるいは、カバー、標識、反射板など、対象物に巻き付けて使用するものであれば適用可能である。
(実施の形態8)
図16Aは、実施の形態8におけるウェアラブル機器の平らな状態を示す斜視図である。図16Bは、実施の形態8におけるウェアラブル機器の巻き付け状態を示す斜視図である。図16Aにおいて、機器本体1600は、大別すると、機器本体表面部材1601と機器本体後面部材1602にて構成されている。ここで機器本体表面部材1601として、例えばフレキシブルなディスプレイを用いても良い。フレキシブルなディスプレイを用いることにより、機器本体1600を、図16Aに示す平らな状態と、図16Bに示す巻き付け状態の間で相互に変形自在とすることができる。これにより、腕等へ巻き付けて利用可能となる。また、機器本体1600は、図示しないプロセッサ、メモリなどを含む処理部を有し、その処理結果をフレキシブルなディスプレイに表示する。
図17は、実施の形態8におけるコンベックスバネ保持構造部周囲の分解斜視図である。図18は、実施の形態8におけるコンベックスバネ保持構造部周囲の斜視図である。図19Aは、図18に示すウェアラブル機器の、19A−19A線における断面図である。図19Bは、図19Aに示すウェアラブル機器の19B部の詳細図である。図19Cは、図19Aに示すウェアラブル機器の19C部の詳細図である。図20Aは、図18に示すウェアラブル機器の、20A−20A線における断面図である。図20Bは、図18に示すウェアラブル機器の、20B−20B線における断面図である。
図17から図20において、機器本体後面部材1602は、機器本体を変形可能とするゴム材等の軟質材部1602Aと樹脂材等の硬質材部1602Bより構成されている。コンベックスバネ1604はコンベックスバネ中央保持部1604Bが、機器本体後面部材1602のコンベックスバネ中央保持部1602Fに挿入され、その上方より中央保持具1606によって、コンベックスバネ1604の中央付近の位置決めがなされる。
また、コンベックスバネ1604の両端面には端面保持具1605が係合する。また、端面保持具1605の機器本体後面部材への固定部1605A、1605B、及び1605Cが、機器本体後面部材1602の端面保持具固定部1602C、1602D、及び1602Eに係合する。これによって、コンベックスバネ端面保持部1604Aが、機器本体後面部材1602に位置規制がなされる。
ここで、コンベックスバネ端面保持部1604Aは、端面保持具1605に対して、L1の長さが必ず係合する寸法設定としている。さらに、係合部は機器本体後面部材1602の硬質材部1602Bと係合しているので、端面保持具1605を確実に保持固定することができる。尚、この係合構造としては、図19及び図20でツメの嵌合構造を主に説明しているが、例えばネジ締め構造等の他構造でも実現可能である。
図21は、図19Aに示した断面図における19B部、19C部の詳細図における部分がコンベックスバネ1604により巻きつけ状態となっている状態を示した詳細図である。同図に示す通り、コンベックスバネ1604の中央付近は中央保持具により巻きつけ状態でも位置が大きく移動しない。またコンベックスバネ端面保持部1604Aは、端面保持具1605に対して、L2の長さが必ず係合する寸法設定としている。すなわち、L1<L2の関係が確保できる寸法関係となっている。
かかる構成によれば機器本体1600に内蔵されるコンベックスバネ1604は、機器本体1600が平らな状態と巻き付け状態の両状態においても、安定的な位置に配備されると共に、端面保持具1605をつまみ操作することにより、コンベックスバネ1604の端面を意識的に探して操作する必要がないので、操作性を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、コンベックスバネは中央付近と両端部付近を保持し位置決めを行っているが、特に中央付近については1箇所に限定されず、コンベックスバネの巻き付け状態を阻害しない場所であれば複数個所設けることも考えたれる。また、コンベックスバネの断面についてはR形状に限定されず、異型の断面であっても良い。さらに、コンベックスバネを並列や重ね合わせ状態等の複数個を使っても良い。また、装着する部位は腕に限らず、足、首、指などであってもよい。また、装着する対象は、人体に限らない。ペットなどの人体以外の生物であってもよいし、ポール(棒)のような無生物であってもよい。また、電子機器に限らず、装身具、腕章、あるいは、カバー、標識、反射板など、対象物に巻きつけて使用するものであれば適用可能である。
本開示にかかるウェアラブル機器は、丸めて腕等に装着することができるウェアラブル端末等として有用である。また自転車のハンドル等、棒状のものに巻き付けて使用する用途にも応用できる。
1 ウェアラブル機器
10 フレキシブル表示デバイス
20 フレキシブル筐体
21 貼り付け座面
22 ベローズ構造
30 部品ブロック
31 フレキシブルケーブル
40 リジッド筐体
900 機器本体
901,902,1301,1302,1501,1502 コンベックスバネ
903 フレキシブルディスプレイ
904 人体
904A 手首側
904B 上腕側
1600 機器本体
1601 機器本体表面部材
1602 機器本体後面部材
1602A 軟質材部
1602B 硬質材部
1602C,1602D,1602E 端面保持具固定部
1602F コンベックスバネ中央保持部
1604 コンベックスバネ
1604A コンベックスバネ端面保持部
1604B コンベックスバネ中央保持部
1605 端面保持具
1605A,1605B,1605C 機器本体後面部材への固定部
1606 中央保持具

Claims (8)

  1. 機器本体と、複数のコンベックスバネと、を備え、
    前記複数のコンベックスバネは、短手方向に横に並べて配置されてなり、
    前記複数のコンベックスバネのうち、少なくとも2本は互いにバネの特性が異なることを特徴とするウェアラブル機器。
  2. 前記バネの特性の種類として、長手方向の長さ、短手方向の断面R形状、バネ板厚さのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項記載のウェアラブル機器。
  3. 前記複数のコンベックスバネは、前記機器本体に内蔵されている、
    請求項または記載のウェアラブル機器。
  4. フレキシブルディスプレイを更に備え、
    前記フレキシブルディスプレイは、前記コンベックスバネが巻きつけ状態において前記機器本体の外側から視認可能な位置に配置されてなる請求項または記載のウェアラブル機器。
  5. 機器本体と、
    コンベックスバネと、
    前記機器本体に前記コンベックスバネの中央付近を保持する中央保持部と、
    前記機器本体に係合し前記コンベックスバネを保持する端面保持部と、
    を備えているウェアラブル機器。
  6. 前記端面保持部は、前記機器本体の平らな状態及び巻き付け状態の両状態において、前記コンベックスバネの端面部分が確実に覆われる長さを保有していることを特徴とした請求項記載のウェアラブル機器。
  7. 前記端面保持部は前記コンベックスバネが平らな状態時の断面R形状と近似形状となっていることを特徴とした請求項または記載のウェアラブル機器。
  8. 前記端面保持部は前記機器本体の端面位置に取り付けられていることを特徴とした請求項または記載のウェアラブル機器。
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