JP6376037B2 - 金型装置 - Google Patents

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本発明は、ダイカスト機または射出成形機などに用いられる金型装置に関する。
従来、ダイカスト機または射出成形機などに用いられる金型装置が知られている。金型装置は、固定型、可動型及びスライドコアを備え、製品が形成される空間としての製品部を形成する。スライドコアは、型開き及び型閉じの際に可動型が移動する方向に対し、交差する方向に移動可能である。
特許文献1に記載の金型装置が備えるスライドコアの外壁には、その移動方向と平行に延びるフランジが設けられている。このフランジは、可動型に設けられたレールに嵌合している。また、可動型の移動方向に対して傾斜して設けられた傾斜ピンは、スライドコアに設けられた孔を挿通している。これにより、傾斜ピンは、型開きの際、可動型が固定型から離れるに従い、スライドコアを製品部から離れる方向へ案内する。
特開平8−300131号公報
しかしながら、特許文献1に記載の金型装置は、スライドコアの外壁にフランジを設けているので、スライドコアの体格が大型化し、それと共に重量が増加している。そのため、スライドコアの交換作業が困難なものとなっている。また、この金型装置は、可動型にレールを設けているので、可動型の体格が大型化している。
また、この金型装置は、スライドコアのフランジを切削加工で形成する工数と、可動型のレールを切削加工で形成する工数が増加する。さらに、この金型装置は、スライドコアを形成する際、スライドコアの外側にフランジを設ける分、体格の大きい母材を必要とする。したがって、金型装置の製造コストが増加することが懸念される。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、体格を小型化かつ軽量化することの可能な金型装置を提供することを目的とする。
本発明の金型装置は、固定型、可動型、スライドコア、傾斜ピンおよびガイドシャフトを備える。可動型は、固定型に対し型開方向および型閉方向に移動可能である。スライドコアは、製品が形成される空間としての製品部の内壁を固定型および可動型と共に形成し、可動型の移動方向に対し交差する方向へ移動可能である。傾斜ピンは、可動型の移動方向に対して傾斜して設けられ、可動型が型開きする際に、製品部を形成する可動型の内壁から離れる方向へスライドコアを案内する。ガイドシャフトは、一端が可動型に固定され、可動型とスライドコアとが相対移動する方向へ延び、スライドコアの内側に設けられたガイド孔を挿通する。
これにより、本発明の金型装置は、従来の金型装置においてスライドコアの外側に設けられていたフランジを廃止し、スライドコアを小型化かつ軽量化することができる。
また、本発明の金型装置は、従来の金型装置に対し、スライドコアの外側に設けられていたフランジに嵌合するレール等を廃止することで、体格を小型化かつ軽量化することができる。
本発明の一実施形態による金型装置を備えるダイカスト機の模式図である。 一実施形態による金型装置を備えるダイカスト機の模式図である。 一実施形態による金型装置の型閉じ状態を示す斜視図である。 図3のIV−IV線の部分断面図である。 図3のV−V線の部分断面図である。 一実施形態による金型装置の型開き状態を示す斜視図である。 一実施形態による金型装置の型閉じ状態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態による金型装置を図面に基づいて説明する。なお、図面に示したダイカスト機および金型装置は、その形状の一例を模式的に示したものである。
(一実施形態)
本発明の一実施形態の金型装置10は、ダイカスト機1に用いられる金型である。本実施形態の説明では、まず、ダイカスト機1について説明し、次に金型装置10について説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態のダイカスト機1は、縦型であり、固定ダイプレート2、上フレーム3、タイバー4、可動ダイプレート5、可動金型6、固定金型7および金型装置10などを備えている。
なお、図1及び図2では、固定ダイプレート2、固定金型7、可動ダイプレート5、可動金型6及びタイバー4は、金型装置10よりも紙面奥側の部分を記載している。また、図1及び図2では、金型装置10の断面のみにハッチを記載し、それ以外の構成の断面についてはハッチを省略している。
固定ダイプレート2と上フレーム3とは、上下方向に延びる複数のタイバー4により接続されている。タイバー4は、下側が固定ダイプレート2に固定され、上側が上フレーム3に固定されている。
固定ダイプレート2の上には、固定金型7が固定されている。固定金型7には、金型装置10が備える固定型11が固定されている。なお、固定型11は、固定ダイプレート2に対する着脱が容易に行えるよう、ローラ8の上に設置してもよい。
固定ダイプレート2と上フレーム3との間に可動ダイプレート5が設けられている。可動ダイプレート5は、タイバー4と平行に延びるブッシュ9を有している。そのブッシュ9の内側をタイバー4が挿通している。可動ダイプレート5は、図示していない駆動手段により、固定ダイプレート2と上フレーム3との間を移動可能である。
可動ダイプレート5の下には、可動金型6が固定されている。その可動金型6には、金型装置10が備える可動型20が固定されている。そのため、可動型20は、固定型11に対し、上下方向に移動可能である。なお、以下の説明において、可動型20が固定型11から離れる方向を型開方向といい、可動型20が固定型11に近づく方向を型閉方向という。
次に、上述したダイカスト機1が備える金型装置10について説明する。
図3から図7に示すように、金型装置10は、固定型11、可動型20、スライドコア30,70、傾斜ピン40、ガイドシャフト50およびレール60などを備えている。
図3から図6では、図1及び図2の紙面左側に記載したスライドコア30のみを記載し、図1及び図2の紙面右側に記載したスライドコア70は省略している。一方、図7では、図1及び図2の紙面右側と左側に記載した両方のスライドコア30,70を記載している。以下の説明において、単にスライドコア30という場合、図3から図6に記載したものを指すこととする。
固定型11は、下ブロック12と、その下ブロック12の上に設けられる2個の固定ブロック13とを有する。なお、金型装置10は、固定ブロック13に代えて、図に示したスライドコア30,70とは別のスライドコアを設置することも可能である。
図3では、固定型11と可動型20とのパーティングラインを一点鎖線PLにより示している。図3の矢印Aに示すように、可動型20は、型開き及び型閉じの際、固定型11に対し相対移動可能である。また、図6では、金型装置10が型開きした状態を示している。
図3の矢印Bに示すように、スライドコア30は、可動型20の移動方向に対し交差する方向へ移動可能である。図4および図5では、スライドコア30と可動型20との摺接面を符号Sで示している。スライドコア30は、その摺接面に沿って、可動型20に対して相対移動可能である。なお、本実施形態では、スライドコア30と可動型20とが相対移動する方向は、可動型20の移動方向に対して垂直である。
スライドコア30は、スライドコア入子31及びスライドコアホルダ32を有する。スライドコア入子31とスライドコアホルダ32とは、図示していないボルトなどにより固定されている。
スライドコア入子31は、固定型11と可動型20との間に設けられる。製品が形成される空間としての製品部100の内壁は、固定型11、可動型20およびスライドコア入子31の内壁により形成される。この製品部100に対し、図示していない湯口から溶融金属が供給され、製品101(図2参照)が形成される。
スライドコアホルダ32は、スライドコア入子31に対し製品部100とは反対側に位置するホルダ本体33と、そのホルダ本体33から上方に延びて可動型20の外側に位置する突部34とが一体に形成されている。突部34の幅は、ホルダ本体33の幅より小さく形成されている。
図4に示すように、スライドコアホルダ32の突部34に設けられた孔35には、ガイドブッシュ36が取り付けられている。ガイドブッシュ36は、突部34に設けられた孔35の内側に挿入される筒部37と、その筒部37の端部から筒部37の径外側に延びる取付部38とを有する。ガイドブッシュ36が有する筒部37の内側にガイド孔39が形成されている。ガイド孔39は、スライドコア30と可動型20とが相対移動する方向に対し、孔の軸が平行になるように形成されている。取付部38は、スライドコアホルダ32の外壁にねじ等により固定される。
ガイドシャフト50は、一端が可動型20に固定され、可動型20とスライドコア30とが相対移動する方向に延び、スライドコア30に取り付けられたガイドブッシュ36のガイド孔39を挿通している。ガイドシャフト50は、第1シャフト51と第2シャフト52とから構成されている。第1シャフト51と第2シャフト52とは、互いに平行に設けられている。第1シャフト51と第2シャフト52の外壁には、螺旋状の溝53が形成されている。この溝53に供給される潤滑液により、ガイド孔39の内壁とガイドシャフト50との摩擦力が低減される。したがって、スライドコア30は、ガイドシャフト50に沿って良好に摺動する。
なお、スライドコアホルダ32の突部34において、第1シャフト51が挿通するガイド孔39が設けられた箇所と、第2シャフト52が挿通するガイド孔39が設けられた箇所との間には、凹部341が形成されている。これにより、スライドコア30の軽量化が図られている。
第1シャフト51および第2シャフト52における可動型20とは反対側の端部には、止め板54が固定されている。止め板54は、第1シャフト51の可動型20とは反対側の端部と、第2シャフト52の可動型20とは反対側の端部とを接続している。止め板54と第1シャフト51と可動型20とは長ボルト55によって固定され、止め板54と第2シャフト52と可動型20も長ボルト55によって固定されている。止め板54は、第1シャフト51と第2シャフト52とを平行に維持すると共に、スライドコア30の製品部100とは反対側への移動量を規制する。
図5に示すように、スライドコアホルダ32のホルダ本体33には、可動型20の移動方向に対して傾斜する傾斜孔43が設けられている。傾斜孔43は、固定型11側から可動型20側へ向かい、製品部100から離れる方向に傾斜している。
傾斜ピン40は、第1傾斜ピン41と第2傾斜ピン42とから構成されている。第1傾斜ピン41と第2傾斜ピン42とはいずれも、一端が固定型11に固定され、傾斜孔43と同じ角度で、可動型20の移動方向Aに対して傾斜して設けられている。第1傾斜ピン41と第2傾斜ピン42は、傾斜孔43を挿通している。これにより、傾斜ピン40は、可動型20が型開きする際、製品部100を形成する可動型20の内壁21から離れる方向へスライドコア30を案内することが可能である。
なお、スライドコアホルダ32の突部34は、第1傾斜ピン41と第2傾斜ピン42との間に設けられている。即ち、スライドコアホルダ32の突部34の幅は、ホルダ本体33の幅より小さく形成され、スライドコア30の軽量化が図られている。
スライドコア30に対し製品部100とは反対側にロッキングブロック14が設けられている。ロッキングブロック14は、固定型11に固定されている。ロッキングブロック14は、傾斜ピン40の傾斜方向と平行または平行角度より0°から5°変更された角度に形成されたストッパ面15を有する。また、スライドコア30は、ロッキングブロック14のストッパ面15と平行に形成された当接面301を有する。
固定型11と可動型20とスライドコア30とが型閉じした状態で、ロッキングブロック14のストッパ面と、スライドコア30の当接面301とが当接する。これにより、金型装置10の型締めの際、スライドコア30が製品部100から離れる方向へ移動することを防ぐことが可能である。
図7の紙面右側に示すスライドコア70の外壁には、スライドコア70と可動型20とが相対移動する方向に延びるフランジ71が設けられている。スライドコア70の外側には、フランジ71に嵌合するレール60が設けられている。そのレール60は、可動型20に固定されている。図7では、紙面手前側のレール60を省略している。
なお、図7の紙面右側に示したスライドコア70が有するフランジ71と、そこに嵌合するレール60は、従来のスライドコアに設けられていたものと実質的に同一である。
次に、金型装置10による鋳造の動作について説明する。
図1及び図3から図5に示す状態で、金型装置10により型締め、給湯、圧入および凝固の工程が行われ、製品部100で製品が形成される。その後、図2及び図6に示すように、型開きの工程が行われる。型開きの工程では、可動ダイプレート5に固定された可動金型6と共に可動型20が型開方向に移動する。その際、可動型20に固定されたガイドシャフト50からスライドコア30に上向きの力が伝わり、スライドコア30は可動型20とガイドシャフト50と共に上フレーム3側へ移動する。このとき、スライドコア30に設けられた傾斜孔43の内壁と傾斜ピン40との摺動により、スライドコア30は傾斜ピン40に案内され、製品部100を形成する可動型20の内壁21から離れる方向へ移動する。その際、スライドコア30は、可動型20とスライドコア30との摺接面Sに沿って、ガイドシャフト50の軸に平行に移動する。
図2では、製品部100で形成された製品101の一例を模式的に示している。その後、図示していない押出ピンにより、可動型20から製品101が取り出される。
一方、型閉じの工程では、金型装置10は、図2及び図6に示す状態から、図1及び図3から図5に示す状態へ移行する。その際、可動型20が型閉方向に移動すると共に、スライドコア30も可動型20と共に固定型11側へ移動する。このとき、スライドコア30は傾斜ピン40に案内され、製品部100を形成する可動型20の内壁21へ近づく方向へ移動する。その際、スライドコア30は、可動型20とスライドコア30との摺接面Sに沿って、ガイドシャフト50に軸に平行に移動する。型閉じの工程が終了すると、固定型11、可動型20およびスライドコア30により、製品部100が形成される。
上述した実施形態の金型装置10は、次の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、ガイドシャフト50は、一端が可動型20に固定され、可動型20とスライドコア30とが相対移動する方向へ延び、スライドコア30の内側に設けられたガイド孔39を挿通する。
これにより、ガイドシャフト50は、可動型20とスライドコア30との間の動力伝達を行うと共に、それらを相対移動可能に接続する。そのため、本実施形態の金型装置10は、従来の金型装置10においてスライドコア30の外側に設けられていたフランジ71と、そのフランジ71に嵌合するレール60等を廃止することが可能である。したがって、本発明の金型装置10は、従来の金型装置10に対し、スライドコア30を小型化かつ軽量化することができる。その結果、スライドコア30の交換作業を、工場設備のホイスト等を使用することなく、手作業で行うことが可能となる場合もある。
また、本発明の金型装置10は、従来の金型装置10に対し、レール60等を廃止することで、体格を小型化かつ軽量化することができる。
また、本実施形態の金型装置10は、従来の金型装置10に対し、スライドコア30の外側にフランジ71を切削加工によって形成しないので、スライドコア30の製造にかかる工数を低減し、その製造コストを低減することができる。
さらに、本実施形態の金型装置10は、従来の金型装置10に対し、スライドコア30の外側にフランジ71を設けていない分、スライドコア30を形成する際に使用する母材の体格を小さくし、その製造コストを低減することができる。
(2)本実施形態では、スライドコア30は、第1傾斜ピン41と第2傾斜ピン42との間に設けられた突部34を有する。スライドコア30は、その突部34にガイド孔39を設けている。
これにより、スライドコア30は、ホルダ本体33の幅より突部34の幅を小さく形成することで、軽量化を図ることができる。
(3)本実施形態では、スライドコア30は、第1シャフト51が挿通するガイド孔39が設けられた箇所と、第2シャフト52が挿通するガイド孔39が設けられた箇所との間に凹部341を有する。
これにより、スライドコア30は、突部34に凹部341を設けることで、軽量化を図ることができる。
(4)本実施形態では、金型装置10は、第1シャフトの可動型とは反対側の端部と、第2シャフトの可動型とは反対側の端部とを接続する止め板54を備えている。止め板54は、スライドコア30の移動量を規制する。
これにより、ガイドシャフト50からスライドコア30が抜け出すことを、止め板54により防ぐことができる。また、止め板54は、第1シャフト51と第2シャフト52とを平行に維持することが可能である。
(5)本実施形態では、スライドコア30は、製品部100の内壁を形成するスライドコア入子31と、ガイド孔39及び傾斜孔43を有するスライドコアホルダ32とを有する。
これにより、金型装置10は、製品形状を変更する際に、スライドコアホルダ32を交換することなく、スライドコア入子31の交換のみで対応することが可能である。
(他の実施形態)
(1)上述した実施形態では、縦型のダイカスト機1に用いられる金型装置10について説明した。これに対し、他の実施形態では、金型装置10は、横型のダイカスト機に用いられるものであってもよい。また、他の実施形態では、金型装置10は、射出成形機に用いられるものであってもよい。
(2)上述した実施形態では、ガイドシャフト50は、第1シャフト51と第2シャフト52による2本のシャフトから構成されるものとした。これに対し、他の実施形態では、ガイドシャフト50は、1本または3本以上のシャフトから構成されるものであってもよい。
(3)上述した実施形態では、2本の傾斜ピン40の内側に2本のガイドシャフト50を設けた。これに対し、他の実施形態では、2本の傾斜ピン40の外側に2本のガイドシャフト50を設けてもよい。
(4)上述した実施形態では、傾斜ピン40とガイドシャフト50の断面を円形とした。これに対し、他の実施形態では、傾斜ピン40とガイドシャフト50の断面は楕円形または多角形としてもよい。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10 ・・・金型装置
11 ・・・固定型
20 ・・・可動型
30 ・・・スライドコア
39 ・・・ガイド孔
40 ・・・傾斜ピン
50 ・・・ガイドシャフト
100・・・製品部

Claims (5)

  1. 固定型(11)と、
    型開き及び型閉じの際、前記固定型に対し相対移動可能な可動型(20)と、
    製品が形成される空間としての製品部(100)の内壁を前記固定型および前記可動型と共に形成し、前記可動型の移動方向(A)に対し交差する方向(B)へ移動可能なスライドコア(30)と、
    前記可動型の移動方向に対して傾斜して設けられ、前記可動型が型開きする際に製品部を形成する前記可動型の内壁から離れる方向へ前記スライドコアを案内する傾斜ピン(40)と、
    一端が前記可動型に固定され、前記可動型と前記スライドコアとが相対移動する方向へ延び、前記スライドコアの内側に設けられたガイド孔(39)を挿通するガイドシャフト(50)と、を備えることを特徴とする金型装置。
  2. 前記傾斜ピンは、互いに平行に設けられた第1傾斜ピン(41)と第2傾斜ピン(42)とを有し、
    前記スライドコアは、前記第1傾斜ピンと前記第2傾斜ピンとの間に設けられた突部(34)を有し、
    前記突部に前記ガイドシャフトが挿通する前記ガイド孔が設けられることを特徴とする請求項1に記載の金型装置。
  3. 前記ガイドシャフトは、互いに平行に設けられた第1シャフト(51)と第2シャフト(52)とを有し、
    前記突部は、前記第1シャフトが挿通する前記ガイド孔が設けられた箇所と、前記第2シャフトが挿通する前記ガイド孔が設けられた箇所との間に凹部(341)を有することを特徴とする請求項2に記載の金型装置。
  4. 前記第1シャフトの前記可動型とは反対側の端部と、前記第2シャフトの前記可動型とは反対側の端部とを接続し、前記スライドコアの移動量を規制する止め板(54)を備えることを特徴とする請求項3に記載の金型装置。
  5. 前記スライドコアは、
    前記固定型と前記可動型との間に設けられ、前記製品部の内壁を形成するスライドコア入子(31)と、
    前記スライドコア入子に接続されると共に前記可動型の外側に設けられ、前記傾斜ピンが挿通する傾斜孔43および前記ガイドシャフトが挿通する前記ガイド孔を有するスライドコアホルダ(32)と、を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の金型装置。
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