JP6375868B2 - 画像形成装置、画像形成システムおよび印刷物の生産方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよび印刷物の生産方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システムおよび印刷物の生産方法に関する。
従来から、画像形成装置において、印刷を行う用紙に対して印刷直前に前処理を施し、より高品質な印刷結果を得ることを可能とする技術が知られている。前処理としては、例えば用紙の表面に対するプラズマ処理を適用することができる。前処理を行う画像形成システムは、例えば、前処理装置と画像形成装置とを含み、搬送機構により給紙部から送り出された用紙が前処理装置に送られて前処理を施され、前処理が終了して前処理装置から出力された用紙が画像形成装置に送られる。
印刷を行う用紙として、A4サイズ、B5サイズなど予め所定のサイズにカットされて提供されるカット紙の他に連続紙を用いる場合も多い。この連続紙のうち、ロール状の形態で提供されるものを、特にロール紙と呼ぶ。
前処理装置と画像形成装置とでは、用紙の搬送速度や搬送タイミングが異なる場合が多い。そのため、前処理装置と画像形成装置との間に用紙を一時的に蓄える用紙バッファ領域を設けて、用紙の搬送速度や搬送タイミングの差を吸収するようにした技術が既に知られている。印刷を行う用紙にロール紙を用いた場合、用紙バッファ領域では、用紙を例えば撓ませることで一時的に蓄えて、前処理装置における搬送速度と、画像形成装置における搬送速度との差を吸収する。
特許文献1には、印刷媒体に対して表面処理を施すコロナ処理装置と、コロナ処理装置で表面処理を施した印刷媒体に印刷を行うインクジェットプリンタと、コロナ処理装置とインクジェットプリンタとの間に設けられた、印刷媒体を弛ませることで一時的に蓄えるバッファ部とを含む印刷装置が開示されている。
ところで、用紙の前処理を行った後に用紙バッファ領域で用紙を撓ませて画像形成装置に搬送する構成において、前処理を行った用紙が用紙バッファ領域に蓄えられた状態で、例えば装置の電源がオフにされるなどして用紙の搬送が停止される場合が起こり得る。この場合、前処理されて用紙バッファ領域に蓄えられた用紙は、次に印刷動作が開始されるまで、画像形成装置に送られずに用紙バッファ領域内に放置されることになる。
用紙に対する前処理による表面処理効果は、時間の経過と共に低下する。そのため、次の印刷動作で、用紙バッファ領域内に放置された用紙を画像形成装置に送り画像形成を行った場合、印刷された画像の品質が低下してしまうという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、用紙に対する表面処理後、且つ、画像形成前に用紙バッファ部を持つ構成において、表面処理の効果を適切にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被処理物を送り出す駆動部と、駆動部により送り出された被処理物の表面に前処理を施す前処理部と、前処理部で前処理を施された被処理物を滞留させる滞留部と、滞留部による滞留後に被処理物に画像形成を行う画像形成部と、被処理物が前処理部による前処理後に滞留部に滞留された時間が所定時間を超えた場合に、被処理物を滞留部から少なくとも前処理部まで戻し、再び前処理部で前処理を施された被処理物を滞留部に送り出すように駆動部を制御する駆動制御部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、用紙に対する表面処理後、且つ、画像形成前に用紙バッファ部を持つ構成において、表面処理の効果を適切にすることができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る画像形成システムの一例の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る画像形成システムの構成の例を、搬送バッファ装置を中心により詳細に示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る画像形成システムの機能を説明するための一例の機能ブロック図である。 図4は、第1の実施形態による印刷動作の制御方法をより具体的に説明するための図である。 図5は、第1の実施形態に係る画像形成システムの一例の動作を示すフローチャートである。 図6は、第1の実施形態の変形例に係る画像形成システムの構成の例を、搬送バッファ装置を中心により詳細に示す図である。 図7は、第2の実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を示す概略図である。 図8は、第2の実施形態に係るプラズマ処理を施していない被処理物に対してインクジェット記録処理を行うことで得られた印刷物の画像形成面を撮像して得られた画像の拡大図である。 図9は、図8に示す印刷物における画像形成面に形成されたドットの例を示す模式図である。 図10は、第2の実施形態に係るプラズマ処理を施した被処理物に対してインクジェット記録処理を行うことで得られた印刷物の画像形成面を撮像して得られた画像の拡大図である。 図11は、図10に示す印刷物における画像形成面に形成されたドットの例を示す模式図である。 図12は、第2の実施形態に係るプラズマエネルギー量と被処理物表面の濡れ性、ビーディング、pH値および浸透性との関係を示すグラフである。 図13は、メディア毎のプラズマエネルギー量と被処理物表面のpH値との関係の例を示す図である。 図14は、第2の実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す模式図である。 図15は、第2の実施形態に係る画像形成システムにおけるプラズマ処理装置からインクジェット記録装置までの構成を抜粋して示す模式図である。
以下に添付図面を参照して、画像形成装置、画像形成システムおよび印刷物の生産方法の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る画像形成システム1aの一例の構成を示す。図1において、画像形成システム1aは、画像形成装置10と、搬送バッファ装置20と、前処理装置30と、給紙装置40とを含む。
給紙装置40は、被処理物である、印刷を行う対象となる用紙が格納され、この用紙を画像形成装置10に向けて搬送する。給紙装置40から送り出された用紙は、前処理装置30および搬送バッファ装置20を介して搬送されて、画像形成装置10に供給され、画像形成がなされ印刷が行われる。
なお、図1では、画像形成装置10、搬送バッファ装置20、前処理装置30および給紙装置40がそれぞれ別個の筐体に構成されるものとして示したが、これはこの例に限定されない。例えば、画像形成装置10、搬送バッファ装置20、前処理装置30および給紙装置40を含む画像形成システム1aを1の装置として構成してもよいし、隣り合った装置同士を1の装置として構成してもよい。
図2は、第1の実施形態に係る画像形成システムの構成の例を、搬送バッファ装置20を中心により詳細に示す。給紙装置40において、用紙410が巻回されたロール400が図示されないモータに矢印420で示される方向に回転駆動され、用紙410が用紙送り方向に送り出される。このとき、用紙410は、前処理装置30の処理速度に応じた速度で送り出される。給紙装置40から送り出された用紙410は、前処理装置30に供給される。
前処理装置30は、供給された用紙410の印刷を行う印刷面に対して所定の表面処理を施し、用紙410の印刷に対する親和性を向上させる。前処理装置30は、例えばプラズマ処理により用紙410に対する表面処理を行う。これはこの例に限定されず、前処理装置30は、コロナ処理、加熱処理、加圧処理などを表面処理として用紙410に施してもよい。また、前処理装置30は、用紙410の印刷面のみに限らず、さらに裏面側に表面処理を施してもよい。前処理装置30で表面処理を施された用紙410は、搬送バッファ装置20に供給される。
搬送バッファ装置20は、内部の用紙撓み領域200に用紙410が撓まされて蓄えられる。用紙撓み領域200は、前処理装置30と、後続する画像形成装置10との処理速度差によって生じる用紙410の撓みを吸収するために設けられる。
例えば、画像形成装置10が用紙410に対してシリアルに印刷を行う方式の場合、用紙410の搬送は、間欠的に行われる。一方、前処理装置30が主走査方向にライン状に表面処理を施す場合、用紙410は、用紙410に対する処理ムラを抑制するために、用紙410において印刷が行われる画像形成領域内は、一定速度を保って搬送される必要がある。
このように、画像形成装置10と前処理装置30とで必要な用紙送り方法が異なるため、処理速度に差が生じ、画像形成装置10と前処理装置30との間で用紙410が撓む。そのため、画像形成装置10と前処理装置30との間に、用紙410の用紙撓み領域200を設けて用紙410を滞留させて、用紙410の撓み分を一時的に蓄える。
搬送バッファ装置20において、用紙撓み領域200内に、撓み形成ローラ2021〜2026、テンションスプリング2031〜2036、ならびに、センサ1201および1202が、入口側レジストローラ201および出口側レジストローラ204の間に設けられる。用紙410は、入口側レジストローラ201から用紙撓み領域200に供給され、撓み形成ローラ2021〜2026を順に巡って出口側レジストローラ204から用紙撓み領域200の外部に用紙送り方向に向けて送り出される。
各撓み形成ローラ2021〜2026は、それぞれテンションスプリング2031〜2036で支持され、用紙410の撓み量に応じてテンションスプリング2031〜2036が伸縮することで、用紙410に適度なテンションを与える。
例えば、用紙撓み領域200内に滞留する用紙410の量が少なくなるに連れて、各撓み形成ローラ2021〜2026が、各テンションスプリング2031〜2036の張力に抗して引っ張られる。また、用紙撓み領域200内に滞留する用紙410の量が多くなった場合には、各撓み形成ローラ2021〜2026が、用紙410により各テンションスプリング2031〜2036の張力に抗して押される。
センサ1201および1202は、用紙410の撓み量を検出するために設けられる。センサ1201および1202は、例えば、光源と受光部とを含む光学センサであって、光源から射出された光の反射光を受光部で受光することで物体の検知を行う。これに限らず、センサ1201および1202は、光源から射出された光を直接的に受光部で受光することで物体の検知を行うタイプであってもよい。
画像形成システム1aは、センサ1201および1202の検知結果に基づき用紙410の撓み量を判定し、撓み量が多く過剰に撓んでいると判定した場合に、ロール400の駆動を停止する。これにより、画像形成装置10の用紙410の搬送によって用紙410にテンションが与えられる。このようにして、搬送バッファ装置20において用紙410の撓みが調整される。
用紙撓み領域200内の用紙410は、出口側レジストローラ204を介して用紙撓み領域200から抜けた後、画像形成装置10に供給される。画像形成装置10は、供給された用紙410を画像形成領域に応じて間欠的に搬送し、当該画像形成領域に対して画像を形成して印刷を行う。画像形成装置10は、例えばインクジェット方式により、用紙410に対する画像形成を行う。画像形成装置10に適用される画像形成方式は、インクジェット方式に限定されない。例えば、画像形成装置10は、感光体ドラム上に静電潜像を形成し、この静電潜像を用紙410に転写することで画像形成を行う電子写真方式であってもよい。印刷された用紙410は、画像形成装置10から排出される。
図3は、第1の実施形態に係る画像形成システム1aの機能を説明するための一例機能ブロック図を示す。画像形成システム1aは、全体制御部100と、ジョブ管理部110と、画像形成制御部111と、前処理制御部114と、ロール紙駆動部115と、撓み検出部116と、タイマカウンタ117と、操作部118とを有する。
全体制御部100は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を有し、CPUが、ROMに予め記憶されたプログラムに従い、RAMをワークメモリとして動作することで、この画像形成システム1aの全体の動作を制御する。なお、全体制御部100は、例えば、図1の画像形成装置10に内蔵される。これに限らず、全体制御部100は、搬送バッファ装置20、前処理装置30および給紙装置40の何れかに内蔵してもよいし、画像形成装置10、搬送バッファ装置20、前処理装置30および給紙装置40とは別個に構成してもよい。
ジョブ管理部110は、例えばコンピュータ装置といった外部の機器から出力された印刷ジョブデータを受信し、受信した印刷ジョブデータを記憶する。記憶された印刷ジョブデータは、全体制御部100により読み出される。画像形成制御部111は、作像制御部112と搬送制御部113とを有する。搬送制御部113は、全体制御部100の命令に従い用紙410の搬送を制御する。作像制御部112は、全体制御部100の命令に従い、用紙410に対して印刷ジョブデータに従った画像形成を制御する。
前処理制御部114は、全体制御部100の命令に従い、前処理装置30の動作を制御する。ロール紙駆動部115は、全体制御部100の命令に従いモータ130の動作を制御し、ロール400を指定された駆動方向に駆動する。タイマカウンタ117は、全体制御部100の命令に従い、指定されたタイミングからの時間を計測する。操作部118は、オペレータによる操作を受け付け、受け付けた操作に応じた制御信号を全体制御部100に対して出力する。
撓み検出部116は、センサ1201および1202の出力が供給される。撓み検出部116は、供給されたセンサ1201および1202の出力に基づき用紙410の撓み量を判定し、判定結果を全体制御部100に供給する。
図2の例では、センサ1201および1202は、撓み形成ローラ2026から出口側レジストローラ204に向けて送り出される用紙410を検知するように設けられている。このとき、センサ1201が撓み形成ローラ2026と出口側レジストローラ204との中間部に配置されるものとする。また、センサ1202は、センサ1201より低い位置、例えば撓み形成ローラ2026を支持するテンションスプリング2036の可動領域の上限(テンションスプリング2036が最も縮んだ位置)に対応する位置に設けられるものとする。
撓み検出部116は、例えば、センサ1201および1202における下記の状態(1)〜状態(3)に示す3通りの状態に基づき、用紙410の撓み量を判定することができる。状態(1)が最も撓み量が多く、状態(3)が最も撓み量が少ない。
(1)センサ1201および1202共に用紙410が検知される。
(2)センサ1201のみで用紙410が検知される。
(3)センサ1201および1202共に用紙410が検知されない。
一例として、図2の状態では、撓み形成ローラ2026の位置がセンサ1202の位置よりも下がっており、センサ1201および1202共に用紙410が検知される。この場合、撓み検出部116は、例えば撓み量が過剰な状態であると判定する。
図2の状態から、用紙410の撓み量が少なくなると、用紙410により撓み形成ローラ2026が上方向に引っ張られ、先ず、撓み形成ローラ2026がセンサ1202の位置を通過する。これにより、センサ1201のみで用紙410が検知される。この場合、撓み検出部116は、例えば撓み量が適切であると判定する。
さらに用紙410の撓み量が少なくなり撓み形成ローラ2026がさらに上方向に引っ張られると、センサ1201および1202共に用紙410が検知されなくなる。この場合、撓み検出部116は、例えば撓み量が過小であると判定する。
画像形成装置10の用紙送り量に対して用紙410の送り量が多くなり過ぎると、各テンションスプリング2031〜2036が用紙410に押される量が可動領域を超えてしまい、用紙410が過剰に撓むようになる。画像形成システム1aは、センサ1201および1202の検出結果に基づき用紙410が過剰に撓んでいるか否かを判定する。
例えば、センサ1201および1202共に用紙410を検知した場合、撓み検出部116は、用紙410が過剰に撓んでいると判定し、ロール400の駆動を停止する。これにより、画像形成装置10の用紙410の搬送によって用紙410にテンションが与えられる。このようにして、搬送バッファ装置20において用紙410の撓みが調整される。
このような構成において、ジョブ管理部110は、外部のコンピュータ装置などで作成された印刷ジョブデータを受信し、記憶する。なお、用紙410は、予め、ロール400から引き出され、前処理装置30および搬送バッファ装置20内を所定に通過して出口側レジストローラ204から繰り出され、画像形成装置10にセットされているものとする。
操作部118に対して印字開始の操作がなされると、全体制御部100は、ジョブ管理部110からジョブデータを読み出す。また、全体制御部100は、ロール紙駆動部115に対して、用紙送り方向に用紙410を送り出すようにロール紙駆動部115に命令する。さらに、全体制御部100は、前処理制御部114に用紙410に対する表面処理を実行するように命令する。さらにまた、全体制御部100は、搬送制御部113に対して用紙410を搬送するように命令を出す。
全体制御部100は、搬送制御部113の制御により、用紙410の前処理装置30での表面処理が終了した画像形成領域が所定の位置まで搬送されると、作像制御部112に対して、ジョブ管理部110から読み出した印刷ジョブデータに従い画像を形成するように命令する。この命令に従い、作像制御部112の制御により用紙410に画像が形成され、印刷がなされる。
(第1の実施形態による印刷動作の制御方法)
第1の実施形態では、用紙410の表面にプラズマ処理を行って表面改質を行う表面処理方法を採用している。この表面処理方法は、表面処理により用紙表面の親水性、浸透性が向上し、pHが低下することで作像に用いるインクが用紙410上に着弾した際に用紙410が液体成分を素早く吸収、インクが素早く凝集することで高画質化を得るというものである。
一方、プラズマ処理による用紙表面の親水性は、放置によって低下してしまうことが分かっている。また、用紙表面のpHは、放置によって高くなることが分かっている。そのため、用紙に対して表面処理を施した後に画像形成するまでの時間を、所定時間以内に行う必要があり、所定時間を超えて画像形成した場合には、表面処理の効果が低下し、望んだ高品質の画像が得られなくなってしまう。
そこで、第1の実施形態による画像形成システム1aでは、用紙410に対して前処理装置30で表面処理を施されてから所定時間以内に当該用紙410の表面処理済みの領域に画像形成が行われなかった場合に、当該用紙410を、表面処理済みの領域が少なくとも前処理装置30の手前まで来るように戻す。そして、当該用紙410を用紙送り方向に送って前処理装置30にて再び表面処理を施し、その後、画像形成装置10にて画像形成を行うようにしている。
図4を用いて、より具体的に説明する。なお、図4において、上述した図2と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。また、用紙410を用紙送り方向に搬送させるロール400の回転方向を正転方向と呼び、実線の矢印420で示す。一方、用紙410を用紙送り方向と逆方向に搬送させるロール400の回転方向を逆転方向と呼び、点線の矢印421で示す。ロール400を正転方向に駆動すると、用紙410は、ロール400から繰り出され、逆転方向に駆動すると、用紙410は、ロール400に巻き戻されることになる。
一例として、前の印刷ジョブデータによる印刷動作(印刷ジョブ動作と呼ぶ)によって、用紙410の図4の点線で示した領域、すなわち、画像形成装置10の直前までの領域に、一度、前処理装置30で表面処理を行った後に、何らかの理由で用紙410の状態が放置された場合について考える。用紙410の状態が放置される原因としては、画像形成システム1aの電源のオフ操作が考えられる。
用紙410の状態が放置されてから所定時間以上が経過した後に、次の印刷ジョブ動作が開始された場合、画像形成システム1aは、先ず、ロール400を逆転させて、前の印刷ジョブ動作にて表面処理が施されている領域(図4の点線で示した領域)の用紙410をロール400に巻き戻す。その後、画像形成システム1aは、ロール400を正転させて、巻き戻した用紙410を用紙送り方向に搬送して、再び前処理装置30にて表面処理を施し、その後、搬送バッファ装置20を介して画像形成装置10に供給して画像形成を行う。
このように、用紙410に対する表面処理と、画像形成とが用紙搬送の一連の流れの中で行われることによって、表面処理の効果がより適切に発揮され、高品質の画像形成が可能となる。
なお、上述では、前処理装置30にて表面処理を施してから画像形成装置10による画像形成が行われるまでに所定時間以上が経過してしまう原因を、画像形成システム1aの電源のオフ操作であるものとして説明したが、これはこの例に限定されない。表面処理から画像形成までに所定時間以上が経過する原因の別の例としては、印刷ジョブ動作中の用紙搬送ジャムや、画像形成装置10のトラブルなども考えられる。これらの場合、問題が解決されると印刷ジョブ動作が再開される。第1の実施形態では、この問題解決後に印刷ジョブ動作を再開させる際にも、上述した、用紙410をロール400に一旦巻き戻し、その後用紙送り方向に搬送して、再び前処理装置30により表面処理を行う。
用紙410を巻き戻して再び表面処理を施すか否かを判定するための上述した所定時間は、例えば下記の時間を適用できる。すなわち、画像形成システム1aは、当該所定時間として、用紙410のある領域が前処理装置30による表面処理を施された後、用紙410が用紙撓み領域200を抜けて画像形成装置10に供給され、当該領域に画像形成が行われる一連の動作に要する時間を採用することができる。
なお、この一連の動作に要する時間は、用紙撓み領域200に蓄えられる用紙410の量(撓み量)に応じて変化する。すなわち、用紙撓み領域200における用紙410の撓み量が多くなるに連れ、この一連の動作に要する時間が長くなる。そのため、例えば、この一連の動作に許容される最長の時間を、所定時間に採用することが考えられる。ここで、一連の動作に許容される最長の時間は、例えば、用紙撓み領域200に蓄えられる用紙410の量の上限により決まる値とすることができる。これに限らず、一連の動作に許容される最長の時間は、前処理装置30による表面処理の効果が持続する最長の時間とすることも考えられる。
これに限らず、画像形成システム1aは、当該所定時間を、用紙410の種類に応じて変更することもできる。例えば、フィルムなどの合成樹脂系を基材とする用紙(メディア)の場合には、普通紙やコート紙といった紙を基材とする用紙と比較して、表面処理の時間経過に伴う効果低下が少ないことが知られている。したがって、用紙410としてフィルムなどを基材とする用紙を用いる場合には、用紙410として紙を基材とする用紙を用いる場合よりも、当該所定時間を長い時間に変更することが可能である。
さらに、画像形成システム1aは、画像形成システム1aが稼働する現在の環境に応じて当該所定時間を変更することもできる。例えば、画像形成システム1aは、稼働環境下の雰囲気の湿度に応じて当該所定時間を設定することが考えられる。すなわち、雰囲気湿度がより低湿度である程、表面処理の時間経過に伴う効果低下が少ないことが知られている。そのため、画像形成システム1aの用紙410の搬送に係る部位(例えば用紙撓み領域200の内部)に、雰囲気の湿度を計測する計測手段を設け、この計測手段により計測された湿度に応じて、当該所定時間を変更することができる。
より具体的には、画像形成システム1aは、例えば、計測手段により計測された湿度が閾値よりも高い場合には、上述した、用紙410の特定領域に表面処理と画像形成とが行われる一連の動作に要する時間を、当該所定時間として設定する。一方、画像形成システム1aは、計測した湿度が閾値よりも低い場合には、当該所定時間を、当該時間よりも長い時間に変更する。
また、上述では、画像形成システム1aは、所定時間経過後の前処理装置30における再表面処理を、ロール400を逆転させて用紙410を一度巻き戻した後に、ロール400を正転させて用紙410を用紙送り方向に送り出して行っているが、これはこの例に限定されない。例えば、画像形成システム1aは、用紙410に対する再表面処理を、ロール400を逆転させて用紙410を巻き戻しながら行ってもよい。
さらに、上述では前処理装置30の行う前処理の例としてプラズマ処理、コロナ処理、加熱処理、加圧処理等を挙げているが、これはこの例に限定されない。すなわち、前処理装置30が行う前処理は、放置によって効果の低下する処理であればどのような前処理であってもよい。
図5は、第1の実施形態に係る画像形成システム1aの一例の動作を示すフローチャートである。この図5のフローチャートによる処理に先立って、外部のコンピュータ装置から印刷ジョブを指定する印刷ジョブデータが画像形成システム1aに送信される。この印刷ジョブデータは、ジョブ管理部110に記憶され管理される。オペレータは、操作部118に対して、ジョブ管理部110に記憶される印刷ジョブを開始させるための操作を行う。
画像形成システム1aの全体制御部100は、ステップS100で、操作部118から、オペレータの操作に応じて出力された印刷ジョブを開始する指令を受信する。全体制御部100は、次のステップS101で、受信した印刷ジョブ開始指令に応じて、ロール紙駆動部115に対してロール400を正転方向(矢印420の方向)に回転駆動させる命令を出し、ロール400の用紙送り方向への送り出しを開始する。用紙410は、給紙装置40から送り出されて前処理装置30に供給される。
次に全体制御部100は、ステップS102で、前処理制御部114に、用紙410に対する表面処理を開始するよう命令する。前処理制御部114は、この命令に従い、前処理装置30を通過する用紙410に対して所定の表面処理を施して、当該用紙410を前処理装置30から用紙送り方向に送り出す。
次に、全体制御部100は、ステップS103で、画像形成制御部111に対して、用紙410に対する印刷ジョブデータに従った画像形成を開始するように命令する。
なお、上述したように、前処理装置30から送り出された用紙410は、搬送バッファ装置20に送られる。用紙410は、搬送バッファ装置20において、用紙撓み領域200内で、入力側レジストローラ201を介して各撓み形成ローラ2021〜2026を巡り、テンションを所定に調整される。用紙410は、各撓み形成ローラ2021〜2026を抜けた後、出力側レジストローラ204を介して搬送バッファ装置20から搬出される。搬送バッファ装置20から搬出された用紙410は、画像形成装置10に供給される。画像形成装置10において、画像形成制御部111は、搬送制御部113の制御により所定の搬送速度で用紙410を搬送する。また、画像形成制御部111は、搬送制御部113の制御により搬送される用紙410に対して、作像制御部112の制御により印刷ジョブデータに従った画像を形成し、印刷を行う。
このとき、画像形成制御部111は、用紙410の前処理装置30で表面処理された領域が到達するのを待ってから、画像形成を開始してもよいし、表面処理済みか否かに関わらず、画像形成を行ってもよい。用紙410において、表面処理がなされていない領域に画像形成された部分は、例えば破棄される。
ここで、ステップS104に示されるように、ステップS100で開始が指令された印刷ジョブが完了する前に、すなわち当該印刷ジョブの途中で、例えばオペレータによる操作部118に対する操作により、当該印刷ジョブを停止させる旨の指令が出されたものとする。全体制御部100は、この印刷ジョブ停止命令に従い、例えば画像形成システム1aの動作を停止させて、当該印刷ジョブの停止を行う。
例えば、全体制御部100は、ロール紙駆動部115に対してロール400の回転駆動を停止するように命令し、前処理制御部114に対して、前処理装置30での表面処理を停止するように命令する。また、全体制御部100は、画像形成制御部111に対して、搬送制御部113の制御による用紙410の搬送と、作像制御部112の制御による画像形成とを停止するように命令する。
全体制御部100は、次のステップS105で、タイマカウンタ117に対して、タイマによるタイマカウントを開始させるように命令する。タイマカウンタ117は、この命令に従い、カウント値をリセットしてタイマのカウントを開始する。
全体制御部100は、次のステップS106で、操作部118から印刷ジョブの開始指令を受信したか否かを判定する。なお、この印刷ジョブの開始指令は、上述したステップS100の処理に先立って外部のコンピュータ装置から送信されジョブ管理部110に記憶された印刷ジョブデータによる印刷ジョブを開始させる開始指令とすることができる。これに限らず、ステップS104からステップS106までの間に外部のコンピュータ装置から送信された、別の印刷ジョブデータによる印刷ジョブを開始させる開始指令としてもよい。
全体制御部100は、ステップS106で印刷ジョブの開始指令を受信していないと判定した場合、再びステップS106で印刷ジョブの開始指令を待機する。
全体制御部100は、ステップS106で、印刷ジョブの開始指令を受信したと判定した場合、処理をステップS107に移行させる。全体制御部100は、ステップS107で、タイマカウンタ117のカウント値が、上述した所定時間を示す所定値を超えたか否かを判定する。全体制御部100は、ステップS107で、タイマカウンタ117のカウント値が所定値を超えていないと判定した場合には、処理をステップS108に移行させる。
全体制御部100は、ステップS108で、ロール紙駆動部115に対して、上述のステップS101と同様にして、ロール400を正転方向(矢印420の方向)に回転駆動させる命令を出し、ロール400の用紙送り方向への送り出しを開始する。そして、全体制御部100は、次のステップS109で、画像形成制御部111に対して、用紙410に対する印刷ジョブデータに従った画像形成を開始するように命令する。
ステップS108で、用紙410は、ステップS104の直前までの動作により搬送バッファ装置20に蓄えられた用紙410が搬送バッファ装置20から送り出され、画像形成装置10に供給される。この用紙410に対して、ステップS109で、画像形成装置10により印刷ジョブデータに従った印刷が行われる。そして、この図5のフローチャートによる一連の処理が終了される。
全体制御部100は、上述したステップS107で、タイマカウンタ117のカウント値が所定値を超えたと判定した場合、処理をステップS120に移行させる。全体制御部100は、ステップS120で、ロール紙駆動部115に対して、ロール400を逆転方向(矢印421の方向)に回転駆動させる命令を出し、用紙410のロール400への巻き戻しを開始する。全体制御部100は、所定量の用紙410がロール400に巻き戻された後、処理をステップS121に移行させる。
なお、全体制御部100は、ロール400に巻き戻された用紙410の量が所定量に達したか否かを、例えば、センサ1201および1202の出力に基づく撓み検出部116による撓み量の判定結果に従い判定することができる。
一例として、上述したステップS104において、用紙410が、センサ120および120共に検知されている状態で、印刷ジョブが途中停止されたものとする。この状態から、用紙410のロール400への巻き戻しが開始されると、巻き戻された用紙410の量に応じて、各撓み形成ローラ2021〜2026が、用紙410により各テンションスプリング2031〜2036とは反対方向(図4の例では用紙撓み領域200の内側方向)に引っ張られる。
このような状態において、例えば撓み形成ローラ2026がセンサ1202を超えセンサ1201の位置より上まで引っ張られると、センサ1201および1202共に用紙410が検知されなくなる。全体制御部100は、ステップS120による用紙410のロール400への巻き戻しが開始された後、撓み検出部116から、センサ1201および1202共に用紙410が検知されず撓み量が過小である旨の検出結果が供給された場合に、処理をステップS121に移行させるようにする。
これに限らず、全体制御部100は、ステップS120で用紙410のロール400への巻き戻しが開始されてから一定時間が経過した場合に、処理をステップS121に移行させるようにしてもよい。
全体制御部100は、ステップS121で、上述のステップS101と同様にして、ロール紙駆動部115に対してロール400を正転方向に回転駆動させる命令を出し、ロール400の用紙送り方向への送り出しを開始する。全体制御部100は、次のステップS122で、上述のステップS102と同様にして、前処理制御部114に、用紙410に対する表面処理を開始するよう命令する。前処理制御部114は、この命令に従い、前処理装置30を通過する用紙410に対して所定の表面処理を施して、当該用紙410を前処理装置30から用紙送り方向に送り出す。
全体制御部100は、次のステップS123で、上述のステップS103と同様に、画像形成制御部111に対して、用紙410に対する印刷ジョブデータに従った画像形成を開始するように命令する。画像形成制御部111は、上述したようにして、用紙410に対して印刷ジョブデータに従った画像を形成し、印刷を行う。
上述したように、用紙410に前処理を行い、前処理済みの用紙410を一旦搬送バッファ装置20に蓄えた後、画像形成装置10に送り出して画像形成を行う構成において、印刷ジョブによる印刷動作が途中で停止された場合、前処理済みの用紙410が搬送バッファ装置20内に滞留され、前処理による効果が低下してしまう。
第1の実施形態によれば、印刷ジョブによる印刷動作が途中で停止され搬送バッファ装置20内に滞留された前処理済みの用紙410は、次の印刷ジョブによる印刷開始の際に、一度ロール400に巻き戻され、再びロール400から送り出されて前処理を施されてから、搬送バッファ装置20を介して画像形成装置10に供給される。したがって、第1の実施形態に係る印刷動作の制御方法を用いることで、用紙410に対して適切に前処理がなされ、高品質の印刷画像を得ることが可能となる。
また、画像形成装置10がインクジェット方式により画像形成を行う場合、滞留された用紙410に対して前処理を再度行うことで、インク付着量を低減することが可能であり、さらに、印刷後に乾燥ヒータを使用するシステムにおいては、ヒータエネルギーを低減させることができる。
(第1の実施形態の変形例)
次に、第1の実施形態の変形例について説明する。図6は、第1の実施形態の変形例に係る画像形成システム1a’の構成の例を、搬送バッファ装置20を中心により詳細に示す。なお、図6において、上述した図4と共通する部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。また、第1の実施形態の変形例による画像形成システム1a’における機能は、図3を用いて説明した機能と同等であり、動作についても、図5を用いて説明した動作と同等であるので、ここでの説明を省略する。
上述の第1の実施形態では、図2および図4を用いて説明したように、前処理装置30における処理速度と、画像形成装置10による処理速度の違いによる用紙410の撓みを、用紙撓み領域200に設けられる複数の撓み形成ローラ2021〜2026を用いて調整していた。これに対して、第1の実施形態の変形例では、図6に示されるように、用紙撓み領域200’に撓み形成ローラを設けずに、入口側レジストローラ201と、出口側レジストローラ204との間で用紙410を自然に撓ませるようにしている。
第1の実施形態の変形例においても、用紙410を検知するためのセンサ1201および1202が、上述の第1の実施形態と同様にして、センサ1202が下位置に、センサ1201がセンサ1202と入口側レジストローラ201との間に、それぞれ設けられている。第1の実施形態の変形例による画像形成システム1a’は、センサ1201および1202の出力が上述した状態(1)〜状態(3)の何れの状態にあるのかを検出し、用紙410の撓み量を判定する。そして、画像形成システム1a’は、第1の実施形態と同様に、撓み量が過剰であると判定した場合には、ロール400の送りを停止し、撓み量が過小であると判定した場合には、ロール400の送りを再開するという方法で、用紙410の撓み量を調整する。
このような構成において、画像形成システム1a’は、用紙410に前処理装置30で前処理を行い、前処理済みの用紙410を一旦搬送バッファ装置20に蓄えた後、画像形成装置10に送り出して画像形成を行う。画像形成システム1a’は、印刷ジョブによる印刷動作が途中で停止され、前処理済みの用紙410が搬送バッファ装置20内に所定時間以上滞留された場合に、次の印刷開始の際に、用紙410を一旦ロール400に巻き戻す。そして、画像形成システム1a’は、巻き戻した用紙410を再びロール400から送り出して前処理装置30で前処理を施して、用紙撓み領域200’を介して画像形成装置10に供給する。
したがって、第1の実施形態の変形例によっても、用紙410に対して適切に前処理がなされ、高品質の印刷画像を得ることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態に係る画像形成システム1aにおいて印刷処理の前処理として採用したプラズマ処理について、より詳細に説明する。被処理物(記録媒体または印刷メディアともいう)にインクが着弾した直後にインク顔料の分散を防止しつつ顔料を凝集させるために、被処理物表面を酸性化させる。酸性化する手段として、プラズマ処理を用いる。
酸性化処理手段(工程)としてのプラズマ処理では、被処理物に大気中のプラズマ照射を行うことによって、被処理物表面の高分子を反応させ、親水性の官能基を形成する。詳細には、放電電極から放出された電子eが電界中で加速されて、大気中の原子や分子を励起・イオン化する。イオン化された原子や分子からも電子が放出され、高エネルギーの電子が増加し、その結果、ストリーマ放電(プラズマ)が発生する。このストリーマ放電による高エネルギーの電子によって、被処理物(例えばコート紙)表面の高分子結合(コート紙のコート層は炭酸カルシウムとバインダとして澱粉で固められているが、その澱粉が高分子構造を有している)が切断され、気相中の酸素ラジカルOや水酸ラジカル(−OH)、オゾンOと再結合する。これらの処理をプラズマ処理と呼ぶ。これにより、被処理物の表面に水酸基やカルボキシル基等の極性官能基が形成される。その結果、印刷媒体の表面に親水性や酸性が付与される。なお、カルボキシル基の増加により、印刷媒体表面が酸性化(pH値の低下)する。
被処理物上で隣接したドットが、親水性が上がることにより濡れ拡がって合一することで、ドット間の混色が発生するのを防ぐためには、着色剤(例えば顔料や染料)をドット内で凝集させることや、ビヒクルが濡れ拡がるよりも早くビヒクルを乾燥させたり被処理物内へ浸透させたりすることが重要であることも分かった。そこで、実施形態では、インクジェット記録処理の前処理として、被処理物表面を酸性化する酸性化処理を実行する。
本説明における酸性化とは、インクに含まれる顔料が凝集するpH値まで印刷媒体表面のpH値を下げることを意味する。pH値を下げるとは、物体中の水素イオンH濃度を上昇させることである。被処理物表面に触れる前のインク中の顔料はマイナスに帯電し、ビヒクル中で顔料が分散している。インクは、そのpH値が低いほど、その粘度が上昇する。これは、インクの酸性度が高くなるほど、インクのビヒクル中でマイナスに帯電している顔料が電気的に中和され、その結果、顔料同士が凝集するためである。したがって、インクのpH値が必要な粘度と対応する値となるように印刷媒体表面のpH値を下げることで、インクの粘度を上昇させることが可能である。これは、インクが酸性である印刷媒体表面に付着した際、顔料が印刷媒体表面の水素イオンH+によって電気的に中和された結果、顔料同士が凝集するためである。それにより、隣接したドット間の混色を防止するとともに、顔料が印刷媒体の奥深く(さらには裏面まで)浸透するのを防止することが可能となる。ただし、必要な粘度と対応するpH値となるようにインクのpH値を下げるためには、印刷媒体表面のpH値を必要な粘度と対応するインクのpH値よりも低くしておく必要がある。
また、インクを必要な粘度とするためのpH値は、インクの特性によって異なる。すなわち、比較的中性に近いpH値で顔料が凝集して粘度が上がるインクもあれば、顔料を凝集させるために当該インクよりも低いpH値が必要なインクも存在する。
着色剤がドット内で凝集する挙動や、ビヒクルの乾燥速度や被処理物内への浸透速度は、ドットの大きさ(小滴、中滴、大滴)によって変わる液滴量や、被処理物の種類などによって異なる。そこで、実施形態では、プラズマ処理におけるプラズマエネルギー量を、被処理物の種類や印刷モード(液滴量)などに応じて最適な値に制御してもよい。
図7は、第2の実施形態で採用される酸性化処理の概略を説明するための模式図である。図7に示すように、第2の実施形態で採用される酸性化処理には、放電電極1011と、カウンター電極1014と、誘電体1012と、高周波高圧電源1015とを備えたプラズマ処理装置1010が用いられる。プラズマ処理装置1010において、誘電体1012は、放電電極1011とカウンター電極1014との間に配置される。放電電極1011およびカウンター電極1014は、金属部分が露出した電極であってもよいし、絶縁ゴムやセラミックなどの誘電体または絶縁体で被覆された電極であってもよい。また、放電電極1011とカウンター電極1014との間に配置される誘電体1012は、ポリイミド、シリコン、セラミック等の絶縁体であってよい。なお、プラズマ処理として、コロナ放電を採用した場合、誘電体1012は省略されてもよい。ただし、例えば誘電体バリア放電を採用した場合など、誘電体1012を設けた方が好ましい場合もある。その場合、誘電体1012の位置は、放電電極1011側に近接または接触するように配置するよりも、カウンター電極1014側に近接または接触するように配置した方が、沿面放電の領域が広がるため、よりプラズマ処理の効果を高めることが可能である。また、放電電極1011およびカウンター電極1014(もしくは誘電体1012が設けられている側の電極はその誘電体1012)は、2つの電極間を通過する被処理物1020と接触する位置に配置されてもよいし、接触しない位置に配置されてもよい。
高周波高圧電源1015は、放電電極1011とカウンター電極1014との間に高周波・高電圧のパルス電圧を印加する。このパルス電圧の電圧値は、例えば約10kV(キロボルト)p−p程度である。また、その周波数は、例えば約20kHz(キロヘルツ)とすることができる。このような高周波・高電圧のパルス電圧を2つの電極間に供給することで、放電電極1011と誘電体1012との間に大気圧非平衡プラズマ1013が発生する。被処理物1020は、大気圧非平衡プラズマ1013の発生中に放電電極1011と誘電体1012との間を通過する。これにより、被処理物1020の放電電極1011側の表面がプラズマ処理される。
なお、図7に例示したプラズマ処理装置1010では、回転型の放電電極1011とベルトコンベア型の誘電体1012とが採用されている。被処理物1020は、回転する放電電極1011と誘電体1012との間で挟持搬送されることで、大気圧非平衡プラズマ1013中を通過する。これにより、被処理物1020の表面が大気圧非平衡プラズマ1013に接触し、これに一様なプラズマ処理が施される。ただし、実施形態において採用されるプラズマ処理装置は、図7に示される構成に限られるものではない。例えば、放電電極1011が被処理物1020と接触せずに近接している構成や、放電電極1011がインクジェットヘッドと同じキャリッジに搭載された構成など、種々変形可能である。また、ベルトコンベア型の誘電体1012に限らず、平板型の誘電体1012を採用することも可能である。
ここで、図8〜図11を用いて、第2の実施形態に係るプラズマ処理を施した場合と施していない場合との印刷物の違いを説明する。図8は、実施形態に係るプラズマ処理を施していない被処理物に対してインクジェット記録処理を行うことで得られた印刷物の画像形成面を撮像して得られた画像の拡大図であり、図9は、図8に示す印刷物における画像形成面に形成されたドットの例を示す模式図である。図10は、実施形態に係るプラズマ処理を施した被処理物に対してインクジェット記録処理を行うことで得られた印刷物の画像形成面を撮像して得られた画像の拡大図であり、図11は、図10に示す印刷物における画像形成面に形成されたドットの例を示す模式図である。なお、図8および図10に示す印刷物を得るにあたり、デスクトップ型のインクジェット記録装置を用いた。また、被処理物1020には、コート層を備える一般的なコート紙を用いた。
第2の実施形態に係るプラズマ処理を施していないコート紙は、コート紙表面にあるコート層の濡れ性が悪い。そのため、プラズマ処理を施していないコート紙に対してインクジェット記録処理にて形成した画像では、例えば図8および図9に示すように、ドットの着弾時にコート紙の表面に付着したドットの形状(ビヒクルCT1の形状)が歪になる。また、ドットの乾燥が十分でない状態で近接ドットを形成すると、図8および図9に示すように、コート紙への近接ドットの着弾時にビヒクルCT1およびCT2同士が合一し、これによりドット間で顔料P1およびP2の移動(混色)が起き、その結果、ビーディング等による濃度ムラが生じてしまう場合がある。
一方、第2の実施形態に係るプラズマ処理を施したコート紙は、コート紙表面にあるコート層1021の濡れ性が改善されている。そのため、プラズマ処理を施したコート紙に対してインクジェット記録処理にて形成した画像では、例えば図10に示すように、ビヒクルCT1がコート紙の表面に比較的平坦な真円状に広がる。これにより、図11のようにドットが平坦な形状となる。また、プラズマ処理で形成された極性官能基によってコート紙表面が酸性になるため、インク顔料が電気的に中和され、顔料P1が凝集してインクの粘性が上がる。これにより、図11のようにビヒクルCT1及びCT2が合一した場合にも、ドット間の顔料P1およびP2の移動(混色)が抑制される。さらに、コート層1021内部にも極性官能基が生成されるため、ビヒクルCT1の浸透性が上がる。これにより比較的短時間で乾燥することが出来る。濡れ性向上により真円状に広がったドットが、浸透しながら凝集することにより、顔料P1が高さ方向に均等に凝集され、ビーディング等による濃度ムラの発生を抑えることが可能となる。なお、図9および図11は模式図であり、実際には図11の場合にも顔料は層になって凝集している。
このように、第2の実施形態に係るプラズマ処理を施した被処理物1020では、プラズマ処理によって被処理物1020の表面に親水性の官能基が生成されて濡れ性が改善される。また、プラズマ処理によって極性官能基が形成された結果、被処理物1020表面が酸性になる。それらにより、着弾したインクが被処理物1020表面で均一に拡がりつつ、マイナスに帯電した顔料が被処理物1020表面で中和されることで凝集して粘性が上がり、結果的にドットが合一したとしても顔料の移動を抑制することが可能となる。また、被処理物1020表面に形成されたコート層内部にも極性官能基が生成されることで、ビヒクルが速やかに被処理物1020内部に浸透し、これにより乾燥時間を短縮することが出来る。つまり、濡れ性が上がることで真円状に広がったドットは、凝集によって顔料の移動が抑えられた状態で浸透することで、真円に近い形状を保つことが可能となる。
図12は、第2の実施形態に係るプラズマエネルギー量と被処理物表面の濡れ性、ビーディング、pH値および浸透性との関係を示すグラフである。図12では、被処理物1020としてコート紙へ印刷した場合の表面特性(濡れ性、ビーディング、pH値、浸透性(吸液特性))がプラズマエネルギー量に依存してどのように変化するかが示されている。なお、図12に示す評価を得るにあたり、インクには、顔料が酸により凝集する特性の水性顔料インク(マイナスに帯電した顔料が分散されているアルカリ性インク)を使用した。
図12に示すように、コート紙表面の濡れ性は、プラズマエネルギー量が低い値(例えば0.2J/cm程度以下)で急激に良くなり、それ以上エネルギーを増加させてもあまり改善はしない。一方、コート紙表面のpH値は、ある程度まではプラズマエネルギー量を高めることにより低下していく。ただし、プラズマエネルギー量がある値(例えば4J/cm程度)を超えたところで飽和状態になる。また、浸透性(吸液特性)は、pHの低下が飽和したあたり(例えば4J/cm程度)から急激に良くなっている。ただし、この現象は、インクに含まれている高分子成分に依存して異なる。
この結果として、浸透性(吸液特性)がよくなり始めて(例えば4J/cm2程度)からビーディング(粒状度)の値が非常に良い状態となっている。ここでのビーディング(粒状度)とは、画像のざらつき感を数値で表したものであり、濃度のばらつきを平均濃度の標準偏差で表したものである。図12では、2色以上のドットからなる色のベタ画像の濃度を複数サンプリングし、その濃度の標準偏差をビーディング(粒状度)として表している。このように実施形態に係るプラズマ処理を施したコート紙に吐出されたインクが真円上に広がりかつ凝集しながら浸透するため、画像のビーディング(粒状度)が改善される。
上述したように、被処理物1020表面の特性と画像品質との関係では、表面の濡れ性が向上することにより、ドットの真円度が向上している。この理由としては、プラズマ処理による表面粗さの増加および生成された親水性の極性官能基によって被処理物1020表面の濡れ性が向上するとともにこれが均一化したことが考えられる。また、被処理物1020表面のゴミや油分や炭酸カルシウムなどの撥水要因がプラズマ処理によって除外されることも1つの要因と考えられる。すなわち、被処理物1020表面の濡れ性が向上しつつ被処理物1020表面の不安定要因が取り除かれた結果、液滴が円周方向に均等に拡がり、ドットの真円度が向上すると考えられる。
また、被処理物1020表面を酸性化(pHの低下)させることにより、インク顔料の凝集、浸透性の向上、ビヒクルのコート層内部への浸透などが生じる。これらにより、被処理物1020表面の顔料濃度が上昇するため、ドットが合一したとしても、顔料の移動を抑えることが可能となり、その結果、顔料の混濁が抑制し、顔料を均一に被処理物1020表面に沈降凝集させることが可能となる。ただし、顔料混濁の抑制効果は、インクの成分やインクの滴量に依存して異なる。例えばインクの滴量が小滴の場合、大滴の場合に比べて、ドットの合一による顔料の混濁は発生し難い。それは、ビヒクル量が小滴の場合の方が、ビヒクルがより早く乾燥・浸透するためであり、少しのpH反応で顔料を凝集することができるためである。なお、プラズマ処理の効果は、被処理物1020の種類や環境(湿度など)によって変動する。そこで、プラズマ処理におけるプラズマエネルギー量を、液滴の量や被処理物1020の種類、環境などに応じて最適な値に制御してもよい。その結果、被処理物1020の表面改質効率が向上し、さらなる省エネを達成することが可能な場合が存在する。
また、図13は、第2の実施形態に係るプラズマエネルギー量とpHとの関係を示すグラフである。通常、pHは溶液中で測定するのが一般的であるが、近年では、固体表面のpHの測定が可能である。その測定器としては、例えば堀場製作所製のpHメーターB−211等が存在する。
図13において、実線はコート紙のpH値のプラズマエネルギー依存性を示し、点線はPETフィルムのpH値のプラズマエネルギー依存性を示す。図13に示すように、コート紙と比べてPETフィルムは、少ないプラズマエネルギー量で酸性化する。ただし、コート紙においても、酸性化する際のプラズマエネルギー量は3J/cm程度以下であった。そして、pH値が5以下となった被処理物1020にアルカリ性の水性顔料インクを吐出するインクジェット処理装置で画像記録した場合、形成された画像のドットは真円に近い形状となった。また、ドットの合一による顔料の混濁もなく、にじみのない良好な画像が得られた(図10参照)。
なお、以上に説明したプラズマ処理は、上述した第1の実施形態において前処理装置30で前処理として施されるプラズマ処理にも適用可能なものである。
次に、第2の実施形態に係る画像形成システムについて、図面を参照して詳細に説明する。
なお、本第2の実施形態では、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の4色の吐出ヘッド(記録ヘッド、インクヘッド)を有する画像形成装置を説明するが、これらの吐出ヘッドに限定されない。すなわち、グリーン(G)、レッド(R)及びその他の色に対応する吐出ヘッドを更に有してもよいし、ブラック(K)のみの吐出ヘッドを有していてもよい。ここで、以後の説明において、K、C、M及びYは、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの夫々に対応するものとする。
また、本第2の実施形態では、被処理物として、ロール状に巻かれた連続紙(以下、ロール紙という)を用いるが、これに限定されるものではなく、例えばカット紙など、画像を形成できる記録媒体であればよい。そして、紙の場合その種類としては例えば、普通紙、上質紙、再生紙、薄紙、厚紙、コート紙等を用いることができる。また、OHPシート、合成樹脂フィルム、金属薄膜及びその他表面にインク等で画像を形成することができるものも被処理物として用いることができる。紙がコート紙のような非浸透、緩浸透紙の場合、本発明はより効果を発する。ここで、ロール紙は、切断可能なミシン目が所定間隔で形成された連続紙(連帳紙、連続帳票)であってよい。その場合、ロール紙におけるページ(頁)とは、例えば所定間隔のミシン目で挟まれる領域とする。
図14は、本第2の実施形態に係る印刷装置(画像形成システム)の概略構成を示す模式図である。図14に示すように、画像形成システム1bは、被処理物1020(ロール紙)を搬送経路D1に沿って搬入(搬送)する搬入部1030と、搬入された被処理物1020に対して前処理としてのプラズマ処理を施すプラズマ処理装置1100と、プラズマ処理された被処理物1020の表面に画像を形成する画像形成装置1040とを有する。これらの装置は、別の筐体で存在し全体でシステムを構成しても良いし、同じ筐体内に納められた印刷装置であっても良い。また、印刷システムとして構成される場合には、システムの全体または一部を制御する制御部は、何れかの装置に含まれていてもよいし、独立した別筐体に設けられてもよい。
なお、画像形成システム1bにおいて、被処理物1020は、画像形成時には、全体として図14の右側から左側に向けた方向を用紙送り方向として搬送される。このときのロール紙(被処理物1020)の回転方向を、正転方向とする。
搬入部1030とプラズマ処理装置1100との間には、プラズマ処理装置1100に搬入される被処理物1020のテンションを調整する調整部1035が設けられる。プラズマ処理装置1100とインクジェット記録装置1170との間には、プラズマ処理などの前処理済の被処理物1020のインクジェット記録装置1170への送り量を調節するためのバッファ部1080が設けられている。また、画像形成装置1040は、プラズマ処理された被処理物1020にインクジェット処理により画像を形成するインクジェット記録装置1170を含む。画像形成装置1040は、画像が形成された被処理物1020を後処理する後処理部1070をさらに含んでもよい。
なお、画像形成システム1bは、後処理された被処理物1020を乾燥する乾燥部1050と、画像形成された(場合によってはさらに後処理された)被処理物1020を搬出する搬出部1060とを有してもよい。また、画像形成システム1bは、被処理物1020に対して前処理を施す前処理部として、プラズマ処理装置1100の他に、被処理物1020表面に高分子材料を含む先塗り剤と呼ばれる処理液を塗布する先塗り処理部(不図示)をさらに備えてもよい。さらに、プラズマ処理装置1100と画像形成装置1040との間には、プラズマ処理装置1100による前処理後の被処理物1020表面のpH値を検出するためのpH検出部1180が設けられてもよい。
さらにまた、画像形成システム1bは、各部の動作を制御する制御部(不図示)を有する。この制御部は、例えば印刷対象の画像データからラスタデータを生成する印刷制御装置に接続されてもよい。印刷制御装置は、画像形成システム1bの内部に設けられても、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワークを介した外部に設けられてもよい。
なお、図14に示す各部のうち、搬入部1030は、図1の給紙装置40に対応する。プラズマ処理装置1100は、図1の前処理装置30に対応する。バッファ部1080は、図1の搬送バッファ装置20に対応し、図2に示す用紙撓み領域200および図6に示す用紙撓み領域200’のうち何れかを含む。ここでは、バッファ部1080は、図2の用紙撓み領域200を含むものとする。また、画像形成装置1040は、図1の画像形成装置10に対応する。
第2の実施形態では、図14に示す画像形成システム1bにおいて、上述したように、インクジェット記録処理の前に、被処理物の表面を酸性化する酸性化処理が実行される。この酸性化処理には、例えば誘電体バリア放電を利用した大気圧非平衡プラズマ処理を採用することができる。大気圧非平衡プラズマによる酸性化処理は、電子温度が極めて高く、ガス温度が常温付近であるため、記録媒体などの被処理物に対するプラズマ処理方法として好ましい方法の1つである。
大気圧非平衡プラズマを広範囲に安定して発生させるには、ストリーマ絶縁破壊形式の誘電体バリア放電を採用した大気圧非平衡プラズマ処理を実行するとよい。ストリーマ絶縁破壊形式の誘電体バリア放電は、例えば誘電体で被覆された電極間に交番する高電圧が印加することで得ることが可能である。
なお、大気圧非平衡プラズマを発生させる方法としては、上述したストリーマ絶縁破壊形式の誘電体バリア放電以外にも、種々の方法を用いることができる。例えば、電極間に誘電体等の絶縁物を挿入する誘電体バリア放電、細い金属ワイヤ等に著しい不平等電界を形成するコロナ放電、短パルス電圧を印加するパルス放電などを適用することが可能である。また、これらの方法を2つ以上組み合わせることも可能である。
続いて、図14に示す画像形成システム1bにおけるプラズマ処理装置1100からインクジェット記録装置1170までの構成を、図15に抜粋して示す。図15に示すように、画像形成システム1bは、被処理物1020の表面をプラズマ処理するプラズマ処理装置1100と、被処理物1020表面のpH値を測定するpH検出部1180と、プラズマ処理装置1100から搬出された被処理物1020の送り量を調整するバッファ部1080と、被処理物1020にインクジェット記録にて画像を形成するインクジェット記録装置1170と、画像形成システム1b全体を制御する制御部1160とを含む。制御部1160は、上述した図3に示す全体制御部100に対応する。また、画像形成システム1bは、被処理物1020を搬送経路D1に沿って搬送するための搬送ローラ1190を備える。搬送ローラ1190は、例えば制御部1160からの制御にしたがって回転駆動することで、被処理物1020を搬送経路D1に沿って搬送する。
プラズマ処理装置1100は、図7に示すプラズマ処理装置1010と同様に、放電電極1110と、カウンター電極1141と、高周波高圧電源1150と、電極間に挟まれた誘電体ベルト1121とを備える。ただし、図15では、放電電極1110が5つの放電電極1111〜1115で構成され、これらの放電電極1111〜1115と誘電体ベルト1121を挟んで対向する範囲全体にカウンター電極1141が設けられている。また、高周波高圧電源1150は、放電電極1111〜1115の数に応じて5つの高周波高圧電源1151〜1155より構成されている。
誘電体ベルト1121には、被処理物1020を搬送する用途を兼ねるために、無端のベルトが用いられるとよい。そこで、プラズマ処理装置1100は、誘電体ベルト1121を巡回させて被処理物1020を搬送するための回転ローラ1122をさらに備える。回転ローラ1122は、制御部1160からの指示に基づいて回転駆動することで、誘電体ベルト1121を巡回させる。これにより、被処理物20が搬送経路D1に沿って搬送される。
制御部1160は、高周波高圧電源1151〜1155を個別にオン/オフすることが可能である。また、制御部1160は、各高周波高圧電源1151〜1155が各放電電極1111〜1115へ供給する高周波・高電圧パルスのパルス強度を調整することもできる。
pH検出部1180は、プラズマ処理装置1100および先塗り装置(不図示)よりも下流に配置され、プラズマ処理装置1100および/または先塗り装置による前処理(酸性化処理)が施された被処理物1020表面のpH値を検出して制御部1160に入力してもよい。これに対し、制御部1160は、pH検出部1180から入力されたpH値に基づいてプラズマ処理装置1100および/または先塗り装置(不図示)をフィードバック制御することで、前処理後の被処理物1020表面のpH値を調整してもよい。
なお、プラズマ処理に要したプラズマエネルギー量は、例えば各高周波高圧電源1151〜1155から各放電電極1111〜1115へ供給した高周波・高電圧パルスの電圧値および印加時間と、その際に被処理物1020に流れた電流とから求めることができる。なお、プラズマ処理に要したプラズマエネルギー量は、放電電極1111〜1115毎ではなく、放電電極1110全体でのエネルギー量として制御されてよい。
被処理物1020は、プラズマ処理装置1100においてプラズマが発生している最中に放電電極1110と誘電体ベルト1121との間を通過することでプラズマ処理が施される。それにより、被処理物1020表面のバインダ樹脂の鎖が破壊され、さらに気相中の酸素ラジカルやオゾンが高分子と再結合することで、被処理物1020表面に極性官能基が生成される。その結果、被処理物1020表面に親水性および酸性化が付与される。なお、本例ではプラズマ処理を大気中で行っているが、窒素や希ガス等のガス雰囲気中で実施してもよい。
また、複数の放電電極1111〜1115を備えることは、被処理物1020の表面を均一に酸性化する点においても有効である。すなわち、例えば同じ搬送速度(または印刷速度)とした場合、1つの放電電極で酸性化処理を行う場合よりも複数の放電電極で酸性化処理を行う場合の方が、被処理物1020がプラズマの空間を通過する時間を長くすることが可能となる。その結果、より均一に被処理物1020の表面に酸性化処理を施すことが可能となる。
プラズマ処理装置1100でプラズマ処理を施された被処理物1020は、バッファ部1080を介してインクジェット記録装置1170に搬入される。インクジェット記録装置1170は、インクジェットヘッドを備える。インクジェットヘッドは、例えば印刷速度の高速化のために、複数の同色ヘッド(例えば4色×4ヘッド)を備えている。また、高速で高解像度(例えば1200dpi)の画像形成を達成するために、各色のヘッドのインク吐出ノズルは、間隔を補正するようにずらして固定されている。さらに、インクジェットヘッドは、各ノズルから吐出されるインクのドット(液滴)が大/中/小滴と呼ばれる3種類の容量に対応するように、複数の駆動周波数で駆動可能となっている。
インクジェットヘッド1171は、被処理物1020の搬送経路上においてプラズマ処理装置1100よりも下流に配置される。インクジェット記録装置1170は、制御部1160からの制御のもと、プラズマ処理装置1100による前処理(酸性化処理)が施された被処理物1020に対してインクを吐出することで画像形成を行う。
図15に示すように、インクジェット記録装置1170のインクジェットヘッドとしては、複数の同色ヘッド(4色×4ヘッド)を備えてもよい。これにより、インクジェット記録処理の高速化が可能になる。その際、例えば高速で1200dpiの解像度を達成するためには、インクジェットヘッドにおける各色のヘッドは、インクを吐出するノズルとノズルとの間隔を補正するようにずらして固定されている。さらに、各色のヘッドには、そのノズルから吐出されるインクのドットが大/中/小滴と呼ばれる3種類の容量に対応するように、いくつかのバリエーションを持った駆動周波数の駆動パルスが入力される。
また、複数の放電電極1111〜1115を備えることは、被処理物1020の表面を均一にプラズマ処理する点においても有効である。すなわち、例えば同じ搬送速度(または印刷速度)とした場合、1つの放電電極でプラズマ処理を行う場合よりも複数の放電電極でプラズマ処理を行う場合の方が、被処理物1020がプラズマの空間を通過する時間を長くすることが可能となる。その結果、より均一に被処理物1020の表面にプラズマ処理を施すことが可能となる。
このような構成において、画像形成システム1bは、被処理物1020に対しプラズマ処理装置1100でプラズマ処理を施されてから所定時間以内に当該被処理物1020のプラズマ処理済みの領域に画像形成が行われなかった場合に、当該被処理物1020を、表面処理済みの領域が少なくともプラズマ処理装置1100の手前(例えは調整部1035)まで来るように戻す。そして、当該被処理物1020を搬送経路D1に沿って搬送してプラズマ処理装置1100にて再びプラズマ処理を施し、その後、画像形成装置1040にて画像形成を行う。
第2の実施形態に係る画像形成システム1bによる印刷処理の制御方法について、図5のフローチャートおよびその説明を参照しながら、より具体的に説明する。画像形成システム1bは、例えば外部のコンピュータ装置から印刷ジョブの開始指令を受信すると(図5のステップS100参照)、受信した印刷ジョブ開始指令に応じて、被処理物1020の用紙送り方向への搬送を開始する(図5のステップS101参照)。被処理物1020は、搬入部1030から搬出され調整部1035を介してプラズマ処理装置1100に供給される。プラズマ処理装置1100は、制御部1160の命令に従い、プラズマ処理装置1100を通過する被処理物1020に対してプラズマ処理を施して、用紙送り方向に送り出す(図5のステップS102参照)。
次に、制御部1160は、画像形成装置1040に対して、被処理物1020に対する印刷ジョブデータに従った画像形成を開始するように命令する。
ここで、プラズマ処理装置1100から送り出された被処理物1020は、バッファ部1080に送られる。被処理物1020は、バッファ部1080において、用紙撓み領域200内で、第1の実施形態において説明したようにしてテンションを所定に調整されてバッファ部1080から送り出される。バッファ部1080から送り出された被処理物1020は、画像形成装置1040に供給される。画像形成装置1040は、所定の搬送速度で供給される被処理物1020に対して、インクジェット記録装置1170により印刷ジョブデータに従った画像を形成する(図5のステップS103参照)。
ここで、画像形成中の印刷ジョブが完了する前に、すなわち当該印刷ジョブの途中で、当該印刷ジョブを停止させる旨の指令が出されたものとする(図5のステップS104参照)。制御部1160は、この印刷ジョブ停止命令に従い、例えば画像形成システム1bの動作を停止させて、当該印刷ジョブの停止を行う。例えば、制御部1160は、搬入部1030に対して被処理物1020の搬送を停止するように命令し、プラズマ処理装置1100に対してプラズマ処理を停止するように命令する。また、制御部1160は、画像形成装置1040に対して、被処理物1020の搬送と、インクジェット記録装置1170による画像形成とを停止するように命令する。
印刷ジョブが停止されると、制御部1160は、例えばタイマカウントにより時間の計測を開始する(図5のステップS105参照)。制御部1160は、印刷ジョブの開始指令を待機し(図5のステップS106参照)、印刷ジョブの開始指令を受信した場合に、印刷ジョブの停止に伴い計測された時間(タイマカウント)が所定値を超えたか否かを判定する(図5のステップS107参照)。
超えていないと判定した場合、制御部1160は、搬入部1030に対して被処理物1020の搬送を開始するよう命令を出し、これにより搬入部1030により被処理物1020の搬送が開始される(図5のステップS108参照)。また、制御部1160は、画像形成装置1040に対して被処理物1020に対する印刷ジョブデータに従った画像形成を開始するよう命令を出し、これにより被処理物1020に対する画像形成が開始される(図5のステップS109参照)。
一方、制御部1160は、印刷ジョブの停止に従いに計測された時間が所定値を超えたと判定した場合、搬入部1030に対してロール紙(被処理物1020)を正転方向に対して逆方向の逆転方向に回転させるように命令する。搬入部1030は、この命令に応じて、ロール紙(被処理物1020)を逆転方向に回転させてロール紙を巻き戻す。これにより、被処理物1020の、図14の左側から右側に向けた搬送が開始される(図5のステップS120)。
制御部1160は、被処理物1020の巻き戻された量が所定量に達すると、再び被処理物1020を用紙送り方向、すなわちプラズマ処理装置1100側に向けて搬送するように、搬入部1030に命令する。搬入部1030は、この命令に応じて、ロール紙を正転方向に回転させ、被処理物1020の用紙送り方向に向けた搬送を再開する(図5のステップS121)。
なお、制御部1160は、搬入部1030に巻き戻された被処理物1020の量が所定量に達したか否かは、第1の実施形態にて説明したように、例えば、センサ1201および1202の出力に基づく撓み量の判定結果に従い判定することができる。これに限らず、制御部1160は、搬入部1030による逆転方向への搬送が開始されてから一定時間が経過した場合に、被処理物1020の正転方向への搬送を開始させてもよい。
制御部1160は、被処理物1020の用紙送り方向への搬送が開始されると、プラズマ処理装置1100に対して被処理物1020に対するプラズマ処理を開始するように命令する。プラズマ処理装置1100は、この命令に応じてプラズマ処理を開始する(図5のステップS122参照)。プラズマ処理装置1100は、プラズマ処理を施した被処理物1020を用紙送り方向に送り出す。プラズマ処理装置1100から送り出された被処理物1020は、pH検出部1180を介してバッファ部1080に搬入され、バッファ部1080で送り量を調整されて画像形成装置1040に送り出される。
さらに、制御部1160は、画像形成装置1040に対して被処理物1020に対する印刷ジョブデータに従った画像形成を開始するように命令する。画像形成装置1040は、この命令に応じて、バッファ部1080から供給された被処理物1020に対して印刷ジョブデータに従った画像を形成し、印刷を行う。
このように、第2の実施形態においても、印刷ジョブによる印刷動作が途中で停止されバッファ部1080内に滞留されたプラズマ処理済みの被処理物1020は、次の印刷ジョブによる印刷開始の際に、一度搬入部1030に巻き戻され、再び搬入部1030から送り出されてプラズマ処理を施されてから、バッファ部1080を介して画像形成装置1040に供給される。したがって、第1の実施形態と同様に、被処理物1020に対して前処理としてのプラズマ処理が適切に施され、高品質の印刷画像を得ることが可能となる。
なお、上述の実施形態は、本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形による実施が可能である。
1a,1a’,1b 画像形成システム
10,1040 画像形成装置
20 搬送バッファ装置
30 前処理装置
40 給紙装置
100 全体制御部
110 ジョブ管理部
111 画像形成制御部
112 作像制御部
113 搬送制御部
114 前処理制御部
115 ロール紙駆動部
116 撓み検出部
117 タイマカウンタ
1201,1202 センサ
200,200’ 用紙撓み領域
201 入口側レジストローラ
2021,2022,2023,2024,2025,2026 撓み形成ローラ
2031,2032,2033,2034,2035,2036 テンションスプリング
204 出口側レジストローラ
400 ロール
410 用紙
1010 プラズマ処理装置
1020 被処理物
1030 搬入部
1040 画像形成装置
1080 バッファ部
1100 プラズマ処理装置
1160 制御部
特開2012−081608号公報

Claims (7)

  1. 被処理物を送り出す駆動部と、
    前記駆動部により送り出された前記被処理物の表面に前処理を施す前処理部と、
    前記前処理部で前記前処理を施された前記被処理物を滞留させる滞留部と、
    前記滞留部による滞留後に前記被処理物に画像形成を行う画像形成部と、
    前記被処理物が前記前処理部による前記前処理後に前記滞留部に滞留された時間が所定時間を超えた場合に、前記被処理物を前記滞留部から少なくとも前記前処理部まで戻し、再び前記前処理部で前記前処理を施された該被処理物を前記滞留部に送り出すように前記駆動部を制御する駆動制御部と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定時間は、
    前記被処理物の1の領域に対して前記前処理部での前記前処理と前記画像形成部による前記画像形成とを行った場合の、前記前処理の終了時から前記画像形成の開始時までの時間である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定時間は、
    前記被処理物の種類に応じて変更される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定時間は、
    少なくとも前記滞留部を含む領域の雰囲気湿度に応じて変更される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記前処理部は、
    前記前処理を前記被処理物に対するプラズマ処理により行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 被処理物を送り出す給紙装置と、
    前記給紙装置により送り出された前記被処理物の表面に前処理を施す前処理装置と、
    前記前処理装置で前記前処理を施された前記被処理物を滞留させるバッファ装置と、
    前記バッファ装置による滞留後に前記被処理物に画像形成を行う画像形成装置と、
    前記被処理物が前記前処理装置による前記前処理後に前記バッファ装置に滞留された時間が所定時間を超えた場合に、前記被処理物を前記バッファ装置から少なくとも前記前処理装置まで戻し、再び前記前処理装置で前記前処理を施された該被処理物を前記バッファ装置に送り出すように前記給紙装置を制御する駆動制御部と
    を有する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  7. 被処理物を送り出す駆動ステップと、
    前記駆動ステップにより送り出された前記被処理物の表面に前処理部で前処理を施す前処理ステップと、
    前記前処理ステップにより前記前処理を施された前記被処理物を滞留部に滞留させる滞留ステップと、
    前記滞留ステップによる滞留後に前記被処理物に画像形成を行う画像形成ステップと、
    前記被処理物が前記前処理ステップによる前記前処理後に前記滞留ステップにより滞留された時間が所定時間を超えた場合に、前記被処理物を前記滞留部から少なくとも前記前処理部まで戻し、再び前記前処理ステップにより前記前処理を施された該被処理物を前記滞留部に送り出すように前記駆動ステップを制御する駆動制御ステップと
    を有する
    ことを特徴とする印刷物の生産方法。
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