JP6375248B2 - 位置決め凹部が形成されたボトル - Google Patents
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Description
本発明に係るボトルは、ブロー成形により有底筒状に形成されたボトルであって、底壁部は、外周縁部に位置する接地部と、前記接地部に径方向の内側から連なり、ボトル軸方向の内側に窪む陥没部と、を備え、前記陥没部には、ボトル軸方向の内側に向けて窪む位置決め凹部と、前記位置決め凹部よりも径方向の外側において、前記位置決め凹部を画成する壁面のうち、少なくともボトル軸周りの周方向を向き、かつボトル軸方向に延びる位置決め壁部に対応する部分に形成され、ボトル軸方向の外側に向けて突出する補助突部と、が配設され、前記補助突部は、周方向に沿って延びる円弧状に形成されるとともに、径方向から見て前記位置決め壁部を周方向に跨って配置されていることを特徴とする。
本発明に係るボトルにおいて、前記補助突部は、前記位置決め凹部に対して径方向の外側に離間して配置されていてもよい。
本発明に係るボトルにおいて、前記補助突部の周方向における長さは、前記位置決め凹部の周方向における長さに比べて長くてもよい。
図1に示すように、本実施形態のボトル1は、口部11、肩部12、胴部13及び底部14を備えた有底筒状とされ、これら11〜14が、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置させた状態で、この順に連設された概略構成となっている。
胴部13におけるボトル軸O方向の中間部は、ボトル軸O方向に直交する横断面形状が周方向で異方性を有するとともに、ボトル軸O方向の両端部に対して縮径している。具体的に、胴部13は、径方向のうち一方向Lの一端側を向く半円領域に位置する被装飾部21と、他端側を向く半円領域に位置するグリップ部22と、を有している。なお、以下の説明では、一方向Lの一端側を正面側といい、他端側を背面側という。また、胴部13において、ボトル軸O方向の両端部と中間部との境界部分には、径方向の内側に向けて窪む周溝23が胴部13の全周に亘って形成されている。
位置決め壁部35bは、周方向の一端側を向き、かつ頂壁部34の他端縁から下方に向けて延在し、ボトル1の成形時において、装置(ラベル貼付や印刷等に使用される装飾装置、検査装置等)側の位置決め突部が周方向の一端側から係合可能とされている。図示の例において、位置決め壁部35bは、平坦部34bに対して垂直に延在している。
この構成によれば、プリフォームが成形金型内で延伸される過程において、プリフォームは凹部成形部に接触した後、成形金型のうち補助突部41を成形する突部成形部に向けてさらに延伸されることになる。そのため、プリフォームが凹部成形部に接触した状態で、少なくとも下方に向けた引張力がプリフォームにさらに作用することになり、プリフォームを凹部成形部に対して確実に押し付けることができる。これにより、装置側の位置決め突部が突き当たる位置決め壁部35bの下端縁の角部(位置決め壁部35bと陥没部31とのなす角部)を金型形状に沿わせて確実に形成することができる。その結果、賦形性を向上させ、凹部成形部に倣った所望の形状に位置決め凹部32(位置決め壁部35b)を形成することができる。この場合、位置決め凹部32が2軸延伸ブロー成形での最終段階となる陥没部31の外周部分に形成されていたとしても、賦形性を確実に向上させることができる。
しかも、本実施形態では、位置決め凹部32が傾斜部34aを有しているため、ボトル1と装置の位置決め突部とを相対回転させることで、位置決め突部を位置決め凹部32内に進入させ、位置決め壁部35bに突き当てることができる。これにより、位置合わせ作業をスムーズに行うことができる。
例えば、上述した実施形態では、位置決め凹部32が周方向に一つ形成された構成について説明したが、これに限らず、位置決め凹部32を周方向に複数形成されていても構わない。例えば図4に示すように、位置決め凹部32を一対で形成しても構わない。この場合、各位置決め凹部32の双方が、容器軸Oに対して径方向の一端側を向く半円領域に形成されている(容器軸Oに対して点対称の位置に設けても良い)。また、各位置決め凹部32は、その延在方向が互いに逆向きになっている。すなわち、各位置決め凹部32のうち、一方の位置決め凹部32は周方向の一端側から他端側に向かうに従い漸次深くなり、他方の位置決め凹部32は周方向の他端側から一端側に向かうに従い漸次深くなっている。そして、陥没部31において、各位置決め凹部32の径方向の外側に位置する部分には、一対の補助突部41が各別に形成されている。
このように、一対の位置決め凹部32が互いに逆向きに形成されているため、例えば装飾行程や検査工程等の2つの工程において、ボトル1と装置の位置決め突部との相対回転を逆向きにすることで、対応する各位置決め凹部32と各装置の位置決め突部とをそれぞれ係合させることができる。
また、補助突部41の平面視形状は、円弧状に限らず、直線状や点状等であっても構わない。
さらに、位置決め凹部32の平面視形状は、多角形状に限らず、円形状、楕円形状、矩形状等であっても構わない。
18…接地部
19…底壁部
31…陥没部
32…位置決め凹部
35b…位置決め壁部
41…補助突部
Claims (3)
- ブロー成形により有底筒状に形成されたボトルであって、
底壁部は、
外周縁部に位置する接地部と、
前記接地部に径方向の内側から連なり、ボトル軸方向の内側に窪む陥没部と、を備え、
前記陥没部には、
ボトル軸方向の内側に向けて窪む位置決め凹部と、
前記位置決め凹部よりも径方向の外側において、前記位置決め凹部を画成する壁面のうち、少なくともボトル軸周りの周方向を向き、かつボトル軸方向に延びる位置決め壁部に対応する部分に形成され、ボトル軸方向の外側に向けて突出する補助突部と、が配設され、
前記補助突部は、周方向に沿って延びる円弧状に形成されるとともに、径方向から見て前記位置決め壁部を周方向に跨って配置されていることを特徴とするボトル。 - 前記補助突部は、前記位置決め凹部に対して径方向の外側に離間して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のボトル。
- 前記補助突部の周方向における長さは、前記位置決め凹部の周方向における長さに比べて長いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のボトル。
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JP2015037955A JP6375248B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 位置決め凹部が形成されたボトル |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015037955A JP6375248B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 位置決め凹部が形成されたボトル |
Publications (2)
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JP2016159911A JP2016159911A (ja) | 2016-09-05 |
JP6375248B2 true JP6375248B2 (ja) | 2018-08-15 |
Family
ID=56846182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015037955A Active JP6375248B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 位置決め凹部が形成されたボトル |
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- 2015-02-27 JP JP2015037955A patent/JP6375248B2/ja active Active
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