JP6375240B2 - ゼニゴケ防除組成物およびゼニゴケの防除方法 - Google Patents

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本発明は、ゼニゴケ防除組成物およびゼニゴケの防除方法に関する。
ゼニゴケ(Marchantia polymorpha L.)はコケ植物の苔類の1種であり、世界の至るところに分布し、日本でも北海道から九州、沖縄に至るまで広く観察されおり、特に人家の周辺などの湿気の多い場所に繁殖している。ゼニゴケは茎と葉の区別が曖昧な葉状体の形態を有し、裏側より仮根を伸ばして地表に密着して増殖するため見栄えが悪く、人家等においては美観を損なうことから、定期的に除去せざるを得ない有害植物でもある。また、ゼニゴケは一般的な通常のコケと比べて薬剤に対する耐性が高く、非常に除去しにくいことも知られている。
ゼニゴケの除去には、塩化ベンザルコニウムや酢酸を有効成分とするゼニゴケ防除剤が広く用いられているが、殺菌剤として知られる塩化ベンザルコニウムは魚毒性、鳥毒性等の毒性が指摘されており、散布することで環境への問題が懸念されていた。一方、酢酸を含有するゼニゴケ防除剤については、天然物由来のため環境には優しい反面、酢酸特有の強い刺激臭が使用上の大きな課題となっていた。
環境に優しいコケの除去方法として、特許文献1にはミカン科植物種子抽出物(例えばグレープフルーツ種子抽出物)が苔類の除去に有効であることが開示され、またグレープフルーツ種子抽出物をDL−リンゴ酸と組み合わせることでスナゴケに対する枯殺効果が増大することも開示されていたが、除去が困難とされるゼニゴケの防除に適する組成物については検討されていなかった。一般的にグレープフルーツ種子抽出物のような天然物は、塩化ベンザルコニウムのような化学物質と比べ作用がマイルドであると考えられ、通常のコケよりも除去が困難なゼニゴケに適用させるには、高濃度での適用が少なくとも必要と考えられるが、グレープフルーツ種子抽出物は高価なため、高濃度での使用は商業上の観点からは難しい一方、希釈して低濃度にすればその効果が期待できないことから、結局のところ、グレープフルーツ種子抽出物によるゼニゴケの防除は実用的ではないと考えられていた。
特開2014−55112
本発明は、ゼニゴケに対する優れた防除効力を有し、環境に優しく、価格的にも実用的な新規なゼニゴケ防除組成物を提供することを課題とする。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、グレープフルーツ種子抽出物含有組成物に、有機酸の中でもとりわけ酢酸を加えることで、ゼニゴケの防除効果が高められることを見出し、さらにDL−リンゴ酸、乳酸のような有機酸を加えることでゼニゴケの防除効果がさらに大幅に高まることを見出し、グレープフルーツ種子抽出物の濃度が低くても十分効果を有する実用的な組成物を得て、本願発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の項1〜8のとおりである。
項1.
グレープフルーツ種子抽出物;
酢酸;および
酢酸以外の有機酸;
を有効成分として含むゼニゴケ防除用液体組成物。
項2.
グレープフルーツ種子抽出物1重量部に対して、酢酸が1〜100重量部、および酢酸以外の有機酸が2〜500重量部含まれる、項1に記載のゼニゴケ防除用液体組成物。
項3.
グレープフルーツ種子抽出物1重量部に対して、酢酸が2〜70重量部、および酢酸以外の有機酸が5〜400重量部含まれる、項1または2に記載のゼニゴケ防除用液体組成物。
項4.
グレープフルーツ種子抽出物 0.004〜 2重量%;
酢酸 0.1〜 3重量%;および
酢酸以外の有機酸 1〜10重量%;
を含む、項1〜3のいずれか1項に記載のゼニゴケ防除用液体組成物。
項5.
グレープフルーツ種子抽出物 0.02〜0.8重量%;
酢酸 0.5〜 2重量%;および
酢酸以外の有機酸 2〜 7重量%;
を含む、項1〜4のいずれか1項に記載のゼニゴケ防除用液体組成物。
項6.
該酢酸以外の有機酸が、DL−リンゴ酸、乳酸、クエン酸、コハク酸、酒石酸、またはこれらの混合物から選択される、項1〜5のいずれか1項に記載のゼニゴケ防除用液体組成物。
項7.
該酢酸以外の有機酸が、DL−リンゴ酸、乳酸、またはこれらの混合物から選択される、項1〜6のいずれか1項に記載のゼニゴケ防除用液体組成物。
項8.
項1〜7のいずれか1項に記載のゼニゴケ防除用液体組成物の有効量を、ゼニゴケにまたはゼニゴケが発生する場所に施用する工程を有するゼニゴケの防除方法。
本発明にかかるゼニゴケ防除用液体組成物は、グレープフルーツ種子抽出物に加えて酢酸および酢酸以外の有機酸を有効成分として含むことによって、非常に高いゼニゴケ防除効果を示し、価格が高いグレープフルーツ種子抽出物がたとえ低量であっても実用上十分なゼニゴケ防除効果を示すことができる。さらに、当該組成物において使用される酢酸の量は刺激臭を呈さない程度の少ない量であっても十分にゼニゴケの防除効果を高めることができ、本発明にかかる組成物は、製剤の酢酸臭低減を可能とするものである。加えて、有効成分として、環境への負荷が少ないグレープフルーツ種子抽出物、酢酸、および酢酸以外の有機酸(例えばDL−リンゴ酸、乳酸等)を使用するため、本願発明にかかるゼニゴケ防除用液体組成物は環境に優しい製剤である。つまり、本発明にかかるゼニゴケ防除用液体組成物は、環境に優しいものであり、においが少なく、価格が高いグレープフルーツ種子抽出物がたとえ低量であっても実用上十分なゼニゴケ防除効果を示すことができるものである。
本発明にかかるゼニゴケ防除液体組成物は、グレープフルーツ種子抽出物、酢酸、および酢酸以外の有機酸を含み、適宜1または2以上の溶剤(例えば、水、グリセリン、エタノール、イソプロピルアルコールなど)と共に、液剤の形態に通常の方法で調製される。
殺菌剤、除草剤、または殺虫剤として一般に知られる薬剤を任意にさらに含んでいてもよいが、環境への影響を考慮してこれらは天然物由来物質であることが望ましい。必要に応じて界面活性剤やその他の製剤用補助剤(これらもまた天然物由来物質であることが望ましい)を添加して、溶液、懸濁液、乳濁液などの液剤として一般に知られる方法により製剤化してもよい。
ゼニゴケの防除とは、ゼニゴケを死滅させること、ゼニゴケの増殖を抑制することに加え、ゼニゴケが発生しうる場所にゼニゴケが発生することを防止することを含む。
本発明にかかるゼニゴケ防除液体組成物をゼニゴケに施用した場合、ゼニゴケ(通常は緑色)は緑褐色または褐色に変色して増殖が止まり、さらには腐敗する。
本発明にかかるゼニゴケ防除液体組成物は、水などの溶剤であらかじめ溶解・希釈されて適切な濃度に調整され、そのまま使用できる液剤であってもよく、また使用前に水などで希釈してから使用する濃縮タイプの液剤であってもよい。
このようにして製剤化された本発明の組成物は、そのまま又は水等に希釈して、ゼニゴケまたはゼニゴケが発生する場所(庭先、畑の周りなど土壌面の他、テラス、ベランダ、玄関先、墓石、タイル等)に塗布するか噴霧器等に入れて散布することができる。ゼニゴケまたはゼニゴケが発生する場所が湿る程度まで施用することが望ましく、例えば1mあたり20〜300mL、望ましくは50〜200mLを施用する。
グレープフルーツ種子抽出物とは、グレープフルーツの種子(特には未成熟果実の種子)から水、エタノール等によって抽出された、脂肪酸、アスコルビン酸、フラボノイド等を成分とするものであり、溶媒(抽出溶媒、希釈溶媒)以外の成分の混合物をいう。グレープフルーツ種子抽出物は、既存添加物名簿収載品目リスト(日本食品添加物協会(最終改正平成26年1月30日))に掲載されており、ここではミカン科グレープフルーツ(Citrus paradisi MACF.)の種子より、水又はエタノールで抽出して得られたものであって、主成分は脂肪酸及びフラボノイドであることが記載されている。グレープフルーツ種子抽出物は水、グリセリン等の溶剤との混合物として市販されているもの(例えば「Desfan−100」(販売元:ミツバ貿易、INVETISA社製);「Desfan−10」(販売元:アデプト))を使用してもよい。Desfan−100にはグリセリンが約60重量%、水が約5重量%含まれるので、グレープフルーツ種子抽出物は約35%含まれる。Desfan−10にはグリセリンが約6.2重量%、水が約90.5%含まれるので、グレープフルーツ種子抽出物は約3.3%含まれる。
グレープフルーツ種子抽出物は、一般的には以下のように製造されるが、この方法に限定されるものではない。
まず、グレープフルーツの種子(好ましくは未成熟の種子。グレープフルーツはいずれの産地のものでも用いることができる)を粉砕し、粉砕した種子を、水、アルコール類、炭化水素類、エステル類、ケトン類、エーテル類またはハロゲン化炭化水素類、およびこれらの混合溶媒に浸漬して抽出するか、あるいは浸漬し加熱還流して抽出し、適宜濃縮または濃縮還元して得られる。水およびアルコールが抽出溶媒として好ましく使用されうる。アルコールとしては、一価アルコールおよび多価アルコールのいずれもが用いられ得、好ましくは、水、エタノール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、およびこれらの混合溶媒が挙げられ、さらに好ましくは水、エタノールおよびこれらの混合溶媒が挙げられる。
酢酸は試験研究用、工業用等として市販される高純度のもの(氷酢酸等)を使用しても、酢酸と水との混合物として市販されるものを使用してもよい。酢酸と水との混合物を使用する場合には、その純度は特に規定されないが、例えば純度80%以上(好ましくは純度90%以上)のものを使用することが好ましい。純度80%未満の混合物を使用する場合には、酢酸としての含有量を適宜換算して使用することが望ましい。
酢酸以外の有機酸としては、特に限定はされないが、例えば、ヒドロキシ酸、ジカルボン酸が好適に用いられ、さらに好適にはDL−リンゴ酸、乳酸、クエン酸、コハク酸、酒石酸が用いられる。特に好ましい有機酸の例としてDL−リンゴ酸および乳酸が挙げられる。
本願発明のゼニゴケ防除液体組成物における、グレープフルーツ種子抽出物と酢酸との含有割合は特に限定されるものではないが、グレープフルーツ種子抽出物1重量部に対して1〜100重量部、好ましくは2〜70重量部、より好ましくは5〜70重量部、さらにより好ましくは10〜50重量部である。
本願発明のゼニゴケ防除液体組成物における、グレープフルーツ種子抽出物と酢酸以外の有機酸との含有割合は特に限定されるものではないが、グレープフルーツ種子抽出物1重量部に対して2〜500重量部、好ましくは5〜400重量部、より好ましくは10〜300重量部、さらにより好ましくは20〜200重量部、さらにより好ましくは50〜200重量部、さらにより好ましくは100〜200重量部である。
本願発明のゼニゴケ防除液体組成物における、酢酸と酢酸以外の有機酸との含有割合は特に限定されるものではないが、酢酸1重量部に対して0.5〜50重量部、好ましくは1〜20重量部、より好ましくは2〜10重量部である。
本願発明のゼニゴケ防除液体組成物に含まれるグレープフルーツ種子抽出物の量は特に限定されないが、塗布または散布される適切な濃度の本発明の液剤において、例えば0.004〜2重量%、好ましくは0.02〜0.8重量%、さらに好ましくは0.02〜0.2重量%含まれる。
使用時に希釈して使用する液剤については、その希釈倍率に応じた濃度を含有することができる。
本願発明のゼニゴケ防除液体組成物に含まれる酢酸の量は特に限定されないが、塗布または散布される適切な濃度の本発明の液剤において、例えば0.1〜3重量%含まれる。組成物の刺激臭を抑えるために2重量%以下であることが望ましく、例えば0.5〜2重量%含まれる。
使用時に希釈して使用する液剤については、その希釈倍率に応じた濃度を含有することができる。
本願発明のゼニゴケ防除液体組成物に含まれる酢酸以外の有機酸の量は特に限定されないが、塗布または散布される適切な濃度の本発明の液剤において、例えば1〜10重量%、好ましくは2〜7重量%、より好ましくは3〜6重量%含まれる。
使用時に希釈して使用する液剤については、その希釈倍率に応じた濃度を含有することができる。
本願発明にかかる液体製剤は酢酸臭がさらにマスキングされるように香料をさらに含んでいてもよく、また、必要に応じて通常の液体製剤に使用される添加剤(防腐剤など)を含んでいてもよいが、これらもまた環境への影響を考慮して天然物由来物質であることが望ましい。
以下、製剤例および試験例を挙げて、本発明を説明するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではない。
試験例1および2で使用した薬剤を以下に示す。
グレープフルーツ種子抽出物:Desfan−100(グレープフルーツ種子抽出物を35%含有)(ミツバ貿易、INVETISA社)
酢酸:関東化学株式会社製 鹿一級 99.5%
DL−リンゴ酸:和光純薬工業株式会社製 食品添加物グレード 90%
乳酸:磐田化学工業株式会社製 食品添加物グレード 99.8%
試験例1:防除効果試験
表1〜6に示す各成分を精製水に溶解して、実施例1〜27および比較例1〜12を調製し、各供試液とした。
縦2.0cm×横2.0cm×深さ4.0cmのプラスティックセルにバーミキュライト約1gを入れ、ここにゼニゴケ葉状体(約1cm)を移植し、植物用液体肥料:ハイポネックス原液(ハイポネックスジャパン製、窒素:リン酸:カリ=6:10:5)を水で1000倍に希釈し、この液をバーミキュライトが十分に湿潤するまでゼニゴケ葉状体を移植したプラスティックセルに添加し、22℃、蛍光灯下(16時間)および暗所下(8時間)のサイクルで、ゼニゴケ葉状体が約1.5cmに生長するまで数日間前培養した。前培養の間、バーミキュライトおよびゼニゴケ葉状体に、上記の植物用液体肥料希釈液を適宜加え、乾燥を防いだ。
ついで、各供試液をゼニゴケ葉状体に100mL容噴霧器で約5cmの高さから噴霧した。噴霧量はセル上面1mあたり150mLであった。噴霧は初回の1回のみで、噴霧2日後、3日後、5日後、7日後、10日後にゼニゴケ葉状体を観察し、下記の評価基準で評価した。
なお、ゼニゴケ葉状体全体が褐色に変色し、かつ、その後数日で腐敗等が認められれば枯死とし、ゼニゴケ葉状体全体が褐色に変色した日を枯死した日とした。
評価基準:
A:2日後に枯死;
B:3日後に枯死;
C:5日後に枯死;
D:全体的に緑褐色または褐色に変色するものの、一部のゼニゴケ葉状体に増殖が認められる;
E:一部が緑褐色または褐色に変色するものの、一部のゼニゴケ葉状体に増殖が認められる;
N:変化なし。
試験例2:臭気試験
試験例1に記載のとおりに調製し、ガラス製バイアル中に入れた各供試液のにおいを官能試験により下記の評価基準で評価した。
評価基準:
0点:臭気無し
1点:臭気がやや有り
2点:臭気が有り
3点:刺激臭が有り
4点:強い刺激臭が有り
試験例1および2の結果を表1〜6に示す。
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本願発明にかかる実施例1〜27はいずれも、刺激臭は認められず、かつ、優れたゼニゴケ防除効果を示した。

Claims (6)

  1. グレープフルーツ種子抽出物、酢酸、および乳酸を有効成分として含み;グレープフルーツ種子抽出物1重量部に対して、酢酸は2〜70重量部、および乳酸は20〜400重量部含まれ;酢酸1重量部に対して、乳酸は2〜10重量部含まれる;ゼニゴケ防除用液体組成物であって、
    ゼニゴケ防除用液体組成物は酢酸を0.5〜2重量%含有する液体組成物として施用される、ゼニゴケ防除用液体組成物。
  2. グレープフルーツ種子抽出物、酢酸 0.5〜2重量%、および乳酸を有効成分として含み;
    グレープフルーツ種子抽出物1重量部に対して、酢酸は2〜70重量部、および乳酸は20〜400重量部含まれ;
    酢酸1重量部に対して、乳酸は2〜10重量部含まれる;
    ゼニゴケ防除用液体組成物。
  3. グレープフルーツ種子抽出物 0.02〜0.8重量%;
    を含む、請求項1または2に記載のゼニゴケ防除用液体組成物。
  4. 乳酸 2〜7重量%;
    を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のゼニゴケ防除用液体組成物
  5. グレープフルーツ種子抽出物 0.02〜0.8重量%;
    酢酸 0.5〜 2重量%;および
    乳酸 2〜 7重量%;
    を含む、ゼニゴケ防除用液体組成物。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のゼニゴケ防除用液体組成物の有効量を、ゼニゴケにまたはゼニゴケが発生する場所に施用する工程を有するゼニゴケの防除方法。
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