JP6372949B2 - 透水濾過装置、透水濾過装置を備えた擁壁、及び、透水濾過装置の挿入方法 - Google Patents

透水濾過装置、透水濾過装置を備えた擁壁、及び、透水濾過装置の挿入方法 Download PDF

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本発明は、河川、海岸、道路、造成地等の法面を形成する土中内に含有される浸透水を法面外に排水する透水濾過装置及び透水濾過装置の挿入方法に関する。
また、本発明は、河川、海岸、道路、造成地等に設けられた擁壁の裏込め土中内に含有される浸透水を擁壁外に排水する透水濾過装置及び透水濾過装置の挿入方法に関する。
河川、海岸、道路、造成地等には、切土や盛土により法面(土羽ともいう。)が設けられている。
従来から、集中豪雨・長雨等による河川水位の上昇、高潮・津波による潮位の上昇などで、法面が形成された築堤、道路盛土の土中内に水が滞留して、築堤の決壊、道路盛土の崩壊が発生することを防止するために、法面から土中内部に向けて、側面に透水孔を有する集水管を打ち込み、土中内に浸透した水をこの集水管から法面外に排出する技術が知られている。造成地等に形成された法面や、擁壁においても、同様の理由により、法面内部の土中内部、擁壁背面の土中内部に向けて、側面に透水孔を有する集水管が打ち込まれている。
例えば、特許文献1には、築堤等の盛土、土地造成区域、山地等の傾斜土壌等に横方向に打込み使用する補強用水抜き鋼管が記載され、この補強用水抜き鋼管は、先端部が加圧されて舌状扁平部に形成され、鋼管の側壁に透水孔を多数設けることで、打込を容易に行うことが出来、打込によって崩れやすい土壌が補強されると共に土壌に浸透した雨水等の水分は透水孔により鋼管内に集められ外部に排出されるので土壌の崩壊を有効に防止することができることが記載されている。
また、特許文献2には、地すべり工法において、先ずケーシングパイプを挿入しながら予定深度までボーリングし、該ケーシングパイプを予定深度まで挿入したら、インナーロッドを抜き取り、次いで、前記ケーシングパイプの内部には全長に渡って、多数の水抜き孔が周設され先端が円錐状に閉塞された集水パイプ本体を挿入する集水工法が記載され、集水パイプ本体が安定した状態で地山に埋設され、前記水抜き孔より集水された地下水が集水パイプ本体の吐出口から排水され、地すべりを防止することが記載されている。
また、特許文献2には、集水パイプの外周面にスポンジからなる抵抗体を螺旋状に接着して、ケーシングパイプの内壁面に密着させながら挿入し、その後、ケーシングパイプを抵抗体の螺旋方向と逆方向に回転させながら抜管することが記載されている。
特許文献3には、擁壁や水路壁等の既設構造物の壁に設けられた孔を介して裏込め土内に打ち込まれるガイド管と、外管と、前記外管内に全体が収容される本体管とを備え、前記ガイド管が、基端が開放し、先端が円錐状又は多角錐状の管状部材で形成され、前記外管が、開放した基端にフランジが設けられ、先端が閉鎖した管状部材によって形成された集水管と、両端が開放し、前記集水管の前記基端に対向する先端に設けられたフランジを前記集水管のフランジに当接させ締結具で締結することによって前記集水管に連結される壁内管とを有し、前記集水管が前記ガイド管内に収容されており、前記本体管が、基端が開放し、先端が閉鎖した管状部材で形成され、前記ガイド管、前記外管の前記集水管、および前記本体管うち前記集水管の内側に位置する前半部に、水抜き用の複数の開口部がそれぞれ設けられているウィープホールが記載され、ガイド管を用いることにより、裏込め土が崩れたりすることなしに、既設構造物に容易にウィープホールを設置することができ、また、目詰まりを起こした場合には、本体管を交換したり、洗浄することにより、ウィープホールの機能を良好に維持することができることが記載されている。
特許文献4には、側面に複数の水抜き用小孔が設けられた水抜き用鞘管内に挿入した削孔ロッドの削孔用ビットを回転させて地山を削孔した後、上記削孔ロッドを上記鞘管から引き抜いて回収し、地山の水を上記水抜き用鞘管から排水する際に、上記水抜き用鞘管の外周側に、流砂防止用のストッパー部材を取付けるとともに、削孔ロッドの回収後に、上記水抜き用鞘管の内部に濾過部材を挿入して、上記水抜き用鞘管内への土砂の流出を防止するようにしたので、これにより、削孔と水抜き用鞘管との隙間から砂の流出を防止することができるとともに、水抜き用鞘管内へ流砂の侵入を有効に防ぐことができるので、流砂現象の発生を確実に防止することができ、地山の水抜きを効率的に行うことができることができる地山の水抜き工法が記載されている。
実公昭45−025068号公報 特開平10−037174号公報 特開2012−233367号公報 特開2003−293377号公報
上記特許文献1の鋼管、特許文献2の集水パイプ、特許文献3のガイド管、特許文献4の水抜き用鞘管は、それぞれ管の周壁に複数の透水孔が設けられ、土壌に浸透した雨水等の水分を集めて外部に排出するものであるが、土壌中への打込を容易にするために、先端部が舌状扁平部に形成されていたり(特許文献1参照。)、先端部が閉塞した円錐状に形成されていたり(特許文献2参照。)、先端が円錐状又は多角錐状の管状部材で形成されていたり(特許文献3参照。)しており、特許文献1〜3においては、先端部分から集水することはできない。また、特許文献4の水抜き用鞘管は、水抜き用鞘管への砂の侵入を防ぐために、先端部に砂止めゴムやコーン状の蓋材を設けている(図4等参照。)ので、先端部から集水することはできない。
そこで、本発明においては、排水管本体の外周面に集水孔を開孔するとともに、排水管本体の先端部も開口して集水力を向上させ、また、排水管本には透水濾過材を排水管本体に内接して挿着することで、土中内の水に混入した土粒子を濾過することができる透水濾過装置を提供することを目的とする。
また、本発明においては、排水管本体の外周面に集水孔を開孔するとともに、排水管本体の先端部も開口して集水力を向上させ、また、排水管本体内部には、外周面に集水孔が開孔された軸管を挿着し、この軸管には、排水管本体に内接して挿着される透水濾過材を被装して、土中内の水に混入した土粒子を濾過することができる透水濾過装置を提供することを目的とする。
また、本発明においては、前記排水管本体の外周面に螺旋状の遮水プレートを設けることで、土中内の水が排水管本体の外周面と土壌の境界部に沿って流れることを防止し、土中内の水を、確実に排水管本体の集水孔から集水して、排水管本体内部あるいは軸管内部の導水溝から排水することができる透水濾過装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明においては、先端部が尖塔形状に形成された挿入用ガイドロッドを設け、排水管本体に挿入用ガイドロッドを挿着した際に、挿入用ガイドロッドの先端部が排水管本体の先端の開口部から突出することで、排水管本体の土中内への挿入を容易に行うことできる透水濾過装置の挿入方法を目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の透水濾過装置は、先端部が開口され外周面に複数の集水孔が開孔されている排水管本体と、先端部が開口され外周面に複数の集水孔が開孔された軸管と、前記排水管本体に内接して前記軸管に被装されて、前記軸管と共に前記排水管本体内に着脱可能に挿入されている透水濾過材とを備え、前記排水管本体の後端部外周には、鈎状爪が設けられた補強リングプレートが接合されており、前記軸管の後端部には、嵌入口が開孔されたエンドプレートが接合されており、前記軸管を前記排水管本体に挿入した状態で、前記嵌入口を前記鈎状爪に嵌入して前記エンドプレートを正逆回転させることで、前記軸管が前記排水管本体に着脱可能に構成されていることを第1の特徴とする。
また、本発明の透水濾過装置は、前記排水管本体の土中内への挿入の際に、先端部が尖塔形状に形成され、前記排水管本体よりも長く形成された挿入用ガイドロッドが、前記排水管本体に着脱可能に挿入されており、前記挿入用ガイドロッド先端の尖塔形状部の少なくとも最大径部は、前記排水管本体先端部に形成された異径管の内壁面に当接されていることを第2の特徴とする。
また、本発明の透水濾過装置は、前記軸管の外周面に前記透水濾過材を係止する手段が設けられていることを第3の特徴とする。
また、本発明の擁壁は、前記第1の特徴乃至前記第の特徴に記載のいずれか1の透水濾過装置を備えたことを特徴とする。
また、本発明の透水濾過装置の挿入方法は、先端部が開口され、外周面に複数の集水孔が開孔された排水管本体に、先端部が尖塔形状に形成された挿入用ガイドロッドを挿する第1のステップと、前記排水管本体に前記挿入用ガイドロッドが挿された状態で、前記排水管本体及び前記挿入用ロッドの土中内への挿入う第2のステップと、該第2のステップが完了した後に、前記挿入用ガイドロッド前記排水管本体から抜管する第3のステップと、該第3のステップが完了した後に、透水濾過材が装着された軸管を前記排水管本体内に着脱可能に挿する第4のステップとを備え、前記第4のステップにおいて、前記排水管本体の後端部外周に接合された補強リングプレートに設けられた鈎状爪に、前記軸管後端部に接合されたエンドプレートに開孔された嵌入口を嵌入して前記エンドプレートを回転させて、前記透水濾過材が装着された軸管を前記排水管本体に着脱可能に取付けるステップを備えていることを第1の特徴とする。
また、本発明の透水濾過装置挿入方法は、前記第2のステップにおいて、前記挿入用ガイドロッドの先端部に設けられた尖塔形状部の少なくとも最大径部を、前記排水管本体先端部に形成された異径管の内壁面に当接するステップを備えていることを第2の特徴とする。
本発明によれば、排水管本体の外周面に集水孔を開孔するとともに、排水管本体の先端部も開口することにより、集水力を向上することができる。
また、本発明によれば、排水管本体内に透水濾過材を着脱可能に挿着することにより、土中内の水に混入した土粒子を濾過することができ、この透水濾過材が破損あるいは目詰まり等した場合は、簡単に交換可能である。
さらに、本発明によれば、先端部が尖塔状に形成された挿入用ガイドロッドを備えることで、排水管本体の土中内への挿入を容易にすることができる。
本発明の第一実施形態の透水濾過装置の排水管本体の説明図である。 本発明の第一実施形態の透水濾過装置の透水濾過部材及び軸管の説明図である。 本発明の第一実施形態の透水濾過装置の挿入用ガイドロッドの説明図である。 本発明の第一実施形態の透水濾過装置の法面への挿入方法を説明する図である。 本発明の第一実施形態の透水濾過装置の擁壁への挿入方法を説明する図である。 本発明における第二実施形態の透水濾過装置の透水濾過材本体を説明する図である。
以下、好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
(第一実施形態)
[透水濾過装置]
まず、本発明の第一実施形態の透水濾過装置の排水管本体について、図1(a)〜図1(d)を参照しながら説明する。図1(a)は、本発明の第一実施形態の透水濾過装置の排水管本体の右側面図である。図1(b)は、本発明の第一実施形態の透水濾過装置の排水管本体の正面断面図である。図1(c)は、本発明の第一実施形態の透水濾過装置の排水管本体の内部構造説明図である。図1(d)は、本発明の第一実施形態の透水濾過装置の変形例の斜視図である。
図1(a)〜図1(d)に示すように、本発明の第一実施形態の透水濾過装置1は、外周面に複数の集水孔3が開孔された排水管本体2を有している。排水管本体2の底部には導水溝4が形成されており、集水孔3から集水された雨水等は、導水溝4で導水されて排水管本体2の後端部に設けられたエンドプレート5の排水口6から排水される。したがって、排水本体管2の底部の導水溝4の部分には、集水孔3は開孔されていない。ここで、集水孔3の形状は、特に限定されず、円形状、楕円形状等、集水が容易な形状に形成されればよい。
排水管本体2の先端部分は、先端開口部7aを有する円錐台形状の異径管7が溶接により接合されており、この先端開口部7aからも集水することができるので従来の排水管に比べ、集水力が格段に向上している。
排水管本体2の後端部には、補強リングプレート8が溶接接合されていて、この補強リングプレート8の端部には複数個所に鈎状爪9が設けられている。法面や擁壁面の表面に突出した排水管本体2の後端部外周には、土中内に挿入する際に挿入機械からの衝撃が加わるので、その衝撃緩衝用に補強リングプレート8が設けられている。
また、上記の補強リングプレート8に設けられた鈎状爪9を、後述する軸管の後端部に接合されたエンドプレート5に開孔された嵌入口17に挿入することで、挿入時の不要な回転の防止も兼用している。
図1(b)は、透水濾過装置1の排水管本体2の正面断面図である。排水管本体2は、断面が円形状で有り、外周面に集水孔3が開孔され、底部には、矢印で示した部分が導水溝4として設けられている。この導水溝4の部分には、集水孔3は開孔されない。
図1(c)は、排水管本体2の内部構造を説明する図である。排水管本体2には、排水管本体2よりも小径の軸管10が着脱可能に挿着されている。軸管10も、排水管本体2と同様に、先端部が開口され、外周面には複数の集水孔15が開孔されている。軸管10の外周面には、所定間隔で突起状の止爪11が設けられている。軸管10は、外周に所定の厚みを有する略円筒形状の透水濾過材12を被装されて排水管本体2に着脱可能に挿着される。ここで、外周に透水濾過材12が被装された軸管10を透水濾過軸管13という。透水濾過軸管13が破損あるいは目詰まりした際には新たな透水濾過軸管13と交換する必要があるが、仮に、軸管10に止爪11が設けられていなかった場合、透水濾過軸管13を排水管本体2から抜管したときに、軸管10のみ抜管されて、透水濾過材12が、排水管本体2内部に残ってしまう可能性がある。
このため、軸管10の外周面の所定位置に突起状の止爪11を設け、軸管10に透水濾過材12を被装した際に、透水濾過材12が止爪11に係止されることで、前述したように、透水濾過軸管13を排水管本体2から抜管したときに、軸管10のみ抜管されて、透水濾過材12が、排水管本体2内部に残ってしまう可能性は大幅に低減された。なお、止爪11は、軸管10の外周面上から軸管10の後端部に向けて鋭角をなすように突出される方がよい。このように形成したときは、当然、透水濾過材12は、軸管10の先端部から被装される。
軸管10の後端部には、複数の嵌入口17、ハンドル14、排水口6が設けられたエンドプレート5が取り付けられている。
なお、第二実施例として後述するが、軸管10を設けずに、排水管本体2に透水濾過材2を挿着した構成でも、所定の透水濾過作用を奏することができる。
なお、透水濾過材12は、例えば、ポリプロピレンを植物のヘチマの乾燥繊維のような立体網目状に成型したもので構成されているが、透水濾過機能を有する素材であれば、特に限定されない。この透水濾過材12は、排水管本体2の内壁面に内接して挿着される。
図1(d)は、本発明の第一実施形態の透水濾過装置の変形例の斜視図である。透水濾過装置50は、前述した透水濾過装置1の排水管本体2の外周面に、螺旋状に遮水プレート51を形成したものであり、その余の構成は、透水濾過装置1の構成と同じである。
遮水プレート51を設ける理由を以下に説明する。
前述した透水濾過装置1が土中内に挿入された状態において、排水管本体2の外周面と土中との間隙に土粒子が混入した水分が侵入し、排水管本体2の外周面に導水されて法面外に排出される虞がある。このような状態が頻発すると、排水管本体2の周囲の土中も、土粒子が混入した水分と共に排出されてしまい、排水管本体2の周囲の間隙が徐々に大きくなり、法面土中の強度劣化が発生してしまう。
このため、透水濾過装置50では、排水管本体51の外周面に螺旋状に遮水プレート52を設けることで、土中の含有水が排水管本体2の外周面を伝って法面外に流出しようとしても、遮水プレート52によって遮水され、確実に集水孔3から集水される。この結果、前述したような、排水管本体51の外周面と土中との境界部の間隙が広がって法面土中の強度が劣化するという虞はなくなった。
なお、透水濾過装置50を土中内あるいは擁壁内に挿入するときは、挿入機械によって、回転させながら挿入される。遮水プレート52は、螺旋状に形成されているので、回転させることで、土中内あるいは擁壁内へ容易に挿入することができる。透水濾過装置50を土中あるいは擁壁中から抜管するときは、挿入時と逆回転させれば、容易に抜管することができる。
次に、透水濾過軸管13について図2(a)〜図2(d)を参照しながら説明する。
図2(a)は、透水濾過軸管13の内部構造を説明する図である。透水濾過軸管13は、主に、透水濾過材12と軸管10とで構成されている。軸管10は、排水管本体2と同様に、先端部が開口され、外周面に複数の集水孔15が開孔されている。軸管10には、外周全体に亘って、透水濾過材12が被装されている。なお、軸管10の先端部は開口されているが、この先端開口部10aには透水濾過材12と同様の透水濾過材12が埋設されており、これにより、先端開口部10aからの土粒子が濾過され、軸管10内部へ流入することを防ぐことができる。軸管10の後端部にはハンドル14を有するエンドプレート5が接合されている。軸管10の後端下部には、軸管排水口16が開孔されている。軸管10の先端開口部10aあるいは集水孔15から集水されて濾過された水分は、この軸管排水口16から排水され、さらに、エンドプレート5の排水口6から法面外あるいは擁壁外に排水される。軸管10の底部にも、排水管本体2の底部に設けられた導水溝4と同様の導水溝が設けられている
図2(b)は、図2(a)のA−A’線断面図である。透水濾過軸管13は、突起状の止爪11を外周面に形成された断面略円形の軸管10に、断面鍔状の透水濾過材12が被装されて構成されている。止爪11は、透水濾過材12を軸管10に係止するために設けられている。
断面鍔状の透水濾過材12の内径は、軸管10の外径とほぼ同じである。このため、透水濾過軸管13を排水管本体2に挿着したときに、排水管本体2と軸管10との隙間は透水濾過材12で充填される。この結果、排水管本体2の先端開口部7aは、透水濾過材12と透水濾過材12aとで充填されることになる。
図2(c)は、エンドプレート5の正面図である。鍔状のエンドプレート5には、上部と左右部の3個所に嵌入口17が開孔され、中央部には、ハンドル14が取付けられ、下部には排水口6が開孔されている。
図2(d)は、軸管10を説明する斜視図である。上述したように、軸管10の外周面には、複数の止爪11と、複数の集水孔15が形成され、先端開口部10aが開口され、後端下部に軸管排水口16が開孔されている。先端開口部10aには、透水濾過材12aが埋設されている。このため、透水濾過軸管13を排水管本体2に挿着したときは、排水管本体2の先端開口部7aからは土粒子が濾過されて水分が流入される。
軸管10の後端部にはエンドプレート5が溶接接合されており、このエンドプレート5には、複数の嵌入口17と、排水口6と、ハンドル14が設けられている。
透水濾過軸管13を排水管本体2に挿着するときは、排水管本体2の後部の補強リングプレート8に設けられた鈎状爪9に、エンドプレート5に開孔された嵌入口17を嵌入して、ハンドル14を回転させることで、鈎状爪9が嵌入口17に係止される。つまり、透水軸管13が排水管本体2に固定されるので、透水濾過装置1を土中内あるいは擁壁内に挿入するときに不要な回転を防止することができる。透水濾過軸管13を排水管本体2から取り外すときは、ハンドル14を逆に回せばよい。
次に、図3(a)〜図3(c)を参照しながら、挿入用ガイドロッドについて説明する。
本発明において、排水管本体2の先端部は円錐台状に開口されている。従って、このまま、土中内に挿入することは非常に困難であり、挿入したとしても開口部から土粒子が入り込んでいるため、透水濾過軸管13の挿着ができない。
そこで、本発明の第一実施形態の透水濾過装置においては、先端部が尖塔形状の挿入用ガイドロッド18を排水管本体2に挿着して、この状態で土中内に挿入するようにしたものである。挿入用ガイドロッド18を排水管本体2に挿着したときに、挿入用ガイドロッド18の尖塔形状の先端部が排水管本体2の先端開口部7aから突出するように構成されるので、土中内への挿入を容易に行うことができる。
挿入用ガイドロッド18の先端部の形状は、尖塔形状の他、円錐形状、あるいは、多角錐形状でもよく、挿入ガイドロッド18を土中内に挿入する際に抵抗が少なくなるような形状であれば、特に限定されない。
図3(a)は、挿入用ガイドロッド18を排水管本体2に挿着する様子を説明する図である。挿入用ガイドロッド18の外径は、排水管本体2の内径よりも小径である。また、挿入用ガイドロッド18は、排水管本体2より長く形成され、先端の尖塔形状部の最大径部分は、排水管本体2の異径管7の内壁面に当接されるので、挿入用ガイドロッド18の所定長の後部が、排水管本体2の後端部からはみ出している。このはみ出し部18aには、貫通孔19が設けられている。この状態で、排水管本体2の補強リングプレート8に鍔20を取り付ける。挿入用ガイドロッド18に固着された鍔20には、図3(b)に示すように、複数の嵌入孔21が、補強リングプレート8の複数の鈎状爪9に対応して設けられているので、この嵌入孔21を鈎状爪9に嵌入させることで、鍔20が補強リングプレート8に固定される。
鍔20の取付けは、図3(a)、図3(b)に示すように、前述した挿入ガイドロッド18のはみ出し部18aに設けられた貫通孔19に脱着用ハンドル22を挿着して行う。脱着用ハンドル22の一端には固定取手22aが嵌入されていて、他端には取り外し可能な脱着式取手22bが嵌められている。固定取手22aと脱着式取手22bとはシャフト22cで連結されている。
排水管本体2を土中内に挿入する際に、排水管本体2が単独回転しないように排水管本体2後方部の補強リングプレ−ト8端に2箇所以上の突出した鈎状爪9を、鍔20の内周面に開けた嵌入口21に挿入して回転を防止する。また、挿入用ガイドロッド18を引き抜く際には、はみ出し部18aの貫通孔19に脱着用ハンドル22を挿入して回転させながら引き抜く。
図3(c)は、透水濾過装置1を土中内あるいは擁壁内に挿入する際に、挿入用ガイドロッド18の後端部にアタッチメント23を取り付けた様子を説明する図である。
さらには、挿入用ガイドロッツド18後方端部に挿入機械b1が装着可能なアタッチメント23を嵌入する。アタッチメント23の凹部分にも貫通孔23a,23aが開けられており、挿入用ガイドロッド18のはみ出し部18aにアタッチメント23の凹部を嵌合し、貫通孔19に連結ピン24を挿入して接続可能とした。連結ピン24は、ボルト・ナット対でもよい。
アタッチメント23の後端部には、挿入機械b1に接触し、挿入する際の衝撃吸収用の緩衝パッキン25が設けられている。
[透水濾過装置の挿入工方法]
図4を参照しながら、透水濾過装置1、50の挿入機械b1を用いた土中内への挿入方法を説明する。図4(a1)、図4(a2)、図4(a3)、図4(a4)は、透水濾過装置1の挿入方法を示し、図4(b1)、図4(b2)、図4(b3)、図4(b4)は、透水濾過装置50の挿入方法を示している。
ここで、透水濾過装置1は、無回転状態で土中内に挿入されるが、透水濾過装置50は、回転させながら土中内に挿入される。このように、透水濾過装置1の挿入方法と透水濾過装置50の挿入方法の違いは、挿入時の回転の有無だけであり、その余の点については同じであるから、以下、透水濾過装置1の挿入方法について図4(a1)〜図4(a4)を参照しながら説明する。
まず、図4(a1)に示すように、設置場所に簡易軌条b2を敷設して移動台車b3上に固定された挿入機械b1を据え付ける。予め、排水管本体2内に挿入された挿入用ガイドロッド18後方端部にアタッチメント23を嵌め込み連結ピン24で接続する。接続された排水管本体2は簡易軌条上b2の移動台車b3に固定された挿入機械b1を反力受台b4前面に設置された推進機械b5で法面に押し出されて土中内a2に挿入される。
図4(a2)は、排水管本体2挿入終了の後に、挿入機械b1を撤去して挿入用ガイドロッド18のはみ出し部18aの貫通孔19に脱着用ハンドル22を取り付けて、回転させながら引き抜く方法を示している。
図4(a3)は、挿入用ガイドロッド18が、排水管本体2から抜管された後、排水管本体2に、透水濾過材12と軸管10を備えた透水濾過軸管13を挿着する方法を示す。
図4(a4)は、排水管本体2内に、透水濾過軸管を挿入して、補強リングプレ−ト8に設けられた鈎状爪9にエンドプレ−ト5に開孔された嵌入口17を嵌入させてハンドル14を回転させて固定する方法を示している。このようにして、透水濾過装置1の土中内への挿入が完了する。
なお、図には示していないが、透水濾過装置1の機能が低下した際には、先ずはエンドプレ−ト5に取付けられたハンドル14を回転させてエンドプレ−ト5を、鈎状爪9から外し、ハンドル14を回転させながら透水濾過軸管13を引き抜くことで排水管本体2内壁の清掃を行うことができる。この操作を繰り返すことで、透水濾過装置1の維持管理を行うことができる。
[透水濾過装置を備えた擁壁]
最後に、図5を参照しながら、本発明の第一実施形態の透水濾過装置の擁壁への挿入について説明する。
図5(a)は、擁壁の施工と同時に透水濾過装置1を擁壁内を介して、擁壁背面の土中内部に設置する技術を説明する図である。図5(a)には、擁壁a3と、擁壁a3背面の土中a2と、擁壁背面の土中a2の上部に形成された法面a1が示されている。擁壁a3はコンクリート製である。擁壁a3を形成する過程で、透水濾過装置1を設置しておき、擁壁a3内部の透水濾過装置1が埋設される範囲には、保護材Pを巻き付けておく。
また、擁壁a3の擁壁背面の土中a2側には、透水濾過装置1の一部が突出しているが、この突出部分は、擁壁a3背面の土の埋め戻しである擁壁背面土中a2が形成された過程において、擁壁背面土中a2内に埋設される。そして、透水濾過装置1の排水管本体2の後端部は、擁壁a3の壁面に露出しており、擁壁背面土中a2中の水分が集水されて排水管本体2の排水口6から擁壁a3の壁面外に排水される。
図5(b)は、透水濾過装置50を既設の擁壁の擁壁背面土中の内部に挿入する技術を説明する図である。図5(b)には、擁壁a31と、擁壁a31の背面の土中a2と、擁壁背面土中a2の上部に形成された法面a1が示されている。既設の擁壁a31はコンクリート製であり、透水濾過装置50を挿通可能な挿通孔は、設けられていない。そこで、まず、削孔機(不図示。)で、擁壁a31に透水濾過装置50が挿通可能な挿通孔27を形成する。そして、挿入機械b1を用いて、挿通孔27に、透水濾過装置50を回転させながら挿入し、擁壁a31を介して、擁壁背面土中a2内に挿入する。
このようにして、透水濾過装置50を、既設の擁壁の背面土中a2内に挿入することができる。このとき、透水濾過装置50の排水管本体2の後端部は、擁壁a31の壁面に露出しており、擁壁背面土中a2内部の水分が集水されて排水管本体2の排水口6から擁壁a31の壁面外に排水される。
(第二実施形態)
次に、まず、本発明の第二実施形態の透水濾過装置について図6(a)〜図6(d)を参照しながら説明する。本発明の第二実施形態の透水濾過装置は、第一実施形態の透水濾過装置1において、軸管10を設けない点が大きく異なっている。排水管本体は第一実施形態と同様であるので説明を省略し、ここでは、内部に設けられた透水濾過材本体と関連する部材について説明する。図6(a)は、透水濾過材本体60の右測面の断面図であり、図6(b)は、透水濾過材本体の斜視図であり、図6(c)は、図6(a)のB−B’断面図であり、図6(d)は、透水濾過材本体のエンドキャップの斜視図である。
本発明の第二実施形態の透水濾過装置には、軸管を設けずに、図6(a)〜図6(d)に示すような透水濾過材本体61が挿着されている。透水濾過材本体61は、先端部及び後端部が開口された略円筒形の透水濾過材62と、透水濾過材62の先端開口部63に埋設される先端透水濾過材64と、透水濾過材62の後端開口部65に着脱可能に挿着されたエンドキャップ66を備え、不図示の排水管本体に内接して挿着されるように形成されている。
透水濾過材61は、第一実施形態の透水濾過材12と同一の素材、形状でもよいし、素材、形状を必要に応じて適宜変更されてもよい。先端透水濾過材64は、透水濾過材61と同様の素材でよく、先端開口部63から土粒子が混入しないように、先端開口部に埋設されている。
エンドキャップ66は、ソケット67とエンドプレート68とを備えている。ソケット67は、略円筒形をなし、透水濾過材62に着脱可能に挿着されるように形成され、端部はエンドプレートに取り付けられている。エンドプレート68は、第一実施形態のエンドプレート5と同様の構成であるので、説明を省略する。
このように、本発明の第二実施形態の透水濾過装置においては、第一実施形態と同様の透水濾過材62と先端透水濾過材64を設けることにより、一定の透水濾過作用を奏するものである。また、第二実施形態の透水濾過装置は、軸管を用いることなく、透水濾過材63の後端開口部65にエンドキャップ66を挿着して、排水管本体2内への着脱を容易に行うことができる。エンドキャップ66の排水管本体2への着脱は、第一実施形態と同様である。
本発明の第二実施形態の透水濾過装置も第一実施形態の透水濾過装置と同様に遮水プレートを設けることができ、また、第一実施形態の透水濾過装置と同様に擁壁に設置することができる。遮水プレートの構成、擁壁への設置方法、構成等については、と第一実施形態と同様であるので説明を省略する。
1,50 透水濾過装置
2 排水管本体
3,15 集水孔
4 導水溝
5 エンドプレート
6 排水口
7 異径管
7a,10a,63 先端開口部
8 補強リングプレート
9 鈎状爪
10 軸管
11 止爪
12,12a,62 透水濾過材
13 透水濾過軸管
14 ハンドル
16 軸管排水口
17 嵌入口
18 挿入用ガイドロッド
18a はみ出し部
19 貫通孔
20 鍔
21 嵌入口
22 脱着用ハンドル
22a 固定取手
22b 脱着式取手
22c シャフト
23 アタッチメント
24 連結ピン
25 緩衝パッキン
26,27 挿通孔
61 透水濾過材本体
64 先端透水濾過材
65 後端開口部
66 エンドキャップ
67 ソケット
a1 法面
a2 擁壁背面土中
a3,a31 擁壁
b1 挿入機械
b2 簡易軌条
b3 移動台車
b4 反力受け台
b5 推進機

Claims (6)

  1. 先端部が開口され外周面に複数の集水孔が開孔され排水管本体と、
    先端部が開口され外周面に複数の集水孔が開孔された軸管と、
    前記排水管本体に内接して前記軸管に被装されて、前記軸管とともに前記排水管本体内に着脱可能に挿入されている透水濾過材とを備え
    前記排水管本体の後端部外周には、鈎状爪が設けられた補強リングプレートが接合されており、
    前記軸管の後端部には、嵌入口が開孔されたエンドプレートが接合されており、
    前記軸管を前記排水管本体に挿入した状態で、前記嵌入口を前記鈎状爪に嵌入して前記エンドプレートを正逆回転させることで、前記軸管が前記排水管本体に着脱可能に構成されている
    ことを特徴とする透水濾過装置。
  2. 前記排水管本体の土中内への挿入の際に、
    先端部が尖塔形状に形成され、前記排水管本体よりも長く形成された挿入用ガイドロッドが、前記排水管本体に着脱可能に挿入されており、
    前記挿入用ガイドロッド先端の尖塔形状部の少なくとも最大径部は、前記排水管本体先端部に形成された異径管の内壁面に当接されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の透水濾過装置。
  3. 前記軸管の外周面に前記透水濾過材を係止する手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の透水濾過装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の透水濾過装置を備えた
    ことを特徴とする擁壁。
  5. 先端部が開口され、外周面に複数の集水孔が開孔された排水管本体に、先端部が尖塔形状に形成された挿入用ガイドロッドを挿入する第1のステップと、
    前記排水管本体に前記挿入用ガイドロッドが挿された状態で、前記排水管本体及び前記挿入用ガイドロッドの土中内への挿入が行われる第2のステップと、
    該第2のステップが完了した後に、前記挿入用ガイドロッドが前記排水管本体から抜管される第3のステップと、
    該第3のステップが完了した後に、透水濾過材が装着された軸管を前記排水管本体内に着脱可能に挿する第4のステップとを備え
    前記第4のステップにおいて、前記排水管本体の後端部外周に接合された補強リングプレートに設けられた鈎状爪に、前記軸管後端部に接合されたエンドプレートに開孔された嵌入口を嵌入して前記エンドプレートを回転させて、前記透水濾過材が装着された軸管を前記排水管本体に着脱可能に取付けるステップを備えている
    ことを特徴とする透水濾過装置の挿入方法。
  6. 前記第2のステップにおいて、前記挿入用ガイドロッドの先端部に設けられた尖塔形状部の少なくとも最大径部を、前記排水管本体先端部に形成された異径管の内壁面に当接するステップを備えている
    ことを特徴とする請求項に記載の透水濾過装置の挿入方法。
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