JP6372274B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents
電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6372274B2 JP6372274B2 JP2014192438A JP2014192438A JP6372274B2 JP 6372274 B2 JP6372274 B2 JP 6372274B2 JP 2014192438 A JP2014192438 A JP 2014192438A JP 2014192438 A JP2014192438 A JP 2014192438A JP 6372274 B2 JP6372274 B2 JP 6372274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- solvent
- transport material
- photosensitive layer
- photosensitive member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
例えば、特定の分子構造を持たせ、電子輸送性を向上させ、感度を高めた電子輸送材料が知られている(特許文献1〜2参照)。また、特定の分子構造を持たせ、正孔輸送性を向上させた正孔輸送材料も知られている(特許文献3参照)。その他、電荷輸送性材料としては、種々の材料が知られている(特許文献4参照)。
即ち、請求項1に係る発明は、
導電性基体と、
前記導電性基体上に設けられた単層型の感光層であって、結着樹脂と、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を含み、感光層の固形分質量比率で4質量%以上8質量%以下である電荷発生材料と、下記一般式(1)で表される正孔輸送材料と、下記一般式(2)で表される電子輸送材料と、沸点が100℃を超える第1の溶剤と、沸点が100℃以下である第2の溶剤と、を含み、前記第1の溶剤の含有量Aと前記第2の溶剤の含有量Bとの比率(A/B)が、10≦A/B≦30である感光層と、
を有する電子写真感光体である。
前記感光層が、前記結着樹脂と、前記電荷発生材料と、前記正孔輸送材料と、前記電子輸送材料と、前記第1の溶剤と、前記第2の溶剤と、を含む感光層形成用塗布液を導電性基体上に塗布して設けた感光層である請求項1に記載の電子写真感光体である。
前記第1の溶剤がトルエンであり、前記第2の溶剤がテトラヒドロフランである請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の電子写真感光体である。
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子写真感光体を備え、
画像形成装置に着脱するプロセスカートリッジ
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、
前記電子写真感光体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した前記電子写真感光体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
トナーを含む現像剤により、前記電子写真感光体の表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
を備える画像形成装置である。
結着樹脂と、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を含む電荷発生材料と、下記一般式(1)で表される正孔輸送材料と、下記一般式(2)で表される電子輸送材料と、沸点が100℃を超える第1の溶剤と、沸点が100℃以下である第2の溶剤と、を含む感光層形成用塗布液を準備する工程と、
前記感光層形成用塗布液を導電性基体上に塗布して、前記結着樹脂と、感光層の固形分質量比率で4質量%以上8質量%以下である前記電荷発生材料と、前記正孔輸送材料と、前記電子輸送材料と、前記第1の溶剤と、前記第2の溶剤と、を含み、前記第1の溶剤の含有量Aと前記第2の溶剤の含有量Bとの比率(A/B)が、10≦A/B≦30である単層型の感光層を形成する工程と、
を有する電子写真感光体の製造方法である。
本実施形態に係る電子写真感光体(以下、「感光体」と称することがある)は、導電性基体を備え、導電性基体上に単層型の感光層を有する正帯電有機感光体(以下、「単層型感光体」と称することがある)である。
そして、単層型の感光層は、結着樹脂と、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を含み、感光層の固形分質量比率で4質量%以上8質量%以下である電荷発生材料と、一般式(1)で表される正孔輸送材料と、一般式(2)で表される電子輸送材料と、沸点が100℃を超える第1の溶剤(以下、単に「第1の溶剤」と称することがある)と、沸点が100℃以下である第2の溶剤(以下、単に「第2の溶剤」と称することがある)とを含有して構成されている。さらに、第1の溶剤の含有量Aと第2の溶剤の含有量Bとの比率(A/B)は、10≦A/B≦30である。
なお、単層型の感光層とは、電荷発生能と共に、正孔輸送性及び電子輸送性を持つ感光層である。
単層型感光体は、その単層型の感光層内に、電荷発生材料と正孔輸送材料と電子輸送材料とを含有する構成であり、電荷発生、および正孔・電子輸送を同じ層内で行うため、積層型の感光層を有する有機感光体ほどの光感度を得ることは、原理的に難しい。しかしながら、特定の電荷発生材料、正孔輸送材料、及び電子輸送材料を組み合わせて単層型の感光層に含ませることで、高感度化が実現された。
第1の手段として、もっとも高感度なフタロシアニン顔料である請求項1に記載のものを採用した。
図1は、本実施形態に係る電子写真感光体10の一部の断面を概略的に示している。
図1に示した電子写真感光体10は、例えば、導電性基体3を備え、導電性基体3上に、下引層1及び単層型の感光層2がこの順で設けられて構成されている。
なお、下引層1は、必要に応じて設けられる層である。即ち、単層型の感光層2は、導電性基体3上に直接設けられていてもよく、下引層1を介して設けられてもよい。
また、必要に応じてその他の層を設けてもよい。具体的には、例えば、必要に応じて、単層型の感光層2上に保護層を設けてもよい。
導電性基体としては、例えば、金属(アルミニウム、銅、亜鉛、クロム、ニッケル、モリブデン、バナジウム、インジウム、金、白金等)又は合金(ステンレス鋼等)を含む金属板、金属ドラム、及び金属ベルト等が挙げられる。また、導電性基体としては、例えば、導電性化合物(例えば導電性ポリマー、酸化インジウム等)、金属(例えばアルミニウム、パラジウム、金等)又は合金を塗布、蒸着又はラミネートした紙、樹脂フィルム、ベルト等も挙げられる。ここで、「導電性」とは体積抵抗率が1013Ωcm未満であることをいう。
酸性処理液による処理は、例えば、以下のようにして実施される。先ず、リン酸、クロム酸及びフッ酸を含む酸性処理液を調製する。酸性処理液におけるリン酸、クロム酸及びフッ酸の配合割合は、例えば、リン酸が10質量%以上11質量%以下の範囲、クロム酸が3質量%以上5質量%以下の範囲、フッ酸が0.5質量%以上2質量%以下の範囲であって、これらの酸全体の濃度は13.5質量%以上18質量%以下の範囲がよい。処理温度は例えば42℃以上48℃以下が好ましい。被膜の膜厚は、0.3μm以上15μm以下が好ましい。
下引層は、例えば、無機粒子と結着樹脂とを含む層である。
これらの中でも、上記抵抗値を有する無機粒子としては、例えば、酸化錫粒子、酸化チタン粒子、酸化亜鉛粒子、酸化ジルコニウム粒子等の金属酸化物粒子がよく、特に、酸化亜鉛粒子が好ましい。
無機粒子の体積平均粒径は、例えば、50nm以上2000nm以下(好ましくは60nm以上1000nm以下)がよい。
特に、電子受容性化合物としては、アントラキノン構造を有する化合物が好ましい。アントラキノン構造を有する化合物としては、例えば、ヒドロキシアントラキノン化合物、アミノアントラキノン化合物、アミノヒドロキシアントラキノン化合物等が好ましく、具体的には、例えば、アントラキノン、アリザリン、キニザリン、アントラルフィン、プルプリン等が好ましい。
下引層に用いる結着樹脂としては、例えば、電荷輸送性基を有する電荷輸送性樹脂、導電性樹脂(例えばポリアニリン等)等も挙げられる。
これら結着樹脂を2種以上組み合わせて使用する場合には、その混合割合は、必要に応じて設定される。
添加剤としては、多環縮合系、アゾ系等の電子輸送性顔料、ジルコニウムキレート化合物、チタニウムキレート化合物、アルミニウムキレート化合物、チタニウムアルコキシド化合物、有機チタニウム化合物、シランカップリング剤等の公知の材料が挙げられる。シランカップリング剤は前述のように無機粒子の表面処理に用いられるが、添加剤として更に下引層に添加してもよい。
下引層の表面粗さ(十点平均粗さ)は、モアレ像抑制のために、使用される露光用レーザ波長λの1/4n(nは上層の屈折率)から1/2λまでに調整されていることがよい。
表面粗さ調整のために下引層中に樹脂粒子等を添加してもよい。樹脂粒子としてはシリコーン樹脂粒子、架橋型ポリメタクリル酸メチル樹脂粒子等が挙げられる。また、表面粗さ調整のために下引層の表面を研磨してもよい。研磨方法としては、バフ研磨、サンドブラスト処理、湿式ホーニング、研削処理等が挙げられる。
これらの溶剤として具体的には、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、ベンジルアルコール、メチルセルソルブ、エチルセルソルブ、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチレンクロライド、クロロホルム、クロロベンゼン、トルエン等の通常の有機溶剤が挙げられる。
図示は省略するが、下引層と感光層との間に中間層をさらに設けてもよい。
中間層は、例えば、樹脂を含む層である。中間層に用いる樹脂としては、例えば、アセタール樹脂(例えばポリビニルブチラール等)、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、カゼイン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ゼラチン、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂等の高分子化合物が挙げられる。
中間層は、有機金属化合物を含む層であってもよい。中間層に用いる有機金属化合物としては、ジルコニウム、チタニウム、アルミニウム、マンガン、ケイ素等の金属原子を含有する有機金属化合物等が挙げられる。
これらの中間層に用いる化合物は、単独で又は複数の化合物の混合物若しくは重縮合物として用いてもよい。
中間層を形成する塗布方法としては、浸漬塗布法、突き上げ塗布法、ワイヤーバー塗布法、スプレー塗布法、ブレード塗布法、ナイフ塗布法、カーテン塗布法等の通常の方法が用いられる。
本実施形態の単層型の感光層は、結着樹脂と、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を含み、感光層の固形分質量比率で4質量%以上8質量%以下である電荷発生材料と、一般式(1)で表される正孔輸送材料と、一般式(2)で表される電子輸送材料と、沸点が100℃を超える第1の溶剤と、沸点が100℃以下である第2の溶剤とを含有して構成されている。そして、第1の溶剤の含有量Aと、第2の溶剤の含有量Bとの比率(A/B)は、10≦A/B≦30である。また、必要に応じて、その他添加剤と、を含んで構成される。
結着樹脂としては、特に制限はないが、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、シリコーン樹脂、シリコーン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリシラン等が挙げられる。これらの結着樹脂は、単独又は2種以上混合して用いてもよい。
これらの結着樹脂の中でも、特に、感光層の成膜性の観点から、例えば、粘度平均分子量30000以上80000以下のポリカーボネート樹脂がよい。
感光層の全固形分に対する結着樹脂の含有量は、35質量%以上60質量%以下、望ましくは20質量%以上35質量%以下である。
電荷発生材料としては、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を含有して構成される。電荷発生材料は、この顔料を単独で用いてもよい。電荷発生材料として、この顔料を含むことにより、高感度であり、且つ、長期に亘る使用においても帯電電位の低下が抑制される。また、必要に応じて、例えば、クロロガリウムフタロシアニン顔料等の他の顔料を併用してもよい。
特に、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料としては、例えば、600nm以上900nm以下の波長域での分光吸収スペクトルにおいて、810nm以上839nm以下の範囲に最大ピーク波長を有するヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料がより優れた分散性が得られる観点から望ましい。電子写真感光体の材料として用いた場合に、優れた分散性と、十分な感度、帯電性及び暗減衰特性とが得られ易くなる。
ここで、平均粒径が0.20μmより大きい場合、又は比表面積値が45m2/g未満である場合は、顔料粒子が粗大化しているか、又は顔料粒子の凝集体が形成される傾向があり、分散性や、感度、帯電性及び暗減衰特性といった特性に欠陥が生じやすい傾向にあり、それにより画質欠陥を生じ易くなることがある。
なお、クロロガリウムフタロシアニン顔料の好適な分光吸収スペクトルの最大ピーク波長、平均粒径、最大粒径、及び比表面積値は、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料と同様である。
なお、この電荷発生材料の含有量は、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料と他の電荷発生材料とを併用した場合、それらの電荷発生材料全体の含有量である。但し、他の電荷発生材料と併用した場合には、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料は、電荷発生材料の全量に対し90質量%以上(より望ましくは95質量%以上)で含むのがよい。
正孔輸送材料としては、一般式(1)で表される正孔輸送材料が適用される。
これらの中でも、低級アルキル基としては、メチル基、エチル基が望ましい。
なお、フェニル基に置換し得る置換基としては、例えば、R1〜R6が示す低級アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子が挙げられる。
・4−Me:フェニル基の4−位に置換するメチル基
・3−Me:フェニル基の3−位に置換するメチル基
・4−Cl:フェニル基の4−位に置換する塩素原子
・4−MeO:フェニル基の4−位に置換するメトキシ基
・4−F:フェニル基の4−位に置換するフッ素原子
・4−Pr:フェニル基の4−位に置換するプロピル基
・4−OPh:フェニル基の4−位に置換するフェノキシ基
但し、他の正孔輸送材料を併用した場合、一般式(1)で表される正孔輸送材料は、正孔輸送材料の全量に対し、50質量%以上(より望ましくは60質量%以上)で含むのがよい。
電子輸送材料としては、一般式(2)で表される電子輸送材料が適用される。
一般式(2)中、R11〜R17が示すアラルキル基としては、例えば、ベンジル基等が挙げられる。
これらの中でも、フェニル基が望ましい。
炭素数1以上10以下の直鎖状のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基等が挙げられる。
炭素数3以上10以下の分岐状のアルキル基としては、例えば、イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、イソヘキシル基、sec−ヘキシル基、tert−ヘキシル基、イソヘプチル基、sec−ヘプチル基、tert−ヘプチル基、イソオクチル基、sec−オクチル基、tert−オクチル基、イソノニル基、sec−ノニル基、tert−ノニル基、イソデシル基、sec−デシル基、tert−デシル基等が挙げられる。
R19が示すアルキレン基としては、直鎖状又は分岐状の炭素数1以上8以下のアルキレン基が挙げられ、メチレン基、エチレン基、n−プロピレン基、イソプロピレン基、n−ブチレン基、イソブチレン基、sec−ブチレン基、tert−ブチレン基、n−ペンチレン基、イソペンチレン基、ネオペンチレン基、tert−ペンチレン基等が挙げられる。
Arが示すアリール基としては、フェニル基、メチルフェニル基、ジメチルフェニル基、等が挙げられる。
・Ph:フェニル基又はフェニレン基
・p−C2H5:パラ位に置換したエチル基
但し、他の電子輸送材料と併用した場合には、一般式(2)で表される電子輸送材料は、電子輸送材料の全量に対し90質量%以上(より望ましくは95質量%以上)で含むのがよい。
上記特定の正孔輸送材料及び電子輸送材料以外にも、機能を損ねない範囲で、他の電荷輸送材料(他の正孔輸送材料、他の電子輸送材料)を併用してもよい。但し、他の電荷輸送材料は、正孔輸送材料及び電子輸送材料全体に対して10質量%以下で併用することがよい。
正孔輸送材料と電子輸送材料との比率は、質量比(正孔輸送材料/電子輸送材料)で、50/50以上90/10以下が望ましく、より望ましくは60/40以上80/20以下である。
なお、本比率は、他の電荷輸送材料を併用した場合、その合計での比率である。
単層型の感光層には、前述のように、沸点が100℃を超える第1の溶剤と、沸点が100℃以下である第2の溶剤とを含有する。そして、第1の溶剤の含有量Aと、第2の溶剤の含有量Bとの比率(A/B)は、10≦A/B≦30である。高感度化、及び長期に亘る使用においても帯電電位の低下をより抑制する観点から、15≦A/B≦25であることが望ましい。第1の溶剤と第2の溶剤との含有比率をこの範囲で用いると、電荷発生材料の凝集作用を抑制する効果がより高まり易くなる。
但し、第1の溶剤には、トルエン以外に第1の溶剤としての他の溶剤を使用してもよい。トルエンは、後述する感光層形成用塗布液において、第1の溶剤の全量に対し50質量%以上(望ましくは70質量%以上)の範囲で使用するのがよい。
但し、第2の溶剤には、テトラヒドロフラン以外に第2の溶剤としての他の溶剤を使用してもよい。テトラヒドロフランは、後述する感光層形成用塗布液において、第2の溶剤の全量に対し50質量%以上(望ましくは70質量%以上)の範囲で使用するのがよい。
単層型の感光層には、酸化防止剤、光安定剤、熱安定剤等の周知のその他添加剤を含んでいてもよい。また、単層型の感光層が表面層となる場合、フッ素樹脂粒子、シリコーンオイル等を含んでいてもよい。
単層型の感光層は、高感度化、及び長期に亘る使用においても帯電電位の低下を抑制する観点から、上記の各成分を上記の溶剤に加えた感光層形成用塗布液を用いて形成することがよい。具体的には、例えば、次のようにして得られる。
次に、この感光層形成用塗布液を導電性基体上に塗布して、前記結着樹脂と、感光層の固形分質量比率で4質量%以上8質量%以下である前記電荷発生材料と、前記正孔輸送材料と、前記電子輸送材料と、前記第1の溶剤と、前記第2の溶剤と、を含み、前記第1の溶剤の含有量Aと前記第2の溶剤の含有量Bとの比率(A/B)が、10≦A/B≦30である単層型の感光層を形成する。
保護層は、必要に応じて感光層上に設けられる。保護層は、例えば、帯電時の感光層の化学的変化を防止したり、感光層の機械的強度をさらに改善する目的で設けられる。
そのため、保護層は、硬化膜(架橋膜)で構成された層を適用することがよい。これら層としては、例えば、下記1)又は2)に示す層が挙げられる。
2)非反応性の電荷輸送材料と、電荷輸送性骨格を有さず、反応性基を有する反応性基含有非電荷輸送材料と、を含む組成物の硬化膜で構成された層(つまり、非反応性の電荷輸送材料と、当該反応性基含有非電荷輸送材料の重合体又は架橋体と、を含む層)
なお、保護層形成用塗布液は、無溶剤の塗布液であってもよい。
本実施形態に係る画像形成装置は、電子写真感光体と、電子写真感光体の表面を帯電する帯電手段と、帯電した電子写真感光体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、トナーを含む現像剤により電子写真感光体の表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、トナー像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、を備える。そして、電子写真感光体として、上記本実施形態に係る電子写真感光体が適用される。
本実施形態に係る画像形成装置100は、図2に示すように、電子写真感光体7を備えるプロセスカートリッジ300と、露光装置9(静電潜像形成手段の一例)と、転写装置40(一次転写装置)と、中間転写体50とを備える。なお、画像形成装置100において、露光装置9はプロセスカートリッジ300の開口部から電子写真感光体7に露光し得る位置に配置されており、転写装置40は中間転写体50を介して電子写真感光体7に対向する位置に配置されており、中間転写体50はその一部が電子写真感光体7に接触して配置されている。図示しないが、中間転写体50に転写されたトナー像を記録媒体(例えば用紙)に転写する二次転写装置も有している。なお、中間転写体50、転写装置40(一次転写装置)、及び二次転写装置(不図示)が転写手段の一例に相当する。
帯電装置8としては、例えば、導電性又は半導電性の帯電ローラ、帯電ブラシ、帯電フィルム、帯電ゴムブレード、帯電チューブ等を用いた接触型帯電器が使用される。また、非接触方式のローラ帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン帯電器やコロトロン帯電器等のそれ自体公知の帯電器等も使用される。
露光装置9としては、例えば、電子写真感光体7表面に、半導体レーザ光、LED光、液晶シャッタ光等の光を、定められた像様に露光する光学系機器等が挙げられる。光源の波長は電子写真感光体の分光感度領域内とする。半導体レーザの波長としては、780nm付近に発振波長を有する近赤外が主流である。しかし、この波長に限定されず、600nm台の発振波長レーザや青色レーザとして400nm以上450nm以下に発振波長を有するレーザも利用してもよい。また、カラー画像形成のためにはマルチビームを出力し得るタイプの面発光型のレーザ光源も有効である。
現像装置11としては、例えば、現像剤を接触又は非接触させて現像する一般的な現像装置が挙げられる。現像装置11としては、上述の機能を有している限り特に制限はなく、目的に応じて選択される。例えば、一成分系現像剤又は二成分系現像剤をブラシ、ローラ等を用いて電子写真感光体7に付着させる機能を有する公知の現像器等が挙げられる。中でも現像剤を表面に保持した現像ローラを用いるものが好ましい。
クリーニング装置13は、クリーニングブレード131を備えるクリーニングブレード方式の装置が用いられる。
なお、クリーニングブレード方式以外にも、ファーブラシクリーニング方式、現像同時クリーニング方式を採用してもよい。
転写装置40としては、例えば、ベルト、ローラ、フィルム、ゴムブレード等を用いた接触型転写帯電器、コロナ放電を利用したスコロトロン転写帯電器やコロトロン転写帯電器等のそれ自体公知の転写帯電器が挙げられる。
中間転写体50としては、半導電性を付与したポリイミド、ポリアミドイミド、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエステル、ゴム等を含むベルト状のもの(中間転写ベルト)が使用される。また、中間転写体の形態としては、ベルト状以外にドラム状のものを用いてもよい。
図3に示す画像形成装置120は、プロセスカートリッジ300を4つ搭載したタンデム方式の多色画像形成装置である。画像形成装置120では、中間転写体50上に4つのプロセスカートリッジ300がそれぞれ並列に配置されており、1色に付き1つの電子写真感光体が使用される構成となっている。なお、画像形成装置120は、タンデム方式であること以外は、画像形成装置100と同様の構成を有している。
−感光層の形成−
電荷発生材料としてCukα特性X線を用いたX線回折スペクトルのブラッグ角度(2θ±0.2°)が少なくとも7.3゜,16.0゜,24.9゜,28.0゜の位置に回折ピークを有するV型のヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料(CGM1)4質量部と、結着樹脂としてビスフェノールZポリカーボネート樹脂(粘度平均分子量:5万、樹脂1)47質量部と、表1に示す電子輸送材料(ETM1)12質量部と、表1に示す正孔輸送材料(HTM1)37質量部と、第1の溶剤としてトルエン150質量部と、第2の溶剤としてテトラヒドロフラン(THF)250質量部と、からなる混合物を、直径1mmφのガラスビーズを用いたサンドミルにて4時間分散し、感光層形成用塗布液を得た。
以上の工程を経て、電子写真感光体(1)を作製した。
表1、及び表2に従って、感光層形成用塗布液に用いる結着樹脂の量、電荷発生材料の種類と量、電子輸送材料の種類と量、正孔輸送材料の種類、第1の溶剤および第2の溶剤のそれぞれの種類と量と比率、及び乾燥条件を変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜18の電子写真感光体(2〜18)、及び比較例1〜18の電子写真感光体(1c〜18c)を作製した。
なお、表1中、及び表2中の「部」は質量部を示す。
また、表1中、及び表2中の略称の詳細については、後述する。
各例で得られた電子写真感光体について、以下の評価を行った。その結果を表に示す。
なお、感光層に含有する第1の溶剤および第2の溶剤について、既述の方法に従って分析を行った。溶剤を検出した場合に残留溶剤が「あり」、検出しない場合に「なし」とした。
感光体の感度の評価として、半減露光量の評価を行った。半減露光量の評価は、+800Vに帯電させた時の半減露光量として、評価した。具体的には、静電複写紙試験装置(エレクトロスタティックアナライザーEPA−8100、川口電機製作所社製)を用いて、20℃、40%RHの環境下、+800に帯電させた後、タングステンランプの光を、モノクロメーターを用いて780nmの単色光にし、感光体表面上で1mW/m2になるように調整して、照射した。
そして、帯電直後における感光体表面の表面電位V0(V)、感光体表面の光照射により表面電位が1/2×VO(V)となる半減露光量E1/2(mJ/m2)を測定した。
結果を表3、及び表4に示す。なお、評価基準は以下のとおりである。
A(○):0.8mJ/m2 未満
B(△):0.8mJ/m2 以上、1.0mJ/m2 未満
C(×):1.0mJ/m2 以上
帯電維持性評価は、感光体を搭載したBrother社製HL5340Dの改造機中に電位プローブを取り付け、この改造機により画像濃度30%のハーフトーン画像をA4紙に1万枚出力して、初期(画像出力前)と画像出力後との帯電電位(帯電プロセス直後の感光体表面電位)を測定し、その差を算出し、以下の基準で評価した。
結果を表3、及び表4に示す。なお、評価基準は以下のとおりである。
A(○):帯電電位差の絶対値が30V未満
B(△):帯電電位差の絶対値が30V以上40V未満
C(×):帯電電位差の絶対値が40V以上
・CGM2: ClGaPC:Cukα特性X線を用いたX線回折スペクトルのブラッグ角度(2θ±0.2°)が少なくとも7.4゜,16.6゜,25.5゜,28.3゜の位置に回折ピークを有するクロロガリウムフタロシアニン顔料(600nm以上900nm以下の波長域での分光吸収スペクトルにおける最大ピーク波長=780nm、平均粒径=0.15μm、最大粒径=0.2μm、比表面積値=56m2/g)
・ETM1: 一般式(2)で表される電子輸送材料の例示化合物(2−11)[一般式(2)中、R11〜R17=H、R18=n−C4H9の電子輸送材料]
・ETM2: 一般式(2)で表される電子輸送材料の例示化合物(2−12)[一般式(2)中、R11〜R17=H、R18=n−C11H23の電子輸送材料]
・ETM3: 下記構造の電子輸送材料
・HTM1: 一般式(1)で表される正孔輸送材料の例示化合物(1−1)
・HTM2: 一般式(1)で表される正孔輸送材料の例示化合物(1−2)
・HTM3: 下記構造の正孔輸送材料
Claims (6)
- 導電性基体と、
前記導電性基体上に設けられた単層型の感光層であって、結着樹脂と、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を含み、感光層の固形分質量比率で4質量%以上8質量%以下である電荷発生材料と、下記一般式(1)で表される正孔輸送材料と、下記一般式(2)で表される電子輸送材料と、沸点が100℃を超える第1の溶剤と、沸点が100℃以下である第2の溶剤と、を含み、前記第1の溶剤の含有量Aと前記第2の溶剤の含有量Bとの比率(A/B)が、10≦A/B≦30である感光層と、
を有する電子写真感光体。
(一般式(1)中、R1、R2、R3、R4、R5、及びR6は、各々独立に、水素原子、低級アルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基、ハロゲン原子、又は、低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロゲン原子から選ばれる置換基を有していてもよいフェニル基を示す。m及びnは、各々独立に0又は1を示す。)
(一般式(2)中、R11、R12、R13、R14、R15、R16、及びR17は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアラルキル基を示す。R18はアルキル基、アリール基、又はアラルキル基を示す。) - 前記感光層が、前記結着樹脂と、前記電荷発生材料と、前記正孔輸送材料と、前記電子輸送材料と、前記第1の溶剤と、前記第2の溶剤と、を含む感光層形成用塗布液を導電性基体上に塗布して設けた感光層である請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記第1の溶剤がトルエンであり、前記第2の溶剤がテトラヒドロフランである請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子写真感光体を備え、
画像形成装置に着脱するプロセスカートリッジ。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、
前記電子写真感光体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した前記電子写真感光体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
トナーを含む現像剤により、前記電子写真感光体の表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
を備える画像形成装置。 - 結着樹脂と、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料を含む電荷発生材料と、下記一般式(1)で表される正孔輸送材料と、下記一般式(2)で表される電子輸送材料と、沸点が100℃を超える第1の溶剤と、沸点が100℃以下である第2の溶剤と、を含む感光層形成用塗布液を準備する工程と、
前記感光層形成用塗布液を導電性基体上に塗布して、前記結着樹脂と、感光層の固形分質量比率で4質量%以上8質量%以下である前記電荷発生材料と、前記正孔輸送材料と、前記電子輸送材料と、前記第1の溶剤と、前記第2の溶剤と、を含み、前記第1の溶剤の含有量Aと前記第2の溶剤の含有量Bとの比率(A/B)が、10≦A/B≦30である単層型の感光層を形成する工程と、
を有する電子写真感光体の製造方法。
(一般式(1)中、R1、R2、R3、R4、R5、及びR6は、各々独立に、水素原子、低級アルキル基、アルコキシ基、フェノキシ基、ハロゲン原子、又は、低級アルキル基、低級アルコキシ基及びハロゲン原子から選ばれる置換基を有していてもよいフェニル基を示す。m及びnは、各々独立に0又は1を示す。)
(一般式(2)中、R11、R12、R13、R14、R15、R16、及びR17は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアラルキル基を示す。R18はアルキル基、アリール基、又はアラルキル基を示す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014192438A JP6372274B2 (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014192438A JP6372274B2 (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016062060A JP2016062060A (ja) | 2016-04-25 |
JP6372274B2 true JP6372274B2 (ja) | 2018-08-15 |
Family
ID=55797754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014192438A Active JP6372274B2 (ja) | 2014-09-22 | 2014-09-22 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6372274B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6922587B2 (ja) * | 2017-09-20 | 2021-08-18 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3250368B2 (ja) * | 1994-03-31 | 2002-01-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体 |
JP2001305767A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-11-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、並びにそれを用いたプロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
US6656650B1 (en) * | 2002-07-02 | 2003-12-02 | Xerox Corporation | Imaging members |
JP2004101633A (ja) * | 2002-09-05 | 2004-04-02 | Canon Inc | 電子写真装置 |
US7070892B2 (en) * | 2004-01-27 | 2006-07-04 | Xerox Corporation | Imaging members |
JP2005275367A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体及びその製造方法、電子写真プロセスカートリッジ、並びに、画像形成装置 |
US7468231B2 (en) * | 2005-02-09 | 2008-12-23 | Xerox Corporation | Imaging members |
JP5286752B2 (ja) * | 2007-11-21 | 2013-09-11 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真カートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 |
JP5915363B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2016-05-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
JP6019715B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2016-11-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
-
2014
- 2014-09-22 JP JP2014192438A patent/JP6372274B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016062060A (ja) | 2016-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6357823B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6413548B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP2015184462A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2017049459A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2016151754A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP6485161B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2016065888A (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ | |
JP6229513B2 (ja) | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6402527B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2016066062A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6221853B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2018054695A (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6503667B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6307968B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6464863B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP6136996B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6372274B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP6428343B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6620461B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6172006B2 (ja) | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP2016062061A (ja) | 電子輸送材料、電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2017161773A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2015175909A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6476553B2 (ja) | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6724655B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170831 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180619 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6372274 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |