JP6371598B2 - ゴルフクラブ - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブに関する。
近年、ユーザの要望に応じて、シャフトを交換できるゴルフクラブが提案されている。シャフトの交換は、長さの変更のほか、硬度の異なるシャフトに付け替えることで撓りを変更するために行われる。しかしながら、撓りの変更のためにシャフト自体を交換すると、コストが高くなるという問題がある。そこで、特許文献1には、シャフトを交換せず、硬度を変更することができるゴルフクラブが提案されている。
すなわち、特許文献1のゴルフクラブでは、ゴルフクラブヘッドのホーゼル部にシャフトをそのまま取り付ける第1の態様と、ホーゼル部の開口に筒状の延長部材を取り付けることで、ホーゼル長さを長くした上で、シャフトを取り付ける第2の態様をとり得るように構成されている。これにより、ホーゼル長さを変更することかできるので、シャフト自体を変更することなく、シャフトの先端の撓り易さを変更することかできる。
特許第5447141号公報
しかしながら、上記のようなゴルフクラブでは、延長部材を取付ける際に、シャフトをゴルフクラブヘッドから取り外す必要があり、作業が繁雑であるという問題がある。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ヘッドからシャフトを取り外すことなく、ホーゼル長さを調整することが可能なゴルフクラブを提供することを目的とする。
本発明に係る第1のゴルフクラブは、シャフトと、前記シャフトの先端部が固定される開口を有するホーゼル部を備えたゴルフクラブヘッドと、前記ホーゼル部の開口周縁に着脱自在に取り付けられる第1固定部を有し、前記シャフトの外周面を覆う筒状の固定部材と、前記ホーゼル部の開口周縁に着脱可能な第2固定部、及び前記固定部材の第1固定部に着脱可能な第3固定部を有し、前記シャフトの外周面を覆う筒状に形成されている、インサート部材と、を備え、前記固定部材の第1固定部を前記ホーゼル部に固定する第1の態様と、前記インサート部材の第2固定部を前記ホーゼル部に固定するとともに、前記インサート部材の第3固定部に前記固定部材の第1固定部を固定する第2の態様と、を取り得る。
上記ゴルフクラブにおいて、前記インサート部材は、前記シャフトの外周面を覆う筒状の状態と、周方向に複数に分割され前記シャフトの外周面から離脱する分割状態とを取り得るように構成することができる。
上記いずれかのゴルフクラブにおいて、前記固定部材は、前記シャフトの軸方向に移動可能に構成され、前記固定部材が前記第1の態様から前記シャフトの軸方向に移動した後、前記インサート部材を、前記ホーゼル部の開口周縁と前記固定部材との間に配置することで、前記第2の態様が取られるように構成することができる。
上記いずれかのゴルフクラブにおいて、前記ホーゼル部の開口の外周縁には、雄ねじが形成され、前記固定部材の第1固定部は、前記ホーゼル部の開口の雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、前記インサート部材の第2固定部には、前記ホーゼル部の開口の雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、前記インサート部材の第3固定部には、前記固定部材の第1固定部の雄ねじと螺合する雄ねじが形成されるように構成することができる。
上記いずれかのゴルフクラブにおいて、前記ホーゼル部の開口の外周縁には、雄ねじが形成され、前記固定部材の第1固定部は、前記ホーゼル部の開口の雄ねじと螺合する雌ねじと、前記雌ねじの径方向内方に形成され、前記ホーゼル部の開口の内周縁と係合する係合部と、を備えることができる。
上記いずれかのゴルフクラブにおいて、前記インサート部材は、金属、樹脂、特にFRPで形成することができる。
本発明に係る第2のゴルフクラブは、シャフトと、前記シャフトの先端部が固定される開口を有するホーゼル部を備えたゴルフクラブヘッドと、前記シャフトの外周面を覆う筒状に形成され、軸方向の一端部に第1固定部を有する固定部材と、前記ホーゼル部の開口周縁に着脱可能な第2固定部、及び前記固定部材の第1固定部に着脱可能な第3固定部を有するとともに、前記シャフトの外周面を覆う筒状に形成され、軸方向の長さが相違する複数のインサート部材と、を備え、前記複数のインサート部材の1つを選択的に前記シャフトに取付けることで、前記ホーゼル部の開口から前記固定部材までの長さを変更可能に構成されている。
上記いずれかのゴルフクラブにおいて、前記インサート部材は、前記シャフトの外周面を覆う筒状の状態と、周方向に複数に分割され前記シャフトの外周面から離脱する分割状態とを取り得るように構成することができる。
上記いずれかのゴルフクラブにおいて、前記固定部材は、前記シャフトの軸方向に移動可能に構成することができる。
本発明に係る第1のゴルフクラブによれば、ホーゼル部の開口周縁に取付けられる固定部材と、ホーゼル部の開口と固定部材との間に配置可能なインサート部材とを有している。そのため、ホーゼル部の長さを変更することができる。すなわち、固定部材をホーゼル部の開口に固定する第1の態様と、ホーゼル部にインサート部材を固定し、さらにインサート部材に固定部材を固定する第2の態様とを選択的にとり得ることができるため、ユーザーの要望に応じて、ホーゼル長さを変更することができる。その際、シャフトをゴルフクラブヘッドから取り外すことなく、固定部材及びインサート部材を着脱するだけで、ホーゼル部の長さを変更できるため、取り扱いが容易である。
本発明に係るゴルフクラブの第1実施形態の正面図である。 図1の側面図である。 図1のゴルフクラブに設けられる固定部材の側面図である。 図1のゴルフクラブに用いられるインサート部材の側面図及び分解図である。 図3及び図4の固定部材及びインサート部材の使用方法を示すゴルフクラブの一部側面図である。 本発明に係るゴルフクラブの第2実施形態の一部正面図である。 図6のゴルフクラブに用いられるインサート部材の側面図及び分解図である。 図6の固定部材及びインサート部材の使用方法を示すゴルフクラブの一部側面図である。 インサート部材とホーゼル部材の固定方法の他の例を示す断面図である。 インサート部材とホーゼル部の固定方法の他の例を示す断面図である。
<A.第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態に係るゴルフクラブについて図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係るアイアン型ゴルフクラブの正面図であり、図2は図1の側面図である。なお、以下の説明では、図1及び図2の上下方向を「上下」と称し、これを基準に他の図面においても説明を行うことがある。
<1.ゴルフクラブの概要>
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るゴルフクラブは、アイアン型のゴルフクラブであり、ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1と、これに連結されるシャフト2と、を備えている。ヘッド1は、ボールを打撃するフェース面11と、このフェース面11の上縁に連なりかつヘッド上面を形成するトップ面12と、フェース面11の下縁に連なりヘッド底面を形成するソール面13と、を備えている、さらに、このヘッド1は、トップ面12とソール面13との間を滑らかに湾曲して継ぐトウ面14と、フェース面11と反対側の面をなすバック面15と、を備えている。
そして、トップ面12において、トウ面14と反対側の端部には、シャフト2が装着されるシャフト差込孔(開口)31を有する円筒状のホーゼル部3が設けられている。この差込孔31の中心軸線Zは、シャフト2の軸線に一致している。また、この差込孔31の開口の外周縁には雄ねじ32が形成されており、この雄ねじ32に、ホーゼル部3の長さ(以下、「ホーゼル長さ」、または「ネック長さ」ともいう)を変更するための変更機構が設けられている。変更機構については、後述する。
本実施形態のヘッド1は、金属材料からなるフェース板をフェース面とし、このフェース板とは異なる金属材料からなりかつフェース板を前面に配するヘッド本体とから構成される。ただし、ヘッド1は、1種の金属材料を鍛造又は鋳造して形成されたものでも良い。また、シャフト2は、公知のものであり、例えば、金属、樹脂材料などで形成することができる。
<2.ホーゼル長さの変更機構>
次に、ホーゼル長さの変更機構について、図3及び図4を参照しつつ説明する。図3は変更機構を構成する固定部材の正面図であり、図4は変更機構を構成するインサート部材の正面図及び分解図である。図3及び図4に示すように、この変更機構は、円筒状に形成された固定部材4と、同じく円筒状に形成されたインサート部材5と、を備えており、これらがホーゼル部3に取り付けられることで、ホーゼル長さを変更できるようになっている。これら固定部材4とインサート部材5の外径は、概ねホーゼル部3の外径と同じである。また、固定部材4及びインサート部材5は、ともに円筒状の内部空間を備えており、この内部空間にシャフト2が挿通されるようになっている。
固定部材4は、ホーゼル部3の上端部に取り付けられる。そして、シャフト2とホーゼル部3との連結部分に配置され、主として装飾の役割を果たす。図3に示すように、固定部材4は円筒状に形成されているが、この固定部材4は、シャフト2が予め挿通される。その後、シャフト2が差込孔31に接着材などで固定される。したがって、この固定部材4は、シャフト2に沿って軸方向に移動可能となっている。また、固定部材4において、軸方向の下端部の内周縁には、雌ねじ(第1固定部)41が形成されており、ホーゼル部3の雄ねじ32と螺合するようになっている。また、固定部材4の外周面は、下端部から上端部に向かって径が小さくなるようなテーパ状に形成されている。そのため、本実施形態では、シャフトに一般的に装着されるソケット、フェルール、フェラルなどと呼ばれる環状装飾部材と兼用できるように形成してもよい。なお、本実施形態では固定部材4がテーパ状であるが、テーパを持たない筒状でもよい。固定部材4をテーパを持たない筒状で形成し、さらにその上部に上記のような環状装飾部材を装着することもできる。
図4(a)に示すように、インサート部材5は、軸方向において、ホーゼル部3の差込孔31の開口と、固定部材4との間に配置されるものであり、固定部材4よりも軸方向に長く円筒状に形成されている。そして、インサート部材5における上端部の外周面には、固定部材4の雌ねじ41に螺合する雄ねじ(第3固定部)51が形成されている。一方、インサート部材5の下端部には、ホーゼル部3の雄ねじ32に螺合する雌ねじ(第2固定部)52が形成されている。また、図4(b)に示すように、インサート部材5は、周方向に2つに分割可能となっている。より詳細には、断面円弧状の2つのインサート片50を組み合わせることで、円筒状のインサート部材5を形成するようになっている。なお、インサート片50同士を固定するように構成することもできる。例えば、一方のインサート片50に凸部、他方のインサート片50に凹部を設け、これらを係合させてもよい。あるいは、一方のインサート片50にキー溝、他方のインサート片50にキーを設け、これらを係合させてもよい。その他、両インサート片50同士を固定できるものであれば、特には限定されない。
固定部材4及びインサート部材5は、硬質の材料で形成することが好ましく、例えば、金属、樹脂、特にFRPなどで形成することができる。
次に、上記変更機構の使用方法について、図5を参照しつつ説明する。本実施形態に係る変更機構では、2種類のホーゼル長さを選択可能となっている。すなわち、固定部材4のみを利用する第1の態様と、固定部材4及びインサート部材5を利用する第2の態様がある。まず、第1の態様について説明する。図5(a)に示すように、この態様では、固定部材4の雌ねじ41を、差込孔31の雄ねじ32に螺合する。なお、シャフト2は、ホーゼル部3に固定されているため、固定部材4のみをシャフト2に沿って移動させ、ホーゼル部3に固定する。これにより、固定部材4の上端部からシャフト2の後端部までの長さがL1となり、この部分がスイング時に撓りをもたらす。
続いて、第2の態様について説明する。第1の態様から第2の態様へ移行するには、まず、固定部材4をホーゼル部3から取り外す。次に、固定部材4をシャフト2に沿って移動させ、ホーゼル部3から離間させる。続いて、図5(b)に示すように、インサート部材5をシャフト2に取付ける。まず、一対のインサート片50をシャフト2の外周で、円筒状になるように組み合わせ、インサート部材5を形成する。このとき、両インサート片50を配置する軸方向の位置は、ホーゼル部3と、固定部材4との間である。次に、インサート部材5の下端部の雌ねじ52を、ホーゼル部3の雄ねじ32に螺合する。最後に、固定部材4の雌ねじ41を、インサート部材5の上端部の雄ねじ51に螺合する。こうして、第2の態様が完成する。この態様では、固定部材4の上端部からシャフト2の後端部までの長さがL2となり、この部分がスイング時に撓りをもたらす。そして、この長さL2は、第1の態様に比べ、インサート部材5の軸方向の長さだけ、L1よりも短い。したがって、撓りをもたらすシャフト2の長さが短くなる。その結果、スイング時のシャフト2の硬さを変化させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、シャフト2をゴルフクラブヘッド1から取り外すことなく、固定部材4及びインサート部材5を着脱するだけで、ホーゼル部3の長さを変更することができる。したがって、シャフト2の硬さを容易に変更することができる。なお、インサート部材は、1種類だけではなく、軸方向の長さの異なる複数のインサート部材を準備しておけば、撓りの長さを多数変更することができる。
<B.第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態に係るゴルフクラブについて、図6〜図9を参照しつつ説明する。第2実施形態が、第1実施形態と相違するのは変更機構の構成と、差込孔の構成であり、その他の構成は同じであるため、説明を省略する。
第1実施形態では、インサート部材5を利用する場合と、利用しない場合とで、ホーゼル長さを変更したが、本実施形態では、軸方向の長さの異なる複数のインサート部材を用いることで、ホーゼル長さを変更している。
図6に示すように、第2実施形態に係るゴルフクラブヘッドでは、ホーゼル部3の先端に大径の穴33が形成され、その中に同心状に小径の穴34が形成されている。大径の穴33の内周面には、雌ねじが形成されており、この雌ねじに後述するインサート部材の雄ねじが螺合する。そして、小径の穴34はシャフト2が挿入される差込孔を構成する。また、固定部材4は、第1実施形態で使用したものと同じであるため、説明を省略する。
ここでは、2種類のインサート部材、第1及び第2インサート部材6,7を用いるが、これらインサート部材は、軸方向の長さが相違するだけで、その他の構成は同じである。したがって、以下では、第1インサート部材6について説明する。
図7(a)に示すように、第1インサート部材6は、円筒状に形成され、上端部の外周面には、固定部材4の雌ねじ41に螺合する雄ねじ(第3固定部)61が形成されている。一方、第1インサート部材6の下端部には、ホーゼル部の大径の穴33の雌ねじに螺合する雄ねじ(第2固定部)62が形成されている。また、図7(b)に示すように、第1インサート部材6は、周方向に2つに分割可能となっている。より詳細には、断面円弧状の2つの第1インサート片60を組み合わせることで、円筒状の第1インサート部材6を形成するようになっている。
なお、第1及び第2インサート部材6,7を構成する材料は、第1実施形態と同様である。
次に、変更機構の使用方法について、図8を参照しつつ説明する。本実施形態に係る変更機構では、2種類のネック長さを選択可能となっている。すなわち、固定部材4及び第1インサート部材6を利用する第1の態様と、固定部材4及び第2インサート部材7を利用する第2の態様がある。まず、第1の態様について説明する。この態様では、まず、固定部材4をホーゼル部3から離間する。次に、図8(a)に示すように、第1インサート部材6をシャフト2に取付ける。すなわち、一対の第1インサート片60をシャフト2の外周で、円筒状になるように組み合わせ、第1インサート部材6を形成する。このとき、各第1インサート片60を配置する軸方向の位置は、ホーゼル部3と、固定部材4との間である。次に、第1インサート部材6の下端部の雄ねじ62を、ホーゼル部3の大径の穴33の雌ねじに螺合する。最後に、固定部材4の雌ねじ41を、第1インサート部材6の上端部の雄ねじ61に螺合する。こうして、第1の態様が完成する。この態様では、固定部材4の上端部からシャフト2の後端部までの長さがL3となり、この部分がスイング時に撓りをもたらす。
次に、第2の態様について説明する。この態様では、第1インサート部材6の代わりに、第2インサート部材7を用いる点が相違するだけであり、取付け方法などは同じであるので、詳しい説明は省略する。この態様では、図8(b)に示すように、固定部材4の上端部からシャフト2の後端部までの長さがL4となり、この部分がスイング時に撓りをもたらす。この長さL4は、第1の態様に比べ、第1インサート部材6と第2インサート部材7の軸方向の長さの差だけ、L3よりも短い。
以上のように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、インサート部材は、2つだけでなく、3種類以上準備することもできる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。
<4.1>
例えば、図9に示すようにすることができる。この例では、第1実施形態のインサート部材5の下端部に形成された雌ねじ52に対し、さらに径方向内方に環状の突起55を形成している。すなわち、雌ねじ52と、突起55との間に環状の溝が形成され、この溝に、ホーゼル部3の上端部が嵌まるようになっている。これにより、インサート片50の下端部同士が径方向に離れるのを防止することができ、インサート部材5をより強固にホーゼル部3に固定することができる。
<4.2>
上記各実施形態では、インサート部材5,6,7が周方向に2つに分割されるように構成されているが、3以上に分割できるようにしてもよい。いずれにしても、インサート部材が分割できることで、インサート部材5,6,7をシャフト2に挿通することなく、径方向からシャフト2の外周面を覆うことができる。
<4.3>
上記実施形態では、固定部材4、インサート部材5,6,7、及び差込孔31の開口周縁をねじによって固定しているが、雄ねじ及び雌ねじの関係は、反対でもよい。また、ねじ以外の固定も可能であり、着脱自在に固定できるものであれば、特には限定されない。例えば、図10に示すように、スナップ式の取り付け機構でもよい。この機構では、例えば、ホーゼル部3の開口周縁を径方向の内方及び外方から挟む環状の突起57、58を、インサート部材5の端部に形成し、径方向内方の突起57及び径方向外方の突起58の少なくとも一方に、ホーゼル部3の開口周縁と係合する抜け止め用の突片501,502を設ける。そして、このような突片501,502を弾性変形可能な材料で形成すれば、ねじ止めによらず、インサート部材5を固定することができる。この機構は、固定部材4とインサート部材5,6,7との固定にも用いることができる。
<4.4>
上記実施形態では、アイアン型のゴルフクラブを例にして説明したが、上記のような変更機構は、ウッド型のゴルフクラブにおいても適用することができる。
1 ゴルフクラブヘッド
2 シャフト
3 ホーゼル部
31 差込孔(開口)
4 固定部材
41 雌ねじ(第1固定部)
5、6,7、8 インサート部材
51 雄ねじ(第3固定部)
52 雌ねじ(第2固定部)

Claims (6)

  1. シャフトと、
    前記シャフトの先端部が固定される開口を有するホーゼル部を備えたゴルフクラブヘッドと、
    前記ホーゼル部の開口周縁に着脱自在に取り付けられる第1固定部を有し、前記シャフトの外周面を覆う筒状の固定部材と、
    前記ホーゼル部の開口周縁に着脱可能な第2固定部、及び前記固定部材の第1固定部に着脱可能な第3固定部を有し、前記シャフトの外周面を覆う筒状に形成されている、インサート部材と、
    を備え、
    前記固定部材の第1固定部を前記ホーゼル部に固定する第1の態様と、前記インサート部材の第2固定部を前記ホーゼル部に固定するとともに、前記インサート部材の第3固定部に前記固定部材の第1固定部を固定する第2の態様と、を取り得るように構成され、
    前記インサート部材は、前記シャフトの外周面を覆う筒状の状態と、周方向に複数に分割され前記シャフトの外周面から離脱する分割状態とを取り得るように構成されている、ゴルフクラブ。
  2. 前記固定部材は、前記シャフトの軸方向に移動可能に構成され、
    前記固定部材が前記第1の態様から前記シャフトに沿って軸方向に移動した後、前記インサート部材を、前記ホーゼル部の開口周縁と前記固定部材との間に配置することで、前記第2の態様が取られる、請求項に記載のゴルフクラブ。
  3. 前記ホーゼル部の開口の外周縁には、雄ねじが形成され、
    前記固定部材の第1固定部は、前記ホーゼル部の開口の雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、
    前記インサート部材の第2固定部には、前記ホーゼル部の開口の雄ねじと螺合する雌ねじが形成され、
    前記インサート部材の第3固定部には、前記固定部材の第1固定部の雌ねじと螺合する雄ねじが形成されている、請求項1または2に記載のゴルフクラブ。
  4. 前記ホーゼル部の開口の外周縁には、雄ねじが形成され、
    前記インサート部材の第2固定部は、
    前記ホーゼル部の開口の雄ねじと螺合する雌ねじと、
    前記雌ねじの径方向内方に形成され、前記ホーゼル部の開口の内周縁と係合する係合部と、を備えている、請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブ。
  5. 前記インサート部材は、金属で形成されている、請求項1からのいずれかに記載のゴルフクラブ。
  6. シャフトと、
    前記シャフトの先端部が固定される開口を有するホーゼル部を備えたゴルフクラブヘッドと、
    前記シャフトの外周面を覆う筒状に形成され、軸方向の一端部に第1固定部を有する固定部材と、
    前記ホーゼル部の開口周縁に着脱可能な第2固定部、及び前記固定部材の第1固定部に着脱可能な第3固定部を有するとともに、前記シャフトの外周面を覆う筒状に形成され、軸方向の長さが相違する複数のインサート部材と、
    を備え、
    前記複数のインサート部材の1つを選択的に前記シャフトに取付けることで、前記ホーゼル部の開口から前記固定部材までの長さを変更可能に構成されており、
    前記各インサート部材は、前記シャフトの外周面を覆う筒状の状態と、周方向に複数に分割され前記シャフトの外周面から離脱する分割状態とを取り得るように構成されている、ゴルフクラブ。
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