JP2008264345A - ゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】強度および耐久性が優れたゴルフクラブを提供する。
【解決手段】本発明のゴルフクラブは、開口部が形成されたホーゼル部が設けられたゴルフクラブヘッドと、開口部に挿入される円筒状のリングと、リングに挿入される円筒状の基部、および基部の一端に形成され開口部から突出するフランジ部を備え、基部および前記フランジ部を貫通する貫通孔が形成されているソケットと、ソケットの貫通孔に挿入されてホーゼル部に固定されるゴルフクラブシャフトとを有する。ソケットは、基部の他端の外周面に貫通孔の中心軸から放射方向に突出する突起が設けられており、さらに、基部に他端から一端に向って延びる切欠部が少なくとも2つ形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホーゼル部の開口部に挿入される基部を有するソケット、またはホーゼル部の開口部にリングを介して挿入される基部を有するソケットを介してゴルフクラブシャフトがゴルフクラブヘッドに固定されたゴルフクラブに関し、特に、強度および耐久性が優れているゴルフクラブに関する。
従来より、ゴルフクラブにおいては、ゴルフボールの繰り返しの打撃によって、ソケットがホーゼル部から離間してしまうことがある。すなわち、ソケットが浮き上がってしまうことがある。このように、ソケットが浮き上がってしまうと、ホーゼル部とゴルフクラブシャフトとの接触部に応力が集中して、この接触部でゴルフクラブシャフトが破損しやすくなる。このため、ゴルフクラブシャフトが折れてしまうことがあり、ゴルフクラブの耐久性が低下するという問題点がある。そこで、ゴルフクラブシャフトの折れ性を改善したゴルフクラブが種々提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2)。
特許文献1には、適度な柔軟性材質によりなり、中心にゴルフクラブシャフトを嵌入する貫通孔を有し、基端部に段部を形成して小頸部となし、この小頸部をゴルフクラブヘッドにおけるネックの嵌入孔に嵌入固着して、ゴルフクラブシャフトとゴルフクラブヘッドを適度に柔軟性を持って接続したゴルフクラブが開示されている。
また、特許文献2には、ゴルフクラブヘッドの嵌合部にゴルフクラブシャフトが嵌入接続されるものであり、嵌合部内にソケットの下部が嵌入接続されたゴルフクラブが開示されている。
さらに、近年、ゴルフクラブシャフトの更なる軽量化がなされており、従来にもまして、ゴルフクラブシャフトが折損する可能性が高くなっている。そこで、特許文献1および2以外にも、ゴルフクラブシャフトの折れ性を更に改善したゴルフクラブが種々提案されている(例えば、特許文献3〜特許文献5)。
特許文献3においては、筒状の基部と、基部の一端に形成されたフランジ部とを有し、基部およびフランジ部を貫通する貫通孔が形成され、基部には、その他端から一端に向って延びる溝部または切欠部が少なくとも2つ形成されているソケットを介してゴルフクラブシャフトが固定されるゴルフクラブが開示されている。
特許文献3のソケットは、基部の長さが5mm以上であり、基部の厚さが0.2mm以上であり、溝部が形成されている場合、溝部の深さは0.2mm以上であり、溝部および切欠部は、その長さが基部の長さの10%〜100%である。
特許文献4には、ゴルフクラブシャフトを固定するホーゼル部が設けられたゴルフクラブヘッドと、ゴルフクラブシャフトを挿通するための貫通孔が形成され、ホーゼル部の開口部に一部が挿入されるソケットと、ソケットの貫通孔に挿通されてゴルフクラブヘッドに固定されるゴルフクラブシャフトとを有し、ソケットがホーゼル部の開口部に挿入される筒状の基部と、開口部から突出するフランジ部とを有するものであり、ゴルフクラブシャフトの片持ち曲げ最大荷重が150〜350Nであるゴルフクラブが開示されている。
特許文献5には、ゴルフクラブシャフトを固定するホーゼル部が設けられたゴルフクラブヘッドと、ホーゼル部の開口部に挿入される基部、および基部の一端に設けられ開口部の内径よりも外径が大きいフランジ部を有し、基部およびフランジ部のそれぞれを貫通する貫通孔がそれぞれ形成されており、基部の貫通孔およびフランジ部の貫通孔にゴルフクラブシャフトが挿通されるソケットとを有し、ソケットが基部とフランジ部とが接合されてなるゴルフクラブが開示されている。
実開昭51−38953号公報 実開昭51−57762号公報 特開2006−158477号公報 特開2006−158496号公報 特開2006−158498号公報
しかしながら、特許文献1〜特許文献5のいずれにおいても、ソケットの浮き上がりをある程度は防止でき、所定の耐久性が得られるものの、ゴルフクラブシャフトの更なる軽量化が進んでいる現在では、ソケットの浮き上がりを更に防止し、更に高い耐久性が要求されている。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、強度および耐久性が優れたゴルフクラブを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、開口部が形成されたホーゼル部が設けられたゴルフクラブヘッドと、前記開口部に挿入される円筒状のリングと、円筒状の基部、および前記基部の一端に形成され前記開口部から突出するフランジ部を備え、前記基部および前記フランジ部を貫通する貫通孔が形成されており、前記基部が前記リングに挿入されるソケットと、前記ソケットの貫通孔に挿入されて前記ホーゼル部に固定されるゴルフクラブシャフトとを有し、前記ソケットは、前記基部の他端の外周面に前記貫通孔の中心軸から放射方向に突出する突起が設けられており、さらに、前記基部に前記他端から前記一端に向って延びる切欠部が少なくとも2つ形成されていることを特徴とするゴルフクラブを提供するものである。
本発明においては、前記ソケットは、前記基部の長さが5mm以上であり、前記基部の厚さが0.5mm以上であり、前記突起の高さが0.1mm以上であることが好ましい。
また、本発明においては、前記リングは、前記ホーゼル部を構成する素材よりも比重が小さい金属または合金により構成されていることが好ましい。
また、前記切欠部は、その長さが、前記基部の長さの10%〜100%であることが好ましい。
本発明の第2の態様は、ゴルフクラブシャフトを固定するための開口部が形成されたホーゼル部が設けられたゴルフクラブヘッドと、前記ホーゼル部の開口部に挿入される基部、および前記基部の一端に形成され前記開口部から突出するフランジ部を有し、前記基部および前記フランジ部を貫通する貫通孔が形成されており、前記貫通孔に前記ゴルフクラブシャフトが挿通されるソケットとを有するゴルフクラブであって、前記ソケットは、前記基部の他端の外周面に前記貫通孔の中心軸から放射方向に突出する突起が設けられており、さらに、前記基部に前記他端から前記一端に向って延びる切欠部が少なくとも2つ形成されており、前記ホーゼル部は、前記開口部の内周面に、前記突起と整合する位置に凹部が形成されていることを特徴とするゴルフクラブを提供するものである。
本発明においては、前記ソケットは、前記基部の長さが5mm以上であり、前記基部の厚さが0.5mm以上であり、前記突起の高さが0.1mm以上であることが好ましい。
また、前記切欠部は、その長さが、前記基部の長さの10%〜100%であることが好ましい。
本発明の第1の態様のゴルフクラブによれば、円筒状のリングと、円筒状の基部および基部の一端に形成され開口部から突出するフランジ部を備え、この基部がリングに挿入されるソケットとを備え、リングを介してソケットをホーゼル部に取り付ける構成とすることにより、リングによりホーゼル部との接着性が確保され、リングとホーゼル部とが強固に接着されるとともに、リングで衝撃が吸収される。また、ソケットの突起によるアンカー効果により、ソケット自体の接着強度を高くすることができ、さらには、リングがソケットの抜け止めとして作用する。これにより、ゴルフボールの打撃による衝撃に対して、従来よりも衝撃吸収されるとともに、ソケット自体の浮き上がりも抑制される。このため、ゴルフボールの繰り返しの打撃によって加わる衝撃に対して、ソケットの浮き上がりを防止することができ、更なる軽量化が進んでいるゴルフクラブシャフトを用いても、優れた耐久性を得ることができる。
また、ソケットの浮き上がりを防止することができ、ゴルフクラブシャフトの抜けが防止されるため、高い強度が得られる。
また、本発明の第1の態様のゴルフクラブによれば、リングを設け、このリングがソケットの抜け止めとして作用する構成とすることにより、ソケットの突起が嵌り込む凹部等をホーゼル部に形成する必要がないため、凹部等の加工が不要であり、製造コストを低くすることができる。
また、本発明においては、リングを金属または合金とすることにより、ホーゼル部は、一般的に金属または合金により形成されているため、ホーゼル部に対してリングを強固に接着することができる。これにより、ソケットの浮き上がりを更に防止することができる。
また、リングをホーゼル部よりも比重が小さいもので構成することにより、軽量化することができる。さらに、リングに着色を施すことにより、意匠性も高くすることができる。
さらに、本発明の第1の態様のゴルフクラブによれば、ソケットをリングに通した後、ゴルフクラブシャフトをソケットに取り付け、この状態で、ゴルフクラブヘッドにゴルフクラブシャフトを取り付けることができる。また、リングをホーゼル部に取り付け、次に、ソケットをリングに取り付けた後、ソケットにゴルフクラブシャフトを取り付けることができる。本発明の第1の態様のゴルフクラブによれば、2通りの方法でゴルフクラブを組み立てることができる。このように、本発明の第1の態様のゴルフクラブは、ゴルフクラブの組立作業工程の自由度が高く、組立作業性が優れ、生産性が高い。
また、本発明の第2の態様のゴルフクラブによれば、基部の他端の外表面に突起が形成されたソケットと、このソケットの突起が嵌り込む凹部が形成されたホーゼル部とを設けることにより、ソケットの突起によるアンカー効果により、ソケット自体の接着強度を高くすることができる。これにより、ゴルフボールの打撃による衝撃に対して、従来よりもソケット自体の浮き上がりが抑制される。このため、ゴルフボールの繰り返しの打撃によって加わる衝撃に対して、ソケットの浮き上がりを防止することができ、更なる軽量化が進んでいるゴルフクラブシャフトを用いても、優れた耐久性を得ることができる。
また、ソケットの浮き上がりを防止することができ、ゴルフクラブシャフトの抜けが防止されるため、高い強度が得られる。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のゴルフクラブを詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るゴルフクラブを示す模式的斜視図である。
図2(a)は、本発明の第1の実施形態に係るゴルフクラブに用いられるソケットを示す側面図であり、(b)は、(a)のA−A線による断面図である。
図3は、図1に示すゴルフクラブの要部を拡大して示す部分断面図であり、ゴルフクラブシャフトのホーゼル部への固定状態を示している。
図1に示すように、ゴルフクラブ10は、ゴルフクラブヘッド12と、リング14と、ソケット16と、ゴルフクラブシャフト18とを有する。
ゴルフクラブヘッド12は、ボディ20と、このボディ20に設けられたフェース面22およびホーゼル部24とを有する。ホーゼル部24には開口部26が形成されている。ホーゼル部24の開口部26の底部26a(図3参照)に、ゴルフクラブシャフト18を挿通可能な貫通孔28が形成されている(図3参照)。このゴルフクラブヘッド12は、一般的にウッドタイプと呼ばれる種類のヘッドである。なお、ゴルフクラブヘッド12としては、一般的にアイアンタイプと呼ばれる種類のヘッドでもよい。
リング14は、ソケット16とともに、ゴルフクラブシャフト18をゴルフクラブヘッド12に固定するためのものである。
このリング14は、円筒状に形成された円筒部30の一端の外縁にが形成されたものであり、円筒部30は貫通孔34を有する。この貫通孔34は、後述するソケット16の基部42が挿通されるものである。
また、円筒部30は、その外径がホーゼル部24の開口部26に挿入可能な大きさに形成されており、その長さは、ホーゼル部24の開口部26よりも短い。
リング14(円筒部30およびフランジ32)は、例えば、金属または合金からなるものであり、ホーゼル部24も一般的には、金属または合金により形成されるものである。このため、リング14(円筒部30)とホーゼル部24の開口部26とは接着性が良く、強固に接着することができる。
リング14は、ゴルフクラブヘッド12のホーゼル部24を構成する素材よりも比重が小さい金属または合金により構成されることが好ましい。これにより、軽量化を図ることができる。さらに、リング14を比重が小さい金属または合金により構成すると、ホーゼル部26へのゴルフボールの打撃による衝撃がリング14で更に緩和される。
なお、リング14を構成する比重が小さい金属または合金としては、チタン、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウムおよびマグネシウム合金などが挙げられる。
さらに、リング14は、金属または合金などの地の色ではなく、ゴルフクラブ10全体の意匠性を考慮して、着色してもよい。このように、着色することにより、ゴルフクラブ10の意匠性を高めることができる。
ソケット16は、ゴルフクラブヘッド12に、リング14とともにゴルフクラブシャフト18を固定するために用いられるものである。ソケット16およびリング14によって、ゴルフボールの打撃の際の衝撃が吸収されるとともに、ゴルフクラブヘッド12とゴルフクラブシャフト18との応力集中が緩和される。
以下、ソケット16について詳細に説明する。
図2(a)および(b)に示すように、ソケット16は、円錐台状を呈するフランジ部40と、このフランジ部40に一体に設けられた円筒状の基部42とからなるものである。
なお、基部42は、フランジ部40よりも軟らかいことが好ましい。フランジ部40および基部42は、例えば、ABS、セルロイドまたはポリアセタールなどの樹脂材料によって構成される。
ソケット16においては、基部42の一端42aにフランジ部40が形成されている。このフランジ部40は、基部42よりも外周が径大である。
また、ソケット16においては、基部42のフランジ部40と反対側の他端42bの外周面に貫通孔50の軸線(中心軸)から放射方向に突出する爪部44(突起)が設けられている。
また、基部42には、例えば、基部42の他端42bから一端42aに向って、所定の長さ延びた切欠部46が、等間隔で4本形成されている。これにより、基部42は、4つの短冊片48に分割される。この短冊片48は、相互に独立して撓むことができるものであり、基部42の直径よりも小さくなるように短冊片48は窄まることができる。
ソケット16においては、基部42は、一端部42aから爪部44の一端42a側の端部までの長さは、リング14の円筒部30の長さよりも長く形成されている。
さらに、フランジ部40および基部42には、切欠部46の延びる方向と平行な方向に貫通する貫通孔50が形成されており、この貫通孔50にゴルフクラブシャフト18が挿通される。
本実施形態においては、ソケット16の爪部44によって生じるアンカー効果により、ホーゼル部24とソケット16との間の接着が強固になり、ソケット16が抜けにくくなる。これにより、ソケット16の浮き上がりが抑制され、ゴルフクラブ10の耐久性がより一層向上する。
なお、延在方向において爪部44が設けられる位置は、特に限定されるものではなく、短冊片48の外周面であればどこでもよい。
本発明において、基部42の貫通孔50の中心軸線方向における長さLは、5mm以上であることが好ましい。さらに好ましくは、基部42の長さLは、5〜40mmである。
また、基部42(短冊片48)の肉厚tは、0.5mm以上とすることが好ましい。さらに好ましくは、基部42の肉厚tは、0.5〜2mmである。
基部42の長さLが5mm以上、かつ肉厚tが0.5mm以上である場合、十分な強度、および良好な組立作業性を得ることができる。
一方、基部42の長さLが5mm未満、かつ肉厚tが0.5mm未満である場合、後述するように、組み立てられたゴルフクラブは、十分な強度を得ることができない。また、基部42の長さLが40mmを超え、かつ肉厚tが2mmを超える場合、組立作業性が低下する虞がある。
また、爪部44の基部42の表面から突出する高さBは、0.1mm以上であることが好ましい。この爪部44の高さBが0.1mm以上であると十分なアンカー効果を得ることができる。
本発明においては、基部42の長さL、および肉厚tを上述の好ましい範囲にすることにより、十分な強度および耐久性が安定して得られる。
さらに、切欠部46は、幅が1.0mm以上で、少なくとも2個設けられていればよい。切欠部46の幅が1.0mm未満で、かつ個数が1個では、短冊片48が十分に撓まず、リング14の貫通孔30に通すことが難しくなるとともに、接着剤の抜けが十分でなくなり、組立作業性が低下する。
また、切欠部46は、その長さを基部42の長さLの10%〜100%とする。切欠部46の長さを基部42の長さLの10%〜100%とすることにより、短冊片48が撓んで窄まり、リング14の貫通孔30に通すことができる。
ゴルフクラブシャフト18は、例えば、円筒状の中空部材からなり、ゴルフクラブヘッド12に挿通される先端部18a側の強度が、その反対側の強度に比して低い。ゴルフクラブシャフト18は、その先端部18aの肉厚を2mm以下にすることが好ましい。このように、先端部18aの肉厚を2mm以下にすることにより、ゴルフクラブシャフト18を軽量化することができる。このゴルフクラブシャフト18は、例えば、CFRP、またはGFRP、ならびにCFRPおよびGFRPの組み合わせたものにより構成される。
本実施形態のゴルフクラブ10においては、図3に示すように、ホーゼル部24の開口部26に、リング14の円筒部30が挿入されており、円筒部30と開口部26とは接着剤により接着されている。
このリング14は、フランジ32がホーゼル部24の開口面24aに接して、円筒部30の開口部26の内部への進入が規制されている。このとき、円筒部30は、開口部26よりも短いため、リング14の円筒部30と底部26aとの間に所定の長さgの隙間54が生じている。
また、リング14の円筒部30に、ソケット16の基部42が挿通されている。リング14とソケット16とは接着しても、接着しなくてもよい。
ソケット16のフランジ部40がリング14のフランジ32に当って基部42の貫通孔34への進入が規制され、ホーゼル部26からソケット16のフランジ部40が突出している。また、ソケット16の爪部44が隙間58に嵌り込んでいる。
なお、爪部44は、短冊片48に形成されており、貫通孔34に基部42を挿入する際には、短冊片48が内部に撓む。このため、基部44をリング14の貫通孔34に挿入することができ、基部44の他端42bが円筒部30を抜けると、短冊片48の元の状態に戻り、隙間58に爪部44が嵌り込む。
さらに、ゴルフクラブシャフト18の先端部18aが、ソケット16のフランジ部40側から貫通孔50、さらにはホーゼル部26の貫通孔28に挿入された状態で接着されて、ゴルフクラブシャフト18がゴルフクラブヘッド12に固定されている。
なお、開口部28の長さ、円筒部30の長さ、および基部42の長さは、ゴルフクラブヘッド12として、組み立てたときに、隙間54の長さgが、爪部44の長さよりも長くなるように適宜決定されるものである。
また、本実施形態においては、隙間54における爪部44に整合する位置のホーゼル部24の内周面を粗面化することにより、更にアンカー効果を高めることができる。これにより、更に一層ゴルフクラブの耐久性を向上させることができる。
本実施形態においては、切欠部46を形成して得た短冊片48を撓むようにし、さらに短冊片48に爪部44を設けたソケット16を、金属製または合金製のリング14を介してホーゼル部24に設ける構成とすることにより、リング14とホーゼル部24との接着性が確保され、強固に接着される。これにより、リング14がソケット16の抜け止めとして作用する。このリング14は、衝撃吸収材としても作用する。
また、ソケット16の爪部44によるアンカー効果により、ソケット16自体の接着強度を高くすることができ、さらには、リング14によってもソケット16の抜けが防止される。これにより、ゴルフボールの打撃による衝撃に対して、従来よりも衝撃吸収されるとともに、ソケット16自体の浮き上がりも抑制される。このため、本実施形態のゴルフクラブ10は、ゴルフボールの繰り返しの打撃によって加わる衝撃に対して、ソケット16の浮き上がりを防止することができ、優れた耐久性を得ることができる。
また、本実施形態のゴルフクラブ10においては、ソケット16の浮き上がりを防止でき、ゴルフクラブシャフト18の抜けが防止されるため、高い強度が得られる。
このようなことから、現在、更なる軽量化が進んでいるゴルフクラブシャフトにおいては、ソケットの浮き上がりが小さくても、応力が集中してしまうと折損してしまうが、本実施形態のゴルフクラブ10においては、このようなゴルフクラブシャフトを用いても、十分な耐久性および強度を得ることができる。
さらに、本実施形態のゴルフクラブ10においては、リング14を設ける構成とすることにより、ソケット14の爪部44が嵌り込む凹部等をホーゼル部24に形成する必要がないため、凹部等の加工が不要であり、製造コストを低くすることができる。
また、本実施形態のゴルフクラブヘッド10において、ゴルフクラブシャフト18を組み付ける場合、先ず、ホーゼル部24の開口部26にリング14の円筒部30を挿入し、接着剤を用いて接着する。
次に、ソケット16の基部42に接着剤を塗布して、基部42をリング14の貫通孔34に挿通させる。このとき、ソケット16の短冊片48を撓ませて窄め、リング14の貫通孔34に通す。基部42がリング14に挿通されると短冊片48が元の状態に戻る。このとき、爪部44が隙間54に嵌り込む。これにより、ソケット16がリング14を介してゴルフクラブヘッド12に固定される。
次に、ゴルフクラブシャフト18の先端部18aに接着剤を塗布し、ソケット16の貫通孔50からホーゼル部24の貫通孔28に達するまで挿入し、ゴルフクラブシャフト18をホーゼル部24に固定する。このようにして、ゴルフクラブシャフト18を組み付け、ゴルフクラブ10が組み立てられる。
また、本実施形態においては、これ以外にも、予めソケット16の基部42をリング14の貫通孔34に挿通させておいて、この状態で、ゴルフクラブシャフトをソケット16の貫通孔50に挿通する。次に、ソケット16の基部42に接着剤を塗布して、ゴルフクラブシャフト18をリング14およびソケット16とともに、ホーゼル部24の開口部26に挿入して固定する。このとき、接着剤がホーゼル部24の開口部26の全域に行き渡り、リング14、ソケット16およびゴルフクラブシャフト18が、ホーゼル部24に接着される。このようにして、ゴルフクラブシャフト18を組み付け、ゴルフクラブ10を組み立てることもできる。
本実施形態のゴルフクラブ10においては、上述の2つの方法により、組み立てることができ、作業工程の自由度が高く、組立作業性が優れるものであり、生産性にも優れる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係るゴルフクラブを示す模式的斜視図である。図5は、図4に示すゴルフクラブの要部を拡大して示す部分断面図であり、ゴルフクラブシャフトのホーゼル部への固定状態を示している。
なお、本実施形態において、図1〜図3に示す第1の実施形態のゴルフクラブ10と同一構成物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施形態のゴルフクラブ10aは、第1の実施形態のゴルフクラブ10(図1参照)と比較して、リング14(図1参照)を設けない点が異なり、さらにはゴルフクラブヘッド12aのホーゼル部60の構成が異なり、それ以外の構成は第1の実施形態のゴルフクラブ10の構成と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
本実施形態のゴルフクラブ10aにおいては、ホーゼル部60は、開口部62が形成されており、この開口部62の底部62aに貫通孔66が形成されている。また、ホーゼル部60の内周面には、凹部64が、ソケット16の爪部44と整合する位置に形成されている。この凹部64にソケット16の爪部44が嵌め込まれる。凹部64は、例えば、底部62aから垂直方向に所定の長さgに形成されている。
本実施形態のゴルフクラブ10aにおいては、凹部64にソケット16の爪部44が嵌め込まれて、ソケット16がホーゼル部60に固定される。
なお、本実施形態のゴルフクラブ10aにおいても、強度および耐久性については、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。このため、本実施形態のゴルフクラブ10aにおいても、現在、更なる軽量化が進んでいるゴルフクラブシャフトを用いても、十分な耐久性および強度を得ることができる。
また、本実施形態においては、ホーゼル部60の凹部64の内周面を粗面化することにより、更にアンカー効果を高めることができる。ソケット16の抜けによるゴルフクラブシャフト18の折れ性が更に改善され、これにより、更に一層ゴルフクラブ10aの強度および耐久性を向上させることもできる。
本実施形態のゴルフクラブヘッド10aにおいて、ゴルフクラブシャフト18を組み付ける場合、ソケット16の基部42に接着剤を塗布し、ソケット16の短冊片48を内側に撓ませて窄ませ、ホーゼル60の開口部62にソケット16の基部42を挿入する。このとき、ホーゼル部60の開口面60aにフランジ部40が当り、基部42の進入が規制されるとともに、短冊片48が元の状態に戻り、爪部44が凹部64に嵌り込む。これにより、ソケット16がホーゼル部60に固定される。
次に、ゴルフクラブシャフト18の先端部18aに接着剤を塗布した状態で、ソケット16の貫通孔50に、その先端部18aを挿入し、さらにホーゼル部60の貫通孔66に達するまで先端部18aを挿入する。これにより、ゴルフクラブシャフト18がゴルフクラブヘッド12aに固定される。このようにして、ゴルフクラブシャフト18を組み付け、ゴルフクラブ10aが組み立てられる。
本実施形態においては、ソケット16の短冊片48を撓ませて、ホーゼル部60に形成された凹部64に爪部44を嵌め込む構成である。このため、ゴルフクラブシャフト18をソケット16の貫通孔50に挿通した後では、短冊片48が撓むことができず、ソケット16をホーゼル部60に固定することができない。このように、本実施形態においては、ゴルフクラブシャフトの取り付け方法が1通りしかなく、第1の実施形態のゴルフクラブに比して、作業工程の自由度が若干低い。
以上、本発明のゴルフクラブについて説明したが、本発明は上述の実施形態に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良または変更を行ってもよいのは、もちろんである。
以下本発明の実施例について、本発明の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説明する。
本実施例において、図3に示す第1の実施形態のゴルフクラブ10を実施例1とし、図5に示す第2の実施形態のゴルフクラブ10aを実施例2とし、図6に示すゴルフクラブ80を比較例3とし、図6に示すゴルフクラブ80aを比較例4として、各ゴルフクラブを作製した。これらの実施例1、実施例2、比較例3および比較例4のゴルフクラブのソケットの寸法について、下記表1に示す。なお、下記表1に示す「−」は、ないことを示す。また、実施例1、実施例2、比較例3および比較例4のゴルフクラブのソケットは、全てABS製である。実施例1、および実施例2におけるソケットの基部の内径は8.55mmであり、基部の外径は9.55mmである。また、比較例4におけるソケットの基部の内径は8.55mmであり、基部の外径は10.55mmである。
実施例1のゴルフクラブ10におけるリング14は、アルミニウム製である。このリング14の各部の寸法は、次の通りである。リング14の円筒部30の内径は9.55mm、円筒部30の肉厚は0.5mm、円筒部30の長さは6mm、フランジ32の長さは1.5mm、フランジ32の外径は11.5mmである。
また、実施例1のゴルフクラブ10におけるソケット16の突起44の高さB(図2参照)は0.4mm、ソケット16の突起44の長さ(開口部の長さ方向)は3.5mmである。
さらに、実施例1のゴルフクラブ10における隙間54の長さgは3.5mmであり、ホーゼル部24の開口部26の内径は10.55mmである。
本実施例において、ソケット16の突起44の高さ(図3参照)は、0.4mm、ソケット16の突起44の長さ(開口部の長さ方向)は3.5mmである。
さらに、実施例2のゴルフクラブ10aにおける凹部64の内径は10.55mm、凹部64の長さgは4mm、ホーゼル部60の開口部62の内径は9.55mmである。
比較例3のゴルフクラブ80、比較例4のゴルフクラブ80aは、いずれも図6に示すように外観は同じであり、ソケットの構成と、ホーゼル部の構成とが相違するものである。このため、比較例3のゴルフクラブ80、および比較例4のゴルフクラブ80aは、まとめて図6に示している。各比較例3のゴルフクラブ80は、ゴルフクラブシャフト18が、ソケット100により、ゴルフクラブヘッド82のホーゼル部84に接続されたものである。
また、比較例4のゴルフクラブ80aは、ゴルフクラブシャフト18が、ソケット110により、ゴルフクラブヘッド82のホーゼル部84aに接続されたものである。
なお、ゴルフクラブシャフト18およびゴルフクラブヘッド82の構成は、実施例1のゴルフクラブ(第1の実施形態のゴルフクラブ10)と同様の構成であり、その詳細な説明は省略する。
図7(a)に示すように、比較例3のゴルフクラブ80に用いられるソケット100は、基部がなく、フランジ部102のみからなるものであり、ゴルフクラブシャフト18が挿入される開口部104が形成されている。また、比較例3のゴルフクラブ80のホーゼル部84に形成された開口部85は、径が一定ある。
なお、比較例3のホーゼル部84の開口部85の内径は8.55mmである。
また、図7(b)に示すように、比較例4のゴルフクラブ80aに用いられるソケット110は、フランジ部112と、円筒状の基部114とを有するものである。また、比較例4のゴルフクラブ80aのホーゼル部84aには、開口部85が形成されており、更に開口部85を拡径する凹部85aが形成されている。
ソケット110の基部114の外周面と、ホーゼル部84aの凹部85aの内周面との間に隙間122ができるように、基部114の外径および凹部85aの内径が調整されている。この隙間122に接着剤124が充填される。
また、基部114とフランジ部112との接合部、および基部114のフランジ部112と反対側の端部に面取部116、118が形成されており、さらに基部114には、その外周面に沿って凹部120が形成されている。
なお、比較例4のホーゼル部84aの凹部85aの内径は10.95mmである。
本実施例においては、実施例1、実施例2、比較例3および比較例4のゴルフクラブについて、それぞれ片持ち曲げ強度および耐久性について評価した。この結果を下記表2に示す。
また、ゴルフクラブシャフトにはFRP製のものを用い、ゴルフクラブシャフトの外径は8.5mmであった。
片持ち曲げ強度については、図8に示すように、ゴルフクラブシャフト134をソケット16を介してジグ130に固定して、以下の方法により測定した。
以下、片持ち曲げ強度の測定方法について説明する。図8に示すように、先ず、ゴルフクラブシャフト134をソケット16を介してジグ130に固定する。このジグ130は、チャック(図示せず)に固定されている。
そして、ジグ130の端面からゴルフクラブシャフト134の延在方向に150mm離れた位置に、押圧子132を20mm/分の速度で押し付けてゴルフクラブシャフト134を撓ませ、ゴルフクラブシャフト134の破断時の破断荷重を測定した。
片持ち曲げ強度については、比較例3における破断荷重を100として、各実施例1、実施例2、および比較例4の片持ち曲げ強度を評価した。なお、片持ち曲げ強度の評価には、同一のゴルフクラブシャフトを使用した。
耐久性については、比較例3、および比較例4においては、図6に示すように、ゴルフクラブヘッド80、80aのフェース面86内で、直径20mmの円が接する最もヒール90側の位置を、打点領域88とした。そして、エアキャノンを用いて、ゴルフボールの初速を50m/秒で、打点領域88にゴルフボールを衝突させて、ソケットの浮き上がりを観察した。
なお、実施例1のゴルフクラブ10および実施例2のゴルフクラブ10aについても、フェース面22内で、直径20mmの円が接する最もヒール側の位置を、打点領域(図示せず)とした。
なお、耐久性の評価におけるゴルフボールの打撃回数の上限値は、10000発とした。
また、耐久性においても、比較例3におけるソケットの浮き上がりの打撃回数を100として、各実施例1、実施例2、および比較例4の耐久性を評価した。
下記表2に、片持ち曲げ強度および耐久性についての評価結果を示す。
Figure 2008264345
Figure 2008264345
上記表2に示すように、実施例1、および実施例2は、片持ち曲げ強度が優れ、更には耐久性についても優れている。
比較例3は、基準となるものである。また、比較例4は、片持ち曲げ強度については実施例1および実施例2と同程度であるものの、耐久性については実施例1および実施例2に比して劣っている。
本発明の第1の実施形態に係るゴルフクラブを示す模式的斜視図である。 (a)は、本発明の第1の実施形態に係るゴルフクラブに用いられるソケットを示す側面図であり、(b)は、(a)のA−A線による断面図である。 図1に示すゴルフクラブの要部を拡大して示す部分断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るゴルフクラブを示す模式的斜視図である。 図4に示すゴルフクラブの要部を拡大して示す部分断面図である。 比較例3のゴルフクラブ、および比較例4のゴルフクラブを示す模式図である。 (a)は、比較例3のゴルフクラブの要部を拡大して示す部分断面図であり、(b)は、比較例4のゴルフクラブの要部を拡大して示す部分断面図である。 片持ち曲げ強度の測定装置を示す模式図である。
符号の説明
10、10a ゴルフクラブ
12、12a ゴルフクラブヘッド
14 リング
16 ソケット
18、74 ゴルフクラブシャフト
20 ボディ
22 フェース面
24、60 ホーゼル部
26 開口部
28、34、50、66 貫通孔
40 フランジ部
42 基部
44 爪部
46 切欠部
48 短冊片
54 隙間
64 凹部
130 ジグ
132 押圧子

Claims (5)

  1. 開口部が形成されたホーゼル部が設けられたゴルフクラブヘッドと、
    前記開口部に挿入される円筒状のリングと、
    円筒状の基部、および前記基部の一端に形成され前記開口部から突出するフランジ部を備え、前記基部および前記フランジ部を貫通する貫通孔が形成されており、前記基部が前記リングに挿入されるソケットと、
    前記ソケットの貫通孔に挿入されて前記ホーゼル部に固定されるゴルフクラブシャフトとを有し、
    前記ソケットは、前記基部の他端の外周面に前記貫通孔の中心軸から放射方向に突出する突起が設けられており、さらに、前記基部に前記他端から前記一端に向って延びる切欠部が少なくとも2つ形成されていることを特徴とするゴルフクラブ。
  2. 前記ソケットは、前記基部の長さが5mm以上であり、前記基部の厚さが0.5mm以上であり、前記突起の高さが0.1mm以上である請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 前記リングは、前記ホーゼル部を構成する素材よりも比重が小さい金属または合金により構成されている請求項1または2に記載のゴルフクラブ。
  4. ゴルフクラブシャフトを固定するための開口部が形成されたホーゼル部が設けられたゴルフクラブヘッドと、前記ホーゼル部の開口部に挿入される基部、および前記基部の一端に形成され前記開口部から突出するフランジ部を有し、前記基部および前記フランジ部を貫通する貫通孔が形成されており、前記貫通孔に前記ゴルフクラブシャフトが挿通されるソケットとを有するゴルフクラブであって、
    前記ソケットは、前記基部の他端の外周面に前記貫通孔の中心軸から放射方向に突出する突起が設けられており、さらに、前記基部に前記他端から前記一端に向って延びる切欠部が少なくとも2つ形成されており、
    前記ホーゼル部は、前記開口部の内周面に、前記突起と整合する位置に凹部が形成されていることを特徴とするゴルフクラブ。
  5. 前記ソケットは、前記基部の長さが5mm以上であり、前記基部の厚さが0.5mm以上であり、前記突起の高さが0.1mm以上である請求項4に記載のゴルフクラブ。
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