JP6369265B2 - 二重袋用インフレーションフィルムおよび二重袋包装体 - Google Patents

二重袋用インフレーションフィルムおよび二重袋包装体 Download PDF

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Description

本発明は、二重袋包装体用インフレーションフィルムおよび二重袋包装体に関する。詳細には、例えば、80℃以上に加熱した、たれ、練り餡、クリームチーズ、チョコクリーム、ジャム、マーガリン、加工油脂等を熱間充填でき、且つイージーピール性(易開封性)を有する二重包装体を形成するための、インフレーションフィルムおよび二重袋包装体に関する。
近年、食酢、清酒、醤油、ソース、たれ、スープ、つゆ、各種飲料、マーガリン、調味料、練り餡、チョコレート等の液状物や粘稠体食品を充填する包装容器を、金属缶やガラス瓶等から、減容化、軽量化、搬送利便性などの観点から、プラスチックフィルムからなる包装体への切り替えが進んでいる。
しかし、プラスチックフィルムの包装体は、厚みが薄く軟質で耐久性に乏しいため、輸送中の振動や衝撃、摩擦によってピンホールが発生したり破袋したりして、液状物や粘稠体の内容物が漏れ出す可能性があるという本質的な問題を抱えている。
このような問題を解決するため、プラスチックフィルムを2枚重ねにした二重袋包装体が開示されている(例えば、特許文献1〜4)。
かかる2枚重ねの二重袋包装体によれば、内容物を収容している場合にも、2枚のフィルム間に一定の自由度が存在するため、輸送中に二重袋包装体に衝撃が加えられても、内容物を支えている内側のフィルムと、パレットや他の包装体と接して二重袋包装体を支えている外側のフィルムとの間で、一定の滑りが生じて衝撃が吸収され、ピンホールの発生や、破袋が生じるのを防止することができる。
例えば、特許文献1には、二重袋包装体の内層に、特定のビカット軟化点と密度のLDPE樹脂を使用することで、加温された食品等を収容(熱間充填)する適性に優れたフィルムが開示されている。
しかし、特許文献1に記載のフィルムは、外層がヒートシール性のみに特化した構成であり、二重包装体の開封にカッターやはさみを使用する必要があり、作業性が低いという課題がある。
特許文献2、特許文献3には、シール層に特定のビカット軟化点や融点と密度を有する2種類の樹脂を用いて、イージーピール性(易開封性)と耐破袋性を兼備したフィルムや、繰り返しシールにおける安定したイージーピール性を示すフィルムが開示されている。
しかし、これらのフィルムは、シール層の2種類の樹脂のビカット軟化点温度が近さから、シール層の凝集力が低いものとなり、加温された食品等を収容(熱間充填)すると、内容物の温度と荷重(自重)により、底抜けやシール部の侵食が発生してしまう問題がある。
特許文献4には、イージーピール層に特定の密度とメルトフローレートの樹脂を用い、イージーピール性と熱間充填における耐熱性(ホットタック性)を有するフィルムが開示され、これらの構成が二重袋用フィルムの主流となっている。
しかしながら、包装機のシール熱板に外層イージーピール層が接触する際に、イージーピール層の樹脂が融け、その後その樹脂が糸状に固化してシール熱板や包装体にこびりつく(糸引き)という不具合が起きている。
特開2007−15725号公報 特開2009−029434号公報 特開2013−018546号公報 特開2013−159018号公報
本発明は、上記実情を鑑みなされたものであり、加温された食品等を直接収容しても二重袋のシール部分が底抜けすることなく、また手で容易に開封できるイージーピール強度を有すると共に、内容物の充填、輸送や落下等の衝撃に対しても破袋しない、且つ、外層樹脂による糸引きが発生しない二重袋包装体を提供することにある。
本発明者は、上記課題に鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を有するフィルムによれば、上記課題を容易に解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、イージーピール性を有し厚みが2μm以上6μm未満の外層、ポリアミド樹脂からなる中間層、ポリオレフィン樹脂からなる内層を備えて構成される二重袋包装体用インフレーションフィルムにおいて、外層が50質量%以上90質量%以下の樹脂組成物Aと10質量%以上50質量%以下の樹脂組成物Bで構成され、樹脂組成物Aのメルトフローレートが樹脂組成物Bのメルトフローレートに対して1.5倍以上であることを特徴とするフィルム、及びそれを用いた二重袋包装体に存する。
樹脂組成物A:主成分が密度0.930g/cm以上且つメルトフローレート(温度190℃、荷重2.16kg条件)3.0g/10分以上6.0g/10分未満のポリエチレン系樹脂である樹脂組成物
樹脂組成物B:主成分がメルトフローレート(温度230℃、荷重2.16kg条件)2.0g/10分以下のポリブチレンまたはポリプロピレンである樹脂組成物本発明の要旨は、に存する。
本発明によれば、80℃以上に加温された食品などを直接収容しても、二重袋のシール部分が底抜けすることなく、冷却後の開封時にはユーザーが包装体を手で容易に開封できるイージーピール強度を有すると共に、内容物の充填時や輸送中の落下などの衝撃に対しても破袋しない二重袋包装体を提供することができ、且つ、イージーピール樹脂がシール熱板及び包装体に糸状に固化した状態でこびりつく糸引きが起きない。
引いては、イージーピール樹脂が飛散し内容物に混入するというリスクも低くなり、本発明の工業的価値は高い。
本発明のフィルムは、所定の構成成分と層厚により、所定の凝集力を備えたイージーピール性を有する外層を備えている。これにより、本発明のフィルムを用いて作製した二重袋包装体に良好なイージーピール性を付与でき、また袋の密封性とのバランスも良好となる。
なお、本発明におけるイージーピール性とは、二重袋包装体を開封する際に、イージーピール層自体が凝集破壊して、イージーピール層が剥離面の両側に残るものである。
本発明における「主成分」とは、これら樹脂組成物全体の質量を基準(100質量%)として、好ましくは70質量%以上、より好ましくは80質量%以上含有していることをいい、樹脂組成物やその層が備えるべき効果を損なわない限り、各種添加剤や汎用樹脂成分の混入を許容する趣旨である。
二重袋包装体とは、チューブ状のインフレーション2枚を重ねて、二重の筒状にして製袋し、その中に内容物を収容するものであり、外側のフィルムと内側のフィルムとの間にはヒートシール部分以外は空間がある。
本発明のフィルムは、外側のフィルムと内側のフィルムの双方に用いられ、外側のフィルムと内側のフィルムの内層同士を向い合せて2枚重ねにして、二重袋を形成するものである。
<外層>
本発明のフィルムのイージーピール性を有する外層(以下、「イージーピール層」という場合がある。)は、外層全体の質量を100質量%として、以下で示される50質量%以上90質量%以下の樹脂組成物Aと10質量%以上50質量%以下の樹脂組成物Bを備えて構成されるものである。
樹脂組成物A:樹脂組成物Bの配合比率(質量%比)は、好ましくは、60〜90:40〜10、更に好ましくは70〜85:30〜15である。
本発明において、 このような所定割合で樹脂組成物Aおよび樹脂組成物Bを含むイージーピール層を形成することで、イージーピール層の凝集力を所定の範囲に調整することが容易となり、イージーピール性を良好なものとすることができる。
また、80℃以上に加温された食品などを直接収容しても、二重袋のシール部分が底抜けすることなく、冷却後の開封時にはユーザーが包装体を手で容易に開封できるイージーピール強度を得る観点から、樹脂組成物AおよびBは下記に示す密度およびメルトフローレートの範囲の樹脂を用いる。
樹脂組成物Aとしては、主成分が、密度0.930g/cm以上であり、かつメルトフローレート(以下、「MFR」と略記することがある)3.0g/10分以上6.0g/10分(測定温度190℃、荷重2.16kg)のポリエチレン系樹脂を用いることができる。
ここで、ポリエチレン系樹脂には、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EMA)、およびこれらのアイオノマーを挙げることができる。これらは単独で用いても良いし、混合して用いても良い。
中でも、耐熱性の点から、メタロセン触媒を用いて製造される直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)や高密度ポリエチレン(HDPE)が好適である。
0.930g/cm以上の高密度なポリエチレン系樹脂を用いることで、80℃以上に加温された食品などを直接収容しても底シール部の抜けが発生することなく、イージーピール強度(イージーピール層の凝集力)を保持でき、耐熱性を付与できる。
樹脂組成物Aは、MFR3.0g/10分以上6.0g/10分以下のものを用いることで、シール熱板にイージーピール層の樹脂の融着によるこびりつき(糸引き)を防ぐことが出来る。 下限は、好ましくは3.5g/10分以上、より好ましくは4.0g/10分以上である。上限は、好ましくは5.5g/10分以下、より好ましくは5.0g/10分以下である。
樹脂組成物AのMFRの下限が3.0g/10分未満の場合、樹脂組成物BのMFRに近づくため、分散樹脂粒子径が小さくなりイージーピール強度が低下してしまう。樹脂組成物AのMFRが高いと、糸引きが発生してしまう。
樹脂組成物Bとしては、主成分がMFR2.0g/10分以下(測定温度190℃、荷重2.16kg)のポリブチレン(以下、「PB」と略記することがある)またはポリプロピレン(以下、「PP」と略記することがある)を用いることができる。
樹脂組成物Bの主成分を構成するPPは、ランダムコポリマー、ホモポリマー、ブロックコポリマー等のいずれも使用でき、中でもランダムコポリマーを好適に用いることができる。コポリマーの共重合成分としては、エチレン等のα−オレフィンが挙げられる。
樹脂組成物Bの主成分を構成するPBは、ホモポリブテンやブテンとエチレンとの共重合体が挙げられる。
イージーピール層の主成分である樹脂組成物Aに高いMFRの樹脂を用い、副成分である樹脂組成物Bに低いMFRの樹脂を用いることで、樹脂組成物Bの分散粒子径が大きくなり、開封において毛羽立ちの無い美麗な凝集剥離面を得ることができる。
また、一般にイージーピール層は、層自体の凝集力を下げるために、非相溶な樹脂同士を混合及び分散させて形成するが、本発明のイージーピール層は、ある程度の凝集力を保持し高いイージーピール強度を発現させる為に、糸引き発生を防ぐ条件範囲内で、MFRの比が大きくなる2種の樹脂組成物を用いて分散樹脂粒子径を大きくするように設計するものである。
その観点で、本発明のフィルムにおける樹脂組成物AのMFR(温度190℃、荷重2.16kg)の樹脂組成物BのMFR(温度230℃、荷重2.16kg)に対する比(A/B)は、1.5以上が好ましい。
外層のイージーピール強度(凝集力)は、95℃で5.88N/15mm幅以上、且つ常温で9.81N/15mm幅〜15.69N/15mm幅以下とする必要がある。
95℃での凝集力が5.88N/15mm以上であることにより、80℃以上に加温された内容物を充填してもシール部分の底が抜けず、冷却されるまでの間に衝撃等によりシール侵食やシール抜けが発生しない。
また、常温での凝集力が15.69N/15mm未満であることにより、手による開封性が良好となる。
イージーピール層の凝集力は、フィルムの外層同士を温度170℃でヒートシールし、ヒートシールした部分を95℃(高温充填時を想定)と23℃(冷却後の常温時を想定)の各々の温度で、引張速度200mm/分、180゜剥離の条件で測定した剥離強度(N/15mm幅)をその指標とすることができる。
外層の厚みは、下限が2μmであり、好ましくは3μm以上であり、上限が5μmであり、好ましくは4μm以下、より好ましくは3μm以下である。
外層の主成分である樹脂組成物AのMFRが6g/10分未満と低いので、外層厚みを薄くしても、ヒートシール時に樹脂が流出せず、イージーピール層として十分に存在し得るので凝集破壊を起こすことができる。しかし、外層の厚みが2μmよりも薄過ぎると、イージーピールの安定性が劣り、またフィルム製膜し難くなる。
一方、外層厚みが厚過ぎると、樹脂が溶け出す量が増え、シール熱板と包装体に糸状に固化した状態でこびりつき易くなる。
また、本発明のイージーピール層は、包装体を開封した際に、シール部分にシールマークが残るようになっている。シールマークとは、イージーピール層が凝集破壊した残痕であり、シールマークは、製品が確実に密封されていたことを示す証となり、内容物の使用者に安心感を与えることができるという効果がある。
<中間層>
本発明のフィルムの中間層は、ポリアミド樹脂により構成される。ポリアミド樹脂の種類は特に限定されないが、耐ピンホール性の観点から、例えば、6ナイロン、66ナイロン、69ナイロン、6−66ナイロン、12ナイロン、11ナイロン、610ナイロン、612ナイロン、6I−6Tナイロン、MXD6ナイロン等の重合体、またはこれら2種以上を重合単位として含む共重合体、さらにはこれら重合体の混合物を用いることが好ましい。これらの中でも、6ナイロンや6−66ナイロンが、インフレーション法における押出成形性、製膜安定性に優れており、且つコストが安価である等の点から特に好ましい。
中間層の厚みは、下限が5μmであり、好ましくは7μm以上、さらに好ましくは10μm以上であり、上限は30μmであり、好ましくは25μm以下、さらに好ましくは20μm以下である。
5μm以上の厚みにより、良好な耐ピンホール性が得られ、伸びにくいフィルムとなる。また、30μm以下の厚みにより、二重袋包装体に適度なスクイズ性(内容物の絞り出し易さ)を付与できる。
<内層>
本発明のフィルムの内層は、ポリオレフィン樹脂から構成される。
この内層により、二重袋包装体の製造において、外側のフィルムと内側のフィルムをヒートシールにより接着させることができる。
一方、内層同士の融着(ブロッキング)を防ぐことで、二重袋の利点である2枚のフィルムの動きの自由度が確保されて、衝撃を吸収でき、ピンホールの発生や破袋を防止することができる。
内層を構成するポリオレフィン樹脂には、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)の使用が好ましい。
特に、PPは、ヒートシール性と耐ブロッキング性との両立を良好に行うことができる。PPとしては、ホモポリマーや、プロピレンとエチレン等とのランダムコポリマー等が挙げられ、密度0.900g/cm以上が好ましい。
LLDPEとしては、エチレンと炭素数6のヘキセン−1または炭素数8のオクテン−1との共重合体が好ましい。LLDPEは、低密度ポリエチレン(LDPE)よりも引張強度、伸び、耐ピンホール強度、剛性等の物性強度が強く好ましい。共重合体の炭素数が増えると、物性強度も比例して強くなる。
用いるLLDPEの密度は、下限は0.930g/cm、好ましくは0.935g/cm、さらに好ましくは0.937g/cmであり、上限は0.940g/cmである。
内層を構成するポリオレフィン樹脂のビカット軟化点は、ヒートシール性の点から、下限が110℃以上、好ましくは115℃以上、上限が125℃以下である。
このような樹脂種及び物性のポリオレフィン樹脂を使用することにより、良好なヒートシール性を確保すると共に、二重袋に80〜100℃の内容物を熱間充填しても内層同士の融着(ブロッキング)を防ぐことができる。
また、ビカット軟化点が高く高密度な樹脂の使用により、熱によるフィルムの伸びを最小限に抑えることもできる。
内層の厚みは、下限が10μmであり、好ましくは15μm以上、さらに好ましくは20μm以上であり、上限が50μmであり、好ましくは40μm以下、さらに好ましくは35μm以下である。
内層の厚みを10μm以上にすることにより、耐ピンホール性と耐熱性を維持できる。一方、内層の厚みを50μm以下にすることにより、二重袋包装体に適度なスクイズ性が与えられ、内容物を絞り出す作業が良好となる。
<EVOH層>
本発明において、中間層と外層および/または内層との間に、少なくとも1層のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂(以下、「EVOH」と表す場合がある。)層を有していてもよい。これにより、本発明のフィルムに酸素ガスバリア性を付与できる。
EVOH層で用いられるEVOHのエチレン含有率は、特に限定されるものではないが、製膜安定性の観点から、下限が好ましくは32モル%であり、より好ましくは38モル%以上であり、上限が好ましくは47モル%であり、より好ましくは44モル%以下である。また、EVOHのケン化度は、好ましくは90モル%以上、より好ましくは95モル%以上である。
EVOHのエチレン含有量およびケン化度を上記範囲に保つことにより、本発明のフィルムの共押出性、フィルムの強度を良好なものとすることができる。
EVOH層の厚みは、下限は好ましくは3μmであり、より好ましくは5μm以上、さらに好ましくは10μm以上であり、上限は好ましくは30μm以下であり、より好ましくは25μm以下、さらに好ましくは20μm以下である。
EVOH層の厚みの下限値を5μmとすることにより十分な酸素バリア性が得られる。また上限値を30μmとすることによりフィルムの共押出性を悪化することもなく、かつ良好なフィルム強度を保持できる。
<接着樹脂層>
また、中間層と外層および/または内層との間には、少なくとも1層の接着樹脂層を設けることができる。
接着樹脂層で使用される接着樹脂は、必要な接着強度が得られれば特に限定されないが、不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性されたポリオレフィン系樹脂を好適に用いることができる。
不飽和カルボン酸およびその誘導体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、シトラコン酸およびその誘導体等が挙げられる。不飽和カルボン酸の誘導体としては、不飽和カルボン酸のエステルや無水物を挙げることができ、例えば、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、酢酸ビニル、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸ナトリウム等が挙げられる。
市販の接着樹脂としては、例えば、三菱化学社製「モディック」や三井化学社製「アドマー」が挙げられ、本発明において好適に使用することができる。
接着樹脂層の厚みは、下限が通常3μmであり、好ましくは6μm以上であり、上限が通常20μmであり、好ましくは15μm以下である。接着樹脂層の厚みが薄すぎると、十分な層間接着力を得ることができない。一方、接着樹脂層の厚みが厚すぎると、原料コストがかかり、透明性が悪くなる。
<フィルム全体>
内層または/および外層には、スリップ剤やアンチブロッキング剤を添加することができる。
スリップ剤、アンチブロッキング剤の添加により、インフレーションフィルムにおいて内層同士がブロッキングするのを防ぎ、また、二重袋包装体の作製工程において、外層と包装機との滑りを良くすることができ、巻取りフィルムのコブやタルミの発生を減らすことができる。
また、包装機上のロールとの摩擦や筒状に折り畳まれるフォーマー部(セーラー部)での摩擦を軽減でき、フィルム送り時の蛇行やシール漏れの原因となる製袋時のシワを軽減することができる。
スリップ剤としては、滑り性を付与することができれば特に限定されないが、炭化
水素系滑剤、脂肪酸系高級アルコール系滑剤、アミド系滑剤、エステル系滑材、金属せっけん系滑剤等が挙げられる。
ポリオレフィンのスリップ剤として代表的なアミド系滑剤には、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミドがある。
アミド系滑剤の添加量は、各層を構成する樹脂100質量部に対して、0.1〜0.5質量部の範囲が一般的であり、この添加量で内層同士のブロッキングを改良、防止することができる。
金属せっけん系滑剤としては、ステアリン酸鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等が挙げられる。
金属せっけん系滑剤の添加量は、各層を構成する樹脂100質量部に対して、0.1質量部以上、好ましくは0.5質量部以上、さらに好ましくは1質量部以上であり、かつ10質量部以下、好ましくは5質量部以下、さらに好ましくは3質量部以下である。
アンチブロッキング剤としては、アンチブロッキング性を付与することができれば特に限定されないが、無機系のものでは、タルク、ゼオライト等が挙げられる。
タルクは、潤滑性に富み油脂感のある白色粉末でその表面は親油性・疎水性である。
ゼオライトは、アルカリおよびアルカリ土類金属の含水アルミノ珪酸塩であり、粘着性を防止することができる。
アンチブロッキング剤の添加量は、各層を構成する樹脂100質量部に対して0.1質量部以上、好ましくは0.5質量部以上、さらに好ましくは1質量部以上であり、かつ10質量部以下、好ましくは5質量部以下、さらに好ましくは3質量部以下である。
本発明においては、本発明の効果を阻害しない範囲で、外層、中間層、内層のいずれかまたは全ての層に、添加剤を含有させることができる。
例えば、顔料を添加した場合、遮光効果による内容物の鮮度保持やフィルム切り片が内容物に混入したとしても発見しやすいというメリットがある。また、色の異なる顔料を使用すると、内容物の種類を包装体の色で判別することもできる。
なお、顔料は、内容物と接触しない外層側もしくは中間層に添加することが好ましい。
本発明のインフレーションフィルムの層構成は、イージーピール性を有する外層、ポリオレフィン樹脂からなる内層を備え、これらの間にポリアミド樹脂からなる中間層を備えていれば、その他の層の層構成は特に制限されない。
例えば、イージーピール性を有する外層(A)、中間層(B)、EVOH層(C)、内
層(D)、および接着樹脂層(E)で表した場合、例えば、以下の層構成を形成することができる。
(1)A/E/B/E/D
(2)A/E/C/B/E/D
(3)A/E/B/C/E/D
本発明のフィルムの作製方法は、まず、各層を構成する樹脂をそれぞれ押出機で所定温度まで加熱溶融させ、昇圧する。次に、円筒形金型の内部に空気を吹き込み、金型の隙間から外層、中間層および内層で構成されるチューブ状のフィルムを吐き出させる。チューブ状フィルムは、ロール等の折り畳み手段により平板状フィルムに折り畳まれ、その後、巻き取り機によりロール状に巻き取られる。
ロール状に巻き取られたフィルムは、二重袋包装体を作製する際の原反となる。
本発明のインフレーションフィルムを用いて作製した包装体は、縦シール部および横シール部共に、シール部はすべてイージーピール性を備えている。よって、シール部のみを開封して内容物を取り出すことができ、シール部と共に縦シール部も開封して開口部を拡大させることもできる。さらには、すべてのシール部分を開封することもできる。
その為、内容物を残さず取り出すことが容易にでき、また、再度ヒートシールして密封することも出来るので、内容物の無駄な廃棄を減らすことも出来る。
以下に実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
フィルムの各層成分と厚み、評価結果を表に示す。
<評価用フィルムの作製>
実施例1〜2および比較例1〜3において、以下に示すそれぞれ5層からなる共押出しインフレーションフィルムを製造した。
内層は円筒形フィルムの軸芯側の層であり、外層はその反対側の層である。
(実施例1)
第1層(外層、イージーピール層)):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)+ポリブチレン−1樹脂(PB−1)(3μm)
第2層(接着樹脂層):カルボン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体(8μm)
第3層(中間層):6ナイロン(11μm)
第4層(接着樹脂層):カルボン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体(8μm)
第5層(内層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)(20μm)
総厚み60μm
外層には、密度0.938g/cm、MFR3.8g/10分のLLDPE(プライムポリマー社製エボリュー)70質量%と、MFR1.8g/10分のポリブチレン−1樹脂(三井化学社製タフマー)30質量%のブレンド樹脂に、該ブレンド樹脂全体を100質量部として、スリップ剤としてアミド系滑剤を0.3質量部添加した組成物を用いた。
接着性樹脂層を構成する接着性樹脂としては、カルボン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体(三菱化学社製、モディック)を用いた。
中間層には、6ナイロン(ディーエスエムエンジニアリングプラスチック社製ノバミッド6Ny)を用いた。
内層には、密度0.935g/cm、ビカット軟化点120℃のLLDPE(プライムポリマー社製モアテック)に対して、該LLDPE全体を100質量部として、スリップ剤としてアミド系滑剤を1.8質量部、アンチブロッキング剤として無機系アンチブロッキング剤を1.8質量部添加した組成物を用いた。
参考例1
外層に、密度0.938g/cm、MFR3.8g/10分のLLDPE(プライムポリマー社製エボリュー)70質量%と、MFR1.3g/10分のPP(日本ポリプロピレン社製ノバティックPP)30質量%のブレンド樹脂に、該ブレンド樹脂全体を100質量部として、スリップ剤としてアミド系滑剤を0.3質量部添加した組成物を用いた。 外側の中間層に、6ナイロン(ディーエスエムエンジニアリングプラスチック社製ノバミッド6Ny)、6μm厚を用いた。
内側の中間層に、EVOH(クラレ社製エバール)、5μm厚を用いた。
内層に、密度0.900、ビカット軟化点110℃のPP(日本ポリプロピレン社製ノバティックPP)に対して、該PP全体を100質量部として、スリップ剤としてアミド系滑剤を1.8質量部、アンチブロッキング剤として無機系アンチブロッキング剤を1.8質量部添加した組成物を用いた。
その他は、実施例1と同様にしてインフレーションフィルムを作製した。
(実施例3)
外側の中間層に、6ナイロン(ディーエスエムエンジニアリングプラスチック社製ノバミッド6Ny)、6μm厚を用いた。
内側の中間層に、EVOH(クラレ社製エバール)、5μm厚を用いた。
その他は、実施例1と同様にしてインフレーションフィルムを作製した。
(実施例4)
内層に、密度0.900、ビカット軟化点110℃のPP(日本ポリプロピレン社製ノバティックPP)に対して、スリップ剤としてアミド系滑剤を1.8質量部、アンチブロッキング剤として無機系アンチブロッキング剤を1.8質量部添加した組成物を用いた他は、実施例1と同様にしてインフレーションフィルムを作製した。
(比較例1)
外層に、密度0.931g/cm、MFR20g/10分のLLDPE(宇部丸善ポリエチレン社製ユメリット)80質量%と、MFR1.8g/10分のポリブチレン−1樹脂(三井化学社製タフマー)20質量%のブレンド樹脂に、該ブレンド樹脂全体を100質量部として、実施例1と同様のスリップ剤およびアンチブロッキング剤を添加した組成物を用いた以外は、実施例1と同様にしてインフレーションフィルムを作製した。
(比較例2)
外層の厚みを8μm、内層の厚みを17μmと代えた以外は実施例1と同様にしてインフレーションフィルムを作製した。
(比較例3)
外層に、密度0.925g/cm、MFR8g/10分のLLDPE(東ソー社製ニポロン)80質量%と、MFR1.8g/10分のポリブチレン−1樹脂(三井化学社製タフマー)20質量%のブレンド樹脂に、該ブレンド樹脂全体を100質量部として、実施例1と同様のスリップ剤およびアンチブロッキング剤を添加した組成物を用いた以外は、実施例1と同様にしてインフレーションフィルムを作製した。
<評価方法>
(1)フィルムの各層厚み測定
フィルムをエポキシ樹脂に包埋し、ミクロトームを用いてフィルムを垂直に切削し、フィルム断面の顕微鏡観察から、各層厚みを計測した。
(2)各樹脂のメルトフローレート(MFR)(g/10分)測定
ポリエチレン系樹脂は温度190℃、荷重2.16kgの条件で、ポリプロピレン樹脂は温度230℃、荷重2.16kgの条件で、ポリブチレン樹脂は温度190℃、荷重2.16kgの条件で測定した。
(3)95℃下及び常温下の剥離強度(外層の凝集力)
各フィルムのイージーピール層同士を向かい合わせて、シール温度を140℃〜170℃の間で10℃毎に設定し、シール時間1.5秒、シール圧力3.1kg/cmでフィルム幅方向にヒートシールした。
そのシール部分を15mm幅の短冊状に切り取り、95℃条件下と23℃条件下とでそれぞれ引張試験にて200mm/分の引張速度で引っ張り、応力(剥離強度)を測定した。表には、測定した最小値を示す。
イージーピール層の剥離強度から、5.8N/15mm幅以上が良好である。
(4)二重袋包装体の作製
各フィルムを縦ピロー包装機(オリヒロ社製ONP−2550)にかけて二重袋包装体を作製し、シール温度170℃で、95℃熱水5kgを充填し、以下の評価、試験を行った。
(5)糸引き性
二重袋包装体の作製において、フィルムを構成する樹脂の一部が融け出て、シール熱板及び二重袋包装体に樹脂がこびりつくか否かを目視で観察した。樹脂のこびりつき(糸引き)が発生しなかったものを「○」、発生したものを「×」と評価した。
(6)シール底部分の耐熱性(ホットタック性)
各フィルムを縦ピロー包装機(オリヒロ社製ONP−2550)にかけて二重袋包装体を作製し、シール温度170℃で熱水(95℃)5kgを充填した。熱水の荷重がかかる底シール部分が、シール抜けしなかった場合を「○」、シール侵食やシール抜けがあった場合を「×」と評価した。
(7)耐落袋性
各フィルムを縦ピロー包装機(オリヒロ社製ONP−2550)にかけて二重袋包装体を作製し、シール温度170℃で熱水(95℃)5kgを充填した二重袋包装体を高さ80cmから水平に10回、落下させた。
破袋やシール漏れが起きなかったものを「○」、破袋やシール漏れが発生したものを「×」と評価した。
Figure 0006369265
Figure 0006369265
実施例1〜5は、高温下95℃においても、剥離強度が5.8N/15mm幅以上と耐熱性(ホットタック性)が良好だった。また、常温23℃においても、シール温度140〜170℃の幅広い温度域でヒートシールでき、安定した包装袋の生産が可能であることが示された。
と安定した剥離強度で良好だった。
また、二重袋の作製において糸引きは発生しなかった。
比較例1〜2は、高温下95℃においても、剥離強度が6.77N/15mm幅と耐熱性(ホットタック性)が良好だったが、糸引きは発生した。
比較例3は、外層の樹脂組成物Aに密度0.925g/cm、MFR8g/10分のLLDPEを用いているため、高温下95℃での剥離強度が3.33N/15mm幅と弱く、底シール部でシール抜けが発生した。また、落下テストにおいても破袋やシール漏れが発生した。
本発明のフィルムによって、加温物を直接収容してもシール部分が底抜けすることなく、内容物の充填や輸送中の落下等の衝撃に対しても破袋せず、利用者が手で容易に開封でき、且つイージーピール樹脂がシール熱板及び包装体に糸状に固化した状態でこびりつく糸引きが起きない二重袋包装体を提供することができる。
このことにより、食酢、清酒、醤油、ソース、たれ、スープ、つゆ、各種飲料、マーガリン、調味料、練り餡、チョコレート等の液状物や粘稠体食品を充填する包装容器を、金属缶やガラス瓶等から二重袋へ切り替えることを広範に進めることが可能となり、減容化、軽量化、搬送利便性等に大きく貢献することが出来る。

Claims (3)

  1. イージーピール性を有し厚みが2μm以上6μm未満の外層、ポリアミド樹脂からなる中間層、ポリオレフィン樹脂からなる内層を備えて構成される二重袋包装体用インフレーションフィルムにおいて、外層が50質量%以上90質量%以下の樹脂組成物Aと10質量%以上50質量%以下の樹脂組成物Bで構成され、樹脂組成物Aのメルトフローレートが樹脂組成物Bのメルトフローレートに対して1.5倍以上であることを特徴とするフィルム。
    樹脂組成物A:主成分が密度0.930g/cm以上且つメルトフローレート(温度190℃、荷重2.16kg条件)3.0g/10分以上6.0g/10分未満のポリエチレン系樹脂である樹脂組成物
    樹脂組成物B:主成分がメルトフローレート(温度230℃、荷重2.16kg条件)2.0g/10分以下のポリブチレンである樹脂組成物
  2. 内層がポリプロピレン樹脂からなる請求項1に記載のフィルム。
  3. 請求項1または2に記載のフィルムを用いて成形した二重袋包装体。
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