JP6369090B2 - 搭載台 - Google Patents

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Description

本発明は、搭載台に関する。
特許文献1には、支持部と、支持部に支持されて所要高さ位置に配置され上面側にプロジェクタ等を載置させる架台と、架台を少なくとも横軸周りに首振り状に揺動可能としつつ任意の傾斜角度で固定させる角度設定機構と、を備え、角度設定機構は、一方側が架台に連結されるとともに他方側が入力部に連結された咬み合い回転部と、固定部と、を含む角度調整台装置が記載されている。
特開2005−121918号公報
プロジェクターの光を投写する対象は、プロジェクターの使用環境や目的に応じて様々である。特許文献1に記載の装置では、プロジェクターの投写対象が制限され、プロジェクターの様々な使用環境や目的に対応することができない。
そこで、本発明は、プロジェクターの様々な使用環境や目的に対応できる搭載台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第一の態様は、搭載台であって、プロジェクターを保持する搭載部と、前記搭載部の角度を可変とする角度可変部と、前記搭載部の高さを可変とする高さ可変部と、を含む。これにより、プロジェクターの様々な使用環境や目的に対応することができる。
ここで、前記角度可変部は、前記プロジェクターからの光を、水平面及び鉛直面のうち少なくとも一方に投写可能とさせるものであってもよい。これにより、プロジェクターの様々な使用環境や目的に対応することができる。
ここで、前記角度可変部は、前記プロジェクターからの光を、水平面及び鉛直面のうち少なくとも水平面に投写可能とさせ、前記搭載部は、前記プロジェクターが光を投写する水平面の鉛直方向に前記プロジェクターが位置するように設けられてもよい。これにより、空間を効率的に使用することが可能となり、より狭い空間でもプロジェクターを使用することが可能となる。
ここで、搭載台は、移動機構をさらに含んでもよい。これにより、プロジェクターの移動がより容易となる。
ここで、前記角度可変部は、前記プロジェクターからの光を鉛直面に、前記鉛直面の上方から投写可能とさせてもよい。これにより、搭載台を、光を投写する鉛直面の反対側に設置することが可能となる。
本発明の技術によれば、プロジェクターの様々な使用環境や目的に対応することが可能となる。上記以外の課題、構成および効果等は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態の搭載台の例であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。 角度可変部を実現する例である。 本実施形態のプロジェクターの概略構成の一例を示す図である。 搭載台に搭載したプロジェクターからの光の投写例を説明する模式図である。 プロジェクターの動作フローの一例である。 角度可変部による搭載部の可動角angを180度とした場合の光の投写例を説明する模式図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下では、同じ構成に対しては同じ符号を付与し説明を省略する。
<実施形態>
図1は、本実施形態の搭載台100の例であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。搭載台100は、搭載部10、角度可変部20、支持部30、高さ可変部40、ベース50、移動機構60等を含む。
なお、以下では、説明の都合上、図1中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
搭載部10は、第1矩形体10Aと、第2矩形体10Bとから成る。第1矩形体10Aを構成する1つの面(例えば面10A−1)と第2矩形体10Bを構成する1つの面(例えば面10B−1)とは垂直であり、これらの面の両方と接するようにプロジェクター200が搭載される。なお、プロジェクター200は、図示しない固定器具(例えばネジ)により搭載部10に固定されていてもよい。
搭載部10は支持部30の上に、角度可変部20により支持部30に対し回動し任意角度で固定可能なように設けられる。即ち、搭載部10は角度可変部20により角度が可変とされる。可動角angは、限定はしないが、例えば90度である。これにより、詳細を後述するように、プロジェクター200からの光を鉛直面及び水平面の両方に投写可能となる。
搭載部10を固定可能な角度は、可動角angの最小値及び最大値(例えば、可動角angが90度であれば0度と90度)のみであってもよく、可動角ang内のうち任意角度で自由に固定可能であってもよく、数度単位で固定可能であってもよい。あるいは、可動角angの最小値及び最大値のうち少なくとも一方で固定可能であってもよい。
角度可変部20を実現する機構の例を説明する。図2は角度可変部20を実現する例である。第1矩形体10Aの面10A−1の対面(面10A−2)には突出部10Cが設けられており、突出部10Cの突出方向は、面10A−1から面10A−2側である。
図2(A)では、角度可変部20は、第1支持体20Aと回転部20Bとを含む。回転部20Bは回転可能であり、回転部20Bの回転軸は、突出部10Cの回転軸と一致する。これにより、支持部30の一方の端に設けられた回転部20Bを中心に搭載部10が回動する。第1支持体20Aは、例えば、複数の板材からなるステーであり、図示しない固定機構(例えばネジやロックなど)で固定することにより可動角angの最小値又は最大値で搭載部10を固定可能である。
図2(B)は、角度可変部20が、第2支持体20Cと回転部20Bとを含む。第2支持体20Cは、限定しないが、例えば、油圧・水圧・空気圧などによるダンパー機能付きステーであり、搭載部10を可動角ang内のうち任意角度で自由に固定可能である。
なお、第1支持体20Aの端は、搭載部10又は支持部30と、図示しないスライダーなどにより摺動可能であってもよい。この場合、第1支持体20Aは単数の板材からなるステーであってもよい。
角度可変部20を実現する構成は図2に限られない。角度可変部20は、搭載部10を所望の角度で固定可能であればよい。例えば、角度可変部20を、歯車のかみ合いを所望の位置で所望の固定機構(例えばネジやロックなど)により固定可能として実現してもよい。あるいは、これらの組み合わせでもよい。
図1に戻る。支持部30の両端のうち一方には角度可変部20が設けられ、他方の端には高さ可変部40が設けられる。高さ可変部40は、搭載部10が上方向及び下方向の両方に移動可能なように設けられる。高さ可変部40を実現する機構は、限定しないが、例えば、スライダーなどの摺動構造と、スライダーを固定するための固定機構(例えばネジ、油圧・水圧・空気圧などのダンパー機能付きステー、歯車などの凹部及び凸部の嵌合、及びこれらの組み合わせ)から実現してもよい。あるいは、他の技術により実現してもよい。
高さ可変部40はベース50上に設けられる。ベース50の形状、材料、構造、位置などは限定しないが、プロジェクター200を搭載部10上に搭載したときの重心がベース50の上にあり、さらに、比較的重い材料(例えば金属など)で構成するほうが好ましい。このような構成は、プロジェクター200及びプロジェクター200と接続される接続機器などの質量が比較的重い場合(例えば2kg以上など)に特に効果的である。というのも、プロジェクター200の質量が比較的重い場合は、プロジェクター200を搭載したときの搭載台100全体の重心が上に上がるからである。その場合、上記のような構成にすることにより搭載台100を安定させることができる。また、ベース50は、内部に棚などを設け、ストレージとして機能するものであってもよい。
ベース50の下には移動機構60が設けられる。移動機構60は、限定はしないが、複数のキャスター及びキャスターの回転軸などを含む。移動機構60により、搭載台100を移動させることが可能となる。移動機構60はモーターなどの自動移動機構を含んでいてもよい。移動機構60により、搭載台100の移動が容易となる。
本発明のプロジェクターはプロジェクター200に該当し、搭載部は搭載部10に該当し、角度可変部は角度可変部20に該当し、高さ可変部は高さ可変部40に該当し、移動機構は移動機構60に該当する。
ここでいう矩形体、面、板材は、厳密な矩形体、面、板材のみだけでなく、これらの構成や構造に付加されている凹部及び凸部などを含み、また、単位長さあたりの誤差などをも含む概念である。可動角angの数値は、ここでいうものに限らず、また、誤差をも含む概念である。一致や接するとは、厳密な一致や接触のみに限らず、誤差をも含む概念である。端とは、厳密な端のみに限らず、誤差をも含む概念である。
ここで、搭載台100に搭載するプロジェクター200について説明する。図3は、本実施形態のプロジェクターの概略構成の一例を示す図である。
図3に示すように、プロジェクター200は、画像投写部220、制御部210、記憶部211、操作パネル212、リモコン213、操作信号受信部214、入力端子群215、入力端子選択部216、画像信号処理部217、OSD(On Screen Display)処理部218、角度検出部219、光源駆動部230等を有する。画像投写部220には、光源221、3つの液晶ライトバルブ222R,222G,222B、非球面ミラー223、ライトバルブ駆動部224等が含まれる。
光源221は、高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ221aと、光源ランプ221aが放射した光を液晶ライトバルブ222R,222G,222B側に反射するリフレクター221bとを含んで構成される。光源221から射出された光は、インテグレーター光学系(図示せず)によって輝度分布が略均一な光に変換され、色分離光学系(図示せず)によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ222R,222G,222Bに入射する。
液晶ライトバルブ222R,222G,222Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ222R,222G,222Bには、マトリックス状に配列された複数の画素が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部224が、入力される画像データに応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像データに応じた光透過率に設定される。つまり、光源221から射出された光は、この液晶ライトバルブ222R,222G,222Bを透過することによって変調され、画像データに応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、色合成光学系(図示せず)によって画素毎に合成されてカラー画像を表す画像光となった後、非球面ミラー223によってスクリーンSC等に拡大投写される。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部211に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクター200の動作を統括制御する。つまり、制御部210は、記憶部211とともにコンピューターとして機能する。
記憶部211は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリー、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の不揮発性のメモリーにより構成される。記憶部211には、プロジェクター200の動作を制御するための制御プログラムや各種データ等が記憶されている。
操作パネル212及びリモコン213は、プロジェクター200に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。操作パネル212及びリモコン213が備える操作キーとしては、電源のオン,オフを行うための「電源キー」、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させる「メニューキー」、メニュー画像における項目の選択等に用いられる「カーソルキー」、選択された項目を確定させる「決定キー」、操作の取り消し等に用いられる「取消キー」、入力ソース(画像信号の供給元、本実施形態では入力端子に相当する)を切り替えるための「入力ソース切替キー」、無効にすべき入力ソースを指定するための「入力ソース無効化キー」等がある。ユーザーが操作パネル212の各種操作キーを操作すると、操作パネル212は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部210に出力する。また、ユーザーがリモコン213の各種操作キーを操作すると、リモコン213は、ユーザーの操作内容に応じた赤外線の操作信号を発し、操作信号受信部214がこれを受信して制御部210に伝達する。
入力端子群215は、PC(Personal Computer)等の情報機器、或いはビデオ再生装置等の映像機器等、外部の画像供給装置(図示せず)から、各種形式の画像信号を入力可能な複数の入力端子を備える。入力端子としては、例えば、情報機器等からの画像信号を入力可能なPC系の入力端子、映像機器等からの画像信号を入力可能なビデオ系の入力端子等がある。
入力端子選択部216は、複数の入力端子のうち、制御部210の指示に基づく1つの入力端子を選択し、この入力端子に入力される画像信号を画像信号処理部217に出力する。
画像信号処理部217は、入力端子選択部216から入力された各種形式の画像信号を、液晶ライトバルブ222R,222G,222Bの各画素の階調を表す画像データ、即ち各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像データに変換する。さらに、制御部210の指示に基づいて、変換した画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の調整や、ガンマ補正等の各種画質調整を施す。画像信号処理部217で画質調整がなされた画像データは、OSD処理部218に出力される。
OSD処理部218は、制御部210の指示に基づいて、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD画像を、画像信号処理部217から入力される画像データに基づく画像(入力画像)上に重畳する処理を行う。OSD処理部218は、OSDメモリー(図示せず)を備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像データを記憶している。制御部210が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部218は、必要なOSD画像データをOSDメモリーから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理部217から入力される画像データにこのOSD画像データを合成する。OSD画像データが合成された画像データは、ライトバルブ駆動部224に出力される。なお、制御部210からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部218は、画像信号処理部217から出力される画像データを、そのままライトバルブ駆動部224に出力する。
ライトバルブ駆動部224が、入力される画像データに従って液晶ライトバルブ222R,222G,222Bを駆動すると、液晶ライトバルブ222R,222G,222Bは、画像データに応じた画像を形成し、この画像が非球面ミラー223で反射して広角化され、スクリーンSC等に投写される。
光源駆動部230は、制御部210からの指示に従って、光源221を点灯又は消灯させる。例えば光源ランプ221aが高圧放電灯の場合には、光源駆動部230は、始動電圧を印加する点灯回路や、適正なランプ電流を供給する安定器などにより構成される。
角度検出部219は、搭載台100上のプロジェクター200の設置角度、即ち、搭載部10の角度を検出して制御部210に出力する。角度検出部219は、例えば重力式の角度センサや傾斜センサにより実現できる。
制御部210は、角度判定部251、投写設定部252を有する。角度判定部251は、角度検出部219からの入力に基づいて搭載部10の角度を判定する。投写設定部252は、判定された角度に応じて画像の投写設定を行う。角度判定部251、投写設定部252の各々は、記憶部211に記憶されたプログラムを制御部210が実行することにより実現してもよい。また、角度判定部251及び投写設定部252のうち少なくとも一方は、ハードウェアにより実現してもよい。
本実施形態の搭載台100は、図3に一例を示すような、投射距離を短くさせた短焦点のプロジェクターを搭載する場合に特に好適であるが、短焦点でないプロジェクターを搭載することも可能である。ここでいう短焦点のプロジェクターとは、投写する画像を通過させるための開口(図1の部位250)がプロジェクター中心(図1の中心C)より端に位置し、この開口からプロジェクター中心の方向へ、プロジェクターの外部に向かって画像を投写するものをいう。
なお、ここでいう中心とは、厳密な中心だけでなく単位長さ当たりの誤差やプロジェクターの製造誤差をも含む概念である。
上記の実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ222R,222G,222Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
上記の実施形態では、光源221は、放電型の光源ランプ221aによって構成されているが、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)光源、LD(Laser Diode:半導体レーザー)、SLD(Super Luminescent Diode)、有機EL素子等の光源や、その他の光源を用いることもできる。
図4は搭載台100に搭載したプロジェクター200からの光の投写例を説明する模式図である。図4(A)は鉛直面への投写、(B)は水平面への投写の模式図である。
ここでは、鉛直な面(鉛直面)にプロジェクター200の光を投写することを壁面投写ともいい、水平な面(水平面)にプロジェクター200の光を投写することを机上投写ともいう。壁面投写する鉛直面としては、例えば壁面、ホワイトボード、スクリーンなどがある。机上投写する水平面としては、例えば机上、床、天井などがある。
説明の便宜上、壁面投写を正位置での投写とし、机上投写をそうでない投写とするが、これに限るわけではない。また、説明の便宜上、プロジェクター200が水平に設置されたときに正位置での投写を可能とするが、これに限るわけではない。
図4(A)のように壁面投写する場合、搭載部10が水平となるように搭載部10の角度を設定する。このようにすると、鉛直面P1にプロジェクター200からの光が投影される。
図4(B)のように机上投写する場合、搭載部10が鉛直となるように搭載部10の角度を設定する。このようにすると、水平面P2にプロジェクター200からの光が投影される。
机上投写する場合、高さ可変部40は、水平面P2の鉛直方向にプロジェクター200が位置するように設けられる。図4(B)では、テーブル上に机上投写する例を示しているので、プロジェクター200は、水平面P2の鉛直上方向に位置する。これを実現するためには、机上投写可能なように搭載部10の角度を設定したときに、搭載部10が水平面P2の上方に位置するように構成するとよい。そのために、搭載部10と高さ可変部40との間の水平方向の距離(例えば図4(B)の長さl)が所望長さ(ただしl>0)となることが好ましい。所望長さは、プロジェクター200の設置位置や投写対象によって任意に定めることができる。また、床面からのベース50の高さhは、机上投写するのがテーブルなどの天板Tの上面であれば、天板Tの下に収まる高さであることが好ましい。このように構成することで、空間を効率的に使用することが可能となり、より狭い空間でもプロジェクターを使用することが可能となる。
ここでいう鉛直、水平、鉛直上方向、水平方向は、厳密な鉛直、水平、鉛直上方向、水平方向のみだけでなく、鉛直や水平を構成する構成物が内包する誤差や、単位長さ当たりの誤差をも含む概念である。
図5は、プロジェクター200の動作フローの一例である。この動作は、限定はしないが、例えばプロジェクター200の電源がオンとなったときや、リモコン213又は操作パネル212からの指示が入力されたときに開始される。なお、以下でいう「S501」などの「S」とは「ステップ」のことをいう。
角度検出部219は、搭載台100上のプロジェクター200の設置角度、即ち搭載部10の角度を検出し、制御部210は、これにより角度を取得する(S501)。角度判定部251は、取得した角度から、搭載部10が水平となるような角度であるか否か判定する(S502)。S502の判定の結果、水平である場合(S502:Yes)、投写設定部252は正位置投写するものとして設定し(S503)、水平位置でない場合(S502:No)、投写設定部252は上下回転投写するものとして設定する(S504)。S503又はS504の設定の後、制御部210は、設定に従って画像データを処理し、画像信号処理部217に出力する(S505)。
S503の正位置投写とは、画像データをそのまま投写することをいう。S504の上下回転投写とは、画像データの上下を反転させて投写することをいう。図4を参照して説明すると、図4(A)では、正位置投写となる設定とされるので、画像は、矢印D1の方向に上から下に投写される。図4(B)では、上下回転投写となる設定とされるので、画像は、矢印D2の方向に上から下に投写される。従って、図4(B)のような机上投写の場合、投写面を挟んでプロジェクター200の反対側にいる閲覧者(例えば閲覧者400)が、投影された画像を閲覧方向410に閲覧したときに、上下の反転なく閲覧することができる。
<変形例>
可動角angは限定しないが、例えば180度とすることもできる。図6は、角度可変部620による搭載部10の可動角angを180度とした場合の光の投写例を説明する模式図である。搭載台600は、搭載台100と比較すると、角度可変部20、支持部30の替わりに、角度可変部620、支持部630を含む。角度可変部620は角度可変部20と比較すると、可動角angが180度である点で異なる。支持部630は支持部30と比較すると、搭載部10を方向650に移動可能とさせる点で異なる。支持部630を実現する機構は、限定しないが、例えば、スライダーなどの摺動構造と、スライダーを固定するための固定機構(例えばネジ、油圧・水圧・空気圧などのダンパー機能付きステー、歯車などの凹部及び凸部の嵌合、及びこれらの組み合わせ)から実現してもよい。あるいは、他の技術により実現してもよい。なお、搭載台600での高さ可変部40は、搭載台100の高さ可変部40よりも搭載部10をより上方向に移動可能とさせるとよい。
この場合、投影対象の鉛直面とは反対側に搭載台600を設置し、図4(A)に示す正位置投写から180度回転した位置に、搭載部10が位置するように固定されるとよい。即ち、角度可変部620は、プロジェクター200からの光を鉛直面P3に、鉛直面P3の上方から投写可能とさせる。このようにすると、ホワイトボードやスクリーンなどの投写面の裏側に搭載台600を設置することができ、様々な環境に応じたプロジェクター200の設置が可能となる。また、投写面の側に人が立っても影ができにくくなり、プレゼンテーションなどの用途に最適である。
なお、可動角angを、−90度としたり、新たな角度可変部を追加することにより、プロジェクター200からの光を天井に投写することもできる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100:搭載台、10:搭載部、20:角度可変部、30:支持部30、40:高さ可変部、50:ベース、60:移動機構、600:搭載台、620:角度可変部、630:支持部、200:プロジェクター

Claims (4)

  1. 支持部と、
    前記支持部に設けられ、プロジェクターを保持する搭載部と、
    前記支持部の両端のうち一方に設けられ、前記搭載部の角度を可変とする角度可変部と、
    前記搭載部の高さを可変とする高さ可変部と、
    を含み、
    前記角度可変部は、前記搭載部の可動角を0度から180度の間で可変し、
    前記支持部は、前記搭載部を移動可能とする機構を設けており、
    前記角度可変部は、前記プロジェクターからの光を鉛直面に、鉛直面の下方から投写可能とし、
    前記角度可変部は、前記プロジェクターからの光を鉛直面に、鉛直面の上方から投写可能とさせることを特徴とする搭載台。
  2. 請求項1に記載の搭載台であって、
    前記角度可変部は、前記プロジェクターからの光を、水平面及び鉛直面のうち少なくとも水平面に投写可能とさせ、
    前記搭載部は、前記プロジェクターが光を投写する水平面の鉛直方向に前記プロジェクターが位置するように設けられることを特徴とする搭載台。
  3. 請求項1又は2に記載の搭載台であって、
    移動機構をさらに含むことを特徴とする搭載台。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1つに記載の搭載台であって、
    前記機構は、摺動構造と、前記摺動構造を固定するための固定機構で構成されることを特徴とする搭載台。
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