JP6366390B2 - エレベータ用移動ケーブル装置 - Google Patents
エレベータ用移動ケーブル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6366390B2 JP6366390B2 JP2014142096A JP2014142096A JP6366390B2 JP 6366390 B2 JP6366390 B2 JP 6366390B2 JP 2014142096 A JP2014142096 A JP 2014142096A JP 2014142096 A JP2014142096 A JP 2014142096A JP 6366390 B2 JP6366390 B2 JP 6366390B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- moving
- moving cable
- elevator
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの全体図、図2はこの発明の実施の形態1に係る移動ケーブルの構成部品を説明する横断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る移動ケーブルの構成を説明する横断面図、図4はこの発明の実施の形態1に係る移動ケーブルの移動式留め具周りを示す横断面図、図5は従来の移動ケーブルの構成を説明する横断面図である。なお、横断面図とは、移動ケーブルの長さ方向と直交する平面における断面図である。
また、上記実施の形態1では、移動式留め具7が扁平なC字状に作製されているが、移動式留め具の形状は扁平なC字状に限定されず、移動ケーブルを囲繞するリング状であればよく、例えば扁平な環状でもよい。ここでは、リング状とは、環状のみならず、C字状を含むものとする。また、乗りかご4の昇降運動の際に、移動ケーブル101が移動式留め具7内を移動しやすいように、移動式留め具7の内周面にテフロン(登録商標)加工や鏡面加工を施したり、移動式留め具7の内周に玉軸受機構を構成することが好ましい。
図6はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの全体図である。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2では、制御盤5と中間留め具8との間の移動ケーブル10の領域における移動ケーブル10の振れはなく、移動ケーブル10と昇降路2の壁や乗りかご4とのぶつかりの発生が抑制される。したがって、このように構成されたエレベータ用移動ケーブル装置101は、移動ケーブル10の長さが長くなる高層ビルのエレベータ1に特に効果がある。
図7はこの発明の実施の形態3に係る移動ケーブルの構成を説明する横断面図である。
この実施の形態3では、嵌合突起36は、シース14から突出する軸部36a、および軸部36aの突出端に形成された断面円形の膨出部35を有し、嵌合溝35は嵌合突起36の外形形状に略一致する内形形状の溝形状を有しているので、嵌合溝35と嵌合突起36との嵌合力が大きくなり、移動ケーブル30を構成する部材間の嵌合部の外れの発生が抑制される。
図8はこの発明の実施の形態4に係る移動ケーブルの構成を説明する横断面図である。
この実施の形態4では、嵌合凸部46は嵌合凹部45に移動ケーブル40の厚み方向から嵌合されるので、嵌合凹部45と嵌合凸部46との嵌合部は、移動ケーブル40の幅方向に作用する外し力に対し、外れにくい構造となっている。そして、乗りかご4の昇降運動に合わせて、U字屈曲運動を繰り返す移動ケーブル40には、幅方向に伸縮させる力が作用するので、本構造を採用することにより、移動ケーブル40を構成する部材間の嵌合部の外れの発生が抑制される。
図9はこの発明の実施の形態5に係る移動ケーブルの要部を示す側面図、図10はこの発明の実施の形態5に係る移動ケーブルを示す横断面図、図11はこの発明の実施の形態5に係る移動ケーブルにおけるケーブル外れを検知する方法を説明するフロー図である。
また、移動ケーブル102が振れて昇降路2の壁や乗りかご4にぶつかり、シース14が損傷する。しかし、シース14が損傷しても、損傷がシース14に埋設されている電線15に到達する前に、ケーブル外れ検知用電線50が断線するので、シース14の過度の損傷を、移動ケーブル102を構成する部材間の嵌合部の外れの発生として検知できる。したがって、シース14に埋設されている電線15の損傷に起因するエレベータ1の閉じ込め事故や故障の発生を未然に回避することができる。
また、上記各実施の形態では、嵌合部が被嵌合部に嵌合されているが、嵌合部を被嵌合部に嵌合した後、両者を接着固定するようにしてもよい。
Claims (11)
- 一端が乗りかごの下部から吊られ、他端が制御盤に接続された移動ケーブルを有するエレベータ用移動ケーブル装置において、
上記移動ケーブルは、複数のケーブルユニットを備え、上記複数のケーブルユニットを幅方向に1列に並べて連結し、扁平な横断面形状の帯状体に構成されており、
上記移動ケーブルは、幅方向中央に配置される基部と、幅方向両端に配置される一対のキャップ部と、をさらに備え、
上記基部、上記ケーブルユニット、および上記キャップ部が、互いに嵌合可能に構成され、
上記基部、上記ケーブルユニットおよび上記キャップ部が、上記複数のケーブルユニットを上記基部と上記一対のキャップ部との間に配置して、幅方向に1列に並べられ、互いに嵌合されて連結されているエレベータ用移動ケーブル装置。 - 上記基部、上記ケーブルユニット、および上記キャップ部の幅方向の配置が、上記移動ケーブルの幅方向の中心に対して対称となっている請求項1記載のエレベータ用移動ケーブル装置。
- 上記基部と上記ケーブルユニットとの間の嵌合方向、上記ケーブルユニットの間の嵌合方向、および上記ケーブルユニットと上記キャップ部との間の嵌合方向が上記移動ケーブルの厚み方向である請求項1又は請求項2記載のエレベータ用移動ケーブル装置。
- 扁平なリング状に作製され移動式留め具が、上記移動ケーブルに外嵌状態に、かつ上記移動ケーブルの長さ方向に移動可能に装着されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエレベータ用移動ケーブル装置。
- ケーブル外れ検知用電線が、上記移動ケーブルに螺旋状に巻き付けられている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエレベータ用移動ケーブル装置。
- 上記ケーブル外れ検知用電線の破断の検知を報知するように構成されている請求項5記載のエレベータ用移動ケーブル装置。
- 一端が乗りかごの下部から吊られ、他端が制御盤に接続された移動ケーブルを有するエレベータ用移動ケーブル装置において、
上記移動ケーブルは、複数のケーブルユニットを備え、上記複数のケーブルユニットを幅方向に1列に並べて連結し、扁平な横断面形状の帯状体に構成されており、
扁平なリング状に作製され移動式留め具が、上記移動ケーブルに外嵌状態に、かつ上記移動ケーブルの長さ方向に移動可能に装着されているエレベータ用移動ケーブル装置。 - ケーブル外れ検知用電線が、上記移動ケーブルに螺旋状に巻き付けられている請求項7記載のエレベータ用移動ケーブル装置。
- 上記ケーブル外れ検知用電線の破断の検知を報知するように構成されている請求項8記載のエレベータ用移動ケーブル装置。
- 一端が乗りかごの下部から吊られ、他端が制御盤に接続された移動ケーブルを有するエレベータ用移動ケーブル装置において、
上記移動ケーブルは、複数のケーブルユニットを備え、上記複数のケーブルユニットを幅方向に1列に並べて連結し、扁平な横断面形状の帯状体に構成されており、
ケーブル外れ検知用電線が、上記移動ケーブルに螺旋状に巻き付けられているエレベータ用移動ケーブル装置。 - 上記ケーブル外れ検知用電線の破断の検知を報知するように構成されている請求項10記載のエレベータ用移動ケーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014142096A JP6366390B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | エレベータ用移動ケーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014142096A JP6366390B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | エレベータ用移動ケーブル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016016961A JP2016016961A (ja) | 2016-02-01 |
JP6366390B2 true JP6366390B2 (ja) | 2018-08-01 |
Family
ID=55232460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014142096A Expired - Fee Related JP6366390B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | エレベータ用移動ケーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6366390B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569817U (ja) * | 1992-02-25 | 1993-09-21 | 古河電気工業株式会社 | 組合せ用ケーブル |
JPH07137956A (ja) * | 1993-11-15 | 1995-05-30 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーター用移動ケーブル装置 |
JP2008037564A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの移動ケーブル引っ掛かり検出装置、及びこの装置を用いたエレベータシステム |
JP2011134667A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Autonetworks Technologies Ltd | ワイヤーハーネス |
JP2012205464A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Junkosha Co Ltd | ケーブル支持部材 |
JP2012221718A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | フラットケーブル |
-
2014
- 2014-07-10 JP JP2014142096A patent/JP6366390B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016016961A (ja) | 2016-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9950904B2 (en) | Hook block and rope hoist | |
JP6380873B1 (ja) | 編組シールド付ケーブル | |
US9583233B2 (en) | Electric power transmission cable particularly for an overhead line | |
JP5836554B2 (ja) | 電源用ケーブル | |
EP3159296A1 (en) | Rope for elevator and manufacturing method therefor | |
JP5330792B2 (ja) | 平型ケーブル | |
WO2015012270A1 (ja) | 高周波用電線、その製造方法及びワイヤハーネス | |
JP2018006181A (ja) | ケーブル | |
JP6366390B2 (ja) | エレベータ用移動ケーブル装置 | |
JP6403098B2 (ja) | 可動部配線用フラットケーブル | |
JP6380872B1 (ja) | 編組シールド付ケーブル | |
US10246314B2 (en) | Wire locking structure for boom extension | |
JP6767327B2 (ja) | エレベーターロープ | |
US20180105391A1 (en) | Elevator system | |
WO2014080481A1 (ja) | エレベータの平形制御ケーブル | |
AU2017101657A4 (en) | Low smoke halogen free elevator trailing cable and method for manufacturing the same | |
CN102596784B (zh) | 电梯的主绳索固定装置 | |
JP2017010851A (ja) | 自動車用多芯ケーブル | |
JP2009167544A (ja) | ワイヤロープ | |
JP2009274809A (ja) | エレベータの異物噛み込み防止装置 | |
JP2017005943A (ja) | 可動配線構造 | |
JP6569923B2 (ja) | 編組シールド付ケーブル | |
JP2015140243A (ja) | エレベータの主索 | |
JP6320841B2 (ja) | エレベータ用調速機 | |
JP6196942B2 (ja) | エスカレーターのリニューアル方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180703 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6366390 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |