JP6365381B2 - 防音部材付電線モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、車両に電線と防音部材とを取付ける技術に関する。
特許文献1は、電線と、前記電線に沿う状態で前記電線と一体に組み合わされたシート状の防音材からなり、前記電線の経路に沿う位置に複数の孔が形成された防音シートとを備えるワイヤハーネスを開示している。このワイヤハーネスでは、防音シートにおけるける複数の孔は、電線の経路に沿う複数の箇所において電線の経路の両側に対に形成された複数対のベルト通し孔を含んでおり、ベルト付留め具のベルトが、一対のベルト通し孔に通されて、電線と防音シートにおける一対のベルト通し孔の間の部分とを結束している。
特開2014−124002号公報
特許文献1に開示のワイヤハーネスは、ベルト付留め具によって車両に固定される。しかしながら、上記ワイヤハーネスにおける複数のベルト付留め具の配設位置、及び、車両におけるベルト付留め具の固定位置には、公差が設定されている。このため、ワイヤハーネスにおける複数のベルト付留め具の配設位置と、車両におけるベルト付留め具の固定位置との関係にずれが生じることがある。この場合において、ワイヤハーネスの複数のベルト付留め具を、車両の各固定位置に取付けると、防音シートに弛み或は引っ張られた箇所が生じ得る。防音シートが引っ張られると防音シートが破れてしまう恐れがある。また、防音シートに弛みが生じると、防音シートが周辺部材に干渉してしまい、周辺部材を変形させる恐れがある。
そこで、本発明は、防音部材付電線モジュールを車両に取付ける際に、防音部材の弛み又は引っ張りを抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る防音部材付電線モジュールは、面状に広がるように形成された第1防音シート部を含む防音部材と、少なくとも1本の電線を含み、前記第1防音シート部上を通過するように配設された電線モジュールと、結束用のベルトと車両への固定部とを含み、前記ベルトが前記第1防音シート部の一方面側から他方面側に貫通すると共に前記他方面側から前記一方面側に貫通して、前記第1防音シート部の一部と前記電線とを結束するベルト付固定部材とを備え、前記第1防音シート部のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲に、前記防音部材の延在方向における前記ベルト付固定部材の移動を促進する移動促進孔が形成されているものである。
第2の態様は、第1の態様に係る防音部材付電線モジュールであって、前記防音部材は、面状に広がるように形成され、前記第1防音シート部に重ね合せ可能な第2防音シート部をさらに備え、前記電線モジュールは、前記第1防音シート部と前記第2防音シート部との間に挟み込まれており、前記ベルトが、前記第2防音シート部の一方面側から他方面側にも貫通すると共に前記他方面側から前記一方面側にも貫通して、前記第1防音シート部の一部と前記電線と前記第2防音シート部の一部とを結束しており、前記第2防音シート部のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲にも、前記防音部材の延在方向における前記ベルト付固定部材の移動を促進する移動促進孔が形成されているものである。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係る防音部材付電線モジュールであって、前記移動促進孔は、手指が通る程度の大きさ及び形状に形成されているものである。
第4の態様は、第1〜第3のいずれか1つの態様に係る防音部材付電線モジュールであって、前記移動促進孔は、前記防音部材における前記電線の経路を挟む位置に、並行に延在するように形成された細長い一対のベルト貫通孔を含む。
第5の態様は、第1〜第4のいずれか1つの態様に係る防音部材付電線モジュールであって、前記移動促進孔は、前記防音部材のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲であって前記ベルトが貫通する孔以外の部分に形成された追加孔を含む。
第6の態様は、第5の態様に係る防音部材付電線モジュールであって、前記防音部材のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲に、前記移動促進孔がN(但し、Nは4以上の整数)個形成され、前記N個の移動促進孔の間に放射状に延在する長尺部分が形成され、前記N個の移動促進孔のうちの対向する2つが、前記ベルトが貫通する孔であり、残りが前記追加孔とされている。
第1の態様によると、第1防音シート部のうちベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲に、防音部材の延在方向におけるベルト付固定部材の移動を促進する移動促進孔が形成されている。このため、防音部材付電線モジュールにおける複数のベルト付固定部材の配設位置と、車両におけるベルト付固定部材の固定位置との関係にずれが生じていたとしても、防音部材に対してベルト付固定部材が移動し、防音部材の弛み又は引っ張りを抑制することができる。
第2の態様によると、第1防音シート部及び第2防音シート部によってより優れた防音性能を得ることができる。
第3の態様によると、移動促進孔は、手指が通る程度の大きさ及び形状に形成されているため、防音部材に対してベルト付固定部材が移動し易い。また、ベルト付固定部材を車両に取付ける際に、手指を移動促進孔に通して固定部を掴むことができる。このため、固定部材を車両に対して容易に固定することができる。
第4の態様によると、移動促進孔は、防音部材に対して電線の経路を挟む位置に、並行に延在するように形成された細長い一対のベルト貫通孔を含む。細長い一対のベルト貫通孔の間の部分は、容易に曲るように変形することができる。このため、防音部材に対してベルト付固定部材が移動し易い。
第5の態様によると、追加孔によって、防音部材のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分を容易に移動させることができる。このため、防音部材に対してベルト付固定部材を容易に移動させることができる。
第6の態様によると、防音部材のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分が、放射状に延在する長尺部分によって支持されるため、防音部材に対してベルト付固定部材がより自由に移動し易い。
実施形態に係る防音部材付電線モジュールを示す概略平面図である。 図1の部分拡大図である。 図2のIII−III線断面図である。 第1変形例に係る電線モジュールを示す部分断面図である。 第2変形例に係る電線モジュールを示す部分断面図である。 第3変形例に係る電線モジュールを示す部分平面図である。 第4変形例に係る電線モジュールを示す部分平面図である。 第5変形例に係る電線モジュールを示す部分平面図である。
以下、実施形態に係る防音部材付電線モジュールについて説明する。図1は防音部材付電線モジュール20を示す概略平面図であり、図2は図1の部分拡大図であり、図3は図2のIII−III線断面図である。
防音部材付電線モジュール20は、電線モジュール22と、防音部材30と、ベルト付固定部材50とを備える。
電線モジュール22は、車両における配線材であり、防音部材30は車両における防音材である。電線モジュール22の少なくとも一部が、防音部材30に一体化された状態で、車両におけるパネル部材Bに取付けられる。
パネル部材Bとしては、例えば、車両において、フロントウインドウ下側に広がるダッシュボードの上側板状部分(インストルメントパネルのアッパーボードとも呼ばれる)、車両ルーフの内装パネル、ドアの内装パネル、車両フロア等が想定される。パネル部材Bには、ベルト付固定部材50を挿入固定するための固定孔Bhが形成されている。
防音部材付電線モジュール20の各部についてより具体的に説明する。
電線モジュール22は、少なくとも1本の電線24を含んでおり、防音部材30の第1防音シート部32の1つの主面上を通過する状態で、防音部材30に固定されている。ここでは、電線モジュール22は、複数の電線24が車両における配線形態に応じて分岐しつつ、束ねられることにより構成されている。複数の電線24の分岐箇所は、防音部材30の内及び外のいずれであってもよい。ここでは、複数の電線24の分岐箇所が防音部材30内に存在している。もっとも、電線モジュールは、複数の電線が分岐しないものであってもよいし、また、1本の電線24によって構成されていてもよい。
電線モジュール22のうち防音部材30内に配設される部分は、一つの平面又は1つの曲面に沿って延在する。また、各電線24の端部には、コネクタが取付けられている。そして、本電線モジュール22が車両における所定の配線形態に沿って配設された状態で、コネクタが車両における各種電気部品に接続されることで、当該各種電気部品が電線モジュール22を介して相互に電気的に接続される。なお、本電線モジュール22には、光ファイバーケーブル等が含まれていてもよい。
防音部材30は、第1防音シート部32と、第2防音シート部42とを備える。
第1防音シート部32は、面状に広がるように形成された部材である。第1防音シート部32は、車両において防音が望まれる所定領域に広がる形状に形成されている。ここでは、上記パネル部材Bの一端部ほぼ全体に広がる形状、より具体的には、長方形の1つの角部を斜めに切除した形状に形成されている。
また、第1防音シート部32は、良好な吸音性又は遮音性等、良好な防音特性を示すシート状に形成されている。第1防音シート部32は、例えば、複数の繊維が絡み合うことにより形成された不織シート、又は、複数の気泡を含む発泡シートにより形成される。ここでは、第1防音シート部32は、不織シートによって構成されている。不織シートを構成する繊維は、天然繊維、合成樹脂繊維、ガラス繊維等のいずれであってもよい。
第1防音シート部32は、それ単独で又は第2防音シート部42との組合わせにより、パネル部材Bに対する本防音部材付電線モジュール20の配設スペースに配設可能な範囲内で、好ましいとされる防音特性に応じた厚み寸法に設定される。
第2防音シート部42は、面状に広がるように形成された部材であり、上記第1防音シート部32に重ね合せ可能に構成されている。第2防音シート部42も、第1防音シート部32と同様に、良好な防音特性を示すシート状に形成されている。第2防音シート部42は、例えば、不織シート、又は、発泡シートにより形成される。ここでは、第2防音シート部42は、不織シートによって構成されている。
また、ここでは、第2防音シート部42は、上記第1防音シート部32と同じ形状及び大きさで、かつ、同じ厚み寸法に設定されている。
もっとも、第2防音シート部は、第1防音シート部と同じ形状及び大きさでなくてもよい。例えば、第2防音シート部は、第1防音シート部に対して、電線モジュールが配設される箇所に沿って連続的又は断続的に部分的に重ね合される形状及び大きさであってもよい。また、第2防音シート部の厚み寸法は、第1防音シート部の厚み寸法と同じである必要はない。
また、第1防音シート部と第2防音シート部とが別体であることは必須ではない。例えば、1枚の防音シート部材が折られて重ね合されることで、第1防音シート部と第2防音シート部とが構成されていてもよい。
さらに、第2防音シート部が設けられていることは必須ではない。第2防音シート部42に代えて一般的な樹脂シート等が用いられ、電線モジュールが、第1防音シート部と樹脂シートとの間に挟み込まれていてもよい。また、第2防音シート部42が省略され、電線モジュールが第1防音シート部の1つの主面側に露出した態様で配設された状態で、当該第1防音シート部に固定されていてもよい。この変形例については後で説明する。
ここでは、電線モジュール22の延在方向中間部が、第1防音シート部32の1つの主面に沿って配設され、各電線24の端部が第1防音シート部32の外周部から外方に延出している。これにより、電線モジュール22が第1防音シート部32上を通過するように配設されている。そして、第1防音シート部32の1つの主面上に第2防音シート部42が重ね合され、第1防音シート部32と第2防音シート部42との間に電線モジュール22が挟込まれている。
ベルト付固定部材50は、結束用のベルト52と、車両への固定部60とを備える。
ベルト52は、樹脂等によって金型一体成形された部材であり、ベルト本体部54と、ベルト保持部56とを備える。
ベルト本体部54は、電線モジュール22と防音部材30の一部とを結束する部材であり、細長い帯状に形成されている。ベルト本体部54の一方主面には、複数の係止突部55が形成されている。なお、図3では、ベルト本体部54の先端側部分のみに係止突部55が形成されているが、通常は、ベルト本体部54の中間部にも係止突部55が形成されている。
ベルト保持部56は、ベルト本体部54の一端部に連結され、ベルト本体部54を環状に保持する部分である。このベルト保持部56には、ベルト本体部54の先端側部分を挿通可能な貫通孔が形成されている。貫通孔内には、ベルト本体部54の係止突部55を一方向から抜止め係止可能な係止片が形成されている。そして、ベルト本体部54の先端部をベルト保持部56の貫通孔に挿入し、当該貫通孔から突出するベルト保持部56の先端部を引っ張ると、ベルト保持部56の延在方向において任意の位置で、係止片がいずれかの係止突部55に抜止め係止する。これにより、ベルト本体部54が環状に保持される。
固定部60は、車両(ここでは、パネル部材B)に固定される部分である。ここでは、固定部60は、皿状部61と、柱状部62と、一対の係止部63とを備える。皿状部61に対して柱状部62反対側にベルト52が一体形成されている。
柱状部62は細長い柱状に形成されている。柱状部62の基端部から皿状部61が環状に広がるように形成される。皿状部61は、柱状部62の先端側に向けて徐々に拡開する皿状に形成されており、固定孔Bhよりも大きく広がるように形成されている。
また、一対の係止部63は、柱状部62の先端部の両側から基端側に向けて徐々に広がるように延出している。一対の係止部63の先端部の外向き部分には、係止凹部63aが形成されている。また、一対の係止部63は、その先端部を内外方向に変位させるように弾性変形可能に形成されている。
本固定部60を固定孔Bhに挿入すると、一対の係止部63の外側部分が固定孔Bhの周縁部に当接して内向きに弾性変形する。そして、一対の係止部63が固定孔Bhの周縁部を越えると、元の形状に弾性復帰し、係止凹部63aが固定孔Bhの周縁部に抜止め係止する。この状態では、皿状部61は、パネル部材Bの一主面に対して固定孔Bhの周囲で当接している。従って、パネル部材Bのうち固定孔Bhの周囲が係止凹部63aと皿状部61との間で挟まれるようにして、固定部60がパネル部材Bに対して固定される。
かかるベルト付固定部材50としては、ベルト付クランプ等と呼ばれる部材を用いることができる。
上記ベルト付固定部材50のベルト52は、第1防音シート部32の一方面側(パネル部材B側の面)からこれとは反対側の他方面側に貫通すると共に、この貫通位置とは別の場所で、第1防音シート部32の他方面側から一方面側に貫通して、第1防音シート部32の一部と電線24とを結束する。
また、第1防音シート部32のうちベルト付固定部材50が取付けられた部分の周囲に、防音部材30の延在方向におけるベルト付固定部材50の移動を促進する移動促進孔34が形成されている。
ここでは、防音部材30は、第1防音シート部32と第2防音シート部42との重ね合せによって構成されている。第1防音シート部32はパネル部材B側に位置し、第2防音シート部42はパネル部材Bの反対側に設けられている。また、ベルト52は、第2防音シート部42の一方面側(パネル部材B側の面)から他方面側に貫通すると共に、この貫通位置とは別の場所で、第2防音シート部42の他方面側から一方面側に貫通して、第2防音シート部42とを結束している。このため、第2防音シート部42のうちベルト付固定部材50が取付けられた部分の周囲にも、防音部材30の延在方向におけるベルト付固定部材50の移動を促進する移動促進孔44が形成されている。
より具体的には、第1防音シート部32における電線24(電線モジュール22)の経路を挟む位置に、一対の移動促進孔34が形成されている。ここでは、第1防音シート部32における電線24の経路に沿った複数箇所のそれぞれに、一対の移動促進孔34が形成されている。なお、一対の移動促進孔34は、少なくとも1組形成されていればよい。
一対の移動促進孔34は、その経路を通る電線24又は電線24の束の外径よりも大きな寸法を隔てて形成されていることが好ましい。
また、移動促進孔34は、その経路の延在方向に沿って細長い孔形状に形成されている。一対の移動促進孔34は、経路の両側で並行に延在するように形成されている。このため、第1防音シート部32のうち一対の移動促進孔34の間には、電線24の経路に沿って延在する細長い部分35が形成される。
移動促進孔34は、前記部分35を容易に変形させることができる程度の大きさに形成されている。即ち、移動促進孔34の長さ寸法は、ベルト本体部54の幅よりも大きく、また、移動促進孔34の幅寸法は、ベルト本体部54の厚みよりも大きい。このため、前記部分35は、その両側の移動促進孔34の幅方向の空間に向けて両方向に移動することができる。また、部分35は、細長い形状であるため、その延在方向においても伸縮変形容易である。このため、部分35の延在方向中央部にベルト付固定部材50を固定すると、部分35の延在方向中間部及びベルト付固定部材50は、部分35の幅方向及び延在方向に変位することができる。
移動促進孔34は、好ましくは、第1防音シート部32の伸縮性を考慮した上で、作業者の手指が通る程度の大きさ及び形状に形成されている。例えば、移動促進孔34の長寸方向の寸法L1は、10mm〜50mm、好ましくは、15mm〜30mmに設定されている。また、例えば、移動促進孔34の短寸方向の寸法L2は、5mm〜50mm、好ましくは、10mm〜25mmに設定される。これにより、作業者は、手指T(例えば、人差指と親指)を、一対の移動促進孔34を介して、第1防音シート部32の他方面側から一方面側に通して、固定部60を掴むことができる。そして、固定部60を掴んだ状態で、当該固定部60を固定孔Bhに挿入する作業を容易に行える。
また、第2防音シート部42にも、上記一対の移動促進孔34と同様の一対の移動促進孔44が形成され、一対の移動促進孔44の間に経路に沿って延在する細長い部分45が形成されている。
そして、第1防音シート部32と第2防音シート部42との間に所定の経路に沿って電線24を挟込んだ状態で、ベルト52のベルト本体部54の先端部が、防音部材30の一方面側から第1防音シート部32の一方の移動促進孔34及び第2防音シート部42の一方の移動促進孔44に通される。さらに、ベルト本体部54がU字状に曲げ返され、その先端部が防音部材30の他方面側から第2防音シート部42の他方の移動促進孔44及び第1防音シート部32の他方の移動促進孔34に通される。そして、ベルト本体部54の先端部がベルト保持部56に抜止め係止されると、ベルト52によって、第1防音シート部32のうちの一対の移動促進孔34の間の部分35と、電線24と、第2防音シート部42のうちの一対の移動促進孔44の間の部分45とが結束される。
このように一対の移動促進孔34、44には、ベルト52が通されるため、本実施形態における一対の移動促進孔34、44は、ベルト貫通孔でもある。
上記のようにベルト付固定部材50を取付ける作業を、複数組の一対の移動促進孔34、44が形成された各箇所において行うと、第1防音シート部32と第2防音シート部42との間に電線モジュール22が挟込まれた状態で所定の経路に沿って固定され、かつ、車両への固定用のベルト付固定部材50が取付けられた防音部材付電線モジュール20を得ることができる。
このように構成された防音部材付電線モジュール20によると、第1防音シート部32のうちベルト付固定部材50が取付けられた部分の周囲に、防音部材30の延在方向におけるベルト付固定部材50の移動を促進する移動促進孔34が形成されている。ここでは、防音部材30は、第1防音シート部32と第2防音シート部42との重ね合せ構造とされているところ、第2防音シート部42にも移動促進孔44が形成されている。
このため、第1防音シート部32及び第2防音シート部42のうちベルト付固定部材50が取付けられた部分35、45は、当該移動促進孔44の存在によって他の部分よりも容易に変形することができ、従って、ベルト付固定部材50は、防音部材30の延在方向において容易に移動することができる。よって、防音部材付電線モジュール20をパネル部材Bに取付ける際に、複数のベルト付固定部材50の配設位置と、パネル部材Bにおけるベルト付固定部材50の固定位置(つまり、固定孔Bhの位置)との関係にずれが生じていたとしても、パネル部材Bにおけるベルト付固定部材50の固定位置に合わせるように、少なくとも1つのベルト付固定部材50の位置を移動させることができる。これにより、防音部材30の弛み或は引張りを抑制することができる。これにより、防音部材30の破れを抑制することができる。また、防音部材30に皺等が生じ、周辺部材に干渉したり、周辺部材を変形させたりするという事態を抑制できる。
また、防音部材30は、第1防音シート部32と第2防音シート部42とを備えているため、優れた防音性能を得ることができる。しかも、ベルト52は、第1防音シート部32の部分35と、第2防音シート部42の部分45と、電線24とを結束しているため、簡易な構成によって、第1防音シート部32と第2防音シート部42と電線モジュール22との一体化が可能となる。
また、移動促進孔34、44は、手指Tが通る程度の大きさ及び形状に形成されているため、防音部材30に対してベルト付固定部材50が移動し易い。また、ベルト付固定部材50を車両の一部であるパネル部材Bに取付ける際に、手指Tを移動促進孔34、44に通して固定部60を掴むことができる。このため、固定部60をパネル部材Bに対して容易に固定することができる。しかも、移動促進孔34、44が、手指Tが通る程度の大きさ及び形状であれば、移動促進孔34、44を通じてパネル部材Bに形成された固定孔Bhの位置を容易に確認することができる。このため、固定部60をパネル部材Bの固定孔Bhに容易に位置合せして挿通固定することができる。
また、移動促進孔34、44は、防音部材30における電線24の経路を挟む位置に、並行に延在するように形成された細長い一対の孔(ベルト貫通孔)として形成されている。細長い一対の移動促進孔34、44の間の部分35、45は、その幅方向において容易に曲るように変形できる。しかも、防音部材30として用いられる不織布、発泡シート等が一般的に持つ柔軟性に鑑みると、前記部分35、45はその延在方向においても比較的容易に伸縮変形できる。このため、ベルト付固定部材50は防音部材30に対してより容易に移動することができる。
また、移動促進孔34、44を、ベルト貫通孔のみによって構成すれば、防音部材30に形成する孔の数をなるべく少なくすることができ、その加工性に優れる。
上記実施形態を前提として、各種変形例について説明する。
図4に示す第1変形例に係る防音部材付電線モジュール120の防音部材130では、上記実施形態において第2防音シート部42が省略され、第1防音シート部32に対してパネル部材B側(固定部60側)に電線モジュール22が配設された構成とされている。このため、ベルト52は、第1防音シート部32の移動促進孔34に通されて、第1防音シート部32の他方面(パネル部材Bの反対側の面)でU字状に曲げ返されている。これにより、第1防音シート部32の一対の移動促進孔34間の部分35に対して一方面側(パネル部材B側)に電線24を配設した状態で、ベルト52が部分35と電線24とを結束している。
また、図5に示す第2変形例に係る防音部材付電線モジュール220の防音部材230では、第2防音シート部42に対応する第2防音シート部242には、移動促進孔44(ベルト貫通孔)が形成されていない。このため、ベルト52は、第1防音シート部32の移動促進孔34に通されて、第1防音シート部32と第2防音シート部242との間でU字状に曲げ返されている。これにより、ベルト52は、第1防音シート部32の一対の移動促進孔34間の部分35と電線24とを結束している。
なお、この場合、第1防音シート部32と第2防音シート部42とは、別途両面粘着テープ、溶着等によって接合するとよい。
これらの第1変形例及び第2変形例においても、上記実施形態と同様に、移動促進孔34の存在によって、ベルト付固定部材50を第1防音シート部32の延在方向において容易に移動させることができる。
図6〜図8に示す各変形例では、移動促進孔が、防音部材のうちベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲であってベルトが貫通する孔以外の部分に形成された追加孔を含む例を説明する。また、これらの各変形例では、防音部材のうちベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲に、移動促進孔がN(但し、Nは4以上の整数)個形成され、N個の移動促進孔の間に放射状に延在する長尺部分が形成され、N個の移動促進孔のうちの対向する2つが、ベルトが通されるベルト貫通孔であり、残りが追加孔とされている例を説明する。
まず、図6に示す第3変形例に係る防音部材付電線モジュール320では、防音部材30に対応する防音部材330において、ベルト付固定部材50が取付られる部分の周囲に複数の移動促進孔360、361が形成されている。なお、図6〜図8に示す各変形例では、第1防音シート部に形成されているか、第2防音シート部に形成されているかに関わらず、防音部材330を平面視した状態において開口している孔を移動促進孔と称して説明する。
ここでは、移動促進孔360、361が4つ形成されている(つまり、Nが4である場合である)。各移動促進孔360、361は、方形状(ここでは正方形状)に形成されている。そして、それぞれの移動促進孔360、361の1つの頂点を、共通する1つの部分363(ベルト付固定部材50が固定される部分)に向けた位置関係で、4つの移動促進孔360、361が形成されている。このため、各移動促進孔360、361の間には、前記1つの部分363を中心として放射状(ここでは、十字状)に延在する長尺部分362が形成される。各移動促進孔360、361は均等間隔で形成されており、各長尺部分362は同じ幅であることが好ましいが、これは必須ではない。
そして、上記4つの移動促進孔360、361のうち対向する2つの移動促進孔360に上記ベルト52が挿通され、防音部材330のうち各長尺部分362が交わる部分363と電線24とがベルト52によって結束されている。つまり、当該対向する2つの移動促進孔360は、ベルト貫通孔として用いられる。
また、上記4つの移動促進孔360、361のうち残りの2つの移動促進孔361は、防音部材330のうちベルト付固定部材50が取付けられた部分363の周囲であってベルトが貫通する移動促進孔360以外の部分に形成された追加孔として用いられる。
この変形例によると、ベルト貫通孔以外の追加孔として移動促進孔361が形成されており、この移動促進孔361によって、防音部材330のうちベルト付固定部材50が取付けられた部分363を容易に移動させ、もって、ベルト付固定部材50を容易に移動させることができる。
なお、上記追加孔として移動促進孔361が形成されている場合、ベルトが貫通する孔は、スリット状の孔又はベルト52の横断面の形状及び大きさと同じ程度の孔であってもよい。この場合であっても、追加孔としての移動促進孔によって、防音部材のうちベルト付固定部材が取付けられた部分を容易に移動させることができるからである。
もっとも、本変形例のように、防音部材330のうちベルト付固定部材50が取付けられた部分363の周囲に、移動促進孔360、361をN(但し、Nは4以上の整数)個形成し、当該N個の移動促進孔360、361の間に放射状に延在する長尺部分362を形成し、N個の移動促進孔360、361のうちのほぼ対向する2つの移動促進孔360をベルト52が通されるベルト貫通孔とし、残りの移動促進孔361を追加孔とすることで、ベルト付固定部材50が取付けられた部分363及びベルト付固定部材50が容易に移動することが可能となり、防音部材330の弛み又は引っ張りをより効果的に抑制できる。Nが偶数であれば、ベルト付固定部材50が取付けられた部分363周りで調尺部分362の数を同じにすることができる。
図7に示す第4変形例では、上記第3変形例における移動促進孔360、361に代えて、直角三角形(ここでは、2等辺直角三角形)の移動促進孔460、461が形成されている。各移動促進孔460、461は、それぞれの直角の頂点を共通する1つの部分463に向けた位置関係で、形成されている。この変形例によっても、上記第3変形例と同様に、防音部材430のうち各移動促進孔460、461の間の部分に、放射状(ここでは十字状)に延在する長尺部分462が形成され、上記と同様に、ベルト付固定部材50を固定することができる。
図8に示す第5変形例では、移動促進孔560、561が4つ形成されている(つまり、Nが6である場合である)。各移動促進孔560、561は、1つの頂点が60度である三角形(ここでは、正三角形状)に形成されている。そして、それぞれの移動促進孔460、461の1つの60度である頂点を、共通する1つの部分563(ベルト付固定部材50が固定される部分)に向けた位置関係で、6つの移動促進孔560、561が形成されている。このため、各移動促進孔560、561の間には、前記1つの部分563を中心として放射状に延在する長尺部分562が形成される。
そして、上記6つの移動促進孔560、561のうち対向する2つの移動促進孔560に上記ベルト52が挿通され、防音部材530のうち各長尺部分562が交わる部分563と電線24とがベルト52によって結束されている。つまり、当該対向する2つの移動促進孔560は、ベルト貫通孔として用いられる。
また、上記6つの移動促進孔560、561のうち残りの4つの移動促進孔561は、防音部材530のうちベルト付固定部材50が取付けられた部分563の周囲であってベルトが貫通する移動促進孔560以外の部分に形成された追加孔として用いられる。
この変形例によっても、上記第3変形例と同様の効果を得ることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
20、120、220、320 防音部材付電線モジュール
22 電線モジュール
24 電線
30、130、230、330、430、530 防音部材
32 第1防音シート部
34、44、360、361、460、461、560、561 移動促進孔
42 第2防音シート部
50 ベルト付固定部材
52 ベルト
60 固定部
362、462、562 長尺部分
B パネル部材
Bh 固定孔

Claims (6)

  1. 面状に広がるように形成された第1防音シート部を含む防音部材と、
    少なくとも1本の電線を含み、前記第1防音シート部上を通過するように配設された電線モジュールと、
    結束用のベルトと車両への固定部とを含み、前記ベルトが前記第1防音シート部の一方面側から他方面側に貫通すると共に前記他方面側から前記一方面側に貫通して、前記第1防音シート部の一部と前記電線とを結束するベルト付固定部材と、
    を備え、
    前記第1防音シート部のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲に、前記防音部材の延在方向における前記ベルト付固定部材の移動を促進する移動促進孔が形成されている、防音部材付電線モジュール。
  2. 請求項1に記載の防音部材付電線モジュールであって、
    前記防音部材は、面状に広がるように形成され、前記第1防音シート部に重ね合せ可能な第2防音シート部をさらに備え、前記電線モジュールは、前記第1防音シート部と前記第2防音シート部との間に挟み込まれており、
    前記ベルトが、前記第2防音シート部の一方面側から他方面側にも貫通すると共に前記他方面側から前記一方面側にも貫通して、前記第1防音シート部の一部と前記電線と前記第2防音シート部の一部とを結束しており、
    前記第2防音シート部のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲にも、前記防音部材の延在方向における前記ベルト付固定部材の移動を促進する移動促進孔が形成されている、防音部材付電線モジュール。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の防音部材付電線モジュールであって、
    前記移動促進孔は、手指が通る程度の大きさ及び形状に形成されている、防音部材付電線モジュール。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の防音部材付電線モジュールであって、
    前記移動促進孔は、前記防音部材における前記電線の経路を挟む位置に、並行に延在するように形成された細長い一対のベルト貫通孔を含む、防音部材付電線モジュール。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の防音部材付電線モジュールであって、
    前記移動促進孔は、前記防音部材のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲であって前記ベルトが貫通する孔以外の部分に形成された追加孔を含む、防音部材付電線モジュール。
  6. 請求項5に記載の防音部材付電線モジュールであって、
    前記防音部材のうち前記ベルト付固定部材が取付けられた部分の周囲に、前記移動促進孔がN(但し、Nは4以上の整数)個形成され、前記N個の移動促進孔の間に放射状に延在する長尺部分が形成され、
    前記N個の移動促進孔のうちの対向する2つが、前記ベルトが貫通する孔であり、残りが前記追加孔である、防音部材付電線モジュール。
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