JP6364278B2 - 基板処理装置及び処理ガス生成器 - Google Patents
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Description
液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理装置であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられている基板処理装置が提供される。
液体原料と反応ガスとを反応させることで処理ガスを生成する処理ガス生成器であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられている処理ガス生成器が提供される。
(1)基板処理装置及び処理ガス生成器の構成
以下に、本発明の一実施形態にかかる処理ガス生成器及びこの処理ガス生成器を備える基板処理装置について、主に図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる処理ガス生成器10を備える基板処理装置20の縦断面概略図である。なお、本実施形態では、基板処理装置20がハイドライド気相成長装置(Hydride Vapor Phase Epitaxy(HVPE)装置)である場合を例に説明する。図2は、本実施形態にかかる処理ガス生成器10の概略図である。
次に、本実施形態にかかる半導体製造工程の一工程として実施される基板処理工程について説明する。かかる工程は、上述の基板処理装置20により実施される。ここでは、基板100上に半導体膜として窒化ガリウム(GaN)膜を成膜する例について説明する。
本実施形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果を奏する。
以上、本発明の一実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以下に、本発明の好ましい態様について付記する。
本発明の一態様によれば、
液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理装置であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられている基板処理装置が提供される。
付記1の基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流機構は、前記連通口を前記生成空間の上端部に設けるとともに、下流側の前記生成空間内であって、前記連通口と対向する位置に整流板を設けることで構成されており、
前記連通口を通過したガスが、前記整流板に衝突することで向きを変え、前記液体原料の液面に向かって流れるように構成されている。
付記2の基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流板は、前記液体原料の液面に対して略垂直に設けられている。
付記2又は3の基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流板は、前記仕切部材と前記整流板との間を通過するガスの流速を増加させて、下向きのガスの噴流を発生させるような位置に設けられている。
付記2ないし4のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記容器内に最大限の前記液体原料が保持されている場合であっても、前記整流板は、前記整流板の下端と液体原料の液面との間に隙間が形成されるように構成されている。
付記2ないし5のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流板は、前記容器内を流れるガスの上流側から見たとき、前記連通口の全域が前記整流板によって塞がれるように構成されている。
付記2ないし6のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記容器内の前記液体原料の液面が降下した場合であっても、前記仕切部材の下端と前記液体原料との間に隙間が形成されないように構成されている。
付記1ないし7のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流機構は、前記連通口を前記生成空間の下端部に設けることで構成されており、
前記生成空間内を流れるガスが、前記連通口を通過する際に前記液体原料の液面に沿って流れるように構成されている。
付記8の基板処理装置であって、好ましくは、
前記容器内には、前記仕切部材が複数設けられている。
付記1ないし9のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記仕切部材の下端が前記容器の底板に接するように構成されている場合、前記仕切部材の前記液体原料に浸漬する箇所は、液体原料が流通可能に構成されている。
本発明の他の態様によれば、
液体原料と反応ガスとを反応させることで処理ガスを生成する処理ガス生成器であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられている処理ガス生成器が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、
液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理方法であって、
上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器内に収容された液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、少なくとも1つの仕切部材によって、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切った前記容器内に反応ガスを供給し、前記生成空間内にそれぞれ設けられた整流機構により、ガスを液体原料の液面に向かって流して、液体原料と反応ガスとを反応させて処理ガスを生成する工程を有する基板処理方法が提供される。
11 液体原料
12 容器
13 仕切部材
14 生成空間
17 整流機構
20 基板処理装置
100 基板
Claims (3)
- 液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理装置であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられており、
前記整流機構は、前記連通口を前記生成空間の上端部に設けるとともに、下流側の前記生成空間内であって、前記連通口と対向する位置に整流板を設けることで構成されており、
前記連通口を通過したガスが、前記整流板に衝突することで向きを変え、前記液体原料の液面に向かって流れるように構成されている
基板処理装置。 - 前記整流機構は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口が前記生成空間の下端部にも形成されるように構成されており、
前記生成空間内を流れるガスは、前記生成空間の下端部に形成された前記連通口を通過する際は前記液体原料の液面に沿って流れる
請求項1に記載の基板処理装置。 - 液体原料と反応ガスとを反応させることで処理ガスを生成する処理ガス生成器であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられており、
前記整流機構は、前記連通口を前記生成空間の上端部に設けるとともに、下流側の前記生成空間内であって、前記連通口と対向する位置に整流板を設けることで構成されており、
前記連通口を通過したガスが、前記整流板に衝突することで向きを変え、前記液体原料の液面に向かって流れるように構成されている
処理ガス生成器。
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