JP6364278B2 - 基板処理装置及び処理ガス生成器 - Google Patents

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Description

本発明は、基板処理装置及び処理ガス生成器に関する。
従来より、処理ガス生成器で液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを基板に供給することで、基板を処理する基板処理装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−58741号公報
上述の基板処理装置では、液体原料との反応に寄与することなく処理ガス生成器から排出されてしまう反応ガスの量が多くなり、処理ガスの生成効率が低くなってしまうことがある。
本発明は、上記課題を解決し、液体原料と反応ガスとを反応させることによる処理ガスの生成効率を向上させることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、
液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理装置であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられている基板処理装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、
液体原料と反応ガスとを反応させることで処理ガスを生成する処理ガス生成器であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられている処理ガス生成器が提供される。
本発明によれば、液体原料と反応ガスとを反応させることによる処理ガスの生成効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかる処理ガス生成器を備える基板処理装置の縦断面概略図である。 本発明の一実施形態にかかる処理ガス生成器の概略図であり、(a)は縦断面図を示し、(b)は横断面図を示す。 本発明の一実施例にかかる処理ガス生成器が備える容器に設けられた供給口からの距離と処理ガスの濃度との関係を示すグラフ図である。 本発明の他の実施形態にかかる処理ガス生成器の縦断面概略図である。 本発明のさらに他の実施形態にかかる処理ガス生成器の縦断面概略図である。 本発明の一実施例にかかる処理ガス生成器が備える容器に設けられた供給口からの距離と処理ガスの濃度との関係を示すグラフ図である。
<本発明の一実施形態>
(1)基板処理装置及び処理ガス生成器の構成
以下に、本発明の一実施形態にかかる処理ガス生成器及びこの処理ガス生成器を備える基板処理装置について、主に図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる処理ガス生成器10を備える基板処理装置20の縦断面概略図である。なお、本実施形態では、基板処理装置20がハイドライド気相成長装置(Hydride Vapor Phase Epitaxy(HVPE)装置)である場合を例に説明する。図2は、本実施形態にかかる処理ガス生成器10の概略図である。
図1に示すように、基板処理装置20としてのHVPE装置は、例えば石英(SiO)等の耐熱性材料により形成される反応容器21を備えている。反応容器21内の筒中空部には、処理室22が形成されている。処理室22内には、処理室22内で基板100を支持する基板支持部としてのサセプタ23が設けられている。サセプタ23には回転軸23aが設けられており、サセプタ23は回転可能に構成されている。
反応容器21には、第1の処理ガス供給管24と、反応ガス供給管25と、がそれぞれ、反応容器21の側部を貫通するように気密に設けられている。第1の処理ガス供給管24、反応ガス供給管25は、耐熱性、耐食性等を有する非金属材料(例えば石英)により形成されている。
第1の処理ガス供給管24における反応容器21の外側には、上流側から順に、第1の処理ガス供給源24a、処理室22内の基板100に対して第1の処理ガスの供給・停止を行う弁としてのバルブ24bが設けられている。第1の処理ガス供給管24からは、第1の処理ガスとして例えばアンモニア(NH)ガスが、処理室22内の基板100に供給される。
反応ガス供給管25における反応容器21の外側には、上流側から順に、反応ガス供給源25a、後述の処理ガス生成器10への反応ガスの供給・停止を行う弁としてのバルブ25bが設けられている。反応ガス供給管25から反応ガスとして例えば塩化水素(HCl)ガスが処理ガス生成器10内に供給される。処理ガス生成器10には、処理ガス生成器10内で生成された処理ガス(第2の処理ガス)を基板100に供給する第2の処理ガス供給管26が設けられている。第2の処理ガス供給管26は、耐熱性、耐食性等を有する非金属材料(例えば石英)により形成されている。第2の処理ガス供給管26から、第2の処理ガスとして例えば塩化ガリウム(GaCl)ガスが、処理室22内の基板100に供給される。
反応容器21の外周には、加熱部として、第1のヒータ27及び第2のヒータ28が設けられている。主に第1のヒータ27によって、処理ガス生成器10内が所定温度(例えば600℃〜900℃)に加熱される。主に第2のヒータ28によって、処理室22内の基板100が所定温度(例えば500℃〜1200℃)に加熱される。
反応容器21には、処理室22内の雰囲気を排気する排気管29が設けられている。排気管29には、排気装置としての真空ポンプ29aが設けられている。
処理ガス生成器10は、液体原料11と反応ガスとを反応させることで処理ガスを生成するように構成されている。処理ガス生成器10は、主に第1のヒータ27によって加熱される処理室22内の領域に設けられている。
図2に示すように、処理ガス生成器10は、金属原料を収容し、金属原料が溶融することで生成される液体原料11を保持する容器12を備えている。容器12は、例えば平面形状が矩形状に形成されている。容器12は、耐熱性、耐食性を有する非金属材料で形成されている。例えば、容器12は高純度の石英で形成されているとよい。容器12は、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出されるように構成されている。容器12には、上述の反応ガス供給管25の下流端が気密に接続され、容器12内に反応ガスを供給する供給口(インレット)12aと、上述の第2の処理ガス供給管26の上流端が気密に接続され、容器12内で生成された処理ガスを排出する排出口(アウトレット)12bと、が設けられている。容器12内に供給されたガスは、供給口12aから排出口12bに向かって流れるように構成されている。
金属原料として、例えば常温で固体の原料が用いられる。例えば、金属原料として、III族原料であるガリウム(Ga)の固体、インジウム(In)の固体、アルミニウム(Al)の固体が用いられる。つまり、液体原料11として、例えばGa融液、In融液、Al融液が用いられる。
容器12内には、少なくとも1つ、好ましくは複数(本実施形態では3つ)の仕切部材13が設けられている。仕切部材13は、容器12内の液体原料11の液面よりも上方の容器12内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間14に仕切る(区画する)ように構成されている。仕切部材13は、耐熱性、耐食性を有する非金属材料(例えば石英)で形成されているとよい。
仕切部材13は、隣接する2つの生成空間14を互いに連通させる連通口15を形成するように構成されている。連通口15は、例えば生成空間14の上端部のみに設けられている。連通口15は、例えば仕切部材13の上端と容器12の天板と容器12の側壁とにより形成されていることが好ましい。つまり、仕切部材13は、仕切部材13の上端と容器12の天板との間に隙間を形成するように構成されていることが好ましい。これにより、連通口15を通過するガスの流量を容器12の幅方向にわたり均一化させることができる。なお、連通口15は、例えば仕切部材13の上端に切り欠きを形成したり、仕切部材13の上端部に開口(貫通孔)を形成することで設けられていてもよい。
下流側の生成空間14内であって、連通口15と対向する位置には、整流板16が設けられている。つまり、整流板16は、連通口15を通過したガスが衝突する位置に設けられている。なお、最上流の生成空間14内に設けられる整流板16は、容器12に設けられた供給口12aと対向する位置に設けられている。整流板16は、例えば液体原料11の液面に対して略垂直に設けられている。整流板16は、耐熱性、耐食性を有する非金属材料(例えば石英)で形成されているとよい。
整流板16は、仕切部材13と整流板16との間を通過するガスの流速を増加させて、下向きのガスの噴流を発生させるような位置に設けられることが好ましい。例えば、整流板16は、ガスが液体原料11の液面に到達するような強さの噴流(つまり、ガスが液体原料11の液面に吹き付けられるような強さの噴流)を発生させるように設けられていることが好ましい。仕切部材13と整流板16との間隔が広すぎると、噴流の強さが弱くなり、ガスが液体原料11の液面に到達しにくくなり、後述の効果が得にくくなる場合がある。なお、下向きのガスの噴流とは、容器の上下方向における下方向に進むガスの噴流である。
整流板16は、生成空間14内を流れるガスの流路を確保するため、容器12内に最大限の液体原料11が保持され、液体原料11の液面の高さが最大限に高くなっている場合であっても、整流板16の下端と液体原料11の液面との間に隙間が形成されるように構成されていることが好ましい。
また、整流板16は、容器12内を流れるガスの上流側から見たとき、連通口15(供給口12a)の全域が整流板16によって塞がれるように構成されていることが好ましい。つまり、整流板16は、連通口15を通過した全てのガスが整流板16に衝突するように構成されていることが好ましい。
上述のように生成空間14の上端部に設けられた連通口15と、整流板16と、により整流機構17が構成されている。これにより、例えば図2(a)に矢印で示すように、連通口15を通過したガス(又は供給口12aから供給されたガス)が、整流板16に衝突することで向きを変え、液体原料11の液面に向かって流れるようになる。
なお、整流板16として、厚さが例えば1mm以上10mm以下であり、高さ方向における長さが例えば100mm以下である板状の部材が例示される。また、仕切部材13として、生成空間14の上下方向における長さが例えば1mm以上10mm以下の板状の部材が例示される。また、容器12の長手方向における長さは例えば10cm以上100cm以下が例示される。容器12の幅方向における長さは例えば10cm以上100cm以下が例示される。容器12の上下方向における長さ(高さ)は例えば5cm以上30cm以下が例示される。容器12内に例えば3枚の仕切部材13が設けられている場合、容器12内に供給される反応ガスの流量は例えば10sccm以上10000sccm以下が例示される。また、連通口15の面積(開口面積)は例えば1mm以上100mm以下が例示される。また、仕切部材13に連通口15としての開口を設ける場合、開口の平面形状は例えば円形や矩形が例示される。また、仕切部材13と整流板16との間隔は例えば50mm以下が例示される。
なお、仕切部材13及び整流板16の側端と容器12の側壁との間の隙間からガスが逃げてしまう(移動する)ことを抑制し、ガスを確実に連通口15を介して流すために、仕切部材13及び整流板16はそれぞれ、側端が容器12を構成する側壁に接していることが好ましい。
また、連通口15を通過して仕切部材13と整流板16との間を通過するガスの流量を増やすことで噴流を確実に発生させ、ガスを液体原料11の液面に向かってより確実に流すために、仕切部材13の下端と液体原料11との間に隙間が形成されないように、仕切部材13が構成されていることが好ましい。特に、噴流を確実に発生させ続けるため、仕切部材13は、容器12内の液体原料11の液面が降下した場合であっても、少なくとも仕切部材13の下端が液体原料11に接するように構成されていることが好ましい。例えば、仕切部材13の一部分(下端部)が、容器12内の液体原料11中に浸漬していることが好ましい。
なお、仕切部材13の下端が容器12を構成する底板に接している場合、仕切部材13は、液体原料11が流通可能に構成されていることが好ましい。例えば、仕切部材13の液体原料11に浸漬する箇所には、液体原料11を流通させる貫通孔や切り欠きが設けられているとよい。
(2)基板処理工程
次に、本実施形態にかかる半導体製造工程の一工程として実施される基板処理工程について説明する。かかる工程は、上述の基板処理装置20により実施される。ここでは、基板100上に半導体膜として窒化ガリウム(GaN)膜を成膜する例について説明する。
まず、容器12内に例えばGaの固体を収容(補充)する。そして、基板100としての例えばサファイア基板を処理室22内に搬入し、サセプタ23上に載置した後、サセプタ23の回転を開始する。サセプタ23の回転は、少なくとも後述のGaN膜の成膜が終了するまで継続する。
真空ポンプ29aによって処理室22内の大気を真空排気した後、例えば窒素(N)ガスを処理室22内に導入して処理室22内を例えば大気圧にする。また、容器12内が所定の温度(例えば600℃〜900℃)になるように、第1のヒータ27によって加熱する。これにより、容器12内のGaの固体が溶融して液体原料11であるGa融液が生成される。第1のヒータ27による加熱と併行して、処理室22内の基板100が所定温度(例えば500℃〜1200℃)になるように、第2のヒータ28によって加熱する。
処理室22内が大気圧となり、容器12内でGa融液が生成されるとともに、基板100が所定温度に達したら、バルブ24bを開けて、第1の処理ガス供給管24から、第1の処理ガス(例えばNHガス)の処理室22内の基板100への供給を開始する。
また、バルブ25bを開けて、反応ガス供給管25から、反応ガス(例えばHClガス)の容器12内への供給を開始する。このとき、供給口12aを介して反応ガス供給管25から容器12内に供給されたガスを、生成空間14内に設けられた整流機構17によって液体原料11(Ga融液)の液面に向かって流す。具体的には、最上流の生成空間14内に供給された反応ガスは、最上流の生成空間14内に設けられた整流板16に衝突する。これにより、ガスが向き(進行方向)を変えて液体原料11の液面に向かって流れる。また、上流側の生成空間14内のガスが、連通口15を通過して下流側の生成空間14内に流れ、下流側の生成空間14内に設けられた整流板16に衝突することで向きを変え、液体原料11の液面に向かって流れる。各生成空間14内に供給されたガスが液体原料11の液面に向かって流れ、液体原料11に接触することで、液体原料11と反応ガスとが反応して、第2の処理ガス(例えばGaClガス)が生成される。
そして、第2の処理ガス供給管26から、容器12内で生成された第2の処理ガスを処理室22内の基板100に供給する。そして、第1の処理ガスと第2の処理ガスとを反応させて基板100上に所定の厚さのGaN膜を成膜する。
GaN膜の厚さが所定の厚さに達したら、基板100への第1の処理ガスの供給、及び容器12内への反応ガスの供給を停止する。また、第1のヒータ27及び第2のヒータ28による加熱を停止し、容器12内、処理室22内、基板100を降温させる。また、真空ポンプ29aにより処理室22内に残留する反応ガス、第1の処理ガス、第2の処理ガスを排気した後、処理室22内に例えばNガスを導入して処理室22内を大気圧に復帰させる。そして、サセプタ23から基板100を取り外し、基板100を処理室22外へ搬出する。
(3)本実施形態にかかる効果
本実施形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果を奏する。
(a)整流機構17を、連通口15を生成空間14の上端部に設けるとともに、下流側の生成空間14内であって、連通口15と対向する位置に整流板16を設けて構成することで、連通口15を通過したガスが整流板16に衝突して向き(進行方向)を変える。これにより、液体原料11の液面に向かってガス(反応ガス、又は反応ガスと処理ガスとの混合ガス)を流すことができる。例えば、各生成空間14内でそれぞれ、ガスを下方向に移動させることができる。つまり、各生成空間14の液体原料11の液面から離れた上方の反応ガスを液体原料11の液面付近に移動させることができる。その結果、容器12内で反応ガスと液体原料11とが反応(接触)する確率(機会)を増やすことができる。これにより、液体原料11と反応ガスとを反応させることで生成される処理ガス(第2の処理ガス)の生成効率を向上させることができる。つまり、容器12内で生成される処理ガスの生成量を増加させ、容器12から排出される処理ガスの濃度を高くすることができる。
図3に、容器12の供給口12aからの距離と処理ガス(第2の処理ガスであるGaClガス)の濃度との関係の一例を表すグラフ図を示す。なお、図3のグラフ図に示すデータは、容器12を構成する天板の近傍で測定した値である。
図3から、各生成空間14内に整流機構17が設けられると、整流機構17が設けられなかった場合と比べて、容器12から排出される最終的な処理ガスの濃度を高くすることができることを確認した。つまり、処理ガスの生成効率を向上させることができることを確認した。また、液体原料11の液面の高さが一番低い場合(例えば図3においてGa融液の液面の高さが25mmである場合)であっても、容器12内に整流機構17が設けられなかった場合と比べて、容器12から排出される処理ガスの濃度を高くすることができることを確認した。
さらにまた、液体原料11の液面が降下するほど、容器12内で生成される処理ガス(GaClガス)の濃度は低下する傾向にあるものの、複数の整流機構17を設けることで、容器12から排出される最終的な処理ガスの濃度の差を小さくすることが可能であることを確認した。つまり、複数(好ましくは2つ以上、より好ましくは3つ以上)の整流機構17を設けることで、液体原料11の液面が降下した場合における処理ガス(GaClガス)の濃度の低下を抑制できることを確認した。具体的には、図3に示すようにΔD>ΔD>ΔD>ΔDにできることを確認した。なお、ΔDとは、1つ目の整流機構17を通過したときのGa融液の液面の高さが45mmである場合のGaClガスの濃度と、Ga融液の液面の高さが25mmである場合のGaClガスの濃度との差である。同様に、ΔDとは、2つ目の整流機構17を通過したときのGa融液の液面の高さが45mmである場合のGaClガスの濃度と、Ga融液の液面の高さが25mmである場合のGaClガスの濃度との差である。ΔD、ΔDについても同様である。
(b)処理ガスの生成効率を向上させることで、基板100に対して充分な量の処理ガスを供給できる。その結果、基板100の処理速度(成膜速度)を向上させることができる。
(c)また、処理ガスの生成効率を向上させることで、処理ガスの生成に寄与することなく、未反応のまま処理ガス生成器10が備える容器12内から排出される反応ガスの量を低減できる。つまり、処理室22内の基板100に供給されてしまう反応ガスの量を低減できる。その結果、基板100上に形成された膜(例えばGaN膜)の反応ガスによるエッチングを抑制できる。これにより、基板の処理速度(成膜速度)をより向上させることができる。また、未反応のまま容器12内から排出される反応ガスの量を低減することで、基板100の製造コストを低減させることができる。
(d)整流板16を、仕切部材13と整流板16との間を通過するガスの流速を増加させることができる位置に設けることで、下向きのガスの噴流を発生させることができる。例えば、液体原料11の液面に到達するような強さ(勢い)の噴流を発生させることができる。これにより、ガスを液体原料11の液面に吹き付けることができ、ガスを液体原料11の液面により確実に到達させることができる。また、噴流を発生させることで、液体原料11の液面が降下した場合であっても、ガスを液体原料11の液面に確実に到達させることができる。つまり、液体原料11の液面に到達する前に、下流側の方向に方向転換してしまうガスの量を低減できる。その結果、上記(a)〜(c)の効果をより得ることができる。
(e)整流板16を、容器12内を流れるガスの上流側から見たとき、連通口15(供給口12aも含む)の全域が整流板16によって塞がれるように構成することで、ガスを整流板16に確実に衝突させることができる。例えば、連通口15を通過した全てのガスを整流板16に衝突させることができる。その結果、連通口15を通過した全てのガスの進行方向を下向きに変更することができる。従って、液体原料11の液面に向かうガスの量を増やすことができる。その結果、上記(a)〜(c)の効果をより得ることができる。
(f)連通口15を生成空間14の上端部のみに設けることで、仕切部材13と整流板16との間を通過するガスの量をより増やすことができる。つまり、生成空間14内のガスが連通口15以外の場所から隣接する生成空間14内に逃げてしまうことを抑制できる。これにより、仕切部材13と整流板16との間を通過するガスの流速をより増加させることができ、ガスの噴流の勢いをより強くすることができる。その結果、上記(d)の効果をより得ることができる。
(g)容器12内の液体原料11の液面が降下した場合であっても、仕切部材13の下端と液体原料11の液面との間に隙間が形成されないように仕切部材13を構成することで、この隙間から生成空間14内のガスが隣接する生成空間14内に逃げてしまうことを抑制できる。つまり、生成空間14内のガスが連通口15以外の場所から隣接する生成空間14内に逃げてしまうことをより抑制できる。これにより、連通口15を通過するガスの量をより増加させて、仕切部材13と整流板16との間を通過するガスの流速をより増加させることができ、噴流の勢いをより強くすることができる。その結果、上記(d)(f)の効果をより得ることができる。
(h)仕切部材13の下端が容器12を構成する底板に接している場合、液体原料11が流通可能に仕切部材13を構成することで、容器12内で液体原料11の液面の高さをほぼ均一にできる。つまり、生成空間14のそれぞれの体積を均一にできる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
上述の実施形態では、整流板16が液体原料11の液面に対して略垂直に設けられる場合について説明したが、これに限定されない。つまり、整流板16は液体原料11の液面に対して斜めになるように設けられていてもよい。例えば図4に示す処理ガス生成器10Aのように、整流板16は、各生成空間14内の上流側から下流側に向かって液体原料11の液面と整流板16との間の距離が徐々に短くなるように構成されていてもよい。また、整流板16は、各生成空間14の天井を低くすることで形成してもよい。この場合、整流板16によって下向きのガスの噴流を発生させることは、やや難しくなるものの、各生成空間14内でそれぞれ、ガスを液体原料11の液面に向かって誘導することができる。つまり、ガスを液体原料11の液面に向かって流すことができる。その結果、上記(a)〜(c)の効果を得ることができる。
また、例えば、連通口15にはノズルが接続されていてもよい。ノズルは、ノズルから噴出されるガスを整流板16に吹き付けることができるように取付けられていることが好ましい。また、ノズルは、液体原料11の液面に向かってガスが噴出されるように取付けられていてもよい。
上述の実施形態では、整流機構17が、連通口15を生成空間14の上端部に設けるとともに、下流側の生成空間14内であって、連通口15と対向する位置に整流板16を設けることで構成される場合について説明したが、これに限定されない。例えば図5に示す処理ガス生成器10Bのように、整流機構17が、連通口15を生成空間14の下端部に設けることで構成されていてもよい。つまり、連通口15は、生成空間14の下端部のみに設けられていてもよい。この場合、連通口15は、例えば仕切部材13の下端と液体原料11の液面と容器12の側壁とにより形成されているとよい。つまり、仕切部材13は、仕切部材13の下端と液体原料11の液面との間に隙間が形成されるように構成されているとよい。また、例えば仕切部材13の下端に切り欠きを形成したり、仕切部材13の下端部に開口(貫通孔)を形成することで、生成空間14の下端部に連通口15を設けてもよい。なお、処理ガス生成器10Bでは、連通口15は、生成空間14内を流れるガスの流路を確保するため、容器12内に最大限の液体原料11が保持されている場合であっても、連通口15の全てが液体原料11に浸漬しないように設けられている。また、処理ガス生成器10Bでは、上述の整流板16を設けなくてもよい。
このように構成された処理ガス生成器10Bであっても、生成空間14内のガスを液体原料11の液面に向かって流すことができる。具体的には、処理ガス生成器10Bでは、生成空間14内を流れるガスが、連通口15に向かう際に液体原料11の液面に向かって流れる。そして、ガスが連通口15を通過する際に液体原料11の液面に沿って液面付近を流れる。これによっても、容器12内で反応ガスと液体原料11とが反応する確率を増やすことができる。その結果、上記(a)〜(c)の効果を得ることができる。また、処理ガス生成器10Bの構造を簡素化でき、装置コストを低減することができる。
図6に、容器12の供給口12aからの距離と処理ガス(第2の処理ガスであるGaClガス)の濃度との関係の一例を表すグラフ図を示す。なお、図6のグラフ図に示すデータは、液体原料11であるGa融液の液面の高さが45mmである場合に容器12を構成する天板の近傍で測定した値である。図6から、整流機構17が連通口15を生成空間14の下端部に設けることで構成されている場合は、整流機構17w設けなかった場合、つまり仕切部材13を設けなかった場合と比べて、容器12から排出される最終的な処理ガスの濃度を高くすることができることを確認した。つまり、処理ガスの生成効率を向上させることができることを確認した。また、容器12内に設けられる整流機構17の数(つまり生成空間14の下端部に設けられる連通口15の数)が多くなるほど、容器12から排出される最終的な処理ガスの濃度をより高くすることができることを確認した。
上述の実施形態では、連通口15が生成空間14の上端部のみに設けられる場合(例えば処理ガス生成器10,10A)、連通口15が生成空間14の下端部のみに設けられる場合(処理ガス生成器10B)についてそれぞれ説明したが、これに限定されない。例えば、連通口15は、生成空間14の上端部及び下端部の両方に設けられていてもよい。つまり、整流機構17は、連通口15を生成空間14の上端部及び下端部の両方に設けるとともに、下流側の生成空間内であって、生成空間14の上端部に設けられた連通口15と対向する位置に整流板16を設けることで構成されていてもよい。このように構成された処理ガス生成器であっても、生成空間14内のガスを液体原料11の液面に向かって流すことができる。その結果、上記(a)〜(c)の効果を得ることができる。
上述の実施形態では、容器12内に4つの整流機構17が設けられる場合について説明したが、これに限定されない。つまり、容器12内には、少なくとも1つの整流機構17が設けられていればよい。
上述の実施形態では、液体原料11として、例えば固体のGaを高温で溶融させたGa融液を用いる場合について説明したが、これに限定されない。液体原料11として、常温で液体である原料を用いてもよい。
上述の実施形態では、容器12内に金属原料を収容し、容器12内で金属原料を加熱して溶融させることで液体原料11を生成したが、これに限定されない。例えば、容器12外で金属原料を溶融させて生成した液体原料11を容器12内に供給してもよい。
上述の実施形態では、供給口12a及び排出口12bが容器12の側壁に設けられる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、供給口12a及び排出口12bはそれぞれ、容器12の天板に設けられていてもよい。
上述の実施形態では、処理ガス生成器10が基板処理装置20の処理室22内に設けられる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、処理ガス生成器10は、基板処理装置20の反応容器21外に設けられていてもよい。この場合は、処理ガス生成器10の外周に、処理ガス生成器10が備える容器12内を所定温度に加熱するヒータが設けられているとよい。
また、例えば、第1の処理ガス供給管24、反応ガス供給管25からそれぞれ、第1の処理ガス、反応ガスと併行して、例えばキャリアガスとしての窒素(N)ガス、水素(H)ガス、HガスとNガスとの混合ガスを供給してもよい。
また、反応容器21には、不活性ガス供給管やドーピングガス供給管等がさらに設けられていてもよい。
上述の実施形態では、基板処理装置20としてHVPE装置を用いる場合について説明したが、これに限定されない。つまり、本発明は、液体原料11と反応ガスとを反応させて生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理装置であれば、種々の基板処理装置に適用できる。また、上述の実施形態では、基板処理として、GaN膜を成膜する処理について説明したが、これに限定されない。この他、例えば、基板処理として、酸化膜、金属膜等の種々の膜を成膜する成膜処理、エッチング処理等を行う基板処理装置や、上記の基板処理を行って、基板を製造する基板処理装置にも適用できる。
<本発明の好ましい態様>
以下に、本発明の好ましい態様について付記する。
[付記1]
本発明の一態様によれば、
液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理装置であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられている基板処理装置が提供される。
[付記2]
付記1の基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流機構は、前記連通口を前記生成空間の上端部に設けるとともに、下流側の前記生成空間内であって、前記連通口と対向する位置に整流板を設けることで構成されており、
前記連通口を通過したガスが、前記整流板に衝突することで向きを変え、前記液体原料の液面に向かって流れるように構成されている。
[付記3]
付記2の基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流板は、前記液体原料の液面に対して略垂直に設けられている。
[付記4]
付記2又は3の基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流板は、前記仕切部材と前記整流板との間を通過するガスの流速を増加させて、下向きのガスの噴流を発生させるような位置に設けられている。
[付記5]
付記2ないし4のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記容器内に最大限の前記液体原料が保持されている場合であっても、前記整流板は、前記整流板の下端と液体原料の液面との間に隙間が形成されるように構成されている。
[付記6]
付記2ないし5のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流板は、前記容器内を流れるガスの上流側から見たとき、前記連通口の全域が前記整流板によって塞がれるように構成されている。
[付記7]
付記2ないし6のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記容器内の前記液体原料の液面が降下した場合であっても、前記仕切部材の下端と前記液体原料との間に隙間が形成されないように構成されている。
[付記8]
付記1ないし7のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記整流機構は、前記連通口を前記生成空間の下端部に設けることで構成されており、
前記生成空間内を流れるガスが、前記連通口を通過する際に前記液体原料の液面に沿って流れるように構成されている。
[付記9]
付記8の基板処理装置であって、好ましくは、
前記容器内には、前記仕切部材が複数設けられている。
[付記10]
付記1ないし9のいずれかの基板処理装置であって、好ましくは、
前記仕切部材の下端が前記容器の底板に接するように構成されている場合、前記仕切部材の前記液体原料に浸漬する箇所は、液体原料が流通可能に構成されている。
[付記11]
本発明の他の態様によれば、
液体原料と反応ガスとを反応させることで処理ガスを生成する処理ガス生成器であって、
金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられている処理ガス生成器が提供される。
[付記12]
本発明のさらに他の態様によれば、
液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理方法であって、
上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器内に収容された液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、少なくとも1つの仕切部材によって、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切った前記容器内に反応ガスを供給し、前記生成空間内にそれぞれ設けられた整流機構により、ガスを液体原料の液面に向かって流して、液体原料と反応ガスとを反応させて処理ガスを生成する工程を有する基板処理方法が提供される。
10 処理ガス生成器
11 液体原料
12 容器
13 仕切部材
14 生成空間
17 整流機構
20 基板処理装置
100 基板

Claims (3)

  1. 液体原料と反応ガスとを反応させることで生成した処理ガスを用いて基板を処理する基板処理装置であって、
    金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
    前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
    前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
    前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられており、
    前記整流機構は、前記連通口を前記生成空間の上端部に設けるとともに、下流側の前記生成空間内であって、前記連通口と対向する位置に整流板を設けることで構成されており、
    前記連通口を通過したガスが、前記整流板に衝突することで向きを変え、前記液体原料の液面に向かって流れるように構成されている
    基板処理装置。
  2. 前記整流機構は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口前記生成空間の下端部にも形成されるように構成されており、
    前記生成空間内を流れるガス前記生成空間の下端部に形成された前記連通口を通過する際前記液体原料の液面に沿って流れ
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 液体原料と反応ガスとを反応させることで処理ガスを生成する処理ガス生成器であって、
    金属原料が溶融することで生成される液体原料を保持し、上流側から反応ガスが供給されて下流側から処理ガスが排出される容器と、
    前記容器内に設けられ、前記容器内の液体原料の液面よりも上方の前記容器内の空間を、上流側から下流側に向かって順に配列する複数の生成空間に仕切る少なくとも1つの仕切部材と、を備え、
    前記仕切部材は、隣接する2つの前記生成空間を互いに連通させる連通口を形成するように構成されており、
    前記生成空間内にはそれぞれ、ガスを液体原料の液面に向かって流す整流機構が設けられており、
    前記整流機構は、前記連通口を前記生成空間の上端部に設けるとともに、下流側の前記生成空間内であって、前記連通口と対向する位置に整流板を設けることで構成されており、
    前記連通口を通過したガスが、前記整流板に衝突することで向きを変え、前記液体原料の液面に向かって流れるように構成されている
    処理ガス生成器。
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