JP6362974B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6362974B2 JP6362974B2 JP2014186516A JP2014186516A JP6362974B2 JP 6362974 B2 JP6362974 B2 JP 6362974B2 JP 2014186516 A JP2014186516 A JP 2014186516A JP 2014186516 A JP2014186516 A JP 2014186516A JP 6362974 B2 JP6362974 B2 JP 6362974B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volume
- volume setting
- state
- setting
- changed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 123
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 93
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 description 170
- 230000008569 process Effects 0.000 description 170
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 34
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 28
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 16
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 11
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 10
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 10
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 7
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000013461 design Methods 0.000 description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
一般に演出音の音量は遊技施設の従業員により調整可能である。
そこで、遊技者がより擬似演出を楽しめるように特許文献1に記載のパチンコ機では演出音の音量を遊技者が自分の好みに合わせて変更できるように構成されている。また、特許文献1のパチンコ機は、遊技者が所定時間、遊技をしていないと、遊技者によって変更された音量が初期状態に戻る構成とされている。
しかしながら、遊技施設が適正だとする音量では遊技者の好みの音量でないことがある一方、個々の遊技者の好みの音量にすると、その音量が他の遊技者や遊技施設にとって不適切な音量となるおそれがある。例えば大音量ではまわりの迷惑になったり、小さい音量では遊技者が変ると新たな遊技者に演出の良さが伝わらないのではないかといった懸念がある。
そこで本願発明は前記事情に鑑み、遊技者の好みを満足させつつ遊技施設側の懸念を払拭することができ、両者にとって音量の設定変更が良好にできる遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
始動口への入球に起因して抽出された乱数値に応じて当否判定を行う当否判定手段と、
該当否判定手段による判定結果を示す特別図柄を変動後に確定表示する特別図柄表示装置と、
前記特別図柄が変動中に行われる擬似演出を表示する演出図柄表示装置と、
前記擬似演出に応じた演出音を出力する音声出力制御手段と、を備え、
該音声出力制御手段によって出力される前記演出音の音量を設定変更可能な遊技機において、
遊技機の背面に背面音量設定スイッチを設けるとともに、遊技機の前面に前面音量設定スイッチを設け、
前記演出音の音量に応じて複数段階の音量設定値を割当て、
通常、前記背面音量設定スイッチにより選択された前記音量設定値に応じて基準となる初期設定音量の演出音が出力され、
前記背面音量設定スイッチによって選択された音量設定値が所定の範囲のときに、前記前面音量設定スイッチによる演出音の音量の設定変更を可能となし、
前記音量設定値の所定値の範囲を音量に応じて複数の区分に分割せしめ、
前記前面音量設定スイッチによって前記区分を選択することで、選択された区分から音量設定値が決定され、該音量設定値に応じて演出音の音量を設定変更するようになし、
前記前面音量設定スイッチの前記区分の選択によって決定された音量設定値の音量のほうが、前記背面音量設定スイッチによって選択されている前記初期設定音量よりも小さい音量であった場合には、予め設定された所定の条件が成立することで、演出音の音量を前記背面音量設定スイッチによって選択されている前記初期設定音量に設定変更する構成とする。
尚、所定の条件とは、例えば、遊技者が遊技機にて所定時間、遊技をしていないと判断されたことが望ましい。具体的には、遊技の演出等を制御するサブ制御装置に所定の条件が成立したか否かを判断する条件成立を判定するための手段を設け、遊技を司る主制御装置からデモ画面を表示させるコマンドを送信する構成で、該コマンドを受信したこと、或は受信後に所定時間が経過したことを所定の条件の成立と判断する構成とすることが望ましい。又は主制御装置から送られてくる変動開始コマンド等が所定時間送られてこなかった場合に、デモ画面を表示するようにし、デモ画面が表示されたこと又はデモ画面が表示されてから所定時間経過したら条件成立と判断するようにしてもよい。
また、遊技者によって設定できる音量の範囲は、背面音量設定スイッチによって選択可能な音量の範囲よりも狭いので、遊技者による極端に大きな音量又は小さな音量への設定変更がなされることがない。
尚、遊技機は1台の機台で多数の遊技者が入れ替わりで遊技を行うので、前に遊技していた遊技者が音量の設定変更を行った場合、次に、その機台で遊技する新たな遊技者も同じ音量で遊技する可能性が高い。このような場合において、背面音量設定スイッチによって選択された音量よりも、前の遊技者が選んだ音量の方が小さい場合には、せっかくの演出の良さが遊技者に伝わらないという問題が発生してしまうが、本発明では、背面音量設定スイッチによって選択された音量よりも、遊技者が選んだ音量の方が小さい場合には、所定の条件成立後に、背面音量設定スイッチによって選択された音量に戻るので、次に、その遊技機で遊技する遊技者が遊技を開始する前に、遊技施設が適切だと思う音量に戻り、そのような問題を可及的に防止することができるようになる。従って遊技者の好みを満足させつつ遊技施設の懸念を払拭することができ、音量の設定変更が良好にできる。
請求項1に記載の遊技機において、
前記前面音量設定スイッチによって前記区分のうちの最大音量の区分が選択された場合には、当該区分の中で最も小さな音量の前記音量設定値が決定され、該音量設定値に対応した音量の演出音が出力されるようにし、
前記前面音量設定スイッチの前記区分の選択によって決定された音量設定値の音量のほうが、前記背面音量設定スイッチによって選択されている前記初期設定音量よりも大きい音量であった場合には、前記所定の条件が成立しても、演出音の音量を前記背面音量設定スイッチによって選択されている前記初期設定音量に設定変更しないように構成する。
請求項1又は2に記載の遊技機において、
遊技状態を判別する遊技状態判別手段を設け、
該遊技状態判別手段により判別された遊技状態が、前記特別図柄が変動している変動状態と特別図柄変動の待機状態のいずれの状態であっても前記前面音量設定スイッチによる音量の設定変更が可能であり、
前記変動状態と前記待機状態とでは、前記音量設定値の所定の範囲を音量の大きさに応じて分割せしめる区分の数を変更せしめ、
前記待機状態では、前記区分の数を前記変動状態の区分の数よりも少なくし、前記、前記前面音量設定スイッチによって選択された区分から音量設定値が決定され、該音量設定値に応じて演出音の音量を設定変更するように構成する。
尚、前記待機状態は遊技者により遊技が行なわれていないと判断された状態も含み、前記変動状態は特別図柄が変動状態である他、大当りの特別遊技状態等を含むことが望ましい。
尚、待機状態に音量の設定変更をする場合、例えば音量の設定を変更毎に確認音を出力したとしても、実際の遊技中は、様々な音(複数の演出音だけでなく、パチンコ球が発射される音、発射された球が遊技盤面上の役物にぶつかる音、賞球が払い出される音など)が出ている状態なので、期待通りの音量の設定変更が難しい、それどころか、変更できる段階が多いと、迷ってしまうという問題までも発生してしまうが、本発明の構成では、待機状態に大まかな設定変更だけ行い、変動状態の音量の設定変更は、実際の遊技中における演出音を聞きながら細かい音量の設定変更を行うことになるので容易に好みの音量の設定変更することができるようになる。
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、
遊技状態を判別する遊技状態判別手段を設け、
該遊技状態判別手段により判別された遊技状態が、前記特別図柄が変動している変動状態と特別図柄変動の待機状態のいずれの状態であっても前記前面音量設定スイッチによる音量の設定変更が可能であり、
前記前面音量設定スイッチによって音量の設定変更が行われた遊技状態を判別する音量調整時期判別手段を設け、
該音量調整時期判別手段によって前記音量の設定変更が行われた遊技状態が、前記待機状態と判別されている場合と、前記変動状態と判別されている状態とで前記所定の条件が相違するようになし、
前記音量調整時期判別手段によって音量の設定変更が行われた遊技状態が前記待機状態と判別されている場合における前記所定の条件よりも、前記変動状態と判別されている場合における前記所定の条件のほうが成立が困難な条件とする。
尚、前記待機状態は遊技者により遊技が行なわれていないと判断された状態も含み、前記変動状態は特別図柄が変動状態である他、大当りの特別遊技状態等を含むことが望ましい。
しかし、本発明の構成にすることで前記イタズラが行われたとしても、変動状態に音量の設定変更した場合よりも待機状態に音量の設定変更を行ったほうが、早く、背面音量設定スイッチにて選択された音量に戻るので、次に、その遊技機で遊技をする遊技者に被害が及ぶ可能性を低くすることができる。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された後述する遊技盤が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技施設に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
センターケース200の直下には特別図柄(以下、単に特図という)の当否判定を実行する始動口として、常時入球(入賞)可能な第1特図始動口23、チューリップ式普通電動役物からなる第2特図始動口24とが上下位置に設置されている。第1特図始動口23への入球により第1特図の当否判定が行われ、第2特図始動口24により第2特図の当否判定が行われる。
尚、遊技盤2の遊技領域20には、多数の遊技釘や風車が植設されている。
主制御装置40、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43は遊技盤2に設けられ、払出制御装置41、発射制御装置44、電源基板45は内枠30に設けられている。図3では発射制御装置44が描かれていないが、払出制御装置41の下に設けてある。
図3(b)に示すように、背面音量設定スイッチ35はロータリー式スイッチであり、16段階の音量に設定可能とされている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
サブ統合制御装置42には、演出ボタン15やジョグダイヤル16の操作を検出する演出SW528やジョグダイヤルセンサ529、十字キー19の各ボタンの操作を検出する十字キー上SW536、十字キー下SW537、十字キー左SW538、十字キー右SW539、十字キー中SW540などの操作信号が入力される。
ここで、前記初期設定音量の設定と、遊技者の十字キー19による音量の設定変更について説明する。図5に示すように、前記初期設定音量の設定は「設定値0〜15」の16段階から設定可能で、背面音量設定スイッチ35により選択された設定値に応じて決定される。例えば背面音量設定スイッチ35にて「設定値4」が選択されると、「設定値4」に応じた音量にて演出音が出力され、背面音量設定スイッチ35にて「設定値9」が選択されると、「設定値9」に応じた音量にて演出音が出力される。尚、「設定値0」は無音で設定値が大きくなるほど音量が大きくなる。
一方、所定の条件が満たされても、遊技者の十字キー19によって設定変更された音量が初期設定音量よりも大きい時には遊技者により設定変更された音量を維持する。
以下、遊技者による音量の設定変更の詳細を主制御装置40及びサブ統合制御装置42で実行されるプログラム処理に基づいて説明する。
図7に示す「始動口入賞確認処理」は主制御装置40で実行されるサブルーチンであり、この処理では、前記第1、第2特図始動口23,24への入球(入賞)を確認し、入球時に抽出した各種乱数値を、第1特図、第2特図それぞれ個別に保留記憶する処理を行う。
続くS203の処理では、第1特図保留数表示装置281又は第2特図保留数表示装置282の点灯数を増加させると共に、サブ統合制御装置42に現在の保留記憶数を示す保留個数指定コマンドを送信する。
図8に示すように「当否判定処理」は、大入賞口を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し、作動していなければ(S300:no)、特図が変動中か確認し、変動中でなければ(S301:no)、特図の確定図柄が表示されているか確認する(S302)。尚、特別電動役物が作動中(S300:yes)であれば「特別遊技処理」に移行する。図略ではあるが「特別遊技処理」は大当りによる前記特別遊技を実行するプログラムである。
確変中でなければ(S312:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S314)。
大当りであれば(S315:yes)、S316の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
S317の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S340:yes)、確定図柄表示終了の処理(S341)により特図表示装置28の特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
そして大当り開始演出処理(S349)によりサブ統合制御装置42へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
続く処理で時短フラグが「1」であるか確認し(S353)、時短フラグが「1」であれば(S353:yes)、前記「時短カウンタ」を減算結果(時短回数)が「0」あるか否かを確認する(S354)。「0」であれば(S354:yes)、時短フラグを「0」にセットする(S355)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「特別遊技処理」に移行する。
続くS504の処理において音量設定の説明を表示するように制御する。これにより演出図柄制御装置43が演出図柄表示装置21にて前記説明を開始させる。
尚、前記S550の処理で前記待機フラグが「1」でないとき(S550:no)又は前記S551の処理で前記待機状態に移行してから15秒以上経過していないとき(S551:no)はリターンする。
このように遊技機が待機状態では演出図柄表示装置21においてデモ画面と図柄待機画面とが交互に表示される。
続くS605の処理で前記ゲージフラグに「1」をセットする。
しかしながら、音量が既に最大又は最小レベルで、これ以上又はこれ以下に変更することができない場合はその旨を示唆する。即ちS608の処理において音量が最大又は最小の限界値に到達しているか否かを確認し、限界値であれば(S608:yes)、S609の処理において音量が最大又は最小の限界値に達していることを報知するように制御する。これにより演出図柄制御装置43が演出図柄表示装置21にて音量が最大又は最小の限界値に達していることを表示させる。尚、本「音量設定処理」では前記S601が肯定された以降の処理から待機フラグが「1」をなす待機状態では前記音量が最大又は最小の限界値に達していることを表示させない。
前記ハズレ図柄確定表示となって15秒経過すると前記待機状態と判断され、図19(b)に示すように、前記ハズレ図柄確定表示画面の下部右側位置に、十字キーの上ボタンにより音量を上げることが可能で、下ボタンにより音量を下げることが可能であることを示唆する音量設定説明表示211が表示された図柄待機表示の画面に変更される。
その後、図19(d)、(e)に示すように、30秒ごとに前記図柄待機表示と前記デモ表示とが交互に切替えつつ繰り返し表示される。
その後、前記操作から4秒以内に再度音量を下げる操作がなされた場合、図20(b)に示すように、前記音量レベルゲージ表示213において音量が「2」であることを示す表示に変更される。
前記操作から4秒以内に再度音量を上げる操作がなされた場合、図20(d)に示すように、前記音量レベルゲージ表示213において音量が「4」であることを示す表示に変更される。
その後、前記操作から4秒以上経っても音量を上げる又は下げる操作がなされなければ、図20(e)に示すように、前記デモ表示画面の下部右側位置に前記音量設定説明表示211とが表示された画面に戻る。
一方、遊技者の音量設定の操作により音量が最小になると、図21(c)に示すように、前記変動画面の下部左側位置に音量が最小限界値であることを示唆するMini表示216が表示される。
尚、MAX表示215、Mini表示216は約1秒で消える構成にすることが望ましく、これにより質の高い演出を邪魔しないですむ。
例えば、前記図5を参照して、初期設定音量が背面音量設定スイッチ35により「設定値8」が設定されており、十字キー19により「レベル2」が設定されているときは、現在の音量は「設定値6」の音量で、待機コマンドの受信から3分経過することにより背面音量設定スイッチ35で設定された「設定値8」の音量に変更される(戻される)。
初期設定音量が背面音量設定スイッチ35により「設定値9」が設定されており、十字キー19により「レベル2」が設定されているときは、現在の音量は「設定値6」の音量で、所定の条件が満たされることにより背面音量設定スイッチ35で設定された「設定値9」の音量に変更される。
一方、初期設定音量が背面音量設定スイッチ35により「設定値8」が設定されており、十字キー19により「レベル4」が設定されているときは、現在の音量は「設定値10」の音量で、所定の条件が満たされても十字キー19で設定された「設定値10」の音量が維持される。
また、遊技者によって設定できる音量の範囲は、背面音量設定スイッチによって選択可能な音量の範囲よりも狭いので、遊技者による極端な音量の設定変更はされることがない。
即ち、多数の遊技者が入れ替わりで遊技を行なうが、前に遊技していた人が音量の設定変更を行った場合、次に、遊技する人も同じ音量で遊技する可能性が高い。このような場合において、背面音量設定スイッチによって選択された音量よりも、前の遊技者が選んだ音量の方が小さい場合には、せっかくの演出の良さが遊技者に伝わらないという問題が発生してしまうが、背面音量設定スイッチ35によって選択された音量よりも、遊技者が選んだ音量の方が小さい場合には、所定の条件成立後に、背面音量設定スイッチ35によって選択された音量に戻るので、次に、その遊技機で遊技する遊技者が遊技を開始する前に、遊技施設が適切だと思う音量に戻り、そのような問題を可及的に防止することができる。従って遊技者の好みを満足させつつ遊技施設の懸念を払拭することができ、音量の設定変更が容易にできる。
この場合、変動状態にて音量の設定変更を行う遊技者はベテランが多く、経験を生かして容易に音量の設定変更ができる。また変動状態では、音量の設定変更を行うと演出音の音量が設定変更の操作に応じて変化するようにすれば、確認音が出力されなくても、変更した音量の大きさを確認でき、容易に遊技者が好みの音量に設定変更することができる。
尚、本パチンコ機の基本構造は、前記第1の実施形態のそれと同一で、相違点を中心に説明する。
続くS626の処理で前記ゲージフラグに「1」をセットする。
尚、遊技状態が変動状態では音量レベルゲージの表示を行わない。
「初期値設定処理2」では先ず、S810の処理において主制御装置40からの前記待機コマンドを受信してから3分が経過したか否かを確認する。尚、時間計測中に前記特図変動開始コマンドを受信するとリセットされる。
一方、待機コマンドの受信から3分経過し、設定変更の操作が変動状態に行なわれていた場合には、更に待機コマンドの受信から6分経過したことを確認し、現在の音量が初期設定音量よりも小さい音量のとき初期設定音量に戻すことがなされる。
従って、待機状態の操作と変動状態の操作とでは後者の方が初期設定音量に戻りにくい構成である。勿論、待機状態の操作、変動状態の操作のいずれであっても現在の音量が初期設定音量よりも大きい音量のときは前記第1の実施形態と同様に、初期設定音量に戻さない。
これに対し、本実施形態の構成は前記イタズラが行われたとしても、変動状態に音量の設定変更した場合よりも待機状態に音量の設定変更を行ったほうが、早く、背面音量設定スイッチにて選択された音量に戻るので、次にその機台で遊技をする遊技者に被害がおよぶことを防ぐことができる。
本パチンコ機は、前記変動状態又は前記待機状態とで遊技者により設定変更可能な音量レベルが異なる構成である。例えば変動状態では設定変更可能な音量レベルを第1及び第2の実施形態と同様に5段階(図5参照)にする一方、待機状態では、図26に示すように設定変更可能な音量レベルを3段階にする。前記5段階と同様に、十字キー19により設定変更可能な範囲(音量調整可能範囲)は「設定値4〜15」である。そして、十字キー19の3段階の各レベルに対応して背面音量設定スイッチ35の「設定値4〜15」の設定範囲を3段階に区分する。例えば、背面音量設定スイッチ35の「設定値4〜7」の区分を十字キー19の「レベル1」とし、「設定値8乃至11」の区分を「レベル2」とし、「設定値12乃至15」の区分を「レベル3」とする。
遊技者により音量の設定変更操作が無いまま変動状態に移行すると、この状態の十字キー19により設定変更可能な音量レベルは「レベル1〜5」で、「設定値8」に対応する音量レベルは「レベル3」となる。
その後、遊技者により音量の設定変更操作が無いまま待機状態に移行すると、十字キー19により設定変更可能な音量レベルは「レベル1〜3」で、「設定値10」に対応する音量レベルは「レベル2」となる。この場合、十字キー19の音量レベルは前の待機状態の音量レベルと同じ「レベル2」であるが、出力される音量は「設定値10」に対応する音量で、前の待機状態よりも大きな出力となる。
図28に示す「変動開始処理2」は待機状態から変動状態に移行すると十字キー19により設定変更可能な音量レベルを3段階から5段階に変更するもので、S410の処理において主制御装置40から特図の当否判定処理に伴う変動パターンを示唆するコマンドを受信したか否かを確認する。変動パターンコマンドを受信していれば(S410:yes)、S411の処理において擬似演出の内容等を決定する。続くS412の処理において待機準備フラグを「0」にリセットし、更にS413の処理において待機フラグを「0」にリセットする。
続くS514の音量設定段階変更処理おいて、待機状態への移行に伴い、十字キー19により設定変更可能な音量レベルを5段階から3段階に変更する。
その後、S515の処理において音量設定の説明を表示するように制御する。これにより演出図柄制御装置43が演出図柄表示装置21にて前記説明を開始させる。
また本実施形態では、変動状態の設定変更可能な音量レベルを待機状態より多くしたが、これに限らず待機状態を多くしてもよい、例えば待機状態では設定変更可能な音量レベルを5段階とし、変動状態では設定変更可能な音量レベルを3段階とする。この場合、待機状態に比べて変動状態での遊技者による設定変更操作を簡素化することができ、擬似演出の邪魔とならない。
更に、パチンコ機台内に所定数の遊技球が封入され、封入された遊技球を遊技盤の遊技領域に向けて発射するとともに、発射された遊技球を回収し、回収した遊技球を再度発射することで内部の所定数の遊技球を循環的に使用して遊技を行う封入式パチンコ機に適用してもよい。
19 十字キー(前面音量設定スイッチ)
21 演出図柄表示装置
23 第1特図始動口(始動口)
24 第2特図始動口(始動口)
25 大入賞口
27 第1特図表示装置(特別図柄表示装置)
28 第2特図表示装置(特別図柄表示装置)
35 背面音量設定スイッチ
40 主制御装置(当否判定手段)
42 サブ統合制御装置(音声出力制御手段、遊技状態判別手段、音量調整時期判別手段)
Claims (4)
- 始動口への入球に起因して抽出された乱数値に応じて当否判定を行う当否判定手段と、
該当否判定手段による判定結果を示す特別図柄を変動後に確定表示する特別図柄表示装置と、
前記特別図柄が変動中に行われる擬似演出を表示する演出図柄表示装置と、
前記擬似演出に応じた演出音を出力する音声出力制御手段と、を備え、
該音声出力制御手段によって出力される前記演出音の音量を設定変更可能な遊技機において、
遊技機の背面に背面音量設定スイッチを設けるとともに、遊技機の前面に前面音量設定スイッチを設け、
前記演出音の音量に応じて複数段階の音量設定値を割当て、
通常、前記背面音量設定スイッチにより選択された前記音量設定値に応じて基準となる初期設定音量の演出音が出力され、
前記背面音量設定スイッチによって選択された音量設定値が所定の範囲のときに、前記前面音量設定スイッチによる演出音の音量の設定変更を可能となし、
前記音量設定値の所定値の範囲を音量に応じて複数の区分に分割せしめ、
前記前面音量設定スイッチによって前記区分を選択することで、選択された区分から音量設定値が決定され、該音量設定値に応じて演出音の音量を設定変更するようになし、
前記前面音量設定スイッチの前記区分の選択によって決定された音量設定値の音量のほうが、前記背面音量設定スイッチによって選択されている前記初期設定音量よりも小さい音量であった場合には、予め設定された所定の条件が成立することで、演出音の音量を前記背面音量設定スイッチによって選択されている前記初期設定音量に設定変更するように構成したことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記前面音量設定スイッチによって前記区分のうちの最大音量の区分が選択された場合には、当該区分の中で最も小さな音量の前記音量設定値が決定され、該音量設定値に対応した音量の演出音が出力されるようにし、
前記前面音量設定スイッチの前記区分の選択によって決定された音量設定値の音量のほうが、前記背面音量設定スイッチによって選択されている前記初期設定音量よりも大きい音量であった場合には、前記所定の条件が成立しても、演出音の音量を前記背面音量設定スイッチによって選択されている前記初期設定音量に設定変更しないように構成したことを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2に記載の遊技機において、
遊技状態を判別する遊技状態判別手段を設け、
該遊技状態判別手段により判別された遊技状態が、前記特別図柄が変動している変動状態と特別図柄変動の待機状態のいずれの状態であっても前記前面音量設定スイッチによる音量の設定変更が可能であり、
前記変動状態と前記待機状態とでは、前記音量設定値の所定の範囲を音量の大きさに応じて分割せしめる区分の数を変更せしめ、
前記待機状態では、前記区分の数を前記変動状態の区分の数よりも少なくし、前記前面音量設定スイッチによって選択された区分から音量設定値が決定され、該音量設定値に応じて演出音の音量を設定変更するように構成したことを特徴とする遊技機。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、
遊技状態を判別する遊技状態判別手段を設け、
該遊技状態判別手段により判別された遊技状態が、前記特別図柄が変動している変動状態と特別図柄変動の待機状態のいずれの状態であっても前記前面音量設定スイッチによる音量の設定変更が可能であり、
前記前面音量設定スイッチによって音量の設定変更が行われた遊技状態を判別する音量調整時期判別手段を設け、
該音量調整時期判別手段によって前記音量の設定変更が行われた遊技状態が、前記待機状態と判別されている場合と、前記変動状態と判別されている状態とで前記所定の条件が相違するようになし、
前記音量調整時期判別手段によって音量の設定変更が行われた遊技状態が前記待機状態と判別されている場合における前記所定の条件よりも、前記変動状態と判別されている場合における前記所定の条件のほうが成立の困難な条件としたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014186516A JP6362974B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014186516A JP6362974B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016055125A JP2016055125A (ja) | 2016-04-21 |
JP6362974B2 true JP6362974B2 (ja) | 2018-07-25 |
Family
ID=55756826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014186516A Active JP6362974B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6362974B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6162092B2 (ja) * | 2014-10-06 | 2017-07-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6162091B2 (ja) * | 2014-10-06 | 2017-07-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6487180B2 (ja) * | 2014-10-23 | 2019-03-20 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6313247B2 (ja) * | 2015-03-09 | 2018-04-18 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP6795374B2 (ja) * | 2016-10-20 | 2020-12-02 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP6415003B2 (ja) * | 2017-03-01 | 2018-10-31 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6559724B2 (ja) * | 2017-03-03 | 2019-08-14 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6661566B2 (ja) * | 2017-03-27 | 2020-03-11 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6936042B2 (ja) * | 2017-04-25 | 2021-09-15 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6622758B2 (ja) * | 2017-06-22 | 2019-12-18 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6622756B2 (ja) * | 2017-06-22 | 2019-12-18 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6622757B2 (ja) * | 2017-06-22 | 2019-12-18 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6711934B2 (ja) * | 2019-01-17 | 2020-06-17 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP7199726B2 (ja) * | 2020-01-23 | 2023-01-06 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP7212395B2 (ja) * | 2021-02-16 | 2023-01-25 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP7212397B2 (ja) * | 2021-02-16 | 2023-01-25 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP7212396B2 (ja) * | 2021-02-16 | 2023-01-25 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4660644B2 (ja) * | 2004-04-05 | 2011-03-30 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP5922351B2 (ja) * | 2011-08-05 | 2016-05-24 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP5865235B2 (ja) * | 2012-11-20 | 2016-02-17 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP5320500B1 (ja) * | 2012-12-04 | 2013-10-23 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP6129132B2 (ja) * | 2014-09-04 | 2017-05-17 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
2014
- 2014-09-12 JP JP2014186516A patent/JP6362974B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016055125A (ja) | 2016-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6362974B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6492246B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5552590B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6263695B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6225305B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6442667B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5838387B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5838389B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6225314B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6609752B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6845578B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2011000431A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP7429421B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP7051801B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP7429420B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6458233B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017164627A (ja) | 遊技機 | |
JP4224615B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2021106667A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6085750B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2016198271A (ja) | 遊技機 | |
JP6142253B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5736553B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2018050802A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2016185438A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180518 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6362974 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |