JP6362949B2 - 移動治具および配筋方法 - Google Patents
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Description
例えば、柱の柱頭部に4本のハーフPCa梁を取り付ける場合、以下の手順で施工する。まず、柱の頂部に、先付け梁として、互いに対向して2本のハーフPCa梁を取り付ける。次に、これらハーフPCa梁の下側主筋同士を機械式継手で接合する。次に、後付け梁として、先付け梁に略直交する2本のハーフPCa梁を取り付ける。
上側の梁主筋の移動は、プレキャストコンクリート部分の上面を摺動させて行う。
この移動治具によれば、ローラ上に上側の梁主筋を載せて移動すると、ローラが回転するから、軽い力で容易に梁主筋を移動できる。
ここで、台座部または軸受け部があばら筋に係止しているので、ローラ上に載せた上側主筋を押した場合に、移動治具の位置や姿勢がずれるのを防止して、上側主筋を円滑に移動できる。
この発明によれば、請求項1と同様の効果がある。
この発明によれば、上述の請求項1と同様の効果がある。
〔参考例〕
図1は、本発明の参考例に係る移動治具15が適用された施工中の柱梁架構1の斜視図である。
この柱梁架構1は、柱2と、この柱2の柱頭部に接合される4本の梁3と、を備える。なお、これら梁3は、それぞれ、ハーフPCa梁10を用いて構築される。図1では、柱梁架構1が施工中であり、4本の梁3のうち3本のみを表示している。
先付け梁10Aは、互いに対向してつまり一直線上に配置され、後付け梁10Bは、互いに対向してつまり一直線上に配置される。また、先付け梁10Aと後付け梁10Bとは、互いに略直交している。
移動治具15は、上側主筋14を長さ方向に移動可能に支持するものである。
この移動治具15は、あばら筋13上に載置される台座部20と、上側主筋14が載置される上下2段の支持部としてのローラ30と、台座部20から下方に延びてローラ30を回転可能に軸支する一対の軸受け部40と、を備える。
一対の軸受け部40には、それぞれ、側端縁から水平に延びた後、上方に延びる切り欠き部23が形成されている。
以上の移動治具15によれば、上側主筋14を図2中白抜き矢印方向に移動すると、ローラ30が図2中黒矢印方向に回転する。
具体的には、先付け梁10AであるハーフPCa梁10を現場に搬入または現場で構築後、あばら筋13に移動治具15を取り付けて、次に、移動治具15のローラ30上に上側主筋14を載置する。
この際、ハーフPCa梁10Aの柱2側の端面よりも内側に引っ込めて収納しておく。
梁の載置完了後または梁の載置と同時に、これら一対の先付け梁10Aの下側主筋12同士を、機械式継手16で接合する。
具体的には、後付け梁10BであるハーフPCa梁10を現場に搬入または現場で構築後、あばら筋13に移動治具15を取り付けて、次に、移動治具15のローラ30上に上側主筋14を載置する。
この際、ハーフPCa梁10Bの柱2側の端面よりも内側に引っ込めて収納しておく。
梁の載置完了後または梁の載置と同時に、これら一対の後付け梁10Bの下側主筋12同士を、機械式継手16で接合する。
すなわち、先付け梁10AであるハーフPCa梁10の上側主筋14を移動して、ハーフPCa梁10の柱2側の端面よりも外側に突出させて、柱2のパネルゾーンに配筋し、これら上側主筋14同士を、機械式継手で接合する。同様に、後付け梁10Bの上側主筋14同士も、機械式継手で接合する。
(1)移動治具15を先付け梁10Aのコンクリート体11のあばら筋13に係止させて、この移動治具15のローラ30上に上側主筋14を載せる。そして、この上側主筋14を人手で水平方向に押すと、ローラ30が回転するので、上側主筋14を少ない労力で容易に移動できる。
ここで、軸受け部40があばら筋13に係止しているので、ローラ30上に載せた上側主筋14を押した場合に、移動治具15の位置や姿勢がずれるのを防止して、上側主筋14を円滑に移動できる。
図5は、本発明の第1実施形態に係る移動治具15Aの斜視図である。図6は、移動治具15Aの分解斜視図である。
本実施形態では、移動治具15Aの構成が、参考例と異なる。
すなわち、移動治具15Aは、あばら筋13上に載置される台座部50と、上側主筋14が載置される支持部としてのローラ60と、台座部50から下方に延びてローラ60を回転可能に軸支する一対の軸受け部70と、を備え、台座部50または軸受け部70があばら筋13に係止されることを特徴とする。
その後、ロックナット53を回転させて、ロックナット53でこれらあばら筋13の内側の側面を押圧して、あばら筋13同士の間にねじ鉄筋52を突っ張るように配置することで、この台座部50は、あばら筋13に確実に係止される。
この際、あばら筋13の内側の側面を押圧して、ねじ鉄筋52を突っ張るように配置するのに、ロックナット53だけで押圧してもよいし、ロックナット53に加えて台座部50または軸受け部70で押圧してもよい。
本実施形態によれば、上述の(1)、(2)と同様の効果がある。
図7は、本発明の第2実施形態に係る移動治具15Bの分解斜視図である。
本実施形態では、ローラ60ではなく、支持部80が設けられている点が、第1実施形態と異なる。
また、一対の軸受け部70には、それぞれ、支持部80が嵌合可能な半円形の貫通孔72が形成されている。
本実施形態によれば、上述の(1)、(2)と同様の効果がある。
図8は、本発明の第3実施形態に係る移動治具15Cの分解斜視図である。
本実施形態では、ローラ60ではなく、支持部81が設けられている点が、第1実施形態と異なる。
本実施形態によれば、上述の(1)、(2)と同様の効果がある。
図9は、本発明の第4実施形態に係る移動治具15Dの分解斜視図である。
本実施形態では、ローラ60ではなく、支持部84が設けられている点が、第1実施形態と異なる。
また、一対の軸受け部70には、それぞれ、支持部84の突起85が嵌合可能な矩形状の貫通孔74が形成されている。
本実施形態によれば、上述の(1)、(2)と同様の効果がある。
2…柱
3…梁
4…受け部材
10…PCa梁
10A…先付け梁であるPCa梁
10B…後付け梁であるPCa梁
11…コンクリート体
12…下側主筋
13…あばら筋
14…上側主筋
15、15A、15B、15C、15D…移動治具
16…機械式継手
20…台座部
21…基部
23…切り欠き部
30…ローラ(支持部)
31…ローラ本体
32…回転軸
33…鍔部
40…軸受け部
41…長孔
42…凹部
43…凹部
44…なまし線
50…台座部
51…基部
52…ねじ鉄筋
53…ロックナット
60…ローラ
61…ローラ本体
62…回転軸
63…鍔部
70…軸受け部
71…切り欠き部
72、73、74…貫通孔
80、81、84…支持部
82…貫通孔
83…落下防止ピン
85…突起
Claims (3)
- 梁の下側主筋およびあばら筋がコンクリート体に打ち込まれたハーフプレキャスト鉄筋コンクリート梁について、梁の上側主筋を移動するための移動治具であって、
前記あばら筋上に載置される台座部と、
前記上側主筋が載置される支持部と、
前記台座部から下方に延びて当該支持部を回転可能に軸支する軸受け部と、を備え、
前記台座部は、前記あばら筋に略平行に延びる平板状の基部と、当該基部の両側から互いに略平行に前記あばら筋の配列方向に延びる一対のねじ鉄筋と、当該一対のねじ鉄筋の両端側に螺合されたロックナットと、を備え、
前記台座部または前記軸受け部が前記あばら筋に係止されることを特徴とする移動治具。 - 梁の下側主筋およびあばら筋がコンクリート体に打ち込まれたハーフプレキャスト鉄筋コンクリート梁について、梁の上側主筋を移動するための移動治具であって、
前記あばら筋上に載置される台座部と、
上面が滑らかでかつ当該上面に前記上側主筋が載置される支持部と、
前記台座部から下方に延びて当該支持部を支持する軸受け部と、を備え、
前記台座部は、前記あばら筋に略平行に延びる平板状の基部と、当該基部の両側から互いに略平行に前記あばら筋の配列方向に延びる一対のねじ鉄筋と、当該一対のねじ鉄筋の両端側に螺合されたロックナットと、を備え、
前記台座部または前記軸受け部が前記あばら筋に係止されることを特徴とする移動治具。 - 梁の下側主筋およびあばら筋がコンクリート体に打ち込まれたハーフプレキャスト鉄筋コンクリート梁について、梁の上側主筋を配筋する配筋方法であって、
前記あばら筋に、請求項1または2に記載の移動治具を取り付ける工程と、
当該移動治具の支持部上に前記上側主筋を載置する工程と、
当該上側主筋を移動させる工程と、を備えることを特徴とする配筋方法。
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