JP5328537B2 - 鋼板ブロック反転装置および鋼板ブロック反転方法 - Google Patents
鋼板ブロック反転装置および鋼板ブロック反転方法 Download PDFInfo
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Description
また、鋼板ブロックが大型である場合には、上記工法では反転作業が困難になるため、クレーンで吊り下ろされる鋼板ブロックの他端部(下端部)の移動をストッパーで規制し、鋼板ブロックの反転を補う工法が一般的に用いられている。
鋼板ブロックを寝かせた状態で支持する支持架台と、この支持架台の一端側に設けられて鋼板ブロックの一方の端縁部に当接してその移動を規制する規制部材と、上記支持架台の規制部材側に設けられるとともに鋼板ブロックを立て起こして寝かせる際に当該鋼板ブロックの端縁部を保持する保持面を有する保持部材とから構成され、
且つ鋼板ブロックの反転時に、鋼板ブロックの一方の端縁部に取り付けられて、上記規制部材の表面および保持部材の保持面に保持される被保持部材、および上記支持架台の両側部に設けられた案内溝部に移動可能に案内されるとともに鋼板ブロックの反転時に鋼板ブロックに索体を介して連結されて当該鋼板ブロックが揺れるのを防止する揺れ防止具を具備したものである。
鋼板ブロックを支持架台上に寝かせた状態で、規制部材とは反対側の一方の端縁部に被保持部材を取り付けるとともに鋼板ブロックの側縁部を索体を介して揺れ防止具に連結し、
次に鋼板ブロックの他方の端縁部側をクレーンにより吊り上げて、その一方の端縁部に取り付けられた被保持部材が規制部材側に移動するように立て起こし、
次に上記被保持部材が保持部材の保持面に保持された状態でクレーンにより一方の端縁部を規制部材から離間する方向に吊り下げることにより、鋼板ブロックの反転を行うことを特徴とするものである。
鋼製セルは、円筒形状の鋼構造物であり、護岸の建設に用いられるものである。具体的には、多数の鋼製セルが海底地盤に一定間隔で順次打ち込まれ、隣り合う鋼製セルをアーク継手およびアーク部材で連結し、各鋼製セルおよびアーク部材の内部に土砂を充填して護岸が構築される。
上記の通り、鋼板ブロックは高さが20〜30m程度の大きさであり、鋼板の規格品のサイズを越えるため、複数の鋼板を突合せ溶接により接続することで、鋼板ブロックが製作される。具体的には、作業ヤードに複数の鋼板を並置し、各鋼板の表面側に溶接を行った後、鋼板ブロック(製作段階においても鋼板ブロックとして説明する)を立て起こして表裏を反転させ、裏面側にも溶接が行われ、鋼板ブロックが製作される。この反転作業において、本発明に係る鋼板ブロック反転装置および鋼板ブロック反転方法が使用される。
鋼板ブロック2を支持架台3上に寝かせた状態で(図6(a)参照)、まず鋼板ブロック2の後端縁部(鋼板ブロック2が立て起こされると上端縁部となる)にクレーンKからの吊り具をワイヤーWで接続し、さらに鋼板ブロック2の前端縁部に回転治具21をボルトナット24で接合する。この回転治具21は、鋼板ブロック2が立て起こされた際に保持面13により保持されるものであるから、回転治具21のパイプ部25が取付板部22の上側で且つ前側となる向きで、鋼板ブロック2に取り付けられる(図6(b)参照)。また、鋼板ブロック2の左右側縁部(図示しないが、左右側縁部にはワイヤー37を通すためのブラケットが設けられる)を、ワイヤー37を介して案内部材31の案内溝部33に案内された左右のアイボルト35に連結する。
このように、鋼板ブロック2は側縁部でワイヤー37を介してアイボルト35に連結されているため、風がある場合でも鋼板ブロック2の揺れを防止でき、反転作業を行うことができる。
2 鋼板ブロック
3 支持架台
4 台座部
6 脚桁部
11 ストッパー
12 保持台
21 回転治具
23 ボルト穴
24 ボルトナット
31 案内部材
32 山形鋼
33 案内溝部
34 接続板
35 アイボルト
37 ワイヤー
Claims (2)
- 鋼板ブロックを立て起こして寝かせることにより、その表裏面を反転させる際に用いる鋼板ブロック反転装置であって、
鋼板ブロックを寝かせた状態で支持する支持架台と、この支持架台の一端側に設けられて鋼板ブロックの一方の端縁部に当接してその移動を規制する規制部材と、上記支持架台の規制部材側に設けられるとともに鋼板ブロックを立て起こして寝かせる際に当該鋼板ブロックの端縁部を保持する保持面を有する保持部材とから構成され、
且つ鋼板ブロックの反転時に、鋼板ブロックの一方の端縁部に取り付けられて、上記規制部材の表面および保持部材の保持面に保持される被保持部材、および上記支持架台の両側部に設けられた案内溝部に移動可能に案内されるとともに鋼板ブロックの反転時に鋼板ブロックに索体を介して連結されて当該鋼板ブロックが揺れるのを防止する揺れ防止具を具備したことを特徴とする鋼板ブロック反転装置。 - 請求項1に記載の鋼板ブロック反転装置を用いる鋼板ブロック反転方法であって、
鋼板ブロックを支持架台上に寝かせた状態で、規制部材とは反対側の一方の端縁部に被保持部材を取り付けるとともに鋼板ブロックの側縁部を索体を介して揺れ防止具に連結し、
次に鋼板ブロックの他方の端縁部側をクレーンにより吊り上げて、その一方の端縁部に取り付けられた被保持部材が規制部材側に移動するように立て起こし、
次に上記被保持部材が保持部材の保持面に保持された状態でクレーンにより一方の端縁部を規制部材から離間する方向に吊り下げることにより、鋼板ブロックの反転を行うことを特徴とする鋼板ブロック反転方法。
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JP2009166209A JP5328537B2 (ja) | 2009-07-15 | 2009-07-15 | 鋼板ブロック反転装置および鋼板ブロック反転方法 |
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