JP6361411B2 - 携帯端末 - Google Patents
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- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Description
充放電可能な電池と、
前記電池の充電量を示す充電量情報を表示可能な表示部と、
少なくとも前記表示部における前記充電量情報の表示を制御する表示制御部と、
前記電池の充電量を検出する充電量検出部と、
前記電池の劣化度合いを検出可能に構成され、少なくとも前記電池が所定劣化度合いとなったか否かを判定可能な劣化検出部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出されていない場合は、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量を示す内容で前記充電量情報を表示するように前記表示部を制御し、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出された場合は、少なくとも前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が所定条件のときに、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量よりも低い充電量を示す内容で前記充電量情報を表示するように前記表示部を制御し、
前記劣化検出部は、前記電池の劣化度合いとして少なくとも前記電池の膨らみ状態を検出する膨らみ状態検出部を有し、
前記膨らみ状態検出部は、
前記電池の所定の外壁面側に向けて光を照射する照射部と、
前記電池の前記外壁面側からの光を受光する受光部と、
前記受光部による光の受光結果に基づいて前記電池の劣化度合いを判定する判定部と、
を有することを特徴とする。
さらに、劣化検出部は、電池の劣化度合いとして少なくとも電池の膨らみ状態を検出する膨らみ状態検出部を有する。
このようにすれば、電池の劣化状態を、実際に生じている電池の外形変化に基づいてより正確に把握しやすくなる。
特に、膨らみ状態検出部は、電池の所定の外壁面側に向けて光を照射する照射部と、電池の外壁面側からの光を受光する受光部と、受光部による光の受光結果に基づいて電池の劣化度合いを判定する判定部と、を有する。
この構成によれば、実際に生じている電池の膨らみを、より簡易な構成で検出し易くなる。
この構成によれば、電池の劣化がある程度進んだ場合に、レベル別充電量情報を、通常時よりも低いレベルを示すように表示することができる。このようにすれば、電池の実際の充電量が複数の各充電量レベルのそれぞれの場合において、実際の充電量のレベルよりも低いレベルを把握することになり、ユーザは充電量が不足している感覚をより一層強く持つことになる。
この構成によれば、電池の劣化がある程度進んだ場合に、電池の実際の充電量が満充電状態であるときでも満充電状態よりも低いレベルで示すことができる。従って、ユーザに対し、満充電になりにくい感覚を強く与えることができ、ユーザは、劣化状態をより強く認識し、より早期に電池交換を行おうとする行動を起こしやすくなる。
この構成によれば、電池の劣化がある程度進んだ場合に、電池の実際の充電量が満充電状態であるときでも満充電状態が表示されなくなる。従って、ユーザは、全然満充電にならない感覚をもつことになり、劣化状態をより一層強く認識し、より早期に電池交換を行おうとする行動を起こしやすくなる。
この構成によれば、電池の劣化がある程度進んだ場合に、電池の実際の充電量が満充電状態であるときでも満充電状態よりも低いレベルで示すことができる。しかも、満充電情報に代えて表示されるレベルは、劣化レベルに対応する低レベル情報であるため、一律に低レベル情報を表示する構成と比べて、「劣化レベルに合わせた自由度の高い促し」が可能となる。
この構成によれば、電池の劣化がある顕著になった場合、電池の実際の充電量が満充電状態であるときでも満充電状態が表示されなくなり、充電不足報知情報が表示されるようになる。従って、ユーザは、常に充電不足が報知されるような感覚をもつことになり、劣化状態を非常に強く認識し、より一層早期に電池交換を行おうとする行動を起こしやすくなる。
このようにすれば、電池の劣化状態を、総使用時間又は総使用回数という定量的且つ劣化状態と関連性の高い情報に基づき、より正確に把握しやすくなる。
この構成によれば、電池の外壁面に膨らみが生じた場合に、膨らみが生じていない場合と比べて照射部からの光の状態(外壁面付近を通る光の状態)が大きく変化しやすくなり、受光部による受光結果が変化しやすくなる。従って、実際に生じている電池の膨らみを、受光部による受光結果に基づいてより正確に検出し易くなる。
この構成によれば、電池の外壁面に膨らみが生じた場合に、膨らみが生じていない場合と比べて照射部からの光の状態(外壁面付近を通る光の状態)がより一層大きく変化しやすくなり、受光部による受光結果がより一層変化しやすくなる。従って、実際に生じている電池の膨らみを、受光部による受光結果に基づいてより正確に検出し易くなる。
以下、第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(携帯端末の基本構造)
図1〜図3で示す携帯型情報コード読取装置1(以下、情報コード読取装置1、又は読取装置1ともいう)は、携帯端末の一例に相当するものであり、長手状の外観をなし、その一端側のほぼ半分の領域が把持領域とされ、ユーザによって把持されつつ使用される構成をなしている。この情報コード読取装置1は、例えば、ユーザによって携帯されて様々な場所で用いられる携帯型の情報端末として構成されており、バーコードや二次元コードなどの情報コードCを読み取る機能を有している。
次に、読取装置1における電池49の構成及びそれに関連する部分の構成について説明する。電池49は、上述したケース10の内部の所定空間に収容されるものである。図2、図3のように、ケース10の一部には、開閉可能な電池蓋10cが設けられており、図3のように電池蓋10cが開放したときに電池49をケース10内に出し入れすることができるようになっている。この電池49は、例えば図5(A)のような構成となっており、起電力を発生させるバッテリセル部106に対し所定の電池基板107が接続されている。そして、この電池基板107には、図5(A)(B)のように、電池49の正電極101と、負電極103と、温度情報を検出するための温度検出用端子102とが設けられている。更に、データを送受信するためのデータ端子104と、クロックを伝達するためのクロック端子105とが設けられている。
次に、図7を参照し、表示部(液晶表示器46)での表示を制御するための処理(具体的には、充電量情報の表示を制御するための処理)について説明する。図7の処理は、少なくとも所定の開始条件の成立時(例えば、電源投入時や操作部42に対する所定の開始操作時など)に初回の処理が実行されるようになっており、まず、電池49の総使用時間の確認を行う。具体的には、制御回路40と電池基板107との間で通信を行い、メモリ35に記憶されている電池49の総使用時間を制御回路40が把握する。
本構成では、劣化検出部により電池49の所定劣化度合いが検出された場合に、少なくとも充電量センサ43(充電量検出部)によって検出される電池49の充電量が所定条件のときに、充電量センサ43(充電量検出部)によって検出される電池49の充電量よりも低い充電量を示す内容で充電量情報を表示するように表示部(液晶表示器46)を制御する。この構成では、電池49が所定劣化度合いに至るまで劣化した場合に、所定条件下で、実際の電池49の充電量よりも低い充電量を示すように充電量情報が表示されることになる。従って、ある程度電池49が劣化した場合にユーザは充電量が不足している感覚をより強く持つことになり、これにより、ユーザは、電池49が劣化状態となった場合に、より早期に電池交換を行おうとする行動を起こしやすくなる。
この構成によれば、電池49の劣化がある程度進んだ場合に、レベル別充電量情報(アイコンD1〜D4)を、通常時よりも低いレベルを示すように表示することができる。このようにすれば、電池49の実際の充電量が複数の各充電量レベルのそれぞれの場合において、実際の充電量のレベルよりも低いレベルを把握することになり、ユーザは充電量が不足している感覚をより一層強く持つことになる。
この構成によれば、電池49の劣化がある程度進んだ場合に、電池49の実際の充電量が満充電状態であるときでも満充電状態よりも低いレベルで示すことができる。従って、ユーザに対し、満充電になりにくい感覚を強く与えることができ、ユーザは、劣化状態をより強く認識し、より早期に電池交換を行おうとする行動を起こしやすくなる。
この構成によれば、電池49の劣化がある程度進んだ場合に、電池49の実際の充電量が満充電状態であるときでも満充電状態が表示されなくなる。従って、ユーザは、全然満充電にならない感覚をもつことになり、劣化状態をより一層強く認識し、より早期に電池交換を行おうとする行動を起こしやすくなる。
この構成によれば、電池49の劣化がある程度進んだ場合に、電池49の実際の充電量が満充電状態であるときでも満充電状態よりも低いレベルで示すことができる。しかも、満充電情報に代えて表示されるレベルは、劣化レベルに対応する低レベル情報であるため、一律に低レベル情報を表示する構成と比べて、「劣化レベルに合わせた自由度の高い促し」が可能となる。
この構成によれば、電池49の劣化がある顕著になった場合、電池49の実際の充電量が満充電状態であるときでも満充電状態が表示されなくなり、充電不足報知情報が表示されるようになる。従って、ユーザは、常に充電不足が報知されるような感覚をもつことになり、劣化状態を非常に強く認識し、より一層早期に電池交換を行おうとする行動を起こしやすくなる。
次に、第2実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、第2実施形態の読取装置1は、ハードウェア構成については第1実施形態と同様である。例えば、上述した(携帯端末の基本構造)については第1実施形態と同一であり、図1〜図6の構成も第1実施形態と同様である。従って、適宜図1〜図6を参照して説明する。
以上のように、本構成では、劣化検出部は、電池49の劣化度合いとして少なくとも電池49の膨らみ状態を検出する膨らみ状態検出部を有する。このようにすれば、電池49の劣化状態を、実際に生じている電池49の外形変化に基づいてより正確に把握しやすくなる。
40…制御回路(表示制御部、劣化検出部、膨らみ状態検出部)
43…充電量センサ(充電量検出部)
44…劣化センサ(劣化検出部)
46…液晶表示器(表示部)
49…電池
201…照射部(膨らみ状態検出部)
202…受光部(膨らみ状態検出部)
210…判定部(膨らみ状態検出部)
211…反射部材
Claims (9)
- 充放電可能な電池と、
前記電池の充電量を示す充電量情報を表示可能な表示部と、
少なくとも前記表示部における前記充電量情報の表示を制御する表示制御部と、
前記電池の充電量を検出する充電量検出部と、
前記電池の劣化度合いを検出可能に構成され、少なくとも前記電池が所定劣化度合いとなったか否かを判定可能な劣化検出部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出されていない場合は、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量を示す内容で前記充電量情報を表示するように前記表示部を制御し、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出された場合は、少なくとも前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が所定条件のときに、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量よりも低い充電量を示す内容で前記充電量情報を表示するように前記表示部を制御し、
前記劣化検出部は、前記電池の劣化度合いとして少なくとも前記電池の膨らみ状態を検出する膨らみ状態検出部を有し、
前記膨らみ状態検出部は、
前記電池の所定の外壁面側に向けて光を照射する照射部と、
前記電池の前記外壁面側からの光を受光する受光部と、
前記受光部による光の受光結果に基づいて前記電池の劣化度合いを判定する判定部と、
を有することを特徴とする携帯端末。 - 前記表示制御部は、
予め複数の充電量レベルが定められると共に、各充電量レベルに対応するレベル別充電量情報が定められており、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出されていない場合、複数の前記充電量レベルのうちの前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量の属するレベルに対応する前記レベル別充電量情報を表示するように前記表示部の表示を制御し、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出された場合、複数の前記充電量レベルのうちの前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量の属するレベルよりも低いレベルに対応する前記レベル別充電量情報を表示するように前記表示部の表示を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記表示制御部は、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出されていない場合において、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が所定の満充電状態の場合には、前記充電量情報として所定の満充電情報を表示するように前記表示部を制御し、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出された場合において、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が前記満充電状態の場合には、前記満充電状態よりも低い充電状態を示す所定の低レベル情報を表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。 - 前記表示制御部は、前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出された場合において、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が前記満充電状態の場合には、前記充電量情報として前記満充電情報を表示せずに前記満充電状態よりも低い充電状態を示す所定の低レベル情報を表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
- 前記劣化検出部は、前記電池の前記所定劣化度合いとして複数段階の劣化レベルが定められ、前記電池がいずれの段階の劣化レベルに属するかを判定可能とされており、
前記表示制御部は、
予め複数の充電量レベルが定められると共に、各充電量レベルに対応するレベル別充電量情報が定められており、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出されていない場合において、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が前記満充電状態の場合には、複数の前記レベル別充電量のうち、前記満充電情報に対応する前記レベル別充電量情報を表示するように前記表示部を制御し、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出された場合において、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が前記満充電状態の場合には、前記劣化検出部によって検出された前記劣化レベルに対応する前記レベル別充電量情報を前記低レベル情報として表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の携帯端末。 - 前記劣化検出部は、前記電池の前記所定劣化度合いとして所定の劣化顕著状態を検出可能とされており、
前記表示制御部は、
前記劣化検出部により前記電池の前記所定劣化度合いが検出されていない場合において、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が所定の充電不足状態の場合に、前記充電量情報として所定の充電不足報知情報を表示するように前記表示部を制御し、
前記劣化検出部により前記電池の前記劣化顕著状態が検出された場合において、前記充電量検出部によって検出される前記電池の充電量が前記満充電状態の場合、前記充電量情報として前記満充電情報を表示せずに前記充電不足報知情報を表示するように前記表示部を制御することを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末。 - 前記劣化検出部は、前記電池の劣化度合いとして少なくとも前記電池の総使用時間又は総使用回数のいずれかを検出することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の携帯端末。
- 前記照射部は、当該照射部からの光が、少なくとも前記電池の前記外壁面の外側において当該外壁面に沿った方向に通るように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の携帯端末。
- 前記電池の前記外壁面には、所定構造の反射部材が配置され、
前記反射部材の少なくとも一部には、前記電池の外面部における当該反射部材に隣接する周囲領域よりも反射率が高い高反射率領域が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の携帯端末。
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