JP2013168725A - 携帯端末のセキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末の盗難や不正利用を効果的に防止し得る構成を、携帯端末での電力消費を抑えて実現することを目的とする。
【解決手段】置台50には、携帯端末10が載置される領域に向けて、磁気信号を発生する電磁石64a〜64dが設けられている。また、携帯端末10には、置台50に載置されたときに、この磁気信号を受信し電気信号に変換して出力するホール素子22a〜22dが設けられている。そして、このホール素子22a〜22dからの出力が所定の信号状態となったときに携帯端末10の異常を検出し、当該携帯端末10の所定機能を制限するようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末のセキュリティシステムに関するものである。
現在、電子マネーやクレジットカード等の決済を行う決済機能や、バーコードや二次元コードなどの読み取りを行う読取機能などを備えた携帯端末が提供されている。このような携帯端末は、例えば、駅の売店やコンビニエンスストアなどで用いられるが、管理者以外の第三者が持ち去ってしまうことが懸念されるため、このような持ち去りや盗難を防止し得る構造が求められている。例えば、携帯端末の盗難を防止する技術として、下記特許文献1に示すものが知られている。
特許文献1には、読み取ったバーコードデータを無線でバーコード受信端末機(2)に送信可能な無線式バーコードリーダ(1)が記載されている。そして、このバーコードリーダ(1)は、バーコードを読まない待機中に、一定時間ごとに(例えば5秒間隔で)、バーコード受信端末機(2)との間で通信を行い、通信が不成立のときに、バーコードリーダ(1)に内蔵されたブザーを鳴動させることで周囲に報知し、盗難を防止するようにしている。
特開平2−213988号公報
しかしながら、上記特許文献1のバーコードリーダ(携帯端末)では、比較的短いサイクルで頻繁に受信端末機(置台)と無線通信を行うため、電波送信回路や電波受信回路を常時作動させなければならず、電力消費が大きくならざるを得ない。このため、携帯端末に内蔵される電池の消耗が激しくなるといった問題があった。さらに、このような無線通信を用いて盗難を防止する構成では、通信が確立する範囲が明確でなく、外乱の影響によって不安定になるという問題もあった。例えば、携帯端末を置台からある程度離した場合でも通信可能状態(通信成立)となり得るため、置台に載置されていないときでも盗難が検知されない状態で携帯端末が不正に利用されてしまう虞があった。あるいは、無線通信可能な他の装置などが置台や携帯端末の周りに配置されていると、電波の干渉により誤動作が生じる虞もあった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、携帯端末の盗難や不正利用を効果的に防止し得る構成を、携帯端末での電力消費を抑えて実現することを目的とする。
本発明は、携帯端末と、前記携帯端末を載置可能な置台と、を備えた携帯端末のセキュリティシステムであって、前記置台は、前記携帯端末が載置される領域に向けて、物理信号を発生する信号発生素子を備え、前記携帯端末は、前記置台に載置されて前記信号発生素子が発生する物理信号を受信したときに、電気信号に変換して出力する信号受信素子と、前記信号受信素子からの出力が所定の信号状態となったときに、前記携帯端末の異常と判定する異常判定手段と、前記異常判定手段により前記携帯端末の異常と判定されたときに、前記携帯端末の所定機能を制限する制限手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1の発明では、置台は、携帯端末が載置される領域に向けて、物理信号(例えば、磁気信号や光信号など)を発生する信号発生素子を備えている。また、携帯端末は、置台に載置されたときに、この物理信号を受信し電気信号に変換して出力する信号受信素子を備えている。そして、この信号受信素子からの出力が所定の信号状態となったときに携帯端末の異常を検出するようになっている。この構成によれば、携帯端末が置台に載置されたときに、信号受信素子が物理信号を受信するようにしているので(すなわち、携帯端末が置台に載置されていないときには、信号受信素子で物理信号の受信が行われないので)、誤動作が生じにくく携帯端末の異常(盗難など)を精度よく検出することができる。さらに、携帯端末や置台では、電波送信回路や電波受信回路などの大掛かりな回路を常時作動させる必要がないため、電力消費を抑えることができる。
また、携帯端末の異常が検出されると、当該携帯端末の所定機能が制限されるので(例えば、操作キーのロックや、電源オフなど)、不正に利用されることを効果的に防止することができる。
請求項2の発明では、電磁石と、ホール素子の簡易な構成で携帯端末の異常を検知することができるので、製造コストを抑えるとともに、電力消費をより抑えることができる。さらに、信号受信素子は、信号発生素子からの信号を非接触の状態で検出することができるため、携帯端末や置台の損傷を抑えることができる。
請求項3の発明では、信号発生素子と信号受信素子とは、対で複数設けられているとともに、携帯端末が置台に載置されたときに、互いに対応する位置に配置されるようになっているので、信号発生素子と信号受信素子とを1対のみ設ける場合と比べて、より確実に携帯端末の異常を検知することができる。
請求項4の発明では、信号発生素子は、予め設定された信号発生パターンに基づいて信号を発生するようになっており、また、携帯端末側では、予め所定の信号発生パターンを記憶している。そして、信号受信素子からの出力が、予め記憶されている信号発生パターンと一致しないと判断手段により判断されることで、携帯端末の異常を検知するようになっている。この構成では、ある特定の置台と携帯端末とを紐付けることができる。例えば、正常使用者が携帯端末を誤って特定の置台とは異なる置台に置いてしまった状態や、第三者が盗難した携帯端末を自分で用意した置台などに置いた状態を、確実に検知することができる。
請求項5の発明では、信号受信素子からの出力に応じた情報を使用者に報知するようにしているので、正常使用者が誤って特定の置台とは異なる他の置台(紐付けされていない置台)に置いてしまった場合などに、より早期に対応することができ、利便性を高めることができる。
請求項6の発明では、携帯端末の異常と判定されたときに、周囲に警報を発するようにしているので、第3者による携帯端末の盗難や不正利用をより効果的に防止することができる。また、正常使用者が誤って特定の置台とは異なる他の置台(紐付けされていない置台)に置いてしまった場合などにも気付かせることができる。
請求項7の発明では、携帯端末の異常と判定されてから所定時間を経過した場合に、制限手段により携帯端末の所定機能を制限するようにしている。これにより、例えば、正常使用者が携帯端末を誤って特定の置台とは異なる他の置台(紐付けされていない置台)に置いてしまった場合などには、所定時間内に適切に対応することで、携帯端末の所定機能が制限されることを未然に回避することができる。
請求項8の発明では、所定機能を制限する動作を解除するための解除手段が設けられているので、例えば、正常使用者が携帯端末を使用している際などに、携帯端末の所定機能が制限されてしまっても、容易に通常動作へ復帰させることができる。
図1は、第1実施形態に係るセキュリティシステムの構成概要を示す断面説明図である。 図2は、図1のセキュリティシステムの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 第1実施形態に係るセキュリティシステムで行われるセキュリティ動作の流れを例示するフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明の携帯端末のセキュリティシステムを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の携帯端末のセキュリティシステム1は、携帯端末10と、携帯端末10を載置可能な置台50とを備えている。そして、セキュリティシステム1は、携帯端末10の異常(置台50からの持ち去りや盗難など)を検出可能な構成を備えている。
(携帯端末の全体構成)
まず、携帯端末10の全体構成について説明する。
携帯端末10は、ユーザによって携帯されて様々な場所で用いられるものであり、電子マネーやクレジットカード等の決済を行う決済機能や、バーコードや二次元コードなどの情報コードを読み取る情報コードリーダとしての機能を有している。図1に示すように、携帯端末10は、全体的に長手状に構成されており、長手状のケース12によって外郭が構成されている。このケース12は、例えば樹脂材料などからなる複数のケース体によって構成され、これらが結合した箱状形態をなしている。また、ケース12の長手方向一端側には、情報コードからの反射光を取り込む読取口(図示略)が設けられている。
また、携帯端末10には、ケース12から露出する形態で様々な部品が設けられている。例えば、ケース12の一端側には、表示装置14が設けられている。表示装置14は、例えば液晶表示器として構成されており、CPU(図示略)等からの指令を受けて、様々な表示動作が行われるようになっている。具体的に、表示装置14は、端末の状態などに応じたメッセージを随時表示できるようになっており、「正常動作」、「異常発生」、「充電中」、「充電完了」、「充電してください。」、「あと、○秒でロックされます。」などのメッセージを表示可能となっている。そして、図1に示すように、携帯端末10が置台50に収容された際には、この表示装置14を外部から視認できるようになっている。さらに、表示装置14の周囲には無線リーダ部36(後述)のアンテナ16が設けられており、非接触通信媒体や無線タグを読み取り可能に構成されている。また、ケース12の他端側には、読取対象の情報や当該携帯端末10の操作に関する情報を入力可能な複数個の操作ボタン18a(数字キーや機能キー等)を有するキー操作部18が設けられている。なお、表示装置14は、「報知手段」の一例に相当する。また、キー操作部18は、「解除手段」の一例に相当する。
また、ケース12内に制御回路(制御部30)やメモリ等の各種電気部品(図示略)と、各種電気部品を実装した基板20と、各種電気部品の電源として機能する電池(図示略)などが収容されている。携帯端末10は、制御回路等により、外部から取得した情報を制御して所定のデータを作成した後、そのデータ等を記憶部32に記憶するように構成されている。さらに、基板20には、ホール素子22a、22b、22c、22dが実装されている。ホール素子22a〜22dは、図1に示すように、ケース12の長手方向一端側且つ、キー操作部18側とは反対側に、所定の間隔でそれぞれ配置されている。そして、このホール素子22a〜22dは、ホール効果を利用して磁界を検出するようになっており、置台50に設けられる電磁石64a〜64d(後述)が発生する磁力に応じた信号を検出して電圧信号を発生し、制御部30へ出力するように構成されている。そして、ホール素子22a〜22dは、電磁石64a〜64dとそれぞれ対となっており、携帯端末10が置台50に載置されたときに、当該ホール素子22a〜22dが、電磁石64a〜64dと対応する位置に配置されるようになっている。このように、携帯端末10が置台50に載置されたときに、ホール素子22a〜22dが電磁石64a〜64dと近い位置に配置されるので、ホール素子22a〜22dは、電磁石64a〜64dが発生する磁力に応じた信号(物理信号)を精度良く受信することができる。なお、ホール素子22a〜22dは、「信号受信素子」の一例に相当する。また、電磁石64a〜64dは、「信号発生素子」の一例に相当する。
(携帯端末の電気的構成)
次に、携帯端末10の電気的構成について説明する。
図2に示すように、携帯端末10のケース12内には、携帯端末10全体を制御する制御部30が設けられている。この制御部30は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有しており、記憶部32とともに情報処理装置を構成し得るもので情報処理機能を有している。また、制御部30には、ホール素子22a〜22d、表示装置14、キー操作部18、ブザー34、タイマ40などが接続されている。
キー操作部18は、制御部30に対して操作信号を与える構成をなしており、制御部30は、キー操作部18からの操作信号を受けて操作信号の内容に応じた動作を行うようになっている。また、表示装置14は、制御部30によって制御される構成をなしており、それぞれ、制御部30からの指令を受けて動作する構成をなしている。また、ケース2内には、電源となる電池(図示略)や電源部(図示略)が設けられており、これらによって、制御部30や各種電気部品に電力が供給されるようになっている。
記憶部32は、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの半導体メモリ等により構成され、制御部30から入力される情報や、当該携帯端末10に対して実行するプログラム等が記憶されるように構成されている。また、後述する置台50に配置される電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターン(信号発生パターン)が予め記憶部32に記憶されている。なお、記憶部32は、「記憶手段」の一例に相当する。
ブザー34は、ビープ音やアラーム音を発生可能に構成されており、携帯端末10に異常が発生した場合に、制御部30からの信号に応じて、携帯端末10の使用者が認識できる程度に鳴動するとともに、周囲に警告可能に鳴動するように構成されている。なお、ブザー34は、「警報手段」の一例に相当する。
タイマ40は、公知の時計回路、タイマ回路などによって構成されており、携帯端末10の異常と判定されてからの経過時間などを計測し、制御部30に出力するように構成されている。なお、タイマ40は、「計測手段」の一例に相当する。
また、制御部30には、無線リーダ部36及び情報コード読取部38がそれぞれ接続されている。無線リーダ部36は、発振器、変調器、復調器、整合回路などを備えた構成をなしており、アンテナ16及び制御部30と協働して公知のRFIDリーダライタとして機能している。また、情報コード読取部38は、受光センサ、結像レンズ、照明部などを備えた構成をなしており、これらと制御部30とが協働して公知のコードリーダとして機能している。
さらに、制御部30には、IrDA部(図示略)が接続されている。このIrDA部は、規格化された公知のIrDA通信方式で光無線データ通信を行うインタフェースとして構成されており、発光素子及び受光素子を有する光通信素子(IrDA通信モジュール)(図示略)が基板20上に実装された構成をなしている。この光通信素子は、置台50に設けられたIrDA部78との間で光信号(例えば赤外光信号)を送受信する機能を有しており、ケース12の外壁に設けられる図示しない通過孔と対向する位置に配置されると共に、この通過孔を介して光信号を送信或いは受信する構成をなしている。
(置台の全体構成)
次に、置台50の全体構成について説明する。
置台50は、樹脂材料からなる筐体52によって外殻が構成されており、携帯端末10を収容するための収容部54を備えている。この収容部54は、携帯端末10の外郭よりも若干大きい寸法で形成されている。なお、本実施形態では、収容部54において、携帯端末10が、脱着される方向を上下方向とし、携帯端末10を収容部54に対して上方側から差し込むことで置台50に携帯端末10が収容されるようになっている。また、携帯端末10が収容部54に収容されたときに、この携帯端末10の長手方向と直交する方向(上下方向と直交する方向)を前後方向としており、携帯端末10の表示装置14が向く側を前方側、それとは反対側を後方側としている。
収容部54は、携帯端末10の載置時に当該携帯端末10の一端側を支持する底壁部56と、この底壁部56から立ち上がるようそれぞれ設けられる前壁部58、後壁部60、側壁部(図示略)を備えている。そして、後壁部60には、携帯端末10が載置される領域(収容部54内)に向けて、磁界を(物理信号)を発生する電磁石64a、64b、64c、64dが設けられている。この電磁石64a〜64dは、前述したように、ホール素子22a〜22dと対で設けられている。そして、携帯端末10が収容部54に収容されたときに、電磁石64aはホール素子22aと対向し、電磁石64bはホール素子22bと対向し、電磁石64cはホール素子22cと対向し、電磁石64dはホール素子22dと対向するように構成されている。
この置台50は、充電装置としての機能を有しており、底壁部56に、携帯端末10が収容部54に収容された際に、携帯端末10の外部端子(図示略)と接触する充電端子(図示略)を備えている。そして、AC電源等の電源(図示略)を介して供給される電力を、充電端子(図示略)を介して携帯端末10側へ供給するための充電回路72(図2参照)が実装された基板(図示略)を筐体52内に有している。この充電回路72は、充電電流を供給可能な公知の充電回路(例えば定電流回路や定電圧回路など)によって構成されている。
(置台の電気的構成)
次に、置台50の電気的構成について説明する。
図2に示すように、置台50には、CPUなどの制御回路からなる制御部70と、公知の充電制御を行う充電回路72と、記憶部74と、外部装置(例えば、コンピュータなど)とデータ通信を行う通信部76と、光無線データ通信を行うIrDA部78とを備えている。なお、充電回路72には、図示しない外部電源(例えば商用電源)が接続されるようになっている。
記憶部74は、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの1又は複数の半導体メモリによって構成されており、少なくともIrDA部78によって携帯端末10から取得されたデータを記憶可能に構成されている。さらに、記憶部74は、電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターンが複数記憶されている。例えば、パターン1が「電磁石64a;オン、電磁石64b;オフ、電磁石64c;オフ、電磁石64d;オン」、パターン2が「電磁石64a;オフ、電磁石64b;オフ、電磁石64c;オフ、電磁石64d;オン」、パターン3が「電磁石64a;オン、電磁石64b;オン、電磁石64c;オフ、電磁石64d;オン」・・・という具合に複数のパターンが記憶されている。そして、このうちの一つのパターンがデフォルトで設定されている。また、この設定されたパターンは、携帯端末10の管理者等により変更可能となっている。例えば、店舗や工場などの管理区域内で複数の置台50を用いる場合には、各置台50のパターンをそれぞれ異ならせることで、各置台50と各携帯端末10とをそれぞれ一対一で紐付けることができる。
通信部76は、置台50や携帯端末10とは異なる外部装置と公知の有線方式又は無線方式にてデータ通信を行うように機能し、規格化された通信方式の通信インタフェースとして構成されている。
IrDA部78は、制御部70と協働し、規格化された公知のIrDA通信方式で光無線データ通信を行う構成をなしている。このIrDA部78は、発光素子及び受光素子を有する光通信素子(IrDA通信モジュール)が、携帯端末10が収容部54に収容されたときに、この携帯端末10のIrDA部(図示略)との間で光信号(例えば赤外光信号)を送受信する機能を有している。
そして、制御部70は、置台50全体の制御を司るものであり、通信部76やIrDA部78に対するデータの出力や、通信部76やIrDA部78からのデータの取得などの各種情報処理を行っている。さらに、制御部70は、電磁石64a〜64dのオンオフ制御を行っている。具体的に、例えば、電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターンが「パターン1」に設定されている場合には、このパターン1に基づき、制御部70は、電磁石64aをオン、電磁石64bをオフ、電磁石64cをオフ、電磁石64dをオンさせるようになっている。なお、電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターン(信号発生パターン)を設定して制御を行う制御部70は、「設定手段」及び「制御手段」の一例に相当する。
(セキュリティ動作)
次に、上述のように構成されるセキュリティシステム1におけるセキュリティ動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本第1実施形態では、電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターンが「パターン1(電磁石64a;オン、電磁石64b;オフ、電磁石64c;オフ、電磁石64d;オン)」に設定されている場合を例示して説明する。
まず、携帯端末10は、初期状態として使用禁止状態に設定されており、この状態では携帯端末10の操作がロックされている。そして、ステップS1にて、携帯端末10内においてホール素子22a〜22dの検知連続成功回数Nのカウントをゼロに設定し、T秒(例えば1秒)待つ(ステップS2)。ここで、検知連続成功回数Nとは、ホール素子22a〜22dの検知状態が、記憶部32に予め記憶されている電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターンと一致する連続回数のことであり、制御部30にて一致するか否かが判定される(ステップS3)。そして、ホール素子22a〜22dの検知状態が、「パターン1」と一致する場合、すなわち「ホール素子22a;検知有り、ホール素子22b;検知無し、ホール素子22c;検知無し、ホール素子22d;検知有り」の状態のときに検知連続成功回数Nがカウントされる(Nに1が加えられる)(ステップS4)。一方、ホール素子22a〜22dの検知状態が、パターン1と一致しなかった場合には、Nはゼロのままとなる。なお、この検知連続成功回数Nは、所定時間毎に制御部30によって判断されるようになっている。また、電磁石64a〜64dからの出力が、記憶部32に予め記憶されるオンオフ制御のパターン(信号発生パターン)と一致するか否かを判断する制御部30は、「判断手段」の一例に相当する。
そして、ステップS5にて、検知連続成功回数Nが判定値N’以上となったか否かが、制御部30にて判定される。ここで、判定値N’とは、携帯端末10を使用可能状態に移行(ロック解除)するための判断となる値であり、例えば判定値N’は10回に設定されている。すなわち、ホール素子22a〜22dの検知状態が10回連続して電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターンと一致すれば、ステップS5にてYesと判定される。一方、この判定値N’が10回未満の場合には、ステップS2からの処理が繰り返されることとなる。
ステップS5にてYesと判定されると、ステップS6にて、携帯端末10を使用可能状態へ移行(ロック解除)する。このとき、検知失敗回数M及び検知連続成功回数Nのカウントをそれぞれゼロにする。そして、T秒待った後(ステップS7)、制御部30にて、ホール素子22a〜22dの検知状態が、記憶部32に予め記憶されている電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターンと一致するか否かが制御部30にて判定される(ステップS8)。ここで、検知失敗回数Mとは、ホール素子22a〜22dの検知状態が、記憶部32に予め記憶されている電磁石64a〜64dのオンオフ制御のパターンと一致しないと制御部30にて判定された回数のことである。
ステップS8にて、ホール素子22a〜22dの検知状態が、「パターン1」と一致すると判定されると、検知連続成功回数Nがカウントされ(ステップS9)、ステップS10にて、検知連続成功回数Nが判定値N’以上となったか否かが、制御部30にて判定される。そして、検知連続成功回数Nが判定値N’以上となるまでは、ステップS7からの処理が繰り返される。そして、この検知連続成功回数Nが判定値N’以上となると(S10でYes)、ステップS11で、検知失敗回数Mのカウントがゼロに設定され、ステップS7からの処理が繰り返される。
一方、ステップS8にて、ホール素子22a〜22dの検知状態が、「パターン1」と一致しない場合には、携帯端末10の異常と判定され検知失敗回数Mに1を加えるとともに、検知連続成功回数Nのカウントをゼロにする(ステップS12)。また、このように、ホール素子22a〜22dからの出力が所定の信号状態となったときに、携帯端末10の異常と判定する制御部30は、「異常判定手段」の一例に相当する。なお、このとき、制御部30にて、携帯端末10の異常と判定されてからの経過時間がタイマ40によって計測されている。
そして、ステップS13にて、残り使用可能時間が表示装置14に表示される。本実施形態では、タイマ40によって計測される経過時間が所定時間を経過したときに、当該携帯端末10の所定機能(キー操作部18の操作など)を制限するようになっている。ここで、残り使用可能時間とは、携帯端末10の所定機能が制限されるまでの時間のことをいう。この残り使用可能時間は、デフォルトで例えば50秒と設定されており、携帯端末10の管理者等が変更可能となっている。なお、この残り使用可能時間は、前述したように、例えば、「あと、50秒でロックされます。」などのメッセージで表示装置14に表示され、携帯端末10の使用者に報知されるようになっている。
次に、ステップS14にて、検知失敗回数Mが判定値M’以上となったか否かが、制御部30にて判定される。ここで、判定値M’とは、携帯端末10における所定機能の制限(使用禁止)動作を実行するための判断となる値であり、例えば判定値M’は、デフォルトで50回に設定されている。このとき、検知失敗回数Mが判定値M’未満であれば(ステップS15でNo)、ステップS7からの処理が繰り返される。一方、検知失敗回数Mが判定値M’以上と判断されると(すなわち、所定の時間(例えば50秒)が経過すると)(ステップS15でYes)、ステップS16にて解除信号が入力されたか否かが制御部30にて判定される。ここで、例えば、キー操作部18により所定の解除キー(パスワード)が入力されたり、無線リーダ部36や情報コード読取部38により所定の解除コードが読み込まれたりすると、制御部30に解除信号が入力されるようになっている。そして、ステップS15にて、解除信号が入力されたと判定された場合には、ステップS11にて、検知失敗回数Mのカウントがゼロに設定され、ステップS7からの処理が繰り返される。
一方、解除信号の入力がなされず、ステップS15にてNoと判定されると、ステップS16にて、携帯端末10の所定機能の制限(使用禁止)動作が実行されるとともに、ブザー34が鳴動し、周囲に警報を発することとなる。なお、携帯端末10の所定機能の制限(使用禁止)動作が実行されているときに、解除信号の入力がなされた場合には、携帯端末10が通常動作に復帰できるようになっている。また、携帯端末10の所定機能の制限動作を実行する制御部30は、「制御手段」の一例に相当する。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末10のセキュリティシステム1では、置台50は、携帯端末10が載置される領域に向けて、磁気信号を発生する電磁石64a〜64dを備えている。また、携帯端末10は、置台50に載置されたときに、この磁気信号を受信し電気信号に変換して出力するホール素子22a〜22dを備えている。そして、このホール素子22a〜22dからの出力が所定の信号状態となったときに携帯端末10の異常を検出するようになっている。この構成によれば、携帯端末10が置台50に載置されたときに、ホール素子22a〜22dが磁気信号を受信するようにしているので(すなわち、携帯端末10が置台50に載置されていないときには、ホール素子22a〜22dで磁気信号の受信が行われないので)、誤動作が生じにくく携帯端末10の異常(盗難など)を精度よく検出することができる。さらに、携帯端末10や置台50では、電波送信回路や電波受信回路などの大掛かりな回路を常時作動させる必要がないため、電力消費を抑えることができる。
また、携帯端末10の異常が検出されると、当該携帯端末10の所定機能が制限されるので(例えば、操作キーのロックや、電源オフなど)、不正に利用されることを効果的に防止することができる。
また、電磁石64a〜64dと、ホール素子22a〜22dの簡易な構成で携帯端末10の異常を検知することができるので、製造コストを抑えるとともに、電力消費をより抑えることができる。さらに、ホール素子22a〜22dは、電磁石64a〜64dからの信号を非接触の状態で検出することができるため、携帯端末10や置台50の損傷を抑えることができる。
また、電磁石64a〜64dとホール素子22a〜22dとは、対で複数設けられているとともに、携帯端末10が置台50に載置されたときに、互いに対応する位置に配置されるようになっているので、電磁石64a〜64dとホール素子22a〜22dとを1対のみ設ける場合と比べて、より確実に携帯端末10の異常を検知することができる。
また、電磁石64a〜64dは、予め設定された信号発生パターンに基づいて信号を発生するようになっており、また、携帯端末10側では、予め所定の信号発生パターンを記憶している。そして、ホール素子22a〜22dからの出力が、予め記憶されている信号発生パターンと一致しないと制御部30(判断手段)により判断されることで、携帯端末10の異常を検知するようになっている。この構成では、ある特定の置台50と携帯端末10とを紐付けることができる。例えば、正常使用者が携帯端末10を誤って特定の置台50とは異なる置台50に置いてしまった状態や、第三者が盗難した携帯端末10を自分で用意した置台50などに置いた状態を、確実に検知することができる。
また、ホール素子22a〜22dからの出力に応じた情報を使用者に報知するようにしているので、正常使用者が誤って特定の置台50とは異なる他の置台(紐付けされていない置台)に置いてしまった場合などに、より早期に対応することができ、利便性を高めることができる。
また、携帯端末10の異常と判定されたときに、周囲に警報を発するようにしているので、第3者による携帯端末10の盗難や不正利用をより効果的に防止することができる。また、正常使用者が誤って特定の置台50とは異なる他の置台(紐付けされていない置台)に置いてしまった場合などにも気付かせることができる。
また、携帯端末10の異常と判定されてから所定時間を経過した場合に、制御部30(制限手段)により携帯端末10の所定機能を制限するようにしている。これにより、例えば、正常使用者が携帯端末10を誤って特定の置台50とは異なる他の置台(紐付けされていない置台)に置いてしまった場合などには、所定時間内に適切に対応することで、携帯端末10の所定機能が制限されることを未然に回避することができる。
また、所定機能を制限する動作を解除するためのキー操作部18(解除手段)が設けられているので、例えば、正常使用者が携帯端末10を使用している際などに、携帯端末10の所定機能が制限されてしまっても、容易に通常動作へ復帰させることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記第1実施形態では、信号発生素子が電磁石64a〜64dから構成され、信号受信素子がホール素子22a〜22dから構成され、電磁石64a〜64dが発生する磁力に応じた信号をホール素子22a〜22dにより検出するようにしたが、信号発生素子及び信号受信素子は、これに限定されない。例えば、信号発生素子をLEDなどの発光素子により構成し、信号受信素子をフォトダイオードなどの受光素子により構成し、LEDが発生する光信号をフォトダイオードにより検出するようにしてもよい。
上記第1実施形態では、ホール素子22a、22b、22c、22dと電磁石64a、64b、64c、64dが4対設けられた構成を例示したが、これに限定されず、3対以下でもよく、5対以上でもよい。
1…セキュリティシステム
10…携帯端末
12…ケース
14…表示装置(報知手段)
16…アンテナ
18…キー操作部(解除手段)
18a…操作ボタン
20…基板
22a、22b、22c、22d…ホール素子(信号受信素子)
30…制御部(異常判定手段、判断手段、制限手段)
32…記憶部(記憶手段)
34…ブザー(警報手段)
36…無線リーダ部
38…情報コード読取部
40…タイマ(計測手段)
50…置台
52…筐体
54…収容部
56…底壁部
58…前壁部
60…後壁部
64a、64b、64c、64d…電磁石(信号発生素子)
70…制御部
72…充電回路
74…記憶部
76…通信部
78…IrDA部

Claims (8)

  1. 携帯端末と、前記携帯端末を載置可能な置台と、を備えた携帯端末のセキュリティシステムであって、
    前記置台は、前記携帯端末が載置される領域に向けて、物理信号を発生する信号発生素子を備え、
    前記携帯端末は、前記置台に載置されて前記信号発生素子が発生する物理信号を受信したときに、電気信号に変換して出力する信号受信素子と、
    前記信号受信素子からの出力が所定の信号状態となったときに、前記携帯端末の異常と判定する異常判定手段と、
    前記異常判定手段により前記携帯端末の異常と判定されたときに、前記携帯端末の所定機能を制限する制限手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末のセキュリティシステム。
  2. 前記信号発生素子は、電磁石から構成されており、
    前記信号受信素子は、ホール素子から構成されており、前記信号発生素子から発生する磁力に応じた信号を検出することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末のセキュリティシステム。
  3. 前記信号発生素子と前記信号受信素子とは、対で複数設けられているとともに、前記携帯端末が前記置台に載置されたときに、互いに対応する位置に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末のセキュリティシステム。
  4. 前記置台は、
    前記信号発生素子の信号発生パターンを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記信号発生パターンに基づいて前記信号発生素子を制御する制御手段と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記設定手段により設定された前記信号発生パターンを予め記憶する記憶手段と、
    前記信号受信素子からの出力が前記記憶手段に予め記憶される前記信号発生パターンと一致するか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記異常判定手段は、前記判断手段により前記信号受信素子からの出力が前記記憶手段に記憶される前記信号発生パターンと一致しないと判断された場合に、前記携帯端末の異常と判定することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末のセキュリティシステム。
  5. 前記携帯端末は、前記信号受信素子からの出力に応じた情報を使用者に報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯端末のセキュリティシステム。
  6. 前記携帯端末は、前記異常判定手段により前記携帯端末の異常と判定されたときに、周囲に警報を発する警報手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯端末のセキュリティシステム。
  7. 前記携帯端末は、前記異常判定手段により前記携帯端末の異常と判定されてからの経過時間を計測する計測手段を備え、
    前記制限手段は、前記計測手段によって計測される前記経過時間が所定時間を経過したときに、前記携帯端末の所定機能を制限することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯端末のセキュリティシステム。
  8. 前記携帯端末は、前記制限手段による所定機能を制限する動作を解除するための解除手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の携帯端末のセキュリティシステム。
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