JP6361252B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
従来、高周波回路を有する半導体装置が用いられている。
半導体装置は、性能の向上に伴って動作速度が速くなっており、ミリ波帯の周波数を有する信号を処理する高周波回路を備える場合がある。ミリ波帯の信号は、例えば、30〜300GHzの範囲の波長を有する。
図1は、従来例の半導体装置を説明する図である。
半導体装置110は、半導体基板111と、半導体基板111上に形成された素子層112と、素子層112上に形成された配線層113と、配線層113上に形成された電極パッド114を備える。電極パッド114は、配線層113を介して、素子層112と電気的に接続する。
半導体装置110は、電極パッド114上に配置されたバンプ115を用いて、他の基板130と接合される。半導体装置110は、電極パッド114及びバンプ115を介して、他の基板130との間で信号の入出力を行う。バンプを用いて、半導体装置110と他の基板130とを接続することにより、ワイヤボンドを用いることにより生じるような寄生インダクタスを低減することができる。
半導体装置110は、信号S1を入力して、増幅された信号S2を出力する増幅回路としての高周波回路112aを有する。高周波回路112aは、素子層112内に配置される。
特開2000−58691号公報 特開2006−73935号公報 特開2008−5176号公報 特開2000−278090号公報
高周波回路112aが出力する信号S2の一部は、素子層112の外に漏れて半導体基板111内にも伝搬する。これは、高周波回路112aを形成する素子又は配線等を流れる電流が電波Eを発生し、電波Eが半導体基板111内を伝搬するものである。
例えば、信号S2の周波数が300GHzである場合、半導体基板111内での電波Eの波長は、数100μmになる。この波長は、半導体基板111の厚さに対応する大きさである。そのため、両面が空気と素子層112との間に配置される半導体基板111は、高周波回路112aが出力する電波Eを伝搬する導波路として働く。
そのため、高周波回路112aから出力された信号S2の一部は電波Eとなって、半導体基板111内を伝搬し、入力側にフィードバックされる場合がある。
半導体基板111の厚さTが、高周波回路112aから出力された信号S2の波長の1/4よりも厚い時には、半導体基板111の厚さ方向において、半導体基板111内において電波Eの共振が発生する場合もある。
このように共振した電波Eが、フィードバックされて、高周波回路112aの入力側の素子又は配線において受信され、信号として高周波回路112aに入力すると、出力の帯域特性を劣化させる。また、時には、望まれない発振が生じる場合もある。
半導体装置の動作速度が遅く、例えば、MHz程度の周波数を有する信号の時には、信号の波長は半導体基板の厚さよりも大きいので、電波が半導体基板を透過するため、このような問題は生じなかった。
半導体装置の動作速度が高くなったことにより、このような新たな問題が生じている。
半導体基板111内に伝搬した信号の共振を防止することとして、半導体基板111の厚さを伝搬する信号の波長の1/4以下にすることがある。しかし、半導体基板111の厚さを薄くすることは、半導体基板111の機械的強度を低下すると共に、製造工程における半導体基板111の取り扱いを困難にする問題を生じる。
本明細書では、半導体基板を伝搬して素子層へ戻る電波の強度を低減する半導体装置を提供することを課題とする。
本明細書に開示する半導体装置の一形態によれば、第1面及び第2面と、前記第1面側に配置される素子層と、前記第2面を形成する半導体基板と、前記第2面に周期的に配置される複数の溝と、を備える。
上述した本明細書に開示する半導体装置の一形態によれば、半導体基板を伝搬して素子層へ戻る電波の強度を低減できる。
本発明の目的及び効果は、特に請求項において指摘される構成要素及び組み合わせを用いることによって認識され且つ得られるだろう。
前述の一般的な説明及び後述の詳細な説明の両方は、例示的及び説明的なものであり、特許請求の範囲に記載されている本発明を制限するものではない。
従来例の半導体装置を説明する図である。 (A)は、本明細書に開示する半導体装置の第1実施形態を示す平面図であり、(B)は、(A)のX1−X1線断面図である。 第1実施形態の半導体装置の変形例を示す図である。 (A)は、本明細書に開示する半導体装置の第2実施形態を示す平面図であり、(B)は、(A)のX2−X2線断面図である。 (A)は、本明細書に開示する半導体装置の第3実施形態を示す平面図であり、(B)は、(A)のX3−X3線断面図である。 (A)は、本明細書に開示する半導体装置の第4実施形態を示す平面図であり、(B)は、(A)のX4−X4線断面図である。 (A)は、本明細書に開示する半導体装置の第5実施形態を示す平面図であり、(B)は、(A)のX5−X5線断面図である。
以下、本明細書で開示する半導体装置の好ましい第1実施形態を、図を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図2(A)は、本明細書に開示する半導体装置の第1実施形態を示す平面図であり、図2(B)は、図2(A)のX1−X1線断面図である。
本実施形態の半導体装置10は、半導体基板11と、半導体基板11上に形成された素子層12と、素子層12上に形成された配線層13と、配線層13上に形成された電極パッド14を備える。電極パッド14は、配線層13を介して、素子層112と電気的に接続する。素子層12は、回路を形成する回路素子及び回路素子を電気的に接続する配線等を有する。
半導体装置10は、全体として、横長の形状を有する。
半導体装置10は、第1面10a及び第2面10bを有する。素子層12及び配線層13は、第1面10a側に配置される。電極パッド14は、第1面10aに露出するように配置される。
素子層12は、高周波回路12aを有する。図2に示す例では、高周波回路12aは、信号S1を入力して、増幅された信号S2を出力する増幅回路である。高周波回路12aは、例えば、30〜300GHzの範囲の波長を有するミリ波帯の信号を処理する。
なお、素子層12に配置される高周波回路12aは、増幅回路に制限されるものではない。高周波回路12aは、ミリ波帯等の高い周波数の信号を処理する回路であれば特に制限されない。他の高周波回路12aの具体例として、発振回路又はトランシーバ回路等が挙げられる。
半導体装置10は、電極パッド14上に配置されたバンプ15を用いて、他の基板30と接合する。半導体装置10は、電極パッド14及びバンプ15を介して、他の基板130との間で信号の入出力を行う。バンプを用いて、半導体装置10と他の基板30とを接続することにより、ワイヤボンドを用いることにより生じるような寄生インダクタンスを低減することができる。
半導体装置10の第2面10bは、半導体基板11の一方の面により形成される。
第2面10bには、複数の溝20が周期的に配置される。複数の溝20は、周期Lの間隔で、半導体装置10の長手方向に並べて配置される。各溝20の幅(半導体装置10の長手方向の寸法)は同じである。各溝20は、半導体装置10の幅方向(長手方向と直行する方向)の全体に亘って形成される。各溝20は、半導体基板11が加工されて形成される。
半導体装置10が、他の基板30との間で信号の入出力をして動作することにより、高周波回路12aは、信号S1を入力して、増幅された信号S2を出力する。この出力された信号S2を形成する電流が、素子層12が有する素子又は配線等を流れることにより電波Eを発生し、発生した電波Eが半導体基板11内を伝搬する。
第1面10a側の素子層12で発生した電波Eが、半導体基板11を伝搬して、第2面10bに到達すると、電波Eは、周期的に配置された複数の溝20により乱反射される。第2面10bの外側は空気であり、半導体基板11とは誘電率が異なるため、第2面10bは電波Eを反射する界面として働く。第2面10bで乱反射された電波Eは、四方に散乱するので、電波強度が弱まりながら半導体基板11内を伝搬していく。第2面10bで反射された電波Eは、半導体基板11と素子層12との界面で再び反射して、第2面10bに向かって再び伝搬して、第2面10bで乱反射することを繰り返しながら減衰していく。
半導体装置10では、従来の半導体装置のように、素子層12で発生した電波Eが、半導体基板11内で鏡面反射することにより、所定の方向に強度を保った状態で反射を繰り返すことはない。従って、半導体装置10では、第1面10a側の素子層12で発生した電波Eが、半導体基板11を伝搬して共振が生ずることも抑制される。
溝20の周期Lは、高周波回路12aが処理する信号が含む波長の1/4以下となるように決定することが好ましい。溝20は、高周波回路12aが処理する信号の波長とは関係なく、第2面10bに伝搬する電波を乱反射するが、所定の波長を有する電波の共振を防止する観点からは、上述したように、溝20の周期Lを、共振を防止したい波長の1/4以下にすることが好ましい。
高周波回路12aが増幅回路である場合には、溝20の周期Lを、増幅された信号S2の波長の1/4以下となるように決定することが好ましい。
高周波回路12aが発振回路である場合には、発振周波数が有する周期以外の周期を有するように、溝20の周期Lを決定することが好ましい。
また、高周波回路12aがトランシーバ回路である場合には、溝20の周期Lを、送信回路の送信信号が有する波長の1/4以下となるように決定することが好ましい。
複数の溝20が周期的に並ぶ方向は、高周波回路12aが出力する信号が戻ることを防止したい方向と交差又は直交するように決定することが好ましい。図2に示す例では、複数の溝20が周期的に並ぶ方向は、半導体装置10の長手方向と一致しているが、これに限定されるものではない。
溝20の幅及び深さは、減衰させたい信号の波長又は半導体装置10に求められる機械的強度に基づいて、決定され得る。
周期的な複数の溝20の形成方法としては、例えば、素子層12及び配線層13が形成された半導体基板の裏面上にマスクパターンを形成し、このマスクパターンを用いて、半導体基板11の裏面をエッチングして、複数の溝20を形成することができる。
上述した本実施形態の半導体装置10によれば、半導体基板11を伝搬して素子層12へ戻る電波の強度を低減できる。特に、溝の周期Lの4倍以上の波長を有する電波が、半導体基板11内で共振することを防止できる。
また、本実施形態の半導体装置10によれば、半導体基板11内を伝搬する電波の共振を防止するための半導体基板11の厚さTに対する制約を設けることを回避できる。従って、半導体基板11の厚さを、半導体装置10に求められる機械的強度及び製造工程のハンドリングの観点から決定できる。
例えば、半導体装置10の寸法として、半導体装置10の長手方向の寸法を1mmとし、半導体基板11の厚さを300μmとし、溝の幅を50μmとして、溝の深さを50μmとすることができる。このような寸法を有する半導体装置10を用いて、GHz帯の周波数を有する信号を処理しても、高周波回路の出力信号がフィードバックすることを抑制できる。
次に、上述した半導体装置の変形例を、図面を参照しながら、以下に説明する。
図3は、第1実施形態の半導体装置の変形例を示す図である。
本変型例の半導体装置10では、周期的に配置される複数の溝20は、半導体基板11と同じ誘電率を有する部材16を用いて形成される。溝20は、部材16と半導体基板11とにより囲まれた空間を有する。
本明細書では、部材16が半導体基板11と同じ誘電率を有することは、部材16の誘電率が、半導体基板11の誘電率に対して、±50%以内、好ましくは±30%以内、より好ましくは±20%、更に好ましくは±10%以内の差を有することをいう。
周期的な複数の溝20の形成方法として、以下の例が挙げられる。まず、素子層12及び配線層13が形成された半導体基板の裏面上に部材16の層を形成し、部材16の層の上に、マスクパターンを形成し、このマスクパターンを用いて、部材16の層をエッチングして複数の溝20を形成する。また、リフトオフ法を用いて、複数の溝20を形成しても良い。
次に、上述した半導体装置の第2〜第5実施形態を、図4〜図7を参照しながら以下に説明する。他の実施形態について特に説明しない点については、上述の第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、同一の構成要素には同一の符号を付してある。
図4(A)は、本明細書に開示する半導体装置の第2実施形態を示す平面図であり、図4(B)は、図4(A)のX2−X2線断面図である。
本実施形態の半導体装置10は、溝20aと溝20bとが、半導体装置10の長手方向に周期的に配置される。
図4(A)に示すように、溝20a及び溝20bは、第2面10bにおいて、全体として、千鳥格子状に配置される。
溝20aは、半導体装置10の幅方向(長手方向と直行する方向)の中央部に跨るように形成される。
溝20bは、複数の溝20a、20bが周期的に並ぶ方向と直行する方向において不連続に形成される。具体的には、溝20bは、半導体装置10の幅方向に間隔をあけて配置される。各溝20bは、半導体装置10の幅方向の両端部に位置するように配置される。
溝20aの幅(半導体装置10の長手方向の寸法)は、溝20bの幅と同じである。
半導体装置10の長手方向において、溝20aの幅方向(半導体装置10の長手方向)の中心と溝20bの幅方向の中心との間の距離が周期Lとなるように、溝20a及び溝20bが、第2面10bに配置される。
溝20aの両端部の位置を、半導体装置10の長手方向に延長した仮想線は、溝20bと重なる。
半導体装置10の幅方向の中央部では、溝20aと、一の溝20bを挟んで隣接する溝20aは、半導体装置10の長手方向に周期2Lで配置される複数の溝を形成する。
同様に、半導体装置10の幅方向の両端部では、溝20bと、一の溝20aを挟んで隣接する溝20bは、半導体装置10の長手方向に周期2Lで配置される複数の溝を形成する。
本変型例によれば、本実施形態の半導体装置10は、溝の周期Lの4倍以上の波長を有する信号と共に、溝の周期2Lの4倍以上の波長を有する信号が、半導体基板11内を伝搬することを抑制して、共振が発生することを防止できる。
図5(A)は、本明細書に開示する半導体装置の第3実施形態を示す平面図であり、図5(B)は、図5(A)のX3−X3線断面図である。
本実施形態の半導体装置10は、溝20aと溝20bとが、半導体装置10の長手方向に周期的に配置される。
図5(B)に示すように、本実施形態では、ドット状の溝20a及び溝20bが、第2面10bの全体に亘って設けられている。
溝20a及び溝20bは、平面視した形状が同じ矩形を有する。半導体装置10の長手方向において、溝20aの中心と溝20bの中心との間の距離が周期Lとなるように、溝20a及び溝20bは、第2面10bに配置される。
溝20aは、複数の溝20a、20bが周期的に並ぶ方向と直行する方向において不連続に形成される。具体的には、複数の溝20aは、半導体装置10の幅方向(長手方向と直行する方向)に所定の間隔をあけて配置される。複数の溝20aは、半導体装置10の幅方向に並ぶ列を形成する。
同様に、溝20bは、複数の溝20a、20bが周期的に並ぶ方向と直行する方向において不連続に形成される。具体的には、複数の溝20bは、半導体装置10の幅方向に所定の間隔をあけて配置される。複数の溝20bは、半導体装置10の幅方向に並ぶ列を形成する。
2つの溝20aの間の部分を、半導体装置10の長手方向に延長した所に溝20bが配置される。同様に、2つの溝20bの間の部分を、半導体装置10の長手方向に延長した所に溝20aが配置される。
図6(A)は、本明細書に開示する半導体装置の第4実施形態を示す平面図であり、図6(B)は、図6(A)のX4−X4線断面図である。
本実施形態の半導体装置10は、溝20aと溝20bとが、半導体装置10の長手方向に周期的に配置される。
溝20aと溝20bとは、幅(半導体装置10の長手方向の寸法)が異なっている。溝20aの幅は、溝20bよりも狭い。
半導体装置10の長手方向において、溝20aの幅方向(半導体装置10の長手方向)の中心と溝20bの幅方向の中心との間の距離が周期Lとなるように、溝20a及び溝20bは、第2面10bに配置される。
本実施形態によれば、溝20aと溝20bとは、幅が異なっているので、幅が同一の場合よりも、広い範囲の周波数に対して、半導体基板11を伝搬する電波を減衰することができる。
図7(A)は、本明細書に開示する半導体装置の第5実施形態を示す平面図であり、図7(B)は、図7(A)のX5−X5線断面図である。
本実施形態の半導体装置10の第2面10bは、周期L1で複数の溝20aが周期的に配置される第1領域A1と、周期L1とは異なる周期L2で複数の溝20bが周期的に配置される第2領域A2を有する。
第1領域A1では、複数の溝20aが、半導体装置10の長手方向において、周期L1で並んで配置される。
第2領域A2では、複数の溝20bが、半導体装置10の長手方向において、周期L2で並んで配置される。
溝20a及び溝20bは、平面視した形状が同じ矩形を有する。
第1領域A1の素子層12には、信号S1を入力して、増幅された信号S2を出力する高周波回路12aが配置される。また、第2領域A2の素子層12には、信号S3を入力して、増幅された信号S4を出力する高周波回路12bが配置される。
そこで、第1領域A1の第2面10bには、信号S2が有する波長の1/4以下の周期L1で溝20aが配置される。一方、第2領域A2の第2面10bには、信号S4が有する波長の1/4以下の周期L2で溝20bが配置される。
これにより、高周波回路12aの出力信号S2に起因して生成された電波が半導体基板11内を伝搬することを抑制すると共に、高周波回路12bの出力信号S4に起因して生成された電波が半導体基板11内を伝搬することを抑制できる。
本発明では、上述した実施形態の半導体装置は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。また、一の実施形態又は変形例が有する構成要件は、他の実施形態にも適宜適用することができる。
ここで述べられた全ての例及び条件付きの言葉は、読者が、発明者によって寄与された発明及び概念を技術を深めて理解することを助けるための教育的な目的を意図する。ここで述べられた全ての例及び条件付きの言葉は、そのような具体的に述べられた例及び条件に限定されることなく解釈されるべきである。また、明細書のそのような例示の機構は、本発明の優越性及び劣等性を示すこととは関係しない。本発明の実施形態は詳細に説明されているが、その様々な変更、置き換え又は修正が本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り行われ得ることが理解されるべきである。
10 半導体装置
10a 第1面
10b 第2面
11 半導体基板
12 素子層
13 配線層
14 電極パッド
15 バンプ
16 部材
20、20a、20b 溝
30 他の基板

Claims (4)

  1. 第1面及び第2面と、
    前記第1面側に配置される素子層と、
    前記第2面を形成する半導体基板と、
    前記第2面に周期的に配置される複数の溝と、
    を備え、
    前記溝は、前記半導体基板と同じ誘電率を有する材料を用いて形成される半導体装置。
  2. 前記溝は、前記溝が周期的に並ぶ方向と直行する方向において不連続に形成される請求項1に記載の半導体装置。
  3. 複数の前記溝は、幅が異なっている請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2面は、複数の前記溝が第1の周期で周期的に配置される第1領域と、複数の前記溝が第2の周期で周期的に配置される第2領域とを有する請求項1〜3の何れか一項に記載の半導体装置。
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