JP6361094B2 - 状態推定装置、状態推定方法及びプログラム - Google Patents
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そこで、本発明は、上述のような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが対象物の位置が変化する状況に合わせた動作を行う場合でも、当該ユーザの動作をより適切に推定することを目的とする。
対象者の動作に起因する角速度を取得する角速度取得手段と、
前記対象者の前記動作に起因する加速度を取得する加速度取得手段と、
前記角速度取得手段によって取得された角速度及び前記加速度取得手段によって取得された加速度に基づいて、前記対象者の前記動作の回転半径を推定する状態推定手段と、
前記状態推定手段により推定された前記動作の回転半径を評価する評価手段と、
前記評価手段による評価結果を報知する報知手段と、
を備え、
前記評価手段は、動作の種類を推定する種類推定手段により推定された動作の種類毎に、前記動作の回転半径を評価する
ことを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る状態推定装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
状態推定装置1は、3軸角速度センサ及び3軸加速度センサを備えるセンサユニット1Aと、センサユニット1Aによって検出された角速度及び加速度に基づき状態推定処理(後述)を実行する処理ユニット1Bとを含んで構成される。
3軸加速度センサ16bは、テニスラケット2のスイングにおけるXYZ軸方向それぞれの加速度を検出する。そして、3軸加速度センサ16bは、検出した加速度を示す信号を処理ユニット1Bに出力する。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
図2は、テニスラケット2に設置されたセンサユニット1Aの構成を示す模式図である。
図2において、図2(a)は、センサユニット1Aを設置したテニスラケット2の全体図、図2(b)及び図2(c)は、テニスラケット2に設置されたセンサユニット1Aの拡大図である。なお、図2(b)においては、センサユニット1Aに設定されるXYZ軸を併せて示している。
例えば、テニスラケット2のフェイスを地面に対して垂直に維持したまま、右利きのプレーヤーがフォアハンドのスイングを行うと、3軸角速度センサ16aは、X軸周りの回転角速度(−Gx)成分が主成分となる。
そして、センサユニット1Aは、検出した角速度及び加速度を示す信号を状態推定装置1の処理ユニット2に送信する。処理ユニット2において、プレーヤーのスイングに関する各種パラメータが算出され、スイングの状態が推定される。本実施形態において、状態推定装置1は、スイングの状態として、プレーヤーのスイングの半径を推定するものとする。
図3は、このような状態推定装置1の機能的構成のうち、状態推定処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
状態推定処理とは、テニスラケット2のスイングにおける角速度及び加速度に基づき、プレーヤーのスイングに関する各種パラメータを算出し、プレーヤーのスイングの状態を推定する一連の処理をいう。
なお、状態推定部51の機能の少なくとも一部を、センサユニット1A側に移譲させてもよい。
状態推定部51は、3軸角速度センサ16aによって検出されたテニスラケット2のXYZ軸方向の角速度を取得する。また、状態推定部51は、3軸加速度センサ16bによって検出されたテニスラケット2のXYZ軸方向の加速度を取得する。そして、状態推定部51は、取得した角速度及び加速度に基づき、プレーヤーによるテニスラケット2のスイングの状態を推定する。
ボールのインパクト時におけるX軸方向の角速度Gx(図3中の実線)の値が大きいほど、打たれたボールの速度は速くなる。なお、Y軸方向の角速度Gy(図3中の破線)は、テニスラケット2のグリップ軸に対する回転成分であり、インパクト後のテニスラケット2のぶれを表す。また、Z軸方向の角速度Gz(図3中の一点鎖線)の値が大きいほど、打たれたボールのスピン量が多くなる。
図4に示すように、テニスラケット2のスイング動作は相手のプレーヤーの打球に応じた運動となり個人差もあるが、ボールインパクト直前の運動に着目すると、個人差によらず近似的に右肩関節を中心とした回転運動であるとみなすことができる。さらに、図3におけるボールインパクト直前のX軸方向の角速度Gxの波形を参照すると、マイナス側の最大値付近でほぼ平坦となっている。即ち、インパクトの直前の微小時間においては、X軸方向の角速度Gxは一定であり、テニスラケット2の運動は、等速円運動によって近似可能であることがわかる。
図5に示すように、センサユニット1Aにおける等速円運動の半径をr、角速度をω、質点とみなしたテニスラケット2の質量をmとすると、時間tの間に回転する角度(回転角度)はωt、速度vはrωと表される。また、向心力をF、回転の中心に向かう加速度をaとすると、運動方程式は、以下の(1)式によって表すことができる。
ma=mrω2 (1)
r=a/ω2 (2)
即ち、(2)式において、センサユニット1Aの角速度及び加速度が判明すれば、センサユニット1Aの回転半径rを算出することができる。
ここで、角速度ωについては、3軸角速度センサ16aの検出結果(Gx)を用いることができる。
一方、加速度aについては、テニスラケット2をプレーヤーがスイングする際には、手首を返して固定した状態となることから、3軸加速度センサ16bの検出結果を以下のように適用する。
図6(a)に示すように、プレーヤーの腕とテニスラケット2とは一直線にはなっておらず、手首を返して打点が右肩よりも前に位置する状態になる。
仮に手首を返していない状態、即ち、プレーヤーの腕とテニスラケット2とが一直線となっている場合には、3軸加速度センサ16bの座標成分のうち、Y軸成分ayのみを参照すれば足りる。
これに対し、プレーヤーの腕とテニスラケット2とが一直線とはなっていない場合には、回転半径の方向とセンサユニット1Aの座標系とがずれた状態となり、図6(b)に示すように、参照すべき3軸加速度センサ16bの座標成分は、Y軸成分ay及びZ軸成分azである。
図7に示すように、手首の返しにより、回転半径の方向とセンサユニット1Aの座標系とがθずれているとすると、向心力Fは、Y軸成分FyとZ軸成分Fzとに分解される。このとき、Fy及びFzは以下の(3)式及び(4)式によって表される。
Fy=−Fcosθ (3)
Fz=Fsinθ (4)
F=(Fy2+Fz2)1/2 (5)
(1)式より、向心力F=maであることから、ma=(Fy2+Fz2)1/2と表すことができ、さらに、ma=m(ay2+az2)1/2と表すことができる。
したがって、(1)式の右辺を適用して、回転半径rは以下の(6)式によって表される。
r=(ay2+az2)1/2/ω2 (6)
(6)式の角速度ωは、3軸角速度センサ16aの検出結果(Gx)を用いることができるため、状態推定部51は、3軸角速度センサ16a及び3軸加速度センサ16bの検出結果から、センサユニット1Aの回転半径を算出することができる。
図8(a)の例と図8(b)の例とでは、図8(a)の例の方が、図8(b)の例よりも小さい回転半径が算出され、その差は、実測値に近い値となる。
なお、(6)式から算出される回転半径rは、センサユニット1Aが設置された位置の回転半径であるため、スイングの状態を示す指標として、この回転半径rをそのまま用いることの他、スイートスポットの位置の回転半径等に変換して用いることも可能である。
図9においては、プレーヤーの右肩を中心としたスイングの回転半径を示す円と、インパクト時のテニスラケット2の位置及びボールが示されている。また、推定結果であるスイングの回転半径の例として、「60cm」が示されている。
なお、このようなイラストをフォアハンドのスイング及びバックハンドのスイングそれぞれについて表示することができる。
この場合、例えば、フォアハンドのスイングの平均回転半径及びバックハンドのスイングの平均回転半径を併せて表示することとしてもよい。
図10においては、プレーヤーのスイング(ここではフォアハンドのスイング)について、回転半径の区分毎に、度数(ショット数)が示されている。
図10のような表示形態とする場合、状態推定部51が複数回のスイングについて、回転半径のばらつきを示すデータ(ヒストグラム)を生成し、プレーヤーのスイングの評価(スイングの安定性等)を示す情報を提示することができる。
フォアハンドのスイングとバックハンドのスイングとでは、フォームの特性上、その回転半径が大きく異なることから、フォアハンドのスイングとバックハンドのスイングとを分けてスイングの状態を推定することで、より適切な推定を行うことができる。
図11においては、プレーヤーのスイング(フォアハンド及びバックハンドのスイング)それぞれについて、回転半径の区分に対する度数の分布の標準偏差が示されている。
具体的には、プレーヤーが、常に同程度の回転半径でスイングを行った場合、回転半径は1つの区分に集中することになり、標準偏差は最大値“10”となる。
図11のような表示形態とする場合も、状態推定部51が複数回のスイングについて、回転半径のばらつきを示すデータ(標準偏差)を生成し、プレーヤーのスイングの評価を示す情報を提示することができる。
次に、動作を説明する。
図12は、図3の機能的構成を有する図1の状態推定装置1が実行する状態推定処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
状態推定処理は、処理ユニット1Bの入力部17を介して状態推定処理の起動が指示入力されることに対応して開始される。
ステップS2において、状態推定部51は、(6)式に基づいて、取得した角速度及び加速度の検出結果からスイングの回転半径を算出する。
ステップS4において、出力制御部52は、結果表示データに基づいて、出力部18に推定結果を表示させる。
このとき、出力部18には、予め設定された表示形態の推定結果が表示される(図9〜図11参照)。
3軸角速度センサ16aは、ユーザの動作(テニスラケット2のスイング)に起因する加速度を取得し、3軸加速度センサ16bは、ユーザの動作に起因する角速度を取得する。
状態推定部51は、3軸角速度センサによって取得された角速度及び3軸加速度センサによって取得された加速度に基づいて、ユーザの動作の状態を推定する。
そのため、ユーザの動作に起因する角速度及び加速度からユーザの動作の回転半径を算出することができる。
したがって、運動器具を用いてユーザが相手プレーヤーの打球に応じた動作を行う場合に、当該ユーザの動作をより適切に評価することが可能となる。
したがって、ユーザの動作に関する評価結果を提示することが可能となる。
したがって、複数の動作における安定性を適切に評価した結果を提示することができる。
したがって、ユーザの動作の種類を適切に推定することができる。
したがって、ユーザの動作の種類に応じて、より適切にユーザの動作を評価することができる。
したがって、スイングを伴う動作において、回転半径をより適切に推定することができる。
即ち、本実施形態の状態推定装置1では、プレーヤーの動作の状態(スイングの回転半径)を推定することで、当該プレーヤーのスイング動作の安定性を評価する。
そのため、打たれたボールの振る舞いとして表れる結果ではなく、その過程におけるユーザのスイングの適否をより適切に評価することができる。
上述の実施形態において、スイングの状態を推定する際に、フォアハンドのスイングあるいはバックハンドのスイングを区別して行うこととした。即ち、上述の実施形態では、プレーヤーがフォアハンドあるいはバックハンドのスイングを自ら選択して、状態推定の対象とした。これに対し、プレーヤーによって行われたスイングを、状態推定装置1の状態推定部51が、フォアハンドのスイングであるか、バックハンドのスイングであるかを自動的に判定することで、それぞれのスイング毎に状態を推定することができる。
図13に示すように、静止時(ラケットを構えた姿勢)において、X軸方向の加速度が“+”であり、スイング時のX軸方向の角速度が“+”である場合、フォアハンドのスイングであると判定できる。一方、静止時(ラケットを構えた姿勢)において、X軸方向の加速度が“+”であり、スイング時のX軸方向の角速度が“−”である場合、バックハンドのスイングであると判定できる。
同様に、図14に示すように、静止時(ラケットを構えた姿勢)において、X軸方向の加速度が“−”であり、スイング時のX軸方向の角速度が“+”である場合、バックハンドのスイングであると判定できる。一方、静止時(構えた姿勢)において、X軸方向の加速度が“−”であり、スイング時のX軸方向の加速度が“−”である場合、フォアハンドのスイングであると判定できる。
このような構成とすることにより、プレーヤーはフォアハンド及びバックハンドのスイングを意識することなく、テニスラケット2のスイングを行うことで、フォアハンド及びバックハンドそれぞれのスイングの状態を推定することができる。
また、プレーヤーがプレー中にフォアハンドのスイング及びバックハンドのスイングを行った回数を自動的に計数することができる。
例えば、スイングの速度vはv=rωとして算出することができるため、状態推定部51が、テニスラケット2のスイングの速度vを指標として算出し、速度vに関する結果表示データを生成することとしてもよい。
また、上述の実施形態では、センサユニット1Aをテニスラケット2に設置する場合を例に挙げて説明した。これに対し、センサユニット1Aは、バドミントンのラケット、卓球のラケット、ソフトテニスのラケット、野球のバットあるいはゴルフクラブ等、種々の運動器具に設置することができる。
例えば、本発明は、情報処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、スマートフォン、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が状態推定装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
ユーザの動作に起因する角速度を取得する角速度取得手段と、
前記ユーザの前記動作に起因する加速度を取得する加速度取得手段と、
前記角速度取得手段によって取得された角速度及び前記加速度取得手段によって取得された加速度に基づいて、前記ユーザの前記動作の状態を推定する状態推定手段と、
を備えることを特徴とする状態推定装置。
[付記2]
前記状態推定手段により推定された動作の状態を評価する評価手段と、
前記評価手段による評価結果を報知する報知手段と、
を更に備えることを特徴とする付記1に記載の状態推定装置。
[付記3]
前記評価手段は、前記状態推定手段により推定された複数の前記動作の状態から、前記ユーザの動作に関する評価を行うことを特徴とする付記2に記載の状態推定装置。
[付記4]
前記報知手段は、前記評価結果を表示手段に表示させることを特徴とする付記1から3の何れか1つに記載の状態推定装置。
[付記5]
前記状態推定手段は、
前記角速度取得手段によって取得された角速度及び前記加速度取得手段によって取得された加速度に基づいて、前記動作の種類を推定する種類推定手段を有することを特徴とする付記1から4の何れか1つに記載の状態推定装置。
[付記6]
前記評価手段は、前記種類推定手段により推定された動作の種類毎に、前記動作の状態を評価することを特徴とする付記1から5の何れかに1つに記載の状態推定装置。
[付記7]
前記状態推定手段は、前記動作の状態として、スイング動作の回転半径を推定することを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の状態推定装置。
[付記8]
ユーザの動作に起因する角速度を取得する角速度取得ステップと、
前記ユーザの前記動作に起因する加速度を取得する加速度取得ステップと、
前記角速度取得ステップにおいて取得された角速度及び前記加速度取得ステップにおいて取得された加速度に基づいて、前記ユーザの前記動作の状態を推定する状態推定ステップと、
を含むことを特徴とする状態推定方法。
[付記9]
コンピュータに、
ユーザの動作に起因する角速度を取得する角速度取得機能と、
前記ユーザの前記動作に起因する加速度を取得する加速度取得機能と、
前記角速度取得機能によって取得された角速度及び前記加速度取得機能によって取得された加速度に基づいて、前記ユーザの前記動作の状態を推定する状態推定機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
Claims (8)
- 対象者の動作に起因する角速度を取得する角速度取得手段と、
前記対象者の前記動作に起因する加速度を取得する加速度取得手段と、
前記角速度取得手段によって取得された角速度及び前記加速度取得手段によって取得された加速度に基づいて、前記対象者の前記動作の回転半径を推定する状態推定手段と、
前記状態推定手段により推定された前記動作の回転半径を評価する評価手段と、
前記評価手段による評価結果を報知する報知手段と、
を備え、
前記評価手段は、動作の種類を推定する種類推定手段により推定された動作の種類毎に、前記動作の回転半径を評価する、
ことを特徴とする状態推定装置。 - 前記対象者に対して、所定の回転軸を設定する軸設定手段を更に備え、
前記状態推定手段は、前記軸設定手段により設定された回転軸を中心とする回転半径を推定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の状態推定装置。 - 前記所定の回転軸から離間した位置において、前記角速度及び加速度を取得するセンサ部を更に備え、
前記状態推定手段は、前記軸設定手段により設定された回転軸と前記センサ部との間の距離に対応する回転半径を推定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の状態推定装置。 - 前記評価手段は、前記状態推定手段により推定された複数の前記動作の回転半径から、前記対象者の動作に関する評価を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の状態推定装置。
- 前記報知手段は、前記評価結果を表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の状態推定装置。
- 前記状態推定手段は、
前記角速度取得手段によって取得された角速度及び前記加速度取得手段によって取得された加速度に基づいて、前記動作の種類を推定する種類推定手段を有することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の状態推定装置。 - 対象者の動作に起因する角速度を取得する角速度取得ステップと、
前記対象者の前記動作に起因する加速度を取得する加速度取得ステップと、
前記角速度取得ステップにおいて取得された角速度及び前記加速度取得ステップにおいて取得された加速度に基づいて、前記対象者の前記動作の回転半径を推定する状態推定ステップと、
前記状態推定ステップにおいて推定された前記動作の回転半径を評価する評価ステップと、
前記評価ステップにおいて評価された評価結果を報知する報知ステップと、
を有し、
前記評価ステップでは、動作の種類を推定する種類推定手段により推定された動作の種類毎に、前記動作の回転半径を評価する、
ことを特徴とする状態推定方法。 - コンピュータに、
対象者の動作に起因する角速度を取得する角速度取得機能と、
前記対象者の前記動作に起因する加速度を取得する加速度取得機能と、
前記角速度取得機能によって取得された角速度及び前記加速度取得機能によって取得された加速度に基づいて、前記対象者の前記動作の回転半径を推定する状態推定機能と、
前記状態推定機能により推定された前記動作の回転半径を評価する評価機能と、
前記評価機能による評価結果を報知する報知機能と、
を実現させ、
前記評価機能は、動作の種類を推定する種類推定機能により推定された動作の種類毎に、前記動作の回転半径を評価すること、
を実現させることを特徴とするプログラム。
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