JP6361068B2 - ペットフード及びその製造方法 - Google Patents
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Description
芯材に肉質材が螺旋状に巻き付いた棒状ペットフードであって、
前記芯材は、少なくとも蛋白質及び澱粉を栄養成分として含有する素材を混合・混練した後、棒状に成形して乾燥させたものであり、
前記肉質材は、肉のミンチを型に入れて成形した略長方形状のミンチ成形シートを乾燥させたものであり、
前記肉質材は、乾燥させた前記ミンチ成形シートが2枚以上長手方向に接続(換言すると連結)して構成されること、
を特徴とする棒状ペットフードを提供する。
芯材に肉質材が螺旋状に巻き付いた棒状ペットフードであって、
前記芯材は、蛋白質、カルシウム、澱粉、及びその他を栄養成分として含有する素材を所定の調合割合で混合・混練した後、棒状に成形して乾燥させたものであり、
前記肉質材は、畜肉及び/又は魚肉(他の家禽肉であってもよい。)のミンチを型に入れて成形した略長方形状のミンチ成形シートを乾燥させたものであり、
前記肉質材は、乾燥させた前記ミンチ成形シートが2枚以上長手方向に接続して構成されること、
を特徴とする棒状ペットフードを提供する。
少なくとも蛋白質及び澱粉を栄養成分として含有する素材を混合・混練することにより、棒状芯材を成形する棒状芯材成形工程と、
前記棒状芯材を乾燥させて硬化させる棒状芯材乾燥工程と、
前記棒状芯材成形工程及び前記棒状芯材乾燥工程と同時に又は前後して、肉をミンチにする、ミンチ形成工程と、
前記ミンチ形成工程にて得られた前記ミンチを型に入れて、略長方形状のミンチ成形シートを形成する、ミンチ成形シート形成工程と、
2枚以上の前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材の外周に巻回させて、前記ミンチ成形シート同士の長手方向端部を接続させると共に、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材に螺旋状に巻き付ける、ミンチ成形シート巻回工程と、
前記ミンチ成形シート巻回工程で前記棒状芯材に巻き付けた前記ミンチ成形シートを乾燥させ、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材の外周面に結着させると共に硬化させるミンチ成形シート乾燥工程と、を含むこと、
を特徴とする棒状ペットフードの製造方法をも提供する。
蛋白質、カルシウム、澱粉、及びその他を栄養成分として含有する素材を所定の調合割合で混合・混練することにより、棒状芯材を成形する棒状芯材成形工程と、
前記棒状芯材を、その水分含有率が約5〜50%となるように乾燥させ、硬さを保持させる、棒状芯材乾燥工程と、
前記棒状芯材成形工程及び前記棒状芯材乾燥工程と同時に又は前後して、畜肉及び/又は魚肉をミンチにする、ミンチ形成工程と、
前記ミンチ形成工程にて得られた前記ミンチを型に入れて、略長方形状のミンチ成形シートを形成する、ミンチ成形シート形成工程と、
2枚以上の前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材の外周に巻回させて、前記ミンチ成形シート同士の長手方向端部を接続(換言すると力がかかった状態で接続乃至は連結)させると共に、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材に螺旋状に巻き付ける、ミンチ成形シート巻回工程と、
前記ミンチ成形シート巻回工程で前記棒状芯材に巻き付けた前記ミンチ成形シートを、その水分含有率が約5〜50%となるように乾燥させ、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材の外周面に強く密着(又は結着)させると共に、前記ミンチ成形シートに硬さを保持させる、ミンチ成形シート乾燥工程と、を含むこと、
を特徴とする棒状ペットフードの製造方法である。
前記ミンチ成形シート巻回工程において、
前記棒状芯材と交差するように2枚以上の前記ミンチ成形シートを配置し、
前記ミンチ成形シートの配置位置を前記棒状芯材の長手方向に略並進対称とし、
前記ミンチ成形シート同士の間隔を略一定とし、
前記棒状芯材を回転させることで、前記ミンチ成形シート同士の長手方向端部を接続させると共に、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材に螺旋状に巻き付けること、が好ましい。
本発明のペットフードは、芯材に肉質材が螺旋状に巻き付いた棒状ペットフードである。図1に本発明のペットフードの概略斜視図を示す。ペットフード1は、芯材2と肉質材4とを有しており、肉質材4は芯材2に対して螺旋状に巻き付いている。
本実施形態のペットフードの製造方法は、棒状芯材成形工程と、棒状芯材乾燥工程と、ミンチ形成工程と、ミンチ成形シート形成工程と、ミンチ成形シート巻回工程と、ミンチ成形シート乾燥工程と、を含んでいることを特徴とするものである。以下、各工程について詳細に説明する。
少なくとも蛋白質及び澱粉、その他カルシウム等を栄養成分として含有する素材を所定の調合割合で混合・混練することにより、棒状の芯材2を成形する工程である。
芯材2を、その水分含有率が約5〜50%となるように乾燥させ、その結果、棒状の芯材2に犬が数十分から数時間をかけて噛み続けることにより、ついには噛み砕かれて犬に食されるような硬さを保持させることを目的とする工程である。
棒状芯材成形工程及び棒状芯材乾燥工程と同時に又は前後して、畜肉及び/又は魚肉をミンチにし、肉質材4の原料を調整する工程である。
ミンチ形成工程にて得られたミンチを型に入れて、略長方形状のミンチ成形シートを形成する工程である。
2枚以上のミンチ成形シートを芯材2の外周に巻回させて、ミンチ成形シート同士の長手方向端部を圧着させると共に、ミンチ成形シートを芯材2に螺旋状に巻き付ける工程である。
ミンチ成形シート巻回工程で芯材2に巻き付けたミンチ成形シート6を、その水分含有率が約5〜50%となるように乾燥させ、その結果、ミンチ成形シート6を芯材2の外周面に強く密着または結着させると共に、ミンチ成形シート6に芯材2よりは柔らかいが犬が複数回以上噛み続けないと砕けないような硬さを保持させるための工程である。
2・・・芯材、
4・・・肉質材、
6・・・ミンチ成形シート。
Claims (4)
- 少なくとも蛋白質及び澱粉を栄養成分として含有する素材を混合・混練することにより、棒状芯材を成形する棒状芯材成形工程と、
前記棒状芯材を乾燥させて硬化させる棒状芯材乾燥工程と、
前記棒状芯材成形工程及び前記棒状芯材乾燥工程と同時に又は前後して、肉をミンチにする、ミンチ形成工程と、
前記ミンチ形成工程にて得られた前記ミンチを型に入れて、略長方形状のミンチ成形シートを形成する、ミンチ成形シート形成工程と、
2枚以上の前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材の外周に巻回させて、前記ミンチ成形シート同士の長手方向端部を接続させると共に、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材に螺旋状に巻き付ける、ミンチ成形シート巻回工程と、
前記ミンチ成形シート巻回工程で前記棒状芯材に巻き付けた前記ミンチ成形シートを乾燥させ、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材の外周面に結着させると共に硬化させるミンチ成形シート乾燥工程と、を含むこと、
を特徴とする棒状ペットフードの製造方法。 - 蛋白質、カルシウム、澱粉、及びその他を栄養成分として含有する素材を所定の調合割合で混合・混練することにより、棒状芯材を成形する棒状芯材成形工程と、
前記棒状芯材を、その水分含有率が約5〜50%となるように乾燥させ、その結果、前記棒状芯材に硬さを保持させる、棒状芯材乾燥工程と、
前記棒状芯材成形工程及び前記棒状芯材乾燥工程と同時に又は前後して、畜肉及び/又は魚肉をミンチにする、ミンチ形成工程と、
前記ミンチ形成工程にて得られた前記ミンチを型に入れて、略長方形状のミンチ成形シートを形成する、ミンチ成形シート形成工程と、
2枚以上の前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材の外周に巻回させて、前記ミンチ成形シート同士の長手方向端部を接続させると共に、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材に螺旋状に巻き付ける、ミンチ成形シート巻回工程と、
前記ミンチ成形シート巻回工程で前記棒状芯材に巻き付けた前記ミンチ成形シートを、その水分含有率が約5〜50%となるように乾燥させ、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材の外周面に結着させると共に、前記ミンチ成形シートに硬さを保持させる、ミンチ成形シート乾燥工程と、を含むこと、
を特徴とする棒状ペットフードの製造方法。 - 前記ミンチ成形シート巻回工程において、
前記棒状芯材と交差するように2枚以上の前記ミンチ成形シートを配置し、
前記ミンチ成形シートの配置位置を前記棒状芯材の長手方向に略並進対称とし、
前記ミンチ成形シート同士の間隔を略一定とし、
前記棒状芯材を回転させることで、前記ミンチ成形シート同士の長手方向端部を接続させると共に、前記ミンチ成形シートを前記棒状芯材に螺旋状に巻き付けること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の棒状ペットフードの製造方法。 - 前記ミンチ形成工程によって得られる前記ミンチの水分含有量が55〜80%であること、
を特徴とする請求項1〜3のうちのいずれかに記載の棒状ペットフードの製造方法。
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JP2014173347A JP6361068B2 (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | ペットフード及びその製造方法 |
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JP2014173347A Active JP6361068B2 (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | ペットフード及びその製造方法 |
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