JP6359623B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、操作部を有する洗濯機に関する。
操作パネルは、静電容量式のタッチキーを採用した場合、機械式の操作キーを採用した場合よりも薄型に構成できる。静電容量式のタッチキーは、機械式の操作キーのような出っ張った形状を有しないので外観がすっきりしており、近年では、デザイン性を重視して、各種の家庭電化製品に静電容量式のタッチキーを採用した操作パネルが搭載されつつある。
しかし、静電容量式のタッチキーは、静電容量の変化に基づいて、タッチキーが操作されたか否かを検知するので、使用環境や使用状況によっては誤検知が発生する可能性がある。特に洗濯機は、操作パネル上に水、洗剤、柔軟材、漂白剤等が付着する可能性が高い環境に設置されるので、洗濯機に静電容量式のタッチキーを採用した操作パネルが搭載された場合、誤検知が発生する可能性が高くなる。
特許文献1では、静電容量式タッチスイッチと機械式スイッチとが設けられた機器において、動作中は静電容量式タッチスイッチからの入力を受け付けないように構成された機器が提案されている。特許文献1に開示された機器では、機器の動作中に誤ってユーザの指が静電容量式タッチスイッチに触れた場合であっても、ユーザが意図しない動作が行われることを防止できる。また、特許文献1に開示された機器では、動作中は静電容量式タッチスイッチからの入力を受け付けないので、操作パネル上に水等が付着して誤検知が発生する状況であっても、誤検知に基づく意図しない動作が行われることを防止できる。
特開2010−183940号公報
しかしながら、特許文献1に開示された機器では、動作していないときに操作パネルに誤検知が発生した場合、誤検知に基づく意図しない動作が行われることを防止できないという問題がある。例えば、動作開始前の各種動作条件の設定時に、操作パネルに水等が付着した場合、又はユーザの指が誤って操作パネルに触れた場合等に、ユーザが意図しない操作が行われたと検知される虞がある。この場合、検知された操作に基づいて、ユーザが意図しない動作条件が設定されてしまい、ユーザは動作条件を設定し直す必要があり、ユーザの操作負担を軽減できない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、タッチセンサを有する操作ボタン(タッチスイッチ)に対して、ユーザが意図しない操作が検知されることを防止することが可能な洗濯機を提供することにある。
本発明に係る洗濯機は、操作部を有する洗濯機において、前記操作部は、運転の開始、一時停止または再開を指示するためのスタート/一時停止ボタン、洗濯物を投入するための投入口を覆う蓋体のロック機構の解除を指示するための蓋ロック解除ボタン、動作内容の設定を可能にするためのメニューボタン及び電源投入を指示するための電源入ボタンのうちの少なくとも1つを含む第1操作ボタンと、前記第1操作ボタンに対する操作により操作可能な状態となり、洗濯運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転の各運転動作の動作内容を設定するための第2操作ボタンとを備え、前記第2操作ボタンは、運転中であるか否かにかかわらず、前記第1操作ボタンが操作された場合に、前記第2操作ボタンに対する操作を検知するタッチセンサを有し、前記タッチセンサは、運転中に前記第1操作ボタンが操作された場合、前記第1操作ボタンが操作された時点で運転中の運転動作よりも後に行われる運転動作の動作内容を設定するための前記第2操作ボタンに対する操作を検知するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、タッチセンサを有する操作ボタン(タッチスイッチ)に対して、ユーザが意図しない操作が検知されることを防止することが可能な洗濯機を提供することができる。
洗濯乾燥機の外観を略示する斜視図である。 洗濯乾燥機の内部構成を略示する縦断面図である。 洗濯槽の後側から見た循環風路の平面図である。 洗濯乾燥機の制御系の構成の一部を示すブロック図である。 操作パネルの構成を示す模式図である。 運転制御部による操作パネルの制御処理の手順を示すフローチャートである。 動作中の洗濯乾燥機における操作パネルの構成を示す模式図である。 動作中の洗濯乾燥機における操作パネルの構成を示す模式図である。
以下に、本発明に係る洗濯機を、その実施形態である洗濯乾燥機を示す図面に基づいて詳述する。図1は、実施形態に係る洗濯乾燥機の外観を略示する斜視図、図2は、実施形態に係る洗濯乾燥機の内部構成を略示する縦断面図である。
図2に示すように、本実施形態の洗濯乾燥機は、外装を構成する外箱1の内部に洗濯槽2及び回転ドラム3を備えている。洗濯槽2は、一側に開口20を備える大径の有底円筒体であり、外箱1の底面に立設された複数本の支持脚21(1本のみ図示)により、前記開口20の側を上とし、水平面に対して軸心を傾けた傾斜姿勢を保って弾性支持されている。
外箱1の前面(図2の左側面)には、洗濯槽2の開口20を臨む位置に、蓋体10により開閉自在に洗濯物Aの投入口11が開設されており、この投入口11と洗濯槽2の開口20との間は、ベローズ12により液密に封止されている。
洗濯槽2の内部には、回転ドラム3が収容されている。回転ドラム3は、洗濯槽2よりもやや小径の有底円筒体であり、一側の開口30を洗濯槽2の開口20の内側に臨ませ、洗濯槽2の底部中央に固設されたドラムモータ4の出力軸40の端部に連結してあり、該ドラムモータ4の駆動により、洗濯槽2の内部にて回転するように構成されている。
回転ドラム3は、開口30の外側に周設された流体バランサ31を備えている。該流体バランサ31は、回転ドラム3の回転時に、これに伴う振動を吸収、緩和する作用をなす。ドラムモータ4は、洗濯槽2の底板の外側に連設されたモータ室41の内部に構成してある。ドラムモータ4の出力軸40は、洗濯槽2の底板を液密に貫通し、該底板の中央に突出しており、回転ドラム3は、この突出端部に連結してある。
図2に示すように回転ドラム3の周壁には、多数の小孔32が全面に亘って貫通形成さ
れており、また回転ドラム3の内面には、軸長方向に延びるバッフル33が周方向に等配をなして複数突設されている。なお図2中には、図面の煩雑化を避けるべく、小孔32の一部と一つのバッフル33のみを図示してある。
図1に示すように、外箱1の前面には、蓋体10の近傍にドア開ボタン13が設けてある。また蓋体10には、該蓋体10の閉止時に押圧操作するための押圧部14が設けてある。蓋体10は、ドア開ボタン13の操作により開放され、また周縁部を把持して閉操作し、前記押圧部14を外側から押すことにより閉止される。外箱1の前面に設けた投入口11は、洗濯槽2及び回転ドラム3の開口20,30に臨ませてある。閉止された蓋体10の周縁部のいずれかには、閉止された蓋体10が開放されることを防止するためのロック機構(図示せず)が設けられており、ロック機構は、洗濯乾燥機が運転を開始する際に、蓋体10を閉止した状態でロックする。
以上の如く構成された洗濯乾燥機の洗濯運転は、外箱1前面の蓋体10により投入口11を開放して洗濯物Aを投入し、該蓋体10を閉止した後、後述するように、洗濯槽2の内部に洗濯水を給水し、ドラムモータ4を駆動して回転ドラム3を回転せしめて実施される。前述のように回転ドラム3の周壁には、多数の小孔32が貫通形成され、また回転ドラム3の内面には、複数のバッフル33が突設されているため、回転ドラム3の内部の洗濯物Aは、前記小孔32を経て回転ドラム3内に流入する洗濯水中に浸され、前記バッフル33の作用による持ち上げ及び落下が繰り返されることにより、洗濯水と共に攪拌されて洗濯される。
図1に示すように、外箱1の前面上部には、各種の操作のための操作部及び各種の表示のための表示部を備える操作パネル15が設けてある。該操作パネル15は、前面下部の内側に位置して外箱1の内部に設けた運転制御部16(図2参照)に接続してあり、前述した洗濯運転、及び後述する乾燥運転、更には、これらの間に実施されるすすぎ運転及び脱水運転は、操作パネル15の操作に応じた運転制御部16の動作により実行される。
外箱1の後部上面には、水道への接続端となる給水口17が設けてあり、該給水口17は、外箱1の内側に設けた給水弁18に接続されている。給水弁18は、複数の給水出口を有する多連形の電磁弁である。給水弁18の第1給水出口は、給水管19を介して洗濯槽2の底板近傍の上部周面に接続されており、給水弁18が第1給水出口に切り換えられた場合、給水口17への給水は、給水弁18及び給水管19を経て洗濯槽2の内部に供給され、前述した洗濯運転における洗濯水として使用される。なお給水管19の中途には、公知のように洗剤ケースを配置し、給水と共に適量の洗剤が導入されるように構成することができる。
また洗濯槽2には、最下位置となる底板近傍の周面に導水管22が接続されており、この導水管22は、外箱1内側の前下部に固定支持された筒形のフィルタケース23に接続されている。フィルタケース23の内部には、繊維屑等の異物を捕捉するリントフィルタ24が収容されている。フィルタケース23の下部は、排水弁25を介して外箱1の底面に沿って敷設された排水管26に接続されている。またフィルタケース23の後端部には、循環ポンプ27が付設してあり、該循環ポンプ27の吐出側は、戻し管28を介して洗濯槽2の前側上部に連通されている。
洗濯槽2内に給水される洗濯水は、導水管22を経てフィルタケース23に導入され、該フィルタケース23の内部に充満する。フィルタケース23の内部の洗濯水は、循環ポンプ27を駆動することにより、該循環ポンプ27に吸い込まれて昇圧され、戻し管28を経て洗濯槽2の上部に送られ、該戻し管28の先端から回転ドラム3の内部に給水される。
循環ポンプ27は、前述した洗濯運転中に連続又は間欠的に駆動される。この駆動により回転ドラム3内に給水される洗濯水は、該回転ドラム3内の洗濯物Aに降り注ぎ、洗濯効果を高めるべく作用する。フィルタケース23の内部に設けたリントフィルタ24は、以上のように循環する洗濯水中に含まれる繊維屑等の異物を捕捉、除去する作用をなす。
フィルタケース23の下部に設けられた排水弁25は、洗濯運転の後に開放される。この開放により洗濯槽2内部の洗濯水は、導水管22及びフィルタケース23を経て排水管26に排水される。この排水に際しても、洗濯水中に含まれる異物は、フィルタケース23内のリントフィルタ24に捕捉、除去され、排水管26を経て下水管に排出される虞れがないから、環境負荷の軽減を図ることができる。
また洗濯乾燥機の乾燥運転は、以上の洗濯運転の後、すすぎ運転及び脱水運転を経て実施される。この乾燥運転においては、ドラムモータ4の駆動により回転ドラム3を回転させると共に、該回転ドラム3の内部に乾燥風が循環せしめられる。
図2中には、乾燥風の循環風路が略示してある。循環風路5は、洗濯槽2の下部底面に開設された導出口50と、洗濯槽2の前部の開口20の周縁部に開設された導入口51とを上行ダクト52と前行ダクト53とにより連絡して構成されている。
図3は、洗濯槽2の後側から見た循環風路5の平面図である。上行ダクト52は、ドラムモータ4が設けられた洗濯槽2の中央部から一側に偏倚した位置に設けてある。上行ダクト52の下端部は、洗濯槽2の下位置近傍で横向きに屈曲され、導出口50を覆うカバー管54に蛇腹管55を介して接続してある。蛇腹管55は、弾性支持された洗濯槽2の振動を吸収し、固定支持された上行ダクト52への伝播を防止すべく設けてある。
上行ダクト52の上端部は、前行ダクト53の後端部に連結してある。前行ダクト53は、図2に示すように、洗濯槽2の上側の外箱1の内部空間に配してある。前行ダクト53の前端部は、洗濯槽2の前側上部の周縁に開口する導入口51に接続されている。また前行ダクト53の中途部には、塵埃捕捉用のリントフィルタ56、乾燥風を起風する送風ファン57、及び乾燥風を加熱するPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ58(又はシーズヒータ)が、後側から前側にこの順に介装してある。
前記給水弁18の第2給水出口は、冷却水管59を介して上行ダクト52に接続してあり、給水弁18が第2給水出口に切り換えられた場合、給水口17への給水は、冷却水管59を経て上行ダクト52の内部に供給されるようになしてある。
図2に示すように冷却水管59は、給水弁18の位置から上行ダクト52に沿って下方に延設されており、該冷却水管59の下端は、図3に示すように、上行ダクト52の下部に接続されている。この接続位置は、前述の如く設けた屈曲部の上であって、屈曲円の内側に偏倚した位置に接続してある。
以上の如く構成された循環風路5には、送風ファン57が起風する乾燥風が循環し、この乾燥風は、PTCヒータ58により加熱され、前行ダクト53を経て導入口51に達し、該導入口51から回転ドラム3の内部に吹きこまれる。このとき回転ドラム3の内部の洗濯物Aは、回転ドラム3の回転に伴って、周面のバッフル33の作用により持ち上げられ、図中に2点鎖線により示すように拡がって落下し、この間に前記乾燥風に繰り返し接触することにより乾燥せしめられる。
回転ドラム3に導入された乾燥風は、洗濯物Aから水分を奪って導出口50に導出され
、カバー管54、蛇腹管55を経て上行ダクト52内に戻り、該上行ダクト52内を上昇して前行ダクト53内に移行し、リントフィルタ56を通過して塵埃を捕捉され、PTCヒータ58により再加熱されて回転ドラム3の内部に導入される。
冷却水管59に供給される水は、導出口50に導出される乾燥風を冷却し、洗濯物Aから奪った水分を液化分離せしめるための冷却水として使用される。
冷却水管59から供給される冷却水は、上行ダクト52の底面上に溜まり、導出口50に導出される乾燥風と接触する。この接触により乾燥風は、冷却水との熱交換により冷却、除湿されて上行ダクト52に導入され、該上行ダクト52の内部を上昇する。従って、上行ダクト52の上端に連続する前行ダクト53には、水分及び水滴を含まない乾燥風が導入され、水滴の付着によるリントフィルタ56の目詰まりの発生を有効に抑制することができる。
以上の如く実施される乾燥運転中、排水弁25は開放されており、上行ダクト52内に供給される冷却水は、蛇腹管55及びカバー管54を通って洗濯槽2内に流入し、導水管22及びフィルタケース23を経て排水管26に排水される。
また洗濯乾燥機の脱水運転は、排水弁25が開放されて洗濯槽2内の洗濯水が排水された後、ドラムモータ4の駆動により回転ドラム3が高速回転されることで実施される。回転ドラム3内の洗濯物Aは、高速回転に伴う遠心力の作用により回転ドラム3の内面に押し付けられて回転し、該洗濯物Aに含まれる水は、回転ドラム3の周壁に設けた小孔32を通って洗濯槽2内に流出し、導水管22及びフィルタケース23を経て排水管26に排水される。
次に、本実施形態の洗濯乾燥機の制御系の構成について説明する。図4は、洗濯乾燥機の制御系の構成の一部を示すブロック図である。
運転制御部16は、CPU(Central Processing Unit)16a、ROM(Read Only Memory)16b、RAM(Random Access Memory)16c及び入出力インターフェイス(I/O
)16dをバスで接続してなるコンピュータである。
入出力インターフェイス16dには、操作パネル15が接続してある。図5は、操作パネル15の構成を示す模式図である。本実施形態の洗濯乾燥機において、操作パネル15は、機械式の操作ボタンである機械式ボタン(第1操作ボタン)151、タッチセンサ152aを有するタッチセンサ式ボタン(第2操作ボタン)152等を有する。なお、機械式ボタン151及びタッチセンサ式ボタン152はそれぞれ複数設けられている。
機械式ボタン151は、所謂タクトキーであり、機械式接点スイッチ又はマグネットスイッチ等のスイッチ回路(図示せず)を有し、操作(押下)された場合にスイッチ回路をオン(接続)し、操作(押下)されていない場合にスイッチ回路をオフ(非接続)する。よって、スイッチ回路は、接続されたか否かに基づいて、機械式ボタン151が操作されたか否かを判断する。スイッチ回路は、入出力インターフェイス16dに接続されており、機械式ボタン151が操作された場合、入出力インターフェイス16dに通知する。よって、CPU16aは、入出力インターフェイス16dを介して、機械式ボタン151が操作されたことを検知できる。
タッチセンサ式ボタン152は、例えば静電容量方式のタッチセンサ152aを有する。タッチセンサ152aは、静電容量の変化に基づいて、タッチセンサ式ボタン152が操作されたか否かを判断する。タッチセンサ152aは、入出力インターフェイス16dに接続されており、タッチセンサ式ボタン152が操作された場合、入出力インターフェイス16dに通知する。よって、CPU(検知部)16aは、入出力インターフェイス1
6dを介して、タッチセンサ式ボタン152が操作されたことを検知できる。
またタッチセンサ式ボタン152は、例えば、各ボタンに係る情報を示す文字の形状に穿設された導光孔を有する板部、板部の背面側に設けられた光源であるLED(Light Emitting Diode)152b等で構成される。よって、CPU(表示制御部)16aがLED152bを点灯させることによって、板部の導光孔を通過したLED152bからの光にて、タッチセンサ式ボタン152を表示させて目立たせることができる。また、CPU16aがLED152bを消灯させた場合には、タッチセンサ式ボタン152を目立たないようにできる。なお、各タッチセンサ式ボタン152において、対応するLED152bが点灯している状態を表示状態であるとし、対応するLED152bが消灯している状態を非表示状態であるとする。
操作パネル15において、誤って操作された場合又は誤検知された場合に問題が生じるボタン、又は操作されたか否かの判定に高い信頼性を要するボタン等が機械式ボタン151で構成される。本実施形態の操作パネル15では、電源入ボタン、電源切ボタン、スタート/一時停止ボタン、蓋ロック解除ボタン、メニューボタン等が機械式ボタン151である。電源入ボタンは、電源投入を指示するためのボタンであり、電源切ボタンは、電源投入の終了を指示するためのボタンである。スタート/一時停止ボタンは、運転開始、運転の一時停止又は一時停止中の運転の再開等を指示するためのボタンであり、蓋ロック解除ボタンは、ロック機構にて蓋体10がロックされている状態の解除を指示するためのボタンである。メニューボタンは、運転内容を選択及び設定するためのボタンである。なお、本実施形態では、ユーザがメニューボタンを操作することにより、タッチセンサ式ボタン152に対する操作が可能となる。
また本実施形態の操作パネル15では、運転内容を設定するためのボタンがタッチセンサ式ボタン152で構成される。具体的には、洗いボタン、すすぎボタン、脱水ボタン、乾燥ボタン、コース選択ボタン、使い方選択ボタン、予約ボタン、ふろ水ボタン等がタッチセンサ式ボタン152である。洗いボタン、すすぎボタン、脱水ボタン及び乾燥ボタンは、洗い時間、すすぎ時間、脱水時間及び乾燥時間をそれぞれ設定するためのボタンである。なお、各時間を設定する際に各時間を増減させる場合は、上三角ボタン(▲ボタン)及び下三角ボタン(▼ボタン)を用いる。コース選択ボタンは、標準コース、柔らかコース、ドライコース、槽洗浄コース等、洗濯乾燥機で実行可能なコース(運転内容)を選択するためのボタンであり、各コース毎に、洗い時間、すすぎ時間、脱水時間及び乾燥時間が予め設定されている。使い方選択ボタンは、洗濯運転から乾燥運転までを行う洗・乾コース、洗濯運転のみを行う洗濯コース、乾燥運転のみを行う乾燥コース等、洗濯乾燥機で選択可能なコースを選択するためのボタンである。予約ボタンは、洗濯運転及び乾燥運転等の実行を予約するためのボタンであり、ふろ水ボタンは、洗濯運転及びすすぎ運転において、風呂の残り湯を使用するか否かを設定するためのボタンである。
また操作パネル15は、操作補助のための表示、運転状態の表示等の各種の表示を行う。具体的には、機械式ボタン151及びタッチセンサ式ボタン152のそれぞれの近傍に、各ボタンに関する情報を示す点字が設けられている。なお、図においては、正確な点字を省略して図示している。また各ボタンの近傍に、各ボタンによって選択及び設定された内容を表示するための表示領域が設けられている。具体的には、蓋ロック解除ボタンの近傍に、ロック機構によって蓋体10がロックされている場合に表示される「ドアロック」の表示領域がある。また洗いボタン、すすぎボタン、脱水ボタン及び乾燥ボタンの近傍に、それぞれの動作(運転内容)が選択されている場合に表示される「洗い」、「すすぎ」、「脱水」、「乾燥」の各表示領域がある。また予約ボタンの近傍に、洗濯運転及び乾燥運転等の実行が予約されている場合に表示される「予約」の表示領域がある。またふろ水ボタンの近傍に、洗濯運転及びすすぎ運転において風呂の残り湯の使用が設定されている場合に表示される「洗い」、「すすぎ」の表示領域がある。またコース選択ボタン及び使
い方選択ボタンの近傍に、それぞれ選択されたコースを明示するための表示領域がある。操作パネル15に設けられた各表示領域は、それぞれの情報を示す文字の形状に穿設された導光孔と、導光孔の背面側から光を照射するLEDとで構成されており、LEDを点灯/消灯させることによって、各情報の表示/非表示を実現する。
更に操作パネル15は、7セグメントLEDディスプレイを用いて数を表示する数表示領域が設けられている。数表示領域では、例えば、予約されている運転の開始時間、運転中の動作の終了までの時間、運転開始前に投入すべき洗剤の量等が表示される。また数表示領域の近傍に、数表示領域で表示中の数に関する情報が表示される表示領域が設けられている。具体的には、数表示領域で各種時間が表示されている場合に表示される「予約」、「残り:分」、「分」の表示領域、数表示領域で洗剤の投入量が表示されている場合に表示される「洗剤:杯」の表示領域が設けられている。また、すすぎ運転において、注水すすぎを行うことが設定されている場合に表示される「注水」の表示領域、数表示領域ですすぎ運転を行う回数が表示されている場合に表示される「回」の表示領域が設けられている。
操作パネル15を介して操作された内容は、入出力インターフェイス16dを介してCPU16aに与えられ、CPU16aは、入出力インターフェイス16dを介して各表示領域に対応するLEDに点灯指示を行う。これにより、操作パネル15は所定の表示を行う。
運転制御部16の入出力インターフェイス16dには、ドラムモータ4、給水弁18、排水弁25、送風ファン57及びPTCヒータ58、より詳しくは、これらの駆動回路が接続してある。CPU16aは、操作パネル15を介して操作された内容に従ってROM16bに格納された制御プログラムを実行し、ドラムモータ4、給水弁18、排水弁25、送風ファン57及びPTCヒータ58に動作指令を与え、前述した洗濯運転及び乾燥運転、更にはすすぎ運転及び脱水運転を実行する。
上述したように、高い信頼性を要するボタンが機械式ボタン151で構成され、その他のボタンがタッチセンサ式ボタン152で構成されるので、本実施形態の操作パネル15は、信頼性及びデザイン性の両方を満足できる。
本実施形態の操作パネル15は、ユーザが電源入ボタンを操作し、洗濯乾燥機に電源が投入された場合、機械式ボタン151のみが操作可能な状態となる。操作可能な状態とは、ユーザがいずれかのボタンを操作した場合に、その操作に対応した動作が行われる状態である。即ち、洗濯乾燥機に電源が投入された場合であっても、タッチセンサ式ボタン152は操作可能な状態とならない。なお、操作可能でない状態とは、ユーザがいずれかのボタンを操作した場合であっても、その操作に対応した動作が行われない状態である。具体的には、タッチセンサ式ボタン152が操作されたことを示す信号をタッチセンサ152aがCPU16aに通知した場合であっても、CPU16aは、タッチセンサ152aからの信号を無効にするので、タッチセンサ式ボタン152に対する操作に対応した動作が行われない。
本実施形態の操作パネル15では、機械式ボタン151のうちのメニューボタンが操作された場合に、タッチセンサ式ボタン152が操作可能な状態となる。タッチセンサ式ボタン152は、水、洗剤等が付着した場合に、操作されたと誤検知される可能性がある。また、点字を読むユーザが、点字を読んでいる際にも、操作されたと誤検知される。よって、メニューボタンが操作された場合にのみ、タッチセンサ式ボタン152を操作可能とすることにより、ユーザが意図しない操作が行われたと誤検知することを防止できる。
以下に、運転制御部16による操作パネル15の制御処理について説明する。図6は、運転制御部16による操作パネル15の制御処理の手順を示すフローチャート、図7及び図8は、動作中の洗濯乾燥機における操作パネル15の構成を示す模式図である。なお、図7及び図8では、対応するLEDが消灯されることによって非表示状態となっている各ボタンについては、矩形のボタン枠のみ図示しているが、実際には、各ボタンは暗い状態で表示されている。また、非表示状態となっている各ボタンは操作可能でない状態にある。また、図7及び図8では、非表示状態となっている各表示領域の図示を省略しているが、実際には、暗い状態で表示されている。
図7Aは、電源が投入された洗濯乾燥機における操作パネル15の表示状態を示している。電源が投入された状態では、機械式ボタン151に対してのみ操作可能である。即ち、タッチセンサ式ボタン152は操作可能でない状態であるので、タッチセンサ式ボタン152及び各ボタンに対応する各表示領域が非表示状態となっている。なお、洗濯乾燥機では、予め設定されている動作内容として、標準コース及び洗・乾コースが設定されており、図7Aに示す操作パネル15は、標準コース及び洗・乾コースが選択されていることを表示している。
電源が投入された洗濯乾燥機において、運転制御部16は、操作パネル15(機械式ボタン151)からの信号に基づいて、メニューボタンが操作されたか否かを判断する(S1)。メニューボタンが操作されていないと判断した場合(S1:NO)、メニューボタンが操作されるまで待機する。メニューボタン以外の機械式ボタン151が操作された場合、運転制御部16は、操作されたボタンに応じた動作を行う。例えば、電源切ボタンが操作された場合、洗濯乾燥機の各部への電源投入を終了し、スタート/一時停止ボタンが操作された場合、予め設定されている動作内容での運転を開始する。なお、運転を開始していない洗濯乾燥機では、蓋体10がロックされていないので、蓋ロック解除ボタンは、操作できない状態にある。
メニューボタンが操作されたと判断した場合(S1:YES)、運転制御部16は、タッチセンサ式ボタン152を表示させ(S2)、タッチセンサ式ボタン152に対する操作を可能にする。図7Bは、メニューボタンが操作された場合の操作パネル15の表示状態を示しており、メニューボタンが操作された場合、タッチセンサ式ボタン152に対しても操作可能となる。図7Bに示す操作パネル15では、全てのタッチセンサ式ボタン152と、各タッチセンサ式ボタン152にて選択及び設定された内容を示す表示領域とが表示されている。
運転制御部16は、いずれかのタッチセンサ式ボタン152が操作されたか否かを判断しており(S3)、操作されたと判断した場合(S3:YES)、操作されたタッチセンサ式ボタン152に対応する設定を受け付ける(S4)。例えば、洗い時間が設定される場合、運転制御部16は、洗いボタンの操作を検知した後、上三角ボタン又は下三角ボタンの操作を検知し、各ボタンの操作回数に基づいて洗い時間の設定を受け付ける。運転制御部16は、受け付けた設定に従って、操作パネル15の表示状態を変更する(S5)。例えば、洗い時間に20分が設定された場合、運転制御部16は、数表示領域に20を表示させると共に、数表示領域の近傍の「分」を表示させる。また、コース選択ボタン又は使い方選択ボタンが操作された場合、運転制御部16は、選択されたコースの表示に切り替える。
タッチセンサ式ボタン152が操作されていないと判断した場合(S3:NO)、運転制御部16は、ステップS4,S5の処理をスキップする。
運転制御部16は、スタート/一時停止ボタン(図6には、スタートボタンと記載)が操作されたか否かを判断する(S6)。スタート/一時停止ボタンが操作されていないと
判断した場合(S6:NO)、運転制御部16はステップS3に処理を戻し、タッチセンサ式ボタン152に対する操作の受付を継続する。スタート/一時停止ボタンが操作されたと判断した場合(S6:YES)、運転制御部16は、操作パネル15を介して操作された内容に従って、洗濯乾燥機の各部を制御して運転を開始し(S7)、操作パネル15に対する制御処理を終了する。
図8Aは、運転を開始した洗濯乾燥機における操作パネル15の表示状態を示している。本実施形態の洗濯乾燥機では、運転を開始した後においても、タッチセンサ式ボタン152は操作可能でない状態となるので、タッチセンサ式ボタン152は非表示状態となる。しかし、各ボタンに対応する各表示領域は、各ボタンを介して設定された内容に従って表示状態となる。例えば、運転内容として、洗濯運転及び乾燥運転の実行が指示されている場合、「洗い」、「すすぎ」、「脱水」及び「乾燥」の各表示領域が表示状態となる。また、図8Aでは表示されていないが、洗濯運転に風呂の残り湯を使用する設定がされている場合、ふろ水ボタンの近傍の「洗い」の表示領域が表示状態となる。また操作パネル15の数表示領域には、運転終了までの残り時間が表示される。
運転中の洗濯乾燥機において、図8Aに示した状態の操作パネル15のスタート/一時停止ボタンが操作された場合、運転制御部16は、洗濯乾燥機の各部の動作を停止させて運転を一時停止させる。一時停止中の洗濯乾燥機において、メニューボタンが操作された場合に、タッチセンサ式ボタン152が操作可能な状態となる。よって、一時停止中の洗濯乾燥機においても、運転制御部16は、図6に示した処理を実行する。
具体的には、一時停止中の洗濯乾燥機において、運転制御部16は、メニューボタンが操作されたか否かを判断し(S1)、操作されていないと判断した場合(S1:NO)、メニューボタンが操作されるまで待機する。メニューボタンが操作されたと判断した場合(S1:YES)、運転制御部16は、タッチセンサ式ボタン152を表示させる(S2)。図8Bは、運転を一時停止している洗濯乾燥機においてメニューボタンが操作された場合の操作パネル15の表示状態を示しており、メニューボタンが操作された時点で操作可能なタッチセンサ式ボタン152と、各タッチセンサ式ボタン152にて選択及び設定された内容を示す表示領域とが表示される。
運転制御部16は、操作可能なタッチセンサ式ボタン152のいずれかが操作されたか否かを判断しており(S3)、操作されたと判断した場合(S3:YES)、操作されたタッチセンサ式ボタン152に対応する設定を受け付ける(S4)。運転制御部16は、受け付けた設定に従って、操作パネル15の表示状態を変更する(S5)。タッチセンサ式ボタン152が操作されていないと判断した場合(S3:NO)、運転制御部16は、ステップS4,S5の処理をスキップする。
運転制御部16は、スタート/一時停止ボタンが操作されたか否かを判断し(S6)、スタート/一時停止ボタンが操作されていないと判断した場合(S6:NO)、ステップS3に処理を戻し、操作可能なタッチセンサ式ボタン152に対する操作の受付を継続する。スタート/一時停止ボタンが操作されたと判断した場合(S6:YES)、運転制御部16は、操作パネル15を介して操作された内容に従って、洗濯乾燥機の各部を制御して運転を再開する(S7)。運転を再開した後は、操作パネル15は、図8Aに示した表示状態に戻る。
本実施形態の洗濯乾燥機では、メニューボタンが操作された場合にのみタッチセンサ式ボタン152が操作可能な状態となるので、メニューボタンを操作しない限り、タッチセンサ式ボタン152は操作可能でない状態となる。よって、タッチセンサ式ボタン152に水、洗剤等が付着したり、ユーザの指が誤ってタッチセンサ式ボタン152に触れた場合に、ユーザが意図せず、タッチセンサ式ボタン152に対する操作が行われたと誤検知
することを防止できる。これにより、ユーザが意図しない操作に基づく不要な動作の実行を防止できる。
本実施形態の洗濯乾燥機は、機械式ボタン151のメニューボタンが操作された場合にのみタッチセンサ式ボタン152を操作可能とすることにより、タッチセンサ式ボタン152を介した入力操作の信頼性を高めることができる。
本実施形態の洗濯乾燥機において、各タッチセンサ式ボタン152は、操作可能である場合にのみ表示状態となる。よって、各タッチセンサ式ボタン152が現在操作可能な状態であるのか、操作可能でない状態であるのかを容易に判断できる。
上述の実施形態では、メニューボタンが操作された場合にのみタッチセンサ式ボタン152が操作可能な状態となる構成であった。このほかに、例えば、スタート/一時停止ボタン及び蓋ロック解除ボタンが同時に操作された場合に、又は同時に所定時間以上操作された場合に、タッチセンサ式ボタン152が操作可能な状態となるようにしてもよい。この場合、メニューボタンは必ずしも必要ではなく、タッチセンサ式ボタン152を操作可能な状態とするために用いる機械式ボタン151に、洗濯乾燥機に一般的に設けられている機械式ボタン151を使用でき、機械式ボタン151の個数を削減できる。
上述の実施形態では、洗濯乾燥機が運転中の場合、スタート/一時停止ボタンを操作して洗濯乾燥機の運転を一時停止させた後に、メニューボタンを操作することによってタッチセンサ式ボタン152が操作可能となる構成であった。このほかに、洗濯乾燥機の運転を一時停止させずに、メニューボタンを操作することによってタッチセンサ式ボタン152を操作可能にしてもよい。例えば、洗濯乾燥機が洗濯運転中に、脱水時間を変更したい場合、洗濯乾燥機の運転は停止させる必要はない。従って、洗濯乾燥機の運転を一時停止させずに、タッチセンサ式ボタン152を操作可能にして脱水時間の変更を受け付けることにより、運転を一時停止させた場合に生じる運転時間の延長を回避できる。
上述の実施形態では、各タッチセンサ式ボタン152及び各タッチセンサ式ボタン152にて選択及び設定された内容を示す表示領域が、各情報を示す文字の形状に穿設された導光孔を通過したLEDからの光によって表示される構成であった。このほかに、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示部と、タッチセンサとで構成されるタッチパネルにて、各タッチセンサ式ボタン152及び各表示領域を表示してもよい。
上述の実施形態では、本発明に係る洗濯機を、洗濯運転及び乾燥運転の実行が可能な洗濯乾燥機に適用した例に基づいて説明した。しかし、本発明に係る洗濯機は、洗濯運転のみを行う洗濯機、乾燥運転のみを行う乾燥機にも適用可能である。
<付記>
本発明に係る洗濯機は、操作部を有する洗濯機において、前記操作部は、機械式の第1操作ボタンと、タッチセンサを有する第2操作ボタンとを備え、前記タッチセンサは、前記第1操作ボタンが操作された場合に、前記第2操作ボタンに対する操作を検知するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、洗濯機に、機械式の第1操作ボタンと、タッチセンサを有する第2操作ボタンとが設けられており、タッチセンサは、第1操作ボタンが操作された場合に、第2操作ボタンに対する操作を検知する。即ち、第1操作ボタンが操作されない限り、タッチセンサは第2操作ボタンに対する操作を検知しない。よって、第1操作ボタンが操作されていない場合、例えば第2操作ボタンに水等が付着することによって発生する可能性のあるタッチセンサによる誤検知を防止できる。また、第1操作ボタンが操作されていない場合、ユーザが誤って第2操作ボタンに触れることによってユーザが意図しない操作が検知されることを防止できる。
本発明に係る洗濯機は、前記第1操作ボタンは、複数設けられており、前記タッチセンサは、所定の第1操作ボタンが操作された場合に前記第2操作ボタンに対する操作を検知するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、機械式の第1操作ボタンが複数設けられており、タッチセンサは、所定の第1操作ボタンが操作された場合に、第2操作ボタンに対する操作を検知する。よって、洗濯機に一般的に設けられている第1操作ボタンのうちの所定のボタンが操作されることによって、タッチセンサに第2操作ボタンに対する操作を検知させるように構成できる。即ち、第2の操作ボタンに対する操作は、複数の第1操作ボタンのうち、所定の第1操作ボタンを操作することによって可能となるので、第2の操作ボタンの誤動作の防止を更に確実にすることができる。
本発明に係る洗濯機は、前記所定の第1操作ボタンは、運転内容を選択するメニューボタン、洗濯物を投入するための投入口を覆う蓋体のロック機構の解除を指示する蓋ロック解除ボタン、及び、運転の開始、一時停止若しくは再開を指示するスタート/一時停止ボタンのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
本発明によれば、洗濯機に一般的に設けられている、運転内容を選択するメニューボタン、投入口を覆う蓋体のロック機能の解除を指示する蓋ロック解除ボタン、運転の開始、一時停止若しくは再開を指示するスタート/一時停止ボタンのうちの少なくとも1つを含むボタンが操作されることによって、タッチセンサに第2操作ボタンに対する操作を検知させるように構成できる。即ち、タッチセンサに第2操作ボタンに対する操作を検知させるための第1操作ボタンを新たに設ける必要がない。
本発明に係る洗濯機は、前記第2操作ボタンを表示する表示部と、前記第1操作ボタンが操作された場合に、前記第2操作ボタンを前記表示部に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、洗濯機が第2操作ボタンを表示する表示部を備え、第1操作ボタンが操作された場合、即ち、タッチセンサが第2操作ボタンに対する操作を検知する状態にある場合に、第2操作ボタンを表示させる。即ち、第2操作ボタンに対する操作に基づく動作が可能である場合に、第2操作ボタンを表示させることにより、第2操作ボタンを操作できることをユーザに通知できる。また、タッチセンサが第2操作ボタンに対する操作を検知しない状態にある場合、即ち、第2操作ボタンに対する操作に基づく動作が可能でない場合に、第2操作ボタンを表示させないことにより、第2操作ボタンを操作できないことをユーザに通知できる。その結果、ユーザは、第2操作ボタンの操作の可否を、第2操作ボタンの表示の有無から直感的に認識できるので、ユーザの利便性が向上する。
本発明に係る洗濯機は、前記表示部は、前記第2操作ボタンを示す文字の形状に穿設された導光孔を有する板部と、該板部の背面側に設けられた光源とを備え、前記表示制御部は、前記光源を点灯させ、前記導光孔を通過した前記光源からの光によって、前記第2操作ボタンを表示させるようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、第2操作ボタンを示す文字の形状に穿設された導光孔を有する板部の背面側に設けられた光源を点灯させることによって、導光孔を通過した光源からの光にて第2操作ボタンが表示される。光源の点灯/消灯によって、第2操作ボタンの表示/非表示を行うので、水、洗剤等が付着する可能性が高い環境に設置された場合であっても壊れ難い第2操作ボタンを構成することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について具体的に説明したが、各構成及び動作等は適宜変更可能であって、上述の実施形態に限定されることはない。
15 操作パネル(操作部、表示部)
151 機械式ボタン(第1操作ボタン)
152 タッチセンサ式ボタン(第2操作ボタン)
152a タッチセンサ
152b LED(光源)
16 運転制御部
16a CPU(表示制御部、検知部)

Claims (3)

  1. 操作部を有する洗濯機において、
    前記操作部は、
    運転動作の開始、一時停止または再開を指示するためのスタート/一時停止ボタン、洗濯物を投入するための投入口を覆う蓋体のロック機構の解除を指示するための蓋ロック解除ボタン、動作内容の設定を可能にするためのメニューボタン及び電源投入を指示するための電源入ボタンのうちの少なくとも1つを含む機械式の第1操作ボタンと、
    前記第1操作ボタンに対する操作により操作可能な状態となり、当該第1操作ボタンが操作された後に行われる洗濯運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転の各運転動作の動作内容を設定するための、タッチセンサを有する第2操作ボタンとを備え、
    前記タッチセンサは、前記洗濯機が、洗濯、すすぎ、脱水または乾燥の動作を行っている間は前記第2操作ボタンに対する前記動作内容を設定する操作を検知しないことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記第2操作ボタンを表示する表示部と、
    前記第1操作ボタンが操作された場合に、前記第2操作ボタンを前記表示部に表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記表示部は、
    前記第2操作ボタンを示す文字の形状に穿設された導光孔を有する板部と、
    該板部の背面側に設けられた光源とを備え、
    前記表示制御部は、前記光源を点灯させ、前記導光孔を通過した前記光源からの光によって、前記第2操作ボタンを表示させるようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
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