JP6214141B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチセンサ及びタッチセンサ以外の操作部により操作を受け付ける操作装置を備えた洗濯機に関する。
近年、ユーザの操作を受け付ける方法として、タッチセンサを用いたものが普及している。機械式のキーと比較して、タッチセンサは、配置場所に関する制約が少ない、汎用性が高い、及び、故障し難い等の利点がある。しかしながら、タッチセンサでは操作感が得られないなどの問題もあるため、機械式のキーとタッチセンサとを併用してユーザの操作を受け付ける構成とした電気機器が多い。
一方、従来の洗濯機は、タクトキー又はプッシュボタン等の機械式キーを用いて操作パネルが構成されていた(例えば特許文献1参照)。しかし近年の洗濯機は高機能化されており、これらの機能をユーザが有効活用できるよう、操作パネルには多数のキーを配置する必要がある。このため今後の洗濯機では、上述のような機械式キーとタッチセンサとを併用した操作パネルを設けることが考えられる。
特開2006−302676号公報
しかしながら、タッチセンサにより操作を受け付ける電気機器では、様々な要因によってタッチセンサによる接触検知の感度にバラツキが生じ、接触操作に対する電気機器の反応が悪化する、又は、接触操作できなくなる等の虞がある。例えば洗濯機では、防水などのために筐体になされる塗装にムラが生じ、タッチセンサの接触検知の感度が低下するなどの虞がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、タッチセンサによる操作を確実に行うことができる操作装置を備えた洗濯機を提供することにある。
本発明に係る洗濯機は、接触による信号を出力するタッチセンサ、操作受付のための一又は複数の機械式のキーを有する操作部、前記タッチセンサが出力する信号と接触状態を検知するための閾値とを比較し、比較結果に応じて接触の有無を判定する処理を行う操作側処理部、並びに、通信線を介して通信を行う操作側通信部を有し、前記タッチセンサ及び前記操作部にて操作を受け付ける操作装置と、前記操作装置とは別に設けられ、前記通信線を介して前記操作装置との通信を行う制御側通信部、並びに、前記操作装置が受け付けた操作に応じて、洗濯に係る制御処理を行う制御側処理部を有する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記閾値を記憶する記憶部を有し、前記操作装置は、前記操作側処理部が、前記操作側通信部にて前記制御装置との通信を行い、前記制御装置の前記記憶部に記憶された閾値を取得して接触の有無を判定し、前記操作部にて、前記閾値を増減する閾値調整操作を受け付け、前記操作側通信部にて前記制御装置との通信を行い、受け付けた閾値調整操作に応じて、前記制御装置の前記記憶部に記憶された前記閾値を変更することを特徴とする。
また、本発明に係る洗濯機は、前記操作装置の前記操作側処理部が、前記操作装置の動作状態を、前記タッチセンサにて前記制御装置の制御に係る操作を受け付ける第1動作状態、又は、前記タッチセンサにて前記制御装置の制御に係る操作を受け付けず、前記閾値調整操作を受け付ける第2動作状態に切り替え、前記操作部にて、前記第1動作状態から前記第2動作状態への切り替えを行わせる操作を受け付け、前記操作装置の動作状態が前記第2動作状態である場合に、前記閾値調整操作を受け付けることを特徴とする。
また、本発明に係る洗濯機は、前記操作装置が、前記タッチセンサにて、前記閾値を増減する第2の閾値調整操作を受け付けることを特徴とする。
本発明においては、タッチセンサとタッチセンサ以外の操作部とにより操作を受け付ける。タッチセンサ以外の操作部は、例えば機械式のキーを有する操作部を採用することができる。タッチセンサは接触に係る物理量を検知して物理量に応じた信号を出力し、この信号と閾値とを比較することにより接触の有無を判定する。判定に用いる閾値は段階的に又は任意にその値を調整可能とし、閾値の調整操作をタッチセンサ以外の操作部にて受け付ける。これにより、例えばタッチセンサの接触検知の感度が低い場合であっても、機械式のキーなどによって閾値を調整し、タッチセンサの感度を向上させることができる。
また、本発明においては、例えば操作部及びタッチセンサによる操作受付を行う通常の動作モード、及び、タッチセンサの閾値調整の操作を受け付ける調整モード(調整操作受付可能状態)等の動作モードの切り替え(動作状態の遷移)を行う。閾値調整の操作は、調整モードで受け付ける。また調整モードへの遷移は、機械式のキーに対する操作の受け付けに応じて行う。これにより、不用意に閾値の調整がなされることを防止できる。
また、本発明においては、タッチセンサの閾値調整操作を、タッチセンサにて受け付ける。タッチセンサの接触検知の感度が極端に低くなければ、タッチセンサにて閾値調整操作を行うことも可能であり、実際に接触操作に対する感度を確認しながら閾値の調整を行うことができるため、調整操作が行い易い。
また、本発明においては、上述の操作装置を洗濯機に搭載する。洗濯機は洗濯に係る制御を行う制御装置を備え、制御装置は操作装置との通信を行い、操作装置が受け付けた操作に応じて制御を行う。また制御装置は、タッチセンサの接触検知に用いる閾値を記憶する記憶部を有する。操作装置は、制御装置の記憶部から閾値を取得してタッチセンサの接触検知の判定を行うと共に、閾値の調整操作がなされた場合には制御装置の記憶部に記憶された閾値を変更する。これにより操作装置は、閾値を記憶するための記憶部を備える必要がなく、低コスト化することができる。
本発明による場合は、タッチセンサによる接触有無の判定に用いる閾値の調整操作を、タッチセンサ以外の操作部にて受け付ける構成とすることにより、閾値の調整を確実に行うことができる。よってユーザがタッチセンサによる操作を確実に行うことができる操作装置及び洗濯機等を提供することができる。
実施の形態に係る洗濯乾燥機の外観を略示する斜視図である。 実施の形態に係る洗濯乾燥機の内部構成を略示する縦断面図である。 洗濯乾燥機の制御系の構成を示すブロック図である。 操作パネルの一例を示す模式的平面図である。 接触操作の有無判定を説明するための模式図である。 第1の感度調整方法を説明するための模式図である。 第1の感度調整方法を説明するための模式図である。 第1の感度調整方法を説明するための模式図である。 第1の感度調整方法を説明するための模式図である。 第2の感度調整方法を説明するための模式図である。 第2の感度調整方法を説明するための模式図である。 第2の感度調整方法を説明するための模式図である。 操作パネルによるタッチセンサの感度調整操作受付処理の手順を示すフローチャートである。 操作パネルによるタッチセンサの感度調整操作受付処理の手順を示すフローチャートである。 操作パネルによるタッチセンサの感度調整操作受付処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、実施の形態に係る洗濯乾燥機の外観を略示する斜視図である。また図2は、実施の形態に係る洗濯乾燥機の内部構成を略示する縦断面図である。本実施の形態に係る洗濯乾燥機は、外装を構成する外箱1の内部に水槽2及び回転ドラム3を備えている。水槽2は、一側に開口20を備える大径の有底円筒体であり、外箱1の底面に立設された複数本の支持脚21(1本のみ図示)により、開口20の側を上とし、水平面に対して軸心を傾けた傾斜姿勢を保って弾性的に支持されている。
水槽2の内部には、回転ドラム3が収容されている。回転ドラム3は、水槽2よりもやや小径の有底円筒体であり、一側の開口30を水槽2の開口20の内側に臨ませ、水槽2の底部中央に固設されたドラムモータ4の出力軸40の端部に連結してあり、ドラムモータ4の駆動により、水槽2の内部にて回転するように構成されている。
回転ドラム3は、開口30の外側に周設された流体バランサ31を備えている。流体バランサ31は、回転ドラム3が回転した場合に、この回転に伴う振動を吸収して緩和する作用をなす。ドラムモータ4は、水槽2の底板の外側に連設されたモータ室41の内部に構成してある。ドラムモータ4の出力軸40は、水槽2の底板を液密に貫通し、該底板の中央に突出しており、回転ドラム3は、この突出端部に連結してある。回転ドラム3の周壁には、多数の小孔32が全面に亘って貫通形成されており、また、回転ドラム3の内面には、軸長方向に延びる複数のバッフル33が周方向に等配をなして突設されている。なお、図2には、図面の煩雑化を避けるべく、小孔32の一部と1つのバッフル33のみとを図示している。
外箱1の前面(図2の左側面)には、水槽2の開口20を臨む位置に、ドア10によって開閉可能に洗濯物Aの投入口11が開設されており、投入口11と水槽2の開口20との間は、ベローズ12によって液密に封止されている。外箱1の前面には、ドア10の近傍にドア開ボタン13が設けてある。また、ドア10には、ドア10の閉止時に押圧操作するための押圧部14が設けてある。ドア10は、ドア開ボタン13の操作によって開放され、また周縁部を把持して閉操作し、押圧部14を外側から押すことにより閉止される。外箱1の前面に設けた投入口11は、水槽2及び回転ドラム3の開口20,30に臨ませてある。
外箱1の前面上部には操作パネル15が設置されている。操作パネル15は、運転内容を決定するための複数の操作ボタンと、操作ボタンによって決定された運転内容に対応する文字及び/又は図形を表示する表示部とを有する。操作パネル15は、外箱1の内部における前下部に設けられている運転制御部16に接続してあり、操作パネル15に対する操作情報が運転制御部16に与えられる。運転制御部16は、与えられた操作情報に基づいて運転内容を決定し、決定した運転内容に従って洗濯運転及び乾燥運転等を行う。
外箱1の後部上面には、水道への接続端となる給水口17が設けてあり、給水口17は、外箱1の内側に設けられた給水弁18に接続されている。給水弁18は、複数の給水出口を有する多連形の電磁弁である。給水弁18の第1給水出口は、給水管19を介して水槽2の底板近傍の上部周面に接続されている。給水管19の中途には、銀イオン発生器22が設けられている。銀イオン発生器22は、給水管19を流れる水を滞留させる図示しない水溜め部と、電圧の印加によって銀イオンを水溜め部に滞留している水に溶出する図示しない対向電極とを有する。銀イオン発生器22、より具体的には対向電極夫々は、運転制御部16に接続されており、運転制御部16による対向電極間の電圧印加によって、銀イオンを水溜め部に滞留している水に溶出する。給水弁18が第1給水出口に切換えられた場合、給水口17に流入した水は、給水弁18及び給水管19を経て水槽2の内部に供給され、洗い用の洗濯水、又は、すすぎ用のすすぎ水として使用される。尚、給水管19の中途に、銀イオン発生器22の他に、公知のように洗剤ケースを配置し、給水と共に適量の洗剤が導入されるように構成することができる。
水槽2には、最下位置となる底板近傍の周面に導水管23が接続されており、導水管23は、外箱1の内側における前下部に固定支持された筒形のフィルタケース24に接続されている。フィルタケース24の内部には、繊維屑等の異物を捕捉するリントフィルタ25が収容されている。フィルタケース24の下部は、排水弁26を介して外箱1の底面に沿って敷設された排水管27に接続されている。排水弁26が開放された場合、水槽2内の洗濯水又はすすぎ水は、導水管23及びフィルタケース24を経て排水管27に排出される。水槽2内の洗濯水又はすすぎ水に含まれる異物は、フィルタケース24内のリントフィルタ25によって捕捉され、洗濯水又はすすぎ水から除去される。従って、異物が排水管27を経て下水管に排出される虞がないため、環境負荷の軽減を図ることができる。
また図2には、乾燥風の循環風路が略示してある。循環風路5は、水槽2の下部底面に開設された導出口50と、水槽2の開口20の周縁部に開設された導入口51とを、上行ダクト52及び前行ダクト53により連絡して構成されている。上行ダクト52及び前行ダクト53夫々は、外箱1の内部における後側及び上側に配してある。上行ダクト52の下端部及び上端部夫々は、導出口50及び前行ダクト53の後端部に連結してある。前行ダクト53の前端部は、水槽2の前側上部の周縁に開口する導入口51に接続されている。
前行ダクト53の中途には、塵埃を捕捉するためのリントフィルタ54、乾燥風を起風する送風機55、及び、乾燥風を加熱するヒータ56が、後側から前側にこの順に介装してある。また、送風機55及びヒータ56の間を接続してある前行ダクト53の側壁には、プラズマクラスタイオン(Plasma Cluster Ion; PCI)を発生させて、前行ダクト53を通流する乾燥風にPCIを含ませるPCI発生器57が設けてある。また給水弁18の第2給水出口は、冷却水管58を介して上行ダクト52に沿って下方に延設されており、冷却水管58の下端は、上行ダクト52における下部の後壁に接続されている。
図3は、洗濯乾燥機の制御系の構成を示すブロック図である。運転制御部16は、CPU(Central Processing Unit)61、記憶部62、入出力部63及び通信部64等を備えて構成されている。CPU61は、記憶部62に記憶された制御プログラムなどを読み出して実行することにより、洗濯動作に係る各種の演算処理及び制御処理等を行う。記憶部62は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はフラッシュメモリ等の不揮発性でデータ書き換え可能なメモリ素子で構成されており、CPU61が実行する制御プログラム及びこれに必要な種々のデータ等が記憶されている。また記憶部62は、後述のタッチセンサ73の接触検知判定に用いる閾値を記憶する。
入出力部63は、ドラムモータ4、給水弁18、排水弁26、送風機55、ヒータ56、銀イオン発生器22及びPCI発生器57等が接続されており、これらとCPU61との間のデータ入出力を行う。これによりCPU61は、例えばドラムモータ4の回転制御及び給水弁18の開閉制御等を行うことができる。通信部64は、信号線を介して操作パネル15に接続されており、CPU61と操作パネル15との間の情報送受信を行う。これによりCPU61は、操作パネル15にて受け付けたユーザの操作に基づいた洗濯動作を行うことができる。
操作パネル15は、CPU71、操作部72、タッチセンサ73、LED(Light Emitting Diode)74及び通信部75等を備えて構成されている。CPU71は、操作部72に対する操作の受け付け、タッチセンサ73に対する接触操作の有無の判定、及び、LED74の点灯制御等を行うと共に、操作部72又はタッチセンサ73にて操作を受け付けた場合に、操作内容等の情報を通信部75にて運転制御部16へ送信する処理を行う。通信部75は、信号線を介して運転制御部16に接続されており、CPU71と運転制御部16との間の情報送受信を行う。
操作部72は、例えば入キー72a、切キー72b、スタートキー72c及びロック解除キー72d等の複数のタクトキー(機械式キー)を有しており、各キーに対するプッシュ操作がなされた場合に、CPU71への通知を行う。タッチセンサ73は、ユーザによる接触操作を検知するためのものであり、接触に係る物理量を検知して、検知した物理量に応じた信号を出力する。タッチセンサ73は、例えば静電容量方式のものであり、検知した静電容量に応じた電気信号をCPU71へ出力する。CPU71は、タッチセンサ73が出力した電気信号の電圧値と予め設定されている閾値とを比較し、電圧値が閾値を超えて変化した場合にタッチセンサ73に対する接触操作がなされたと判定することができる。LED74は、操作パネル15上に文字、絵柄又は図形等を点灯により表示するためのものである。CPU71は、複数のLED74の点灯/消灯を個別に制御することにより、洗濯乾燥機の運転状態又はユーザによる操作状態等に適した表示を行うことができる。
図4は、操作パネル15の一例を示す模式的平面図である。操作パネル15の面上には、複数のタクトキー(入キー72a〜ロック解除キー72d)を有する操作部72が、向かって右端側の部分に設けられている。また操作パネル15の面上の他の部分には、タッチセンサ73によるタッチキー73a〜73nと、LED74にて表示/非表示の制御がなされる表示部74a〜74mとが、適宜に配置されている。
操作部72の各タクトキーは、ユーザのプッシュ操作に応じて機械的な接点の接触/非接触が切り替わり、これによりユーザのプッシュ操作を検知する構成である。各タクトキーの表面には、操作受付内容を示す文字及びキーの位置を示す枠線等が印刷されており、ユーザはこれらを常に視認可能である。入キー72aは、洗濯乾燥機に対する電源投入の指示を受け付けるために用いられる。切キー72bは、電源遮断の指示を受け付けるために用いられる。スタートキー72cは、洗濯動作の開始及び一時停止の指示を受け付けるために用いられる。ロック解除キー72dは、ドア10のロックを解除する指示を受け付けるために用いられる。
タッチキー73a〜73nは、文字又は図形の部分と、枠線部分とをそれぞれ有している。文字又は図形の部分と枠線部分とは、それぞれ透光性の部材で構成され、その他の部分は非透光性の部材で構成されている。タッチキー73a〜73nの背面には、それぞれLED74が個別に配されており、各LED74が点灯して対応するタッチキー73a〜73nに光が照射されることによって、文字又は図形と枠線とが照射された光により表示される。CPU71は、LED74の点灯/消灯を制御することにより、タッチキー73a〜73nの表示/非表示を制御することができる。
またタッチキー73a〜73nの表面には、タッチセンサ73が設けられている。タッチセンサ73は、各タッチキー73a〜73nに対して個別に設けてもよく、1つのタッチセンサ73を操作パネル15上に設けて接触位置を判別することにより各タッチキー73a〜73nに対する接触操作の有無を判別する構成としてもよい。CPU71は、LED74の点灯によって表示されたタッチキー73a〜73nに対する接触操作を受け付ける。
表示部74a〜74mは、タッチキー73a〜73nと同様に、一又は複数の文字又は図形の部分を有しており、文字又は図形の部分は透光性の部材で構成されている。表示部74a〜74mの背面には、それぞれLED74が個別に配されており、LED74の点灯により対応する文字又は図形の部分に光が照射され、文字又は図形が照射光により表示される。CPU71は、LED74の点灯/消灯を制御することにより、表示部74a〜74mの表示/非表示を制御することができる。
操作パネル15のCPU71は、タッチセンサ73が出力する信号に基づいて、タッチキー73a〜73nに対する接触操作の有無を判定する処理を行う。図5は、接触操作の有無判定を説明するための模式図であり、横軸を時間とし、縦軸をタッチセンサ73の出力値としたグラフである。タッチセンサ73は、例えば静電容量を検知し、検知した静電容量に応じた電気信号を出力する。本図においては、タッチセンサ73の出力信号の電圧の変化の一例をグラフとして図示してある。
例えばタッチセンサ73に対して接触操作がなされていない場合、タッチセンサ73の出力値はA0である。時刻t0にてユーザがタッチセンサ73に対する接触操作を行い、これによりタッチセンサ73の出力値はA1(<A0)まで減少する。CPU71は、タッチセンサ73の出力値の変化量が閾値Thを超えた時刻t1にて接触有りと判定する。また例えばタッチセンサ73に対する接触操作が解除された場合、タッチセンサ73の出力値はA1からA0へ上昇する。このときにCPU71は、接触有りと判定した出力値より更にヒステリシスHiを超えてタッチセンサ73の出力値が上昇した時刻t2にて接触無しと判定する。即ちCPU71は、図示の例では時刻t1〜t2の間にタッチセンサ73に対する接触有りと判定する。
CPU71は、例えば数m秒間隔でタッチセンサ73の出力値を判定しており、例えばt1〜t2の期間において、5回連続で接触有りと判定した場合に、ユーザによる接触操作がなされたと判定し、接触操作がなされたタッチキー73a〜73nを運転制御部16へ通知する。これによりノイズなどによるタッチセンサ73の出力値の変化に対して接触操作ありと誤判定することを防止できる。これは単なる一例であり、周知の技術により接触操作の判定を行えばよい。
また、本実施の形態に係る洗濯乾燥機は、上記の閾値Thを調整可能とすることによって、タッチセンサ73による接触操作の感度調整を可能としている。以下、洗濯乾燥機によるタッチセンサ73の感度調整方法について説明する。なお本実施の形態に係る洗濯乾燥機は、感度調整を2種の方法で行うことができ、各方法について順に説明する。なおヒステリシスHiについても調整可能な構成とすることができるが、本実施の形態に係る洗濯乾燥機では、ヒステリシスHiは予め定められた一定の値を用いる。また閾値Thの調整は、洗濯乾燥機の製造工程などにおいて工場内の作業者によって行われるものであってよく、洗濯乾燥機を購入したユーザによって行われるものであってよい。以下では、調整操作を行う者を単にユーザという。
<第1の感度調整方法>
図6〜図9は、第1の感度調整方法を説明するための模式図であり、操作パネル15の模式的平面図に対してユーザの操作を手形の操作マーク100にて示したものである。第1の感度調整方法は、操作パネル15の操作部72に設けられたタクトキーのみを用いて調整操作を行う方法である。図6に示す操作パネル15は、洗濯乾燥機の電源投入前の状態であり、LED74は消灯状態であるため、タッチキー73a〜73n及び表示部74a〜74mは表示されていない(LED74が消灯状態であり文字、図形等が見えない)。この状態でユーザは、操作部72の入キー72a、スタートキー72c及びロック解除キー72dを同時的にプッシュ操作することにより、洗濯乾燥機を各種設定モードで起動することができる。
図7に示す操作パネル15は、洗濯乾燥機が各種設定モードで起動された場合のものである。この状態では、LED74のいくつかが点灯され、タッチキー73m及び73nと、表示部74mとが表示される。タッチキー73mは数値の減少などの操作を受け付けるためのものであり、タッチキー73nは数値の増加などの操作を受け付けるためのものである。表示部74mは、数値を表示するためのものであり、図示の例では「1」が表示されている(ただし第1の感度調整方法においては、この状態での表示部74mの表示は操作と無関係である)。この状態でユーザは、操作部72のスタートキー72c及びロック解除キー72dを同時的にプッシュ操作することにより、洗濯乾燥機をタッチセンサ73の感度調整モードへ遷移させることができる。
図8に示す操作パネル15は、図7にてスタートキー72c及びロック解除キー72dを同時に操作したときに、洗濯乾燥機が感度調整モードへ遷移した場合のものであり、タッチキー73m及び73nと、表示部74mとが表示されている。表示部74mに表示される数値は、調整する閾値の現在の設定状態である。例えば閾値が5段階で調整可能な場合、表示部74mには例えば「0」〜「4」のいずれかの数値が表示される。この状態においてユーザは、ロック解除キー72dに対するプッシュ操作を行うことにより、閾値を「0」→「1」→「2」→「3」→「4」→「0」のように、その値を巡回して増加させながら調整することができる。なお、5段階表示の際、表示部74mに「1」〜「5」を表示するようにしてもよい。
図9に示す操作パネル15は、ユーザの調整操作によって閾値が「3」に変更された場合のものである。表示部74mには「3」が表示され、閾値の現在の設定が5段階中の4番目の値であることを示している。この状態においてユーザは、スタートキー72cに対するプッシュ操作を行うことにより、閾値の調整を反映させることができ、洗濯乾燥機を感度調整モードから洗濯動作を行う通常モードへ遷移させることができる。このとき操作パネル15のCPU71は、スタートキー72cが操作された際の閾値の設定を取得して運転制御部16へ送信する。運転制御部16のCPU61は、操作パネル15から受信した閾値の設定を記憶部62に記憶する。なお運転制御部16のCPU61は、洗濯乾燥機の電源投入後に記憶部62から閾値の設定を読み出して操作パネル15へ送信し、操作パネル15のCPU71はこれを受信してタッチセンサ73に対する接触有無の判定を行う。
<第2の感度調整方法>
図10〜図12は、第2の感度調整方法を説明するための模式図である。第2の感度調整方法は、操作パネル15に設けられたタクトキーとタッチセンサ73を用いたタッチキー73a〜73nとを併用して調整操作を行う方法である。第2の感度調整方法の場合も、第1の感度調整方法と同様に、ユーザは、操作部72の入キー72a、スタートキー72c及びロック解除キー72dを同時的にプッシュ操作することにより、洗濯乾燥機を各種設定モードで起動する(図6参照)。
図10に示す操作パネル15は、洗濯乾燥機が各種設定モードで起動された場合のものである。操作パネル15には、タッチキー73m及び73nと、表示部74mとが表示されている。このときに表示部74mに表示される数値は、設定の種別を示す番号である。例えば洗濯乾燥機は各種設定モードにて5種の設定変更を行うことができる場合、表示部74mには1〜5のいずれかが表示され、ユーザはタッチキー73m又は73nに対する接触操作によって設定種別の番号を増減することができる。
図11に示す操作パネル15は、設定種別として4番目が選択された状態である。本例では、設定種別の4番目がタッチセンサ73の感度調整モードに対応する。他の番号に対応する設定内容はどのようなものであってもよいが、例えば洗濯乾燥機を連続動作させて耐久試験を行う1番目のモード、洗濯乾燥機の機械機構の動作チェックを自動的に行う2番目のモード、洗濯乾燥機の電気回路の動作チェックを自動的に行う3番目のモード、及び、洗濯乾燥機の動作履歴を表示する5番目のモード等とすることができる。なお感度調整モード以外の各モードの詳細については、本発明と直接関係がないので説明を省略する。ユーザは設定種別の番号を選択した後、スタートキー72cに対するプッシュ操作を行うことにより、洗濯乾燥機をタッチセンサ73の感度調整モードへ遷移させることができる。
図12に示す操作パネル15は、洗濯乾燥機が感度調整モードへ遷移した場合のものであり、タッチキー73m及び73nと、表示部74mとが表示されている。表示部74mに表示される数値は、調整する閾値の現在の設定状態である。この状態においてユーザは、タッチキー73m又は73nに対する接触操作を行うことにより、先に説明したように閾値を「0」〜「4」の間で増減して調整することができる。閾値の調整操作を行った後、ユーザは、図9に示すようにスタートキー72cに対するプッシュ操作を行うことにより、閾値の設定を反映させることができる。ただし、ユーザがタッチキー73m又は73nにて閾値の調整を行う都度、閾値を反映させてもよい。
以下、フローチャートを用いてタッチセンサ73の感度調整を説明する。図13〜図15は、操作パネル15によるタッチセンサ73の感度調整操作受付処理の手順を示すフローチャートである。操作パネル15のCPU71は、操作部72の入キー72aに対する操作を受け付け(ステップS1)、この操作に応じて起動され、運転制御部16から閾値の設定を受信するなどの起動処理を行う(ステップS2)。次いでCPU71は、入キー72aと共に、スタートキー72c及びロック解除キー72dが同時的にプッシュ操作されていたか否かを判定する(ステップS3)。同時操作がなされていない場合(S3:NO)、CPU71は、洗濯動作に係る操作の受け付けなどを行う通常モードへ動作状態を遷移させ(ステップS4)、洗濯動作などに係る処理を行った後(ステップS5)、処理を終了する。スタートキー72c及びロック解除キー72dが同時的にプッシュ操作されていた場合(S3:YES)、CPU71は、洗濯乾燥機の各種設定モードへ動作状態を遷移させ(ステップS6)、LED74を適宜に点灯することにより、図7又は図10に示した設定モード用の表示を行う(ステップS7)。
次いでCPU71は、操作部72のタクトキー又はタッチキー73m若しくは73nに対する操作がなされたか否かを判定し(ステップS8)、これらのキーに対する操作がなされていない場合(S8:NO)、キー操作がなされるまで待機する。これらのキーに対する操作がなされた場合(S8:YES)、CPU71は、操作内容がスタートキー72c及びロック解除キー72dの同時的なプッシュ操作であるか否かを更に判定する(ステップS9)。両キーの同時操作でない場合(S9:NO)、CPU71は、操作内容がタッチキー73m又は73nに対する操作であるか否かを更に判定する(ステップS10)。タッチキー73m又は73nに対する操作である場合(S10:YES)、CPU71は、設定対象とする設定種別の番号を、操作されたタッチキー73m又は73nに応じて増減して変更し(ステップS11)、ステップS8へ処理を戻す。タッチキー73m又は73nに対する操作でない場合(S10:NO)、CPU71は、操作内容がスタートキー72cに対する操作であるか否かを更に判定する(ステップS12)。スタートキー72cに対する操作でない場合(S12:NO)、CPU71は、ステップS8へ処理を戻す。
各種設定モードにおいて、操作内容がスタートキー72c及びロック解除キー72dの同時的なプッシュ操作である場合(S9:YES)、CPU71は、タッチセンサ73の感度調整モードへ洗濯乾燥機の動作状態を遷移させ(ステップS21)、LED74を適宜に点灯することにより、図8に示すような感度調整モード用の表示を行う(ステップS22)。次いでCPU71は、操作部72のタクトキー又はタッチキー73m若しくは73nに対する操作がなされたか否かを判定し(ステップS23)、これらのキーに対する操作がなされていない場合(S23:NO)、キー操作がなされるまで待機する。これらのキーに対する操作がなされた場合(S23:YES)、CPU71は、操作内容がロック解除キー72dに対するプッシュ操作であるか否かを更に判定する(ステップS24)。ロック解除キー72dに対するプッシュ操作の場合(S24:YES)、CPU71は、閾値の設定の巡回的な増減を行い(ステップS25)、ステップS23へ処理を戻す。ロック解除キー72dに対する操作でない場合(S24:NO)、CPU71は、操作内容がスタートキー72cに対するプッシュ操作であるか否かを更に判定する(ステップS26)。スタートキー72cに対する操作でない場合(S26:NO)、CPU71は、ステップS23へ処理を戻す。スタートキー72cに対する操作である場合(S26:YES)、CPU71は、現時点での閾値の設定を運転制御部16へ送信することにより閾値を更新(変更)し(ステップS27)、ステップS4へ処理を進めて通常動作モードでの処理を行う。以上により、第1の感度調整方法によるタッチキーの感度調整が完了する。
次に第2の感度調整方法の制御を説明する。図13に戻り、各種設定モードにおいて、キー操作が確認(S8:YES)され、そのキー操作内容がスタートキー72cに対するプッシュ操作である場合、CPU71はステップS9、S10でいずれもNO判定を行い、ステップS12でYESの判定を行う。これにより、CPU71は、図15のフローに移行し、現時点での設定種別が4番であるか否かを判定する(ステップS31)。設定種別が4番でない場合(S31:NO)、CPU71は、その他の設定モードへ洗濯乾燥機の動作状態を遷移させ(ステップS32)、その他の設定操作受付処理を行って(ステップS33)、ステップS4へ処理を進める。設定種別が4番の場合(S31:YES)、CPU71は、タッチセンサ73の感度調整モードへ洗濯乾燥機の動作状態を遷移させ(ステップS34)、LED74を適宜に点灯することにより、図12に示すような感度調整モード用の表示を行う(ステップS35)。次いでCPU71は、操作部72のタクトキー又はタッチキー73m若しくは73nに対する操作がなされたか否かを判定し(ステップS36)、これらのキーに対する操作がなされていない場合(S36:NO)、キー操作がなされるまで待機する。これらのキーに対する操作がなされた場合(S36:YES)、CPU71は、操作内容がタッチキー73m又は73nに対する接触操作であるか否かを更に判定する(ステップS37)。タッチキー73m又は73nに対する接触操作である場合(S37:YES)、CPU71は、操作されたタッチキー73m又は73nに応じて閾値の設定を増減し(ステップS38)、ステップS36へ処理を戻す。タッチキー73m又は73nに対する接触操作でない場合(S37:NO)、CPU71は、操作内容がスタートキー72cに対するプッシュ操作であるか否かを更に判定する(ステップS39)。スタートキー72cに対する操作でない場合(S39:NO)、CPU71は、ステップS36へ処理を戻す。スタートキー72cに対する操作である場合(S39:YES)、CPU71は、現時点での閾値の設定を運転制御部16へ送信することにより閾値を更新し(ステップS40)、ステップS4へ処理を進めて通常動作モードでの処理を行う。
以上の構成の実施の形態に係る洗濯乾燥機は、タッチセンサ73に対する接触の有無を判定するための閾値を調整可能とし、閾値の調整操作を機械式のタクトキーによる操作部72にて受け付ける構成である。これにより、例えばタッチセンサ73による接触検知の感度が低い場合であっても、機械式の操作部72によって閾値調整操作を行うことができ、タッチセンサ73の感度を向上させることができる。
また洗濯乾燥機は、操作部72及びタッチセンサ73にて洗濯動作に係る通常の操作を受け付ける通常モードと、タッチセンサ73の閾値調整に係る操作を受け付ける感度調整モードとの切り替えを行う。洗濯乾燥機は、感度調整モードにて閾値調整に係る操作を受け付けるが、他のモードではこの操作を受け付けない。これにより、閾値の調整が不用意になされることを防止することができる。
また洗濯乾燥機は、タッチセンサ73の閾値調整に係る操作を、タッチセンサ73によるタッチキーにて受け付けることも可能な構成である。タッチセンサ73の接触検知の感度が極端に低くなければ、タッチセンサ73にて閾値調整の操作を行うことは可能であり、実際に接触操作に対する感度を確認して閾値の調整を行うことができる。またこの場合には、例えば図15に示したフローチャートのステップS38にて閾値の増減を行った後に、閾値を変更する処理を行う構成としてもよい。この構成により閾値の設定を増減する操作に伴ってタッチセンサ73による接触検知の感度が変化するため、ユーザは自らの行った調整操作の結果を確認しながら調整を行うことが可能となる。
また洗濯乾燥機は、洗濯に係る制御を行う運転制御部16を備え、運転制御部16は操作パネル15との通信を行い、操作パネル15にて受け付けた操作に応じて制御を行う構成である。運転制御部16は、操作パネル15がタッチセンサ73の接触検知に用いる閾値の設定を記憶部62に記憶する。操作パネル15は、例えば洗濯乾燥機の起動時など必要に応じて運転制御部16から閾値の設定を取得し、タッチセンサ73の出力値と設定された閾値との比較を行って接触検知を行う。これにより操作パネル15には閾値の設定を記憶するための記憶部を設ける必要がないため、操作パネル15を低コスト化することができる。
なお、本実施の形態においては、洗濯乾燥機を例にタッチセンサ73の感度調整を行う構成を説明したが、これに限るものではなく、タッチセンサ及び機械式キーの操作部を有する例えば電子レンジ、冷蔵庫、掃除機、携帯電話機、プリンタ、複合機、テレビ又はオーディオ装置等の種々の電気機器に同様の構成を適用することができる。また操作部72は、タクトキーなどの機械式キーを用いるものでなくてよく、タッチセンサ73以外のものであれば、どのような構成であってもよい。また、洗濯乾燥機は、操作部72にて調整操作を行う第1の感度調整方法と、タッチパネル73を併用して調整操作を行う第2の感度調整方法との2つの方法で閾値の調整操作を受け付ける構成としたが、これに限るものではなく、いずれか一方のみであってもよい。また閾値は5段階で調整可能な構成としたが、これは一例であり、例えば4段階以下又は6段階以上で調整可能な構成であってもよく、段階的な調整ではなく所定の範囲内で連続的に調整可能な構成であってもよい。また、図4に示した操作パネル15の構成は一例であって、これに限るものではない。また、図6〜図12に示した操作方法は一例であって、これに限るものではない。また、タッチセンサ73は、静電容量方式のものとしたが、これに限るものではなく、その他の方式のものであってもよい。
さらに、本実施の形態において説明した洗濯機は、ドラム式の乾燥機能を備えた洗濯乾燥機として説明しているが、乾燥機能を備えない洗濯機であってもよく、特許文献1記載の縦型洗濯機にも同様に実施できる。
また、操作パネル15と、運転制御部16とを通信部75、74を介して通信するようにして説明したが、操作パネル15に独自にタッチセンサ及び機械式キー(タクトキーを含め)の操作を認識するためのCPU71を設けたものとし説明した。このCPU71は、運転制御部16のCPU61で同様の処理を行える。そのため、操作パネル15に、キー操作状態を認識するCPUを設けなくてもよい。このような構成とする場合には、互いの通信手段として運転制御部16の入出力部63を介して操作パネル15の各種キー72、74、およびLED74を直接接続するようにすればよい。
また、図3に示す構成とする場合、記憶部62に操作パネル15側のタッチセンサ73の感度にかかる閾値を記憶させているが、操作パネル15側に記憶部を設け、そこに記憶させることで操作パネル15自身で感度調整、その閾値を記憶させることが可能となる。
15 操作パネル(操作装置)
16 運転制御部(制御装置)
61 CPU
62 記憶部
64 通信部(通信手段)
71 CPU(判定手段、閾値調整操作受付手段、閾値変更手段、状態遷移手段、状態遷移操作受付手段、第2の閾値調整操作受付手段、閾値取得手段)
72 操作部
72a 入キー(機械式のキー)
72b 切キー(機械式のキー)
72c スタートキー(機械式のキー)
72d ロック解除キー(機械式のキー)
73 タッチセンサ
73a〜73n タッチキー
74 LED
74a〜74m 表示部
75 通信部(通信手段)

Claims (3)

  1. 接触による信号を出力するタッチセンサ、操作受付のための一又は複数の機械式のキーを有する操作部、前記タッチセンサが出力する信号と接触状態を検知するための閾値とを比較し、比較結果に応じて接触の有無を判定する処理を行う操作側処理部、並びに、通信線を介して通信を行う操作側通信部を有し、前記タッチセンサ及び前記操作部にて操作を受け付ける操作装置と、
    前記操作装置とは別に設けられ、前記通信線を介して前記操作装置との通信を行う制御側通信部、並びに、前記操作装置が受け付けた操作に応じて、洗濯に係る制御処理を行う制御側処理部を有する制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、前記閾値を記憶する記憶部を有し、
    前記操作装置は、
    前記操作側処理部が、前記操作側通信部にて前記制御装置との通信を行い、前記制御装置の前記記憶部に記憶された閾値を取得して接触の有無を判定し、
    前記操作部にて、前記閾値を増減する閾値調整操作を受け付け、
    前記操作側通信部にて前記制御装置との通信を行い、受け付けた閾値調整操作に応じて、前記制御装置の前記記憶部に記憶された前記閾値を変更すること
    を特徴とする洗濯機。
  2. 前記操作装置の前記操作側処理部は、
    前記操作装置の動作状態を、前記タッチセンサにて前記制御装置の制御に係る操作を受け付ける第1動作状態、又は、前記タッチセンサにて前記制御装置の制御に係る操作を受け付けず、前記閾値調整操作を受け付ける第2動作状態に切り替え、
    前記操作部にて、前記第1動作状態から前記第2動作状態への切り替えを行わせる操作を受け付け、
    前記操作装置の動作状態が前記第2動作状態である場合に、前記閾値調整操作を受け付けること
    を特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記操作装置は、前記タッチセンサにて、前記閾値を増減する第2の閾値調整操作を受け付けること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗濯機。
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