JP6359533B2 - 基準クロック信号バッファにおけるバッファ入力インピーダンス補償 - Google Patents

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Description

[0001] ワイヤレス通信技術における進歩は、現代のワイヤレス通信デバイスの多用途性を大いに増大させてきた。これらの進歩は、ワイヤレス通信デバイスが単なるモバイル電話およびページャから、マルチメディア記録および再生、イベントスケジューリング、ワード処理、電子商取引(e-commerce)等のような、幅広い種類の機能が可能な最新式(sophisticated)計算デバイスに進化することを可能にしてきた。さらに、大きく、扱いにくい回路をかつて要求していたワイヤレストランシーバは、今では、単一で小型の集積回路(IC)、または半導体チップ、内に実装されることができ、単一のデバイスからの多くの異なる無線アクセス技術(RAT)を介した通信を可能にしている。
[0002] 電力管理集積回路(PMIC:power management integrated circuit)は、PMICに関連付けられた水晶発振器(XO)によって生成された基準クロック信号を駆動するようにワイヤレス通信デバイスで利用される。代わりとして、XOは直接基準クロック信号を駆動しうる。基準クロック信号は、XO信号として称される。XO信号は、PMICにおけるバッファ(または、直接駆動されるXO信号のケースではXO自身)から提供され、PMICに結合された1つまたは複数のICにおけるXOバッファで受信される。
[0003] ワイヤレス通信デバイスは、PMICにおける同じオフチップXOドライバに接続されたXO入力バッファを有する2つ以上のICが存在する、マルチチップ構成を用いることができる。ICがアクティブ動作にあるとき、ICのXO入力バッファは、PMICから取得されるXO入力信号を、復調、周波数同期、またはワイヤレス信号の他の処理のために利用される位相同期ループ(PLL)のようなICの他のコンポーネントに搬送する。代わりとして、ICは、それがXO入力信号を利用しない非アクティブモードにされうる。ICにおけるXO入力バッファがアクティブモードから非アクティブモードに遷移される、あるいはその逆のとき、その遷移はバッファのインピーダンスにおける変化を引き起こす。このインピーダンス変化は、PMICバッファによって見られる入力インピーダンスを変更し、その結果、接続されたICの各々に提供されるXO入力信号の遅延および/または位相に対する変化を引き起こす。
[0004] 基準クロック信号を管理するためのシステムの例がここで説明されている。システムは、XOと、XOに結合され、XOによって生成される基準クロック信号を駆動するように構成された信号バッファと、信号バッファに結合された第1のICとを含む。第1のICは、基準クロック信号を受信するように構成されたXO入力バッファを含む。XO入力バッファは、イネーブルされた動作可能な状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、XO入力バッファは、イネーブルされた状態にある間、第1の動作可能なインピーダンスを有する。第1のICもまた、XO入力バッファがそのディスエーブルされた状態にあるときはイネーブルされた動作可能な状態にあるように、ならびにXO入力バッファがそのイネーブルされた状態にあるときはディスエーブルされた状態にあるように構成されたインピーダンス等価回路(impedance equivalence circuit)を含む。インピーダンス等価回路は、第1の動作可能なインピーダンスと実質的に等価であるイネーブルされた状態で動作する間、第2の動作可能なインピーダンスを有する。第1のICはさらに、XO入力バッファおよびインピーダンス等価回路に結合され、ならびに、イネーブルされた状態とディスエーブルされた状態との間でXO入力バッファとインピーダンス等価回路を切り替えるように構成された制御メカニズムを含む。
[0005] システムの実装は、以下の特徴の1つまたは複数を含むことができる。インピーダンス等価回路はそのイネーブルされた状態では、XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少ない電流を消費するように構成されている。インピーダンス等価回路はそのイネーブルされた状態では、XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも、少なくとも90パーセント少ない電流を消費するように構成されている。第1の動作可能なインピーダンスおよび第2の動作可能なインピーダンスは、信号バッファに結合された1つまたは複数のICに関連付けられた入力インピーダンス変動許容差(input impedance variation tolerance)を超えない量しか異ならず、1つまたは複数のICは第1のICを含む。入力インピーダンス変動許容差は、1つまたは複数のICの局部発振器(LO)位相シフト許容差、または1つまたは複数のICのPLL許容差のうちの少なくとも1つの関数として定義される。入力インピーダンス変動許容差は、信号バッファに結合されたICの数(a number of IC)の関数として定義される。入力インピーダンス変動許容差は、イネーブルされた状態にあるインピーダンス等価回路の動作が結果として、基準クロック信号の許容位相シフトしかもたらさないように定義される。基準クロック信号の許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である。基準クロック信号の許容位相シフトは、おおよそ20度である。
[0006] 方法の実行は、加えて、あるいは代わりとして以下の特徴の1つまたは複数を含むことができる。第1のICは、イネーブルされた動作可能な状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、制御メカニズムは、第1のICがディスエーブルされた状態に入るときはXO入力バッファをディスエーブルされた状態にするように、ならびにインピーダンス等価回路を動作可能な状態にするように構成されている。第2のICは信号バッファに結合され、第2のICは、第2のXO入力バッファ、第2のインピーダンス等価回路、および第2の制御メカニズムを含み、ここにおいて第2のインピーダンス等価回路は、第2のXO入力バッファの動作可能なインピーダンスと実質的に等価の動作可能なインピーダンスを有する。XO入力バッファは、第1のpチャネル金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET:metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)、第1のpチャネルMOSFETに結合された第1の抵抗器、および第1の抵抗器に結合された第1のnチャネルMOSFETを含む。インピーダンス等価回路は、第2の抵抗器、第2の抵抗器に並列に結合された第2のpチャネルMOSFET、第2の抵抗器に結合された第3の抵抗器、および第3の抵抗器に並列に結合された第2のnチャネルMOSFETを含み、第2のpチャネルMOSFETおよび第2のnチャネルMOSFETは、第2のpチャネルMOSFETおよび第2のnチャネルMOSFETにMOSキャパシタとして動作させるように短絡ソースおよびドレインで配置および構成されている。第1のpチャネルMOSFETおよび第2のpチャネルMOSFETは、等しいフィンガー長(finger length)およびフィンガー幅(finger width)を有し、第1のnチャネルMOSFETおよび第2のnチャネルMOSFETは等しいフィンガー長およびフィンガー幅を有する。制御メカニズムは、XO入力バッファおよびインピーダンス等価回路に結合された少なくとも1つのスイッチを含む。少なくとも1つのスイッチは、XO入力バッファがイネーブルされた状態にあるときは信号バッファにXO入力バッファを結合し、かつ信号バッファからインピーダンス等価回路を分断し、XO入力バッファがディスエーブルされた状態にあるときは信号バッファからXO入力バッファを分断し、かつ信号バッファにインピーダンス等価回路を結合するように構成されている。少なくとも1つのスイッチは、XO入力バッファがイネーブルされた状態にあるときはドライブ電圧にXO入力バッファを結合し、かつドライブ電圧からインピーダンス等価回路を分断し、XO入力バッファがディスエーブルされた状態にあるときはドライブ電圧からXO入力バッファを分断し、かつドライブ電圧にインピーダンス等価回路を結合するように構成されている。信号バッファを含むPMIC。XOは、信号バッファを備える。
[0007] XO入力インピーダンスを調整する(regulating)ためのシステムの例がここで説明されている。システムは、XOと、XOに結合され、XOによって生成される基準クロック信号を駆動するように構成された信号バッファと、信号バッファに結合された第1のICとを含む。第1のICは、基準クロック信号を受信するように構成されたXO入力バッファを含む。XO入力バッファは、イネーブルされた動作可能な状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、XO入力バッファは、イネーブルされた状態にある間、第1の動作可能なインピーダンスを有する。第1のICもまた、XO入力バッファがディスエーブルされた状態にある間、第1の動作可能なインピーダンスを有する信号バッファで観測される入力インピーダンスを実質的に等化するためのインピーダンス補償手段を含む。
[0008] システムの実装は、以下の特徴の1つまたは複数を含むことができる。インピーダンス補償手段は、XO入力バッファがそのディスエーブルされた状態にあるときはイネーブルされた状態で動作するための手段と、ここにおいてインピーダンス補償手段は、第1の動作するインピーダンスと実質的に等価であるイネーブルされた状態にある間、第2の動作可能なインピーダンスを有し、XO入力バッファがその動作可能な状態にあるときはディスエーブルされた状態で動作するための手段とを含む。第1の動作可能なインピーダンスおよび第2の動作可能なインピーダンスは、信号バッファに結合された1つまたは複数のICに関連付けられた入力インピーダンス変動許容差を超えない量しか異ならず、1つまたは複数のICは第1のICを含む。入力インピーダンス変動許容差は、1つまたは複数のICのLO位相シフト許容差、または1つまたは複数のICのPLL許容差のうちの少なくとも1つに応じて定義される。入力インピーダンス変動許容差は、信号バッファに結合されたICの数に応じて定義される。入力インピーダンス変動許容差は、イネーブルされた状態にあるインピーダンス補償手段の動作が結果として、基準クロック信号の許容位相シフトしかもたらさないように定義される。基準クロック信号の許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である。基準クロック信号の許容位相シフトは、おおよそ20度である。
[0009] システムの実装は、加えて、あるいは代わりとして以下の特徴の1つまたは複数を含むことができる。インピーダンス補償手段は、ディスエーブルされた状態にある間、ゼロの動作可能なインピーダンスを有する。インピーダンス補償手段はそのイネーブルされた状態では、XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成されたものよりも少ない電流を消費するように構成されている。インピーダンス補償手段はそのイネーブルされた状態では、XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成されたものよりも、少なくとも90パーセント少ない電流を消費するように構成されている。XO入力バッファおよびインピーダンス補償手段に結合された、イネーブルされた状態とディスエーブルされた状態との間でXO入力バッファとインピーダンス補償手段とを切り替えるための制御手段。第1のICは、イネーブルされた動作可能な状態に、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、制御手段は、XO入力バッファをディスエーブルされた状態にし、ならびに第1のICがディスエーブルされた状態に入るときはインピーダンス補償手段をイネーブルされた状態にするための手段を含む。制御手段は、XO入力バッファがイネーブルされた状態にあるときは信号バッファにXO入力バッファを結合し、かつ信号バッファからインピーダンス補償手段を分断するための手段と、XO入力バッファがディスエーブルされた状態にあるときは信号バッファからXO入力バッファを分断し、かつ信号バッファにインピーダンス補償手段を結合するための手段とを含む。制御手段は、XO入力バッファがイネーブルされた状態にあるときはドライブ電圧にXO入力バッファを結合し、かつドライブ電圧からインピーダンス補償手段を分断するための手段と、XO入力バッファがディスエーブルされた状態にあるときはドライブ電圧からXO入力バッファを分断し、かつドライブ電圧にインピーダンス補償手段を結合するための手段とを含む。信号バッファを含むPMIC。XOは、信号バッファを含む。
[0010] ワイヤレストランシーバユニットを動作させる方法の例がここで説明されている。方法は、第1のICの入力にソース基準信号を供給することと、第1のICは、入力バッファがイネーブルされた状態にある間、入力で第1のインピーダンスを示す入力バッファを含み、入力バッファはイネーブルされた状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、イネーブルされた状態からディスエーブルされた状態に入力バッファの状態を変化させることと、入力バッファがディスエーブルされた状態にある間、入力で第2のインピーダンスを示すことと、ここにおいて第2のインピーダンスは第1のインピーダンスと実質的に等価である、を含む。
[0011] 方法の実行は、以下の特徴の1つまたは複数を含むことができる。第2のインピーダンスを示すことは、イネーブルされた状態にある間、入力バッファよりも少ない電流を消費することを含む。第1のインピーダンスおよび第2のインピーダンスが、入力に結合された1つまたは複数のICに関連付けられたインピーダンス変動許容差を超えないように入力で第2のインピーダンスを示すこと、1つまたは複数のICは第1のICを含む。インピーダンス変動許容差は、1つまたは複数のICのLO位相シフト許容差、1つまたは複数のICのPLL許容差、または入力に結合されたICの数、のうちの少なくとも1つに応じて定義される。インピーダンス変動許容差は、入力で第2のインピーダンスを示すことが、ソース基準信号の許容位相シフトしかもたらさないように定義される。ソース基準信号の許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である。ソース基準信号の許容位相シフトは、おおよそ20ピコ度である。示すことは、第1のICのインピーダンス等価構造をイネーブルすることを含む。変化させることは、入力バッファに関連付けられた第1の制御信号を設定することによって入力バッファをディスエーブルすることを含み、示すことはさらに、インピーダンス等価構造に関連付けられた第2の制御信号を設定することによってインピーダンス等価構造をイネーブルすることを含む。第1の制御信号を逆にすることによって第2の制御信号を取得すること。変化させることは、ドライブ電圧から入力バッファを分断することによって入力バッファをディスエーブルすることを含み、示すことはさらに、ドライブ電圧にインピーダンス等価構造を結合することによってインピーダンス等価構造をイネーブルすることを含む。変化させることは、第1のICの入力から入力バッファを分断することによって入力バッファをディスエーブルすることを含み、示すことはさらに、第1のICの入力にインピーダンス等価構造を結合することによってインピーダンス等価構造をイネーブルすることを含む。
[0012] ここで説明されるコンピュータプログラム製品の例は、プロセッサ実行可能コンピュータ記憶媒体に存在し、プロセッサ実行可能命令を備える。命令は、第1のICを識別することと、第1のICは、入力バッファがイネーブルされた状態にある間、入力で第1のインピーダンスを示す入力バッファおよびソース基準信号を受信するように構成された入力を備え、入力バッファは、イネーブルされた状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、イネーブルされた状態からディスエーブルされた状態に入力バッファの状態を変化することと、入力バッファがディスエーブルされた状態にあることに応答して入力で示されるように第2のインピーダンスを構成することと、ここにおいて第2のインピーダンスは第1のインピーダンスと実質的に等価である、をプロセッサに行わせるように構成されている。
[0013] ここで説明される項目および/または技法は、記載されていない他の能力だけでなく、以下の能力のうちの1つまたは複数も提供することができる。ICに関連付けられたXO入力バッファは、ICをディスエーブルされたモードにするときはディスエーブルされ、それにより、ディスエーブルされたICに関連付けられた追加の電力節約を生み出す。XO信号ドライバの拡張性(scalability)は増大し、単一のXO信号ソースが、低減されたピン使用およびより小さな全体の回路サイズで、既存の手法よりも多数のICを駆動することを可能にする。インピーダンス補償は、既存のXO入力バッファで利用されるものと同様の電気コンポーネントを使用して実現され、それにより、製造コストを最小化し、製造および動作の一貫性(consistency)を強化する。他の能力が提供されることができ、本開示にしたがった実装の全てが、論じられた能力の、全ては言うまでもなく、いずれかを提供しなければならないわけではない。さらに、上記で述べられた効果が、述べられたもの以外の手段によって達成させられることが可能であり、述べられた項目/技法は、必ずしも述べられた効果を生み出すわけではない。
[0014] マルチチップ回路における入力インピーダンス補償およびバッファスリープ電流変換のためのシステムのブロック図である。 [0015] IC XO入力バッファ動作モード遷移によって引き起こされるクロック信号位相シフティングを例示している図である。 [0016] 図2で図示されているXO入力バッファの等価インピーダンスモデルを例示している回路図である。 [0017] イネーブルされたモードで動作する第1のICおよびスリープモードで動作する第2のICを例示しているブロック図である。 [0018] 等価インピーダンス構造を介して図2で図示されているXO入力バッファの入力インピーダンスを調整するためのシステムのブロック図である。 等価インピーダンス構造を介して図2で図示されているXO入力バッファの入力インピーダンスを調整するためのシステムのブロック図である。 [0019] XO入力バッファの回路図である。 [0020] 入力インピーダンス整合能力を有する図7で図示されているXO入力バッファの回路図である。 [0021] 等価インピーダンス構造を用いるマルチチップクロック信号ドライバシステムのブロック図である。 [0022] 入力分路キャパシタを有する図7で図示されているXO入力バッファの回路図である。 [0023] 代わりの入力インピーダンス整合回路構造を有する図7で図示されているXO入力バッファの回路図である。 [0024] 図1で図示されている制御メカニズムのそれぞれの実装のブロック図である。 図1で図示されている制御メカニズムのそれぞれの実装のブロック図である。 [0025] 図1で図示されている制御メカニズムのさらなる実装のブロック図である。 [0026] ワイヤレストランシーバユニットを動作させるプロセスのブロックフロー図である。 [0027] コンピュータシステムの例のブロック図である。
詳細な説明
[0028] 入力インピーダンス補償スキームを実行するためのシステムおよび方法がここで説明されている。そのようなスキームは、通信デバイス内の水晶発振器(XO)スリープモード電流消費を低減することによって、複数の無線トランシーバチップを利用するワイヤレス通信デバイスのバッテリ寿命を浪費しない。例えば、いくつかの無線トランシーバチップの各々は、入ってくる(incoming)基準クロック信号を処理するように動作する入力バッファを含む。回路または構造は加えて、イネーブルされるときは入力バッファのインピーダンスを模倣する各無線トランシーバチップで配置される。この構造は、入力バッファと補足的な形でイネーブルまたはディスエーブルされる、つまり、構造は、入力バッファがディスエーブルされるときはイネーブルされ、その逆も同様である。このようにすることによって、無線トランシーバチップのインピーダンスは、おおよそ一定に保たれ、それにより、入力バッファの現在の消費に関連する無線トランシーバチップによって消費される電流の量を低減しながら、基準クロック信号上へのインピーダンス変化の影響を最小化する。
[0029] 図1を参照すると、システム10は、複数の集積回路(IC)12、14に通信するように結合された電力管理集積回路(PMIC)20を含む。PMIC20は、(XO入力信号またはXO信号としてもここで称される)基準クロック信号を生成するように構成されているXO22を含む。基準クロック信号は、信号バッファ24で処理され、信号バッファ24から結合されたIC12、14に提供される。ここで信号バッファ24は、低出力インピーダンスを有する増幅器であり、寄生信号コンポーネント(parasitic signal component)およびシステム10の後の段階からのローディングに起因した基準クロック信号の低下を低減するために基準クロック信号の強度を増幅するように動作する。システム10が別個の信号バッファ24を含むPMIC20の一部としてXO22を例示している一方で、XO22は代わりとして、PMICと関連付けられないスタンドアローン(standalone)コンポーネントであることができる。スタンドアローンXO22のケースでは、XOはそれ自体が、基準クロック信号が、XO22からIC12、14に直接提供されることができるような、信号バッファ24の動作を含む、バッファすること、および/または生成された基準クロック信号上での他の動作を行う。
[0030] システム10は、PMIC20およびXO22が複数のIC、ここでは2つのIC12、14のための基準クロック信号を駆動するようなマルチチップ構成で動作する。図1は2つのIC12、14のみを例示しているけれども、任意の数のICがPMIC20に結合されることができる。各IC12、14は、入ってくる基準クロック信号を処理し、IC12、14の1つまたは複数の他のコンポーネントに処理された信号を提供するXO入力バッファ32を含む。信号バッファ24と同様に、XO入力バッファ32は、増幅し、かつ基準クロック信号の低下を低減するように動作する、低出力インピーダンスを有する増幅器である。ここでIC12、14は、例えば、符号分割多元接続(CDMA)、移動通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))、Wi−Fiのようなワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセス技術、Bluetooth(登録商標)のようなパーソナルエリアネットワーク(PAN)アクセス技術等の様々な無線アクセス技術(RAT)上で動作する無線周波数(RF)トランシーバを含む。この目的を達成するために、IC12、14の各々のXO入力バッファ32は、PMIC20およびXO22によって提供される基準クロック信号をバッファし、受信された信号を復調および/または復号することに関係して受信された信号を追跡するために利用される位相同期ループ(PLL)のような、IC12、14の1つまたは複数の他のコンポーネントにバッファされたクロック信号を搬送する。加えて、IC12、14は、PLLを通じて局部発振器(LO)周波数で信号を生成する局部発振器(LO)、電圧制御発振器(VCO:voltage-controlled oscillator)、基準クロック信号に基づくディバイダ回路を含むことができる。LO周波数は、LO信号が、IC12、14によってより容易に処理されることができる周波数で混合された信号を作り出すために無線周波数(RF)周波数で受信される信号と混合されうるように選定される。バッファされたクロック信号はまた、IC12、14に関連付けられたそれぞれのコンポーネントによって使用される、元の基準クロック信号の整数または分数比(例えば、2x、3x、3.5x、4x等)の変動する周波数のクロック信号を生成するために、乗算器および/またはディバイダ回路、あるいは他のメカニズムによって処理されうる。
[0031] ワイヤレス通信デバイス内で、様々なRATが、望まれるとおりに、イネーブルまたはディスエーブルされることができる。言い換えると、システム10に関して、所与のRATに対応するIC12、14は、対応するRATがデバイスによって使用中でないときはディスエーブル(またはスリープ)モードにされることができる。一度ディスエーブルされたモードにされると、IC12、14は、対応するRAT上での通信が要求または見込まれるときにイネーブルされたモードに戻されうる(つまり、再アクティベートされる、起動させられる、等)。しかしながら、IC12、14のXO入力バッファ32の動作状態を、イネーブルされた動作モードとディスエーブルされた動作モードとの間で変化させることは従来、結果としてシステム10の動作における不一致(inconsistencies)をもたらす。例えば、図2は、2つのXOバッファ52、54のためのXO22によって生成されるクロック信号を駆動するPMICバッファ40を例示している。プリント回路板(PCB:printed circuit board)線42およびキャパシタ44は、PMICバッファ40とXOバッファ52、54の相互接続を容易にする。PCB線42は、PMIC20とIC12、14との間の信号の通信を容易にする、PMIC20とIC12、14との間の基準クロック配線を含む。キャパシタ44は、PMICバッファ40とXOバッファ52、54との間で直流(DC)バイアス電圧を絶縁するように選択されるキャパシタンスを有する物理キャパシタである。グラフ60および62は、時間をわたる、それぞれのXOバッファ52、54の出力でのクロック信号波形を図示している。時間64では、第2のXOバッファ54がディスエーブルされている。第2のXOバッファ54をディスエーブルする結果として、第1のXOバッファ52で観測されるクロック信号は、位相がシフトされる。
[0032] より一般的な用語では、XO基準信号における瞬時の位相シフトは、XOバッファ52、54をイネーブルまたはディスエーブルすることによって引き起こされる。RF周波数では、この位相シフトは、XOバッファ52、54をイネーブルまたはディスエーブルする(例えば、約824MHzで動作する)ケースでのおおよそ5度からNPLERをイネーブルまたはディスエーブルする(例えば、約2170MHzを動作する)ケースでのおおよそ60度までの範囲に及び、これは、基準クロック信号に基づいて異なる周波数を生成するために利用されるXOバッファ52、54の直列段階(series stage)である。これらの位相変化は、結果として全世界測位システム(GPS)またはワイドエリアネットワーク(WAN)受信に関する変調の失敗、および/またはPLLロッキング(locking)の失敗のような性能の課題、隣接した送信スロット間での最大位相シフトの侵害のようなコンプライアンスの課題をもたらす。好ましくは、基準クロック位相変化によって引き起こされるLO周波数における許容位相変化は、XO22においておおよそ30psより小さい。それに対して、図2によって例示されている位相シフトは、第2のXOバッファ54がオンまたはオフに切り替えられるときはおおよそ80psに達する。
[0033] 図2で図示されているXO信号の位相シフトは、接続されたXOバッファ52、54がオンまたはオフに切り替えられるときに異なる入力インピーダンスをローディングするPMIC XOバッファ40によって引き起こされる。図3におけるシステム70は、XOバッファ52、54の簡略化された等価入力インピーダンスモデルを例示している。XOバッファ52、54の入力インピーダンスは、抵抗コンポーネントRp1、Rp2、および容量コンポーネント(capasitive component)Cp1、Cp2によって表される。システム70が図示しているように、PMIC XOバッファ40で観測される全体の入力インピーダンスZinが、Zin_buffer1||Zin_buffer2として表現され、ここにおいてZin_buffer1およびZin_buffer2は、XOバッファ52、54、それぞれのインピーダンスを表す。XOバッファ52、54のどちらかがオンまたはオフにされる場合、切り替えられたバッファ52、54の入力インピーダンスは変化し、次に全体の入力インピーダンスZinを変更する。ここで第2のXOバッファ54をアクティブ化または非アクティブ化することは、Rp2におおよそ46%分変化させ、CP2におおよそ29%分変化させる。基準クロック信号の代わりの本質と組み合わせられる、これらの変化は、PMICバッファ40に対するローディングコンディションにおける変化を引き起こす。これらの変化は、次に、上記で述べられたように、結果として基準クロック信号の位相がおおよそ80ps分変更されることをもたらす。
[0034] 従来、図4におけるシステム80によって図示されているように、XOバッファ52、54をイネーブルおよびディスエーブルすることによって引き起こされた入力インピーダンス変化は、常にXOバッファ52、54をオンの状態にしておき、その代わりに、対応するIC82、84の無線動作を、ICがスリープモードに入れられるときに電流を節約するためにICのレギュレータをバイパスし、ICのトリプラをディスエーブルすることによってディスエーブルすることによって軽減される。例えば、システム80は、動作可能なレギュレータ(reg)92、94およびトリプラ(Nxコア)96を有するイネーブルされたIC82、およびバイパスされたレギュレータ102、104、およびトリプラ106を有するディスエーブルされたIC84を図示している。IC82、84の両方で、対応するXOバッファ52、54はイネーブルされたままである。図4および以下に続く例示では、イネーブルされたコンポーネントが実線で描かれているのに対して、ディスエーブルされたおよび/またはバイパスされたコンポーネントは破線で描かれている。
[0035] 図4で図示されている技法は結果として低減されたXO信号位相シフトをもたらすのに対して、XOバッファ52、54を継続的にイネーブルされたままにすることは、結果として、スリープモードで動作するICによってさえ多大な量の電流消費をもたらす。ここで、IC84の入力バッファは、スリープモードにあるときに関連付けられたデバイスバッテリからおおよそ116uAを引き出す。他のICは、スリープモードにあるときに類似のレベルの電流を引き出す。
[0036] 図1に戻ると、入力バッファ32をディスエーブルすることに関連付けられた基準信号位相シフト、および根底にある(underlying)IC12、14の動作状態に関係なく入力バッファ32をイネーブルされたままにすることに関連付けられた電流ドロー(current draw)の両方を軽減するために、インピーダンス等価回路34は、IC12、14におけるXOバッファ32がディスエーブルされるときですらIC12、14が非アクティブ化されるときに観測された入力インピーダンスに対する変化を軽減するために各IC12、14に組み込まれる。図5および図6は、2つのチップの構成のための、Zin_eqと呼ばれる(label)、インピーダンス等価構造34の動作を図示しているシステム120を例示している。システム120の各チップで、インピーダンス等価構造34および入力バッファ52、54は、相補的にイネーブルおよびディスエーブルされ、実質的に等価であるイネーブルされた入力インピーダンスを有する。特に、図5は、XO入力バッファ52、54の両方がイネーブルされるシステム120の状態を例示しており、それに応じて両方のインピーダンス等価構造34がディスエーブルされる。図6では、第2のXO入力バッファ54がディスエーブルされる。第2のXO入力バッファ54のイネーブルされた状態とディスエーブルされた状態との間で同じ入力バッファインピーダンスZinを維持するために、第2のインピーダンス等価構造34はイネーブルされる。システム120によって図示されているような相補的な形でXO入力バッファ52、54およびインピーダンス等価構造34を動作させることによって、実質的に等価の入力バッファインピーダンスは、PMIC XOバッファ40へのローディングがおおよそ同じ、例えば、PMIC XOバッファ40で観測されるインピーダンスの差異によって引き起こされる位相シフトがPMIC XOバッファ40に結合された任意のICの許容レベル内に入るように十分に同様であるように、イネーブルされた状態とディスエーブルされた状態との間で維持される。
[0037] 上記で使用されているように、「十分に同様である」インピーダンスは、イネーブルされたXO入力バッファ52、54とイネーブルされたインピーダンス等価構造34との間のPMIC XOバッファ40で観測されるような入力インピーダンス変動に対する許容差に関して定義される。この許容差は、LO位相シフト許容差および/またはPLL許容差に関する、PMIX XOバッファ40に接続されたIC12、14の仕様の関数である。例えば、図5および6によって例示されているもののような実例となる2つのチップの実装では、インピーダンス等価回路34のアクティブ化は、結果としてわずかおおよそ6%の抵抗変動およびわずか8%の容量変動しかもたらさない。これらの許容変動は、使用される指定のICの(1つまたは複数の)仕様に基づいて上向きおよび/または下向きに変動することになる。さらに、PMIC XOバッファ40に結合されたICの数が増加すると、インピーダンス等価回路34のアクティブ化から結果として生じる許容抵抗および/または容量変動は、いくつかの実装では減少しうる。同様に、上記で論じられたような許容位相シフトレベルは、LO位相シフトおよび/またはPLL入力インピーダンスにおける許容差に関するPMIC XOバッファ40に接続されたIC12、14の仕様に関連して定義される。図2に戻って参照すると、実例となるインピーダンス等価構造34は、アクティブ化の際に、時間64における波形60内で観測される位相変化が30psより小さい(つまり、824MHzで動作するXOバッファではおおよそ9度より小さい、またはおおよそ2170MHzで動作するNPLERではおおよそ20度より小さい)ようにPMIC XOバッファ40によって観測される入力インピーダンスを等化する。
[0038] 図1に戻ると、各IC12、14は加えて、XO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34に通信するように結合されており、ならびにXO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34を選択的にイネーブルまたはディスエーブルするように構成されている制御メカニズム36を含む。ここで制御メカニズム36は、1つまたは複数のスイッチとしてインプリメントされ、基準クロック信号の、信号バッファ24からXO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34への選択的な結合および分断、電圧信号および接地接続を駆動にするためのXO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34の選択的な結合、等を介したXO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34のイネーブルおよびディスエーブルを容易にする。制御メカニズム36の実例となる実行は以下のさらなる詳細で説明されている。
[0039] 次に図7および8を参照すると、XO入力バッファおよびインピーダンス等価回路34のための回路実装が例示されている。図7における回路140は、入力整合回路を有さないXO入力バッファを例示している。入力バッファは、pチャネル金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)M1、nチャネルMOSFET M2および抵抗器R1を含む。動作可能な電圧Vddxは、MOSFET M1のソースに結合され、接地Gndxは、MOSFET M2のソースに結合される。回路140の入力ノードは、抵抗器R1、およびMOSFET M1およびM2のゲートに結合されている。回路140の出力ノードは、抵抗器R1、およびMOSFET M1およびM2のドレインに結合されている。入力バッファはスイッチSW1およびSW2を介してイネーブルまたはディスエーブルされる。スイッチSW1およびSW2は、共通の制御入力ソースによって制御され、Vddx、M1、M2、およびGndxの間の結合を妨害し、回路140をディスエーブルする開位置で、あるいは、たとえあったとしてもほとんどないVddx、M1、M2、およびGndxの間の結合に対する抵抗を提供し、回路140をイネーブルする閉位置で、直列に設定可能である。
[0040] 図8における回路142は、上記で説明されているように動作する、入力バッファに結合されたインピーダンス等価回路34を有するXO入力バッファを例示している。インピーダンス等価回路34は、pチャネルMOSFET M3、nチャネルMOSFET M4、および抵抗器R2とR3を含む。MOSFET M3およびM4はMOSキャパシタとして機能し、MOSFET M3およびM4のそれぞれのソースおよびドレインが短絡されている。動作可能な電圧Vddxは、抵抗器R2およびMOSFET M3のソースに提供されており、接地Gndxは、抵抗器R3およびMOSFET M4のソースに提供されている。ここで、プロセスおよび温度をわたって回路142の一定の製造および動作を可能にするために、同じまたは同様の構造(MOSFETタイプ、フィンガー幅および長、等)は、pチャネルMOSFET M1とM3、およびnチャネルMOSFET M2とM4によって利用される。
[0041] インピーダンス等価回路34は、スイッチSW1およびSW2に相補的に動作する、スイッチSW1bおよびSW2bを介してイネーブルまたはディスエーブルされる。ここでスイッチSW1およびSW2を動作させるように提供される制御信号は逆にされ、逆にされた制御信号は、スイッチSW1bおよびSW2bを動作させるように使用される。したがって、スイッチSW1bおよびSW2bは、スイッチSW1およびSW2が閉位置にあるときはVddx、Gndx、およびインピーダンス等価回路34の間の結合を妨害し、インピーダンス等価回路34をディスエーブルする開位置で、あるいは、スイッチSW1およびSW2が開位置にあるときは、たとえあったとしてもほとんどないVddx、Gndx、およびインピーダンス等価回路34の間の結合に対する抵抗を提供し、インピーダンス等価回路34をイネーブルする閉位置で、直列に設定可能である。全てのスイッチが、例示の目的で開であるように回路142で図示されているけれども、スイッチは、上記で説明されているように、入力バッファ回路またはインピーダンス等価回路34のどちらかをイネーブルするための相補的な形で動作するだろう。
[0042] 図8で図示されているようなインピーダンス等価回路34を利用することによって、回路142の電流および電力消費は、内在するICが、ICのXO入力バッファがそのICとディスエーブルされることを許容にすることによってディスエーブルされるときに減じられる。インピーダンス等価回路34は、動作可能であるときにXO入力バッファによって消費される電流の量よりも少ない電流の量を消費するように構成されている。好ましくは、インピーダンス等価回路34は、XO入力バッファの電流消費のおおよそ10パーセントより少ない、または等しい電流の量を消費する。ここでインピーダンス等価回路34は、イネーブルされるときはおおよそ12uAを消費し、結果としてディスエーブルされたバッファ毎におおよそ116uAの節約をもたらす。
[0043] 上記で与えられたインピーダンス等価回路34の様々な例が2つのチップのシステムのコンテキストで説明されているけれども、上記で説明されているようなインピーダンス等価回路34は既存の構造によって提供されているものよりも大きなPMICの拡張性を可能にする。例えば、図9で図示されているように、インピーダンス等価構造34は、システム160内の1つのプログラム可能なPMICバッファ40を共有するために、それぞれWANプライマリ無線、WANダイバーシティ無線、GPS、Bluetooth、FM、およびWLANと関連付けられたXOバッファ162、164、166、168、170、172をイネーブルするために利用される。システム160によって図示されている構成は、各ICまたはICのより小さなクラスタに対して別個のPMICバッファ40を利用することとは対称的に、1つのPMICバッファ40およびその関連付けられたピン(例えば、2ピン)のセットが複数のICに結合されることを可能にすることによってPMIC側でピンを節約する。さらに、上記で説明されているようにインピーダンス等価回路34と関連付けられた低減された電流消費はさらに、増大した量のXOバッファで利用されるときにスケール化する(scale)。例えば、図9によって例示されているGPSスタンドアローンモードで、残りのバッファをディスエーブルすること、および対応するインピーダンス等価回路をアクティブ化することは、結果としてシステム160の電流使用において58mAの低減をもたらす。
[0044] 図8で図示されているインピーダンス等価構造34に加えて、様々な代わりが利用されることができる。図10における回路180は、分路キャパシタC1がXO入力バッファの入力ノードに結合されている代わりの構造を例示している。キャパシタC1は、XO入力バッファが、抵抗変化に実質的に影響することなくイネーブルおよびディスエーブルされるときにパーセンテージキャパシタンス変化を低減する。しかしながら、キャパシタC1がXO基準信号の移送シフトを低減する一方で、キャパシタC1は結果として、PMICで増大した電流ドローをもたらす。ここで分路キャパシタC1は10pFであり、結果として、PMICでおおよそ346uAの増大した電流消費をもたらす。
[0045] 図11における回路190は、インピーダンス等価回路34が、入力バッファのインピーダンスを動的に模倣するために、nチャネルMOSFET M3、pチャネルMOSFET M4、および抵抗器R2とR3を使用して構築される別の代わりの構造を例示している。図11で図示されているインピーダンス等価回路34は、イネーブルされるときは約80uAを消費し、結果として入力バッファがディスエーブルされるときにおおよそ40パーセントの電力節約をもたらす。
[0046] IC12、14内で、制御メカニズム36は、イネーブルされた動作可能な状態とディスエーブルされた状態との間でXO入力バッファ32とインピーダンス等価回路34とを切り替えるように動作する。ここで、制御メカニズム36は、信号バッファ24および/またはドライブ電圧ソースにXO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34を選択的に結合するように構成されている1つまたは複数のスイッチとして実装される。図12Aおよび12Bは、制御メカニズム36を介して信号バッファ24にXO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34を選択的に結合するためのそれぞれのシステム200、210を例示している。図12Aでは、制御メカニズム36は、信号バッファ24にXO入力バッファ32を選択的に結合する第1のスイッチ202、および信号バッファ24にインピーダンス等価回路34を選択的に結合する第2のスイッチ204を含む。制御信号は、上記で説明されたように、XO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34を選択的にイネーブルおよびディスエーブルするようにスイッチ202、204に適用される。XO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34の相補的な動作をイネーブルするために、制御信号は、スイッチ204に提供される前にインバータ206によって逆にされる。図12Bでは、信号バッファ24へのXO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34の選択的な結合は、単一の2方向のスイッチ212を介して達成される。図13は、制御メカニズム36が、ドライブ電圧および接地接続にインピーダンス等価回路34およびXO入力バッファ32をそれぞれ、選択的に結合するスイッチ222、224の第1のセットおよびスイッチ226、228の第2のセットを含む別のシステム220を図示している。図12Aと同様に、XO入力バッファ32およびインピーダンス等価回路34の相補的な動作を強化するために、制御信号はスイッチ222、224、226、228に、それらの動作を管理するように提供され、インバータ230は、制御信号がスイッチ222、224の第1のセットに適用される前に制御信号に適用される。
[0029] ここで説明されているシステムおよび方法は、ワイヤレス通信システムで動作する1つまたは複数のモバイルデバイスを介して動作する。これらのモバイルデバイスは、現在既存であるか、将来的に発展されるかに関わらず、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、デスクトップまたはタブレットコンピュータのような計算デバイス、自動車計算システム等を含むことができるが限定はされない。上記で説明されているように、インピーダンス等価構造または回路は、ワイヤレストランシーバと組み合わせて実行される、例えば、PMICに結合された1つまたは複数のICとして実行される。ワイヤレストランシーバは、根底にあるモバイルデバイスまたはその関連付けられた通信システムによってサポートされるあらゆるワイヤレス通信技術をサポートすることができる。これらの技術は、現在既存であるか、将来的に発展されるかに関わらず、Wi−Fi、CDMA、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、ロングタームエボリューション(LTE)、Bluetooth等、全世界測位システム(GPS)、Glonass、北斗(Beidou)、ガリレオ(Galileo)等のような衛星測位システム(SPS)、または何らかの他の技術を含むことができるが限定されない。
[0047] 図14を参照し、さらに図1−13に関連して、ワイヤレストランシーバユニットを動作させるプロセス240は図示されている段階を含む。しかしながらプロセス240は、単に例であり、限定はしない。プロセス240は、例えば段階が追加、削除、再配列、結合、および/または同時に行われることによって変更されうる。図示および説明されているようなプロセス240へのさらなる他の変更は可能である。
[0048] 段階242では、ソース基準信号は、信号バッファ24を介して入力バッファ32を含む集積回路12、14の入力に供給される。上記で説明されたように、入力バッファ32は、イネーブルされた状態またはディスエーブルされた状態で設定可能である。イネーブルされた状態では、入力バッファ32は入力で第1のインピーダンスを示す。
[0049] 段階244では、入力バッファの状態は、イネーブルされた状態からディスエーブルされた状態に変化される。段階246では、第1のインピーダンスとは許容変動分しか異ならない第2のインピーダンスは、入力バッファがディスエーブルされた状態にある間、入力で示される。この許容変動は、入力バッファで観測されるような入力インピーダンス変動に対する許容差に関して定義され、上記で説明されているように、入力に接続された(1つまたは複数の)ICの動作特性(例えば、LO位相シフト許容差、PLL許容差、等)に基づく。第1のインピーダンスと第2のインピーダンスとの間の許容差変動はまた、第1のインピーダンスと第2のインピーダンスとの間の変動によって引き起こされるソース基準信号の許容位相シフトに基づいて定義されうる。ここで、第2のインピーダンスは、第2のインピーダンスを示す際のソース基準信号の位相シフトが30ps(例えば、824MHzでおおよそ9度、または2170MHzで20度)より小さいように選定される。上記で説明されているような他のメトリックもまた利用されることができる。
[0050] 上記で論じられているように、第2のインピーダンスは、インピーダンス等価構造34によって提供される。インピーダンス等価構造34は、インピーダンス等価構造34が、動作可能であるときに、入力バッファ32が動作可能であるときに入力バッファ32によって消費されるものよりも少ない電流(例えば、少なくともおおよそ40パーセント少ない電流であり、好ましくは少なくともおおよそ90%少ない電流)を消費するように構築および構成されている。入力バッファ32およびインピーダンス等価構造34をイネーブルおよびディスエーブルすることは、入力バッファ32およびインピーダンス等価構造34に結合され、かつIC12、14に配置されたスイッチを操作することによって行われる。より具体的に、図8における回路142によって図示されているように、スイッチSW1およびSW2は入力バッファ32に結合され、スイッチSW1bおよびSW2bはインピーダンス等価構造34に結合される。段階204では、スイッチSW1およびSW2は閉であり、スイッチSW1bおよびSW2bは開であり、これは、入力バッファ32とその接続されたコンポーネントとの間で結合することと、インピーダンス等価構造34とそのようなコンポーネントとの間の結合を阻害することとを提供する。段階206では、スイッチSW1およびSW2は開であり、スイッチSW1bおよびSW2bは閉であり、インピーダンス等価構造34とその接続されたコンポーネントとの間で結合することと、入力バッファ32とそのようなコンポーネントとの間の結合を阻害することとを提供する。スイッチSW1、SW2は第1の制御信号によって動作され、スイッチSW1b、SW2bは、別々の第2の制御信号または、第1の制御信号のインバータ出力によって動作される。インバータが使用される実装では、バッファは、インバータ処理の遅延を考慮に入れるために、スイッチSW1、SW2によって利用される前に、第1の制御信号に適用されうる。
[0051] 図15で例示されているようなコンピュータシステム800は、先に説明された機能を少なくとも部分的に実行するように利用されうる。例えば、コンピュータシステム800は、ソフトウェアにおいて、例えば、実際のまたはシュミレーションされた環境内のテストソフトウェアとして、1つまたは複数のICおよび/またはプロセッサによって実行されるソフトウェア命令として等で、上記で説明された技法を少なくとも部分的に実行するように利用されうる。特に、コンピュータシステム800は、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせで少なくとも部分的に、図14で例示されているプロセス240、および/またはここで説明されているあらゆる他のプロセスまたは技法を実行するように使用されうる。図15は、ここで説明されているような、様々な他の実施形態によって提供される方法を行うことができ、および/または、モバイルデバイスまたは他のコンピュータシステムとして機能することができる、コンピュータシステム800の1つの実施形態の概略的な例示を提供している。図15は、様々なコンポーネントの一般化された例示を提供し、それらのうちのいずれかおよび/または全てが、適宜利用されうる。したがって、図15は、どのように個々のシステム要素が、比較的別々の、または、比較的より統合された形で実装されうるかを広く例示している。
[0052] バス805を介して電気的に結合されうる(または、適宜、他の方法で通信状態にあることができる)ハードウェア要素を備えるコンピュータシステム800が図示されている。ハードウェア要素は、限定はしないが、(デジタル信号処理チップ、グラフィックスアクセラレーションプロセッサ、および/または、同様のもの等の)1つまたは複数の専用プロセッサおよび/または1つまたは複数の汎用プロセッサを含む、1つまたは複数のプロセッサ810と、限定はしないが、マウス、キーボード、および/または同様のものを含みうる、1つまたは複数の入力デバイス815と、限定はしないが、ディスプレイデバイス、プリンタ、および/または同様のものを含みうる、1つまたは複数の出力デバイス820と、を含みうる。(1つまたは複数の)プロセッサ810は、例えば、インテルコーポレーションあるいはAMDによって製造されたもののような、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC等のようなインテリジェントハードウェアデバイスを含むことができる。他のプロセッサタイプもまた、利用されることができる。
[0053] コンピュータシステム800は、限定はしないが、ローカルな、および/またはネットワークアクセス可能な記憶装置を備えうる、および/または、限定はしないが、ディスクドライブ、ドライブアレイ、光学記憶デバイス、プログラ可能であり、かつフラッシュ更新可能であるランダムアクセスメモリ(「RAM」)および/または読取専用メモリ(「ROM」)のような固体の記憶デバイス、および/または、同様のものを含みうる、1つまたは複数の非一時的な記憶デバイス825をさらに含みうる(および/または、それらと通信状態にあることができる)。このような記憶デバイスは、限定はしないが、様々なファイルシステム、データベース構造、および/または、同様のものを含む、あらゆる適切なデータ記憶を実行するように構成されうる。
[0054] コンピュータシステム800はまた、限定はしないが、モデム、ネットワークカード(ワイヤレスまたはワイヤード(wired))、赤外線通信デバイス、(Bluetooth(登録商標)デバイス、802.11デバイス、WiFiデバイス、WiMaxデバイス、セルラ通信機能等のような)ワイヤレス通信デバイスおよび/またはチップセット、および/または、同様のものを含むことができる、通信サブシステム830を含みうる。通信サブシステム830は、データが、(1つ例を挙げると、以下に説明されるネットワークのような)ネットワーク、他のコンピュータシステム、および/または、ここで説明されているあらゆる他のデバイスと交換されることを許可しうる。多くの実施形態において、コンピュータシステム800は、上記で説明されたような、RAMまたはROMデバイスを含みうる、ここにあるようなワーキングメモリ835をさらに備えることになる。
[0055] コンピュータシステム800はまた、オペレーティングシステム840、デバイスドライバ、実行可能ライブラリ、および/または1つまたは複数のアプリケーションプログラム845等の他のコードを含む、ワーキングメモリ835内に現在位置付けられるように図示されている、ソフトウェア要素を備えることができ、それは、様々な実施形態によって提供されるコンピュータプログラムを備えることができ、および/または、ここで説明されているような、他の実施形態によって提供される方法をインプリメントするようにおよび/またはシステムを構成するように設計されることができる。例として単に、図14で図示されているプロセス240および/または他のプロセス等の、ここで説明されている1つまたは複数のプロセスは、コンピュータ(および/またはコンピュータ内のプロセッサ)によって実行可能な命令および/またはコードとしてインプリメントされうる。そのようなコードおよび/または命令は、説明されている方法にしたがって1つまたは複数の動作を行うように汎用コンピュータ(または他のデバイス)を構成および/または適合させるように使用されうる。
[0056] これらの命令および/またはコードのセットは、上記で説明された(1つまたは複数の)記憶デバイス825のような、コンピュータ可読記憶媒体上に記憶されうる。いくつかのケースでは、記憶媒体は、システム800のようなコンピュータシステム内に組み込まれうる。他の実施形態では、記憶媒体は、コンピュータシステムとは別々(例えば、コンパクトディスクのような取り外し可能な媒体)であることができ、および/または、記憶媒体が、その上に記憶された命令/コードで汎用コンピュータをプログラミングする、構成する、および/または、適合させるために使用されうるように、インストールパッケージ内で提供されうる。これらの命令は、コンピュータシステム800によって実行可能である実行可能なコードの形態をとりうるか、および/または、(例えば、様々な一般的に利用可能なコンパイラ、インストールプログラム、圧縮/圧縮解除ユーティリティ等のいずれかを使用して)コンピュータシステム800上でのコンパイルおよび/またはインストールの際に実行可能なコードの形態をとる、ソースおよび/またはインストール可能なコードの形態をとりうる。
[0057] 特定の要望にしたがって、実質的な変形がなされうる。例えば、カスタマイズされたハードウェアも使用されることができ、および/または、特定の要素が、ハードウェア、(アプレットのようなポータブルソフトウェアなどを含む)ソフトウェア、またはその両方で実装されることができる。さらに、ネットワーク入力/出力デバイスのような他の計算デバイスへの接続が用いられうる。
[0058] (コンピュータシステム800のような)コンピュータシステムは、開示にしたがって方法を行うように使用されうる。そのような方法のプロシージャの一部または全ては、プロセッサ810が、ワーキングメモリ835中に含まれる(オペレーティングシステム840、および/またはアプリケーションプログラム845等の他のコードに組み込まれうる)1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを実行することに応答して、コンピュータシステム800によって行われうる。このような命令は、(1つまたは複数の)記憶デバイス825のうちの1つまたは複数等の、別のコンピュータ可読媒体からワーキングメモリ835に読み込まれうる。単に例として、ワーキングメモリ835中に含まれる命令のシーケンスの実行は、(1つまたは複数の)プロセッサ810に、ここで説明されている方法の1つまたは複数のプロシージャを実行行わせうる。
[0059] ここで使用される場合、「機械可読媒体」および「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械に特定の様式で動作させるデータを提供することに関与するあらゆる媒体を指す。コンピュータシステム800を使用して実装される実施形態では、様々なコンピュータ可読媒体は、実行のために(1つまたは複数の)プロセッサ810に命令/コードを提供することに携わることができ、および/または、そのような命令/コードを(例えば、信号として)記憶および/または搬送するために使用されることができる。多くの実装では、コンピュータ可読媒体は、物理的および/または有形の記憶媒体である。このような媒体は、限定はしないが、不揮発性媒体、揮発性媒体、および送信媒体を含む多くの形態をとりうる。不揮発性媒体は、例えば、(1つまたは複数の)記憶デバイス825のような、光学ディスクおよび/または磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、限定はしないが、ワーキングメモリ835のような動的メモリを含む。送信媒体は、限定はしないが、バス805を備えるワイヤを含む銅線および光ファイバ、同軸ケーブル、ならびに通信サブシステム830の様々なコンポーネント(および/または、それによって通信サブシステム830が他のデバイスとの通信を提供する媒体)を含む。したがって、送信媒体はまた、波(限定はしないが、電波通信中および赤外線データ通信中に生成されるもののような、電波、音波、および/または、光波を含む)の形態もとりうる。
[0060] 物理的な、および/または、有形のコンピュータ可読媒体の一般的な形態は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープまたはあらゆる他の磁気媒体、CD−ROM、Blu−Rayディスク、あらゆる他の光学媒体、パンチカード、ペーパーテープ、ホールのパターンを有するあらゆる他の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、あらゆる他のメモリチップまたはカートリッジ、下記で説明されるような搬送波、あるいは、コンピュータが命令および/またはコードを読み取ることができるあらゆる他の媒体を含む。
[0061] コンピュータ可読媒体の様々な形態は、1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを、(1つまたは複数の)プロセッサ810に実行のために搬送することに携わりうる。例として単に、命令は、最初に、遠隔コンピュータの磁気ディスクおよび/または光学ディスク上で搬送されうる。遠隔コンピュータは、その動的メモリ中に命令をローディングし、送信媒体を通して、コンピュータシステム800によって受信および/または実行されることになる命令を信号として伝送することができる。電磁信号、音響信号、光信号、および/または、同様のものの形態であるこれら信号は、すべてが搬送波の例であり、それ上で、命令が本発明の様々な実施形態にしたがって符号化されうる。
[0062] 通信サブシステム830(および/または、そのコンポーネント)は、一般的に、信号を受信することになり、その後、バス805は、信号(および/または、信号によって搬送されるデータ、命令、等)を、(1つまたは複数の)プロセッサ805が命令を検索して実行するワーキングメモリ835に搬送しうる。ワーキングメモリ835によって受信された命令は、任意で、(1つまたは複数の)プロセッサ810による実行の前または後のいずれかに、記憶デバイス825に記憶されうる。
[0063] 上記で論じられた方法、システム、およびデバイスは、例である。様々な代わりとなる構成は、適宜、様々なプロシージャまたはコンポーネントを省略、置換、または追加しうる。例えば、代わりの方法で、段階が上の議論とは異なる順序で行われ、様々な段階は、追加、省略、または組み合わせられうる。また、ある特定の構成に関して説明されている特徴は、様々な他の構成で組み合わせられうる。構成の異なる態様および要素は、同様の形で組み合わせられうる。また、技術が進化し、それにより要素の多くは例であり、本開示または請求項の範囲を限定しない。
[0064] 指定の詳細が、(実装を含む)実例となる構成の徹底的な理解を提供するように説明において与えられている。しかしながら、構成は、これらの指定の詳細なしに実施されうる。例えば、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法は、構成を曖昧にすることを回避するために、余計な詳細なく図示されている。この説明は、実例となる構成のみを提供するものであり、請求項の範囲、適用性、または構成を限定しない。むしろ、実施形態の先の説明は、説明されている技法を実行するための実施を可能にする(enabling)説明を当業者に提供することになる。本開示の趣旨または範囲を逸脱することなく、要素の機能および配列に様々な変化がなされうる。
[0065] 構成は、フロー図またはブロック図として描かれるプロセスとして説明されうる。各々は、シーケンシャルなプロセスとして動作を説明しているかもしれないが、動作の多くは、並列に、または、同時に行われることができる。加えて、動作の順序は再配列されうる。プロセスは、図面には含まれていない追加のステップを有することができる。さらに、方法の例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または、それらのあらゆる組み合わせによって実装されうる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードで実装される場合、必要なタスクを行うためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体のような非一時的なコンピュータ可読媒体において記憶されうる。プロセッサは、説明されているタスクを行うことができる。
[0066] ここで使用される場合、特許請求の範囲を含む、「のうちの少なくとも1つ」で始まる項目のリストで使用される「または(or)」は、例えば「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、またはB、またはC、またはAB、またはAC、またはBC、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)、または1つよりも多い特徴(例えば、AA、AAB、ABBC等)との組み合わせを意味するような、選言的なリスト(disjunctive list)を示す。
[0067] いくつかの実例となる構成が説明されたが、本開示の趣旨から逸脱することなく、様々な変更、代わりの構成、および等価物が使用されうる。例えば、上記の要素は、より大きいシステムのコンポーネントであり、ここで、他のルールは、本発明のアプリケーションよりも優先されるか、または、そうでなければ本発明のアプリケーションを変更しうる。また、多くのステップが、上記の要素が考慮される前、最中、またはその後も行われうる。したがって、上記の説明は、本開示の範囲に境界を付けるものではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
基準クロック信号を管理するためのシステムであって、前記システムは、
水晶発振器(XO)と、
前記XOに結合され、前記XOによって生成される基準クロック信号を駆動するように構成された信号バッファと、
前記信号バッファに結合された第1の集積回路(IC)と、
を備え、前記第1のICは、
前記基準クロック信号を受信するように構成されたXO入力バッファと、ここにおいて前記XO入力バッファは、イネーブルされた動作可能な状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、前記XO入力バッファは、前記イネーブルされた状態の間に第1の動作可能なインピーダンスを有し、
前記XO入力バッファがそのディスエーブルされた状態にあるときはイネーブルされた動作可能な状態にあるように、ならびに前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態にあるときはディスエーブルされた状態にあるように構成されたインピーダンス等価回路と、ここにおいて前記インピーダンス等価回路は、前記第1の動作可能なインピーダンスと実質的に等価である前記イネーブルされた状態で動作する間、第2の動作可能なインピーダンスを有し、
前記XO入力バッファおよび前記インピーダンス等価回路に結合され、ならびに、前記イネーブルされた状態と前記ディスエーブルされた状態との間で前記XO入力バッファと前記インピーダンス等価回路を切り替えるように構成された制御メカニズムと、
を備える、システム。
[C2]
前記インピーダンス等価回路は、そのイネーブルされた状態では、前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少ない電流を消費するように構成される、C1に記載のシステム。
[C3]
前記インピーダンス等価回路は、そのイネーブルされた状態では、前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少なくとも90パーセント少ない電流を消費するように構成される、C2に記載のシステム。
[C4]
前記第1の動作可能なインピーダンスおよび前記第2の動作可能なインピーダンスは、前記信号バッファに結合された1つまたは複数のICに関連付けられた入力インピーダンス変動許容差を超えない量しか異ならず、前記1つまたは複数のICは前記第1のICを含む、C1に記載のシステム。
[C5]
前記入力インピーダンス変動許容差は、前記1つまたは複数のICの局部発振器(LO)位相シフト許容差、または前記1つまたは複数のICの位相同期ループ(PLL)許容差のうちの少なくとも1つの関数として定義される、C4に記載のシステム。
[C6]
前記入力インピーダンス変動許容差は、前記信号バッファに結合されたICの数の関数として定義される、C4に記載のシステム。
[C7]
前記入力インピーダンス変動許容差は、イネーブルされた状態にある前記インピーダンス等価回路の動作が結果として、前記基準クロック信号の許容位相シフトを超えないように定義される、C4に記載のシステム。
[C8]
前記基準クロック信号の前記許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である、C7に記載のシステム。
[C9]
前記基準クロック信号の前記許容位相シフトは、おおよそ20度である、C7に記載のシステム。
[C10]
前記第1のICは、前記イネーブルされた動作可能な状態にあるように、または前記ディスエーブルされた状態にあるように構成され、前記制御メカニズムは、前記第1のICが前記ディスエーブルされた状態に入るときは前記XO入力バッファを前記ディスエーブルされた状態にするように、ならびに前記インピーダンス等価回路を前記動作可能な状態にするように構成される、C1に記載のシステム。
[C11]
前記信号バッファに結合された第2のICをさらに備え、前記第2のICは、第2のXO入力バッファ、第2のインピーダンス等価回路、および第2の制御メカニズムを備え、ここにおいて前記第2のインピーダンス等価回路は、前記第2のXO入力バッファの動作可能なインピーダンスと実質的に等価の動作可能なインピーダンスを有する、C1に記載のシステム。
[C12]
前記XO入力バッファは、第1のpチャネル金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET:metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)、前記第1のpチャネルMOSFETに結合された第1の抵抗器、および前記第1の抵抗器に結合された第1のnチャネルMOSFETを備える、C1に記載のシステム。
[C13]
前記インピーダンス等価回路は、第2の抵抗器、前記第2の抵抗器に並列に結合された第2のpチャネルMOSFET、前記第2の抵抗器に結合された第3の抵抗器、および前記第3の抵抗器に並列に結合された第2のnチャネルMOSFETを含み、ここにおいて、前記第2のpチャネルMOSFETおよび前記第2のnチャネルMOSFETは、ソースとドレインを短絡されて配置および構成され、それにより前記第2のpチャネルMOSFETおよび前記第2のnチャネルMOSFETにMOSキャパシタとして動作させる、C12に記載のシステム。
[C14]
前記第1のpチャネルMOSFETおよび前記第2のpチャネルMOSFETは、等しいフィンガー長およびフィンガー幅を有し、
前記第1のnチャネルMOSFETおよび前記第2のnチャネルMOSFETは、等しいフィンガー長およびフィンガー幅を有する、
C13に記載のシステム。
[C15]
前記制御メカニズムは、前記XO入力バッファおよび前記インピーダンス等価回路に結合された少なくとも1つのスイッチを備える、C1に記載のシステム。
[C16]
前記少なくとも1つのスイッチは、前記XO入力バッファが前記イネーブルされた状態にあるときは前記信号バッファに前記XO入力バッファを結合し、かつ前記信号バッファから前記インピーダンス等価回路を分断し、前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあるときは前記信号バッファから前記XO入力バッファを分断し、かつ前記信号バッファに前記インピーダンス等価回路を結合するように構成される、C15に記載のシステム。
[C17]
前記少なくとも1つのスイッチは、前記XO入力バッファが前記イネーブルされた状態にあるときにドライブ電圧に前記XO入力バッファを結合し、かつ前記ドライブ電圧から前記インピーダンス等価回路を分断し、前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあるときは前記ドライブ電圧から前記XO入力バッファを分断し、かつ前記ドライブ電圧に前記インピーダンス等価回路を結合するように構成される、C15に記載のシステム。
[C18]
電力管理集積回路(PMIC)をさらに備え、前記PMICは前記信号バッファを備える、C1に記載のシステム。
[C19]
前記XOは、前記信号バッファを備える、C1に記載のシステム。
[C20]
水晶発振器(XO)入力インピーダンスを調整するためのシステムであって、前記システムは、
XOと、
前記XOに結合され、前記XOによって生成される基準クロック信号を駆動するように構成された信号バッファと、
前記信号バッファに結合された第1の集積回路(IC)と、
を備え、前記第1のICは、
前記基準クロック信号を受信するように構成されたXO入力バッファと、ここにおいて前記XO入力バッファは、イネーブルされた動作可能な状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、前記XO入力バッファは、前記イネーブルされた状態の間に第1の動作可能なインピーダンスを有し、
前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にある間に前記第1の動作可能なインピーダンスを有する前記信号バッファで観測される入力インピーダンスを実質的に等化するためのインピーダンス補償手段と、
を備える、システム。
[C21]
前記インピーダンス補償手段は、
前記XO入力バッファがそのディスエーブルされた状態にあるときはイネーブルされた状態で動作するための手段と、ここにおいて、前記インピーダンス補償手段は、第1の動作するインピーダンスと実質的に等価である前記イネーブルされた状態にある間に第2の動作可能なインピーダンスを有し、
前記XO入力バッファがその動作可能な状態にあるときはディスエーブルされた状態で動作するための手段と、
を備える、C20に記載のシステム。
[C22]
前記第1の動作可能なインピーダンスおよび前記第2の動作可能なインピーダンスは、前記信号バッファに結合された1つまたは複数のICに関連付けられた入力インピーダンス変動許容差を超えない量しか異ならず、前記1つまたは複数のICは前記第1のICを含む、C21に記載のシステム。
[C23]
前記入力インピーダンス変動許容差は、前記1つまたは複数のICの局部発振器(LO)位相シフト許容差、または前記1つまたは複数のICの位相同期ループ(PLL)許容差のうちの少なくとも1つの関数として定義される、C22に記載のシステム。
[C24]
前記入力インピーダンス変動許容差は、前記信号バッファに結合されたICの数の関数として定義される、C22に記載のシステム。
[C25]
前記入力インピーダンス変動許容差は、前記イネーブルされた状態にある前記インピーダンス補償手段の動作が結果として、前記基準クロック信号の許容位相シフトを超えないように定義される、C22に記載のシステム。
[C26]
前記基準クロック信号の前記許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である、C25に記載のシステム。
[C27]
前記基準クロック信号の前記許容位相シフトは、おおよそ20度である、C25に記載のシステム。
[C28]
前記インピーダンス補償手段は、前記ディスエーブルされた状態にある間、ゼロの動作可能なインピーダンスを有する、C21に記載のシステム。
[C29]
前記インピーダンス補償手段は、そのイネーブルされた状態では、前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少ない電流を消費するように構成される、C21に記載のシステム。
[C30]
前記インピーダンス補償手段は、そのイネーブルされた状態では、前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少なくとも90パーセント少ない電流を消費するように構成される、C21に記載のシステム。
[C31]
前記第1のICは、前記XO入力バッファおよび前記インピーダンス補償手段に結合された、前記イネーブルされた状態と前記ディスエーブルされた状態との間で前記XO入力バッファと前記インピーダンス補償手段とを切り替えるための制御手段をさらに備える、C21に記載のシステム。
[C32]
前記第1のICは、前記イネーブルされた動作可能な状態にあるように、または前記ディスエーブルされた状態にあるように構成され、前記制御手段は、前記第1のICが前記ディスエーブルされた状態に入るときは前記XO入力バッファを前記ディスエーブルされた状態にし、ならびに前記インピーダンス補償手段を前記イネーブルされた状態にするための手段を備える、C31に記載のシステム。
[C33]
前記制御手段は、
前記XO入力バッファが前記イネーブルされた状態にあるときは、前記信号バッファに前記XO入力バッファを結合し、かつ前記信号バッファから前記インピーダンス補償手段を分断するための手段と、
前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあるときは、前記信号バッファから前記XO入力バッファを分断し、かつ前記信号バッファに前記インピーダンス補償手段を結合するための手段と、
を備える、C31に記載のシステム。
[C34]
前記制御手段は、
前記XO入力バッファが前記イネーブルされた状態にあるときは、ドライブ電圧に前記XO入力バッファを結合し、かつ前記ドライブ電圧から前記インピーダンス補償手段を分断するための手段と、
前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあるときは、前記ドライブ電圧から前記XO入力バッファを分断し、かつ前記ドライブ電圧に前記インピーダンス補償手段を結合するための手段と、
を備える、C31に記載のシステム。
[C35]
電力管理集積回路(PMIC)をさらに備え、前記PMICは前記信号バッファを備える、C20に記載のシステム。
[C36]
前記XOは、前記信号バッファを備える、C20に記載のシステム。
[C37]
ワイヤレストランシーバユニットを動作させる方法であって、前記方法は、
第1の集積回路(IC)の入力にソース基準信号を供給することと、前記第1のICは、入力バッファがイネーブルされた状態にある間に前記入力で第1のインピーダンスを示す前記入力バッファを備え、前記入力バッファは前記イネーブルされた状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、
前記イネーブルされた状態から前記ディスエーブルされた状態に前記入力バッファの前記状態を変化させることと、
前記入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にある間に前記入力で第2のインピーダンスを示すことと、前記第2のインピーダンスは、前記第1のインピーダンスと実質的に等価である、
を備える、方法。
[C38]
前記示すことは、前記イネーブルされた状態にある間に前記入力バッファよりも少ない電流を消費することを備える、C37に記載の方法。
[C39]
前記第2のインピーダンスを示すことは、前記第1のインピーダンスおよび前記第2のインピーダンスが、前記入力に結合された1つまたは複数のICに関連付けられたインピーダンス変動許容差を超えない量しか異ならないように前記入力で前記第2のインピーダンスを示すことを備え、前記1つまたは複数のICは前記第1のICを含む、C37に記載の方法。
[C40]
前記インピーダンス変動許容差は、前記1つまたは複数のICの局部発振器(LO)位相シフト許容差、前記1つまたは複数のICの位相同期ループ(PLL)許容差、または前記入力に結合されたICの数のうちの少なくとも1つの関数として定義される、C39に記載の方法。
[C41]
前記インピーダンス変動許容差は、前記入力で前記第2のインピーダンスを示すことが、前記ソース基準信号の許容位相シフトを超えないように定義される、C39に記載の方法。
[C42]
前記ソース基準信号の前記許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である、C41に記載の方法。
[C43]
前記ソース基準信号の前記許容位相シフトは、おおよそ20度である、C41に記載の方法。
[C44]
前記示すことは、前記第1のICのインピーダンス等価構造をイネーブルすることを備える、C37に記載の方法。
[C45]
前記変化させることは、前記入力バッファに関連付けられた第1の制御信号を設定することによって前記入力バッファをディスエーブルすることを備え、
前記示すことはさらに、前記インピーダンス等価構造に関連付けられた第2の制御信号を設定することによって前記インピーダンス等価構造をイネーブルすることを備える、
C44に記載の方法。
[C46]
前記第1の制御信号を逆にすることによって前記第2の制御信号を取得することをさらに備える、C45に記載の方法。
[C47]
前記変化させることは、ドライブ電圧から前記入力バッファを分断することによって前記入力バッファをディスエーブルすることを備え、
前記示すことはさらに、前記ドライブ電圧に前記インピーダンス等価構造を結合することによって前記インピーダンス等価構造をイネーブルすることを備える、
C44に記載の方法。
[C48]
前記変化させることは、前記第1のICの前記入力から前記入力バッファを分断することによって前記入力バッファをディスエーブルすることを備え、
前記示すことはさらに、前記第1のICの前記入力に前記インピーダンス等価構造を結合することによって前記インピーダンス等価構造をイネーブルすることを備える、
C44に記載の方法。
[C49]
プロセッサ実行可能なコンピュータ記憶媒体上に存在するコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、
第1の集積回路(IC)を識別することと、前記第1のICは、入力バッファがイネーブルされた状態にある間に入力で第1のインピーダンスを示す前記入力バッファおよびソース基準信号を受信するように構成された前記入力を備え、前記入力バッファは前記イネーブルされた状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、
前記イネーブルされた状態から前記ディスエーブルされた状態に前記入力バッファの前記状態を変化させることと、
前記入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあることに応答して前記入力で第2のインピーダンスを示すように構成することと、前記第2のインピーダンスは、前記第1のインピーダンスと実質的に等価である、
を、プロセッサに行わせるように構成されたプロセッサ実行可能な命令を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (46)

  1. 基準クロック信号を管理するためのシステムであって、前記システムは、
    水晶発振器(XO)と、
    前記XOに結合され、前記XOによって生成される基準クロック信号を駆動するように構成された信号バッファと、
    少なくとも1つの第1の集積回路(IC)を含む前記信号バッファに結合された複数のI
    を備え、前記第1のICは、
    前記基準クロック信号を受信するように構成されたXO入力バッファ、ここにおいて前記XO入力バッファは、イネーブルされた動作可能な状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、前記XO入力バッファは、前記イネーブルされた状態の間に第1の動作可能なインピーダンスを有する、と、
    前記XO入力バッファがそのディスエーブルされた状態にあるときはイネーブルされた動作可能な状態にあるように、ならびに前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態にあるときはディスエーブルされた状態にあるように構成された、前記XO入力バッファの入力に結合されたインピーダンス等価回路、ここにおいて前記インピーダンス等価回路は、前記イネーブルされた状態で動作する間、前記第1の動作可能なインピーダンスと実質的に等価である第2の動作可能なインピーダンスを有し、そのイネーブルされた状態では、前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少ない電流を消費するように構成される、と
    前記XO入力バッファおよび前記インピーダンス等価回路に結合され、ならびに、前記イネーブルされた状態と前記ディスエーブルされた状態との間で前記XO入力バッファと前記インピーダンス等価回路を切り替えるように構成された制御メカニズムと、
    を備える、システム。
  2. 前記インピーダンス等価回路は、そのイネーブルされた状態では、前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少なくとも90パーセント少ない電流を消費するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1の動作可能なインピーダンスおよび前記第2の動作可能なインピーダンスは、前記複数のICに関連付けられた入力インピーダンス変動許容差を超えない量しか異ならない、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記入力インピーダンス変動許容差は、前記複数のICの局部発振器(LO)位相シフト許容差、または前記複数のICの位相同期ループ(PLL)許容差のうちの少なくとも1つの関数として定義される、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記入力インピーダンス変動許容差は、前記信号バッファに結合されたICの数の関数として定義される、請求項3に記載のシステム。
  6. 前記入力インピーダンス変動許容差は、イネーブルされた状態にある前記インピーダンス等価回路の動作が結果として、前記基準クロック信号の許容位相シフトを超えないように定義される、請求項3に記載のシステム。
  7. 前記基準クロック信号の前記許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記基準クロック信号の前記許容位相シフトは、おおよそ20度である、請求項6に記載のシステム。
  9. 前記第1のICは、前記イネーブルされた動作可能な状態にあるように、または前記ディスエーブルされた状態にあるように構成され、前記制御メカニズムは、前記第1のICが前記ディスエーブルされた状態に入るときは前記XO入力バッファを前記ディスエーブルされた状態にするように、ならびに前記インピーダンス等価回路を前記動作可能な状態にするように構成される、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記複数のICのうちの第2のICをさらに備え、前記第2のICは、第2のXO入力バッファ、第2のインピーダンス等価回路、および第2の制御メカニズムを備え、ここにおいて前記第2のインピーダンス等価回路は、前記第2のXO入力バッファの動作可能なインピーダンスと実質的に等価の動作可能なインピーダンスを有する、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記XO入力バッファは、第1のpチャネル金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET:metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)、前記第1のpチャネルMOSFETに結合された第1の抵抗器、および前記第1の抵抗器に結合された第1のnチャネルMOSFETを備える、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記インピーダンス等価回路は、第2の抵抗器、前記第2の抵抗器に並列に結合された第2のpチャネルMOSFET、前記第2の抵抗器に結合された第3の抵抗器、および前記第3の抵抗器に並列に結合された第2のnチャネルMOSFETを備え、ここにおいて、前記第2のpチャネルMOSFETおよび前記第2のnチャネルMOSFETは、ソースとドレインを短絡されて配置および構成され、それにより前記第2のpチャネルMOSFETおよび前記第2のnチャネルMOSFETにMOSキャパシタとして動作させる、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第1のpチャネルMOSFETおよび前記第2のpチャネルMOSFETは、等しいフィンガー長およびフィンガー幅を有し、
    前記第1のnチャネルMOSFETおよび前記第2のnチャネルMOSFETは、等しいフィンガー長およびフィンガー幅を有する、
    請求項12に記載のシステム。
  14. 前記制御メカニズムは、前記XO入力バッファおよび前記インピーダンス等価回路に結合された少なくとも1つのスイッチを備える、請求項1に記載のシステム。
  15. 前記少なくとも1つのスイッチは、前記XO入力バッファが前記イネーブルされた状態にあるときは前記信号バッファに前記XO入力バッファを結合し、かつ前記信号バッファから前記インピーダンス等価回路を分断し、前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあるときは前記信号バッファから前記XO入力バッファを分断し、かつ前記信号バッファに前記インピーダンス等価回路を結合するように構成される、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記少なくとも1つのスイッチは、前記XO入力バッファが前記イネーブルされた状態にあるときにドライブ電圧に前記XO入力バッファを結合し、かつ前記ドライブ電圧から前記インピーダンス等価回路を分断し、前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあるときは前記ドライブ電圧から前記XO入力バッファを分断し、かつ前記ドライブ電圧に前記インピーダンス等価回路を結合するように構成される、請求項14に記載のシステム。
  17. 電力管理集積回路(PMIC)をさらに備え、前記PMICは前記信号バッファを備える、請求項1に記載のシステム。
  18. 前記XOは、前記信号バッファを備える、請求項1に記載のシステム。
  19. 水晶発振器(XO)入力インピーダンスを調整するためのシステムであって、前記システムは、
    XOと、
    前記XOに結合され、前記XOによって生成される基準クロック信号を駆動するように構成された信号バッファと、
    少なくとも1つの第1の集積回路(IC)を含む前記信号バッファに結合された複数のICと、
    を備え、前記第1のICは、
    前記基準クロック信号を受信するように構成されたXO入力バッファ、ここにおいて前記XO入力バッファは、イネーブルされた動作可能な状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成され、前記XO入力バッファは、前記イネーブルされた状態の間に第1の動作可能なインピーダンスを有する、と
    前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にある間に前記第1の動作可能なインピーダンスを有する前記信号バッファで観測される入力インピーダンスを実質的に等化するための、前記XO入力バッファの入力に結合されたインピーダンス補償手段、ここにおいて、前記インピーダンス補償手段は、そのイネーブルされた状態では、前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少ない電流を消費するように構成される、と、
    を備える、システム。
  20. 前記インピーダンス補償手段は、
    前記XO入力バッファがそのディスエーブルされた状態にあるときはイネーブルされた状態で動作するための手段と、ここにおいて、前記インピーダンス補償手段は、第1の動作するインピーダンスと実質的に等価である前記イネーブルされた状態にある間に第2の動作可能なインピーダンスを有し、
    前記XO入力バッファがその動作可能な状態にあるときはディスエーブルされた状態で動作するための手段と、
    を備える、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記第1の動作可能なインピーダンスおよび前記第2の動作可能なインピーダンスは、前記複数のICに関連付けられた入力インピーダンス変動許容差を超えない量しか異ならない、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記入力インピーダンス変動許容差は、前記複数のICの局部発振器(LO)位相シフト許容差、または前記複数のICの位相同期ループ(PLL)許容差のうちの少なくとも1つの関数として定義される、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記入力インピーダンス変動許容差は、前記信号バッファに結合されたICの数の関数として定義される、請求項21に記載のシステム。
  24. 前記入力インピーダンス変動許容差は、前記イネーブルされた状態にある前記インピーダンス補償手段の動作が結果として、前記基準クロック信号の許容位相シフトを超えないように定義される、請求項21に記載のシステム。
  25. 前記基準クロック信号の前記許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である、請求項24に記載のシステム。
  26. 前記基準クロック信号の前記許容位相シフトは、おおよそ20度である、請求項24に記載のシステム。
  27. 前記インピーダンス補償手段は、前記ディスエーブルされた状態にある間、ゼロの動作可能なインピーダンスを有する、請求項20に記載のシステム。
  28. 前記インピーダンス補償手段は、そのイネーブルされた状態では、前記XO入力バッファがそのイネーブルされた状態で消費するように構成された電流よりも少なくとも90パーセント少ない電流を消費するように構成される、請求項20に記載のシステム。
  29. 前記第1のICは、前記XO入力バッファおよび前記インピーダンス補償手段に結合された、前記イネーブルされた状態と前記ディスエーブルされた状態との間で前記XO入力バッファと前記インピーダンス補償手段とを切り替えるための制御手段をさらに備える、請求項20に記載のシステム。
  30. 前記第1のICは、前記イネーブルされた動作可能な状態にあるように、または前記ディスエーブルされた状態にあるように構成され、前記制御手段は、前記第1のICが前記ディスエーブルされた状態に入るときは前記XO入力バッファを前記ディスエーブルされた状態にし、ならびに前記インピーダンス補償手段を前記イネーブルされた状態にするための手段を備える、請求項29に記載のシステム。
  31. 前記制御手段は、
    前記XO入力バッファが前記イネーブルされた状態にあるときは、前記信号バッファに前記XO入力バッファを結合し、かつ前記信号バッファから前記インピーダンス補償手段を分断するための手段と、
    前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあるときは、前記信号バッファから前記XO入力バッファを分断し、かつ前記信号バッファに前記インピーダンス補償手段を結合するための手段と、
    を備える、請求項29に記載のシステム。
  32. 前記制御手段は、
    前記XO入力バッファが前記イネーブルされた状態にあるときは、ドライブ電圧に前記XO入力バッファを結合し、かつ前記ドライブ電圧から前記インピーダンス補償手段を分断するための手段と、
    前記XO入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあるときは、前記ドライブ電圧から前記XO入力バッファを分断し、かつ前記ドライブ電圧に前記インピーダンス補償手段を結合するための手段と、
    を備える、請求項29に記載のシステム。
  33. 電力管理集積回路(PMIC)をさらに備え、前記PMICは前記信号バッファを備える、請求項19に記載のシステム。
  34. 前記XOは、前記信号バッファを備える、請求項19に記載のシステム。
  35. ワイヤレストランシーバユニットを動作させる方法であって、前記方法は、
    少なくとも1つの第1の集積回路(IC)を含む複数のICの入力にソース基準信号を供給すること、ここにおいて、前記第1のICは、入力バッファがイネーブルされた状態にある間に前記第1のICの前記入力で第1のインピーダンスを示す前記入力バッファを備え、前記入力バッファは前記イネーブルされた状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成される、と
    前記イネーブルされた状態から前記ディスエーブルされた状態に前記入力バッファの前記状態を変化させることと、
    前記入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にある間に前記第1のICの入力でインピーダンス等価構造によって第2のインピーダンスを示すこと、ここにおいて、前記第2のインピーダンスは、前記第1のインピーダンスと実質的に等価であり、前記第2のインピーダンスを前記示すことは、前記インピーダンス等価構造が、前記イネーブルされた状態にある間に前記入力バッファよりも少ない電流を消費することを備える、と、
    を備える、方法。
  36. 前記第2のインピーダンスを示すことは、前記第1のインピーダンスおよび前記第2のインピーダンスが、前記複数のICに関連付けられたインピーダンス変動許容差を超えない量しか異ならないように前記第1のICの前記入力で前記第2のインピーダンスを示すことを備える、請求項35に記載の方法。
  37. 前記インピーダンス変動許容差は、前記複数のICの局部発振器(LO)位相シフト許容差、前記複数のICの位相同期ループ(PLL)許容差、または前記第1のICの前記入力に結合されたICの数のうちの少なくとも1つの関数として定義される、請求項36に記載の方法。
  38. 前記インピーダンス変動許容差は、前記第1のICの前記入力で前記第2のインピーダンスを示すことが、前記ソース基準信号の許容位相シフトを超えないように定義される、請求項36に記載の方法。
  39. 前記ソース基準信号の前記許容位相シフトは、おおよそ30ピコ秒である、請求項38に記載の方法。
  40. 前記ソース基準信号の前記許容位相シフトは、おおよそ20度である、請求項38に記載の方法。
  41. 前記示すことは、前記第1のICの前記インピーダンス等価構造をイネーブルすることを備える、請求項35に記載の方法。
  42. 前記変化させることは、前記入力バッファに関連付けられた第1の制御信号を設定することによって前記入力バッファをディスエーブルすることを備え、
    前記示すことはさらに、前記インピーダンス等価構造に関連付けられた第2の制御信号を設定することによって前記インピーダンス等価構造をイネーブルすることを備える、
    請求項41に記載の方法。
  43. 前記第1の制御信号を逆にすることによって前記第2の制御信号を取得することをさらに備える、請求項42に記載の方法。
  44. 前記変化させることは、ドライブ電圧から前記入力バッファを分断することによって前記入力バッファをディスエーブルすることを備え、
    前記示すことはさらに、前記ドライブ電圧に前記インピーダンス等価構造を結合することによって前記インピーダンス等価構造をイネーブルすることを備える、
    請求項41に記載の方法。
  45. 前記変化させることは、前記第1のICの前記入力から前記入力バッファを分断することによって前記入力バッファをディスエーブルすることを備え、
    前記示すことはさらに、前記第1のICの前記入力に前記インピーダンス等価構造を結合することによって前記インピーダンス等価構造をイネーブルすることを備える、
    請求項41に記載の方法。
  46. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    ソース基準信号を受信するように構成された入力をそれぞれ備える複数の集積回路(IC)のうちの少なくとも1つの第1のICを識別すること、ここにおいて、前記第1のICは、イネーブルされた状態にある間に前記第1のICの前記入力で第1のインピーダンスを示す前記入力バッファを備え、前記入力バッファは前記イネーブルされた状態にあるように、またはディスエーブルされた状態にあるように構成される、と
    前記イネーブルされた状態から前記ディスエーブルされた状態に前記入力バッファの前記状態を変化させることと、
    前記入力バッファが前記ディスエーブルされた状態にあることに応答して、インピーダンス等価構造によって前記第1のICの前記入力で示されるように第2のインピーダンスを構成すること、ここにおいて、前記第2のインピーダンスは、前記第1のインピーダンスと実質的に等価であり、前記第2のインピーダンスを前記構成することは、前記インピーダンス等価構造が、前記イネーブルされた状態にある間に前記入力バッファよりも少ない電流を消費することを備える、と、
    を、プロセッサに行わせるように構成されたプロセッサ実行可能な命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
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