JP6358792B2 - 送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップ - Google Patents

送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップ Download PDF

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Description

本発明は、送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップに関する。
日本における地上デジタル放送方式であるISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial)方式では、送信装置は、データフレーム及び制御信号(TMCC信号やAC信号)によって構成される伝送フレーム(OFDMフレーム)毎に、映像・音声等のデータを送信する。制御信号は、伝送フレーム毎に伝送フレームに挿入される。また、受信装置は、伝送フレームの同期をとることによって、映像・音声等のデータを受信する(例えば、非特許文献1)。
「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式 標準規格」 ARIB STD−B31
ところで、次世代地上放送方式では、誤り訂正符号がデータに付与された誤り訂正符号ブロック(以下、FECブロック)をデータフレームに挿入することが検討されている。FECブロックのペイロードには、固定長のパケット(例えば、TS(Transport Stream)を構成するパケット)及び可変長のパケット(例えば、TLV(Type Length Value)ストリームを構成するパケット)のいずれか一方が挿入される。また、固定長のパケット及び可変長のパケットは、複数のストリームのいずれかに属している。
このような背景下において、次世代地上放送方式では、受信処理の最適化や伝送効率の改善などが求められている。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、受信処理の最適化や伝送効率の改善等を図ることを可能とする送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップを提供することを目的とする。
第1の特徴は、固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備えた送信装置であって、前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットとして、固定長のパケット又は可変長のパケットが含まれており、前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記パケットの種類を識別する情報及び前記パケットが属するストリームを識別する情報が含まれることを要旨とする。
第2の特徴は、固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備えた送信装置であって、前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれており、前記伝送制御信号は、前記複数のストリームのそれぞれが属する階層を識別する情報を含むことを要旨とする。
第3の特徴は、固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備えた送信装置であって、複数の誤り訂正符号ブロックは、論理フレームを構成しており、前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記論理フレームを構成する誤り訂正符号ブロックの最大数を識別する情報及び前記論理フレームにおける当該誤り訂正符号ブロックの順序を識別する情報が含まれることを要旨とする。
第4の特徴は、固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備えた送信装置であって、前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれており、前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記誤り訂正符号ブロックにおいて最初に始まるパケットの先頭位置を示すポインタが含まれており、前記ポインタは、前記パケットの先頭位置が前記誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、前記パケットの先頭位置ではなくて、他の情報の伝達に用いられることを要旨とする。
第5の特徴は、受信装置であって、第1の特徴乃至第4の特徴のいずれかの送信装置から、固定長を有する誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを受信する受信部と、前記データフレームから前記誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部とを備えることを要旨とする。
第6の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、第1の特徴乃至第4の特徴のいずれかの送信装置から、固定長を有する誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを受信する受信部と、前記データフレームから前記誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部とを備えることを要旨とする。
第7の特徴は、デジタル放送システムであって、第1の特徴乃至第4の特徴のいずれかの送信装置及び受信装置を備えることを要旨とする。
本発明によれば、受信処理の最適化や伝送効率の改善等を図ることを可能とする送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る送信装置10を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る送信装置10を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る受信装置20を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係るフレーム構造の一例を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る受信方法の一例を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る誤り訂正符号ブロックの一例を示す図である。 図7は、第2実施形態に係る伝送制御信号(TMCC信号)の一例を示す図である。 図8は、第3実施形態に係る誤り訂正符号ブロックの一例を示す図である。 図9は、第4実施形態に係る適用例1を説明するための図である。 図10は、第4実施形態に係る適用例2を説明するための図である。 図11は、第4実施形態に係る適用例3を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る送信装置は、固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備える。
第1に、前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットとして、固定長のパケット又は可変長のパケットが含まれており、前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記パケットの種類を識別する情報及び前記パケットが属するストリームを識別する情報が含まれる。
実施形態では、誤り訂正符号ブロックのヘッダには、パケットの種類を識別する情報及びパケットが属するストリームを識別する情報が含まれる。従って、受信装置は、誤り訂正符号ブロックのヘッダを参照することによって、所望のストリームに属する所望のパケットを含む誤り訂正符号ブロックを抽出して、抽出された誤り訂正符号ブロックのみを復号すればよい。これによって、受信装置の処理負荷等が軽減される。
第2に、前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれており、前記伝送制御信号は、前記複数のストリームのそれぞれが属する階層を識別する情報を含む。
実施形態では、伝送制御信号(TMCC信号)は、複数のストリームのそれぞれが属する階層を識別する情報を含む。従って、受信装置は、伝送制御信号を参照することによって、所望のストリームが属する階層化データのみを復号すればよい。これによって、受信装置の処理負荷等が軽減される。
第3に、複数の誤り訂正符号ブロックは、論理フレームを構成しており、前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記論理フレームを構成する誤り訂正符号ブロックの最大数を識別する情報及び前記論理フレームにおける当該誤り訂正符号ブロックの順序を識別する情報が含まれる。
実施形態では、誤り訂正符号ブロックのヘッダは、論理フレームを構成する誤り訂正符号ブロックの最大数を識別する情報(最大ブロック数)及び論理フレームにおける当該誤り訂正符号ブロックの順序を識別する情報(ブロック番号)を含む。これによって、複数の誤り訂正符号ブロックによって論理フレームを構成することができる。
第4に、前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれており、前記誤り訂正符号ブロックにおいて最初に始まるパケットの先頭位置を示すポインタが含まれており、前記ポインタは、前記パケットの先頭位置が前記誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、前記パケットの先頭位置ではなくて、他の情報の伝達に用いられる。
実施形態では、誤り訂正符号ブロックの先頭に含まれるパケットの先頭位置を示すポインタは、誤り訂正符号ブロックにおいて最初に始まるパケットの先頭位置が誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、パケットの先頭位置ではなくて、他の情報の伝達に用いられる。これによって、受信処理の最適化や伝送効率の改善等を図ることができる。
[第1実施形態]
(デジタル放送システム)
以下において、第1実施形態に係るデジタル放送システムについて説明する。図1及び図2は、第1実施形態に係る送信装置10を示すブロック図であり、図3は、第1実施形態に係る受信装置20を示すブロック図である。デジタル放送システムは、送信装置10及び受信装置20を備える。
実施形態において、デジタル放送システムは、次世代地上放送方式に対応するデジタル放送システムである。例えば、デジタル放送システムでは、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技術が適用される。デジタル放送システムでは、送信装置10から受信装置20に対して、複数の階層に属する階層化データ(例えば、1セグメント、13セグメント)が送信される。第1実施形態では、階層化データとして、A階層データ、B階層データ、C階層データが送信されるケースについて例示する。
図1に示すように、送信装置10は、入力インタフェース11と、誤り訂正符号化部12と、フレーム化部13と、制御信号生成部14と、MIMO−OFDM変調部15とを備える。送信装置10は、例えば、放送局等に設けられる。
入力インタフェース11は、映像データ及び音声データ等のデータを入力する。第1実施形態では、入力インタフェース11は、階層化データとして、A階層データ、B階層データ、C階層データを入力する。詳細には、入力インタフェース11は、図2に示すように、機能ブロック11Aと、機能ブロック11Bと、機能ブロック11Cとを含む。機能ブロック11Aは、複数のIPストリームのそれぞれに基づいて、複数のTLV(Type Length Value)ストリーム(図2では、TLV1〜TLVm)を生成する。機能ブロック11Bは、複数のTS;Transport Stream(図2では、TS1〜TSn)に基づいて、各TSに対応する固定長のパケット(以下、TSパケット)を生成する。さらに、1つ又は複数のTSパケットで誤り訂正符号ブロックのペイロードを構成するとともに、ヘッダを付加してまとめる。機能ブロック11Bは、複数のTLVストリーム(図2では、TLV1〜TLVm)に基づいて、TLVストリームに対応する可変長のパケット(以下、TLVパケット)を出力する。さらに、1つ又は複数のTLVパケットで誤り訂正符号ブロックのペイロードを構成するとともに、ヘッダを付加してまとめる。機能ブロック11Cは、機能ブロック11Bから入力されるTSパケット及びTLVパケットの集合体を、複数の階層化データに分類する。第1実施形態では、上述したように、複数の階層化データは、A階層データ、B階層データ、C階層データを含む。
誤り訂正符号化部12は、固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部を構成する。具体的には、誤り訂正符号化部12は、機能ブロック11Bで生成されたTSパケット或いはTLVパケットの集合体に対して、パリティを付加して誤り訂正符号ブロックを生成する。
第1実施形態では、複数の階層化データは、A階層データ、B階層データ、C階層データを含む。従って、送信装置10は、A階層データの誤り訂正符号ブロックを生成する誤り訂正符号化部12Aと、B階層データの誤り訂正符号ブロックを生成する誤り訂正符号化部12Bと、C階層データの誤り訂正符号ブロックを生成する誤り訂正符号化部12Cとを備える。
フレーム化部13は、誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部を構成する。第1実施形態では、フレーム化部13は、データフレームの先頭位置に対するデータフレームの先頭に含まれる誤り訂正符号ブロックの先頭位置のオフセットを示すポインタをデータフレームのヘッダに挿入してもよい。オフセットは、データフレームの先頭位置からデータフレームの先頭に含まれる誤り訂正符号ブロックの先頭位置までのビット数を示す値である。
このように、上述したポインタがデータフレームのヘッダに挿入されるため、誤り訂正符号ブロックは、複数のデータフレーム(伝送フレーム)に跨がって配置されてもよい。すなわち、データフレーム(伝送フレーム)の先頭に含まれる誤り訂正符号ブロックの先頭位置がデータフレーム(伝送フレーム)の先頭位置と一致していなくてもよい。
第1実施形態では、複数の階層化データは、A階層データ、B階層データ、C階層データを含む。従って、送信装置10は、A階層データの誤り訂正符号ブロックを生成するフレーム化部13Aと、B階層データの誤り訂正符号ブロックを生成するフレーム化部13Bと、C階層データの誤り訂正符号ブロックを生成するフレーム化部13Cとを備える。
制御信号生成部14は、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号、AC(Auxiliary Channel)信号等の制御信号を生成する。例えば、TMCC信号(伝送制御信号)は、複数の階層のそれぞれの伝送パラメータ(変調方式、セグメント数、符号化率等)を示す信号、OFDMフレーム(伝送フレーム)の同期をとるための同期信号を含む。
MIMO−OFDM変調部15は、フレーム化部13から出力されるデータフレーム及び制御信号生成部14から出力される制御信号によって構成されるOFDMフレーム(伝送フレーム)を生成する。OFDMフレーム(伝送フレーム)は、所定数のサブキャリア(周波数軸)及び所定数のシンボル数(時間軸)によって定義される。
続いて、MIMO−OFDM変調部15は、OFDMフレームを構成する各シンボルに対して、空間符号化処理を行って2系統の信号を生成して、2系統の信号に対してキャリア変調、IFFT処理及び直交変換を行って無線信号Tx1,Tx2を生成する。MIMO−OFDM変調部15は、複数のアンテナを用いて、無線信号Tx1,Tx2を受信装置20に送信する。すなわち、MIMO−OFDM変調部15は、データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部を構成する。なお、2系統の信号は、同一の信号であってもよいが、伝送効率の観点では、異なる信号であることが好ましい。
図3に示すように、受信装置20は、周波数変換部21と、直交復調部22と、MIMO−OFDM復調部23と、キャリア復調部24と、制御信号復調部25と、抽出部26と、誤り訂正部27とを備える。受信装置20は、例えば、家庭内に固定的に設置される受像器、ユーザが持ち運び可能な移動端末に設けられる。
周波数変換部21は、複数のアンテナを用いて、無線信号Rx1,Rx2を受信する。具体的には、周波数変換部21は、周波数変換によって、無線信号Rx1,Rx2をベースバンド信号に変換してAD変換などによってデジタル化する。
第1実施形態では、複数のアンテナによって無線信号Rx1,Rx2を受信するため、受信装置20は、無線信号Rx1を処理する周波数変換部21Aと、無線信号Rx2を処理する周波数変換部21Bとを備える。
直交復調部22は、周波数変換部21によって変換された周波数成分の直交復調を行う。
第1実施形態では、複数のアンテナによって無線信号Rx1,Rx2を受信するため、受信装置20は、無線信号Rx1に対応する信号を処理する周波数変換部21Aと、無線信号Rx2に対応する信号を処理する周波数変換部21Bとを備える。
MIMO−OFDM復調部23は、周波数変換部21A及び周波数変換部21Bから出力される2系統の信号に対してFFT処理およびMIMO復号処理を行って、所定数のサブキャリア(周波数軸)及び所定数のシンボル数(時間軸)によって定義されるOFDMフレーム(伝送フレーム)を取得する。OFDMフレーム(伝送フレーム)の同期は、上述したTMCC信号によって行われる。
キャリア復調部24は、OFDMフレーム(伝送フレーム)のうち、データフレームを構成するシンボルのキャリア復調を行う。
制御信号復調部25は、OFDMフレーム(伝送フレーム)に含まれる制御信号のうち、伝送制御信号(TMCC信号)を構成するシンボルのキャリア復調を行う。また、制御信号復調部25は、OFDMフレーム(伝送フレーム)に含まれる制御信号のうち、AC信号を構成するシンボルのキャリア復調を行う。
抽出部26は、データフレームから誤り訂正符号ブロックを抽出する。具体的には、抽出部26は、データフレームの先頭位置に対するデータフレームの先頭に含まれる誤り訂正符号ブロックの先頭位置のオフセットを示すポインタに基づいて、データフレームの先頭に含まれる誤り訂正符号ブロックを抽出する。また、誤り訂正符号ブロックが固定長であるため、抽出部26は、データフレームの先頭に含まれる誤り訂正符号ブロックの先頭位置を特定することができれば、他の誤り訂正符号ブロックも抽出することができる。
第1実施形態では、複数の階層化データは、A階層データ、B階層データ、C階層データを含む。従って、受信装置20は、A階層データの誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部26Aと、B階層データの誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部26Bと、C階層データの誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部26Cとを備える。
誤り訂正部27は、抽出部26から出力される誤り訂正符号ブロックを構成するビット列の誤り訂正を行う。
第1実施形態では、複数の階層化データは、A階層データ、B階層データ、C階層データを含む。従って、受信装置20は、A階層データの誤り訂正符号ブロックを構成するビット列の誤り訂正を行う誤り訂正部27Aと、B階層データの誤り訂正符号ブロックを構成するビット列の誤り訂正を行う誤り訂正部27Bと、C階層データの誤り訂正符号ブロックを構成するビット列の誤り訂正を行う誤り訂正部27Cとを備える。
図3においては、A階層データ、B階層データ及びC階層データの全てを受信装置20が受信する機能を有するケースを例示しているが、実施形態は、これに限定されるものではない。受信装置20は、A階層データ、B階層データ及びC階層データのいずれかを受信する機能のみを有していてもよい。
(フレーム構造)
以下において、第1実施形態に係るフレーム構造の一例について説明する。図4は、第1実施形態に係るフレーム構造の一例を示す図である。
図4に示すように、OFDMフレーム(伝送フレーム)は、各階層のデータフレームを構成するシンボル及び制御信号(TMCC信号及びAC信号)によって構成される。なお、OFDMフレーム(伝送フレーム)は、上述したように、所定数のサブキャリア(周波数軸)及び所定数のシンボル数(時間軸)によって定義される。
各階層のデータフレームは、誤り訂正符号ブロック(FECブロックとも呼ぶ)によって構成される。誤り訂正符号ブロックは、複数のデータフレームに跨がって配置されてもよい。誤り訂正符号ブロックは、固定長のビット列を有するが、誤り訂正符号ブロックのビット列長は、階層毎に異なっていてもよい。
データフレームのヘッダは、例えば、同期ビット(Sync)、ポインタ、リザーブビット、FECパリティビットを含む。同期ビット(Sync)は、データフレームの先頭位置を特定するためのビットである。ポインタは、データフレームの先頭位置に対するデータフレームの先頭に含まれる誤り訂正符号ブロックの先頭位置のオフセット(ビット数)を示す。リザーブビットは、将来の拡張のために確保されたビット列である。FECパリティビットは、データフレームのヘッダの誤り訂正を行うためのビットである。
(受信方法)
以下において、第1実施形態に係る受信方法の一例について説明する。図5は、第1実施形態に係る受信方法の一例を示す図である。
図5において、4種類の入力信号(ストリーム)が存在するケースについて例示する。4種類の入力信号は、TS1、TS2、TLV1及びTLV2である。TS1は、A階層に属しており、TS2、TLV1及びTLV2は、B階層に属している。言い換えると、A階層データは、TS1に属するパケットをペイロードに含む誤り訂正符号ブロックによって構成される。B階層データは、TS2、TLV1及びTLV2に属するパケットをペイロードに含む誤り訂正符号ブロックによって構成される。
このようなケースにおいて、TS2を受信したい受信装置20は、B階層データの中から、TS2に属するパケットをペイロードに含む誤り訂正符号ブロックのみを抽出する。
(誤り訂正符号ブロック)
以下において、第1実施形態に係る誤り訂正符号ブロックの一例について説明する。図6は、第1実施形態に係る誤り訂正符号ブロックの一例を示す図である。
図6に示すように、誤り訂正符号ブロックは、ヘッダ、ペイロード及びパリティによって構成される。誤り訂正符号ブロックのビット長は、例えば、64800である。
第1実施形態において、誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットとして、TSパケット(固定長のパケット)又はTLVパケット(可変長のパケット)が含まれる。ここで、誤り訂正符号ブロックのペイロードにおいて、TSパケット及びTLVパケットが混在することはないことに留意すべきである。また、誤り訂正符号ブロックのペイロードにおいて、異なるストリームに属するパケットが混在することもないことに留意すべきである。
誤り訂正符号ブロックのヘッダには、パケットの種類を識別する情報(図6に示すTS/TLV識別子)及びパケットが属するストリームを識別する情報(図6に示すストリーム番号)が含まれる。すなわち、上述した誤り訂正符号化部12は、パケットの種類を識別する情報及びパケットが属するストリームを識別する情報を誤り訂正符号ブロックのヘッダに含める。
ここで、ストリーム番号とそのストリームに属するパケットの種類を予め対応付けた情報が別途定義されていてもよい。このような場合には、別途定義された属性込みのストリーム番号(属性込みストリーム番号)のみを誤り訂正符号ブロックのヘッダに含めることによって、対応するパケットの種類を特定できるため、誤り訂正符号ブロックのヘッダがTS/TLV識別子及びストリーム番号を個別に含むケースと比べて、誤り訂正符号ブロックのヘッダのサイズを小さくすることができる。
(作用及び効果)
第1実施形態では、誤り訂正符号ブロックのヘッダには、パケットの種類を識別する情報(図6に示すTS/TLV識別子)及びパケットが属するストリームを識別する情報(図6に示すストリーム番号)が含まれる。従って、受信装置20は、誤り訂正符号ブロックのヘッダを参照することによって、所望のストリームに属する所望のパケットを含む誤り訂正符号ブロックを抽出して、抽出された誤り訂正符号ブロックのみを復号すればよい。これによって、受信装置20の処理負荷等が軽減される。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
具体的には、上述したように、誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれる。すなわち、誤り訂正符号ブロックのペイロードにおいて、TSパケット及びTLVパケットが混在することはない。また、誤り訂正符号ブロックのペイロードにおいて、異なるストリームに属するパケットが混在することもない。
第2実施形態では、上述した伝送制御信号(TMCC信号)は、複数のストリームのそれぞれが属する階層を識別する情報を含む。すなわち、上述した制御信号生成部14は、複数のストリームのそれぞれが属する階層を識別する情報を伝送制御信号(TMCC信号)に含める。
図7は、第2実施形態に係る伝送制御信号(TMCC信号)の一例を示す図である。図7に示すように、伝送制御信号は、ストリーム毎に3ビットの伝送階層ビットを含む。例えば、1ビット目のビットは、ストリームがA階層に属するか否か(すなわち、A階層伝送の有無)を示すビットである。2ビット目のビットは、ストリームがB階層に属するか否か(すなわち、B階層伝送の有無)を示すビットである。3ビット目のビットは、ストリームがC階層に属するか否か(すなわち、C階層伝送の有無)を示すビットである。
このように、伝送制御信号は、ビットマップ形式で、複数のストリームのそれぞれが属する階層を識別する情報(伝送階層ビット)を含む。従って、1つのストリームが複数の階層に属する場合であっても、各ストリームが属する階層を適切に表現することができる。
(作用及び効果)
第2実施形態では、伝送制御信号(TMCC信号)は、複数のストリームのそれぞれが属する階層を識別する情報を含む。従って、受信装置20は、伝送制御信号を参照することによって、所望のストリームが属する階層化データのみを復号すればよい。これによって、受信装置20の処理負荷等が軽減される。
さらには、第1実施形態と同様に、パケットの種類を識別する情報及びパケットが属するストリームを識別する情報が誤り訂正符号ブロックのヘッダに含まれていれば、受信装置20は、誤り訂正符号ブロックのヘッダを参照することによって、所望のストリームに属する所望のパケットを含む誤り訂正符号ブロックを抽出して、抽出された誤り訂正符号ブロックのみを復号すればよい。これによって、受信装置20の処理負荷等がさらに軽減される。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
第3実施形態では、複数の誤り訂正符号ブロックは、論理フレームを構成する。誤り訂正符号ブロックのヘッダには、図8に示すように、論理フレームを構成する誤り訂正符号ブロックの最大数を識別する情報(最大ブロック数)及び論理フレームにおける当該誤り訂正符号ブロックの順序を識別する情報(ブロック番号)が含まれる。すなわち、上述した誤り訂正符号化部12は、論理フレームを構成する誤り訂正符号ブロックの最大数を識別する情報及び論理フレームにおける当該誤り訂正符号ブロックの順序を識別する情報を誤り訂正符号ブロックのヘッダに含める。
(作用及び効果)
第3実施形態では、誤り訂正符号ブロックのヘッダは、論理フレームを構成する誤り訂正符号ブロックの最大数を識別する情報(最大ブロック数)及び論理フレームにおける当該誤り訂正符号ブロックの順序を識別する情報(ブロック番号)を含む。これによって、複数の誤り訂正符号ブロックによって論理フレームを構成することができる。
このように、複数の誤り訂正符号ブロックによって論理フレームを構成することによって、例えば、衛星放送で用いられるスーパーフレームと同様の機能を論理フレームに持たせることができる。例えば、論理フレームに含まれることができる誤り訂正符号ブロックの数を各放送事業者に適切に割り当てることができる。また、物理レイヤよりも上位のレイヤ(例えば、アプリケーションレイヤ)において、論理フレームを1つの単位として再送制御等を行うことができる。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
具体的には、上述したように、誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれる。すなわち、誤り訂正符号ブロックのペイロードにおいて、TSパケット及びTLVパケットが混在することはない。また、誤り訂正符号ブロックのペイロードにおいて、異なるストリームに属するパケットが混在することもない。
ここで、TSパケット及びTLVパケットの先頭位置は、誤り訂正符号ブロックの先頭位置と一致しているとは限らない。従って、誤り訂正符号ブロックのヘッダには、誤り訂正符号ブロックにおいて最初に始まるパケットの先頭位置を示すポインタが含まれる。
第4実施形態では、パケットの先頭位置を示すポインタは、パケットの先頭位置が誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、パケットの先頭位置ではなくて、他の情報の伝達に用いられる。
以下においては、TLVパケット#1又はTSパケット#1(以下、TLV/TS#1)の先頭位置が誤り訂正符号ブロック#1のペイロードに含まれていないケースについて説明する。このようなケースにおいて、誤り訂正符号ブロック#1のヘッダに含まれるポインタが示すべき値が存在しないため、従来技術であれば、ポインタには、不定値(0xffff)が設定されること留意すべきである。
(適用例1)
適用例1では、図9に示すように、ポインタは、TLV/TS#1の先頭位置が誤り訂正符号ブロック#1のペイロードに含まれていない場合に、誤り訂正符号ブロック#1のペイロードの次位置、すなわち、誤り訂正符号ブロック#1のパリティ先頭位置を示す。これによって、受信装置20は、ポインタを参照することによって、誤り訂正符号ブロック#1のペイロードのビット長及びパリティのビット長を特定することができる。これによって、受信装置20は、ポインタによって明示的に示されるペイロード/パリティ境界によって、伝送制御信号(TMCC信号)によって暗黙的に示されるペイロード/パリティ境界が正しいか否かを確認することができる。すなわち、受信装置20は、ポインタを参照することによって、現在適用されている符号化率とペイロード/パリティ境界を、ポインタと伝送制御信号(TMCC信号)によって二重にチェックすることができる。
(適用例2)
適用例2では、図10に示すように、ポインタは、TLV/TS#1の先頭位置が誤り訂正符号ブロック#1のペイロードに含まれていない場合に、他の誤り訂正符号ブロック(図10の例では誤り訂正符号ブロック#2)に設けられるTLV/TS#1の後尾位置次位を示す。なお、TLV/TS#1の後尾位置次位は、TLV/TS#1に続くTLV/TS#2の先頭位置と同義である。これによって、受信装置20は、TLV/TS#1に続くTLV/TS#2の先頭位置が、復号対象の誤り訂正符号ブロック以降の誤り訂正符号ブロックに含まれる場合であっても、TLV/TS#2の先頭位置を事前に把握することができる。
なお、ポインタがカウントする位置は、誤り訂正符号ブロックからヘッダとパリティを除いたペイロード部分のみをカウントするものとする。また、次先頭位置(TLV/TS#2の先頭位置)がポインタの最大値を超えてしまう場合には、ポインタには不定値(0xffff)を設定する。この場合、注目する誤り訂正符号ブロックが進んで、次先頭位置(TLV/TS#2の先頭位置)がポインタの最大値に納まるようになったとき、その値を符号化する。さらに、符号化が終わってみなければパケットの終わりも分からない(かつ、符号化が終わるまでパケット化を待っては居られない)という不定長パケットの場合や、(有効な)パケットではなくスタッフィングを行なっているような場合には、次のパケットがいつ来るか分からないのでポインタに不定値(0xffff)を設定する。
(適用例3)
適用例3では、誤り訂正符号ブロックのヘッダには、パケットの先頭位置が誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれているか否かを示すフラグ(図11に示すpointer flag)が含まれる。
図11に示すように、TLV/TS#1の先頭位置が誤り訂正符号ブロック#1のペイロードに含まれていない場合には、ポインタは無く、ポインタとしていた領域(ポインタ領域)は誤り訂正符号ブロック#1のペイロードとして用いられる。これによって、誤り訂正符号ブロック#1の伝送容量が増大する。
なお、受信装置20は、パケットの先頭位置が誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれているか否かを示すフラグ(図11に示すpointer flag)を参照することによって、ポインタ領域かペイロードかを特定することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術が用いられるシステムについて例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。実施形態は、MISO(Multiple Input Single Output)技術又はSISO(Single Input Single Output)技術が用いられるシステムに適用されてもよい。
実施形態では特に触れていないが、送信装置10及び受信装置20が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
或いは、送信装置10及び受信装置20が行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップが提供されてもよい。
10…送信装置、11…入力インタフェース、12…誤り訂正符号化部、13…フレーム化部、14…制御信号生成部、15…MIMO−OFDM変調部、20…受信装置、21…周波数変換部、22…直交復調部、23…MIMO−OFDM復調部、24…キャリア復調部、25…制御信号復調部、26…抽出部、27…誤り訂正部

Claims (13)

  1. 固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、
    前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、
    前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備え、
    前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットとして、固定長のパケット又は可変長のパケットが含まれており、
    前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記パケットの種類を識別する情報と、前記複数のストリームのうち前記パケットが属するストリームを識別するストリーム番号とが含まれることを特徴とする送信装置。
  2. 固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、
    前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、
    前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備え、
    前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれており、
    前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記複数のストリームのそれぞれが属する階層に対応する属性込みストリーム番号が含まれることを特徴とする送信装置。
  3. 固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、
    前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、
    前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備え、
    複数の誤り訂正符号ブロックは、論理フレームを構成しており、
    前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記論理フレームを構成する誤り訂正符号ブロックの最大数を識別する情報及び前記論理フレームにおける当該誤り訂正符号ブロックの順序を識別する情報が含まれることを特徴とする送信装置。
  4. 固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成するブロック生成部と、
    前記誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレームを生成するフレーム生成部と、
    前記データフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを送信する送信部とを備え、
    前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれており、
    前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記誤り訂正符号ブロックの先頭に含まれるパケットの先頭位置を示すポインタが含まれており、
    前記ポインタは、前記パケットの先頭位置が前記誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、前記パケットの先頭位置ではなくて、他の情報の伝達に用いられることを特徴とする送信装置。
  5. 前記ポインタは、前記パケットの先頭位置が前記誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、前記誤り訂正符号ブロックのペイロードの次位位置を示すことを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
  6. 前記ポインタは、前記パケットの先頭位置が前記誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、他の誤り訂正符号ブロックに設けられる前記パケットの次位位置を示すことを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
  7. 前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記パケットの先頭位置が前記誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれているか否かを示すフラグが含まれており、
    前記ポインタは、前記パケットの先頭位置が前記誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、前記誤り訂正符号ブロックのペイロードとして用いられることを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
  8. 請求項1に記載の送信装置から、固定長を有する誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを受信する受信部と、
    前記データフレームから前記誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部とを備え
    前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットとして、固定長のパケット又は可変長のパケットが含まれており、
    前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記パケットの種類を識別する情報と、前記複数のストリームのうち前記パケットが属するストリームを識別するストリーム番号とが含まれることを特徴とする受信装置。
  9. 請求項2に記載の送信装置から、固定長を有する誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを受信する受信部と、
    前記データフレームから前記誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部とを備え、
    前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれており、
    前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記複数のストリームのそれぞれが属する階層に対応する属性込みストリーム番号が含まれることを特徴とする受信装置。
  10. 請求項3に記載の送信装置から、固定長を有する誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを受信する受信部と、
    前記データフレームから前記誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部とを備え、
    複数の誤り訂正符号ブロックは、論理フレームを構成しており、
    前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記論理フレームを構成する誤り訂正符号ブロックの最大数を識別する情報及び前記論理フレームにおける当該誤り訂正符号ブロックの順序を識別する情報が含まれることを特徴とする受信装置。
  11. 請求項4に記載の送信装置から、固定長を有する誤り訂正符号ブロックによって構成されるデータフレーム及び伝送制御信号を含む伝送フレームを受信する受信部と、
    前記データフレームから前記誤り訂正符号ブロックを抽出する抽出部とを備え、
    前記誤り訂正符号ブロックのペイロードには、複数のストリームのいずれかに属するパケットが含まれており、
    前記誤り訂正符号ブロックのヘッダには、前記誤り訂正符号ブロックの先頭に含まれるパケットの先頭位置を示すポインタが含まれており、
    前記ポインタは、前記パケットの先頭位置が前記誤り訂正符号ブロックのペイロードに含まれていない場合に、前記パケットの先頭位置ではなくて、他の情報の伝達に用いられることを特徴とする受信装置。
  12. 請求項8乃至請求項11のいずれかに記載の受信装置に搭載され、前記受信部及び前記抽出部を備えることを特徴とするチップ。
  13. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の送信装置及び受信装置を備えるデジタル放送システム。
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