JP4814768B2 - データ伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル信号を伝送するデータ伝送装置に関する。
近年、デジタル信号を伝送する方式として、種々の伝送方式が規格化されている。例えば、衛星デジタル放送においては、日本で開発されたISDB−S(Integrated Services Digital Broadcasting-Satellite;非特許文献1参照)や、欧州で開発されたDVB−S(Digital Video Broadcasting-Satellite;非特許文献2参照)が存在する。
これらのISDB−SやDVB−Sは、映像や音声を符号化した符号化データであるMPEG−2(Moving Picture Experts Group-2)トランスポートストリーム(以下、TS)の伝送に適した方式である。
また、最近では、放送の多様化にともない、MPEG−2TS以外に、IP(Internet Protocol)パケット等の他のデジタル信号を放送波として伝送する必要が生じている。
この場合、ISDB−SやDVB−Sでは、IPパケット等をMPEG−2TSのデータとして伝送している。すなわち、ISDB−SやDVB−Sでは、IPをMPEG−2TSの上位層と位置づけ、IPパケットをMPEG−2TSのデータとして伝送している。
ISDB−S:ARIB(Association of Radio Industries and Businesses;社団法人電波産業会) STD−B20,「衛星デジタル放送の伝送方式」,平成13年5月31日,3.0版 DVB−S:ETSI(European Telecommunications Standards Institute;欧州電気通信標準化協会) EN 300 421,「Digital broadcasting systems for television, sound and data services; Framing structure, channel coding and modulation for 11/12 GHz satellite services」,1997年8月,V1.1.2
しかし、前記したISDB−SやDVB−Sにおいて、IPパケット等のデジタル信号を伝送する場合、MPEG−2TSとはプロトコル上関係がない信号であっても、MPEG−2TSにカプセル化して伝送する必要がある。
この場合、デジタル信号を送受信するプロトコルが煩雑になり、データの伝送装置や受信装置の負荷が大きくなってしまうという問題点がある。
また、例えば、IPパケットを伝送する場合、IPとは直接関係のないMPEG−2TSのTSヘッダ等の信号を伝送しなければならないため、伝送効率が悪くなってしまうという問題もある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、デジタル信号を伝送する際に、MPEG−2TSの伝送のみならず、IPパケット等の他のデータ構造体が混在する場合であっても、各データ構造体を他のデータ構造体に依存させずに伝送効率を高めて伝送することが可能なデータ伝送装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載のデータ伝送装置は、データ構造体の連続した伝送データを、当該データ構造体の構造とは独立したデータ領域と、当該データ領域を制御するための制御領域とを伝送フレーム構造として有するデジタル変調信号として伝送するデータ伝送装置であって、データ構造体配列手段と、制御領域ポインタ付加手段と、フレーム化手段とを備える構成とした。
かかる構成において、データ伝送装置は、データ構造体配列手段によって、伝送データのデータ構造体をデータ領域ごとに配列する。なお、ここで、データ構造体とは、TSパケット、IPパケット等の固有のデータ構造を有するデータをいい、そのデータ長は固定長であっても、可変長であっても構わない。これによって、伝送データは、データ領域の長さに合わせて分割されることになる。
そして、データ伝送装置は、制御領域ポインタ付加手段によって、データ領域において、データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報を制御領域に付加する。この場合、データ構造体の構造がデータ領域と独立していること、すなわち、データ領域の長さがデータ構造体の長さの整数倍でないことに起因して、データ構造体が、前の伝送フレームと分割される場合であっても、分割されていない最先のデータ構造体の位置がポインタ情報として、制御領域に付加されることになる。これによって、受信側において、制御領域を解釈することで、データ領域内のデータ構造体の位置を把握することができ、データ構造体の同期をとることが可能になる。
また、データ伝送装置は、フレーム化手段によって、データ領域と制御領域とを予め定められた伝送フレーム構造にフォーマットして伝送フレームとすることで、変調ストリーム信号とする。なお、変調ストリーム信号は、データ伝送装置内に変調手段を備え、当該変調手段によってデジタル変調信号に変調されることとしてもよいし、外部の変調装置によってデジタル変調信号に変調されることとしてもよい。
また、請求項2に記載のデータ伝送装置は、異なるデータ構造体で構成された複数の伝送データを、当該データ構造体の構造とは独立した複数のデータ領域と、当該データ領域を制御するための制御領域とを伝送フレーム構造として有するデジタル変調信号として伝送するデータ伝送装置であって、複数のデータ構造体配列手段と、制御領域ポインタ・種別付加手段と、フレーム化手段とを備える構成とした。
かかる構成において、データ伝送装置は、複数のデータ構造体配列手段のそれぞれによって、伝送データのデータ構造体をデータ領域ごとに配列する。
そして、データ伝送装置は、制御領域ポインタ・種別付加手段によって、データ領域において、データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報と伝送データの種別を示す種別情報とを制御領域に付加する。これによって、受信側において、制御領域を解釈することで、当該データ領域の種別を識別することが可能になるとともに、データ領域内のデータ構造体の位置を把握することができ、データ構造体の同期をとることが可能になる。
また、データ伝送装置は、フレーム化手段によって、データ領域と制御領域とを予め定められた伝送フレーム構造にフォーマットして伝送フレームとすることで、変調ストリーム信号とする。なお、変調ストリーム信号は、データ伝送装置内に変調手段を備え、当該変調手段によってデジタル変調信号に変調されることとしてもよい、外部の変調装置によってデジタル変調信号に変調されることとしてもよい。
さらに、請求項3に記載のデータ伝送装置は、請求項1または請求項2に記載のデータ伝送装置において、前記フレーム化手段は、前記制御領域と前記データ領域とを構成する際に、前記制御領域を、前記データ領域よりも高い伝送誤り耐性を有する変調方式を用いて変調を行う領域にフレーム化することを特徴とする。
かかる構成において、データ伝送装置は、フレーム化手段によって、異なる変調方式で変調される領域に制御領域とデータ領域とをフレーム化する。このとき、制御領域をデータ領域よりも高い伝送誤り耐性を有する変調方式を有する領域にフレーム化することで、データ構造体の同期をとるための情報をより強度に保護する。
また、請求項4に記載のデータ伝送装置は、請求項1または請求項2に記載のデータ伝送装置において、前記フレーム化手段は、前記制御領域と前記データ領域とを構成する際に、前記制御領域を、前記データ領域よりも高い伝送誤り耐性を有する誤り訂正方式を用いて誤り訂正を行う領域にフレーム化することを特徴とする。
かかる構成において、データ伝送装置は、フレーム化手段によって、異なる変調方式で変調される領域に制御領域とデータ領域とをフレーム化する。このとき、制御領域をデータ領域よりも高い伝送誤り耐性を有する変調方式を有する領域にフレーム化することで、データ構造体の同期をとるための情報をより強度に保護する。
また、請求項5に記載のデータ伝送装置は、データ構造体の連続した伝送データを、当該データ構造体の構造とは独立したデータ領域を伝送フレーム構造として有するデジタル変調信号として伝送するデータ伝送装置であって、データ構造体配列手段と、データ領域ポインタ付加手段と、フレーム化手段とを備える構成とした。
かかる構成において、データ伝送装置は、データ構造体配列手段によって、伝送データのデータ構造体をデータ領域ごとに配列する。
そして、データ伝送装置は、データ領域ポインタ付加手段によって、データ領域において、データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報をデータ領域に付加する。これによって、受信側において、データ領域に付加されているポインタ情報を解釈することで、データ領域内のデータ構造体の位置を把握することができ、データ構造体の同期をとることが可能になる。
また、データ伝送装置は、フレーム化手段によって、データ領域を予め定められた伝送フレーム構造にフォーマットして伝送フレームとすることで、変調ストリーム信号とする。なお、変調ストリーム信号は、データ伝送装置内に変調手段を備え、当該変調手段によってデジタル変調信号に変調されることとしてもよい、外部の変調装置によってデジタル変調信号に変調されることとしてもよい。
さらに、請求項6に記載のデータ伝送装置は、異なるデータ構造体で構成された複数の伝送データを、当該データ構造体の構造とは独立した複数のデータ領域を伝送フレーム構造として有するデジタル変調信号として伝送するデータ伝送装置であって、複数のデータ構造体配列手段と、データ領域ポインタ・種別付加手段と、フレーム化手段とを備える構成とした。
かかる構成において、データ伝送装置は、複数のデータ構造体配列手段のそれぞれによって、伝送データのデータ構造体をデータ領域ごとに配列する。
そして、データ伝送装置は、データ領域ポインタ・種別付加手段によって、データ領域において、データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報と伝送データの種別を示す種別情報とをデータ領域に付加する。これによって、受信側において、データ領域に付加されている情報を解釈することで、当該データ領域の種別を識別することが可能になるとともに、データ領域内のデータ構造体の位置を把握することができ、データ構造体の同期をとることが可能になる。
また、データ伝送装置は、フレーム化手段によって、データ領域を予め定められた伝送フレーム構造にフォーマットして伝送フレームとすることで、変調ストリーム信号とする。なお、変調ストリーム信号は、データ伝送装置内に変調手段を備え、当該変調手段によってデジタル変調信号に変調されることとしてもよい、外部の変調装置によってデジタル変調信号に変調されることとしてもよい。
また、請求項7に記載のデータ伝送装置は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のデータ伝送装置において、前記データ領域内に前記データ構造体内の先頭データが含まれていない場合に、前記ポインタ情報を、前記データ領域内を指し示す最大位置よりも大きい位置を示す値とすることを特徴とする。
かかる構成において、データ伝送装置は、データ領域内にデータ構造体内の先頭データが含まれていない場合、例えば、データ構造体の長さがデータ領域の長さよりも長い場合等で、1つのデータ領域にデータ構造体の切れ目がない場合、ポインタ情報としてデータ領域内を指し示す最大位置よりも大きい位置を示す値を用いる。これによって、受信側において、ポインタ情報の有効性を判定することが可能になる。
本発明は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
請求項1〜7に記載の発明によれば、伝送データを構成するデータ構造体を、伝送フレームのデータ領域の先頭に整列(アラインメント)した状態で配列する必要がないため、任意のデータ長のデータ構造体を伝送することができる。また、本発明によれば、ポインタ情報に基づいて、データ構造体の位置を指定するため、特定のプロトコルに依存しない任意のデータ構造体を伝送することができる。
さらに、請求項2,5に記載の発明によれば、複数の種別の異なる伝送データを異なるデータ領域に多重させることができる。これによって、異なるプロトコルの伝送データを並列して個別に伝送することができる。また、従来は異なるプロトコルの伝送データを並列して伝送するには、カプセル化等の処理を必要としたのに比較して、伝送効率を高めることができる。
請求項3、4に記載の発明によれば、データ構造体の同期をとるための情報をより強度に保護することができる。
請求項7に記載の発明によれば、データ構造体の先頭がデータ領域に含まれていない場合であっても、当該データ領域がデータ構造体の先頭を含まない旨を示すことを、ポインタ情報で表現することができる。これによって、ポインタ情報として、ポインタの位置を指し示す情報と、データ構造体の先頭を含まない旨を示す情報とを、同一の領域で表現することができ、伝送効率を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[伝送フレームの構造について]
最初に、図1を参照して、本発明の実施形態に係るデータ伝送装置が、伝送路に対して伝送するデジタル変調信号の伝送フレームの構造について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るデータ伝送装置が伝送するデジタル変調信号の伝送フレームの構造を説明するための説明図である。
図1に示すように、伝送フレームには、データ領域を示す複数のスロット(Slot#1〜#n)と、そのデータ領域の誤り訂正符号(誤り訂正内/外符号)を含むとともに、これらのデータ領域のスロット数や、変調方式等の制御情報を示す伝送制御信号(TMCC:Transmission add Multiplexing Configuration Control)を含んでいる。
従来、固定長のデータ構造体(例えば、TSパケット)は、各データ領域(スロット)の先頭から配置(アラインメント)される。すなわち、スロット長を固定長であるデータ構造体のデータ長の整数倍とすることで、必ずスロットの先頭からデータ構造体を配置している。
しかし、データ構造体が可変長である場合は、必ずしもスロットの先頭からデータ構造体を配置することができない。さらに、データ構造体の構造と、データ領域とが独立している場合、固定長のデータ構造体であっても、必ずしもスロットの先頭からデータ構造体を配置することができない。
そこで、本発明の実施形態に係るデータ伝送装置では、スロット内のパケット(データ構造体)のうちで先頭のパケットの位置(ポインタ)をポインタ情報として管理する。ここで、先頭のパケットには、前のフレームから継続しているパケットは含まないこととする。
これによって、スロット内にTSパケットのような固定長パケット以外に、IPパケットのような可変長パケットを割り当てることができ、各スロットの先頭パケット位置が特定されるため、受信側において同期をとることが可能になる。
なお、図1において、各データ構造体(TSパケット、可変長パケット等)に誤り検出符号(EDC:Error Detecting Code)を付加しているが、このEDCは必ずしも付加する必要はない。また、EDCを付加する場合は、EDCを付加した構造をデータ構造体とみなすこととする。
以下、デジタル信号の伝送データを、伝送フレーム単位で伝送するデータ伝送装置および当該伝送フレームを受信するデータ受信装置について説明を行う。
[データ伝送装置の構成]
まず、図2を参照して、本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の構成について説明を行う。図2は、本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。
データ伝送装置1は、データ構造体の連続した複数の伝送データ(ストリームデータ)を多重化して、伝送フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送するものである。ここでは、データ伝送装置1は、データ構造体配列手段10と、データ領域多重手段11と、データ領域誤り訂正付加手段12と、データ領域配列手段13と、TMCC配列手段14と、TMCC誤り訂正付加手段15と、フレーム化手段16と、変調手段17とを備えている。なお、図2中、実線はデータの流れを示し、破線は制御情報の流れを示している。
また、ここでは、データ伝送装置1は、多重化する伝送データの数分のデータ構造体配列手段10(10a,10b,…)を備えている。なお、多重化する伝送データは、それぞれ異なる種別のデータ(TSパケット、IPパケット等)であっても構わないし、同一の種別のデータであっても構わない。
データ構造体配列手段10(10a,10b,…)は、入力した伝送データを、データ領域(スロット)ごとに配列するものである。これによって、伝送データは、スロット長ごとに分割されることになる。
ここでは、データ構造体配列手段10は、伝送データのデータ構造体(TSパケット、IPパケット等)単位で、伝送データをデータ領域に配列して、データ領域多重手段11に出力する。さらに、データ構造体配列手段10は、配列したデータ領域内におけるデータ構造体の位置を示すポインタ情報、ならびに、個々のデータ領域のデータ種別を示すデータ種別情報を、TMCCの情報として生成し、データ領域多重手段11に出力する。
データ領域多重手段11は、データ構造体配列手段10から出力される伝送データ数分のデータ領域のデータを多重化するとともに、伝送データ数分のTMCCの情報を多重化するものである。ここで、多重化とは、複数のデータ領域のデータやTMCCの情報を、1つ伝送フレーム用の情報として対応付けることをいう。これによって、1つの伝送フレームを構成するデータ領域のデータと、TMCCの情報とが準備されたことになる。
この多重化されたデータ領域のデータは、データ領域誤り訂正付加手段12に出力され、TMCCの情報は、TMCC配列手段14に出力される。
データ領域誤り訂正付加手段12は、データ領域ごとに予め定めた誤り訂正符号を付加するものである。これによって、受信側でデータ領域の誤り訂正が可能になる。
ここでは、データ領域誤り訂正付加手段12は、畳み込み符号、BCH(Bose Chaudhuri Hocquengham)符号、RS(Reed Solomon)符号、LDPC(Low-Density Parity Check)符号等の誤り訂正符号を付加して、データ領域配列手段13に出力する。さらに、データ領域誤り訂正付加手段12は、当該データ領域に付加した誤り訂正符号(外符号および/または内符号)の種別を、TMCCの情報としてTMCC配列手段14に出力する。
データ領域配列手段13は、データ領域を、伝送フレームとして伝送する予め定めたスロットごとの形式にフォーマットするものである。これによって、データ領域が伝送フレームのスロット形式に配列されることになる。
TMCC配列手段(制御領域ポインタ・種別付加手段)14は、データ領域多重手段11から出力されるポインタ情報、伝送データの種別を示すデータ種別情報、データ領域誤り訂正付加手段12から出力される訂正符号の種別等のTMCCの情報を、TMCC(制御領域)に配列(付加)するものである。
ここで、図5を参照して、TMCCの構成例について説明する。図5は、TMCCの構成例を示す構成図である。なお、ここでは、従来のTMCCに対して、本発明を実現するために付加した構成についてのみ説明し、従来の構成については説明を省略する。
図5に示すように、本発明においては、「スロット/データ種別情報」および「スロット/ポインタ情報」を追加してTMCCを構成している。
「スロット/データ種別情報」は、当該スロット(データ領域)に配列したデータの種別を示すものである。このデータの種別は、例えば、TSパケット、IPパケット、それ以外のパケット、あるいは、切れ目のないストリームデータ等を識別する情報である。
「スロット/ポインタ情報」は、当該スロット(データ領域)の先頭位置から、当該スロットに配列したデータ構造体(パケット)の先頭の位置までのポインタ(相対位置)を示すものである。なお、このポインタ情報は、スロット内に複数のデータ構造体が含まれている場合は、先頭のデータ構造体のポインタを示すこととする。ここで、先頭のデータ構造体とは、少なくともデータ構造体の先頭のデータを含んでいるデータ構造体を指すものとし、前の伝送フレームから分断され途中のデータから配列されたデータ構造体は含まないものとする。
また、当該スロットに切れ目のないストリームデータを配列する場合(あるいは、データ構造体の先頭がスロット内にない場合)、ポインタ情報は、スロット内を指し示す最大位置よりも大きい値とする。
例えば、スロット長(データ領域の長さ)が32800バイトの場合、ポインタ情報は、16ビット(2バイト)で構成する。そして、当該スロットにデータ構造体の先頭が存在しない場合は、ポインタ情報に「65535(=0xffff)」を設定する。
なお、一般には、ポインタ情報の取りうる値は、“0”以上データ領域の長さ未満であるため、ポインタ情報のフィールドは、「データ領域の長さ−1」を表現できるビット数が必要である。しかし、あるデータ種別に関して、データ構造体の長さが制限されている場合には、ポインタ情報の取りうる値は、“0”以上データ構造体の長さ未満であるため、ポインタ情報のフィールドは、「データ構造体の長さ−1」を表現できるビット数とすることができる。また、データ構造体が可変長の場合でも、データ構造体の最大の長さを表現できるビット数とすることが可能である。
例えば、スロット長(データ領域の長さ)が32800バイトのとき、一般的にはポインタ情報は16ビット(2バイト)で構成する必要がある。しかし、伝送するパケット(データ構造体)がTSパケットである場合には、その長さは188バイトであるため、ポインタ情報の取りうる値は“0”以上“188”未満に限定される。そこで、ポインタ情報を8ビット(1バイト)で構成することも可能である。
こうすることによって、ポインタ情報のビット数を節約し、伝送効率を上げることができる。これは、特にポインタ情報をデータ領域で伝送する場合に有効である。
ここで、さらに、図6を参照(適宜図2参照)して、データ領域におけるデータ構造体の配置について説明する。図6は、伝送フレームのデータ領域におけるデータ構造体の配置例を示す模式図である。
図6(a)に示すように、スロット(データ領域)内の先頭からパケットが配置される場合(スロットとパケットが整合している場合)、先頭パケットのポインタは“0”となる。そこで、TMCC配列手段14は、ポインタ情報として“0”をTMCCに設定する。
また、図6(b)(c)に示すように、IPパケットやそれ以外の一般パケットにおいては、前のフレームから連続したパケットに続いてパケットが配置される。そこで、TMCC配列手段14は、前のフレームから連続したパケットに続くパケットのポインタ(図中、A、B)をポインタ情報としてTMCCに設定する。
また、図6(d)に示すように、スロット内にデータ構造体の先頭がない場合、TMCC配列手段14は、スロット内を指し示す最大位置よりも大きい値(例えばボインタ情報フィールドの最大値)をポインタ情報としてTMCCに設定する。
これによって、スロット内の先頭のデータ構造体の位置が、ポインタ情報により特定されることになる。
なお、各データ領域(スロット)のデータ種別情報は、TMCC内に配置される(図示せず)。
図2に戻って、データ伝送装置1の構成について説明を続ける。
TMCC誤り訂正付加手段15は、TMCC配列手段14で配列されたTMCCに予め定めた誤り訂正符号を付加するものである。これによって、受信側でTMCC(制御領域)の誤り訂正が可能になる。ここでは、TMCC誤り訂正付加手段15は、誤り訂正符号として、例えば、畳み込み符号、BCH(Bose Chaudhuri Hocquengham)符号、RS(Reed Solomon)符号、LDPC(Low-Density Parity Check)符号等を使用する。
なお、TMCC誤り訂正付加手段15は、TMCC(制御領域)の内容の重要性から、データ領域よりも高い伝送誤り耐性を有する誤り訂正符号方式を用いることが望ましい。
フレーム化手段16は、データ領域(スロット)と制御領域(TMCC)とを、予め定められた伝送フレームとして構成するものである。これによって、フレーム化手段16は、図1で説明した伝送フレーム(変調ストリーム信号)を生成する。なお、フレーム化手段16は、伝送フレームごとにフレーム同期信号を付加することとする。
また、このフレーム化手段16は、データ領域と制御領域とを伝送フレームとして構成する際に、制御領域を、データ領域よりも高い伝送誤り耐性を有するTMCCに構成することでフレーム化を行う。
変調手段17は、フレーム化手段16でフレーム化された伝送フレームを所定の変調方式によって変調してデジタル変調信号を生成するものである。
ここでは、変調手段17は、制御領域(TMCC)とデータ領域(スロット)とをそれぞれ指定された変調方式で変調する。また、制御領域の変調には、その内容の重要性から、データ領域の変調よりも高い伝送誤り耐性を有する変調方式を用いることが望ましい。例えば、変調手段17は、制御領域(TMCC)についてはBPSK、データ領域(スロット)については8PSKでそれぞれ変調する。
このようにデータ伝送装置1を構成することで、データ伝送装置1は、TSパケットやIPパケット等のデータ構造体が連続した複数の伝送データを、フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。また、データ伝送装置1は、伝送データがストリームデータのようなデータ構造を有さないデータであっても、パケット先頭を含まない状態のフレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。
また、ここでは、データ伝送装置1を、変調手段17を含んで構成したが、変調手段17を変調装置として外部に備える構成としてもよい。この場合、フレーム化手段16から、変調ストリーム信号が、変調装置に出力される。
また、ここでは、データ伝送装置1を、複数種類の伝送データを複数のスロット(データ領域)を有する伝送フレームに配列して伝送するように構成したが、1種類の伝送データをデジタル変調信号として伝送する構成としてもよい。この場合、例えば、データ構造体配列手段10を1つとし、データ領域多重手段11を省略するとともに、TMCC配列手段14を、データ種別を付加しないTMCC配列手段(制御領域ポインタ付加手段)14Bとすることで、図3に示すデータ伝送装置1B(第2実施形態)として構成する。
これによって、データ伝送装置1Bは、予め定められた1種類の伝送データを、データ伝送装置1と同様、フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。
また、データ伝送装置1,1Bは、図示を省略したCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えた一般的なコンピュータで構成することができ、コンピュータを前記した各手段として機能させるデータ伝送プログラムにより動作させることができる。
[データ伝送装置の動作]
次に、図4を参照(構成については適宜図2参照)して、本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の動作について説明を行う。図4は、本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の動作を示すフローチャートである。
まず、データ伝送装置1は、データ構造体配列手段10によって、入力された伝送データをデータ領域(スロット)ごとに配列(分割)する(ステップS11)。なお、データ構造体配列手段10a,10bは、それぞれ並列して、伝送データをデータ領域ごとに配列する。さらに、データ伝送装置1は、データ構造体配列手段10によって、配列したデータ構造体の位置を示すポインタ情報、ならびに、個々のデータ領域のデータ種別を示すデータ種別情報を、TMCCの情報として生成する(ステップS12)。
そして、データ伝送装置1は、データ領域多重手段11によって、伝送データ数分のデータ領域ごとのデータを多重化するとともに、伝送データ数分のTMCCの情報を多重化する(ステップS13)。
その後、データ伝送装置1は、データ領域誤り訂正付加手段12によって、データ種別ごとに予め定めた誤り訂正符号を付加する(ステップS14)。
そして、データ伝送装置1は、データ領域配列手段13によって、データ領域を、伝送フレームとして伝送する予め定めたフレームの形式にフォーマットする(ステップS15)。
さらに、データ伝送装置1は、TMCC配列手段14によって、ステップS12で生成されたポインタ情報や、同じくステップS12で生成されたデータ種別情報を、TMCC(制御領域)に配列する(ステップS16)。
その後、データ伝送装置1は、TMCC誤り訂正付加手段15によって、TMCCに予め定めた誤り訂正符号を付加する(ステップS17)。
そして、データ伝送装置1は、フレーム化手段16によって、ステップS15でフォーマットされたデータ領域と、ステップS16で配列されたTMCCとを、伝送フレームとして構成する(ステップS18)。
そして、データ伝送装置1は、変調手段17によって、制御領域(TMCC)とデータ領域(スロット)とをそれぞれ異なる変調方式で変調して、デジタル変調信号を生成する(ステップS19)。
以上の動作によって、データ伝送装置1は、TSパケットやIPパケット等のデータ構造体が連続した複数の伝送データを、フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。
なお、図3に示したデータ伝送装置1B(第2実施形態)の動作は、入力される伝送データが1つであること以外は、データ伝送装置1の動作と基本的に同一であるため説明を省略する。
[データ受信装置の構成]
次に、図7を参照して、本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の構成について説明を行う。図7は、本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図である。
データ受信装置2は、図2で説明したデータ伝送装置1から伝送された伝送フレーム構造を有するデジタル変調信号を受信して、当該デジタル変調信号に多重化されている複数の伝送データを抽出するものである。ここでは、データ受信装置2は、復調手段20と、フレーム復号手段21と、データ領域抽出手段22と、TMCC誤り訂正手段23と、TMCC情報抽出手段24と、データ領域誤り訂正手段25と、データ領域多重分離手段26と、データ構造体抽出手段27とを備えている。
復調手段20は、入力されたデジタル変調信号を復調するものである。なお、この復調手段20は、データ伝送装置1の変調手段17において行った変調と同一の変調方式を用いて復調を行う。例えば、制御領域(TMCC)がBPSK、データ領域(スロット)が8PSKでそれぞれ変調されている場合、復調手段20は、制御領域をBPSK、データ領域を8PSKでそれぞれ復調する。この復調されたデジタル変調信号(復調信号)は、フレーム復号手段21に出力される。
フレーム復号手段21は、復調手段20で復調された復調信号から、フレーム同期信号を検出し、伝送フレームを復号するものである。なお、この復号された伝送フレームは、図1で説明した伝送フレーム構造を有している。ここでは、フレーム復号手段21は、復号した伝送フレームをデータ領域抽出手段22に出力する。
さらに、フレーム復号手段21は、伝送フレーム内のTMCCをTMCC誤り訂正手段23に出力する。
データ領域抽出手段22は、フレーム復号手段21から出力される伝送フレームからデータ領域を抽出するものである。
TMCC誤り訂正手段23は、TMCCに付加されている誤り訂正符号に基づいて、TMCCの誤り訂正を行うものである。例えば、TMCC誤り訂正手段23は、TMCCを畳み込み符号、BCH(Bose Chaudhuri Hocquengham)符号、RS(Reed Solomon)符号、LDPC(Low-Density Parity Check)符号等によって誤り訂正を行う。そして、TMCC誤り訂正手段23は、誤り訂正を行ったTMCCをTMCC情報抽出手段24に出力する。
TMCC情報抽出手段(制御領域ポインタ・種別抽出手段)24は、TMCCに配列されている情報を抽出するものである。このTMCCの情報は、例えば、図5で示したデータ種別情報、ポインタ情報等である。このTMCC情報抽出手段24で抽出されたTMCCの情報は、データ領域誤り訂正手段25と、データ領域多重分離手段26とに出力される。
データ領域誤り訂正手段25は、TMCCに付加されている誤り訂正符号に基づいて、データ領域の誤り訂正を行うものである。例えば、データ領域誤り訂正手段25は、畳み込み符号、BCH(Bose Chaudhuri Hocquengham)符号、RS(Reed Solomon)符号、LDPC(Low-Density Parity Check)符号等によってデータ領域の誤り訂正を行う。
データ領域多重分離手段26は、TMCCの情報のうちデータ種別情報に基づいて、複数のデータ領域を種別ごとに分離するものである。なお、データ領域多重分離手段26は、TMCCの情報のうちポインタ情報も同時に分離する。このポインタ情報は、データの種別ごとにデータ構造体抽出手段27に出力される。なお、データ領域多重分離手段26で分離されたデータの種別ごとのデータ領域は、データ構造体抽出手段27によって、ポインタ情報に基づいて内容が参照されることになる。
データ構造体抽出手段27は、データ領域からデータ構造体を抽出するものである。なお、データ受信装置2は、データの種別ごとに複数のデータ構造体抽出手段27(27a,27b,…)を備えている。
ここでは、データ構造体抽出手段27は、データ領域多重分離手段26から出力されるポインタ情報に基づいて、データ領域内のデータ構造体の先頭位置を検出することで、データ構造体の同期をとって抽出する。なお、データ構造体が可変長である場合、データ構造体抽出手段27は、ポインタ情報によって指定されたデータ構造体以降のデータについては、予めデータ構造体に含まれている当該データ構造体のデータ長を参照して、順次データ構造体を抽出する。
そして、データ構造体抽出手段27が抽出したデータ構造体を連続したデータとして出力することで、データの種別ごとの伝送データが生成される。
このようにデータ受信装置2を構成することで、データ受信装置2は、フレーム構造を有するデジタル変調信号から、TSパケットやIPパケット等のデータ構造体が連続した複数の伝送データを抽出して受信することができる。
また、データ受信装置2は、制御領域(TMCC)に配列されているポインタ情報に基づいて、データ構造体の同期をとることができるため、可変長のデータ構造体であっても、データ領域から抽出することができる。これによって、固定長のTSパケットの他、可変長のIPパケット等の一般的なデータを受信することができる。
また、ここでは、データ受信装置2を、複数種別の伝送データが複数のスロット(データ領域)に多重化されたデジタル変調信号を受信するように構成したが、1種類のデジタル変調信号を受信する構成としてもよい。すなわち、図3で説明したデータ伝送装置1Bが伝送したデジタル変調信号を受信する場合、データ受信装置2において、データ構造体抽出手段27を1つとし、データ領域多重分離手段26を省略するとともに、TMCC情報抽出手段24を、データ種別を抽出しないTMCC情報抽出手段(制御領域ポインタ抽出手段)24Bとすることで、図8に示すデータ受信装置2B(第4実施形態)として構成する。
これによって、データ受信装置2Bは、予め定められた1種類の伝送データが含まれた、フレーム構造を有するデジタル変調信号を、データ構造体に同期させて受信することができる。
また、データ受信装置2,2Bは、図示を省略したCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えた一般的なコンピュータで構成することができ、コンピュータを前記した各手段として機能させるデータ受信プログラムにより動作させることができる。
[データ受信装置の動作]
次に、図9を参照(構成については適宜図7参照)して、本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の動作について説明を行う。図9は、本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の動作を示すフローチャートである。
まず、データ受信装置2は、復調手段20によって、入力されたデジタル変調信号を復調する(ステップS21)。
そして、データ受信装置2は、フレーム復号手段21によって、ステップS20で復調された復調信号から、フレーム同期信号を検出し、伝送フレームごとに復号する(ステップS22)。
その後、データ受信装置2は、データ領域抽出手段22によって、ステップS21で復号された伝送フレームからデータ領域を抽出する(ステップS23)。
また、データ受信装置2は、TMCC誤り訂正手段23によって、TMCCに付加されている誤り訂正符号に基づいて、TMCCの誤り訂正を行う(ステップS24)。そして、データ受信装置2は、TMCC情報抽出手段24によって、TMCCに配列されている情報(例えば、ポインタ情報、データ種別情報等)を抽出する(ステップS25)。
そして、データ受信装置2は、データ領域誤り訂正手段25によって、TMCCに付加されている誤り訂正符号に基づいて、データ領域の誤り訂正を行う(ステップS26)。
その後、データ受信装置2は、データ領域多重分離手段26によって、ステップS25で抽出されたTMCCの情報のうちのデータ種別情報に基づいて、複数のデータ領域を種別ごとに分離する(ステップS27)。
そして、データ受信装置2は、データ構造体抽出手段27によって、ステップS25で抽出されたTMCCの情報のうちのポインタ情報に基づいて、データ領域内のデータ構造体の先頭位置を検出して同期をとるとともに、順次データ構造体を抽出する(ステップS28)。
以上の動作によって、データ受信装置2は、TSパケットやIPパケット等のデータ構造体が連続したフレーム構造を有するデジタル変調信号を、データ構造体に同期させて受信することができる。
なお、図8に示したデータ受信装置2B(第4実施形態)の動作は、1つのデータ領域を処理対象としていること以外は、データ受信装置2の動作と基本的に同一であるため説明を省略する。
以上、本発明の第1および第2実施形態に係るデータ伝送装置、ならびに、第3および第4実施形態に係るデータ受信装置について説明したが、本発明は、これらの構成以外に種々の変形を行うことができる。
ここでは、データ構造体の位置を示すポインタ情報やデータ種別情報を、TMCC(制御情報)に付加することとしたが、ポインタ情報等を、データ領域の先頭に付加することとしてもよい。
以下、データ領域の先頭にポインタ情報等を付加することで、データ構造体の連続した伝送データを伝送するデータ伝送装置とデータ受信装置とについて説明する。
[データ伝送装置の他の構成]
まず、図10を参照して、データ伝送装置の他の構成について説明を行う。図10は、本発明の第5実施形態に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。
データ伝送装置1Cは、データ構造体の連続した複数の伝送データを多重化して、伝送フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送するものである。ここでは、データ伝送装置1Cは、データ構造体配列手段10と、データ領域多重手段11と、データ領域誤り訂正付加手段12と、データ領域配列手段13と、TMCC配列手段14Bと、TMCC誤り訂正付加手段15と、フレーム化手段16と、変調手段17と、ポインタ・データ種別付加手段18とを備えている。
また、ここでは、データ伝送装置1Cは、多重化する伝送データの数分のデータ構造体配列手段10(10a,10b,…)およびポインタ・データ種別付加手段18(18a,18b,…)を備えている。
TMCC配列手段14Bおよびポインタ・データ種別付加手段18以外の構成については、図2で説明したデータ伝送装置1と同一の構成であるため、同一の符号を付し説明を省略する。
TMCC配列手段14Bは、データ領域誤り訂正付加手段12から出力される誤り訂正符号の情報を、TMCC(制御領域)に配列するものである。なお、TMCC配列手段14Bは、ポインタ情報やデータ種別情報をTMCCに設定しない点が、TMCC配列手段14(図2参照)とは異なっている。なお、ポインタ情報やデータ種別情報は、後記するポインタ・データ種別付加手段18によってデータ領域に設定される。
ポインタ・データ種別付加手段(データ領域ポインタ・種別付加手段)18は、データ構造体配列手段10から出力されるデータ領域の先頭に、当該データ領域に含まれるデータ構造体の先頭の位置を示すポインタ情報と、当該データ領域のデータの種別を示すデータ種別情報とを付加するものである。このポインタ情報およびデータ種別情報が付加されたデータ領域は、データ領域多重手段11において、多重化されることになる。
ここで、図12を参照(適宜図10参照)して、データ領域におけるデータ構造体の配置について説明する。図12は、伝送フレームのデータ領域におけるデータ構造体の配置例を示す模式図である。
図12に示すように、ポインタ情報およびデータ種別情報は、スロット(データ領域)内の先頭に配置される。なお、ポインタ情報は、スロットの先頭からの相対位置を示すこととしてもよいし、スロットの先頭からポインタ情報およびデータ種別情報のデータ長だけずれた位置(ポインタ情報およびデータ種別情報の直後の位置)を基準位置とし、当該基準位置からの相対位置を示すこととしてもよい。
図10に戻って、データ伝送装置1Cの構成について説明を続ける。
このようにデータ伝送装置1Cを構成することで、データ伝送装置1Cは、データ伝送装置1(図2参照)と同様、TSパケットやIPパケット等のデータ構造体が連続した複数の伝送データを、フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。また、データ伝送装置1Cは、伝送データがストリームデータのようなデータ構造を有さないデータであっても、パケット先頭を含まない状態として、フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。
また、ここでは、データ伝送装置1Cを、複数種類の伝送データを複数のスロット(データ領域)を有する伝送フレームに配列して伝送するように構成したが、1種類の伝送データをデジタル変調信号として伝送する構成としてもよい。この場合、例えば、データ構造体配列手段10を1つとし、複数のポインタ・データ種別付加手段18を、データ種別を付加しない1つのポインタ付加手段(データ領域ポインタ付加手段)18Bとし、データ領域多重手段11を省略することで、図11に示すデータ伝送装置1D(第6実施形態)として構成する。
これによって、データ伝送装置1Dは、予め定められた1種類の伝送データを、データ伝送装置1Cと同様、フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。
また、データ伝送装置1C,1Dは、図示を省略したCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えた一般的なコンピュータで構成することができ、コンピュータを前記した各手段として機能させるデータ伝送プログラムにより動作させることができる。
なお、データ伝送装置1C,1Dの動作は、それぞれデータ伝送装置1,1Bの動作において、ポインタ情報等の配置先をTMCC(制御領域)からデータ領域に変更していること以外は同一であるため、説明を省略する。
[データ受信装置の他の構成]
次に、図13を参照して、データ受信装置の他の構成について説明を行う。図13は、本発明の第7実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図である。
データ受信装置2Cは、図10で説明したデータ伝送装置1Cから伝送された伝送フレーム構造を有するデジタル変調信号を受信して、当該デジタル変調信号に多重化されている複数の伝送データを抽出するものである。ここでは、データ受信装置2Cは、復調手段20と、フレーム復号手段21と、データ領域抽出手段22と、TMCC誤り訂正手段23と、TMCC情報抽出手段24Bと、データ領域誤り訂正手段25と、データ領域多重分離手段26Bと、データ構造体抽出手段27と、ポインタ・データ種別抽出手段28とを備えている。
また、ここでは、データ受信装置2Cは、多重化された伝送データの数分のデータ構造体抽出手段27(27a,27b,…)およびポインタ・データ種別抽出手段28(28a,28b,…)を備えている。
TMCC情報抽出手段24B、データ領域多重分離手段26Bおよびポインタ・データ種別抽出手段28以外の構成については、図7で説明したデータ受信装置2と同一の構成であるため、同一の符号を付し説明を省略する。
TMCC情報抽出手段24Bは、TMCCに配列されている情報を抽出するものである。なお、TMCCには、ポインタ情報やデータ種別情報が設定されていないため、TMCC情報抽出手段24Bは、ポインタ情報やデータ種別情報以外の誤り訂正符号等の情報を抽出する点が、TMCC情報抽出手段24(図7参照)とは異なっている。
データ領域多重分離手段26Bは、データ領域に多重化されているデータ種別情報に基づいて、複数のデータ領域をデータ種別ごとに分離するものである。このデータ領域多重分離手段26Bで分離されたデータ種別ごとのデータ領域は、それぞれ、データ種別に対応したポインタ・データ種別抽出手段28a,28B,…で参照されることになる。
ポインタ・データ種別抽出手段(データ領域ポインタ・種別抽出手段)28は、データ領域多重分離手段26Bで分離されたデータ領域から、ポインタ情報やデータ種別情報を分離、抽出し、データ領域をデータ構造体のみを有する領域に分離するものである。このポインタ・データ種別抽出手段28で抽出されたポインタ情報は、データ種別ごとにデータ構造体抽出手段27に出力される。また、ポインタ・データ種別抽出手段28で分離されたデータの種別ごとのデータ領域は、データ構造体抽出手段27によって、ポインタ情報に基づいて内容が参照されることになる。
このようにデータ受信装置2Cを構成することで、データ受信装置2Cは、データ受信装置2(図7参照)と同様、フレーム構造を有するデジタル変調信号から、TSパケットやIPパケット等のデータ構造体が連続した複数の伝送データを抽出して受信することができる。
また、ここでは、データ受信装置2Cを、複数種別の伝送データが複数のスロット(データ領域)に多重化されたデジタル変調信号を受信するように構成したが、1種類のデジタル変調信号を受信する構成としてもよい。すなわち、図10で説明したデータ伝送装置1Cが伝送したデジタル変調信号を受信する場合、図14に示すデータ受信装置2D(第8実施形態)として構成する。
このデータ受信装置2Dは、データ受信装置2C(図13参照)において、データ構造体抽出手段27を1つとし、複数のポインタ・データ種別抽出手段28を、ポインタ情報のみを抽出する1つのポインタ抽出手段(データ領域ポインタ抽出手段)28Bとし、さらに、データ領域多重分離手段26Bを省略して構成する。
これによって、データ受信装置2Dは、予め定められた1種類の伝送データが含まれた、フレーム構造を有するデジタル変調信号を、データ構造体に同期させて受信することができる。
また、データ受信装置2C,2Dは、図示を省略したCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えた一般的なコンピュータで構成することができ、コンピュータを前記した各手段として機能させるデータ受信プログラムにより動作させることができる。
なお、データ受信装置2C,2Dの動作は、それぞれデータ受信装置2,2Bの動作において、TMCC(制御領域)に付加されているポインタ情報等を参照する代わりに、データ領域に付加されているポインタ情報等を参照していること以外は同一であるため、説明を省略する。
以上、データ領域の先頭にポインタ情報等を付加することで、データ構造体の連続した伝送データを伝送するデータ伝送装置とデータ受信装置とについて説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
例えば、データ領域にデータ構造体の先頭が存在しない場合、あるいは、ストリームデータであってポインタ情報を必要としない場合、TMCCにポインタ情報の有無を示すフラグを付加しておく。このフラグによって、ポインタ情報が不要である場合は、当該ポインタ情報の領域をデータ領域から削除しておくことで、データの伝送効率を高めることができる。
本発明の実施形態に係るデータ伝送装置が伝送する伝送フレームの構造を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の動作を示すフローチャートである。 TMCCの構成例を示す構成図である。 伝送フレームのデータ領域におけるデータ構造体の配置例を示す模式図である。 本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。 伝送フレームのデータ領域におけるデータ構造体の配置例を示す模式図である。 本発明の第7実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第8実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 データ伝送装置
10 データ構造体配列手段
11 データ領域多重手段
12 データ領域誤り訂正付加手段
13 データ領域配列手段
14 TMCC領域配列手段(制御領域ポインタ・種別付加手段)
14B TMCC領域配列手段(制御領域ポインタ付加手段)
15 TMCC誤り訂正付加手段
16 フレーム化手段
17 変調手段
18 ポインタ・データ種別付加手段(データ領域ポインタ・種別付加手段)
18B ポインタ付加手段(データ領域ポインタ付加手段)
2 データ受信装置
20 復調手段
21 フレーム復号手段
22 データ領域抽出手段
23 TMCC誤り訂正手段
24 TMCC情報抽出手段(制御領域ポインタ・種別抽出手段)
24B TMCC情報抽出手段(制御領域ポインタ抽出手段)
25 データ領域誤り訂正手段
26 データ領域多重分離手段
27 データ構造体抽出手段
28 ポインタ抽出手段(データ領域ポインタ・種別抽出手段)
28B ポインタ抽出手段(データ領域ポインタ抽出手段)

Claims (7)

  1. データ構造体の連続した伝送データを、当該データ構造体の構造とは独立したデータ領域と、当該データ領域を制御するための制御領域とを伝送フレーム構造として有するデジタル変調信号として伝送するデータ伝送装置であって、
    前記伝送データのデータ構造体を前記データ領域ごとに配列するデータ構造体配列手段と、
    このデータ構造体配列手段で配列されたデータ領域において、前記データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報を前記制御領域に付加する制御領域ポインタ付加手段と、
    前記データ領域と前記制御領域とを予め定められた伝送フレームとして構成するフレーム化手段と、
    を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 異なるデータ構造体で構成された複数の伝送データを、当該データ構造体の構造とは独立した複数のデータ領域と、当該データ領域を制御するための制御領域とを伝送フレーム構造として有するデジタル変調信号として伝送するデータ伝送装置であって、
    前記複数の伝送データのデータ構造体を前記データ領域ごとに配列する複数のデータ構造体配列手段と、
    このデータ構造体配列手段で配列されたデータ領域において、前記データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報と前記伝送データの種別を示す種別情報とを前記制御領域に付加する制御領域ポインタ・種別付加手段と、
    前記データ領域と前記制御領域とを予め定められた伝送フレームとして構成するフレーム化手段と、
    を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
  3. 前記フレーム化手段は、前記制御領域と前記データ領域とを構成する際に、前記制御領域を、前記データ領域よりも高い伝送誤り耐性を有する変調方式を用いて変調を行う領域にフレーム化することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ伝送装置。
  4. 前記フレーム化手段は、前記制御領域と前記データ領域とを構成する際に、前記制御領域を、前記データ領域よりも高い伝送誤り耐性を有する誤り訂正方式を用いて誤り訂正を行う領域にフレーム化することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ伝送装置。
  5. データ構造体の連続した伝送データを、当該データ構造体の構造とは独立したデータ領域を伝送フレーム構造として有するデジタル変調信号として伝送するデータ伝送装置であって、
    前記伝送データのデータ構造体を前記データ領域ごとに配列するデータ構造体配列手段と、
    このデータ構造体配列手段で配列されたデータ領域において、前記データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報を前記データ領域に付加するデータ領域ポインタ付加手段と、
    前記データ領域を予め定められた伝送フレームとして構成するフレーム化手段と、
    を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
  6. 異なるデータ構造体で構成された複数の伝送データを、当該データ構造体の構造とは独立した複数のデータ領域を伝送フレーム構造として有するデジタル変調信号として伝送するデータ伝送装置であって、
    前記複数の伝送データのデータ構造体を前記データ領域ごとに配列する複数のデータ構造体配列手段と、
    このデータ構造体配列手段で配列されたデータ領域において、前記データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報と前記伝送データの種別を示す種別情報とを前記データ領域に付加するデータ領域ポインタ・種別付加手段と、
    前記データ領域を予め定められた伝送フレームとして構成するフレーム化手段と、
    を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
  7. 前記データ領域内に前記データ構造体内の先頭データが含まれていない場合に、前記ポインタ情報を、前記データ領域内を指し示す最大位置よりも大きい値とすることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のデータ伝送装置。
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