JP4839385B2 - データ受信装置 - Google Patents
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Description
これらのISDB−SやDVB−Sは、映像や音声を符号化した符号化データであるMPEG−2(Moving Picture Experts Group-2)トランスポートストリーム(以下、TS)の伝送に適した方式である。
この場合、ISDB−SやDVB−Sでは、IPパケット等をMPEG−2TSのデータとして伝送している。すなわち、ISDB−SやDVB−Sでは、IPをMPEG−2TSの上位層と位置づけ、IPパケットをMPEG−2TSのデータとして伝送している。
この場合、デジタル信号を送受信するプロトコルが煩雑になり、データの伝送装置や受信装置の負荷が大きくなってしまうという問題点がある。
また、例えば、IPパケットを伝送する場合、IPとは直接関係のないMPEG−2TSのTSヘッダ等の信号を伝送しなければならないため、伝送効率が悪くなってしまうという問題もある。
そして、データ受信装置は、フレーム復号手段によって、復調手段で復調された変調ストリーム信号から、フレーム同期信号等を検出することによって、伝送フレームを検出する。
そして、データ受信装置は、データ領域抽出手段によって、伝送フレームから当該伝送フレームを構成するデータ領域を抽出する。
さらに、データ受信装置は、制御領域ポインタ抽出手段によって、伝送フレームを構成するデータ領域を制御するための制御領域から、データ構造体の位置を示すポインタ情報を抽出する。
そして、データ受信装置は、データ構造体抽出手段によって、ポインタ情報に基づいて、データ領域からデータ構造体を順次抽出する。
そして、データ受信装置は、フレーム復号手段によって、復調手段で復調された変調ストリーム信号から、フレーム同期信号等を検出することによって、伝送フレームを検出する。
そして、データ受信装置は、データ領域抽出手段によって、伝送フレームから当該伝送フレームを構成するデータ領域を抽出する。
さらに、データ受信装置は、制御領域ポインタ・種別抽出手段によって、伝送フレームを構成するデータ領域を制御するための制御領域から、データ構造体の位置を示すポインタ情報と伝送データの種別を示す種別情報とを抽出する。
そして、データ受信装置は、データ構造体抽出手段によって、ポインタ情報と種別情報とに基づいて、データ領域から種別ごとのデータ構造体を順次抽出する。
そして、データ受信装置は、フレーム復号手段によって、復調手段で復調された変調ストリーム信号から、フレーム同期信号等を検出することによって、伝送フレームを検出する。
そして、データ受信装置は、データ領域抽出手段によって、伝送フレームから当該伝送フレームを構成するデータ領域を抽出する。
さらに、データ受信装置は、データ領域ポインタ抽出手段によって、データ領域から、データ構造体の位置を示すポインタ情報を抽出する。
そして、データ受信装置は、データ構造体抽出手段によって、ポインタ情報に基づいて、データ領域からデータ構造体を順次抽出する。
そして、データ受信装置は、フレーム復号手段によって、復調手段で復調された変調ストリーム信号から、フレーム同期信号等を検出することによって、伝送フレームを検出する。
そして、データ受信装置は、データ領域抽出手段によって、伝送フレームから当該伝送フレームを構成するデータ領域を抽出する。
さらに、データ受信装置は、データ領域ポインタ・種別抽出手段によって、データ領域から、データ構造体の位置を示すポインタ情報と伝送データの種別を示す種別情報とを抽出する。
そして、データ受信装置は、データ構造体抽出手段によって、ポインタ情報と種別情報とに基づいて、データ領域から種別ごとのデータ構造体を順次抽出する。
請求項1〜4に記載の発明によれば、伝送データを構成するデータ構造体を、伝送フレームのデータ領域の先頭に整列(アラインメント)した状態で受信する必要がないため、任意のデータ長のデータ構造体を受信することができる。また、本発明によれば、ポインタ情報に基づいて、データ構造体の位置を認識することができるため、特定のプロトコルに依存しない任意のデータ構造体を受信することができる。
さらに、請求項2、4に記載の発明によれば、異なるデータ領域に多重させた複数の種別の異なる伝送データを受信することができる。これによって、異なるプロトコルの伝送データを並列して個別に受信することができる。また、従来は異なるプロトコルの伝送データを並列して伝送するには、カプセル化等の処理を必要としたのに比較して、伝送効率を高めることができる。
[伝送フレームの構造について]
最初に、図1を参照して、本発明の実施形態に係るデータ伝送装置が、伝送路に対して伝送するデジタル変調信号の伝送フレームの構造について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るデータ伝送装置が伝送するデジタル変調信号の伝送フレームの構造を説明するための説明図である。
従来、固定長のデータ構造体(例えば、TSパケット)は、各データ領域(スロット)の先頭から配置(アラインメント)される。すなわち、スロット長を固定長であるデータ構造体のデータ長の整数倍とすることで、必ずスロットの先頭からデータ構造体を配置している。
これによって、スロット内にTSパケットのような固定長パケット以外に、IPパケットのような可変長パケットを割り当てることができ、各スロットの先頭パケット位置が特定されるため、受信側において同期をとることが可能になる。
以下、デジタル信号の伝送データを、伝送フレーム単位で伝送するデータ伝送装置および当該伝送フレームを受信するデータ受信装置について説明を行う。
まず、図2を参照して、本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の構成について説明を行う。図2は、本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。
また、ここでは、データ伝送装置1は、多重化する伝送データの数分のデータ構造体配列手段10(10a,10b,…)を備えている。なお、多重化する伝送データは、それぞれ異なる種別のデータ(TSパケット、IPパケット等)であっても構わないし、同一の種別のデータであっても構わない。
ここでは、データ構造体配列手段10は、伝送データのデータ構造体(TSパケット、IPパケット等)単位で、伝送データをデータ領域に配列して、データ領域多重手段11に出力する。さらに、データ構造体配列手段10は、配列したデータ領域内におけるデータ構造体の位置を示すポインタ情報、ならびに、個々のデータ領域のデータ種別を示すデータ種別情報を、TMCCの情報として生成し、データ領域多重手段11に出力する。
この多重化されたデータ領域のデータは、データ領域誤り訂正付加手段12に出力され、TMCCの情報は、TMCC配列手段14に出力される。
ここでは、データ領域誤り訂正付加手段12は、畳み込み符号、BCH(Bose Chaudhuri Hocquengham)符号、RS(Reed Solomon)符号、LDPC(Low-Density Parity Check)符号等の誤り訂正符号を付加して、データ領域配列手段13に出力する。さらに、データ領域誤り訂正付加手段12は、当該データ領域に付加した誤り訂正符号(外符号および/または内符号)の種別を、TMCCの情報としてTMCC配列手段14に出力する。
図5に示すように、本発明においては、「スロット/データ種別情報」および「スロット/ポインタ情報」を追加してTMCCを構成している。
例えば、スロット長(データ領域の長さ)が32800バイトの場合、ポインタ情報は、16ビット(2バイト)で構成する。そして、当該スロットにデータ構造体の先頭が存在しない場合は、ポインタ情報に「65535(=0xffff)」を設定する。
こうすることによって、ポインタ情報のビット数を節約し、伝送効率を上げることができる。これは、特にポインタ情報をデータ領域で伝送する場合に有効である。
また、図6(b)(c)に示すように、IPパケットやそれ以外の一般パケットにおいては、前のフレームから連続したパケットに続いてパケットが配置される。そこで、TMCC配列手段14は、前のフレームから連続したパケットに続くパケットのポインタ(図中、A、B)をポインタ情報としてTMCCに設定する。
これによって、スロット内の先頭のデータ構造体の位置が、ポインタ情報により特定されることになる。
なお、各データ領域(スロット)のデータ種別情報は、TMCC内に配置される(図示せず)。
図2に戻って、データ伝送装置1の構成について説明を続ける。
なお、TMCC誤り訂正付加手段15は、TMCC(制御領域)の内容の重要性から、データ領域よりも高い伝送誤り耐性を有する誤り訂正符号方式を用いることが望ましい。
また、このフレーム化手段16は、データ領域と制御領域とを伝送フレームとして構成する際に、制御領域を、データ領域よりも高い伝送誤り耐性を有するTMCCに構成することでフレーム化を行う。
ここでは、変調手段17は、制御領域(TMCC)とデータ領域(スロット)とをそれぞれ指定された変調方式で変調する。また、制御領域の変調には、その内容の重要性から、データ領域の変調よりも高い伝送誤り耐性を有する変調方式を用いることが望ましい。例えば、変調手段17は、制御領域(TMCC)についてはBPSK、データ領域(スロット)については8PSKでそれぞれ変調する。
これによって、データ伝送装置1Bは、予め定められた1種類の伝送データを、データ伝送装置1と同様、フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。
次に、図4を参照(構成については適宜図2参照)して、本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の動作について説明を行う。図4は、本発明の第1実施形態に係るデータ伝送装置の動作を示すフローチャートである。
まず、データ伝送装置1は、データ構造体配列手段10によって、入力された伝送データをデータ領域(スロット)ごとに配列(分割)する(ステップS11)。なお、データ構造体配列手段10a,10bは、それぞれ並列して、伝送データをデータ領域ごとに配列する。さらに、データ伝送装置1は、データ構造体配列手段10によって、配列したデータ構造体の位置を示すポインタ情報、ならびに、個々のデータ領域のデータ種別を示すデータ種別情報を、TMCCの情報として生成する(ステップS12)。
その後、データ伝送装置1は、データ領域誤り訂正付加手段12によって、データ種別ごとに予め定めた誤り訂正符号を付加する(ステップS14)。
そして、データ伝送装置1は、データ領域配列手段13によって、データ領域を、伝送フレームとして伝送する予め定めたフレームの形式にフォーマットする(ステップS15)。
その後、データ伝送装置1は、TMCC誤り訂正付加手段15によって、TMCCに予め定めた誤り訂正符号を付加する(ステップS17)。
そして、データ伝送装置1は、変調手段17によって、制御領域(TMCC)とデータ領域(スロット)とをそれぞれ異なる変調方式で変調して、デジタル変調信号を生成する(ステップS19)。
なお、図3に示したデータ伝送装置1B(第2実施形態)の動作は、入力される伝送データが1つであること以外は、データ伝送装置1の動作と基本的に同一であるため説明を省略する。
次に、図7を参照して、本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の構成について説明を行う。図7は、本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図である。
さらに、フレーム復号手段21は、伝送フレーム内のTMCCをTMCC誤り訂正手段23に出力する。
ここでは、データ構造体抽出手段27は、データ領域多重分離手段26から出力されるポインタ情報に基づいて、データ領域内のデータ構造体の先頭位置を検出することで、データ構造体の同期をとって抽出する。なお、データ構造体が可変長である場合、データ構造体抽出手段27は、ポインタ情報によって指定されたデータ構造体以降のデータについては、予めデータ構造体に含まれている当該データ構造体のデータ長を参照して、順次データ構造体を抽出する。
そして、データ構造体抽出手段27が抽出したデータ構造体を連続したデータとして出力することで、データの種別ごとの伝送データが生成される。
また、データ受信装置2は、制御領域(TMCC)に配列されているポインタ情報に基づいて、データ構造体の同期をとることができるため、可変長のデータ構造体であっても、データ領域から抽出することができる。これによって、固定長のTSパケットの他、可変長のIPパケット等の一般的なデータを受信することができる。
これによって、データ受信装置2Bは、予め定められた1種類の伝送データが含まれた、フレーム構造を有するデジタル変調信号を、データ構造体に同期させて受信することができる。
次に、図9を参照(構成については適宜図7参照)して、本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の動作について説明を行う。図9は、本発明の第3実施形態に係るデータ受信装置の動作を示すフローチャートである。
まず、データ受信装置2は、復調手段20によって、入力されたデジタル変調信号を復調する(ステップS21)。
そして、データ受信装置2は、フレーム復号手段21によって、ステップS20で復調された復調信号から、フレーム同期信号を検出し、伝送フレームごとに復号する(ステップS22)。
また、データ受信装置2は、TMCC誤り訂正手段23によって、TMCCに付加されている誤り訂正符号に基づいて、TMCCの誤り訂正を行う(ステップS24)。そして、データ受信装置2は、TMCC情報抽出手段24によって、TMCCに配列されている情報(例えば、ポインタ情報、データ種別情報等)を抽出する(ステップS25)。
その後、データ受信装置2は、データ領域多重分離手段26によって、ステップS25で抽出されたTMCCの情報のうちのデータ種別情報に基づいて、複数のデータ領域を種別ごとに分離する(ステップS27)。
そして、データ受信装置2は、データ構造体抽出手段27によって、ステップS25で抽出されたTMCCの情報のうちのポインタ情報に基づいて、データ領域内のデータ構造体の先頭位置を検出して同期をとるとともに、順次データ構造体を抽出する(ステップS28)。
なお、図8に示したデータ受信装置2B(第4実施形態)の動作は、1つのデータ領域を処理対象としていること以外は、データ受信装置2の動作と基本的に同一であるため説明を省略する。
ここでは、データ構造体の位置を示すポインタ情報やデータ種別情報を、TMCC(制御情報)に付加することとしたが、ポインタ情報等を、データ領域の先頭に付加することとしてもよい。
以下、データ領域の先頭にポインタ情報等を付加することで、データ構造体の連続した伝送データを伝送するデータ伝送装置とデータ受信装置とについて説明する。
まず、図10を参照して、データ伝送装置の他の構成について説明を行う。図10は、本発明の第5実施形態に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。
データ伝送装置1Cは、データ構造体の連続した複数の伝送データを多重化して、伝送フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送するものである。ここでは、データ伝送装置1Cは、データ構造体配列手段10と、データ領域多重手段11と、データ領域誤り訂正付加手段12と、データ領域配列手段13と、TMCC配列手段14Bと、TMCC誤り訂正付加手段15と、フレーム化手段16と、変調手段17と、ポインタ・データ種別付加手段18とを備えている。
TMCC配列手段14Bおよびポインタ・データ種別付加手段18以外の構成については、図2で説明したデータ伝送装置1と同一の構成であるため、同一の符号を付し説明を省略する。
図12に示すように、ポインタ情報およびデータ種別情報は、スロット(データ領域)内の先頭に配置される。なお、ポインタ情報は、スロットの先頭からの相対位置を示すこととしてもよいし、スロットの先頭からポインタ情報およびデータ種別情報のデータ長だけずれた位置(ポインタ情報およびデータ種別情報の直後の位置)を基準位置とし、当該基準位置からの相対位置を示すこととしてもよい。
図10に戻って、データ伝送装置1Cの構成について説明を続ける。
これによって、データ伝送装置1Dは、予め定められた1種類の伝送データを、データ伝送装置1Cと同様、フレーム構造を有するデジタル変調信号として伝送することができる。
なお、データ伝送装置1C,1Dの動作は、それぞれデータ伝送装置1,1Bの動作において、ポインタ情報等の配置先をTMCC(制御領域)からデータ領域に変更していること以外は同一であるため、説明を省略する。
次に、図13を参照して、データ受信装置の他の構成について説明を行う。図13は、本発明の第7実施形態に係るデータ受信装置の構成を示すブロック図である。
データ受信装置2Cは、図10で説明したデータ伝送装置1Cから伝送された伝送フレーム構造を有するデジタル変調信号を受信して、当該デジタル変調信号に多重化されている複数の伝送データを抽出するものである。ここでは、データ受信装置2Cは、復調手段20と、フレーム復号手段21と、データ領域抽出手段22と、TMCC誤り訂正手段23と、TMCC情報抽出手段24Bと、データ領域誤り訂正手段25と、データ領域多重分離手段26Bと、データ構造体抽出手段27と、ポインタ・データ種別抽出手段28とを備えている。
このようにデータ受信装置2Cを構成することで、データ受信装置2Cは、データ受信装置2(図7参照)と同様、フレーム構造を有するデジタル変調信号から、TSパケットやIPパケット等のデータ構造体が連続した複数の伝送データを抽出して受信することができる。
このデータ受信装置2Dは、データ受信装置2C(図13参照)において、データ構造体抽出手段27を1つとし、複数のポインタ・データ種別抽出手段28を、ポインタ情報のみを抽出する1つのポインタ抽出手段(データ領域ポインタ抽出手段)28Bとし、さらに、データ領域多重分離手段26Bを省略して構成する。
これによって、データ受信装置2Dは、予め定められた1種類の伝送データが含まれた、フレーム構造を有するデジタル変調信号を、データ構造体に同期させて受信することができる。
例えば、データ領域にデータ構造体の先頭が存在しない場合、あるいは、ストリームデータであってポインタ情報を必要としない場合、TMCCにポインタ情報の有無を示すフラグを付加しておく。このフラグによって、ポインタ情報が不要である場合は、当該ポインタ情報の領域をデータ領域から削除しておくことで、データの伝送効率を高めることができる。
10 データ構造体配列手段
11 データ領域多重手段
12 データ領域誤り訂正付加手段
13 データ領域配列手段
14 TMCC領域配列手段(制御領域ポインタ・種別付加手段)
14B TMCC領域配列手段(制御領域ポインタ付加手段)
15 TMCC誤り訂正付加手段
16 フレーム化手段
17 変調手段
18 ポインタ・データ種別付加手段(データ領域ポインタ・種別付加手段)
18B ポインタ付加手段(データ領域ポインタ付加手段)
2 データ受信装置
20 復調手段
21 フレーム復号手段
22 データ領域抽出手段
23 TMCC誤り訂正手段
24 TMCC情報抽出手段(制御領域ポインタ・種別抽出手段)
24B TMCC情報抽出手段(制御領域ポインタ抽出手段)
25 データ領域誤り訂正手段
26 データ領域多重分離手段
27 データ構造体抽出手段
28 ポインタ抽出手段(データ領域ポインタ・種別抽出手段)
28B ポインタ抽出手段(データ領域ポインタ抽出手段)
Claims (4)
- データ構造体の連続した伝送データのデータ構造体を、当該データ構造体の構造とは独立したデータ領域ごとに配列するデータ構造体配列手段と、このデータ構造体配列手段で配列されたデータ領域において、前記データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報を、当該データ領域を制御するための制御領域に付加する制御領域ポインタ付加手段と、前記データ領域と前記制御領域とを予め定められた伝送フレームとして構成するフレーム化手段と、を備えたデータ伝送装置から伝送されたデジタル変調信号を受信するデータ受信装置であって、
前記デジタル変調信号を復調する復調手段と、
この復調手段で復調された信号から伝送フレームを検出するフレーム復号手段と、
このフレーム復号手段で検出された伝送フレームから当該伝送フレームを構成するデータ領域を抽出するデータ領域抽出手段と、
前記伝送フレームを構成する前記データ領域を制御するための制御領域から、データ構造体の位置を示すポインタ情報を抽出する制御領域ポインタ抽出手段と、
この制御領域ポインタ抽出手段で抽出されたポインタ情報に基づいて、前記データ領域からデータ構造体を順次抽出するデータ構造体抽出手段と、
を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 異なるデータ構造体で構成された複数の伝送データのデータ構造体を、当該データ構造体の構造とは独立したデータ領域ごとに配列する複数のデータ構造体配列手段と、このデータ構造体配列手段で配列されたデータ領域において、前記データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報と前記伝送データの種別を示す種別情報とを、当該データ領域を制御するための制御領域に付加する制御領域ポインタ・種別付加手段と、前記データ領域と前記制御領域とを予め定められた伝送フレームとして構成するフレーム化手段と、を備えたデータ伝送装置から伝送されたデジタル変調信号を受信するデータ受信装置であって、
前記デジタル変調信号を復調する復調手段と、
この復調手段で復調された信号から伝送フレームを検出するフレーム復号手段と、
このフレーム復号手段で検出された伝送フレームから当該伝送フレームを構成するデータ領域を抽出するデータ領域抽出手段と、
前記伝送フレームを構成する前記データ領域を制御するための制御領域から、データ構造体の位置を示すポインタ情報と前記伝送データの種別を示す種別情報とを抽出する制御領域ポインタ・種別抽出手段と、
この制御領域ポインタ・種別抽出手段で抽出されたポインタ情報と種別情報とに基づいて、前記データ領域から前記種別ごとのデータ構造体を順次抽出するデータ構造体抽出手段と、
を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - データ構造体の連続した伝送データのデータ構造体を、当該データ構造体の構造とは独立したデータ領域ごとに配列するデータ構造体配列手段と、このデータ構造体配列手段で配列されたデータ領域において、前記データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報を前記データ領域に付加するデータ領域ポインタ付加手段と、前記データ領域を予め定められた伝送フレームとして構成するフレーム化手段と、を備えたデータ伝送装置から伝送されたデジタル変調信号を受信するデータ受信装置であって、
前記デジタル変調信号を復調する復調手段と、
この復調手段で復調された信号から伝送フレームを検出するフレーム復号手段と、
このフレーム復号手段で検出された伝送フレームから当該伝送フレームを構成するデータ領域を抽出するデータ領域抽出手段と、
このデータ領域抽出手段で抽出されたデータ領域から、データ構造体の位置を示すポインタ情報を抽出するデータ領域ポインタ抽出手段と、
このデータ領域ポインタ抽出手段で抽出されたポインタ情報に基づいて、前記データ領域からデータ構造体を順次抽出するデータ構造体抽出手段と、
を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 異なるデータ構造体で構成された複数の伝送データのデータ構造体を、当該データ構造体の構造とは独立したデータ領域ごとに配列する複数のデータ構造体配列手段と、このデータ構造体配列手段で配列されたデータ領域において、前記データ構造体内の先頭データを有する最先のデータ構造体の位置を示すポインタ情報と前記伝送データの種別を示す種別情報とを前記データ領域に付加するデータ領域ポインタ・種別付加手段と、前記データ領域を予め定められた伝送フレームとして構成するフレーム化手段と、を備えたデータ伝送装置から伝送されたデジタル変調信号を受信するデータ受信装置であって、
前記デジタル変調信号を復調する復調手段と、
この復調手段で復調された信号から伝送フレームを検出するフレーム復号手段と、
このフレーム復号手段で検出された伝送フレームから当該伝送フレームを構成するデータ領域を抽出するデータ領域抽出手段と、
このデータ領域抽出手段で抽出されたデータ領域から、データ構造体の位置を示すポインタ情報と前記伝送データの種別を示す種別情報とを抽出するデータ領域ポインタ・種別抽出手段と、
このデータ領域ポインタ・種別抽出手段で抽出されたポインタ情報と種別情報とに基づいて、前記データ領域から前記種別ごとのデータ構造体を順次抽出するデータ構造体抽出手段と、
を備えることを特徴とするデータ受信装置。
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