JP2009147855A - 再送信装置、再変調装置及び放送システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】再送信装置20は、伝送路のクロックMを整数分の1に分周して変調用クロックを生成する。再変調装置30は、1つのPLL回路であるクロック再生部32により伝送路のクロックMを再生し、整数分の1に分周する回路(例えばカウンタ)であるクロック分周部33−1,33−2により変調用クロックT’,Qを生成する。また、再送信装置20は、TSの無効階層パケットを削除し、生成した変調用クロックT’に合わせてTSの情報速度を上げ、その際に設定した伝送パラメータに応じて無効階層パケットを挿入し、伝送速度を変更する。再変調装置30は、再送信装置20が設定した伝送パラメータに従って、生成した変調用クロックT’,Qを用いてTSを変調する。
【選択図】図3
Description
図1は、放送システムの全体構成を示す図である。この放送システム1は、送信装置10、再送信装置200、再変調装置300及び受信装置40−1,40−2を備えて構成される。送信装置10は、ISDB−T方式を用いたMPEG−2 TS及びISDB−S方式を用いたMPEG−2 TSの放送信号(変調信号)を、アンテナを介して送信する。
再送信装置200が、複数のMPEG−2 TSを時分割多重し、放送信号(ベースバンド信号)として送信する場合、異なるクロックドメインが混在することがある。図2は、異なるクロックドメインが混在する場合の、放送信号とクロックとの関係を示す図である。図2において、送信装置10−1〜10−nが、ISDB−T方式を用いたn個のMPEG−2 TS1〜nの放送信号(変調信号)を送信し、再送信装置200が、n個のMPEG−2 TS及びP個のMPEG−2 TSn+1〜n+pを時分割多重し、放送波(ベースバンド信号)として送信するものとする。また、再変調装置300が、これらのMPEG−2 TSを含む放送信号(ベースバンド信号)を受信し、n+p個のうちのx個のMPEG−2 TSをISDB−T方式に従った変調方式で変調し、残りのn+p−x個のMPEG−2 TSをJ.83方式に従った変調方式で変調するものとする。
(1)タイムスタンプを用いる手法
このタイムスタンプを用いる手法は、再送信装置200が、送信したいMPEG−2 TSのクロックの一周期を、再送信伝送路のクロックMでカウントし、その値(以下、「タイムスタンプ」という。)を定期的に送信し、再変調装置300が、再送信伝送路のクロックM及びタイムスタンプから、クロックT1〜Tnを、例えばPLL回路を用いて再生するものである。
このバッファメモリを用いる手法は、再変調装置300が、放送信号(ベースバンド信号)を蓄積するバッファメモリを用意し、バッファメモリ残量が一定となるように、放送信号を読み出すためのクロックを調節することにより、クロックT1〜Tnを再生するものである。
前述した(1)及び(2)の手法の他に、再送信装置200が、クロックT1〜TnをクロックT1’〜Tn’に変換する際に、クロックT1’〜Tn’と再送信伝送路のクロックMとが整数比の関係を持たせるようにし、再変調装置300が、再送信伝送路のクロックMを分周・逓倍して、クロックT1’〜Tn’を再生することが考えられる。この場合、再変調装置300は、クロックT1’〜Tn’を用いてMPEG−2 TSを再変調する。
再送信装置は、前記再送信伝送路のクロックを逓倍せずに整数分の1に分周することにより、再変調装置によってISDB−T方式及びその他の方式に従った変調方式で変調するためのクロックが再生されるように、変調用クロックを生成する。再変調装置は、1つのPLL回路により、再送信伝送路のクロックを再生する。そして、整数分の1に分周する回路により、ISDB−T方式及びその他の方式で再変調するためのクロックを生成する。ここで、整数分の1に分周する回路は、PLL回路である必要がなく、PLL回路よりもはるかに簡易な構成を有する例えばカウンタを用いることができる。これにより、再変調装置で必要となるPLL回路は、再送信伝送路のクロックを再生するために、1つのみで済むことになる。但し、ISDB−T方式及びその他の方式の再変調には、規格に沿った周波数と精度を満たすクロックが必要であり、再送信装置は、その条件を満たすようにクロックを生成する必要がある。
また、再送信装置は、再変調装置がISDB−T方式に従った変調方式で変調できるようにするため、前記生成後のクロックに合わせて、ISDB−T方式を用いたMPEG−2 TSの伝送速度を、以下の方法で変換する。まず、再送信装置は、MPEG−2 TSの伝送速度を変換するに際し、MPEG−2 TSの情報速度を上げる。具体的には、再送信装置は、ISDB−T方式で規定された伝送パラメータの値を、受信したときよりも情報速度が上がるように変更し、その伝送パラメータの値で決まる情報速度に変換する。その際に、MPEG−2 TSにヌルパケットを挿入する。例えば、伝送パラメータの1つであるガードインターバル比が1/8のときの情報速度で受信した場合、ガードインターバル比を1/16に変換し、ヌルパケットを挿入することにより、受信時の情報速度を越える速度に変換する。
〔放送システム〕
図1は、本発明の実施形態の対象となる放送システムの全体構成を示す図である。この放送システム1は、送信装置10、再送信装置20、再変調装置30及び受信装置40−1,40−2を備えて構成される。前述した放送システム1では、再送信装置200及び再変調装置300としたが、本発明の実施形態では、再送信装置20及び再変調装置30として説明する。以下、MPEG−2 TSを単に「TS」という。
次に、図1に示した再送信装置20について説明する。図3は、本発明の実施形態による再送信装置20の構成、及び放送信号とクロックの関係を示す図である。この再送信装置20は、変調波受信部21、放送信号出力部22、TS時分割多重部23、クロック発生部(発振器)24、クロック分周部25及び速度変換部26を備えている。
(1)ISDB−T方式の場合
8.126984126・・・MHz(クロックT’)×4=32.50793650・・・MHz
この32.50793650・・・MHzのクロックは、ISDB−T方式に従った変調方式で再変調されるTSをシリアルで伝送するクロック、すなわち、前述した再送信伝送路における伝送速度に相当する。
(2)J.83方式の場合
5.274MHz(クロックQ)×6=31.644MHz
この31.644MHzのクロックは、J.83方式に従った変調方式で再変調されるTSをシリアルで伝送するクロック、すなわち、前述した再送信伝送路における伝送速度に相当する。尚、後述する再変調装置30では、伝送路のクロックMを整数分の1に分周して、変調用クロックT’,Qを生成できればよいので、32.50793650・・・MHz及び31.644MHzのクロックは不要である。
8.126984126・・・MHz(512/63MHz)±1ppm以内
尚、後述する再変調装置30の出力が0.05W以下であり、かつ、極微小電力局であると認められる場合は、±20kHz以内となる。また、J.83方式の変調用クロックQは、5.274MHz±20ppmの範囲内にある必要がある。
M/X=Q ・・・数式(1)
M/Y=T’ ・・・数式(2)
X=715,Y=464,M=3770.920634MHz
(この場合、T’=8.126984125MHz,Q=5.274014873・・・MHzである。)
X=809,Y=525,M=4266.666666MHz
(この場合、T’=8.126984126・・・MHz,Q=5.274000823・・・MHzである。)
これらの中からX,Y,Mの組み合わせを決定する。
次に、図3に示した再送信装置20における速度変換部26−1〜26−iについて詳細に説明する。図4は、速度変換部26−1〜26−iの構成及び処理を示す図である。また、図6は、速度変換部26−1〜26−iに入力されるTSの伝送速度と出力されるTSの伝送速度を示す図である。この速度変換部26−1〜26−iは、後述の再変調装置30によりISDB−T方式に従った変調方式で変調されるTSの伝送速度を変換する機能を有し、無効階層パケット削除部271、クロック分周・逓倍部272、情報速度変換部273及び無効階層パケット挿入部274を備えている。
T’×4×A/B×S ・・・数式(3)
ここで、Aは、1OFDMフレーム長で伝送するTSパケット数であり、モード、変調方式、符号化率の設定により決まる整数値である。例えば、モード3、変調方式64QAM、符号化率3/4のとき、216である。Bは、1TS多重フレームのTSパケット数であり、モード、ガードインターバル比の設定により決まる整数値である。例えば、モード3、ガードインターバル比1/8のとき、4608であり、モード3、ガードインターバル比1/16のとき、4352である。Sは、変調するTSを伝送するセグメント数であり、1〜13の値である。
次に、図1に示した再変調装置30について説明する。図5は、本発明の実施形態による再変調装置30の構成、及び放送信号とクロックの関係を示す図である。この再変調装置30は、TS分離部31、クロック再生部(PLL回路)32、クロック分周部33、変調部34及び伝送パラメータ記憶部35を備えている。
前記実施形態では、再送信装置20が、速度変換部26−1〜26−iの無効階層パケット挿入部274によりTSに無効階層パケットを挿入し、無効階層パケットを含むTSの放送信号を再変調装置30へ送信するようにしたが、無効階層パケットを含まないTSの放送信号を送信するようにしてもよい。この場合、再送信装置20における変調波受信部21−1〜21−iの無効階層パケット挿入部274による無効階層パケット挿入処理は不要となり、TSの伝送速度は、前述した数式(3)のクロックを用いて情報速度変換部273により出力されたTSの情報速度(20.9747991・・・Mbps)となる。
前記実施形態では、再変調装置30が、ISDB−T方式に従った変調方式で変調するTSの伝送パラメータの値を予め記憶しておくようにしたが、再送信装置20が、その伝送パラメータの値を伝送し、再変調装置30がそれを受信して使用するようにしてもよい。この場合、伝送パラメータの値は、例えば、ダミーバイト及びIIP(ISDB−T Information Packet)を持つ放送TSによって送信される。詳細については、ARIB STD−B31付属5.5を参照されたい。尚、IIPは、伝送パラメータを含むTMCC情報を伝送するパケットであり、再変調装置30の変調部34は、このパケットを無効階層パケットとして扱い、削除する。
前記実施形態では、ISDB−T方式に従った変調方式で変調するTSは、13セグメント全てが同じ伝送パラメータの値であるとして説明したが、1つのTSは最大3種類の異なる伝送パラメータの値を持つことができるので、そのようなTSを再送信する場合も本発明を適用することが可能である。この場合、再送信装置20は、異なる伝送パラメータで変調されるTSパケットをそれぞれ分離し、分離したパケット列毎に新たに伝送パラメータの値を設定し、前述した速度変換を行って、再度1つのTSに多重化すればよい。
前記実施形態では、再送信装置20は、ISDB−T方式に従った変調方式で変調するTSの伝送パラメータ(ガードインターバル比や符号化率)を変更することにより、情報速度を変換し、クロック変換に伴う速度変換処理の破綻を防ぐようにしたが、受信したTSの一部を再送信しないで廃棄し、その帯域をヌルパケットに置き換えて、ヌルパケットの帯域を速度変換に利用することにより、速度変換処理の破綻を防ぐようにしてもよい。例えば、2種類の異なる伝送パラメータの値を持ち、12セグメントを固定受信装置向けとして変調し、1セグメントを移動受信装置向けとして変調するTSがある場合、再送信装置20は、そのうちの12セグメント分のパケットをそのまま再送信するが、1セグメント分のパケットは廃棄し、代わりに量を調節したヌルパケットを再送信する。この場合、再送信装置20は、固定受信装置向けのパケットに対応する伝送パラメータ(ガードインターバル比や符号化率)を変更せずに、固定受信装置向けのパケットが使用するセグメント数を12から13に変更することで、固定受信装置向けのパケットの情報速度を上げることができる。またこの場合、固定受信装置向けのパケットに対応する伝送パラメータの値が、最も情報速度の高い場合であっても、使用するセグメント数が増えるため、情報速度を上げることができる。
前記実施形態では、再変調装置30の変調部34は、それぞれ変調用クロックT’,Qとして、8.126984125MHz,5.274014873・・・MHzを用いるようにしたが、この他に、再送信するTSのバイトクロックを用いるようにしてもよい。
M/X=QB ・・・数式(4)
M/Y=T’B ・・・数式(5)
X=301,Y=293,M=1190.603174MHz
(この場合、T’B=4.063492061・・・MHz,QB=3.955492272・・・MHzである。)
X=715,Y=696,M=2828.190476・・・MHz
(この場合、T’B=4.063492063・・・MHz,QB=3.955511155・・・MHzである。)
再変調装置30の変調部34で必要とするTSの変調用クロックを、逓倍回路を使用しないで(整数分の1の分周を行う回路だけを使用して)生成するためには、これらの中からX,Y,Mの組み合わせを決定すればよい。
前記実施形態では、J.83方式に従った変調方式を64QAMとして説明したが、それ以外の変調方式であってもよい。例えば、2007年9月時点で勧告化はされていないが、256QAMまたはそれ以上の多値QAM等であってもよい。例えば、変調方式が256QAMの場合、再送信するTSの伝送速度は、5.274×8=42.192Mbpsとなり、多重フレーム内の割り当てスロット数は、64QAMに比べて8/6倍となる。また、再変調装置30の変調部34−2は、TS分離部31から8ビットパラレルのTSを入力する。この場合、シンボルクロック(5.274MHz)がTSのバイトクロックに等しい関係になる。
前記実施形態では、MPEG−2 TSを時分割多重する場合について説明したが、本発明は、MPEG−4 TS等の他のTSにも適用がある。
10 送信装置
20,200 再送信装置
21,201 変調波受信部
22,202 放送信号出力部
23,203 TS時分割多重部
24 クロック発生部
25 クロック分周部
26 速度変換部
30,300 再変調装置
31 TS分離部
32 クロック再生部
33 クロック分周部
34 変調部
35 伝送パラメータ記憶部
40 受信装置
204 発振器
271 無効階層パケット削除部
272 クロック分周・逓倍部
273 情報速度変換部
274 無効階層パケット挿入部
Claims (11)
- TS(Transport Stream)を送信する送信装置と、前記送信装置からTSを受信し、互いに非同期な複数のTSを、伝送路のクロックで前記伝送路を介して再送信する再送信装置と、前記再送信装置から複数のTSを受信し、前記伝送路のクロックを再生して複数のTSを再変調し、再変調した複数のTSを送信する再変調装置と、前記再変調装置からTSを受信する受信装置とを備えた放送システムにおける前記再送信装置において、
前記伝送路のクロックを発生するクロック発生部と、
前記クロック発生部により発生された伝送路のクロックを整数分の1に分周し、変調用クロックを生成するクロック分周部と、
前記送信装置からTSを受信して復調する受信部と、
前記クロック分周部により生成された変調用クロックに基づいて、前記受信部により復調されたTSの情報速度を高くする速度変換部と、
前記速度変換部により情報速度を高くしたTSを入力し、時分割多重を施して前記伝送路を介して送信する時分割多重部と、を備え、
前記再変調装置に、伝送路のクロックを用いて前記変調用クロックを生成させることを特徴とする再送信装置。 - 請求項1に記載の再送信装置において、
前記受信部は、復調したTSに無効階層パケットを付加し、
前記速度変換部は、
前記受信部にて付加された無効階層パケットを削除する無効階層パケット削除部と、
前記クロック分周部により生成された変調用クロックに基づいて、前記無効階層パケット削除部により無効階層パケットが削除されたTSの情報速度を、伝送パラメータの設定及びヌルパケットの挿入により、高くする情報速度変換部と、
前記情報速度変換部により情報速度を高くしたTSに、無効階層パケットを挿入する無効階層パケット挿入部と、を備えたことを特徴とする再送信装置。 - 請求項1または2に記載の再送信装置において、
前記速度変換部の情報速度変換部は、ガードインターバル比が小さくなるように伝送パラメータを設定することを特徴とする再送信装置。 - 請求項1または2に記載の再送信装置において、
前記速度変換部の情報速度変換部は、符号化率が大きくなるように伝送パラメータを設定することを特徴とする再送信装置。 - 請求項2に記載の再送信装置において、
前記速度変換部は、クロック分周部により生成された変調用クロックに基づいて、前記情報速度変換部により高くなる情報速度に応じたクロックを生成するクロック生成部を備えることを特徴とする再送信装置。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載の再送信装置において、
前記受信部は、送信装置から第1の放送方式を用いたTS、及び前記第1の放送方式とは異なる他の放送方式を用いたTSを受信して復調し、
前記クロック分周部は、伝送路のクロックを整数分の1に分周して、第1の放送方式の変調用クロックを生成すると共に、第2の放送方式の変調用クロックを生成し、
前記速度変換部は、クロック分周部により生成された第1及び第2の放送方式の変調用クロックに基づいて、前記受信部により復調された第1及び第2の放送方式のTSの情報速度を高くする速度変換部と、
前記時分割多重部は、速度変換部により情報速度を高くした第1及び第2の放送方式のTSを入力し、これらのTSに時分割多重を施して前記伝送路を介して送信し、
前記再変調装置に、伝送路のクロックを用いて前記第1及び第2の変調用クロックを生成させることを特徴とする再送信装置。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載の再送信装置において、
第1の放送方式とは異なる第3の放送方式のTSを生成して出力する出力部を備え、
前記受信部は、送信装置から第1の放送方式を用いたTSを受信して復調し、
前記クロック分周部は、伝送路のクロックを整数分の1に分周して、第1の放送方式の変調用クロックを生成すると共に、第3の放送方式の変調用クロックを生成し、
前記速度変換部は、クロック分周部により生成された第1の放送方式の変調用クロックに基づいて、前記受信部により復調された第1の放送方式のTSの情報速度を高くし、
前記出力部は、クロック分周部により生成された第3の放送方式の変調用クロックを用いて、第3の放送方式のTSを出力し、
前記時分割多重部は、速度変換部により情報速度を高くした第1の放送方式のTS、及び、前記出力部により出力された第3の放送方式のTSを入力し、これらのTSに時分割多重を施して前記伝送路を介して送信し、
前記再変調装置に、伝送路のクロックを用いて前記第1及び第3の変調用クロックを生成させることを特徴とする再送信装置。 - 請求項1に記載の再送信装置において、
前記速度変換部は、受信部により復調されたTSを構成する一部のパケットを、ヌルパケットに置き換えることにより、前記TSの情報速度を高くすることを特徴とする再送信装置。 - TSを送信する送信装置と、前記送信装置からTSを受信し、互いに非同期な複数のTSを、伝送路のクロックで前記伝送路を介して再送信する再送信装置と、前記再送信装置から複数のTSを受信し、前記伝送路のクロックを再生して複数のTSを再変調し、再変調した複数のTSを送信する再変調装置と、前記再変調装置からTSを受信する受信装置とを備えた放送システムにおける前記再変調装置において、
前記再送信装置により送信されたTSを受信し、伝送路のクロックを再生するクロック再生部と、
前記クロック再生部により再生された伝送路のクロックを整数分の1に分周し、変調用クロックを生成するクロック分周部と、
前記再送信装置から複数のTSを受信し、クロック再生部により再生された伝送路のクロック、及びクロック分周部により生成された変調用クロックに基づいて、それぞれのTSに分離する分離部と、
前記クロック分周部により生成された変調用クロックに基づいて、前記分離部により分離されたTSを変調する変調部と、を備えたことを特徴とする再変調装置。 - 請求項9に記載の再変調装置において、
前記変調部は、再送信装置が再送信するTSの伝送パラメータを用いて、前記分離部により分離されたTSを変調することを特徴とする再変調装置。 - 請求項1から8までのいずれか一項に記載の再送信装置と、請求項9または10に記載の再変調装置とを含むことを特徴とする放送システム。
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