JP2011055159A - 転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法 - Google Patents

転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011055159A
JP2011055159A JP2009200941A JP2009200941A JP2011055159A JP 2011055159 A JP2011055159 A JP 2011055159A JP 2009200941 A JP2009200941 A JP 2009200941A JP 2009200941 A JP2009200941 A JP 2009200941A JP 2011055159 A JP2011055159 A JP 2011055159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
transfer rate
digital broadcast
broadcast signal
null
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009200941A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Yamazaki
雅也 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009200941A priority Critical patent/JP2011055159A/ja
Publication of JP2011055159A publication Critical patent/JP2011055159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

【課題】転送レートが低くとも、再生処理に必要なパケットを欠落させることなく受け渡すことができる。
【解決手段】デジタルテレビジョン表示装置100内部の変換部105が、入力側として定められた転送レートでパケットを受信する受信部201と、受信したパケットから、NULLパケットを削除するNULL削除部221と、NULLパケットが削除された後のパケットを記憶するバッファ202と、入力側より低い転送レートであって、後段の復調データ処理部603に応じて定められた出力側の転送レートで、バッファ202から読み出したパケットを送信する送信部203と、送信部203が送信する際、送信するパケットしてNULLパケットを付与し、出力側の転送レートで転送できるよう調整するNULL調整部222と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル放送信号の転送レートを変換する転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法に関する。
近年、衛星放送や地上波デジタル放送を受信するデジタルテレビジョン表示装置が普及する傾向にある。
このデジタルテレビジョン表示装置では、衛星放送や地上波デジタル放送からの放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリーム(TS)を取得し、当該トランスポートストリームをパケット単位で処理している。その際、トランスポートストリームを処理する構成の処理負担が軽減できるように、転送レートを低くする方が望ましい。
トランスポートストリームの転送レートを変換する技術としては、特許文献1が提案されている。当該特許文献1に記載された技術は、複数チューナでパケットを取得することを前提とした上で、複数チャンネルのデジタル放送信号のパケットを受け付け、当該パケットが到着した時刻を示すカウンタ値と、当該パケットに付属するPCR(Program Clock Reference)とを比較し、STC(System Time Clock)を必要に応じて補正している。
特開2001−326619号公報
しかしながら、引用文献1に記載された技術は、複数のチューナから入力されたデジタル放送信号を、同時にデコード可能とするための技術であり、処理負担を軽減させるための技術ではない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、転送レートを低減させることで処理負担を軽減させる転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる転送レート変換装置は、第1の転送レートでデジタル放送信号のパケットを受信する受信手段と、受信した前記デジタル放送信号のパケットから、ヌルパケットを削除する削除手段と、前記ヌルパケットが削除された後の前記デジタル放送信号のパケットを記憶する記憶手段と、前記第1の転送レートより低い転送レートであって、送信先に応じて予め定められた第2の転送レートで、当該送信先に対して、前記記憶手段から読み出した前記デジタル放送信号の前記パケットを送信する送信手段と、前記送信手段が送信する前記デジタル放送信号のパケットとしてヌルパケットを付与し、前記第2の転送レートで転送できるよう調整する調整手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるデジタル放送受信装置は、放送信号を復調することで、デジタル放送信号のパケットを生成し、当該デジタル放送信号を第1の転送レートで送信する復調手段と、前記第1の転送レートでデジタル放送信号のパケットを受信する受信手段と、受信した前記デジタル放送信号のパケットから、ヌルパケットを削除する削除手段と、前記ヌルパケットが削除された後の前記デジタル放送信号のパケットを記憶する記憶手段と、前記第1の転送レートより低い転送レートであって、送信先に応じて予め定められた第2の転送レートで、当該送信先に対して、前記記憶手段から読み出した前記デジタル放送信号の前記パケットを送信する送信手段と、前記送信手段が送信する前記デジタル放送信号のパケットとしてヌルパケットを付与し、前記第2の転送レートで転送できるよう調整する調整手段と、前記送信手段により送信されてきた前記パケットに対してデコード処理を行うデコード処理手段と、を備えることを特徴とする。
放送信号の転送レート変換方法は、受信手段が、第1の転送レートでデジタル放送信号のパケットを受信する受信ステップと、削除手段が、受信した前記デジタル放送信号のパケットから、ヌルパケットを削除する削除ステップと、格納手段が、前記ヌルパケットが削除された後の前記デジタル放送信号のパケットを記憶手段に格納する格納ステップと、送信手段が、前記第1の転送レートより低い転送レートであって、送信先に応じて予め定められた第2の転送レートで、当該送信先に対して、前記記憶手段から読み出した前記デジタル放送信号の前記パケットを送信する送信ステップと、調整手段が、前記送信ステップが送信する前記デジタル放送信号のパケットとしてヌルパケットを付与し、前記第2の転送レートで転送できるよう調整する調整ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、後段の転送レートに合わせて、処理に必要なデジタル放送信号のパケットを欠落させることなく受け渡すことができるという効果を奏する。
図1は、デジタルテレビジョン表示装置の主要な信号処理系を示すブロック図である。 図2は、第1の実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置の、デジタル放送信号のパケットの転送レートを変換するための構成を示したブロック図である。 図3は、第1の実施の形態にかかる変換器の入力側と出力側との周波数の違いを示した説明図である。 図4は、第1の実施の形態にかかる変換器が受信するTSパケットと、送信するTSパケットとを示した説明図である。 図5は、第1の実施の形態にかかる変換器におけるTSパケットの受信から送信までの処理手順を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置の、デジタル放送信号のパケットの転送レートを変換するための構成を示したブロック図である。 図7は、第2の実施の形態にかかる変換器が受信するTSパケットと、送信するTSパケットとを示した説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
デジタルテレビジョン表示装置100のハードウェア構成について説明する。図1は、デジタルテレビジョン表示装置100の主要な信号処理系を示すブロック図である。
地上波デジタル放送受信用のアンテナ101は、デジタルテレビジョン放送信号を受信し、入力端子120を介してパケット出力部102に供給する。
パケット出力部102は、RF受信器103と、復調器104と、を備え、供給されたデジタルテレビジョン放送信号を処理する。
RF受信器103は、制御部119からの制御信号により所望のチャネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号を復調器104に出力する。
復調器104は、制御部119からの制御信号により、RF受信器103で選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリーム(TS)を生成し、変換器105に送信する。
変換器105は、復調データ処理部106の同期する転送レート(周波数)に合わせてTSパケットを受信した後、搬送クロックが低い復調データ処理部106の転送レート(周波数)に合わせてTSパケットを送信する。これにより、変換器105において、TSパケットの転送レートの変換が行われる。なお、具体的な変換手法については後述する。
復調データ処理部106は、制御部119からの制御信号に応じて、入力されたTSパケットに対してTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットする。さらに、復調データ処理部106は、デパケットされたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理(例えば、デコード処理)を施し、グラフィック処理部115及び音声処理部112に出力する。
制御部119には、復調データ処理部106により処理された番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、映像、音声、字幕情報等(サービス情報、SI(Service Information))が入力される。そして、入力された電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)は、不揮発性メモリ133に随時格納、更新される。この不揮発性メモリ133に格納された情報は、番組表の表示や、番組の検索などに用いられる。
制御部119は、これら入力された情報からEPG、字幕を表示する場合には、そのための画像生成処理を行い、この生成したEPG、字幕の画像情報をグラフィック処理部115へ出力する。
また、この制御部119は、番組録画および番組予約録画を制御する機能を有し、番組予約受付時には、例えば液晶表示パネル111に電子番組ガイド(EPG)情報を表示し、リモートコントローラ150等を介したユーザ入力により予約番組を確定させ、その予約内容を、不揮発性メモリ133に設定する。そして、予約設定された時刻に予約番組を録画するようRF受信器103、復調器104、復調データ処理部106、及び記憶装置110を制御する。
復調データ処理部106は、デジタル信号処理により取得したセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部119へ出力する。
また、番組録画時には、制御部119は、復調データ処理部106がそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して選択的に所定のデジタル信号処理を施した信号を、ビデオデータとして記憶装置(例えば、HDD)110に記録する。また、復調データ処理部106は、録画番組再生時には、制御部119を介して記億装置110から読み出されたビデオデータをグラフィック処理部115及び音声処理部112に出力している。
以上の説明では、記憶装置110に録画する番組は、復調データ処理部106にてMPEG等のAVデコード処理をした後に、デコード後の映像信号及び音声信号をそのまま、あるいは他の圧縮方法に再圧縮などの所定のデジタル信号処理を施した後に、記憶装置110に録画するという方法とした。
グラフィック処理部115は、(1)復調データ処理部106内のAVデコーダ(図示せず)から供給されるデジタルの映像信号と、(2)OSD(On Screen Display)信号生成部116で生成されるOSD信号と、(3)データ放送による画像データと、(4)制御部119により生成されたEPG、及び字幕信号と、を合成して映像処理部117へ出力する機能を有する。
また、グラフィック処理部115は、字幕放送による字幕を表示するとき、制御部119からの制御による字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。
グラフィック処理部115から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部117に供給される。この映像処理部117は、入力されたデジタルの映像信号を、液晶表示パネル111で表示可能なアナログ映像信号に変換した後、液晶表示パネル111に出力して映像表示させる。また、出力端子118を介して外部の表示装置(図示せず)に、当該表示装置で表示可能なフォーマットの映像信号を出力して映像表示させることもできる。
また、上記音声処理部112は、入力されたデジタルの音声信号を、スピーカ113で再生可能なアナログ音声信号に変換した後、スピーカ113に出力して音声を再生させる。また、出力端子114を介して外部の音声出力装置(図示せず)に、当該音声出力装置で再生可能なフォーマットの音声信号を出力して音声再生させることもできる。
ここで、このデジタルテレビジョン表示装置100は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部119によって統括的に制御されている。この制御部119は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、リモートコントローラ150等から送出された操作情報を、受光部109を介して受信し、その操作内容(例えば、チャネル切換操作など)が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部119は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)131と、当該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)132と、各種の設定情報、制御情報及び番組情報等が格納されるフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ133とを利用している。
また、上記制御部119は、操作部108と接続されている。操作部108から、デジタルテレビジョン表示装置100に対する操作を受け付けることができる。
次に、第1の実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置100における、デジタル放送信号のパケットの転送レートを変換するための構成について説明する。図2は、第1の実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置100の、デジタル放送信号のパケットの転送レートを変換するための構成を示したブロック図である。
図2に示すように、デジタルテレビジョン表示装置100においては、パケット出力部102の復調器104から出力されたデジタルの放送信号(映像信号および音声信号含む)のパケットの転送レートを、変換器105で変換した後、復調データ処理部106に出力する構成となっている。
変換器105は、受信部201と、バッファ202と、送信部203と、を備えた構成とする。そして、復調データ処理部106は、入力処理部211と、デコード部212とを備えた構成とする。
そして、本実施の形態にかかる変換器105は、受信側より送信側の転送レートを低くする変換を行っている。本実施の形態では、転送レートを変更する手段として、周波数の変更を行うこととする。なお、本実施の形態では周波数変換で転送レートを変換しているが、周波数の変換のみに制限するものではなく、例えばバス幅の変更と組み合わせても良い。
図3は、変換器105の入力側と出力側との周波数の違いを示した説明図である。図3に示すように、復調器104と変換器105との間では、搬送クロックが周波数k1で同期して動いている。そして、変換器105と復調データ処理部106との間では、周波数k2で同期して動いている。そして、当該周波数k1および周波数k2はそれぞれ異なる固定周波数とする。
上述したように、変換器105が、復調器104と変換器105との間の入力側の転送レートより、変換器105と復調データ処理部106との間の出力側の変換レートを低くしている。つまり、本実施の形態においては、受信部201が受信する際に復調器104と同期する周波数k1より、送信部203が送信する際に復調データ処理部106と同期する周波数k2より周波数を低くなるよう設計されている。しかしながら、単に送信側の転送レートを受信側より低くするだけでは、送信側にパケットの転送する際に遅延が生じることになる。次に、遅延が生じさせないよう構成された変換器105について説明する。
図2に戻り、変換器105の受信部201は、NULL削除部221を備え、前段に備えられた復調器104により定められる入力側の転送レート(搬送クロックが周波数k1)で、デジタル放送信号のTSパケットを受信する。
ところで、パケット出力部102では映像信号又は音声信号の状況に拘わらず、搬送クロックに従ってTSパケットを送信している。このため、受信部201が受信するデジタル放送信号においては、映像信号又は音声信号として利用可能なパケット(以下、有効パケットとする。)のみではなく、映像信号又は映像信号と関係のないデータが詰められたパケット(以下、NULLパケットとする)も含まれている。
ただし、受信するデジタル放送信号では、放送している内容に合わせて、有効パケットとNULLパケットの割合は変動するものの、有効パケットが含まれる割合の上限は、予め決まっているものとする。
例えば、受信部201は、単位時間あたり、時系列に沿ってV、N、V、N、N、V、V、N、N、N(Vを有効パケット、NをNULLパケットとする)というTSパケットを受信することが考えられる。また、受信部201が有効パケットとNULLパケットとを受信する順序は、予め定められているものではない。
なお、本実施の形態では、10パケット中4パケットが、受信する有効パケットの上限として定められているものとする。つまり、本実施の形態の受信部201は、10個パケットを受信した場合、0〜4個の範囲内で有効パケットを受信する。なお、本実施の形態では、説明を容易にするための例として10パケット中4個を有効パケットの上限としたが、実際の実施ではこのような割合に制限されるものではない。
NULL削除部221は、受信したデジタル放送信号のTSパケットから、NULLパケットを削除する。
バッファ202は、NULL削除部221がNULLパケットを削除した後のデジタル放送信号のTSパケット、換言すれば有効パケットのみを記憶する。
つまり、本実施の形態は、受信したTSパケットのうち、実際に必要な情報を運搬しているのは有効パケットのみで、NULLパケットが単なる隙間の詰め物でしかないことに着目し、NULL削除部221でNULLパケットを削除することとした。これに合わせて、バッファ202は、ある単位時間中で入力される有効パケットのみを取りこぼさずに保持できる記憶容量のみ有することとした。これによりバッファ202の記憶容量を削減することができる。
送信部203は、NULL調整部222を備え、バッファ202からデジタル放送信号のTSパケット(有効パケット)を読み出し、復調器104との間の入力側転送レートより低い転送レートであって、復調データ処理部106により予め定められた出力側転送レートで、復調データ処理部106に対して読み出した有効パケットと、NULL調整部222で付与されたNULLパケットと、を送信する。
NULL調整部222は、送信部203がパケットを送信する際、デジタル放送信号のTSパケットとしてNULLパケットを付与し、復調データ処理部106により予め定められた出力側転送レートで転送できるよう調整する。
つまり、本実施の形態では、変換器105と復調データ処理部106との間では、復調器104から受信するTSパケットに含まれる有効パケットのみ転送可能な転送レートを確保できさえすればよい。例えば、上述したように単位時間当たり10個のTSパケットを受信するうち、有効パケットが最大4個含まれる場合、変換器105と復調データ処理部106との間で単位時間当たりパケットを4個以上送信可能な転送レートを確保できればよい。
そして、送信部203が、バッファ202に格納されていた有効パケットを後段の復調データ処理部106に送信しただけでは、復調データ処理部106との間の転送レートで転送可能なデータ量を満たせない場合に、NULL調整部222がデータ量を調整するために、NULLデータを付与する。これにより、受信する有効パケットの数が変化した場合でも、復調データ処理部106との間の転送レートに合わせてNULLパケットが付与されるため、有効パケットを欠落させることなく、復調データ処理部106との間の転送レートを維持することができる。
図4は、変換器105が受信するTSパケットと、送信するTSパケットとを示した説明図である。図4に示す例では、変換器105は、TSパケット401を受信し、転送レートを変換した後、TSパケット402を送信する。
そして、本実施の形態では復調器104と変換器105との間では、単位時間当たり搬送クロックに合わせて10個のパケットを受信可能であり、変換器105と復調データ処理部106との間では、単位時間当たり搬送クロックに合わせて6個のパケットを受信可能とする。
そして、変換器105は、単位時間当たり401a〜401dの4個の有効パケットを受信している。このため、復調データ処理部106は、単位時間当たり6個のパケットを受信可能なので、上述した要件を満たしている。
そして、変換器105では、NULL削除部221が受信したTSパケット401からNULLパケットを全て削除した後、有効パケットのみをバッファ202に格納している。そして、送信部203が、バッファ202から読み出した4個の有効パケット402a〜402dを送信する。その際、復調データ処理部106には単位時間当たり6個のパケットを送信可能なので、NULL調整部222が2個のNULLパケット403を付加する。これにより単位時間当たり6個のパケットを送信可能にすると共に、有効パケット4個を欠落させることなく送信することを可能としている。
このように、本実施の形態にかかる変換器105では、復調データ処理部106の転送レート(搬送クロック)に合わせてパケットの転送が可能となる。そして、デジタルテレビジョン表示装置100が変換器105を備えることで、上述した最低限度の転送レートを確保できる復調データ処理部106であれば、どのような構成を用いても良いため、設計が容易になる。
図2に戻り、復調データ処理部106の入力処理部211は、変換器105との間で同期する転送レート(固定周波数k2)に合わせて、TSパケットを入力処理する。
デコード部212は、入力処理部211で入力処理されたTSパケットのデコード処理をおこなう。
次に、本実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置100の変換器105において、TSパケットの受信から送信までの処理について説明する。図5は、本実施の形態にかかる変換器105における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、変換器105の受信部201が、復調器104に応じて予め定められた転送レートで、TSパケットを受信する(ステップS501)。
次に、NULL削除部221が、受信したTSパケットからNULLパケットを削除する(ステップS502)。
その後、受信部201が、NULLパケットを削除した後の(有効パケットのみの)TSパケットをバッファ202に記憶する(ステップS503)。
そして、送信部203が、バッファ202に記憶されたTSパケット(有効パケット)を読み出す(ステップS504)。
その後、NULL調整部222が、復調データ処理部106との間の転送レートで転送できるよう調整のために、読み出した有効パケットに対して、NULLパケットを付与する(ステップS505)。
そして、送信部203が、有効パケットと付与されたNULLパケットとを、復調データ処理部106との間の転送レート合わせて送信する(ステップS506)。
上述した処理手順により、変換器105と復調データ処理部106との間の転送レートを、復調器104と変換器105との間の転送レートよりも低くすることが可能となる。
本実施の形態及び以下に示す実施の形態では、パケットを処理する構成としてデジタルテレビジョン表示装置100の例について説明した。しかしながら、デジタルテレビジョン表示装置に制限するものではなく、動画データを録画するデジタル録画装置など、放送波を受信する装置であればよい。放送波を受信する装置の例としては、携帯電話端末や、ワンセグを受信する様々な端末装置などに適用することもできる。
本実施の形態にかかる変換器105では、上述した構成を備えることで、後段に配置される復調データ処理部106の転送レート(例えば同期するための固定周波数、換言すれば搬送クロック)を低く抑えることを可能とすると共に、有効パケットを欠落させることなく受け渡すことが可能となる。
換言すると、復調データ処理器106の入力処理部211が実効的に有効パケットを取りこぼすことない転送レート、上述した例では単位時間当たり4個の有効パケットが受け取れる程度まで落とすことができる。
このように、本実施の形態のデジタルテレビジョン表示装置100においては、従来と比べて転送レート(同期させるための固定周波数)が低い復調データ処理部106の搭載が許容される。これにより復調データ処理部106の入力処理部211に関する回路コストを削減することができる。
これにより、本実施の形態にかかる変換器105が上述した構成を備えることで、搬送クロックが低い復調データ処理部106の適用が可能となり、デジタルテレビジョン表示装置100の生産コストを削減することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、受信するデジタル放送信号のパケットが1チャンネルしかない例について説明した。しかしながら、1チャンネルのデジタル放送信号のパケット受信に制限するものでなく、多チャンネルであっても良い。そこで、第2の実施の形態では、同時に複数チャンネルのデジタル放送信号のパケットを受信する例について説明する。
本実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置100では、複数のチャンネルのデジタル放送信号を受信できるよう、複数のパケット出力部を備えているものとする。そして、これに合わせて変換器と、復調データ処理部との構成も変更される。
そこで、次に、第2の実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置100における、デジタル放送信号のパケットの転送レートを変換するための構成について説明する。図6は、第2の実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置100の、デジタル放送信号のパケットの転送レートを変換するための構成を示したブロック図である。本実施の形態の構成で、第1の実施の形態と共通な構成については同一符号を割り当て、説明を省略する。
図6に示す第2の実施の形態では、変換器602のために、4個の第1パケット出力部601a〜第4パケット出力部601dまでの4個のパケット出力部から出力されたデジタル放送信号(映像信号および音声信号含む)のパケットの転送レートの合計と比べて、復調データ処理部603との間の変換レートが低くなるような構成となっている。
そして、第1パケット出力部601a〜第4パケット出力部601dのそれぞれが、それぞれのチャンネルのデジタル放送信号のパケットを、変換器602に対して送信している。なお、第1パケット出力部601a〜第4パケット出力部601dが送信するデジタル放送信号のチャンネルは、異なるチャンネルでも同一チャンネルでも良い。
また、第1パケット出力部601a〜第4パケット出力部601dの各々が有するRF受信器103及び復調器104は、第1の実施の形態と同様とする。
変換器602は、受信部604と、第1バッファ606a〜第4バッファ606dと、送信部605と、を備えた構成とする。そして、復調データ処理部603は、入力処理部211と、第1デコード部611a〜第4デコード部611dと、を備えた構成とする。
そして、本実施の形態にかかる変換器602も、第1の実施の形態と同様に、受信側より送信側の転送レートを低くする変換を行っている。本実施の形態では、転送レートを変更するために、バス幅及び周波数を組み合わせて行うこととする。
より詳細な例として、本実施の形態にかかる受信部604は、第1パケット出力部601a〜第4パケット出力部601dのそれぞれから単位時間当たり同時に、10個のTSパケットを受信している。一方、送信部605は、復調データ処理部603に対して3個のパケットを同時に送信可能なバス幅で、単位時間当たり6回パケットを送信している。
受信部604は、第1NULL削除部621a〜第4NULL削除部621dを備え、前段に備えられたパケット出力部各々の復調器104により定められる入力側の転送レート(なお、搬送クロックは周波数k3とする)で、複数チャンネルのデジタル放送信号のTSパケットを受信する。
第1NULL削除部621a〜第4NULL削除部621dは、受信した複数のチャンネルのデジタル放送信号のTSパケットに対して、チャンネル毎にNULLパケットを削除する。
送信部605は、NULL調整部622を備え、第1バッファ606a〜第4バッファ606dのそれぞれからデジタル放送信号のTSパケット(有効パケット)を読み出し、入力側の複数チャンネルの転送レートの合計より低い転送レートであって、復調データ処理部106により予め定められた出力側の転送レートで、復調データ処理部106に対して読み出した有効パケットと、NULL調整部622で付与されたNULLパケット、をまとめて送信する。
NULL調整部622は、送信する複数のチャンネル分のデジタル放送信号のパケットをまとめて、復調データ処理部603により予め定められた転送レートで転送できるように、NULLパケットを付与して調整する。なお、本実施の形態では、送信部605が複数チャンネル(チューナ)のTSパケットをまとめて送信するため、NULLパケットを付与する構成であるNULL調整部622は1つあればよい。
本実施の形態にかかる変換器602では、第1パケット出力部601a〜第4パケット出力部601dの複数個のパケット出力部から送信されたTSパケットを一旦とりまとめて、不要なNULLパケットを抜いた上で、後段の復調データ処理部603に受け渡すことで、受け渡すTSパケットに含まれている有効パケットの密度を高くすることができる。
そして、本実施の形態にかかる復調データ処理部603は、複数のパケット出力部から単位時間当たりに出力される有効パケットのみ送信可能な転送レートを下限として、変換器602との間で転送できればよい。
復調データ処理部603の第1デコード部611a〜第4デコード部611dは、入力処理部211が受信したTSパケットのうち、それぞれチャンネル毎に、入力処理部211で入力処理されたTSパケットのデコード処理を行う。
図7は、変換器602が受信するTSパケットと、送信するTSパケットとを示した説明図である。図7に示す例では、変換器602は、第1パケット出力部601aからのTSパケットである第1出力パケット701と、第2パケット出力部601bからのTSパケットである第2出力パケット702と、第3パケット出力部601cからのTSパケットである第3出力パケット703と、第4パケット出力部601dからのTSパケットである第4出力パケット701と、を受信する。そして、変換器602は、転送レートを変換した後、復調データ処理部603に対して、TSパケット711を送信する。
そして、本実施の形態では、各パケット出力部と変換器602との間では、単位時間当たり搬送クロック(固定周波数k3)に合わせて10回のパケットを受信可能であり、変換器602と復調データ処理部603との間では、単位時間当たり搬送クロック(固定周波数k4)に合わせて6回のパケットを受信可能とする。このように、本実施の形態においても、固定周波数k3<k4となる。
そして、変換器602は、入力側において、4個のパケット出力部から、単位時間当たりに10回のパケットを受信するため、単位時間当たり40個のパケットを受信している。
しかしながら、TSパケット全てが有効パケットではない。本実施の形態では、チャンネル(パケット出力部、換言すればチューナ)1つに対し単位時間あたり10個のTSパケットが受け渡されるレートを例示しているが、当該10個のうち有効パケットは4個以下という一定の構成比率とする。そして、他の6個以上はNULLパケットのため、受信したTSパケット全てを復調データ処理部603に転送する必要は無い。
例えば、第1出力パケット701のうち、単位時間当たりに有効パケットは、パケット701a〜701dの4個である。さらに、第2出力パケット702においても、パケット702a〜702dの4個であり、第3出力パケット703においても、パケット703a〜703dの4個であり、第4出力パケット704においても、パケット704a〜704dの4個である。つまり、受信した40個のTSパケット中有効パケット16個を欠落させることなく、後段の復調データ処理部603に受け渡せればよい。
これに対し、復調データ処理部603は、同時に3パケット送信可能なバス幅で変換器602との間を接続されており、単位時間当たり6回のパケットの転送が可能なため、単位時間当たり合計18パケットを受け取ることができる。このため、復調データ処理部603は、有効パケットのみの転送であれば充分な速度の転送レートを備えていることになる。
そこで、変換器602では、第1出力パケット701〜第4出力パケット704を受信した後、第1NULL削除部621a〜第4NULL削除部621dが受信したチャンネル毎のTSパケットからNULLパケットを削除する。その後、受信部604が、第1バッファ606a〜第4バッファ606dに、NULLパケットが削除された後の各チャンネルのTSパケット(有効パケット)を記憶させる。
そして、送信部605が、第1バッファ606aから読み出した第1チャンネルの有効パケット711aと、第2バッファ606bから読み出した第2チャンネルの有効パケット711bと、第3バッファ606cから読み出した第3チャンネルの有効パケット711cと、第4バッファ606dから読み出した第4チャンネルの有効パケット711dと、をまとめて単位時間内に送信する。その際、復調データ処理部603には単位時間当たり18個のパケットの送信が可能なので、NULL調整部622が2個のNULLパケット711eを付加する。これにより転送レートに合わせて単位時間当たり18個の有効パケットを送信可能にすると共に、有効パケット16個を欠落させることなく送信することを可能としている。このように、本実施の形態にかかる変換器602では、有効パケットのみを複数チャンネル分全てまとめて後段の復調データ処理部603に受け渡すことで、第1の実施の形態の時よりもさらなる高効率で(例えば、18個中16個以下)受け渡しを可能としている。
つまり、従来技術では、複数チューナから受信したTSパケット(有効パケット及びNULLパケットの両方を含む)を処理させるため、従来の復調データ処理部は、少なくとも当該受信時のデータレートと同じか上回る転送レートで処理可能である必要があった。
しかしながら、複数チャンネルのデジタル放送信号のTSパケットを転送可能とするために、復調データ処理部にかなりの処理速度が要求され、デジタルテレビジョン表示装置100の高価格化の要因となっていた。
そこで、本実施の形態では、有効パケットのみ転送すればよいことに着目した上で、変換器602が上述した構成を備えることで、復調データ処理部603の転送レートを従来のものより低くすることが可能となるとともに、転送レート低くとも有効パケット、換言すれば再生処理に必要なパケットを欠落させること無く受け渡すことが可能となる。
このように、本実施の形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置100では、変換器602と復調データ処理部603との間で、単位時間当たり全ての有効パケットを転送できるだけの転送レートを確保できるだけで、必要なパケットを欠落させることなく受け渡すことができる。
換言すれば、変換器602が上述した処理をおこなうことで、復調データ処理部603が、実効的に有効パケットを取りこぼすことのない転送レート(上述した実施の形態の例では、単位時間当たり16個のパケットを受領できるだけの転送レート)にまで、受領能力を落として良いことを意味する。これにより、復調データ処理部603の回路コストを低減できる。
なお、本実施の形態では、上述したように、変換器602の入力側の転送レートが遅く、出力側の転送レートが早いときであっても、矛盾無く機能するのは自明である。すなわち、NULL調整部622がパケットを送信する際に、付与するNULLパケットがおおくなるだけである。これにより、後段に配置可能な復調データ処理部603の選択肢が増加するため、回路設計が容易になる。
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
(第2の実施の形態の変形例)
上述した第2の実施の形態において、変換器602が、4個の出力パケットから各チャンネルの地上波デジタル放送信号を受信する例について説明した。この第2の実施の形態では、変換器602には4系統分のパケット受け取り能力があり、1系統毎に1チャンネルのデジタル放送信号を受け取っていた。しかしながら、BS、CSのデジタル放送波のビットレートは、地上波デジタル放送のビットレートは異なる。
そこで、変形例として、BS/CSデジタル放送用出力パケット部1つに対して、変換器602が有する4系統のうち2系統を割り当ててもよい。そして、余った2系統については、さらに、BS/CSデジタル放送用出力パケット部1つを割り当てても良いし、地上波デジタル放送の出力パケット部2つを割り当てても良い。
これにより、変換器602をさまざまな放送波の受信に適用することができる。つまり、様々な受信波の処理をおこなうために、デジタルテレビジョン表示装置100に複数の変換器602を搭載しても良いし、様々な種類のデジタル放送信号受信装置に、同一の変換器602に搭載することができる。これにより、変換器602の生産コストを削減することができる。
上述した実施の形態及び変形例では、変換器の例として、1入力1出力および、多入力1出力の例について説明した。しかしながら、このような形態に制限するものではなく、入力された有効パケットを取りこぼすことなく出力できるよう出力側の転送レートが確保できるよう調整できればよく、例えば、1入力多出力および多入力多出力についても柔軟に拡張できる。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
100 デジタルテレビジョン表示装置
102 パケット出力部
103 RF受信器
104 復調器
105、602 変換器
106、603 復調データ処理部
201、604 受信部
202 バッファ
203、605 送信部
211 入力処理部
212 デコード部
221 NULL削除部
222、622 NULL調整部
601a〜601d 第1パケット出力部〜第4パケット出力部
606a〜606d 第1バッファ〜第4バッファ
611a〜611d 第1デコード部〜第4デコード部
621a〜621d 第1NULL削除部〜第4NULL削除部

Claims (6)

  1. 第1の転送レートでデジタル放送信号のパケットを受信する受信手段と、
    受信した前記デジタル放送信号のパケットから、ヌルパケットを削除する削除手段と、
    前記ヌルパケットが削除された後の前記デジタル放送信号のパケットを記憶する記憶手段と、
    前記第1の転送レートより低い転送レートであって、送信先に応じて予め定められた第2の転送レートで、当該送信先に対して、前記記憶手段から読み出した前記デジタル放送信号の前記パケットを送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信する前記デジタル放送信号のパケットとしてヌルパケットを付与し、前記第2の転送レートで転送できるよう調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする放送信号の転送レート変換装置。
  2. 前記受信手段は、複数のチャンネルの前記デジタル放送信号のパケットを受信し、
    前記送信手段は、前記第1の転送レートの前記複数のチャンネルの合計より低い転送レートである前記第2の転送レートで、前記記憶手段から読み出された、前記複数のチャンネルの前記デジタル放送信号のパケットをまとめて送信し、
    前記調整手段は、送信する前記複数のチャンネル分の前記デジタル放送信号のパケットをまとめて前記第2の転送レートで転送できるように、ヌルパケットを付与して調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載の転送レート変換装置。
  3. 前記受信手段が受信する前記第1の転送レートの周波数より、前記送信手段が送信する前記第2の転送レートの周波数が低いこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の転送レート変換装置。
  4. 前記受信手段は、複数の系統でデジタル放送信号を受信可能であって、ビットレートが異なる複数種類のデジタル放送信号を受信する場合に、ビットレートに応じて前記デジタル放送信号に対して割り当てる系統の数を変更可能とすること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の転送レート変換装置。
  5. 放送信号を復調することで、デジタル放送信号のパケットを生成し、当該デジタル放送信号を第1の転送レートで送信する復調手段と、
    前記第1の転送レートでデジタル放送信号のパケットを受信する受信手段と、
    受信した前記デジタル放送信号のパケットから、ヌルパケットを削除する削除手段と、
    前記ヌルパケットが削除された後の前記デジタル放送信号のパケットを記憶する記憶手段と、
    前記第1の転送レートより低い転送レートであって、送信先に応じて予め定められた第2の転送レートで、当該送信先に対して、前記記憶手段から読み出した前記デジタル放送信号の前記パケットを送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信する前記デジタル放送信号のパケットとしてヌルパケットを付与し、前記第2の転送レートで転送できるよう調整する調整手段と、
    前記送信手段により送信されてきた前記パケットに対してデコード処理を行うデコード処理手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  6. 受信手段が、第1の転送レートでデジタル放送信号のパケットを受信する受信ステップと、
    削除手段が、受信した前記デジタル放送信号のパケットから、ヌルパケットを削除する削除ステップと、
    格納手段が、前記ヌルパケットが削除された後の前記デジタル放送信号のパケットを記憶手段に格納する格納ステップと、
    送信手段が、前記第1の転送レートより低い転送レートであって、送信先に応じて予め定められた第2の転送レートで、当該送信先に対して、前記記憶手段から読み出した前記デジタル放送信号の前記パケットを送信する送信ステップと、
    調整手段が、前記送信ステップが送信する前記デジタル放送信号のパケットとしてヌルパケットを付与し、前記第2の転送レートで転送できるよう調整する調整ステップと、
    を有することを特徴とする放送信号の転送レート変換方法。
JP2009200941A 2009-08-31 2009-08-31 転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法 Pending JP2011055159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009200941A JP2011055159A (ja) 2009-08-31 2009-08-31 転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009200941A JP2011055159A (ja) 2009-08-31 2009-08-31 転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011055159A true JP2011055159A (ja) 2011-03-17

Family

ID=43943738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009200941A Pending JP2011055159A (ja) 2009-08-31 2009-08-31 転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011055159A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016108607A1 (ko) * 2015-01-02 2016-07-07 엘지전자 주식회사 방송 신호 송신 장치, 방송 신호 수신 장치, 방송 신호 송신 방법, 및 방송 신호 수신 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11220712A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Hitachi Ltd 帯域を効率的に割当てるディジタルデータ再多重装置
JP2001333039A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Sony Corp データ伝送システム及びそのデータ送信装置とデータ受信装置並びにデータ伝送方法
JP2007096665A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 多重化装置及び分離装置
JP2008091965A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Leader Electronics Corp Dvb−h信号のビットレート変換装置及び方法
JP2009147855A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 再送信装置、再変調装置及び放送システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11220712A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Hitachi Ltd 帯域を効率的に割当てるディジタルデータ再多重装置
JP2001333039A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Sony Corp データ伝送システム及びそのデータ送信装置とデータ受信装置並びにデータ伝送方法
JP2007096665A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 多重化装置及び分離装置
JP2008091965A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Leader Electronics Corp Dvb−h信号のビットレート変換装置及び方法
JP2009147855A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 再送信装置、再変調装置及び放送システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016108607A1 (ko) * 2015-01-02 2016-07-07 엘지전자 주식회사 방송 신호 송신 장치, 방송 신호 수신 장치, 방송 신호 송신 방법, 및 방송 신호 수신 방법
US10075568B2 (en) 2015-01-02 2018-09-11 Lg Electronics Inc. Apparatus for transmitting broadcast signal, apparatus for receiving broadcast signal, method for transmitting broadcast signal and method for receiving broadcast signal

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2002056486A1 (fr) Recepteur, terminal mobile et systeme de reception
US20090083816A1 (en) Systems and Methods for Time Shifting in Multiple Video Presentation
US20120019719A1 (en) Digital television broadcasting reproduction device and reproduction method therefor
JP5567717B2 (ja) 受信機、および受信機の制御方法
JP2008252390A (ja) 放送受信装置、放送受信方法、プログラムおよびその記録媒体
US8799947B2 (en) Electronic program guides, systems and methods providing variable size of textual information
JP2011055159A (ja) 転送レート変換装置、デジタル放送受信装置、及び転送レート変換方法
JP2006191344A (ja) アナログ・デジタル放送受信記録再生装置
JP2008252661A (ja) 番組録画装置および番組録画方法
CN101491088B (zh) 高频信号接收终端及其操作方法
US7151784B2 (en) Demultiplexer circuit
KR20060109496A (ko) 기록 모드로 동작하는 시스템에서 채널을 변경하기 위한방법 및 장치
JP2010148011A (ja) 記録装置
US8218952B2 (en) Content playback device and content playback method
JP2006211189A (ja) デジタル放送受信装置
US7375764B2 (en) Method and system for VFC memory management
JP5231516B2 (ja) 映像配信サーバ、映像配信システム、及び、映像配信方法
JPWO2006006219A1 (ja) コンテンツ送信装置およびコンテンツ配信システム
JP2008283362A (ja) ディジタル放送受信機
KR100624487B1 (ko) 다채널 방송 수신기 및 그의 절전모드 구현 방법
JP5025748B2 (ja) 変換装置及び受信装置
JP2006262091A (ja) デジタル放送受信装置
JP2014168187A (ja) デジタル放送受信装置及びプログラム
JP2009147530A (ja) 地上波ディジタル放送受信機及びその受信方法
US20100023970A1 (en) Transmitting apparatus, receiving apparatus, transmission/reception method, transmission/reception system, and recording medium thereof