JP6240449B2 - 送信装置、受信装置及びチップ - Google Patents

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Description

本発明は、送信装置、受信装置及びチップに関する。
現在の日本における地上デジタル放送方式であるISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial)方式では、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)フレームにおいて、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)を送信するためのキャリアに対して、OFDMシンボル方向にTMCCを割り当てて伝送するように構成されている(非特許文献1参照)。
ここで、TMCCは、フレーム同期ビットや誤り訂正符号のパリティ等を含む制御情報である。
また、ISDB-T方式では、TMCCに対する変調方式としてBPSKが用いられ、1OFDMフレームを204個のOFDMシンボルによって構成していることから、204ビットの信号(フレーム同期ビットや誤り訂正符号のパリティ等を含む)でTMCCを伝送するように構成されている。
そして、同じTMCCを送信するためのキャリアを複数用いることで、マルチパスの影響を受け難くしている。
ARIB STD-B31 T.Shitone他、「A Study on Advanced Single Frequency Network Technology Using STC-SDM Transmission」、IEEE BMSB、mm13-136、2013年
一方、次世代地上デジタル放送法式では、伝送容量の拡大のために、変調方式として多値化やMIMO伝送方式の導入が検討されている(非特許文献2参照)。
その結果、ISDB-T方式と比べると、TMCCによって送信すべき伝送パラメータの数が飛躍的に増加することが想定される。
さらに、次世代地上デジタル放送法式では、伝送容量の拡大のために、ISDB-T方式で用いられているFFT(Fast Fourier Transform)サイズである8,192ポイント(8kポイント)を拡張して、最大で、32,768ポイント(32kポイント)とすることが検討されている。
ここで、FFTサイズが4倍になると、OFDMフレーム長やOFDMシンボル長も4倍になり、同期確立やチャネル切り替えに時間を要することから、1OFDMフレームあたりのOFDMシンボル数を少なくすることが検討されている。
以上のような状況を考慮すると、ISDB-T方式と同じTMCCでは、伝送耐性を確保しつつ、送信すべき伝送パラメータを伝送することが困難であるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ISDB-T方式と比べて、送信すべき伝送パラメータの数が多く、1OFDMフレームあたりのOFDMシンボル数が少ない場合であっても、TMCCによって、伝送耐性を確保しつつ、送信すべき伝送パラメータを伝送することができる送信装置、受信装置及びチップを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、送信装置であって、FTTサイズに基づいて、TMCC情報を送信するためのキャリアの数を変更するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、送信装置であって、TMCC情報に対応するランクに基づいて、該TMCC情報に対して施すべき変調方式及び誤り訂正符号化方式の少なくとも一方を変更するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、送信装置であって、TMCC情報で、ネクスト情報については常時送信しないように構成されており、伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、前記TMCC情報で、カレント情報及びネクスト情報を交互に送信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、受信装置であって、FTTサイズに基づいて、TMCC情報を含む信号に対して施す復調処理の方法を変更するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、受信装置であって、TMCC情報に対応するランクに基づいて、該TMCC情報を取得するために使用すべき復調方式及び誤り訂正復号化方式の少なくとも一方を変更するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、受信装置であって、TMCC情報から、ネクスト情報については常時取得しないように構成されており、伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、前記TMCC情報から、カレント情報及びネクスト情報を交互に取得するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、FTTサイズに基づいて、TMCC情報を含む信号に対して施す復調処理の方法を変更するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、TMCC情報に対応するランクに基づいて、該TMCC情報を取得するために使用すべき復調方式及び誤り訂正復号化方式の少なくとも一方を変更するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、TMCC情報から、ネクスト情報については常時取得しないように構成されており、伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、前記TMCC情報から、カレント情報及びネクスト情報を交互に取得するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、ISDB-T方式と比べて、送信すべき伝送パラメータの数が多く、1OFDMフレームあたりのOFDMシンボル数が少ない場合であっても、TMCCによって、伝送耐性を確保しつつ、送信すべき伝送パラメータを伝送することができる送信装置、受信装置及びチップを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送システムによって用いられるOFDMフレームの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信装置のTMCC変調部の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信装置によって送信されるTMCC情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信装置によって送信されるTMCC情報内の伝送システム識別の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信装置によって送信されるTMCC情報内のカレント情報及びネクスト情報内のA階層伝送パラメータ〜C階層伝送パラメータの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信装置によって送信されるTMCC情報内のカレント情報及びネクスト情報内のA階層伝送パラメータ〜C階層伝送パラメータの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信装置のデータ合成・分離部の出力信号の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る受信装置のTMCC復調部の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る送信装置によって送信されるTMCC情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る送信装置によって送信されるTMCC情報内のカレント情報及びネクスト情報内のA階層伝送パラメータ〜C階層伝送パラメータの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る送信装置によって送信されるTMCC情報内のカレント情報及びネクスト情報内のA階層伝送パラメータ〜C階層伝送パラメータの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る送信装置によって送信されるTMCC情報内のカレント情報及びネクスト情報内のA階層伝送パラメータ〜C階層伝送パラメータの一例を示す図である。
(本発明の第1の実施形態)
図1乃至図8を参照して、本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送システムについて説明する。
本実施形態に係るデジタル放送システムは、次世代地上放送方式に対応するデジタル放送システムであって、送信装置及び受信装置を具備している。例えば、送信装置は、放送局に設置され、受信装置は、各家庭等に設置されることが想定される。
また、本実施形態に係るデジタル放送システムでは、図1に示す伝送パラメータによって生成された1セグメントあたりのOFDMフレームが用いられるものとする。
図1において、「normal」は、現在のISDB-T方式と同様に、1つの帯域を13セグメントに分けた場合の伝送パラメータであり、「extended」は、1つの帯域を27セグメントに分けた場合の伝送パラメータである。
かかるOFDMフレームでは、OFDMフレーム長が、FFTサイズに関わらず一定である。
また、1OFDMあたりのOFDMシンボル数が、FFTサイズが4,096ポイント(4kポイント)である場合に「512」であり、FFTサイズが8,192ポイント(8kポイント)である場合に「256」であり、FFTサイズが16,384ポイント(16kポイント)である場合に「128」であり、FFTサイズが32,768ポイント(32kポイント)である場合に「64」である。
ここで、1本のキャリアを用いてBPSKによってTMCC情報を変調して伝送するものとすると、FFTサイズが4kポイントである場合には、1OFDMあたり512ビットのTMCC情報を伝送することができ、FFTサイズが8kポイントである場合には、1OFDMあたり256ビットのTMCC情報を伝送することができ、FFTサイズが16kポイントである場合には、1OFDMあたり128ビットのTMCC情報を伝送することができ、FFTサイズが32kポイントである場合には、1OFDMあたり64ビットのTMCC情報を伝送することができる。
図2に示すように、本実施形態に係る送信装置は、TMCC情報を変調するように構成されているTMCC変調部10を具備している。
TMCC変調部10は、図2に示すように、誤り訂正符号化部11A/12Aと、データ合成・分離部10Bと、差動変調部10Cと、キャリア変調部10Dと、時間・周波数インターリーブ部10Eとを具備している。
なお、本実施形態に係る送信装置は、FFTサイズに関わらずにTMCC情報の伝送容量を確保するために、FTTサイズに基づいて、TMCC情報を送信するためのキャリアの数を変更するように構成されていてもよい。
例えば、本実施形態に係る送信装置は、FFTサイズが4kポイントである場合には、1本のキャリア(512ビット)でTMCC信号を伝送し、FFTサイズが8kポイントである場合には、2本のキャリア(256ビット×2=512ビット)を1つのブロックとしてTMCC信号を伝送し、FFTサイズが16kポイントである場合には、4本のキャリア(128ビット×4=512ビット)を1つのブロックとしてTMCC信号を伝送し、FFTサイズが32kポイントである場合には、8本のキャリア(64ビット×8=512ビット)を1つのブロックとしてTMCC信号を伝送するように構成されている。
なお、TMCC信号は、フレーム同期を取るための同期用ビットと、TMCC情報を送信するためのTMCC情報用ビットで構成されている。
ここで、図3乃至図6に、TMCC変調部10によって変調されるTMCC情報#1及びTMCC情報#2の一例を示す。
例えば、TMCC情報#1は、190ビットで構成されており、「システム識別」や「伝送システム識別」や「緊急情報起動フラグ」といった階層によらない伝送パラメータや、階層ごとの伝送パラメータを含む。一方、TMCC情報#2は、「NTP(Network Time Protocol) data」等の上位レイヤの同期に役立てる時刻情報等を含む。なお、これらのTMCC情報#1及びTMCC情報#2に含まれる情報は、一例であり、図3乃至図6に示す内容に限定されるものではない。
また、本実施形態に係る送信装置は、TMCC情報に対応するランク(或いは、優先度)に基づいて、かかるTMCC情報に対して施すべき変調方式及び誤り訂正符号化方式の少なくとも一方を変更するように構成されていてもよい。
例えば、本実施形態では、TMCC情報#1に対応するランク及びTMCC情報#2に対応するランクが異なるように構成されていてもよい。
誤り訂正符号化部11Aは、入力されたTMCC情報#1に対して誤り訂正符号化処理を施し、誤り訂正符号化部12Aは、入力されたTMCC情報#2に対して誤り訂正符号化処理を施すように構成されている。
例えば、誤り訂正符号化部11Aは、差集合巡回符号(273,191)を短縮化した符号である(272,190)符号を用いて、TMCC情報#1(例えば、ランク#1)に対して誤り訂正符号化処理を施し、誤り訂正符号化部12Aは、差集合巡回符号(273,191)を短縮化した符号である(208,126)符号を用いて、TMCC情報#2(例えば、ランク#2)に対して誤り訂正符号化処理を施すように構成されていてもよい。
データ合成・分離部10Bは、TMCC情報#1及びTMCC情報#2を合成した後、FFTサイズに応じた数に分離するように構成されている。
例えば、データ合成・分離部10Bは、FFTサイズが4kポイントである場合には、TMCC情報#1及びTMCC情報#2の合成情報をそのまま出力し、FFTサイズが8kポイントである場合には、TMCC情報#1及びTMCC情報#2の合成情報を2つに分離して出力し、FFTサイズが16kポイントである場合には、TMCC情報#1及びTMCC情報#2の合成情報を4つに分離して出力し、FFTサイズが32kポイントである場合には、TMCC情報#1及びTMCC情報#2の合成情報を8つに分離して出力するように構成されていてもよい。
ここで、データ合成・分離部10Bは、分離したTMCC情報に対して、同期用ビットを付加するように構成されている。
なお、データ合成・分離部10Bは、FFTサイズが4kポイントである場合には、出力されるTMCC信号#Aに対して136ビットの同期用ビットを付与し(図7(a)参照)、FFTサイズが8kポイントである場合には、出力されるTMCC信号#A〜#Bの各々に対して、64ビットの同期用ビットを付与し、FFTサイズが16kポイントである場合には、出力されるTMCC信号#A〜#Dの各々に対して、32ビットの同期用ビットを付与し、FFTサイズが32kポイントである場合には、出力されるTMCC信号#A〜#Hに対して17ビットの同期用ビットを付与するように構成されている(図7(b)参照)。
かかる構成によれば、FFTサイズによって同期用ビットの長さを変えることで、疑似同期が現れにくくなると共に、TMCC情報用ビットの長さは、FFTサイズによらず一定(512ビット−136ビット=376ビット)となる。
ここで、それぞれの同期用ビットの先頭は、後述する差動復調処理の基準とすることができる。
差動変調部10Cは、データ合成・分離部10Bから入力されたTMCC信号の各々に対して差動変調処理を施すように構成されている。
キャリア変調部10Dは、差動変調部10Cから入力されたTMCC信号に対してキャリア変調処理を施すように構成されている。
例えば、キャリア変調部10Dは、同期用ビット及びTMCC情報#1(例えば、ランク#1)に対してはBPSKでキャリア変調処理を施し、TMCC情報#2(例えば、ランク#2)に対してはQPSKでキャリア変調処理を施すように構成されていてもよい。
ここで、本実施形態に係る送信装置では、TMCC情報#1及びTMCC情報#2の符号長については、誤り訂正符号化処理及びキャリア変調処理が施された後に使用されているシンボル数が、図1に示す「1OFDMフレームあたりのOFDMシンボル数」に等しくなるように設定するように構成されている。
例えば、本実施形態に係る送信装置において、同期用ビットの136ビット及び誤り訂正符号化処理が施されたTMCC情報#1の272ビットがBPSKでキャリア変調処理が施されて408シンボルとなり、誤り訂正符号化処理が施されたTMCC情報#2の208ビットがQPSKでキャリア変調処理が施されて104シンボルとなり、合計で512シンボルとなる。
時間・周波数インターリーブ部10Eは、キャリア変調部10Dから入力された信号に対して、時間インターリーブ処理及び周波数インターリーブ処理を施すように構成されている。
例えば、時間・周波数インターリーブ部10Eは、時間インターリーブ処理については、同期用ビットに対してキャリア変調処理を施した部分を除いた全ての部分(TMCC情報#1、TMCC情報#2及びパリティ)に適用し、1OFDMフレーム内で完結するインターリーブ(ランダマイズやローテーション等)を行うように構成されている。
かかる時間インターリーブ処理を行うことで、誤り訂正符号化処理において複数のブロック符号を用いた場合や畳み込み符号等を用いた場合においても、誤り訂正能力を向上させることができる。
また、時間・周波数インターリーブ部10Eは、周波数インターリーブ処理については、同期用ビットに対してキャリア変調を施した部分を除いた全ての部分(TMCC情報#1、TMCC情報#2及びパリティ)に適用し、FFTサイズが8kポイント以上の場合で、かつ、2本以上のキャリアによってTMCC情報を伝送する場合に実施するように構成されている。
かかる周波数インターリーブ処理を用いることで、マルチパスに対する伝送耐性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る送信装置では、かかる時間・周波数インターリーブ部10Eが設けられていなくてもよい。
本実施形態に係る送信装置は、以上の手順で生成したTMCC信号を、OFDMフレームにおけるTMCCを送信するためのキャリアへ多重する。
OFDMフレームにおけるTMCCを送信するためのキャリアが、上述のようにFFTサイズに基づいて決定されたキャリア数よりも多く存在する場合は、本実施形態に係る送信装置は、同じTMCC情報を複数のキャリアで伝送するように構成されていてもよい。
例えば、本実施形態に係る送信装置は、FFTサイズが32kポイントであり、「normal」の13セグメントにTMCC情報を多重する場合、1セグメントあたりのOFDMフレームには、TMCCを送信するためのキャリアが16本存在するため、26ブロック(2ブロック×13セグメント)でTMCC情報を伝送することができ、本実施形態に係る受信装置において、ブロック間で多数決判定することにより、伝送耐性を高めることができる。
図8に示すように、本実施形態に係る受信装置は、TMCC情報を復調するように構成されているTMCC復調部20を具備している。
TMCC復調部20は、図8に示すように、時間・周波数デインターリーブ部20Aと、キャリア復調部20Bと、差動復調部20Cと、データ合成・分離部20Dと、誤り訂正復号部21E/22Eとを具備している。
本実施形態に係る受信装置は、後述するように、FTTサイズに基づいて、TMCC情報を含む信号に対して施す復調処理の方法を変更するように構成されている。
また、本実施形態に係る受信装置は、TMCC情報に対応するランクに基づいて、TMCC情報を取得するために使用すべき復調方式及び誤り訂正復号化方式の少なくとも一方を変更するように構成されている。
時間・周波数デインターリーブ部20Aは、同期用ビットによってフレーム同期が確立された後、OFDMフレームから抽出されたTMCCを送信するためのキャリアのうち、FFTサイズに応じた本数のキャリアを1ブロックとして、時間デインターリーブ処理及び周波数デインターリーブ処理を施すように構成されている。
キャリア復調部20Bは、時間・周波数デインターリーブ部20Aによって入力されたTMCC情報に対してキャリア復調処理を施すように構成されている。
例えば、キャリア復調部20Bは、同期用ビット及びTMCC情報#1(例えば、ランク#1)に対してはBPSKでキャリア復調処理を施し、TMCC情報#2(例えば、ランク#2)に対してはQPSKでキャリア復調処理を施すように構成されていてもよい。
差動復調部20Cは、キャリア復調部20Bから入力されたTMCC信号に対して差動復調処理を施すように構成されている。
データ合成・分離部20Dは、差動復調部20Cから入力されたTMCC信号の各々に含まれている同期用ビットを除き、TMCC情報#1/#2を合成した後、TMCC情報#1/#2に分離するように構成されている。
誤り訂正復号部21Eは、データ合成・分離部20Dから入力されたTMCC情報#1に対して誤り訂正復号処理を施し、誤り訂正復号部22Eは、データ合成・分離部20Dから入力されたTMCC情報#2に対して誤り訂正復号処理を施すように構成されている。
本実施形態に係るデジタル放送システムによれば、FFTサイズに応じた本数のキャリアでTMCC情報を伝送することで、1OFDMフレームあたりのOFDMシンボル数が少ない場合であっても、必要な伝送パラメータを含むTMCC情報を伝送することができる。
また、本実施形態に係るデジタル放送システムによれば、TMCC情報#1/#2に対して別々のランクを設定し、かかるランクに応じて、TMCC情報#1/#2に対して用いる変調方式や誤り訂正符号化方式を変更することで、TMCCを送信するためのキャリアの伝送容量を増やすことができる。
さらに、本実施形態に係るデジタル放送システムによれば、TMCC情報#1/#2の変調処理において、時間インターリーブ処理及び周波数インターリーブ処理を施すことにより、時間インターリーブ処理及び周波数インターリーブ処理の効果で、TMCCを送信するためのキャリアの伝送耐性を確保することができる。
(第2の実施形態)
図9乃至図12を参照して、本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送システムについて、上述の第1の実施形態に係るデジタル放送システムとの相違点に着目して説明する。
図9乃至図12に、本実施形態に係る送信装置のTMCC変調部10によって変調されるTMCC情報#1及びTMCC情報#2の一例を示す。
上述の第1の実施形態に係る送信装置は、図3に示すように、「部分受信フラグ」、「A階層伝送パラメータ」、「B階層伝送パラメータ」及び「C階層伝送パラメータ」について、85ビットのカレント情報(現在の伝送パラメータ)及び85ビットのネクスト情報(切り替え後の伝送パラメータ)で同時に伝送するように構成されていたが、本実施形態に係る送信装置は、図9に示すように、通常は、169ビットの「カレント/ネクスト情報」で、カレント情報のみを伝送するように構成されている、すなわち、ネクスト情報については常時送信しないように構成されている。
そして、本実施形態に係る送信装置は、伝送パラメータを切り替える際の所定期間内において、カレント情報及びネクスト情報を交互に伝送するように構成されている。
ここで、本実施形態に係る送信装置において、上述の伝送パラメータを切り替える際の動作の一例について説明する。
第1に、本実施形態に係る送信装置は、上述の伝送パラメータを切り替える15フレーム前より「伝送パラメータ切替指標」のカウントダウンを開始する。
第2に、本実施形態に係る送信装置は、かかるカウントダウン中に(すなわち、所定期間内において)、上述の「カレント/ネクスト情報」で、カレント情報及びネクスト情報を交互に伝送する。
ここで、本実施形態に係る送信装置は、カレント情報及びネクスト情報を交互に伝送している際に、現在のフレームで伝送している情報がカレント情報なのか或いはネクスト情報なのかについて、1ビットの「カレント/ネクストフラグ」で明示する。
第3に、本実施形態に係る送信装置は、伝送パラメータを切り替えた後は、TMCC情報が更新されたことが分かるように「TMCC情報更新フラグ」を反転させる。
このように「TMCC情報更新フラグ」を反転させることにより、本実施形態に係る受信装置が、伝送パラメータの切り替え時に受信状態が悪く、伝送パラメータの切り替えが検知できない場合でも、「TMCC情報更新フラグ」が反転している場合に、「カレント/ネクスト情報」を復調し直すことで、伝送パラメータが変更されたことを検知することができる。
本実施形態に係るデジタル放送システムによれば、カレント情報及びネクスト情報を交互に伝送することで、TMCC情報の伝送容量を増やすことなく、伝送できる伝送パラメータの情報量を多くすることが可能となる。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、送信装置であって、FTTサイズに基づいて、TMCC情報を送信するためのキャリアの数を変更するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴は、送信装置であって、TMCC情報に対応するランクに基づいて、かかるTMCC情報に対して施すべき変調方式及び誤り訂正符号化方式の少なくとも一方を変更するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴は、送信装置であって、TMCC情報で、ネクスト情報については常時送信しないように構成されており、伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、TMCC情報で、カレント情報及びネクスト情報を交互に送信するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第1乃至第3の特徴において、TMCC情報に対してキャリア変調処理を施した信号に対して、周波数方向のインターリーブ処理及び時間方向のインターリーブ処理を施すように構成されていてもよい。
本実施形態の第4の特徴は、受信装置であって、FTTサイズに基づいて、TMCC情報を含む信号に対して施す復調処理の方法を変更するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴は、受信装置であって、TMCC情報に対応するランクに基づいて、TMCC情報を取得するために使用すべき復調方式及び誤り訂正復号化方式の少なくとも一方を変更するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第6の特徴は、受信装置であって、TMCC情報から、ネクスト情報については常時取得しないように構成されており、伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、TMCC情報から、カレント情報及びネクスト情報を交互に取得するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第4乃至第6の特徴において、TMCC情報を含む信号に対して、周波数方向のインターリーブ処理及び時間方向のインターリーブ処理を施した後に、キャリア復調処理を施すように構成されていてもよい。
本実施形態の第7の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、FTTサイズに基づいて、TMCC情報を含む信号に対して施す復調処理の方法を変更するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第8の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、TMCC情報に対応するランクに基づいて、かかるTMCC情報を取得するために使用すべき復調方式及び誤り訂正復号化方式の少なくとも一方を変更するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第9の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、TMCC情報から、ネクスト情報については常時取得しないように構成されており、伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、TMCC情報から、カレント情報及びネクスト情報を交互に取得するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第7乃至第9の特徴において、TMCC情報を含む信号に対して、周波数方向のインターリーブ処理及び時間方向のインターリーブ処理を施した後に、キャリア復調処理を施すように構成されていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10…TMCC変調部
11A、12A…誤り訂正符号化部
10B…データ合成・分離部
10C…差動変調部
10D…キャリア変調部
10E…時間・周波数インターリーブ部
20…TMCC復調部
20A…時間・周波数デインターリーブ部
20B…キャリア復調部
20C…差動復調部
20D…データ合成・分離部
21E、22E…誤り訂正復号部

Claims (5)

  1. 送信装置であって、
    TMCC情報で、ネクスト情報については常時送信しないように構成されており、
    伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、前記TMCC情報で、カレント情報及びネクスト情報を交互に送信するように構成されていることを特徴とする送信装置。
  2. 前記TMCC情報に対してキャリア変調処理を施した信号に対して、周波数方向のインターリーブ処理及び時間方向のインターリーブ処理を施すように構成されていることを特徴とする請求項に記載の送信装置。
  3. 受信装置であって、
    TMCC情報から、ネクスト情報については常時取得しないように構成されており、
    伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、前記TMCC情報から、カレント情報及びネクスト情報を交互に取得するように構成されていることを特徴とする受信装置。
  4. 前記TMCC情報を含む信号に対して、周波数方向のインターリーブ処理及び時間方向のインターリーブ処理を施した後に、キャリア復調処理を施すように構成されていることを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  5. 受信装置に搭載されるチップであって、
    TMCC情報から、ネクスト情報については常時取得しないように構成されており、
    伝送パラメータを切り替える際の所定期間において、前記TMCC情報から、カレント情報及びネクスト情報を交互に取得するように構成されていることを特徴とするチップ。
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