JP4331556B2 - デジタル伝送装置およびデジタル伝送装置用アダプタ - Google Patents

デジタル伝送装置およびデジタル伝送装置用アダプタ Download PDF

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Description

本発明は、デジタル伝送装置およびデジタル伝送装置用アダプタにおける伝送モードの判別に関する。
FPU(Field Pickup Unit)は、送信機側装置と受信機側装置に区分される。送信機側装置は事件現場に配置され、現場の映像をMPEG2コーデックで圧縮変換し、そのデータを送信する。受信機側装置は、放送局に配備され送られた電波からデータを再生し、MPEG2コーデックで伸長変換することで、現場の映像を再生し、ニュース番組等に使用する。
送信機側装置と受信機側装置それぞれは、設置作業を簡略化するために、通常は高周波部と制御部に分かれた2つで構成される。電波の送信と受信は、できるだけ高所で行うことが望ましい。一方、映像等は地上での撮影となるため、MPEG2コーデック及び制御部である変調部もしくは復調部は、分離し地上もしくは事件現場付近に配置される。両者の間は、50オームケーブルで接続され、130MHzのIF信号と高周波部を駆動するためのDC電源が重畳される。
図10は、従来のデジタル伝送装置の全体構成図である。このデジタル伝送装置は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式の信号を送受信するデジタル伝送装置である。
送信機側装置は、変調部110と送信高周波部120からなり、受信機側装置は、受信高周波部210と復調部220からなる。
変調部110は、ビルの1Fに設置され、映像またはその圧縮データからなる主データと、音声またはその圧縮データからなる補助データと、主データおよび補助データの変調モードを示す識別データとを、変調部(MOD)111でデジタル変調し、アップコンバータ(UPi)112で、IF基準発振器(OSC−M)113からの信号を使って130MHzのIF信号Sitに変換する。
送信高周波部120は、高所である屋上や鉄塔に設置され、IF信号Sitを、アップコンバータ(UPμ)121で、RF基準発振器(OSC−Th)122からの信号を使ってマイクロ波帯信号に周波数変換し、電力増幅器(PA)123で電力増幅し送信信号Srtにして、アンテナから伝送する。
受信高周波部210は、通常屋上に設置され、アンテナに届いた微弱受信信号Srrをローノイズアンプ(LNA)211で増幅し、ダウンコンバータ(DOWNi)212で、RF基準発振器(OSC−Th)213からの信号を使って130MHzのIF信号Sirに周波数変換する。
復調部220は、ビルの1Fに設置され、130MHzのIF信号Sirを、ダウンコンバータ(DOWNb)221で、電圧制御発振器(VCO−D)222からの信号を使ってベースバンド信号Sbrに周波数変換し、復調部(DEM)223で、変調部110での上記主データおよび補助データおよび識別データの変調モードを示すTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)キャリアを抽出し、抽出した変調モードを用いて変調部11における上記主データおよび補助データおよび識別データを復調する。
上記構成を使用するOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式他のデジタル伝送装置において、周波数のずれは、復号データの品質を低下させる。そのため、復調部220の復調部(DEM)223に接続されたずれ検出器224を設け、ずれ修正を行う。具体的には、復調部220の復調部(DEM)223の出力であるキャリア周波数Fsを、ずれ検出器224が入力として、ずれ量に応じた周波数補正電圧AJを発生し、電圧制御発振器(VCO−D)222の周波数を変化させ、ベースバンドダウンコンバータ221の出力を調整してずれ修正を行う。この周波数同期再生機能が不可欠である。
周波数ずれの主原因は、変調部110のIF基準発振器(OSC−M)113、送信高周波部120のRF基準発振器(OSC―Th)122、受信高周波部210のRF基準発振器(OSC−Th)213等の周波数偏差である。特に、RF基準発振器(OSC―Th)122、RF基準発振器(OSC−Th)213の偏差は、扱う周波数が7GHz、10GHzと高いため、それぞれが1ppmの誤差を持ったとしても、130MHzのIF周波数帯に変換されたならば、IF信号は7KHzのずれを持つ。
通常、復調側の電圧制御発振器(VCO−D)222には、CN(Carrier to Noise ratio)の良さ等から130MHzの電圧制御水晶発振器が用いられる。そして、ずれ検出器224が、ずれ量に応じた周波数補正電圧AJを発生し、周波数制御が行なわれる。
次に、図10の従来のデジタル伝送装置の全体構成図において、本発明の実施の形態に係わる、送信機側装置の変調部110における変調部(MOD)111の構成と、受信機側装置の復調部220における復調部(DEM)223の構成について、以下、説明する。
図11は、図10の従来のデジタル伝送装置の全体構成において、送信機側装置の変調部110における変調部(MOD)111の構成を示す図である。
符号化部(DVB符号処理部)111−1は、主データに訂正符号付加やエネルギー拡散処理を行い、主データマッピング部111−2は、主データに基づいて64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)マッピングを行う。
CP発生部111−3は、規準位相をBPSK(Binary Phase Shift Keying)マッピングする。すなわちCP(Continual Pilot)キャリアを一定振幅にする。
AC符号化部111−4は、補助データに訂正符号付加やエネルギー拡散処理を行い、補助データマッピング部111−5は、補助データを例えば16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)やQPSK(Quaternary Phase Shift Keying)にIQマッピングを行う。
TMCC符号化部111−6は、識別データに訂正符号付加やエネルギー拡散を行い、識別データマッピング部111−7は、識別データを例えば差動変調しIQマッピングを行う。
統合部111−8は、各々マッピングされた、主データ、CPデータ、補助データ、識別データを、キャリア配置パターンに従い順次選択する。例えば、8本毎にCPキャリアを配置する。
IFFT部(マルチキャリア変調部)111−9は、入力される信号を周波数成分とみなして、1024サンプルの時間波形を作成する。この処理によって直交関係のあるマルチキャリア変調が行なわれる。
ガード付加部111−10は、各シンボル時間毎の最終部分の時間波形の一部を付加し、9/8倍の時間長の波形を作る。
DA変換部(直交変調処理を含む)111−11は、I成分とQ成分の入力を直交変調し、例えば20.45MHzのアナログIFSbt信号に変換する。
図12は、図10の従来のデジタル伝送装置の全体構成において、受信機側装置の復調部220における復調部(DEM)223の構成を示す図である。
AD変換部(直交復調処理を含む)223−1は、例えば20.45MHzのアナログIF信号SbrをベースバンドのI,Q信号にデジタル変換する。
FFT部(マルチキャリア復調部)223−2は、1024サンプルからなる時間波形から、その周波数成分を求める。
時間同期CNT部223−3は、時間波形のガード期間信号を利用し復調部(DEM)223の動作タイミングや周期を決定する。
CP抽出&補間部223−4は、8本毎に配置されたCPを取りだし、CPの位相や振幅成分を元にデータキャリアで生じている位相や振幅変化を示す補間信号を求める。
補正部223−5は補間信号で生じた特性を逆補正する補正データを作成し、データキャリアの位相と振幅を修正する。
分離部223―6は、主データと補助データと識別データの成分を分離する。
データ識別部223−7は、得られたマッピング点から、主データキャリアの伝送データ値を求める。
復号化部223−8は、主データキャリアの伝送データ値からエラー訂正やエネルギー拡散の戻しを行い、主データを復号する。
AC識別部223−9は、得られたマッピング点から、補助データキャリアの伝送データ値を求める。
AC復号化部223−10は、補助データキャリアの伝送データ値からエラー訂正やエネルギー拡散の戻しを行い補助データを復号する。
TMCC識別部223−11は、得られたマッピング点から識別データキャリアの伝送データ値を求める。
TMCC復号化部223−12は、TMCCデータキャリアの伝送値からエラー訂正やエネルギー拡散の戻しを行い補助データを復号する。
なお、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)を用いて伝送データを復号することは広く公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−77765号公報
ここで、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式における上記TMCCを含む伝送モードについて、以下説明する。
図5は、伝送モードの種類と伝送パラメータを示した図である。伝送モードの規格としては、フルモード(HDTVの素材伝送を行うモード)とハーフモード(SDTV2chの素材伝送を独立して行うモード)がある。
ハーフモードとフルモードの各モードには、FFT(Fast Fourier Transform)ポイント数が1024(1K)と2048(2K)がある。
これら1Kハーフモードと2Kハーフモードと1Kフルモードと2Kフルモードの各モードにおける,キャリア数の総数および各キャリア(データ,CP,TMCC,AC,NULLからなる5種類のキャリア)の数は、図5に表示のようになっている。
データ,CP,TMCC,ACの数はモードによって異なっており、さらにデータ,CP,ACは、キャリア変調方式が同期変調か差動変調かでも異なっている。
なお、同期変調としては、BPSK(Binary Phase Shift Keying),QPSK(Quaternary Phase Shift Keying),16QAM(Quadrature Amplitude Modulation),32QAM,64QAMがあり、差動変調としては、DBPSK(Differential Binary Phase Shift Keying),DQPSK(Differential Quaternary Phase Shift Keying)がある。
図6は、図5に示す伝送モードのうちの1Kハーフモードでかつ同期変調でのフレーム構成であり、各キャリア・インデックスに乗っているキャリアの種類を示す概略図である。
各キャリア・インデックスには、図5に図示の5種類のキャリア(データ,CP,TMCC,AC,NULLからなる5種類のキャリア)が、図6に図示のように乗っている。
図7は、伝送モードのうちの1Kハーフモードでかつ同期変調でのフレームにおけるTMCC,AC,NULLの各キャリアの数とその数が具体的に位置する各キャリア・インデックスを示す図である。
図8は、図5に示す伝送モードのうちの2Kフルモードでかつ差動変調でのフレーム構成であり、各キャリア・インデックスに乗っているキャリアの種類を示す概略図である。
各キャリア・インデックスには、図5に図示の5種類のキャリア(データ,CP,TMCC,AC,NULLからなる5種類のキャリア)が、図6に図示のように乗っている。図6の1Kハーフモードでかつ同期変調でのフレーム構成の場合に比べ、同じ各キャリア・インデックスに、異なるキャリアが乗っている。
図9は、伝送モードのうちの2Kフルモードでかつ差動変調でのフレームにおけるTMCC,AC,NULLの各キャリアの数とその数が具体的に位置する各キャリア・インデックスを示す図である。
TMCCの数は図7の1Kハーフモードでかつ同期変調と異なり、一方、ACの数は図7の1Kハーフモードでかつ同期変調と同じであるが、ACが具体的に位置するキャリア・インデックスが異なっている。
以上、伝送モードについて、詳細に説明した。
従来のデジタル伝送装置においては、送信機側装置で、これら伝送モードをTMCCに乗せた補助データにして伝送しており、受信機側装置ではTMCCの復号を行うことで、伝送モードを判別していた。
したがって、送信機側本体および受信機側本体とは別に送信側アダプタおよび受信側アダプタを設け、音声データ等を送信側アダプタで信号処理して補助データとし、主データとともに伝送する場合は、送信機側本体のTMCCが送信側アダプタへ入力されないと伝送モードが判別できない。
また受信機側本体のTMCCが受信側アダプタへ入力されないと伝送モードが判別できないため、送信機本体と受信機本体でモードの設定を行う必要がある。
また、この場合、送信機側本体の伝送モードおよび送信側アダプタの設定が一致していないと、正しく伝送を行うことができない。
本発明の目的は、デジタル伝送装置用アダプタのモードを判別可能なデジタル伝送装置およびデジタル伝送装置用アダプタを提供することにある。
本発明による請求項1記載のデジタル伝送装置は、送信機側装置に送信機側本体と該送信機側本体に接続の送信側アダプタを、受信機側装置に受信機側本体と該受信機側本体に接続の受信側アダプタを備え、前記送信側アダプタと前記受信側アダプタの各々に、前記送信機側本体または前記受信機側本体からの、補助データキャリアの配置位置を特定するためのイネーブル信号から伝送モードを判別し、前記送信側アダプタにおいては判別した該伝送モードに基づいて、前記送信機側本体に補助データを出力し、前記受信側アダプタにおいては判別した該伝送モードに基づいて、前記受信機側本体から出力される補助データを復調することを特徴とする。
本発明による請求項2記載のデジタル伝送装置用アダプタは、送信機側本体に接続される送信側アダプタまたは受信機側本体に接続される受信側アダプタであって、前記送信側アダプタにおいては前記送信機側本体,前記受信側アダプタにおいては前記受信機側本体からの、補助データキャリアの配置位置を特定するためのイネーブル信号から伝送モードを判別し、前記送信側アダプタにおいては判別した該伝送モードに基づいて補助データを出力し、前記受信側アダプタにおいては判別した該伝送モードに基づいて補助データを復調して出力することを特徴とする。
本発明による請求項3記載のデジタル伝送装置またはデジタル伝送装置用アダプタは、請求項1または2記載において、前記伝送モードを、前記補助データキャリアの配置位置を特定するためのイネーブル信号から、前記補助データキャリアの数または前記補助データキャリアの数と位置を検知することにより判別することを特徴とする。
本発明によれば、デジタル伝送装置用アダプタのモードを判別可能なデジタル伝送装置およびデジタル伝送装置用アダプタを得ることができる。
図1は、本発明によるデジタル伝送装置の実施の形態を示す全体構成図である。
図1において、送信機側装置は送信機側本体100と送信機側本体100に接続の送信側アダプタ150を備え、受信機側装置は受信機側本体200と受信機側本体200に接続の受信側アダプタ250を備えている。
送信機側本体100は、図10の従来の構成図で開示の変調部110と送信高周波部120を備えている。
ただし図10の変調部110における変調部(MOD)111が、図1では変調部(MOD)111Aに置き換えられ、変調部(MOD)111Aは、補助データキャリアの配置位置を特定するためのイネーブル信号(以下単にEN信号という)とシンボルの先頭を示す信号とを出力する構成となっている。
送信側アダプタ150は、音声データをA/D変換するA/D変換器151と、変調部(MOD)111Aが出力するEN信号とシンボルの先頭を示す信号とを入力として伝送モードを出力する伝送モード判別部152と、変調部(MOD)111Aが出力するEN信号と伝送モード判別部152が出力する伝送モードとA/D変換器151が出力するA/D変換された音声データとを入力として補助データを出力する音声エンコーダ部(音声ENC部)153とを備えている。
受信機側本体200は、図10の従来の構成図で開示の受信高周波部210と復調部220とを備えている。
ただし図10の復調部220における復調部(DEM)223が、図1では復調部(DEM)223Aに置き換えられ、復調部(DEM)223Aは、EN信号とシンボルの先頭を示す信号と補助データを出力する構成となっている。
受信側アダプタ250は、復調部(DEM)223Aが出力するEN信号とシンボルの先頭を示す信号とを入力として伝送モードを出力する伝送モード判別部251と、復調部(DEM)223Aが出力するEN信号と伝送モード判別部251が出力する伝送モードと復調部(DEM)223Aが出力する補助データとを入力としてデコードされた音声データを出力する音声デコーダ部(音声DEC部)252と、デコードされた音声データをD/A変換するD/A変換器253とを備えている。
送信機側本体100の主データとは別に音声データを送信側アダプタ150を使って伝送したい場合等に、そのときの音声データをA/D変換器151でA/D変換する。
また送信機側本体100の変調部(MOD)111Aからの、EN信号とシンボルの先頭を示す信号とを伝送モード判別部152に入力することにより、送信側アダプタ150の伝送モードを判別する。
そのEN信号のタイミングに合わせて、A/D変換された音声データを音声エンコードした補助データを、送信側アダプタ150から送信機側本体100の変調部(MOD)111Aに入力する。
受信機側装置では、受信機側本体200の復調部(DEM)223Aからの補助データを受信側アダプタ250へ入力し、その補助データを音声デコードしD/A変換することにより音声データを出力する。
このとき、受信機側本体200の復調部(DEM)223Aからの、EN信号とシンボルの先頭を示す信号とを伝送モード判別部251に入力することにより、受信側アダプタ250の伝送モードを判別する。
またこのEN信号のタイミングで、音声DEC部252に補助データを入力することによりデジタル音声データを出力し、D/A変換器253でアナログ音声データに変換して出力する。
図2は、図1における変調部(MOD)111Aの構成図である。図2において、図11の従来の構成図と同一箇所には同一符号を付けてある。
図2は、図11の従来の補助データマッピング部111−5が、EN信号を出力する補助データマッピング部111−5Aに置き換えられ、図11の従来の統合部111−8が、シンボルの先頭を示す信号を出力する統合部111−8Aに置き換えられている。
図3は、図1における送信側アダプタ150の伝送モード判別部152および受信側アダプタ250の伝送モード判別部251の構成図である。
ここでは送信側アダプタ150の伝送モード判別部152について説明するが、受信側アダプタ250の伝送モード判別部251も同じ構成である。
図3において、EN信号とシンボルの先頭を示す信号とがACキャリア数測定部152−1に入力される。ACキャリア数測定部152−1では、予め、各種伝送モードに対するAC(補助データ)キャリア数を把握しているので、伝送モードを特定できる。
またEN信号は、キャリアの番数を数えるカウンタ152−2に入力される。ACキャリア数測定部152−1からのACキャリア数とカウンタ152−2からのキャリアの番数とがACキャリア位置認識部152−3に入力され、ACキャリア位置認識部152−3で、キャリア位置の違いにより、AC(補助データ)キャリアの数が同じ場合の伝送モードを特定する。
そして、ACキャリア数測定部152−1からのACキャリア数とACキャリア位置認識部152−3からの伝送モードとがモード決定部152−4に入力され、モード決定部152−4で伝送モードを決定して出力する。
この方法とは別に、OFDM変調に用いられるガードインターバルを利用することにより、1シンボルの長さを特定できることから、必ずしも上記シンボルの先頭を示す信号は入力しなくても良い。
そして、EN信号のタイミングに合わせて、A/D変換された音声データを音声エンコードした補助データを、送信側アダプタ150から送信機側本体100の変調部(MOD)111Aに入力する。
図4は、図1における復調部(DEM)223Aの構成図である。図4において、図12の従来の構成図と同一箇所には同一符号を付けてある。
図4は、図12の従来の分離部223−6が、シンボルの先頭を示す信号を出力する分離部223−6Aに置き換えられ、図12のAC識別部223−9が、EN信号を出力するAC識別部223−9Aに置き換えられている。
図4のAC識別部223−9Aから出力されるEN信号と分離部223−6Aから出力されるシンボルの先頭を示す信号が、図1の受信側アダプタ250の伝送モード判別部251に入力される。
受信側アダプタ250の伝送モード判別部251は、先に説明した送信側アダプタ150の伝送モード判別部152と同じ構成であり、入力信号によって伝送モード判別部251はAC(補助データ)キャリアの数または数と位置を特定し、伝送モードを決定して出力する。
そして、EN信号のタイミングで、音声DEC部252に補助データを入力することによりデジタル音声データを出力し、D/A変換器253でアナログ音声データに変換して出力する。
次に、図1の送信側アダプタ150の伝送モード判別部152および図1の受信側アダプタ250の伝送モード判別部251に共通の図3の伝送モード判別部152によるモード判別について、詳細に説明する。
本発明の実施の形態では、伝送モードを判別する手段として、図1,図2の変調部(MOD)111Aや図1,図4の復調部(DEM)223Aの、EN信号を利用する。
例えば、図4の復調部(DEM)223Aでは、AC識別部223−9AでAC(補助データ)キャリアを識別し、AC復号化部223−10でAC(補助データ)キャリアのEN信号数または数と位置から伝送モードを特定し、AC復号化を行う。
そのときACキャリアが配置されている位置にAC(補助データ)キャリアであることを示すEN(イネーブル)信号が出力される。例えばこの時のEN信号を“1”であるとし、AC(補助データ)キャリアが配置されていないときは“0”を出力する。
上記発明が解決しようとする課題の冒頭において図5から図9を用いて詳細にしたように、デジタル伝送装置には、伝送モードとして、1Kハーフモードと2Kハーフモードと1Kフルモードと2Kフルモードでかつそれらが同期変調か差動変調かでの各伝送モードが存在するが、これらの各伝送モードでは、図5に図示のように、AC(補助データ)キャリアの数が異なっている。
例えば、1Kと2Kではキャリア数が約2倍異なるので、AC(補助データ)キャリアのEN数を数えて、1Kと2Kを判別する。
またフルモード、ハーフモードでもACキャリア数が異なるので、EN数を数えることにより特定できる。
ACキャリア数が同じ場合、すなわち、図5に図示の1Kハーフモードの同期変調と2Kフルモードの差動変調では、AC(補助データ)キャリア数が同じである場合には、AC(補助データ)キャリアを示すEN信号の数も同じになる。
しかしながらこの場合には、図7に図示した1Kハーフモードの同期変調でのAC(補助データ)キャリアの位置(キャリア・インデックス)と、図9に図示した2Kフルモードの差動変調でのAC(補助データ)キャリアの位置(キャリア・インデックス)とが異なる。そこでこのことを利用して、伝送モードを判別する。
このように、まず各伝送モードにおけるAC(補助データ)キャリア数を把握しておき、伝送モード判別部152,251に入力されるEN数を照らし合わせることで伝送モード判別することができる。
AC(補助データ)キャリアの数が同じであるような伝送モードが存在したときには、伝送モードによってAC(補助データ)キャリアのキャリア位置が異なることを利用し、0番目のキャリア・インデックスから最終番のキャリア・インデックスまでのキャリア位置を認識することによって判別することができる。
本発明によるデジタル伝送装置の実施の形態を示す全体構成図である。 図1における変調部(MOD)の構成図である。 図1における送信側アダプタの伝送モード判別部および受信側アダプタの伝送モード判別部の構成図である。 図1における復調部(DEM)の構成図である。 伝送モードの種類と伝送パラメータを示した図である。 図5に示す伝送モードのうちの1Kハーフモードでのフレーム構成であり、各キャリア・インデックスに乗っているキャリアの種類を示す概略図である。 伝送モードのうちの1KハーフモードでのフレームにおけるTMCC,AC,NULLの各キャリアの数とその数が具体的に位置する各キャリア・インデックスを示す図である。 図5に示す伝送モードのうちの2Kフルモードでかつ差動変調でのフレーム構成であり、各キャリア・インデックスに乗っているキャリアの種類を示す概略図である。 伝送モードのうちの2Kフルモードでかつ差動変調でのフレームにおけるTMCC,AC,NULLの各キャリアの数とその数が具体的に位置する各キャリア・インデックスを示す図である。 従来のデジタル伝送装置の全体構成図である。 図10の従来のデジタル伝送装置の全体構成において、送信機側装置の変調部における変調部(MOD)の構成を示す図である。 図10の従来のデジタル伝送装置の全体構成において、受信機側装置の復調部における復調部(DEM)の構成を示す図である。
符号の説明
100:送信機側本体、110:変調部、111A:変調部(MOD)、111−5A:補助データマッピング、111−8A:統合部、120:送信高周波部、150:送信側アダプタ、151:A/D変換器、152:伝送モード判別部、152−1:ACキャリア数測定部、152−2:カウンタ、152−3:ACキャリア位置認識部、152−4:モード決定部、153:音声ENC部、200:受信機側本体、210:受信高周波部、220:復調部、223A:復調部(DEM)、223−6A:分離部、223−9A:AC識別部、250:受信側アダプタ、251:伝送モード判別部、252:音声DEC部、253:D/A変換器。

Claims (3)

  1. 送信機側装置に送信機側本体と該送信機側本体に接続の送信側アダプタを、受信機側装置に受信機側本体と該受信機側本体に接続の受信側アダプタを備え、前記送信側アダプタと前記受信側アダプタが、それぞれ、前記送信機側本体及び前記受信機側本体からの、補助データキャリアの配置位置を特定するためのイネーブル信号から伝送モードを判別し、前記送信側アダプタにおいては判別した伝送モードに基づいて、前記送信機側本体に補助データを出力し、前記受信側アダプタにおいては判別した伝送モードに基づいて、前記受信機側本体から出力される補助データを復調することを特徴とするデジタル伝送装置。
  2. 送信機側本体に接続される送信側アダプタまたは受信機側本体に接続される受信側アダプタであって、前記送信側アダプタにおいては前記送信機側本体,前記受信側アダプタにおいては前記受信機側本体からの、補助データキャリアの配置位置を特定するためのイネーブル信号から伝送モードを判別し、前記送信側アダプタにおいては判別した伝送モードに基づいて補助データを出力し、前記受信側アダプタにおいては判別した伝送モードに基づいて補助データを復調して出力することを特徴とするデジタル伝送装置用アダプタ。
  3. 請求項1または2記載において、前記伝送モードを、前記補助データキャリアの配置位置を特定するためのイネーブル信号から、前記補助データキャリアの数または前記補助データキャリアの数と位置を検知することにより判別することを特徴とするデジタル伝送装置またはデジタル伝送装置用アダプタ。
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