JP4914321B2 - 地上デジタル放送波受信装置 - Google Patents

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本発明は、地上デジタル放送波受信装置に関わり、受信信号が地上デジタル放送波の信号であるか、または、ワンセグ信号を連結して再送信した信号であるかを識別する受信装置に関する。
日本の地上デジタルテレビジョン放送の技術方式はISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial)方式と呼ばれ、変調方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式を採用している。また、地上デジタル放送は、1チャンネルに相当する13個のセグメント(合計帯域幅5.6MHz、両端のガードバンドを含めると6MHz)を使用した送信データを放送することにより実現される。
家庭内に設置されたテレビは、固定のアンテナを介してこの13セグメントの信号を一括して受信する。これに対し、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等は、携帯・移動体向け放送を実現するために、この13セグメントのうちの中央の1セグメントのみを受信する、いわゆるワンセグ受信を行う。
ここで、携帯・移動体向け放送のワンセグサービスを実現するためには、地上デジタル放送波が直接届かない屋外のビル陰、ビル内、地下街等においても良好にワンセグ受信できることが望ましい。これに対応するためには、地上デジタル放送波が直接届かない場所へワンセグ信号を再送信する必要がある。例えば、地上デジタル放送波の13セグメントの信号を全て受信し、その受信信号を周波数変換して異なる周波数で再送信する再送信装置(非特許文献1を参照)や、その受信信号をそのまま単一周波数で再送信する再送信装置も知られている(特許文献1,2,3を参照)。さらに、地上デジタル放送波の13セグメントの信号を全て受信し、チャンネル毎にワンセグ信号のみを抽出し、抽出したそれぞれのワンセグ信号を連結して再送信する再送信装置も知られている(特許文献4,5,6を参照)。
このような再送信装置からの信号は、(1)地上デジタル放送波をそのまま送信した再送信信号、または、(2)ワンセグ信号を連結して送信した再送信信号のうちのいずれかの信号である。例えば、全てのチャンネルの信号が(1)の場合、ワンセグ信号が13セグメントの信号の中央に存在することから、受信装置は、13セグメントの信号の中央が中心になるように、6MHzステップでスキャンして1チャンネル毎のワンセグ信号を復調する。一方、全てのチャンネルの信号が(2)の場合、連結された再送信信号の全てのセグメントがワンセグ信号であることから、各セグメントの信号の中央が中心になるように、6/14MHz(=3/7MHz≒428kHz)ステップでスキャンし、これをチャンネル毎に繰り返してそれぞれのワンセグ信号を復調する。
都竹愛一郎他、「OFDMによる地上デジタル放送−二周波放送中継の検討−」、1995年テレビジョン学会年次大会予稿集、p.277〜278 特開平10−75262号公報 特開平10−75263号公報 特開平10−28105号公報 特開2006−109283号公報 特開2006−286468号公報 特開2006−340012号公報
しかしながら、再送信装置からの再送信信号は、チャンネル毎に前述の(1)または(2)の信号となって、混在することがあり得る。この場合、再送信信号を受信する受信装置は、チャンネル毎に、前述した(1)及び(2)の信号のうちのいずれかの信号を受信することになる。
ここで、再送信装置により再送信される(1)または(2)の信号が、チャンネル毎に予め設定されている場合は、ワンセグ信号を受信する携帯端末等の受信装置はその設定に従ってワンセグ信号を復調すればよい。すなわち、受信装置は、(1)の信号を送受信するチャンネルに対して、13セグメントの信号の中央が中心になるように、6MHzステップでスキャンしてワンセグ信号を復調し、一方、(2)の信号を送受信するチャンネルに対して、各セグメントの信号の中央が中心になるように、約428kHzステップでスキャンしてそれぞれのワンセグ信号を復調すればよい。
一方、再送信装置により再送信される(1)または(2)の信号が、チャンネル毎に予め設定されていない場合は、ワンセグ信号を受信する携帯端末等の受信装置は、全てのチャンネルにおいて(2)の信号を受信する可能性があることから、全てのチャンネルに対して約428kHzステップでスキャン処理を行う必要がある。これは、6MHzステップでスキャン処理を行うと、(1)の信号の受信処理は可能であるが、(2)の信号の受信処理が不可能になってしまうからである。したがって、受信装置は、(1)の信号を受信したときに、本来は6MHzステップでスキャン処理を行えばよいが、約428kHzステップでスキャン処理してしまうため、本来よりも13倍の無駄な時間がかかってしまう。
このように、従来の受信装置では、チャンネル毎に(1)または(2)の信号を受信する場合に、ワンセグ信号を復調するためのスキャン処理に無駄な時間を費やしてしまうという問題があった。
尚、前述の受信装置は、地上デジタル放送波が直接届く場所では、送信局からの地上デジタル放送波を直接受信する。この場合、受信装置は、前記(1)の再送信信号の受信処理と同じ受信処理を行う。
そこで、本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、受信信号が、地上デジタル放送波の信号(送信局が直接送信した地上デジタル放送波の信号、またはその地上デジタル放送波をそのまま再送信した信号)であるか、または、ワンセグ信号を連結して送信した再送信信号であるかを識別することにより、受信信号を復調する際の処理負担を軽減し処理時間を短縮可能な、地上デジタル放送波受信装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、地上デジタル放送波のAC(Auxiliary Channel)信号またはTMCC(Transmission Multiplexing Configuration Control)信号のキャリア配置パターンと、一部のセグメントを抽出して連結した信号のAC信号またはTMCC信号のキャリア配置パターンとの違いを利用することにより、受信信号が地上デジタル放送波の信号か連結再送信信号かを識別することを特徴とする。
具体的には、本発明による受信装置は、送信所からの地上デジタル放送波を直接受信すると共に、地上デジタル放送波がそのまま再送信された信号、及び、地上デジタル放送波を構成する複数のチャンネルからそれぞれ一部のセグメントが抽出されて連結され、連結再送信信号として再送信された信号をそれぞれ受信する受信装置において、受信した信号における周波数領域の信号、地上デジタル放送波の信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号またはTMCC信号、及び、連結再送信信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号またはTMCC信号に基づいて、相関を示す判定値を算出する判定値算出手段と、前記判定値算出手段により算出された判定値に基づいて、受信した信号が地上デジタル放送波の信号であるか、または、連結再送信信号であるかを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による受信装置は、送信所からの地上デジタル放送波を直接受信すると共に、地上デジタル放送波がそのまま再送信された信号、及び、地上デジタル放送波を構成する複数のチャンネルからそれぞれ一部のセグメントが抽出されて連結され、連結再送信信号として再送信された信号をそれぞれ受信する受信装置において、受信した信号におけるRF信号をIF信号に変換する受信変換手段と、前記受信変換手段により変換されたIF信号の1つのチャンネルにおける中央のセグメントの信号と、その両側のセグメントの信号のうちの少なくとも一部を含む信号とを抽出するフィルタ手段と、前記フィルタ手段により抽出された信号をデジタルIF信号に変換するAD変換手段と、前記AD変換手段により変換されたデジタルIF信号に直交復調を施し、複素の等価ベースバンド信号に変換する直交復調手段と、前記直交復調手段により変換された複素の等価ベースバンド信号からシンボル同期を検出するシンボル同期検出手段と、前記シンボル同期検出手段により検出されたシンボル同期により、前記複素の等価ベースバンド信号を周波数領域の信号に変換するFFT手段と、前記FFT手段により変換された周波数領域の信号と、地上デジタル放送波の信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号との間の相関を第1の相関係数として算出し、かつ、前記周波数領域の信号と、連結再送信信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号との間の相関を第2の相関係数として算出する相関係数算出手段と、前記相関係数算出手段により算出された第1及び第2の相関係数を用いて、第1の相関係数が第2の相関係数よりも大きい場合は、前記受信した信号が地上デジタル放送波の信号であると判定し、第2の相関係数が第1の相関係数よりも大きい場合は、前記受信した信号が連結再送信信号であると判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による受信装置は、前記相関係数算出手段が、前記FFT手段により変換された周波数領域の信号と、地上デジタル放送波の信号の周波数領域上に予め配置されたTMCC信号との間の相関を第1の相関係数として算出し、かつ、前記周波数領域の信号と、連結再送信信号の周波数領域上に予め配置されたTMCC信号との間の相関を第2の相関係数として算出することを特徴とする。
また、本発明による受信装置は、前記相関係数算出手段が、前記FFT手段により変換された周波数領域の信号と、地上デジタル放送波の信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号及びTMCC信号との間の相関を第1の相関係数として算出し、かつ、前記周波数領域の信号と、連結再送信信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号及びTMCC信号との間の相関を第2の相関係数として算出することを特徴とする。
また、本発明による受信装置は、前記判定値または相関係数を、1つのチャンネルにおける中央のセグメントに対しその両側のセグメントの信号のうちの少なくとも一部の信号のみを対象にして算出することを特徴とする。
また、本発明による受信装置は、前記判定値または相関係数を、AC信号を用いる場合に、前記周波数領域上に配置されたAC信号と同じキャリア番号の信号のみを対象にして算出し、TMCC信号を用いる場合に、前記周波数領域上に配置されたTMCC信号と同じキャリア番号の信号のみを対象にして算出し、AC信号及びTMCC信号を用いる場合に、前記周波数領域上に配置されたAC信号及びTMCC信号と同じキャリア番号の信号のみを対象にして算出することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、受信信号が地上デジタル放送波の信号であるか、または、ワンセグ信号を連結して送信した再送信信号であるかを、AC信号またはTMCC信号のキャリア配置パターンに基づいて識別することができる。これにより、受信信号を復調する際に、受信信号に応じた処理が可能となり、その処理負担を軽減し処理時間を短縮することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施の形態による受信装置は、ISDB−T方式の地上デジタル放送波が直接届かない場所で使用され、再送信装置により地上デジタル放送波をそのまま送信した信号、及び、再送信装置によりワンセグ信号だけを抽出及び連結して送信した信号を受信する場合を例に説明する。尚、この受信装置は、地上デジタル放送波が直接届く場合で使用された場合、送信所が送信した地上デジタル放送波を直接受信する。この場合の受信処理は、再送信装置によりそのまま再送信された地上デジタル放送波を受信する場合の受信処理と同様になる。
図4は、ISDB−T方式の地上デジタル放送波のセグメント配置と番号を示す図である。ISDB−T方式では、OFDM信号を構成する5600本余りのサブキャリアを13のグループに分割し、その13のグループの1つ1つをセグメントと称している。セグメントは0〜12のセグメント番号(#0〜#12)で区別されており、セグメント番号0のセグメント#0は部分受信部のセグメントであり、携帯・移動体向け放送用のデータが振り分けられている。この13セグメントは1チャンネルに相当し、帯域幅は6MHzである。放送事業者には、13セグメントから構成される帯域幅6MHzの1チャンネルが割り当てられ、各放送事業者は、それぞれ割り当てられたこの1チャンネルの中でISDB−T方式のOFDM信号を放送する。
再送信装置は、このような地上デジタル放送波を受信状況の良い場所で受信し、地上デジタル放送波が直接届かない屋外のビル陰、ビル内、地下街等の受信装置に向けて再送信する。この再送信装置における再送信の形態には、図2に示すように、受信した地上デジタル放送波の信号をそのまま再送信する場合(以下、再送信された信号を「地上デジタル放送波再送信信号」という。)と、図3に示すように、各放送事業者に割り当てられた地上デジタル放送波の1チャンネルの信号からワンセグ信号だけを抽出して連結し、その連結した信号を再送信する場合(以下、このように再送信された信号を「連結再送信信号」という。)とがある。ここで、地上デジタル放送波再送信信号及び連結再送信信号は、共に同じ13個のセグメントで構成されており、各セグメントに、付加信号であるAC信号及び伝送パラメータの情報等を送る制御信号であるTMCC信号が同じ数だけ配置されている。
表1は、ISDB−T方式の地上デジタル放送波(地上デジタル放送波再送信信号)におけるAC信号のキャリア配置(モード3の例)を示す表である。表中の数値はキャリア番号を示す(表2〜表4において同じ。)。
Figure 0004914321
表2は、連結再送信信号におけるAC信号のキャリア配置(モード3の例)を示す表である。
Figure 0004914321
表3は、ISDB−T方式の地上デジタル放送波(地上デジタル放送波再送信信号)におけるTMCC信号のキャリア配置(モード3の例)を示す表である。
Figure 0004914321
表4は、連結再送信信号におけるTMCC信号のキャリア配置(モード3の例)を示す表である。
Figure 0004914321
表1及び表3に示したように、地上デジタル放送波再送信信号におけるAC信号及びTMCC信号の配置は各セグメントによって異なるが、表2及び表4に示したように、連結再送信信号におけるAC信号及びTMCC信号のキャリア配置は全てのセグメントにおいて同じになる。図6は、地上デジタル放送波再送信信号と連結再送信信号との違いを示す図である。図6において矢印はAC信号またはTMCC信号を示す。図6によれば、地上デジタル放送波再送信信号と連結再送信信号とは、セグメント#0のAC信号またはTMCC信号において同じ配置であるが、セグメント#1,#2において異なる配置であることがわかる。また、図6によれば、表1及び表3に示したように、地上デジタル放送波再送信信号におけるAC信号及びTMCC信号の配置はセグメント#1,#0,#2によって異なり、表2及び表4に示したように、連結再送信信号におけるAC信号及びTMCC信号のキャリア配置はセグメント#1,#0,#2において同じであることがわかる。
本発明はこの違いに着目したものであり、本発明の実施の形態による受信装置は、地上デジタル放送波再送信信号の周波数上に配置されたAC信号または/及びTMCC信号と実際に受信した信号との間の相関、及び、連結再送信信号の周波数上に配置されたAC信号または/及びTMCC信号と実際に受信した信号との間の相関を求め、その相関の大きさに基づいて、受信した信号すなわち再送信装置からの信号が、地上デジタル放送波再送信信号であるか、または、連結再送信信号であるかを識別する。
図1は、本発明の実施の形態による受信装置の構成を示すブロック図である。この受信装置1は、再送信装置から再送信信号を受信し、その再送信信号のうちのワンセグ信号を復調する装置であり、受信アンテナ部100、チューナー部200、デジタル処理部300、復調回路400及び検出部500を備えて構成される。チューナー部200は、受信変換回路201及びBPF回路202を備えており、デジタル処理部300は、AD変換回路301、直交復調回路302、シンボル同期回路303及びFFT回路304を備えており、検出部500は、相関係数算出回路501及び判定回路502を備えている。
チューナー部200の受信変換回路201は、再送信装置により再送信されたRF信号を、受信アンテナ部100を介して受信し、受信したRF信号を、低周波数LoIF(例えば0.5〜1MHz)信号に周波数変換する。また、検出部500の判定回路502から判定結果を入力し、その判定結果(再送信信号が地上デジタル放送波再送信信号であるか、または連結再送信信号であるかの識別結果)に基づいて、6MHzまたは約428kHzの周波数ステップになるようにローカル周波数を設定し、スキャンを行う。詳細については後述する。
BPF回路202は、受信変換回路201から低周波数LoIF信号を入力し、少なくとも、中央の周波数を中心としたワンセグ信号を含む信号に加えて、その両側のセグメントの信号のうちの一部を含む信号を抽出する。具体的には、セグメント#0の信号(ワンセグ信号)に加えて、その両側に配置されたセグメント#1,#2におけるそれぞれ一部の信号も抽出する。
図5は、図1に示したBPF回路202によるフィルタ通過後のセグメントを示す図である。図5において点線で示した曲線は、BPF回路202によりフィルタ処理される信号の領域を示す。このように、BPF回路202は、急峻なフィルタではないため、中央の周波数を中心としたセグメント#0の信号に加え、その両側に配置されたセグメント#1,#2における一部の信号も抽出する(図5のS部分の信号を抽出する)。
図1に戻って、デジタル処理部300のAD変換回路301は、BPF回路202からセグメント#0の信号及び両端のセグメント#1,#2における一部の信号を入力し、サンプリング周波数(例えば低周波数LoIF信号の2〜4倍である1〜4MHz)でAD変換してデジタル信号を生成する。直交復調回路302は、AD変換回路301からデジタル信号を入力し、直交復調することにより複素の等価ベースバンド信号に変換する。直交復調回路302により変換された複素の等価ベースバンド信号は、シンボル同期回路303及びFFT回路304に入力される。
シンボル同期回路303は、直交復調回路302から複素の等価ベースバンド信号を入力し、その等価ベースバンド信号におけるシンボルの先頭位置を検出する。FFT回路304は、直交復調回路302から複素の等価ベースバンド信号を入力し、シンボル同期回路303からシンボルの先頭位置の情報を入力し、そのシンボルの先頭位置を基準にして、時間領域の等価ベースバンド信号から周波数領域の等価ベースバンド信号に変換する。FFT回路304により変換された周波数領域の等価ベースバンド信号は、図5に示したように、セグメント#0の信号(ワンセグ信号)に加え、その両側に配置されたセグメント#1,#2におけるそれぞれ一部の信号も含む周波数領域の等価ベースバンド信号となり、復調回路400及び検出部500に入力される。
検出部500の相関係数算出回路501は、FFT回路304から周波数領域の等価ベースバンド信号を入力し、その周波数領域の等価ベースバンド信号と、地上デジタル放送波再送信信号の周波数上に予め配置されたAC信号または/及びTMCC信号との間の相関係数T1を算出し、また、連結再送信信号の周波数上の予め配置されたAC信号または/及びTMCC信号との間の相関係数T2を算出する。具体的には、以下に示す3つの実施例により、それぞれ相関係数T1,T2を算出する。
(実施例1)
実施例1は、セグメント#0,#1,#2におけるAC信号のキャリア配置を利用して相関係数T1,T2を算出するものである。相関係数算出回路501は、表1に示した地上デジタル放送波再送信信号におけるAC信号の配置を利用して、入力した周波数領域の等価ベースバンド信号の振幅と、地上デジタル放送波再送信信号の周波数上に予め配置されたAC信号の振幅とを積算し、その積分値を相関係数T1とする。
Figure 0004914321
ここで、S(i,k)は等価ベースバンド信号、iはシンボル数(整数)、kはキャリア番号(整数:セグメント#1,#0,#2におけるそれぞれのキャリア番号を連続番号に置き換えたものであり、k=0〜N−1がセグメント#1のキャリア番号、k=N〜2N−1がセグメント#0のキャリア番号、k=2N〜3N−1がセグメント#2のキャリア番号である。)、||は振幅値を、Nはキャリア数(整数)をそれぞれ示す(以下、同様。)。また、ref1(i,k)は、表1に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号に配置された周波数領域上のAC信号の振幅値を示す。すなわち、表1に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号76,7,61,97,89,・・・,424についてのref1(i,k)には、AC信号の振幅値が予め設定され、これら以外のキャリア番号についてのref1(i,k)には0が予め設定される。
また、相関係数算出回路501は、表2に示した連結再送信信号におけるAC信号の配置を利用して、入力した周波数領域の等価ベースバンド信号の振幅と、連結再送信信号の周波数上に配置されたAC信号の振幅とを積算し、その積分値を相関係数T2とする。
Figure 0004914321
ここで、ref(i,k)は、表2に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号に配置された周波数領域上のAC信号の振幅値を示す。すなわち、表2に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号7,89,206,209,・・・,407についてのref2(i,k)には、AC信号の振幅値が予め設定され、これら以外のキャリア番号についてのref2(i,k)には0が予め設定される。このようにして算出された相関係数T1,T2は、判定回路502に入力される。
(実施例2)
実施例2は、セグメント#0,#1,#2におけるTMCC信号のキャリア配置を利用して相関係数T1,T2を算出するものである。相関係数算出回路501は、表3に示した地上デジタル放送波再送信信号におけるTMCC信号の配置を利用して、入力した周波数領域の等価ベースバンド信号の振幅と、地上デジタル放送波再送信信号の周波数上に配置されたTMCC信号の振幅とを前式(1)を用いて積算し、その積分値を相関係数T1とする。ここで、ref1(i,k)は、表3に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号に配置された周波数領域上のTMCC信号の振幅値を示す。すなわち、表3に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号31,101,17,191,・・・,371についてのref1(i,k)には、TMCC信号の振幅値が予め設定され、これら以外のキャリア番号についてのref1(i,k)には0が設定される。
また、相関係数算出回路501は、表4に示した連結再送信信号におけるTMCC信号の配置を利用して、入力した周波数領域の等価ベースバンド信号の振幅と、連結再送信信号の周波数上に配置されたTMCC信号の振幅とを前式(2)を用いて積算し、その積分値を相関係数T2とする。ここで、ref2(i,k)は、表4に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号に配置された周波数領域上のTMCC信号の振幅値を示す。すなわち、表4に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号101,131,286,349についてのref2(i,k)には、TMCC信号の振幅値が予め設定され、これら以外のキャリア番号についてのref2(i,k)には0が設定される。このようにして算出された相関係数T1,T2は、判定回路502に入力される。
(実施例3)
実施例3は、セグメント#0,#1,#2におけるAC信号及びTMCC信号のキャリア配置を利用して相関係数T1,T2を算出するものである。相関係数算出回路501は、表1に示した地上デジタル放送波再送信信号におけるAC信号の配置及び表3に示した地上デジタル放送波再送信信号におけるTMCC信号の配置を利用して、入力した周波数領域の等価ベースバンド信号の振幅と、地上デジタル放送波再送信信号の周波数上に配置されたAC信号の振幅及びTMCC信号の振幅とを前式(1)を用いて積算し、その積分値を相関係数T1とする。ここで、ref1(i,k)は、表1及び表3に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号に配置された周波数領域上のAC信号及びTMCC信号の振幅値を示す。すなわち、表1に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号76,7,61,97,89,・・・,424についてのref1(i,k)には、AC信号の振幅値が予め設定され、表3に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号31,101,17,191,・・・,371についてのref1(i,k)には、TMCC信号の振幅値が予め設定され、これら以外のキャリア番号についてのref1(i,k)には0が設定される。
また、相関係数算出回路501は、表2に示した連結再送信信号におけるTMCC信号のキャリア配置及び表4に示した連結再送信信号におけるTMCC信号のキャリア配置を利用して、入力した周波数領域の等価ベースバンド信号の振幅と、連結再送信信号の周波数上に配置されたAC信号の振幅及びTMCC信号の振幅とを前式(2)を用いて積算し、その積分値を相関係数T2とする。ここで、ref2(i,k)は、表2及び表4に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号に配置された周波数領域上のAC信号及びTMCC信号の振幅値を示す。すなわち、表2に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号7,89,206,209,・・・,407についてのref2(i,k)には、AC信号の振幅値が予め設定され、表4に示したセグメント#1,#0,#2のキャリア番号101,131,286,349についてのref2(i,k)には、TMCC信号の振幅値が予め設定され、これら以外のキャリア番号についてのref2(i,k)には0が設定される。このようにして算出された相関係数T1,T2は、判定回路502に入力される。
判定回路502は、相関係数算出回路501により前記実施例1、2または3の手法で算出された相関係数T1,T2を入力し、これら2つの相関係数を比較し、
T1>T2
を判定した場合、すなわち、周波数領域の等価ベースバンド信号と地上デジタル放送波再送信信号の周波数上に配置されたAC信号または/及びTMCC信号との間の相関の方が大きいと判定した場合、受信装置1が受信している信号すなわち再送信信号は地上デジタル放送波再送信信号であると判定する。また、
T1<T2
を判定した場合、すなわち、周波数領域の等価ベースバンド信号と連結再送信信号の周波数上に配置されたAC信号または/及びTMCC信号との間の相関の方が大きいと判定した場合、受信装置1が受信している信号すなわち再送信信号は連結再送信信号であると判定する。そして、判定回路502により判定された判定結果は、チューナー部200の受信変換回路201に入力される。
そして、チューナー部200の受信変換回路201は、判定回路502から判定結果を入力し、再送信信号が地上デジタル放送波再送信信号である場合、6MHzの周波数帯で構成される1チャンネルのうちのセグメント#0のみがワンセグ信号であることから、スキャンを行う周波数ステップが6MHzになるように、ローカル周波数を設定し、次のチャンネルのセグメント#0をスキャンする。例えば、UHF13チャンネルのセグメント#0を現在スキャンしているときは、次のスキャンの対象はUHF14チャンネルのセグメント#0となる。この場合、復調回路400は、再送信信号が検出部500により識別されたときのセグメント#0の信号を復調することにより、ワンセグ信号の情報を得る。
一方、受信変換回路201は、再送信信号が連結再送信信号である場合、6MHzの周波数帯で構成される1チャンネルのうちの13セグメントの全てがワンセグ信号であることから、スキャンを行う周波数ステップが約428kHzになるように、ローカル周波数を設定し、そのチャンネルの先頭のセグメントから順番にスキャンする。例えば、UHF13チャンネルのセグメント#0を現在スキャンしているときは、そのチャンネルのうちの最も低い周波数のセグメント#11から順番にセグメント#9,#7,・・・・,#12をスキャンする(図4を参照)。そして、全てのセグメントのスキャンが終了すると、次のチャンネルのセグメント#0(前述の例の場合は、UHF14チャンネルのセグメント#0)をスキャンする。この場合、復調回路400は、全てのセグメントの信号を復調することにより、ワンセグ信号の情報を得る。
以上のように、本発明の実施の形態による受信装置1によれば、検出部500の相関係数算出回路501が、地上デジタル放送波再送信信号の周波数上に予め配置されたAC信号またはTMCC信号と実際に受信した信号との間の相関、及び、連結再送信信号の周波数上に予め配置されたAC信号またはTMCC信号と実際に受信した信号との間の相関を求め(実施例1または2)、判定回路502が、その相関が大きい方を特定することにより、受信した信号すなわち再送信装置からの信号が、地上デジタル放送波再送信信号であるか、または連結再送信信号であるかを識別するようにした。これにより、再送信信号が地上デジタル放送波再送信信号である場合は、そのチャンネルのセグメント#0のみがワンセグ信号であるから、周波数ステップを6MHzにしてその信号のみを復調することにより、ワンセグ信号の情報を得ることができる。また、再送信信号が連結再送信信号である場合は、そのチャンネルのうちの13セグメント全てがワンセグ信号であるから、周波数ステップを約428kHzにして全てのセグメントの信号を復調することにより、ワンセグ信号の情報を得ることができる。したがって、必要最小限のスキャン処理により、ワンセグ信号の情報を得ることができ、受信装置1における処理負担を軽減し処理時間を短縮することができる。
また、本発明の実施の形態による受信装置1によれば、検出部500の相関係数算出回路501が、地上デジタル放送波再送信信号の周波数上に予め配置されたAC信号及びTMCC信号と実際に受信した信号との間の相関、及び、連結再送信信号の周波数上に予め配置されたAC信号及びTMCC信号と実際に受信した信号との間の相関を求め(実施例3)、判定回路502が、その相関が大きい方を特定することにより、受信した信号すなわち再送信装置からの信号が、地上デジタル放送波再送信信号であるか、または連結再送信信号であるかを識別するようにした。これにより、再送信信号を一層正確に識別することができるから、再送信装置と受信装置1との間の伝送ノイズの影響を少なくすることができる。また、必要最小限のスキャン処理によりワンセグ信号の情報を得ることができるから、受信装置1における処理負担を軽減し処理時間を短縮することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、前記実施例1〜3の相関係数の算出手法においては、相関係数算出回路501が、セグメント#1,#0,#2を対象にして、全てのキャリア(k=0〜3N−1)についての相関係数T1,T2を算出するようにしたが、セグメント#1,#2のみを対象にして、全てのキャリア(k=0〜N−1,2N〜3N−1)についての相関係数T1,T2を算出するようにしてもよいし、セグメント#1の信号のうちの少なくとも一部の信号またはセグメント#2の信号のうちの少なくとも一部の信号のみを対象にして相関係数T1,T2を算出するようにしてもよい。これにより、相関係数T1,T2を算出する演算負荷を軽減することができる。尚、セグメント#0については、地上デジタル放送波再送信信号及び連結再送信信号のいずれの場合も、AC信号及びTMCC信号が同一の番号に配置されているから、その相関はT1=T2となり、差が生じない。
また、相関係数算出回路501が、前述したように、セグメント#1,#0,#2またはセグメント#1,#2等を対象にして、AC信号または/及びTMCC信号が配置されているキャリア番号の当該信号のみを対象にして、相関係数T1,T2を算出するようにしてもよい。これにより、相関係数T1,T2を算出する演算負荷を一層軽減することができる。尚、AC信号または/及びTMCC信号が配置されているキャリア番号以外の信号については、その相関はT1=T2となり、差が生じない。
また、前記実施の形態による受信装置1は、ISDB−T方式の地上デジタル放送波に適用があるが、ISDB−TSBの地上デジタル放送波についても適用がある。
また、前記実施の形態による受信装置1は、地上デジタル放送波が直接届かない場所で使用される場合を想定し、再送信装置から送信された地上デジタル放送波再送信信号及び連結再送信信号を受信して識別するようにしたが、地上デジタル放送波が直接届く場所で使用される場合は、送信所からの地上デジタル放送波の信号を直接受信することができる。この場合、受信装置1は、送信所から地上デジタル放送波の信号を直接受信するときの処理と、再送信信号から送信された地上デジタル放送波再送信信号を受信するときの処理とを同様にすることができる。したがって、受信装置1は、再送信信号が地上デジタル放送波再送信信号であるか、または連結再送信信号であるかを識別するだけでなく、受信信号が地上デジタル放送波の信号であるか、または連結再送信信号であるかを識別することができる。
本発明の実施の形態による受信装置の構成を示すブロック図である。 地上デジタル放送波をそのまま再送信する場合を示す図である。 地上デジタル放送波のワンセグ信号を抽出及び連結して再送信する場合を示す図である。 地上デジタル放送波のセグメント配置と番号を示す図である。 BPF回路によるフィルタ通過後のセグメントを示す図である。 BPF回路によるフィルタ通過後において、地上デジタル放送波をそのまま送信した信号と、ワンセグ信号を連結して送信した信号との違いを示す図である。
符号の説明
1 受信装置
100 受信アンテナ部
200 チューナー部
201 受信変換回路
202 BPF回路
300 デジタル処理部
301 AD変換回路
302 直交復調回路
303 シンボル同期回路
304 FFT回路
400 復調回路
500 検出部
501 相関係数算出回路
502 判定回路

Claims (6)

  1. 送信所からの地上デジタル放送波を直接受信すると共に、地上デジタル放送波がそのまま再送信された信号、及び、地上デジタル放送波を構成する複数のチャンネルからそれぞれ一部のセグメントが抽出されて連結され、連結再送信信号として再送信された信号をそれぞれ受信する受信装置において、
    受信した信号における周波数領域の信号、地上デジタル放送波の信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号またはTMCC信号、及び、連結再送信信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号またはTMCC信号に基づいて、相関を示す判定値を算出する判定値算出手段と、
    前記判定値算出手段により算出された判定値に基づいて、受信した信号が地上デジタル放送波の信号であるか、または、連結再送信信号であるかを判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 送信所からの地上デジタル放送波を直接受信すると共に、地上デジタル放送波がそのまま再送信された信号、及び、地上デジタル放送波を構成する複数のチャンネルからそれぞれ一部のセグメントが抽出されて連結され、連結再送信信号として再送信された信号をそれぞれ受信する受信装置において、
    受信した信号におけるRF信号をIF信号に変換する受信変換手段と、
    前記受信変換手段により変換されたIF信号の1つのチャンネルにおける中央のセグメントの信号と、その両側のセグメントの信号のうちの少なくとも一部を含む信号とを抽出するフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段により抽出された信号をデジタルIF信号に変換するAD変換手段と、
    前記AD変換手段により変換されたデジタルIF信号に直交復調を施し、複素の等価ベースバンド信号に変換する直交復調手段と、
    前記直交復調手段により変換された複素の等価ベースバンド信号からシンボル同期を検出するシンボル同期検出手段と、
    前記シンボル同期検出手段により検出されたシンボル同期により、前記複素の等価ベースバンド信号を周波数領域の信号に変換するFFT手段と、
    前記FFT手段により変換された周波数領域の信号と、地上デジタル放送波の信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号との間の相関を第1の相関係数として算出し、かつ、前記周波数領域の信号と、連結再送信信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号との間の相関を第2の相関係数として算出する相関係数算出手段と、
    前記相関係数算出手段により算出された第1及び第2の相関係数を用いて、第1の相関係数が第2の相関係数よりも大きい場合は、前記受信した信号が地上デジタル放送波の信号であると判定し、第2の相関係数が第1の相関係数よりも大きい場合は、前記受信した信号が連結再送信信号であると判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  3. 請求項に記載の受信装置において、
    前記相関係数算出手段は、前記FFT手段により変換された周波数領域の信号と、地上デジタル放送波の信号の周波数領域上に予め配置されたTMCC信号との間の相関を第1の相関係数として算出し、かつ、前記周波数領域の信号と、連結再送信信号の周波数領域上に予め配置されたTMCC信号との間の相関を第2の相関係数として算出することを特徴とする受信装置。
  4. 請求項に記載の受信装置において、
    前記相関係数算出手段は、前記FFT手段により変換された周波数領域の信号と、地上デジタル放送波の信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号及びTMCC信号との間の相関を第1の相関係数として算出し、かつ、前記周波数領域の信号と、連結再送信信号の周波数領域上に予め配置されたAC信号及びTMCC信号との間の相関を第2の相関係数として算出することを特徴とする受信装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載の受信装置において、
    請求項1に記載の判定値または請求項2から4までに記載の相関係数は、1つのチャンネルにおける中央のセグメントに対しその両側のセグメントの信号のうちの少なくとも一部の信号のみを対象にして算出することを特徴とする受信装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載の受信装置において、
    請求項1または5に記載の判定値または請求項2から5までに記載の相関係数は、AC信号を用いる場合に、前記周波数領域上に配置されたAC信号と同じキャリア番号の信号のみを対象にして算出し、TMCC信号を用いる場合に、前記周波数領域上に配置されたTMCC信号と同じキャリア番号の信号のみを対象にして算出し、AC信号及びTMCC信号を用いる場合に、前記周波数領域上に配置されたAC信号及びTMCC信号と同じキャリア番号の信号のみを対象にして算出することを特徴とする受信装置。
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