JP7344094B2 - 送信装置および受信装置 - Google Patents
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Description
本発明は、送信装置および受信装置に関する。
8Kスーパーハイビジョンの地上放送の実現に向けて、現行の地上デジタル放送(ISDB-T:Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)の利点を継承しつつ、伝送路符号化技術およびOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号構造を見直すことで、周波数利用効率を改善した次世代地上放送の伝送方式(以下、「高度化方式」という。)が研究されている。一方で、次世代地上放送への移行期におけるサイマル放送を容易にするために、単一のチャンネル内において現行放送と新規放送とを共存させる方式(以下、「移行方式」という。)が検討されている(例えば、非特許文献1,2参照)。移行方式は、OFDM信号構造を現行の構造から変更せず、新規放送サービスに適用する伝送路符号化技術だけを変更し、周波数利用効率を向上させるという特徴がある。
新規放送サービスに適用する伝送路符号化技術のうち、誤り訂正符号には、LDPC(Low Density Parity Check)符号の適用が検討されている。LDPC符号は一定の符号長で符号化されるブロック符号である。そのため、1つのOFDMフレーム内にLDPC符号ブロック(以下、「FECブロック」という。)が整数個納まらず、OFDMフレームを跨ぐFECブロックが存在する場合がある。そのため、図11に示すように、各OFDMフレーム(OFDMフレーム#n~#n+2)内のFECブロックの先頭位置を示すポインタ(ポインタPn~Pn+2)(以下、「FECブロックポインタ」という。)が必要となる。
岡田 寛正、"LDM方式により地デジと4K放送を同一チャネルで伝送する技術手法について"、映像情報メディア学会誌、no. 72(6)、pp.846-850(Nov. 2018)
並川 巌ほか、"セグメントを分割して2Kを水平偏波,4Kを水平・垂直両偏波で伝送する技術手法の検討"、映像情報メディア学会誌、no. 72(6)、pp.840-845( Nov. 2018)
高度化方式では、FECブロックポインタは変調情報伝送領域であるTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)領域で伝送することが検討されている。FECブロックポインタは、OFDMフレーム先頭からのビット番号あるいはサブキャリア番号で定義される。LDPC符号は符号長が長いことが特徴であるため、FECブロックポインタには多くの情報量が必要となる。例えば、符号長69120ビットのFECブロックの先頭位置を指し示すためには、最大69120ビットを指し示す情報量が必要となる。また、キャリア変調方式としてQPSK(Quadrature Phase shift Keying)を用いる場合、最大34560サブキャリアを指し示すための情報量が必要となる。したがって、ビット単位で69120パターンの位置を指し示すためには17ビットが必要であり、サブキャリア単位で34560パターンの位置を指し示すためには16ビットが必要である。
高度化方式では、TMCCビットは全て新規放送サービスの変調情報を伝送するために利用することができるが、移行方式では、TMCCビットで現行放送サービスの変調情報を伝送する必要がある。そのため、新規放送サービスの変調情報を伝送する十分な領域が存在しない。図12に現行のISDB-T方式におけるTMCC情報ビット割り当てを示す。
図12に示すように、全102ビットのうち、90ビットは現行放送サービスで使用されており、新規放送サービスで利用することができる見込みがある領域は将来拡張用に定義された「未定義」の12ビットのみである。上述したように、ビット単位で69120パターンのFECブロックポインタを伝送するためには、サブキャリア単位で指し示す場合でも最大で16ビットの情報量が必要となり、未定義領域で使用可能なビット数を超えてしまう。また、現行の地上デジタル放送と同様のTMCC構造で次世代方式に移行した場合には、3階層分のFECブロックポインタを同じ102ビット内で伝送する必要がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、FECブロックポインタをより効率的に伝送することができる送信装置および受信装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る送信装置は、データキャリア、TMCCキャリアおよびACキャリアを含む1または複数のセグメントからなるOFDMフレームを送信する送信装置であって、データ信号を入力し、所定の符号長のFECブロックごとに当該データ信号に誤り訂正符号化を行うことによりデータキャリア信号を生成するデータキャリア信号生成部と、TMCC信号およびAC信号を生成する付加信号生成部と、前記データキャリアに前記データキャリア信号を割り当て、前記TMCCキャリアおよび前記ACキャリアに前記TMCC信号および前記AC信号をそれぞれ割り当てるフレーム構成部と、を備え、前記FECブロックの符号長は、前記セグメントに含まれる前記データキャリアの数の整数倍であり、前記付加信号生成部は、前記OFDMフレームにおける先頭のFECブロックの位置を示すFECブロックポインタを、所定数のOFDMフレーム毎の前記FECブロックポインタの周期性に基づき、前記FECブロックポインタよりもビット長の短い短縮ポインタに短縮するポインタ短縮部を備え、前記短縮ポインタを含む前記TMCC信号または前記AC信号を生成する。
また、本発明に係る送信装置において、前記ポインタ短縮部は、前記データキャリア信号のキャリア変調方式での各FECブロックポインタと、前記短縮ポインタとの対応関係を参照し、前記FECブロックポインタを前記短縮ポインタに短縮することが好ましい。
また、本発明に係る送信装置において、前記データキャリア信号生成部は、第1の方式により送信されるデータ信号から第1のデータキャリア信号を生成する第1のデータキャリア信号生成部と、第2の方式により送信されるデータ信号に対して、前記FECブロックごとに誤り訂正符号化を行い、前記誤り訂正符号化後のデータ信号から第2のデータキャリア信号を生成する第2のデータキャリア信号生成部と、前記第1のデータキャリア信号と前記第2のデータキャリア信号とを多重化して前記データキャリア信号を生成する多重部とを備え、前記付加信号生成部は、前記第1の方式のTMCC情報および前記短縮ポインタを含むTMCC信号を生成するTMCC信号生成部を備えることが好ましい。
また、本発明に係る送信装置において、前記データキャリア信号生成部は、第1の方式により送信されるデータ信号から第1のデータキャリア信号を生成する第1のデータキャリア信号生成部と、第2の方式により送信されるデータ信号に対して、前記FECブロックごとに誤り訂正符号化を行い、前記誤り訂正符号化後のデータ信号から第2のデータキャリア信号を生成する第2のデータキャリア信号生成部と、前記第1のデータキャリア信号と前記第2のデータキャリア信号とを多重して前記データキャリア信号を生成する多重部とを備え、前記付加信号生成部は、前記第1の方式のAC情報および前記短縮ポインタを含むAC信号を生成するAC信号生成部を備えることが好ましい。
また、本発明に係る送信装置において、前記ポインタ短縮部は、前記第2の方式におけるキャリア変調方式での各FECブロックポインタと、前記短縮ポインタとの対応関係を参照し、前記FECブロックポインタを前記短縮ポインタに短縮することが好ましい。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る受信装置は、上述した送信装置から送信された信号を受信する受信装置であって、受信信号に含まれる前記TMCC信号および前記AC信号を復調し、前記TMCC信号または前記AC信号に含まれる前記短縮ポインタを取得する付加信号復調部と、前記FECブロックポインタと、前記短縮ポインタとの対応関係を参照し、前記取得された短縮ポインタをFECブロックポインタに復元するポインタ復元部と、前記復元されたFECブロックポインタを用いて、前記受信信号に含まれる前記データキャリア信号に対して誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部と、を備える。
本発明に係る送信装置および受信装置によれば、FECブロックポインタをより効率的に伝送することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る送信装置10の構成例を示す図である。本実施形態に係る送信装置10は、例えば、現行のISDB-T方式(第1の方式)の信号と、新規放送方式(第2の方式)の信号とを単一のチャンネル内で伝送するサイマル放送を行う。より具体的には、本実施形態に係る送信装置10は、ISDB-T方式の信号と、新規放送方式の信号とを多重し、データキャリア、TMCCキャリアおよびAC(Auxiliary Channel)キャリアを含む、1または複数のセグメントからなるOFDMフレームで送信する。
図1に示す送信装置10は、ISDB-Tデータキャリア信号生成部11と、新規放送データキャリア信号生成部12と、多重部13と、付加信号生成部14と、OFDMフレーム構成部15と、OFDM変調部16とを備える。ISDB-Tデータキャリア信号生成部11、新規放送データキャリア信号生成部12および多重部13は、データキャリア信号生成部17を構成する。ISDB-Tデータキャリア信号生成部11は、第1のデータキャリア信号生成部の一例である。新規放送データキャリア信号生成部12は、第2のデータキャリア信号生成部の一例である。OFDMフレーム構成部15は、フレーム構成部の一例である。
ISDB-Tデータキャリア信号生成部11は、ISDB-T方式により送信されるコンテンツのデータ信号(映像信号・音声信号)が入力される。ISDB-Tデータキャリア信号生成部11は、入力されたデータ信号から、1チャンネルで伝送するデータキャリア信号(第1のデータキャリア信号)を生成し、多重部13に出力する。ISDB-Tデータキャリア信号生成部11の構成は、後述する新規放送データキャリア信号生成部12の構成と同様であるため、説明を省略する。
新規放送データキャリア信号生成部12は、新規放送方式により送信されるコンテンツのデータ信号が入力される。新規放送データキャリア信号生成部12は、入力されたデータ信号から、ISDB-T方式のデータキャリア信号と同じ1チャンネルで伝送するデータキャリア信号(第2のデータキャリア信号)を生成する。
図2は、新規放送データキャリア信号生成部12の構成例を示す図である。図2においては、新規放送でも現行の地上デジタル放送と同様に、階層伝送が行われるものとする。
図2に示す新規放送データキャリア信号生成部12は、誤り訂正符号化部121a,121b,・・・と、キャリア変調部122a,122b,・・・と、帯域合成インターリーブ部123とを備える。誤り訂正符号化部121aおよびキャリア変調部122aは、階層伝送における、例えば、移動受信端末向けのサービスの階層(A階層)に対応して設けられる。誤り訂正符号化部121bおよびキャリア変調部122bは、階層伝送における、例えば、固定受信端末向けのサービスの階層(B階層)に対応して設けられる。このように、誤り訂正符号化部121およびキャリア変調部122は、階層伝送の階層ごとに設けられる。
誤り訂正符号化部121aは、A階層のデータ信号が入力される。誤り訂正符号化部121aは、所定の符号長で誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化方式により、入力されたデータ信号に対して誤り訂正符号化を行う。例えば、誤り訂正符号化部121aは、新規放送サービスへの適用が検討されているLDPC符号により、データ信号に対して誤り訂正符号化を行う。誤り訂正符号化部121aは、所定の符号長(例えば、69120ビット)のFECブロックごとに誤り訂正符号化を行い、誤り訂正符号化後の信号をキャリア変調部122aに出力する。
キャリア変調部122aは、誤り訂正符号化部121aから出力された信号に対して、新規放送サービスへの適用が検討されている所定のキャリア変調方式(例えば、QPSK,16QAM(Quadrature Amplitude Modulation),64QAMなど)によりキャリア変調を行い、キャリア変調後の信号を帯域合成インターリーブ部123に出力する。
誤り訂正符号化部121bおよびキャリア変調部122bの動作は、処理対象がB階層のデータ信号であるだけで、誤り訂正符号化部121aおよびキャリア変調部122aの動作と同じであるため、説明を省略する。
帯域合成インターリーブ部123は、キャリア変調部122a,122b,・・・から出力された各階層の信号を合成して、1チャンネル分のデータキャリア信号を生成する。
図1を再び参照すると、新規放送データキャリア信号生成部12は、帯域合成インターリーブ部123により生成されたデータキャリア信号を多重部13に出力する。また、新規放送データキャリア信号生成部12は、OFDMフレーム内のFECブロックの先頭位置を示すFECブロックポインタを付加信号生成部14に出力する。新規放送データキャリア信号生成部12は、例えば、FECブロックの先頭位置をサブキャリア番号で指し示すFECブロックポインタを付加信号生成部14に出力する。上述したように、符号長69120ビットのFECブロックの先頭位置をサブキャリア番号で指し示す場合、FECブロックポインタのビット長は16ビットとなる。FECブロックポインタの値は、新規放送方式のキャリア変調方式およびセグメント数から特定することができる。
多重部13は、ISDB-Tデータキャリア信号生成部11により生成されたデータキャリア信号と、新規放送データキャリア信号生成部12により生成されたデータキャリア信号とを多重化して、OFDMフレーム構成部15に出力する。多重部13による多重化の方式としては、2つのデータキャリアを分離可能であれば任意の方式を用いることができる。例えば、多重部13による多重化の方式としては、2つのデータキャリア信号の電力に差をつけて多重化する方式、2つのデータキャリア信号を1チャンネル内の異なる周波数帯に配置して多重化する方式などがある。
上述したように、ISDB-Tデータキャリア信号生成部11、新規放送データキャリア信号生成部12および多重部13は、データキャリア信号生成部17を構成する。本実施形態においては、ISDB-T方式の信号と、新規放送方式の信号とを単一のチャンネル内で伝送するサイマル放送を行う例を用いて説明しているが、本発明はこれに限られるものではなく、新規放送方式の信号だけを送信する場合にも適用可能である。新規放送方式の信号だけを送信する場合、データキャリア信号生成部17は、ISDB-Tデータキャリア信号生成部11および多重部13を備える必要はなく、データ信号(新規放送方式により伝送されるデータ信号)を入力し、所定の符号長のFECブロックごとに誤り訂正符号化を行うことにより、データキャリア信号を生成する。
付加信号生成部14は、ISDB-T情報、新規放送変調情報およびFECブロックポインタが入力される。ISDB-T情報は、ISDB-T方式における、データキャリアのキャリア変調方式、誤り訂正符号化の符号化率などを示すTMCC情報(ISDB-T TMCC情報)およびISDB-T方式における付加的な情報を示すAC情報(ISDB-T AC情報)を含む。新規放送変調情報は、新規放送方式における、データキャリアのキャリア変調方式、誤り訂正符号化の符号化率などを示す情報である。
付加信号生成部14は、これらの入力に基づき、データキャリア信号に付加する付加信号を生成し、OFDMフレーム構成部15に出力する。付加信号生成部14は、付加信号として、例えば、伝搬路を推定するためのパイロット信号を生成する。また、付加信号生成部14は、付加信号として、キャリア変調方式、誤り訂正符号化の符号化率などを示すTMCC信号、および、付加的な情報に関するAC信号を生成する。以下では、付加信号生成部14は、ISDB-T方式におけるキャリア変調方式、誤り訂正符号化の符号化率などを示すTMCC信号、および、ISDB-T方式における、緊急地震情報などの付加的な情報に関するAC信号を生成する例を用いて説明する。
図3は、付加信号生成部14の構成の一例を示す図である。
図3に示す付加信号生成部14は、ポインタ短縮部141と、TMCC情報ビット生成部142と、同期ビット生成部143と、TMCC信号生成部144と、AC信号生成部145と、パイロット信号生成部146とを備える。
ポインタ短縮部141は、FECブロックポインタ(FECブロックの先頭位置をサブキャリア番号で指し示す16ビットのポインタ)と、新規放送変調情報とが入力される。ポインタ短縮部141は、新規放送変調情報に含まれるキャリア変調方式に基づき、FECブロックポインタを、FECブロックポインタよりもビット長の短い短縮ポインタに短縮し、TMCC情報ビット生成部142に出力する。ポインタ短縮部141によるFECブロックポインタの短縮の詳細については後述する。
TMCC情報ビット生成部142は、ISDB-T方式のデジタル信号に含まれるTMCC情報であるISDB-T TMCC情報と、新規放送変調情報と、ポインタ短縮部141から出力された短縮ポインタとが入力される。TMCC情報ビット生成部142は、入力されたISDB-T TMCC情報、新規放送変調情報および短縮ポインタに応じた情報ビットを生成し、TMCC信号生成部144に出力する。
同期ビット生成部143は、TMCC信号の一部となる同期ビットを生成し、TMCC信号生成部144に出力する。
TMCC信号生成部144は、TMCC情報ビット生成部142から出力された情報ビットおよび同期ビット生成部143から出力された同期ビットを含むTMCC信号を生成し、OFDMフレーム構成部15に出力する。TMCC信号(制御情報)には、ISDB-T TMCC情報、新規放送変調情報および短縮ポインタが含まれる。
AC信号生成部145は、ISDB-T方式のデジタル信号に含まれるAC情報であるISDB-T AC情報が入力される。AC信号生成部145は、入力されたISDB-T AC情報に基づき、AC信号(付加情報信号)を生成し、OFDMフレーム構成部15に出力する。
パイロット信号生成部146は、ISDB-T TMCC情報が入力される。パイロット信号生成部146は、入力されたISDB-T TMCC情報に応じたパイロット信号を生成し、OFDMフレーム構成部15に出力する。
図3においては、新規放送変調情報および短縮ポインタがTMCC信号に含まれる例を用いて説明したが、本発明はこれに限られるものではない。新規放送変調情報および短縮ポインタは、AC信号に含まれてもよい。
図4は、付加信号生成部14の構成の他の一例を示す図であり、新規放送変調情報および短縮ポインタがAC信号に含まれる場合の、付加信号生成部14の構成例を示す図である。
図4においては、新規放送変調情報がポインタ短縮部141およびAC信号生成部145に入力される。ポインタ短縮部141は、生成した短縮ポインタをAC信号生成部145に出力する。
AC信号生成部145は、入力されたISDB-T AC情報、新規放送変調情報および短縮ポインタを含むAC信号を生成し、OFDMフレーム構成部15に出力する。このように、短縮ポインタはAC信号に含まれてもよい。
図1を再び参照すると、OFDMフレーム構成部15は、データキャリア信号生成部17により生成されたデータキャリア信号と、付加信号生成部14により生成された付加信号(TMCC信号、AC信号およびパイロット信号)とが入力される。OFDMフレーム構成部15は、データキャリア信号に付加信号を付加して、OFDMフレームを構成する。
ISDB-T方式では、1OFDMフレームは1または複数のセグメントからなる。各セグメントは、データ信号を配置するキャリア(データキャリア)、パイロット信号を配置するキャリア(パイロットキャリア)、TMCC信号を配置するキャリア(TMCCキャリア)およびAC信号を配置するキャリア(ACキャリア)を含む。OFDMフレーム構成部15は、データキャリア信号をデータキャリアに割り当てる。また、OFDMフレーム構成部15は、TMCC信号、AC信号およびパイロット信号をそれぞれ、TMCCキャリア、ACキャリアおよびパイロットキャリアに割り当てる。
OFDMフレーム構成部15は、構成したOFDMフレームをOFDM変調部16に出力する。
OFDM変調部16は、OFDMフレーム構成部15から出力されたOFDMフレームをOFDM変調して送信する。
次に、ポインタ短縮部141によるFECブロックポインタの短縮について説明する。
まず、ISDB-T方式の信号構造とFECブロックポインタとの関係について検討する。図5は、現行のISDB-T方式のセグメントパラメータを示す図である。以下では、図5に示すISDB-T方式のモード3を例として、ISDB-T方式の信号構造とFECブロックポインタとの関係について検討する。
図5に示すISDB-T方式のモード3で規定されているように、1セグメントあたりのデータキャリア数を384とし、1OFDMフレームあたりのOFDMシンボル数を204とする。また、キャリア変調方式をQPSKとする。また、FECブロックの符号長を69120ビットとする。セグメント数を1から13まで変更した場合の、OFDMフレーム番号とFECブロックポインタとの関係を図6に示す。
図6に示すように、いずれのセグメント数においても、FECブロックポインタは、所定数のOFDMフレーム毎に0となる。すなわち、セグメント数が1-2,4,7-8,11,13の場合、FECブロックポインタは、図6において、太線枠で示すように、15OFDMフレーム毎に0となる。また、セグメント数が3,6,9,12の場合、FECブロックポインタは、5OFDMフレーム毎に0となる。また、セグメント数が5,10の場合、FECブロックポインタは、3OFDMフレーム毎に0となる。このように、FECブロックポインタは、セグメント数によらず周期性を有する。
また、セグメント数によらず、FECブロックポインタの値は、以下の15通りの値のみを有する。
[0, 2304, 4608, 6912, 9216, 11520, 13824, 16128,
18432, 20736, 23040, 25344, 27648, 29952, 32256]
[0, 2304, 4608, 6912, 9216, 11520, 13824, 16128,
18432, 20736, 23040, 25344, 27648, 29952, 32256]
同様に、高度化方式で検討されている各キャリア変調方式(16QAM,64QAM,256QAM,1024QAM,4096QAM)においても、FECブロックポインタは、セグメント数によらず周期性を有する。また、各キャリア変調方式において、FECブロックポインタが取り得る値は以下の通りである。
16QAM
[0, 1152, 2304, 3456, 4608, 5760, 6912, 8064,
9216, 10368, 11520, 12672, 13824, 14976, 16128]
64QAM
[0, 2304, 4608, 6912, 9216]
256QAM
[0, 576, 1152, 1728, 2304, 2880, 3456, 4032,
4608,5184, 5760, 6336, 6912, 7488, 8064]
1024QAM
[0, 2304, 4608]
4096QAM
[0, 1152, 2304, 3456, 4608]
16QAM
[0, 1152, 2304, 3456, 4608, 5760, 6912, 8064,
9216, 10368, 11520, 12672, 13824, 14976, 16128]
64QAM
[0, 2304, 4608, 6912, 9216]
256QAM
[0, 576, 1152, 1728, 2304, 2880, 3456, 4032,
4608,5184, 5760, 6336, 6912, 7488, 8064]
1024QAM
[0, 2304, 4608]
4096QAM
[0, 1152, 2304, 3456, 4608]
以上より、セグメント数によらず、高度化方式で検討されているいずれのキャリア変調方式においても、FECブロックポインタは周期性を有し、FECブロックポインタが取り得る値は15通り以下であることが分かる。
このようなFECブロックポインタの周期性は、FECブロックの符号長が、1セグメントに含まれるデータキャリアの数の整数倍(69120=384×180)であることに起因する。FECブロックの符号長が、1セグメントあたりのデータキャリアの数の整数倍であることで、1OFDMフレームに格納しきれないFECブロックの残りのビット数は、データキャリアの数の倍数となる。そのため、FECブロックポインタの値も、データキャリアの数の倍数となり、周期性を有することになる。
ポインタ短縮部141は、所定数のOFDMフレーム毎のFECブロックの周期性に基づき、FECブロックポインタを、FECブロックポインタよりもビット長の短い短縮ポインタに短縮する。
例えば、ポインタ短縮部141は、図7に示すように、各キャリア変調方式でFECブロックポインタが取り得る値毎に所定のビット列を割り当てたテーブルに基づき、FECブロックポインタを短縮ポインタに短縮する。すなわち、ポインタ短縮部141は、図7に示すテーブルを参照し、新規放送変調情報に示されるキャリア変調方式に基づき、FECブロックポインタに対応する4ビットのビット列を短縮ポインタとして出力する。
上述したように、1セグメントあたりのデータキャリア数が384であり、1OFDMフレームあたりのOFDMシンボル数が204であり、FECブロックの符号長が69120ビットである場合、FECブロックポインタが取り得る値は、セグメント数に関わらず、QPSK,16QAM,256QAMでは15通り、64QAM,4096QMAでは5通り、1024QAMでは3通りである。したがって、いずれのキャリア変調方式においても、FECブロックポインタを4ビットで表すことができる。すなわち、16ビットのFECブロックポインタを4ビットの短縮ビットに短縮することができる。
次に、本実施形態に係る受信装置20の構成について説明する。
図8は、本実施形態に係る受信装置20の構成例を示す図である。
図8に示す受信装置20は、OFDM復調部21と、付加信号復調部22と、ポインタ復元部23と、伝搬路推定部24と、等化部25と、分離部26と、ISDB-Tデータキャリア復調部27と、ISDB-T誤り訂正復号部28と、新規放送データキャリア復調部29と、新規放送誤り訂正復号部31とを備える。新規放送誤り訂正復号部31は、誤り訂正復号部の一例である。
OFDM復調部21は、送信装置10から受信した受信信号が入力される。OFDM復調部21は、入力された受信信号にOFDM復調を施し、OFDM復調後の信号を、付加信号復調部22、伝搬路推定部24および等化部25に出力する。
付加信号復調部22は、OFDM復調部21から出力された信号から、所定のキャリアに配置されている付加信号の復調を行う。具体的には、付加信号復調部22は、TMCCキャリアに配置されているISDB-T方式のTMCC信号を復調して取得する。また、付加信号復調部22は、ACキャリアに配置されているAC信号を復調して取得する。また、付加信号復調部22は、復調したTMCC信号またはAC信号に含まれる新規放送方式のTMCC信号(新規変調情報)を取得する。また、付加信号復調部22は、復調したTMCC信号またはAC信号に含まれる短縮ポインタを取得する。
付加信号復調部22は、取得したISDB-T方式のTMCC信号を、ISDB-Tデータキャリア復調部27およびISDB-T誤り訂正復号部28に出力する。また、付加信号復調部22は、取得した新規放送方式のTMCC信号を、ポインタ復元部23、新規放送データキャリア復調部29および新規放送誤り訂正復号部31に出力する。また、ポインタ復元部23は、取得した短縮ポインタをポインタ復元部23に出力する。
ポインタ復元部23は、図7に示す、各キャリア変調方式での各FECブロックポインタと、短縮ポインタとを対応付けたテーブルを記憶している。ポインタ復元部23は、付加信号復調部22から出力された新規放送のTMCC信号に基づき、新規放送のキャリア変調方式を特定する。そして、ポインタ復元部23は、記憶しているテーブルで示される、新規放送のキャリア変調方式での各FECブロックポインタと、短縮ポインタとの対応関係を参照し、付加信号復調部22から出力された短縮ポインタをFECブロックポインタに復元する。ポインタ復元部23は、復元したFECブロックポインタを新規放送誤り訂正復号部31に出力する。
伝搬路推定部24は、OFDM復調部21から出力された信号に含まれるパイロット信号に基づき伝搬路応答を推定し、推定結果を等化部25に出力する。
等化部25は、伝搬路推定部24による伝搬路応答の推定結果を用いて、OFDM復調部21から出力された信号の伝搬路歪を補正する等化処理を行い、等化処理後の信号を分離部26に出力する。
分離部26は、等化部25から出力された信号を、ISDB-T方式のデータキャリア信号と、新規放送方式のデータキャリア信号とに分離する。分離部26は、多重部13によるデータキャリアの多重化に対応する方式で、等化部25から出力された信号を分離する。分離部26は、ISDB-T方式のデータキャリア信号をISDB-Tデータキャリア復調部27に出力する。また、分離部26は、新規放送方式のデータキャリア信号を新規放送データキャリア復調部29に出力する。
ISDB-Tデータキャリア復調部27は、分離部26から出力された信号(ISDB-T方式のデータキャリア信号)に対して、付加信号復調部22から出力されたTMCC信号に示されるキャリア変調方式に対応するキャリア復調を行う。ISDB-Tデータキャリア復調部27は、キャリア復調後の信号をISDB-T誤り訂正復号部28に出力する。
ISDB-T誤り訂正復号部28は、ISDB-Tデータキャリア復調部27から出力された信号に対して、付加信号復調部22から出力されたTMCC信号に示される誤り訂正符号化の符号化率に応じた誤り訂正復号を行い、ISDB-T方式により送信されるコンテンツのデータ信号を取得する。
新規放送データキャリア復調部29は、分離部26から出力された信号(新規放送方式のデータキャリア信号)に対して、付加信号復調部22から出力されたTMCC信号に示されるキャリア変調方式に対応するキャリア復調を行う。新規放送データキャリア復調部29は、キャリア復調後の信号を新規放送誤り訂正復号部31に出力する。
新規放送誤り訂正復号部31は、新規放送データキャリア復調部29から出力された信号に対して、付加信号復調部22から出力されたTMCC信号に示される符号化率に応じた誤り訂正復号を行い、新規放送方式により送信されるコンテンツのデータ信号を取得する。ここで、新規放送誤り訂正復号部31は、ポインタ復元部23から出力されたFECブロックポインタに基づき、OFDMフレームにおけるFECブロックの先頭位置を判別する。
図9は、TMCC情報ビット生成部142による情報ビットの割り当ての一例を示す図である。図12を参照して説明したように、現行のISDB-T方式では、全102ビットの内、90ビットは現行放送サービスで使用されており、新規放送サービスで利用することができる見込みがある領域は12ビットのみである。本実施形態においては、ポインタ短縮部141により16ビットのFECブロックポインタが、FECブロックポインタよりも短い(本実施形態では4ビットの)短縮ポインタに短縮される。そのため、図9に示すように、現行のISDB-T方式では未定義とされているビットB110~B113の4ビットに新規放送方式のFECブロックポインタ(短縮ポインタ)を割り当てることができる。
また、短縮ポインタのビット数が4ビットである場合、図10に示すように、現状で未定義の12ビット(ビット110~B121)に3階層(A階層、B階層、C階層)分のFECブロックポインタを割り当てることができる。
このように本実施形態においては、送信装置10は、FECブロックポインタを、所定数のOFDMフレーム毎のFECブロックポインタの周期性に基づき、FECブロックポインタよりもビット長の短い短縮ポインタに短縮するポインタ短縮部141を備える。ここで、FECブロックの符号長がセグメントに含まれるデータキャリアの数の整数倍である。
FECブロックの符号長がセグメントに含まれるデータキャリアの数の整数倍であることで、FECブロックポインタは、所定数のOFDMフレーム毎の周期性を有する。この周期性に基づき、FECブロックポインタを短縮ポインタに短縮することで、より効率的にFECブロックポインタを送信することができる。
なお、本実施形態では、送信装置10および受信装置20の構成および動作について説明したが、本発明はこれに限られず、第1の方式の信号と、第2の方式の信号とを多重して送信する送信方法、第1の方式の信号と、第2の方式の信号とを多重して送信された信号を受信する受信方法として構成されてもよい。
また、実施形態では特に触れていないが、送信装置10および受信装置20が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROM、DVD-ROMなどの記録媒体であってもよい。
あるいは、送信装置10および受信装置20が行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ、および、メモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成され、送信装置10および受信装置20に搭載されるチップが提供されてもよい。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨および範囲内で、多くの変更および置換が可能であることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
10 送信装置
11 ISDB-Tデータキャリア信号生成部(第1のデータキャリア信号生成部)
12 新規放送データキャリア信号生成部(第2のデータキャリア信号生成部)
13 多重部
14 付加信号生成部
15 OFDMフレーム構成部(フレーム構成部)
16 OFDM変調部
17 データキャリア信号生成部
20 受信装置
21 OFDM復調部
22 付加信号復調部
23 ポインタ復元部
24 伝搬路推定部
25 等化部
26 分離部
27 ISDB-Tデータキャリア復調部
28 ISDB-T誤り訂正復号部
29 新規放送データキャリア復調部
31 新規放送誤り訂正復号部
121a,121b 誤り訂正符号化部
122a,122b キャリア変調部
123 帯域合成インターリーブ部
141 ポインタ短縮部
142 TMCC情報ビット生成部
143 同期ビット生成部
144 TMCC信号生成部
145 AC信号生成部
146 パイロット信号生成部
11 ISDB-Tデータキャリア信号生成部(第1のデータキャリア信号生成部)
12 新規放送データキャリア信号生成部(第2のデータキャリア信号生成部)
13 多重部
14 付加信号生成部
15 OFDMフレーム構成部(フレーム構成部)
16 OFDM変調部
17 データキャリア信号生成部
20 受信装置
21 OFDM復調部
22 付加信号復調部
23 ポインタ復元部
24 伝搬路推定部
25 等化部
26 分離部
27 ISDB-Tデータキャリア復調部
28 ISDB-T誤り訂正復号部
29 新規放送データキャリア復調部
31 新規放送誤り訂正復号部
121a,121b 誤り訂正符号化部
122a,122b キャリア変調部
123 帯域合成インターリーブ部
141 ポインタ短縮部
142 TMCC情報ビット生成部
143 同期ビット生成部
144 TMCC信号生成部
145 AC信号生成部
146 パイロット信号生成部
Claims (6)
- データキャリア、TMCCキャリアおよびACキャリアを含む1または複数のセグメントからなるOFDMフレームを送信する送信装置であって、
データ信号を入力し、所定の符号長のFECブロックごとに当該データ信号に誤り訂正符号化を行うことによりデータキャリア信号を生成するデータキャリア信号生成部と、
TMCC信号およびAC信号を生成する付加信号生成部と、
前記データキャリアに前記データキャリア信号を割り当て、前記TMCCキャリアおよび前記ACキャリアに前記TMCC信号および前記AC信号をそれぞれ割り当てるフレーム構成部と、を備え、
前記FECブロックの符号長は、前記セグメントに含まれる前記データキャリアの数の整数倍であり、
前記付加信号生成部は、
前記OFDMフレームにおける先頭のFECブロックの位置を示すFECブロックポインタを、所定数のOFDMフレーム毎の前記FECブロックポインタの周期性に基づき、前記FECブロックポインタよりもビット長の短い短縮ポインタに短縮するポインタ短縮部を備え、
前記短縮ポインタを含む前記TMCC信号または前記AC信号を生成する、送信装置。 - 請求項1に記載の送信装置において、
前記ポインタ短縮部は、前記データキャリア信号のキャリア変調方式での各FECブロックポインタと、前記短縮ポインタとの対応関係を参照し、前記FECブロックポインタを前記短縮ポインタに短縮する、送信装置。 - 請求項1または2に記載の送信装置において、
前記データキャリア信号生成部は、
第1の方式により送信されるデータ信号から第1のデータキャリア信号を生成する第1のデータキャリア信号生成部と、
第2の方式により送信されるデータ信号に対して、前記FECブロックごとに誤り訂正符号化を行い、前記誤り訂正符号化後のデータ信号から第2のデータキャリア信号を生成する第2のデータキャリア信号生成部と、
前記第1のデータキャリア信号と前記第2のデータキャリア信号とを多重化して前記データキャリア信号を生成する多重部とを備え、
前記付加信号生成部は、
前記第1の方式のTMCC情報および前記短縮ポインタを含むTMCC信号を生成するTMCC信号生成部を備える送信装置。 - 請求項1または2に記載の送信装置において、
前記データキャリア信号生成部は、
第1の方式により送信されるデータ信号から第1のデータキャリア信号を生成する第1のデータキャリア信号生成部と、
第2の方式により送信されるデータ信号に対して、前記FECブロックごとに誤り訂正符号化を行い、前記誤り訂正符号化後のデータ信号から第2のデータキャリア信号を生成する第2のデータキャリア信号生成部と、
前記第1のデータキャリア信号と前記第2のデータキャリア信号とを多重して前記データキャリア信号を生成する多重部とを備え、
前記付加信号生成部は、
前記第1の方式のAC情報および前記短縮ポインタを含むAC信号を生成するAC信号生成部を備える送信装置。 - 請求項3または4に記載の送信装置において、
前記ポインタ短縮部は、前記第2の方式におけるキャリア変調方式での各FECブロックポインタと、前記短縮ポインタとの対応関係を参照し、前記FECブロックポインタを前記短縮ポインタに短縮する、送信装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の送信装置から送信された信号を受信する受信装置であって、
受信信号に含まれる前記TMCC信号および前記AC信号を復調し、前記TMCC信号または前記AC信号に含まれる前記短縮ポインタを取得する付加信号復調部と、
前記FECブロックポインタと、前記短縮ポインタとの対応関係を参照し、前記取得された短縮ポインタをFECブロックポインタに復元するポインタ復元部と、
前記復元されたFECブロックポインタを用いて、前記受信信号に含まれる前記データキャリア信号に対して誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部と、を備える受信装置。
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