JP6358227B2 - 近接覚センサ - Google Patents

近接覚センサ Download PDF

Info

Publication number
JP6358227B2
JP6358227B2 JP2015208926A JP2015208926A JP6358227B2 JP 6358227 B2 JP6358227 B2 JP 6358227B2 JP 2015208926 A JP2015208926 A JP 2015208926A JP 2015208926 A JP2015208926 A JP 2015208926A JP 6358227 B2 JP6358227 B2 JP 6358227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
proximity sensor
light
signal
position information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015208926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016085219A5 (ja
JP2016085219A (ja
Inventor
誠一 勅使河原
誠一 勅使河原
和輝 飛田
和輝 飛田
絢子 田淵
絢子 田淵
圭 近藤
圭 近藤
佐藤 昇
昇 佐藤
悠介 今井
悠介 今井
学士 尾崎
学士 尾崎
宮田 慎司
慎司 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Publication of JP2016085219A publication Critical patent/JP2016085219A/ja
Publication of JP2016085219A5 publication Critical patent/JP2016085219A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6358227B2 publication Critical patent/JP6358227B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V8/00Prospecting or detecting by optical means
    • G01V8/10Detecting, e.g. by using light barriers
    • G01V8/12Detecting, e.g. by using light barriers using one transmitter and one receiver

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Transform (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、相対的に接近してくる被検知物を検知する近接覚センサに関する。
現在、ロボット等に対して相対的に接近する物体(以下、本明細書では「被検知物」と記す)を検知し、被検知物との衝突を回避する技術が研究、開発されている。なお、本明細書において、「相対的に接近する」とは、ロボットが移動して被検知物に接近する、被検知物が移動してロボットに接近する、及びロボットと被検知物の両方が移動して結果的に両者が接近する、のいずれの場合も含む。
被検知物の検知は、ピジョンセンサによっても行われるが、ピジョンセンサの死角となるロボットの脚周りや腕周辺には近接覚センサを設けることが行われている。
ロボットに設けられる近接覚センサは、例えば、特許文献1、特許文献2に記載されている。特許文献1には、発光素子と受光素子とを入れ替えて使用することにより、回路網を簡易化する近接覚センサが記載されている。特許文献2には、ロボットの腕等にセンサ素子を含むノードペア同士を網目状に接続し、センサ素子が円柱等の側周面に沿って配列されることが記載されている。また、特許文献2には、比較例として、フォトリフレクタが設けられたシート状の基板でロボットの腕等を覆うことが記載されている。
特開2007−71564号公報 特許第5517039号
しかしながら、特許文献1、特許文献2に記載の構成は、いずれも近接覚センサが取り付けられるロボット等の形状に合わせて複数のセンサ素子同士を接続し、接続されたセンサを一体的にロボット等に取付けている。このため、特許文献1、特許文献2に記載の近接覚センサは、被取付部材に合わせて仕様(センサ素子の数、配置及び範囲等)を変えることが必要な、所謂一品一様の構成となっていた。
被取付部材毎に仕様を変えることは、近接覚センサの開発コストの観点からは不利である。即ち、ロボットに取付けられる近接覚センサでは、脚や腕のサイズが異なるロボット毎にセンサ素子を搭載する基板を設計し直す必要が生じる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、開発に係るコストを抑え、サイズや形状の異なる様々な被取付部材に対応できる近接覚センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様の近接覚センサは、光強度を検出する光センサ、光センサの受光素子が光を受光する受光面を覆って特定の波長の範囲の光を選択的に透過する光学フィルタ及び光センサによって検出された光強度に係る信号を生成する信号生成部を備え、可撓性を有する複数の第1基板と、複数の第1基板の信号生成部によって生成された信号に基づく被検知物の位置情報を取得する位置情報取得部を備える第2基板と、第1基板及び第2基板に設けられ、第1基板から第2基板へ信号生成部によって生成された信号または位置情報を送信する信号送信部と、を含む。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、光学フィルタが、ガラス基材に波長選択性を持って光を吸収する遷移金属を混入したフィルタガラスであることが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、光学フィルタが、ガラス基材の表面に光学薄膜を備える多層膜フィルタであることが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、光学フィルタが、受光素子の感度が最大値をとる波長を中心にして半値幅が10nmとなる透過率を有することが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、信号送信部が、信号または位置情報を無線または可撓性を有するケーブルによって送信することが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、第1基板が、光センサが設けられる表面に対する裏面に接着層を備えることが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、第1基板が、信号生成部によって生成された信号に基づいて、被検知物の位置に関する位置情報を生成する位置情報生成部を備えることが望ましい
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、信号生成部が、光センサが受光した光強度からデジタル信号を生成するAD変換器を含み、位置情報生成部は、AD変換器によって生成されたデジタル信号から被検知物の位置情報を生成するマイクロコンピュータを含むことが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、マイクロコンピュータが、位置情報の生成に際し、光センサの出力特性のばらつきを補正することが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、センサの受光素子が複数並列に接続され、位置情報生成部が、並列に接続された受光素子のうち両端部に配置された受光素子から出力された電圧の値を検出し、電圧の値から被検知物の重心を求めることが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、第1基板が、光センサが一方向に配列された光センサ列を1列以上備えることが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、第2基板と接続する複数の第1基板のうちの一部が備える光センサ列の数と、他の第1基板が備える光センサ列の数とが異なることが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、第1基板が、光センサが一方向に配列された光センサ列を複数列備え、信号生成部は、複数の光センサ列に含まれる光センサが受光した光強度を各々予め設定されている値と比較してデジタル信号を生成するコンパレータを含むことが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、複数のデジタル信号を入力し、1つの信号を生成するOR回路をさらに含むことが望ましい。
また、本発明の一態様の近接覚センサは、上記態様において、第1基板が、第1基板が取付けられる被取付部材の長手方向に光センサ列が沿うように取り付けられることが望ましい
本発明は、開発に係るコストを抑え、サイズや形状の異なる様々な被取付部材に対応できる近接覚センサを提供することができる。
本発明の第1実施形態の近接覚センサの上面視における模式図である。 図1に示した第1基板を説明するための図である。 図2に示した第1基板を他の第1基板と共にロボットアームの側面に貼り付けた状態を例示した図である。 第1基板と第2基板との接続の仕方を例示した図である。 1つの第1基板に複数列の光センサを設けた例を示した図である。 ロボットアームに第1基板を取り付けた状態を示す模式的な断面図である。 第1実施形態の第1基板の回路構成を説明するための模式的な回路図である。 第2実施形態の第1基板の回路構成を説明するための模式的な回路図である。 第3実施形態の近接覚センサの第1基板を説明するための図である。 第3実施形態の、光の波長範囲と波長に対応するフォトトランジスタの感度との関係を示した図である。 第3実施形態の、保護材の透過率と保護材を透過する光の波長との関係を示した図である。 第3実施形態の多層膜フィルタを説明するための図である。
以下、本発明の第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態について説明する。
[第1実施形態]
全体構成
図1は、本発明の第1実施形態の近接覚センサ1の上面視における模式図である。近接覚センサ1は、第1基板群11と、第2基板12と、を備えている。第1基板群11は、n個の第1基板を含んでいる。図1においては、簡単のため、n個の第1基板のうち5つの第1基板を図示し、図示した第1基板を第1基板111、112、113、114、115とする。
第1基板111、112、113、114、115は、全て同様の構成を有している。このため、第1実施形態では、第1基板の説明にあたり、第1基板111について説明し、他の第1基板の説明に代えるものとする。
第1基板111は、光強度を検出する光センサ23と、光センサ23によって検出された光強度に係る信号を生成するメモリコントロールユニット(Memory Control Unit:以下、「MCU」と記す)25と、を有している。また、第1基板111は、光センサ23とMCU25とを実装する基板21を有している。基板21には、MCU25によって生成された信号を外部に出力するためのコネクタ27が設けられている。
第2基板12は、複数の第1基板111、112、113、114、115のMCU25によって生成された信号から被検知物の位置に関する情報(以下、「位置情報」と記す)を取得するマイクロプロセッサ31と、マイクロプロセッサ31と共に動作する素子32、33、34と、を備えている。マイクロプロセッサ31及び素子32、33、34は、基板35上に実装されている。第2基板12は、複数の第1基板111、112、113、114、115から得られる位置情報を統括する基板である。
第1基板111のコネクタ27と第2基板12のコネクタ37とは、可撓性を有する配線ケーブル13によって接続されている。配線ケーブル13は、コネクタ27とコネクタ37とによって第1基板111及び第2基板12に設けられ、第1基板111から第2基板12へMCU25によって生成された位置情報を送信する。
第1基板
図2は、図1に示した第1基板111を説明するための図である。図2(a)は、第1基板111の斜視図であり、図2(b)は第1基板111を模式的に示した上面図である。図2(c)は、図2(b)中に示した線分C−Cに沿う断面図である。
図2(a)、図2(b)に示したように、複数の光センサ23は、基板21上に一列に配置されている。一列に配置された複数の光センサ23によって構成される列を、第1実施形態では光センサ列とも記す。
第1実施形態の光センサ23は、反射型のフォトインタラプタであり、発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下、「LED」と記す)23aとフォトトランジスタ23bとが一対となった構成を有している。第1実施形態のLED23aは、赤外線を発する発光素子であり、フォトトランジスタ23bは赤外線を受光する受光素子である。
MCU25は、演算機能の他、クロック信号を発生する機能と、ネットワークインターフェースとを備えている。MCU25は、電力の供給を受けるだけで動作することができる。
上記光センサ23は、LED23aが赤外線を発していて、LED23aが発する赤外線は、被検知物が存在しない場合にはフォトトランジスタ23bに受光されないように設定されている。被検知物とロボットアームとが相対的に近づいたとき、LEDが発した赤外線は、被検知物で反射される。反射された赤外線は、フォトトランジスタ23bによって受光される。フォトトランジスタ23bが受光する赤外線の強度は、フォトトランジスタ23bと被検知物との距離に応じて変化する。
図2(c)に示したように、基板21上には、配線22が設けられている。複数の光センサ23、MCU25及びコネクタ27は、配線22によって電気的に接続されている。複数のフォトトランジスタ23bは、赤外線を受光することによって受光された赤外線の強度に応じた信号を各々生成し、MCU25に出力する。MCU25は、フォトトランジスタ23bから送られた信号に基づいて予めプログラムされている演算を行い、被検知物の位置に係る位置情報を得る。
位置情報は、コネクタ27から配線ケーブル13を介して第2基板12のコネクタ37に送信される。このため、第1実施形態は、ロボットアームに対して被検知物が相対的に近づいたこと及び被検知物の位置を近接覚センサ1が検知することができる。
さらに、MCU25は、被検知物の位置に係る位置情報をさらに上位の制御装置に送信する。ここで、さらに上位の制御装置とは、例えば、ロボットの駆動を制御する駆動制御装置が考えられる。駆動制御装置は、被検知物の位置に係る位置情報を入力し、入力された位置情報に基づいてロボットアームを被検知物の接近方向と異なる方向に移動し、ロボットアームと被検知物との衝突を避ける。
また、第1実施形態は、MCU25が被検知物の位置を上位の駆動制御装置に送信する構成に限定されるものではない。例えば、第1実施形態は、MCU25がフォトトランジスタ23bからの出力をデジタル信号に変換し、そのままコネクタ27から配線ケーブル13を介して第2基板12のコネクタ37、マイクロプロセッサ31に送信するようにしてもよい。このような場合、被検知物の位置情報は、マイクロプロセッサ31によって生成される。
さらに、第1実施形態は、MCU25からデジタル信号または位置情報を配線ケーブル13によって第2基板12に送信するものに限定されるものではない。第1実施形態は、MCU25からデジタル信号または位置情報を無線信号として第2基板に送信することもできる。このような場合、MCU25及びマイクロプロセッサ31には無線信号を送受信するための通信部を備える構成が用いられる。
第1実施形態の近接覚センサ1を例えばロボットアームの側面に取付ける場合、基板21にフレキシブルな基板(以下、「フレキシブル基板」と記す:Flexible printed circuits)を用いることが好ましい。フレキシブル基板は、柔軟性があるために設置対象面(
ロボットアームの側面)が曲面であっても、設置対象面に沿うように追従する。
基板21をフレキシブル基板とする場合、基材となるポリイミドフィルムの表面には配線22が予め印刷される。光センサ23及びMCU25は、配線22上の所定の位置にベアチップ実装される。第1実施形態では、光センサ23、MCU25及びコネクタ27が実装された基板21上には保護フィルム29が設けられる。保護フィルム29にはコンタクト窓291が形成され、コンタクト窓291から露出した配線22上にコネクタ27が配置される。
また、保護フィルム29による屈折の影響が懸念される場合には、光センサ23用の窓を形成しておく。
このような構成によれば、封止材に樹脂を用いるよりも第1基板111の厚さを薄くすることができる。
また、基板21の光センサ23等を実装した面の裏面に接着剤の層を設ければ、第1基板111をロボットアーム71の側面41に直接貼り付けることができる。
図3は、図2(a)、図2(b)、図2(c)に示した第1基板111を他の第1基板112、113と共にロボットアームの側面41に貼り付けた状態を例示した図である。第1実施形態では、図3に示すように、第1基板111、112、113が取付けられる被取付部材(ロボットアーム)の長手方向に光センサ23の列が沿うように取り付けられる。
図3に示した例では、第1基板111、112、113と共に第2基板12を側面に貼り付けている。このような例では、第2基板の基板35もフレキシブル基板とし、配線がプリントされた基板35の基材上にマイクロプロセッサ31及び素子32、33、34をベア実装する。さらに、実装されたマイクロプロセッサ31及び素子32、33、34を保護フィルムで覆うようにする。
このような第1実施形態によれば、ロボットアーム71の側面41に第1基板111、112、113を適宜貼り付けることによってロボットアーム71に近接覚センサを取り付けることができる。このため、第1実施形態は、ロボットアームのサイズや形状に合わせて近接覚センサを設計する必要をなくし、近接覚センサの製造コストを下げると共に開発にかかる時間を短くすることができる。
なお、第1実施形態は、基板21あるいは基板35をフレキシブル基板とすることに限定されるものではなく、可撓性を持たない基板であってもよい。また、第1実施形態の第2基板12は、ロボットアームに取付けられることに限定されるものでなく、ロボットの他の制御装置等と共に他の部位に設けられるものであってもよい。このような場合、第1基板111等と第2基板12との間に配線ケーブル13を引き回すものであってもよいし、MCU25がネットワークインターフェースによって信号を無線で第2基板12に送信するものであってもよい。
また、第1実施形態は、図1、図3に示したように、複数の第1基板111等のコネクタ27から出力される信号を第2基板の1つのコネクタ37に入力することに限定されるものではない。
図4(a)、図4(b)、図4(c)は、第1基板111、112、113、114、115と第2基板12との接続の仕方を例示した図である。図4(a)、図4(b)、図4(c)のいずれにおいても、第1基板111、112、113、114、115の光センサ23から出力された信号は、第2基板MCU25に入力される。
4(a)は、図1に示したのと同様に、複数の第1基板111等のコネクタ27から出力される信号を第2基板の1つのコネクタ37に入力する例を示している。第1実施形態では、このような接続を「共通信号ラインを利用する接続」と記す。共通信号ラインを利用する接続によれば、第1基板111等と第2基板12との間の通信は、データを1ビットずつ連続的に送信するシリアル通信によって行われる。シリアル通信は、配線ケーブルの線材や中継装置のコストが抑えられる等のメリットを有している。
なお、シリアル通信の規格には、RS−422やRS−485がある。
図4(b)は、第2基板12にコネクタ37を第1基板の数と同じn個設け、第1基板111等から出力される信号を各コネクタ37が個別に入力する例を示している。第1実施形態では、このような接続を「個別信号取り込み」と記す。個別信号取り込みによれば、第1基板111等と第2基板12との間の通信は、複数の配線ケーブル43がそれぞれデータを1ビットずつ連続的に送信するパラレル通信によって行われる。パラレル通信は、第1基板群11に含まれる複数の第1基板のうち、どの第1基板に被検知物が最も近づいたかを検知することができる。
図4(c)は、第1基板111、112、113、114、115を含むn個の第1基板の両端部にコネクタ27を設け、第1基板同士を直列に接続する例を示している。このような接続は、ディージーチェーン接続とも呼ばれている。第1基板をディージーチェーン接続するためには、MCU25にIEEE1934等のディージーチェーン接続が可能なインターフェースを用いる必要がある。
また、第1実施形態の第1基板は、図1から図4に示したように、光センサ23を一列に配置する構成に限定されるものではない。
図5(a)、図5(b)、図5(c)は、1つの第1基板に複数列の光センサ23を設けた例を示した図である。図5(a)は、比較のために第1基板111を示した図である。図5(b)は、光センサ23を2列備える第1基板611を示した図である。図5(c)は、光センサ23を3列備える第1基板613を示した図である。
第1基板611、613は、第1基板111と同様に、フレキシブルな基板21上にMCU25とコネクタ27とを備えている。
第1実施形態は、ロボットアームのうちの側面の面積に応じて、光センサ23の列の数が異なる第1基板を取り付けることができる。
図6は、ロボットアーム71に第1基板111、第1基板613を取り付けた状態を示す模式的な断面図である。図6に示したように、第1実施形態は、ロボットアーム71の比較的広い側面711に第1基板613を設けている。また、側面711よりも狭い側面713に第1基板111を設けている。
このような例によれば、第1実施形態は、広い側面については取付ける第1基板の数を少なくし、第1基板取付にかかる工程数を少なくすることができる。また、第1実施形態は、狭い側面ついては最少の構成を有する第1基板111を設けることにより、狭い側面についても被検知物の接近を検知することができる。
[回路構成]
図7(a)、図7(b)は、第1実施形態の第1基板の回路構成を説明するための模式的な回路図である。図7(a)、図7(b)では、説明の簡単のため、第1基板51に配置された複数の光センサ23のうちの4つを図示している。また、図7(a)、図7(b)では、光センサ23のフォトトランジスタ23bのみを示し、発光側のLED23aの図示を略している。MCU25は、AD変換器251と、演算部252と、を含んでいる。
図7(a)に示した例では、AD変換器251がフォトトランジスタ23b(図7(a)にあっては4個)と等しい数のチャネルを有し、4つのフォトトランジスタ23bによって出力される信号を各々デジタル化してデジタル信号を生成する。生成されたデジタル信号は、光センサ23によって検出された光強度に係る信号となる。演算部252は、デジタル信号を使い、被検知物の位置に係る位置情報を生成する。そして、生成した位置情報を、上位の駆動制御装置(図示せず)に送信する。
図7(a)に示した回路は、近接覚センサの出荷前において、フォトトランジスタ23bの出力をアナログ信号として取得し、フォトトランジスタ23bの特性のばらつきを予めキャリブレーションしておくこともできる。そして、演算部252は、位置情報の生成に際し、キャリブレーションによって得られたフォトトランジスタ23bの特性のばらつきを吸収するようにデジタル信号を補正することができる。このような処理は、MCU25のプログラムを変更することによって可能になる。即ち、図7(a)に示した回路は、MCU25のプログラムによってフォトトランジスタ23bが出力した信号の処理方法を任意に変更することができ、近接覚センサの設計の自由度を高めることができる。
また、図7(a)に示した回路によれば、フォトトランジスタ23b毎に信号を得ることができる。このため、図7(a)に示した回路を使用した第1実施形態の近接覚センサは、被検知物と相対的に接近したフォトトランジスタ23bを特定し、ロボットアームに対する被検知物の位置及び距離に関する位置情報を得ることができる。さらに、このような回路によれば、同時に複数の被検知物を検知することが可能になる。
図7(b)は、フォトトランジスタ23bとMCU25との接続方法が図7(a)の回路とは異なる第1基板52の回路を示している。図7(b)に示した回路は、フォトトランジスタ23bを構成するフォトトランジスタ23bと抵抗素子とをネットワークを構成するように接続する。
即ち、フォトトランジスタ23bは、エミッタ側に抵抗素子を介して複数並列に接続され、演算部252は、並列に接続されたフォトトランジスタ23bのうち両端部に配置されたフォトトランジスタ23bが出力した電圧の値V1、V2を検出する。そして、演算部252は、電圧の値から被検知物の重心を求める。
AD変換器251は、ネットワークのうち、両端に接続されたフォトトランジスタ23bから出力されるアナログ信号を入力する2つのチャネルを有している。AD変換器251は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、演算部252に出力する。演算部252は、2つのデジタル信号から被検知物の重心の位置を特定する。
ここで、演算部252によって行われる被検知物の重心を算出する方法について簡単に説明する。
図7(b)に示したネットワークを構成するフォトトランジスタ23bを流れる全電流Iは、以下の式(1)によって求められる。
I=a(V1+V2) …式(1)
また、全電流Iの分布のx軸まわりの一次モーメントIxは、以下の式(2)によって求められる。
Ix=b(V1−V2) …式(2)
なお、式(1)、(2)において、a、bは、近接覚センサの特性等に応じて適宜設定される定数である。
以上の式(1)、(2)から、各光センサ23に流れる電流の分布の中心位置を示す座標xc1が、以下のように求められる。なお、電流分布の中心を示す座標がx座標だけで表されるのは、第1基板52が、光センサ23の列を一次元に配置した構成を有するからである。
c1=Ix/I …式(3)
図7(b)に示した回路によれば、図7(a)に示した回路と同様に、MCU25のプログラムによってフォトトランジスタ23bが出力した信号の処理方法を任意に変更することができ、近接覚センサの設計の自由度を高めることができる。また、図7(b)に示した回路は、MCU25としてAD変換器251のチャネルの数が少ない簡易なマイクロコンピュータを使用することができる。このため、図7(b)に示した回路を使用することにより、第1実施形態は、近接覚センサの製造コストをいっそう下げることができる。
なお、図7(b)に示した回路は、式(1)から式(3)によって被検知物の位置を算出するので、光センサ23間にある被検知物を検知することができる。
また、図7(b)に示した回路は、複数の被検知物を同時に検知することはできない。このため、図7(b)に示した回路は、ロボットアームに複数の被検知物が同時に接近する可能性が低い場合に使用される。
以上説明した第1実施形態の近接覚センサは、被取付部材の形状やサイズに関わりなく取付けることができる。このため、取付け対象に応じて近接覚センサのレイアウトを変更する、あるいは設計変更をする必要がない。したがって、第1実施形態は、開発にかかる時間や負荷が小さく、低コストの近接覚センサを提供することができる。
[第2実施形態]
図8(a)、(b)は、第2実施形態及び第1基板の回路構成を説明するための模式的な回路図である。第2実施形態の回路は、MCU25に代えてコンパレータ81を備えている点で第1実施形態と相違する。
図8(a)、図8(b)では、説明の簡単のため、第1基板82、83に配置された複数の光センサ23のうちの4つを図示している。また、図8(a)、図8(b)では、光センサ23のフォトトランジスタ23bのみを示し、発光側のLED23aの図示を略している。
図8(a)に示した例では、フォトトランジスタの数(図8(a)にあっては4個)と等しい数のコンパレータ81を有し、コンパレータ81は、4つのフォトトランジスタ23bによって出力される信号を各々デジタル化してデジタル信号を生成する。生成されたデジタル信号は、光センサ23によって検出された光強度に係る信号となる。デジタル信号は、上位の駆動制御装置(図示せず)に送信される。駆動制御装置は、デジタル信号を使い、被検知物の位置に係る位置情報を生成する。そして、生成した位置情報に基づいてロボットアーム等を駆動する。
図8(a)に示した回路によれば、フォトトランジスタ23b毎に信号を得ることができる。このため、図8(a)に示した回路を使用した第1実施形態の近接覚センサは、被検知物と相対的に接近したフォトトランジスタ23bを特定し、ロボットアームに対する被検知物の位置及び距離に関する位置情報を得ることができる。さらに、このような回路によれば、同時に複数の被検知物を検知することが可能になる。
コンパレータ81を用いてデジタル信号を生成する第2実施形態は、MCU25を用いる第1実施形態よりも構成が簡易であり、製造コストを抑えることにも有利である。また、第2基板のマイクロプロセッサ31とのインターフェースも簡易化することができる。
ただし、図8(a)に示した回路を用いた近接覚センサは、「1」または「0」のデジタル信号が生成されるので、光強度に応じた被検知物との距離が一定の値となる。また、検知された被検知物の位置が光センサ23の間隔で量子化されてしまう。さらに、フォトトランジスタ23bの特性にばらつきがある場合、図8(a)に示した回路は、光強度と比較される値をコンパレータ81毎に設定し、ばらつきを吸収することができる。
図8(b)に示した回路は、さらに、複数のコンパレータ81から出力された複数のデジタル信号を入力するOR回路815を備えている。OR回路815は、入力された複数のデジタル信号の少なくとも1つが「1」である場合に「1」のデジタル信号を出力する。
このような図8(b)に示した回路は、第1基板83と第2基板との間の配線ケーブルの本数を少なくすることに有利である。ただし、図8(b)に示した回路は、反射光を検知した光センサ23を特定することができない。このため、図8(b)に示した回路を用いた近接覚センサは、被検知物の接近方向によらず、被検知物が接近した場合にはロボットを停止するような状況において使用することが考えられる。
以上説明した第1実施形態、第2実施形態の近接覚センサは、歩行ロボットの腕や脚に装着され、被検知物を回避することに使用される近接覚センサ、あるいは産業用ロボットの腕部に装着されて作業者との衝突回避に使用される近接覚センサを想定している。また、第1実施形態、第2実施形態の近接覚センサは、台車、ショッピングカート及びスーツケース等に取付けて、相対的に近接する被検知物に対して警告を行うこと等に利用することもできる。
上記のような近接覚センサは、高い検知精度よりも低コスト、かつ被検知物の検知範囲が広く求められる用途に好適である。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図9は、第3実施形態の近接覚センサの第1基板121を説明するための図である。なお、図9において、実施形態1、実施形態2で説明した構成については同様の符号を付し、その説明を一部省くものとする。
図9(a)は、第1基板121の斜視図であり、図9(b)は第1基板121を模式的に示した上面図である。図9(c)は、図9(b)中に示した線分D−Dに沿う断面図である。図9(b)に示したフォトトランジスタ23bでは、フォトトランジスタ23bの受光面が示されている。
第3実施形態の第1基板121は、実施形態1の第1基板111と同様に、基板21と、基板21上に一列に配置された光センサ23と、MCU25及びコネクタ27を備えている。第1基板121は、光センサ23、MCU25及びコネクタ27が実装された基板21上に保護フィルム39が設けられる。第3実施形態は、保護材39が、光学式フィルタの機能を有する点で第1実施形態と相違する。
即ち、第3実施形態は、光センサ23が光を受光するフォトトランジスタ23bの図9(b)に示した受光面を覆い、特定の波長の範囲の光だけを選択的に透過する光学フィルタとして機能する保護材39を有している。
図10は、光の波長範囲と、波長に対応するフォトトランジスタ23bの感度(S/N)との関係を最大感度でノーマライズして示した例を示した図である。フォトトランジスタ23bは、特定の波長領域の光に対して幅を持った感度特性を有している。このため、フォトトランジスタ23bが検出する信号は、LED23aが発した光以外、即ち周囲の環境光の影響を受ける。
図10に示した例では、フォトトランジスタ23bの感度は波長600nmから立ち上り、850nmにおいてピークを持つ。そして、ピークから徐々に感度が下降し、波長が1080nmより大きくなるとフォトトランジスタ23bは受光の機能を果たさなくなる。
このように、フォトトランジスタ23bが信号として検出する光の波長の範囲が広いほど、LED23aが発光した以外の光がフォトトランジスタ23bに受光される。このような場合、LED23aが発光した光以外の光は外乱光となって光センサ23のS/N比を低下させる原因となる。
図11は、保護材39の透過率と保護材39を透過する光の波長との関係を示した図である。保護材39は、中心波長λcnmをピークとする所定の波長域の光のみを透過し、他の波長範囲は透過しない(以下、「カットする」とも記す)光学フィルタとして機能する。第3実施形態では、中心波長λcnmが透過率のピークを持つ波長になるように保護材39を設計する。図10に示した例では、中心波長λcnmは、850nmとなる。そして、中心波長をλcnmとした場合に保護材39を透過する光の波長の最大範囲を「透過域」と記す。そして、フォトトランジスタ23bが感度を持つ波長の範囲から透過域にある波長を除いた波長の範囲を「カット域」と記す。さらに、50%の透過率に対応する波長の範囲を半値幅(Full Width at Half Maximum, FWHM)fとする。保護材39の特性は、半値幅fが小さいほど光センサ23の感度を高めることができる。望ましい半値幅fは、約10nm程度である。
保護材39としては、ガラス基材に波長選択性を持って光を吸収する遷移金属を混入するフィルタガラスと、ガラス基材の表面に光学薄膜を形成する多層膜フィルタ等が考えられる。フィルタガラスに使用される遷移金属としては、例えば、Fe、Ti、Cr、Cu、Co、Ni、Mn等がある。フィルタガラスは、光学特性に入射角依存性が無い点で多層膜フィルタより有利である。
図12は、多層膜フィルタを説明するための図である。第3実施形態の多層膜フィルタは、誘電体薄膜93をガラス基材91の表面S2上に設けて形成される。このような多層膜フィルタでは、空気と誘電体薄膜93の表面S1との界面及び誘電体薄膜93とガラス基材91との界面で反射する入射光r1の反射光r2が互いに干渉し、多層膜フィルタの光の透過性を変更している。誘電体薄膜は、多くの場合一層ではなく複数層の膜(誘電体多層膜)であり、設計によってさまざまな性質を持つフィルタを作り出すことができる。また、多層膜フィルタは、ガラスフィルタに比べて感度特性の曲線の立上り、立下りを急峻にすることができる。
以上説明した第3実施形態によれば、第1実施形態、第2実施形態よりもフォトセンサ23bに入る外乱光が除かれて光センサ23を高精度化することができる。従って、第3実施形態は、高い精度で被検知物を検知することができる近接覚センサを提供することができる。
以上説明した本発明は、ロボット等の自律的に動作可能な機器と障害物とが相対的に接近した場合、障害物を検知し、両者が衝突することを防ぐシステムに好適である。
1 近接覚センサ、11 第1基板、12 第2基板
13 配線ケーブル、21,35 基板、22 配線、23 光センサ
23a 発光ダイオード、23b フォトトランジスタ
25 MCU、27,37 コネクタ、29,39 保護フィルム
31 マイクロプロセッサ、
51,52,82,83,111,112,113,114,115,611,612,613 第1基板、71 ロボットアーム、81 コンパレータ
91 ガラス基材、93 誘電体薄膜、251 変換器、252 演算部
291,391 コンタクト窓、815 OR回路

Claims (14)

  1. 光強度を検出する光センサ、前記光センサの受光素子が光を受光する受光面を覆って特定の波長の範囲の光を選択的に透過する光学フィルタ、前記光センサによって検出された光強度に係る信号を生成する信号生成部、及び、前記信号生成部によって生成された信号に基づいて被検知物の位置に関する位置情報を生成する位置情報生成部を備え、かつ可撓性を有する複数の第1基板と、
    複数の前記第1基板の前記位置情報生成部によって生成された前記位置情報を取得する位置情報取得部を備える第2基板と、
    前記第1基板及び前記第2基板に設けられ、前記第1基板から前記第2基板へ前記位置情報をシリアル通信又はパラレル通信によって送信する信号送信部と、
    を含むことを特徴とする近接覚センサ。
  2. 前記光学フィルタは、ガラス基材に波長選択性を持って光を吸収する遷移金属を混入したフィルタガラスであることを特徴とする請求項1に記載の近接覚センサ。
  3. 前記光学フィルタは、ガラス基材の表面に光学薄膜を備える多層膜フィルタであることを特徴とする請求項1に記載の近接覚センサ。
  4. 前記光学フィルタは、前記受光素子の感度が最大値をとる波長を中心にして半値幅が10nmとなる透過率を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の近接覚センサ。
  5. 前記信号送信部は、前記位置情報を無線または可撓性を有するケーブルによって送信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の近接覚センサ。
  6. 前記第1基板は、前記光センサが設けられる表面に対する裏面に接着層を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の近接覚センサ。
  7. 前記信号生成部は、前記光センサが受光した光強度からデジタル信号を生成するAD変換器を含み、前記位置情報生成部は、前記AD変換器によって生成されたデジタル信号から被検知物の前記位置情報を生成するマイクロコンピュータを含むことを特徴とする請求項1に記載の近接覚センサ。
  8. 前記マイクロコンピュータは、前記位置情報の生成に際し、前記光センサの出力特性のばらつきを補正することを特徴とする請求項7に記載の近接覚センサ。
  9. 前記光センサの前記受光素子が複数並列に接続され、前記位置情報生成部は、並列に接続された前記受光素子のうち両端部に配置された前記受光素子から出力された電圧の値を検出し、前記電圧の値から被検知物の重心を求めることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の近接覚センサ。
  10. 前記第1基板は、前記光センサが一方向に配列された光センサ列を1列以上備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の近接覚センサ。
  11. 前記第2基板と接続する複数の前記第1基板のうちの一部が備える前記光センサ列の数と、他の前記第1基板が備える前記光センサ列の数とが異なることを特徴とする請求項10に記載の近接覚センサ。
  12. 前記第1基板は、前記光センサが一方向に配列された光センサ列を複数列備え、
    前記信号生成部は、複数の前記光センサ列に含まれる前記光センサが受光した光強度を各々予め設定されている値と比較してデジタル信号を生成するコンパレータを含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の近接覚センサ。
  13. 複数の前記デジタル信号を入力し、1つの信号を生成するOR回路をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の近接覚センサ。
  14. 前記第1基板は、前記第1基板が取付けられる被取付部材の長手方向に前記光センサ列が沿うように取り付けられることを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の近接覚センサ。
JP2015208926A 2014-10-24 2015-10-23 近接覚センサ Active JP6358227B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014217080 2014-10-24
JP2014217080 2014-10-24

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016085219A JP2016085219A (ja) 2016-05-19
JP2016085219A5 JP2016085219A5 (ja) 2016-06-30
JP6358227B2 true JP6358227B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=55760604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015208926A Active JP6358227B2 (ja) 2014-10-24 2015-10-23 近接覚センサ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6358227B2 (ja)
WO (1) WO2016063546A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018146456A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 旭光電機株式会社 物体検知装置
JP2018179501A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 日本精工株式会社 近接覚センサ
CN107063163B (zh) * 2017-06-02 2022-12-02 秀卓自动化设备(湖北)有限公司 一种汽车天窗玻璃曲率检测系统
JP2018206903A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 日本精工株式会社 近接覚センサ及び近接覚センサの製造方法
WO2020036217A1 (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 旭光電機株式会社 物体検知装置
JP2021038991A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 株式会社フューチャースタンダード センサモジュール

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6166371A (en) * 1999-04-30 2000-12-26 Beckman Coulter, Inc. Diffuse reflective light curtain system
JP5547531B2 (ja) * 2010-03-29 2014-07-16 旭光電機株式会社 物体検出装置
JP5938188B2 (ja) * 2011-10-12 2016-06-22 旭光電機株式会社 検知範囲を自由に設定できる物体検出装置
JP6179071B2 (ja) * 2012-05-24 2017-08-16 日本精工株式会社 近接覚センサ
JP6009873B2 (ja) * 2012-09-13 2016-10-19 アズビル株式会社 光電センサ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016063546A1 (ja) 2016-04-28
JP2016085219A (ja) 2016-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6358227B2 (ja) 近接覚センサ
US8866064B2 (en) Multi-directional proximity sensor
TWI460642B (zh) 輸入裝置與觸碰事件處理方法
EP2511737B1 (en) Modular light curtain and plug-in module therefor
US10077064B2 (en) Grip detection device
JP5517039B2 (ja) リング型センサ
JP2013036999A (ja) 改良された光学反射エンコーダ
JP2016085219A5 (ja)
JP5547531B2 (ja) 物体検出装置
US20220397469A1 (en) Optical sensor and optical sensor module
US20110069321A1 (en) Encoder
JP6582542B2 (ja) 近接覚センサを備えたワーク搬送用ハンド
US9535540B2 (en) Touching object and optical touching assembly using the same
JP6488880B2 (ja) 近接覚センサ
WO2022230410A1 (ja) センサ装置
KR101993650B1 (ko) Pir 센서 어레이, 조도센서, 및 디밍 컨트롤러를 포함하는 조명제어 시스템
JP2017111068A (ja) 光エンコーダ
CN112614899A (zh) 光检测器、光检测系统、激光雷达装置及车
EP3308322B1 (en) Simple code reader
CN108226955B (zh) 红外阵列接近传感器
JP2019174260A (ja) エンコーダ
JP6020738B2 (ja) 傾き検出装置
US9804695B2 (en) Cursor control apparatus and method for the same
JP6349978B2 (ja) 物体検出装置及び物体検出方法
JP2006078376A (ja) 光学式変位センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6358227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150