JP5547531B2 - 物体検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検出物の存在を検出する物体検出装置に関し、特に、検出物までの距離、位置を検出するものに関する。
従来の物体検出装置である自動ドア装置の光センサシステムについて図17を用いて説明する。自動ドア装置は、左右1対の引き戸式ドア1を有する両開き式であり、その無目1Aの中央両側に取り付けられた第1光センサ4および第2光センサ5と、これらの光センサ4,5から出力される物体検出信号に基づいて図示しないドア駆動手段を制御する制御手段(CPU)6とを備えている。
ドア1は玄関ドアで、第1光センサ4は無目1Aの室内側に設置され、そのドア近傍の床面FIを例えば5列の監視列LA1〜LA5によって監視する。第2光センサ5は無目1Aの室外側に設置され、そのドア近傍の床面FOを同じく5列の監視列LB1〜LB5によって監視する。
各監視列LA1〜LA5;LB1〜LB5はドア1の移動方向に対して平行であり、ドア1から離れる方向に所定の間隔で配列されている。この実施形態において、各監視列LA1〜LA5;LB1〜LB5には、等間隔で1列配置とされた8つのスポット光SP1〜SP8がそれぞれ含まれている。
第1光センサ4および第2光センサ5の各々は、素子配列がほぼ同一で、左右一対として対称に配置される発光部10と受光部20とを備えている。
発光部10のレンズ系は分割レンズではなく単眼レンズ11であり、この単眼レンズ11に対して、例えば発光ダイオードからなる複数の発光素子を有する発光素子群12が設けられている。
図18(b)の側面図に示すように、発光素子群12はL1〜L5の5列構成であり、その各列には、図18(a)の正面図に示すように、それぞれ8つの発光素子120(121〜128)が含まれている。すなわち、一つの単眼レンズ11に対して40個の発光素子120がマトリクス状に配置されている。
各発光素子120から出射される光は、単眼レンズ11の中心を通って、図17に示すように、床面FI,FO上にスポット状に照射される。なお、発光素子群12の列番L1〜L5は、床面FI,FO上に設定される監視列LA1〜LA5;LB1〜LB5に対応し、その各監視列に含まれるスポット光SP1〜SP8は、8つの発光素子121〜128に対応している。
すなわち、各監視列LA1〜LA5;LB1〜LB5において、例えばスポット光SP1は発光素子121からのもので、スポット光SP2は発光素子122からのものである。以下、同様にスポット光SP3と発光素子123、スポット光SP4と発光素子124、スポット光SP5と発光素子125、スポット光SP6と発光素子126、スポット光SP7と発光素子127、スポット光SP8と発光素子128とがそれぞれ対応している。
受光部20も発光部10と同様に、そのレンズ系として単眼レンズ21を備え、この単眼レンズ21に対して、例えばフォトダイオードからなる複数の受光素子を有する受光素子群22が上記発光素子群12と同一の配列をもって設けられている。
すなわち、図19(b)の側面図に示すように、受光素子群22もL1〜L5の5列構成であり、その各列には図19(a)に示すように、それぞれ8つの発光素子220(221〜228)が含まれている。すなわち、一つの単眼レンズ21に対して40個の受光素子220がマトリクス状に配置されており、各受光素子220の検出信号が自動ドア制御手段であるCPU6に与えられる。
発光部10と受光部20とは左右対称に配置されており、したがって、例えば受光素子221は発光素子121から照射されるスポット光SP1の反射光を受光し、受光素子222は発光素子122から照射されるスポット光SP2の反射光を受光する。
以下、同様に受光素子223は発光素子123と、受光素子224は発光素子124と、受光素子225は発光素子125と、受光素子226は発光素子126と、受光素子227は発光素子127と、そして受光素子228は発光素子128とそれぞれ1対1の関係で対応しており、監視列単位よりもさらに細かなスポット光単位での物体検知を可能としている。
各直近監視列LA1,LB1には、それぞれ8個のスポット光SP1〜SP8が含まれているが、説明の便宜上、ここでは室内側の各スポット光を〇印、室外側の各スポット光を△印で表している。
特開2002−349138号公報
前述の自動ドア装置の光センサシステムには、以下に示すような改善すべき点がある。自動ドア装置の光センサシステムでは、発光素子120及び受光素子220をマトリクス状に配置されている。各発光素子120から出射される光は、床面FI、FO上にスポット状に照射され、スポット光単位での物体検知を可能としている。このように、前述の自動ドア装置の光センサシステムは、床面FI、FOという平面内において、物体を検出するものである。つまり、前述の自動ドア装置の光センサシステムは、物体の検出の際に、平面での位置関係を検出することは可能である。
しかし、前述の自動ドア装置の光センサシステムは、レンズを通して検出エリアを形成していることから、そのレンズで構成可能な光学エリアに検知範囲が制約され、結果的に検出の死角(抜け)が発生する、という改善すべき点がある。
また、床面を基準として物体の検出を行っているので、空間での位置関係を検出する必要がある場合には背景の影響を受ける、という改善すべき点がある。例えば、産業用ロボットにおいては、単に周囲に人が存在することだけを検知するだけでなく、産業用ロボットと人との空間での位置関係によって、産業用ロボットの動作を変更することが適切な場合がある。また、あらゆる方向から近接する物体を確実に検出する必要がある。
そこで本発明は、死角が無く、検出物までの距離、位置を検出する物体検出装置の提供を目的とする。
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
本発明に係る物体検出装置は、所定の配置面に配置される投光手段であって、前記配置面の法線に対して所定の角度を有する投光方向に向かって検知光を投光する投光手段、前記配置面に配置される受光手段であって、前記配置面の法線に対して所定の角度を有する受光方向から向かってくる前記検知光の反射光を受光する受光手段、を有する。
これにより、投光手段及び/又は受光手段を複数配置することによって、検知光を投光した投光手段の投光方向及び反射光を受光した受光手段の受光方向から、検知光を反射した物体の位置を検出することができる。
本発明に係る物体検出装置では、さらに、複数の前記投光手段及び複数の前記受光手段が前記配置面に配置されていること、を特徴とする。
これにより、検知光を投光した投光手段の投光方向及び反射光を受光した受光手段の受光方向から、検知光を反射した物体の位置を検出することができる。
本発明に係る物体検出装置では、さらに、一の前記投光手段と一の前記受光手段とが対をなして、マトリックス状に前記配置面に配置されていること、を特徴とする。
これにより、物体の位置をより正確に二次元で検出することができる。
本発明に係る物体検出装置では、前記配置面は、さらに、変形可能であること、を特徴とする。これにより、設置形状に関係なく、物体検出装置を設置することができる。したがって、複雑な表面形状を有するものであっても、表面状に動作検出装置を設置することができる。
本発明に係る物体検出装置では、前記配置面は、前記マトリックスの行毎又は列毎に分割されていること、を特徴とする。これにより、容易に配置面を変形可能とすることができる。
本発明に係る物体検出装置では、前記配置面は、フレキシブル基板により構成されていること、を特徴とする。これにより、容易に配置面を変形可能とすることができる。
本発明に係る物体検出装置では、前記配置面は、さらに、前記法線を含む面での断面形状が環状であること、を特徴とする。これにより、環状の配置面の全周縁で物体を検出することができる。
本発明に係る物体検出装置では、さらに、前記投光手段から前記検知光を投光する投光時期と、前記受光手段で前記反射光を受光する受光時期とを制御する制御手段、を有し、前記制御手段は、一の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して、複数の前記受光手段での前記反射光の受光を行うように、前記投光時期と前記受光時期とを制御すること、を特徴とする。これにより、物体までの距離及び物体の位置を容易に三次元で検出できる。
本発明に係る物体検出装置では、前記制御手段は、さらに、一の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して、複数の前記受光手段において、同時に、前記反射光を受光するように、前記投光時期と前記受光時期とを制御すること、を特徴とする。これにより、物体までの距離及び物体の位置を容易に三次元で検出できる。
本発明に係る物体検出装置では、前記制御手段は、さらに、一の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して、複数の前記受光手段において、順次、前記反射光を受光するように、前記投光時期と前記受光時期とを制御すること、を特徴とする。これにより、物体までの距離及び物体の位置を容易に検出することができる。
本発明に係る物体検出装置は、所定の配置面に配置される投光手段であって、前記配置面の法線方向である投光方向に向かって検知光を投光する投光手段、前記配置面に配置される受光手段であって、前記配置面の法線方向である受光方向から向かってくる前記検知光の反射光を受光する受光手段、を有する物体検出装置であって、一の前記投光手段と一の前記受光手段とが対をなして、マトリックス状に前記配置面に配置されていること、を特徴とする。これにより、物体の存在及び物体の位置を検出することができる。
本発明に係る物体検出装置において、前記制御手段は、さらに、一の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して、複数の前記受光手段において、同時あるいは順次、前記反射光を受光するように、前記投光時期と前記受光時期とを制御すること、を特徴とする。
これにより、物体の存在及び物体の位置を容易に検出することができる。
本発明に係る物体検出装置は、さらに、前記配置面に沿って配置されるタッチパッド、を有する。これにより、配置面に対して比較的近い位置又は配置面に接触した物体の存在及び位置も容易に検出することができる。
本発明に係る物体検出装置は、前期配置面に沿って配置される熱感知センサ、を有する。これにより、物体として特に人の存在及び位置を容易に検出することができる。
本発明に係る物体検出装置は、情報を送受信するネットワーク手段を有する。これにより、ネットワークに複数接続された各物体検出装置のうち、どの装置のどの位置で物体を検出したかを判断することができる。
本発明に係る物体検出装置は、前記投光手段又は前記受光手段を配置する被配置物体の所定の外形形状の外形形状情報、及び、前記投光手段及び前記受光手段により検出された物体の検出位置を用いて、前記物体を検出すべき物体か否かを判断する上位制御手段を有する。
これにより、物体検出装置によって検出したものが、検出すべき物体であるか否かを判断し、そのまま被配置物体が動作を継続してよいか、又は停止/回避等の他の動作をさせるか等を、都度、判断することができる。
本発明に係る物体検出装置1の全体構成を示す図である。 物体検出ユニット11を配置面Pの法線方向から見た図である。 光センサユニット111の接続図である。 投光素子LE及び受光素子REの配置図である。 制御装置13の回路図である。 光センサユニット111による物体検出の概要を示す図である。 物体検出装置3による物体検出の概要を示す図である。 本発明に係る物体検出装置5の全体構成を示す図である。 物体検出ユニット51を配置面Pの法線方向から見た図である。 熱感知センサシートHSの構成を示す図である。 光センサユニット711の構成図である。 投光素子LE’及び受光素子RE’の配置図である。 物体検出装置1を産業用ロボット50の外表面に用いた状態を示す図である。 物体検出装置1を産業用ロボット50の外表面に用いた状態を示す図である。 物体検出装置1を自動車のバンパーに用いた状態を示す図である。 物体検出装置1を自動ドアに用いた状態を示す図である。 従来の物体検出装置を示す図である。 従来の物体検出装置を示す図である。 従来の物体検出装置を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
第1 構成
本発明に係る物体検出装置1の全体構成について図1を用いて説明する。物体検出装置1は、物体検出ユニット11と制御装置13とを備えている。物体検出ユニット11は、光センサユニット111、及びタッチパッド113を有している。光センサユニット111及びタッチパッド113は、制御装置13に接続されている。
1.光センサユニット111
光センサユニット111の構成について図2に示す平面図を用いて説明する。光センサユニット111は、複数の投光素子LE及び複数の受光素子REを有している。図2においては、便宜上、投光素子LEを白色で、受光素子REを黒色で示している。
投光素子LE及び受光素子REは、平面状の配置面P(図4参照)上に配置されている。また、一の投光素子LEと一の受光素子REとは対をなして、マトリックスMを形成するように配置されている。なお、マトリックスMは、互いに直交するm×n本の平行線によって形成されている。
光センサユニット111は、m×n個の投光素子LE及び受光素子REの対を有している。したがって、光センサユニット111は、m×n個の投光素子LE、及び、m×n個の受光素子REを有している。なお、以下においては、マトリックスMに配置されている個別の投光素子LEを特定する場合には、「投光素子LE(m,n)」(m、nは自然数)と表記する。また、個別の投光素子LEを特定しない場合には、単に「投光素子LE」と表記する。受光素子REについても同様である。
一対の投光素子LE及び受光素子REは、対をなす投光素子LEと受光素子REとの中心がマトリックスMの格子点に位置するように配置されている。なお、図2においては、対をなす投光素子LEと受光素子REとの中心を、便宜上、白丸を用いて表示している。
図2においては、各投光素子LE及び各受光素子REを接続する接続線については記載を省略している。
各投光素子LEの配線の一例を図3Aに、各受光素子REの配線の一例を図3Bに、それぞれ示す。マトリックス状に配置されている各投光素子LE及び各受光素子REは、それぞれ所望の素子を選択できるように配線されている。
なお、各投光素子LEは、目的に応じて、すべて個別に発光できるように、行/列毎に発光できるように、又は全て同時に発光できるように、配線され、かつ、いずれかを選択できるように配線されている。各受光素子REについても同様である。
これにより、制御の組み合わせで、図2のマトリックスを構成する投光素子LE(1,1)、受光素子RE(1,1)から投光素子LE(m,n)、受光素子RE(m,n)まで順番にスキャン可能となり、投光素子LEと受光素子REとの対のそれぞれから、個別の受光情報を得ることができる。また、このように、光センサユニット111を配線によって接続された投光素子LE及び受光素子REによって構成することによって、どのような面にも光センサユニット111を配置することができる。
投光素子LEには、近赤外LED等を利用することができる。受光素子REは、フォトトランジスタやフォトダイオード、増幅回路内蔵受光素子等を利用することができる。なお、フォトダイオードを使用する場合は、増幅回路やフィルター回路を、受光素子RE毎に個別に、又は、マトリックスの行/列毎に、実装しても良い。さらに、増幅回路やフィルター回路を制御装置13に実装してもよい。
一対の投光素子LEと受光素子REを図2の矢印a2側からみた図を図4に示す。投光素子LEは、配置面Pの法線nに対して所定の角度θを有する投光方向lに向かって検知光を投光する。受光素子REは、配置面Pの法線nに対して所定の角度θを有する受光方向rから向かってくる検知光の反射光を受光する。角度θは、目的に応じて設定する。
投光素子LEから投光された検知光は、投光方向lに存在する物体によって反射する。検知光が物体によって反射された反射光の進行方向が、受光素子REの受光方向rと一致すれば、対応する受光素子REによって、反射光が受光される。
2.タッチパッド113
図4に示すように、タッチパッド113は、配置面Pに沿って、配置面Pの下に配置される。タッチパッド113は、入力面周辺に位置する人の手等の物体によって形成される静電容量の変化によって、人等の物体の存在の有無やその動きを検出する。なお、物体検出装置1におけるタッチパッド113では、タッチパッド113の入力面から約3cmの領域に物体が存在する場合に、その物体によってもたらされる静電容量の変化を検出する。
3.制御装置13
制御装置13の構成について図5を用いて説明する。制御装置13は、光センサユニット111のマトリックス状に配置された各投光素子LEから所定の投光素子LEを選択し、検知光を投光させるための投光素子用デコーダ131、マトリックス状に配置されている各受光素子REから所定の受光素子REを選択し、反射光を受光させる受光素子用デコーダ133、複数の投光素子LEから所望の一の投光素子LEから検知光を投光する時期及び複数の受光素子REから所望の一の受光素子REにおいて反射光を検出する時期を調整する調整回路135、受光素子REからの出力信号を取得する信号取得回路137、及び、検知光を投光している投光素子LEと反射光を受光した受光素子REの組み合わせから物体までの距離や物体の位置を算出する解析回路139を有している。なお、信号取得回路137は、必要に応じて信号増幅回路やフィルター回路を有する。
第2 物体検出
次に、物体検出装置1による物体の三次元位置検出を可能とする手段を図6を用いて説明する。図4における角度θは、意図する角度とする。まず、投光素子LE(s,t)が検知光を投光しているとする。このときに、受光素子RE(s,t)、受光素子RE(s,t+1)、受光素子RE(s,t+2)、受光素子RE(s,t+3)を、順次、作動させる。
例えば、投光素子LE(s,t)が検知光を投光しているときに、受光素子RE(s,t+3)が反射光を受光したとすると、物体が位置c4付近にあると判断できる。投光素子LE(s,t)から投光方向l1に向かって投光された検知光が、位置c4付近に存在する物体によって反射され、その反射光が受光方向r4に向かって進行し、受光素子RE(s,t+3)によって受光されたと考えられるからである。
同様に、受光素子RE(s,t)が反射光を受光したとすると、物体が位置c1付近にあると判断できる。また、受光素子RE(s,t+1)が反射光を受光したとすると、物体が位置c2付近にあると判断できる。さらに、受光素子RE(s,t+2)が反射光を受光したとすると、物体が位置c3付近にあると判断できる。
投光素子LE(s,t+1)が検知光を投光し、受光素子RE(s,t+1)、受光素子RE(s,t+2)、受光素子RE(s,t+3)が反射光を受光した場合、それぞれ、物体が位置c5、c6、c7にあると判断できる。また、投光素子LE(s,t+2)が検知光を投光し、受光素子RE(s,t+2)、受光素子RE(s,t+3)が反射光を受光した場合、それぞれ、物体が位置c8、c9にあると判断できる。さらに、投光素子LE(s,t+3)が検知光を投光し、受光素子RE(s,t+3)が反射光を受光した場合、それぞれ、物体が位置c10にあると判断できる。
ここで、一対の投光素子LEと受光素子REとの間隔を2a、隣接する投光素子LEと受光素子REの対との中心間距離を2b、配置面Pから投光素子LEが検知光を投光する位置までの距離をdとすると、配置面Pから位置c1までの距離X1は、(a/tanθ)+dとなる。同様に、配置面Pから位置c2までの距離X2は、(a/tanθ)+(b/tanθ)+dとなる。さらに、配置面Pから位置c3までの距離X3は、(a/tanθ)+2(b/tanθ)+dとなる。さらに、配置面Pから位置c4までの距離X4は、(a/tanθ)+3(b/tanθ)+dとなる。
タッチパッド133は、配置面Pからdまでの距離に存在する物体を検知する。また、配置面P上に物体が存在するか否か、例えば、配置面Pに物体が接触したか否かを検知する。
このように、物体検出装置1は、単に物体の存在を検出するだけでなく、物体までの距離及び位置を検出することもできる。図4の角度θは、必要とする距離に合わせて設定出来る。また、異なる検知領域を有する光センサユニット111とタッチパッド133を組み合わせることによって、光センサユニット111による検知ができなくとも、タッチパッド133による検知を行うことができるので、物体検出装置1のシステムとしての冗長性を高めることができる。また、光センサユニット111によっては検知ができない領域をタッチパッド133によって検知するので、より広い検知領域を得ることができる。
前述の実施例1に係る物体検出装置1では、配置面Pは平面形状を有していた。本実施例に係る物体検出装置3では、配置面Pは断面環状の筒形状を有している。なお、以下の説明においては、実施例1と同様の構成については、実施例1と同じ符号をし、その詳細な説明を省略する。
第1 構成
本発明に係る物体検出装置3の全体構成は、実施例1と同様である。物体検出装置3は、物体検出ユニット11及び制御装置13を有している。物体検出ユニット11は、光センサユニット111及びタッチパッド113を有している。光センサユニット111及びタッチパッド113は、制御装置13と接続されている。
ただし、光センサユニット111は、平面状の配置面Pを有するのではなく、平面状の配置面Pの両端縁を接続した円筒状の配置面Pを有している。このように、円筒状の配置面Pを有する場合としては、光センサユニット111を円筒状の物体に巻き付けるように配置した場合がある。
物体検出ユニット11を本実施例のような円筒状を含む3次元曲面にフィットして実装させるためには、基板が変形出来るように、光センサユニットを配置する電子基板を各ユニットあるいは行・列毎に分割してコネクタ接続するか、あるいは柔軟性を有するフレキ基板、リジッドフレキ基板などを用いる。また柔軟性を有する物体検出ユニットを目的とする3次元曲面にフィットさせるべくガイドやケースを組み合わせてもよい。
光センサユニット111を所定の円筒状の物体Bに巻き付けたときの、配置面Pの法線に垂直な面での断面図を図7に示す。図7においては、12対の投光素子LE及び受光素子REを物体Bの表面に均等に配置している。なお、図7においては、物体Bの断面の記述は省略している。
このとき、投光素子LE(s,t)から投光した検知光によって、位置c11、位置c12、位置c13、位置c14に存在する物体を検出することができる。同様に、投光素子LE(s,t+1)から投光した検知光によって、位置c15、位置c16、位置c17、位置c18に存在する物体を検出することができる。その他の投光素子LEについても同様である。
図3に示すように平面状の配置面Pを有する光センサユニット111を用いて物体を検出する場合、マトリックスMの端部の周縁領域ARでは、物体を検出することができない。その一方、図7から明らかなように、平面状の配置面Pの両端縁を接続して円筒状の配置面Pを形成することによって、円筒状の物体Bの全ての周縁に存在する物体を検出することができるようになる。
また、柔軟性を有するタッチパッド113を用いて、タッチパッド113の両端縁を接続することによって、さらに、タッチパッド113に物体が接触した場合等、物体の検知範囲を広げることができる。
前述の実施例1に係る物体検出装置1は、配置面Pの下にタッチパッドを有していた。本実施例に係る物体検出装置5は、配置面Pの下に熱感知センサを有している。なお、以下の説明においては、実施例1と同様の構成については、実施例1と同じ符号をし、その詳細な説明を省略する。
第1 構成
本発明に係る物体検出装置5の全体構成について図8を用いて説明する。物体検出装置5は、物体検出ユニット51及び制御装置13を有している。物体検出ユニット51は、光センサユニット111及び熱感知センサ313を有している。光センサユニット111及び熱感知センサ313は、制御装置13と接続されている。図9に示すように、熱感知センサ313は、光センサユニット111の投光素子LE及び受光素子REが配置される位置とは異なる位置に配置される。これにより、投光素子LE及び受光素子REによって、熱感知センサ313が機能しないことを防止することができる。図9においては、熱感知センサ313は、光センサユニット111の投光素子LE及び受光素子REのが配置される位置に対して中間の位置に配置されている。
熱感知センサ313を光センサユニット111の配置面Pの下に簡単に配置する方法としては、図10に示すような平面状のシートに熱感知センサ313がマトリックス状に配置されている熱感知センサシートHSを用いる。あるいは光センサユニット111を二次元配置している間のスペースに熱感知センサ313を実装する方法でもよく、この場合は光センサユニット111のようにシート面から突出するセンサを利用出来る。
熱感知センサHSは、赤外線を検知するセンサである。人は発熱体であることから、赤外線を発しているので、熱感知センサHSは、人検出センサとして機能する。したがって、例えば、産業用ロボットの表面に物体検出装置5を配置することによって、産業用ロボットの周縁に人がどのくらいの距離でどの位置に存在するのかを検出することができる。よって、産業用ロボットに物体検出装置5を用いることによって、人に対する安全性をより高めることが可能となる。
また光センサユニット111をハンド部など先端に設けた場合、人が持っているものかどうかを熱感知センサHSで認識することが可能となり、人とロボットの連係動作などの協業を可能にする。別方式のセンサを組み込むことによりシステムとしての冗長性を高めることにもなる。
前述の実施例1に係る物体検出装置1では、投光素子LEは配置面Pの法線に対して所定の角度θの投光方向lに向かって検知光を投光し、受光素子REは配置面Pの法線に対して所定の角度θの受光方向rから向かってくる反射光を受光していた。本実施例に係る物体検出装置7では、投光方向l及び受光方向rは、配置面Pの法線方向と同じである。なお、以下の説明においては、実施例1と同様の構成については、実施例1と同じ符号をし、その詳細な説明を省略する。
1.光センサユニット711
光センサユニット711の構成について図11に示す平面図を用いて説明する。光センサユニット711は、複数の投光素子LE及び複数の受光素子REを有している。図11においては、便宜上、投光素子LEを白色で、受光素子REを黒色で示している。
投光素子LE及び受光素子REは、平面状の配置面P上に配置されている。光センサユニット711は、実施例1における光センサユニット111と同様に、一の投光素子LEと一の受光素子REとが対をなして、マトリックスMを形成するように配置されている。なお、マトリックスMは、互いに直交するm×n本の平行線によって形成されている。
但し、光センサユニット711における一対の投光素子LEと受光素子REとの間の距離は、光センサユニット111における距離よりも近い。光センサユニット711では、一対の投光素子LEと受光素子REとは、ほぼ隣接するように配置される。
図11においては、各投光素子LE及び各受光素子REを接続する接続線については記載を省略している。
一対の投光素子LEと受光素子REを図11の矢印a4側からみた図を図12に示す。投光素子LEは、配置面Pの法線nと平行な投光方向lに向かって検知光を投光する。受光素子REは、配置面Pの法線nと平行な受光方向rから向かってくる検知光の反射光を受光する。
このように構成した上で、マトリックスを構成する投光素子LE(1,1)、受光素子RE(1,1)から順番に投光素子LE(m,n)、受光素子RE(m,n)までスキャンする。今、仮に受光素子RE(1,1)が投光素子LE(1,1)からの反射光を受光したとすると、物体は(1,1)の位置(左上)にあると判断できる。同様に、RE(m,n)がLE(m,n)からの反射光を受光したとすると、物体は(m,n)の位置(右下)にあると判断できる。このようにXYの2次元マトリックス上で得られた各受光素子REによる検知情報から、各座標における検出体の有無そして検出体の位置を求めることができる。
また、仮に、受光素子RE(1,1)が受光し、受光素子RE(2,1)が受光せず、さらに受光素子RE(3,1)が受光する場合等、受光した受光素子REの間に非受光の受光素子REが存在する場合、つまり独立した複数の受光素子REで受光した場合は、物体が複数あると判断することができる。
また、仮に、受光素子RE(1,1)から受光素子RE(3,3)までの9つの受光素子REがすべて反射光を受光した場合は、その9つのXまたはY方向のベクトル平均を演算することでマトリクス内における検出体の中心位置、すなわち重心を求めることが出来る。この場合の重心位置は(2,2)となる。
なお、図4におけるθを変化させることによって、投光素子LEと受光素子REの光軸が変化させた角度分だけずれる。これにより、配置面から、投光素子LE、受光素子REのそれぞれの光軸の交点までの距離を調整することができる。よって、特定距離を超えた場所に物体があっても検知しないようにすることもできる。例えば、より遠くに存在する鏡面など極めて反射率が高い物体による誤動作を防止することができる。
このように、光センサユニット711では、一の投光素子LEから投光された検知光の反射光を一の受光素子REによって受光するので、物体の存在を検知すると共に、マトリックスMのどの位置で検知されたかを判断することによって、物体の2次元上の位置、重心位置、物体の数量などを検知・認識することができる。
物体検出装置1を配置した状態を図13〜図16に示す。図13は、物体検出装置1を産業用ロボットの外表面に配置した状態を示している。産業用ロボット50は、7軸の可動軸を有するロボットである。産業用ロボット50は、アームAM1〜AM7、可動回転ジョイントJ1〜J13、土台B1、及びハンドH1を有している。アームAM1〜AM7、ハンドH1の各外周面を配置面として物体検出装置1が配置されている。また、土台B1の外周面を配置面として物体検出装置3が配置されている。
アームAM1〜AM7のように、物体検出装置1は、配置面Pの形状にかかわらず、いずれの場所にも配置することができる。物体検出装置1を産業用ロボットの外表面に配置することによって、産業用ロボットの周辺に人等の物体を検出したときに、ロボットを緊急停止させることが可能なる。よって、産業用ロボットの安全性を高めることができる。
また、土台B1のように、産業用ロボットの面形状によっては、物体検出装置3を配置することもできる。これにより、ロボットの全周縁で人等の物体を検出することができるので、産業用ロボットの安全性を高めることができる。
また、産業用ロボット50の外表面に物体検出装置1を配置する場合、産業用ロボットの形状を示す位置情報を算出し、動的に不感帯エリアを設定する上位制御装置を物体検出装置1に配置するようにしてもよい。不感帯エリアとは、物体検出装置1の物体を検出できる領域のうち、意図的に物体を検出しない領域、又は、物体を検出したとしても、検出していないように扱う領域をいう。
不感帯エリアについて、図13におけるアームAM5に配置されている物体検出装置1を例に図14を用いて説明する。アームAM5とアームAM3とが形成する角度が所定の角度より小さくなると、アームAM5の外周面P1を配置面とする物体検出装置1が物体を検出できる領域SR1の一部が、アーム3の一部と重なることとなる。このように、物体検出装置1が物体を検出できる領域SR1のうちアーム3の一部と重なる領域を不感帯エリアとする。
上位制御装置は、土台B1、アームAM1〜AM9、ハンドH1等の形状の基準位置における3次元データを基準位置情報として有している。また、上位制御装置は、ジョイントJ1〜J11に配置されている角度センサから、アームAM1〜AM9等の回転角等を回転角度情報として取得する。そして、上位制御装置は、基準位置情報及び回転角度情報から、土台B1、アームAM1〜AM9、ハンドH1等の形状の回転後の位置における3次元データを算出する。さらに、上位制御装置は、土台B1、アームAM1〜AM9、ハンドH1等の形状の回転後の位置における3次元データから、所定の物体検出装置における物体を検出できる領域の回転後の3次元データを算出する。なお、上位制御装置は、予め、所定の物体検出装置における物体を検出できる領域の基準位置の3次元データを有している。上位制御装置は、アームAM1〜AM9、ハンドH1等の形状の回転後の位置における3次元データ、及び、所定の物体検出装置における物体を検出できる領域の回転後の3次元データから、互いに重なる領域を算出し、不感帯エリアとして設定する。上位制御装置は、設定した不感帯エリアにおいて物体が検出されたとしても、検出すべき物体とは判断しない。これにより、物体検出装置によって検出したものが、産業ロボット50のアームAM1〜AM9なのか、あるいは検出すべき近接物体なのかをリアルタイムで正しく認識し、そのまま動作を継続してよいか、又は停止/回避のための処理をさせるか等の動作を、都度、判断することが可能となる。
また、産業用ロボット50に配置する各物体検出装置1または物体検出装置3を、CANやイーサネット(登録商標)等の有線ネットワーク、又は所定の無線ネットワークによって接続するようにしてもよい。各アームに配置した物体検出装置1又は物体検出装置3での検知情報を統合することよって、複雑に変化する産業用ロボット50のアームAM1〜AM9においてもどの位置で近接物体を検出したかを判断することが可能となる。
また、図15は、物体検出装置1を自動車のバンパーに配置した状態を示している。自動車のバンパーの前面に物体検出装置1を配置することによって、自動車の安全性を高めることができる。
さらに、図16は、物体検出装置1を左右に開閉する自動ドアの対向する端面に配置した状態を示している。これにより、自動ドアの開閉の際に、通過しようとする人等の物体を検出することができるので、自動ドアの安全性を高めることができる。
[その他の実施例]
(1)投光素子LE及び受光素子REの配置位置 : 前述の実施例1においては、投光素子LE及び受光素子REは、対を形成して、マトリックスMの各交点に配置されるとしたが、投光素子LEが投光した検知光の反射光を受光できる受光素子REの位置であれば例示のものに限定されない。例えば、所定の領域については、投光素子LEのみを配置したり、受光素子REのみを配置するようにしてもよい。
(2)投光素子LEと受光素子REとの対 : 前述の実施例1においては、一の投光素子LEと一の受光素子REとが対を形成するとしたが、一の投光素子LEと複数の受光素子REとによって対を形成するようにしてもよい。
(3)投光素子LEの投光時期と受光素子REとの受光時期 : 前述の実施例1においては、一の投光手段LEからの検知光の投光に対して、複数の受光手段REにおいて、順次、反射光を受光するように、投光時期と受光時期とを制御しているが、例示のものに限定されない。例えば、一の投光手段LEからの検知光の投光に対して、所定の複数の受光手段REにおいて、同時に、反射光を受光するように、投光時期と受光時期とを制御するようにしてもよい。
(4)投光方向l、受光方向r : 前述の実施例1においては、投光方向lと受光方向rとは、共に配置面Pの法線nに対して角度θを有するとしたが、配置面Pの法線nに対して互いにことなる角度α、βを有するようにしてもよい。
(5)タッチパッド113 : 前述の実施例1においてはタッチパッド113は指と所定の電極との間に形成される静電容量の変化によって、物体を検出するとしたが、タッチパッド113の入力面にかかる圧力によって、物体を検出するようにしてもよい。
また、タッチパッド113を設けないようにしてもよい。
(6)熱感知センサ313 : 前述の実施例3においては、熱感知センサ313は熱感知センサシートHSを用いて配置することとしたが、熱感知センサ313を配置できる方法であれば例示のものに限定されない。例えば、熱感知センサ313を直接所定の位置に配置するようにしてもよい。
(7)金属検知センサ : 前述の実施例3においては、物体検出ユニット51は、光センサユニット111及び熱感知センサ313を有しているとしたが、熱感知センサ313に代えて、金属検知センサを有するようにしてもよい。これにより、センサを取り付けたロボットや移動体に近接する物体が金属か否かを判別することができる。よって、ロボットハンドが物体に近づいた時に、それが金属物体か否かで操作対象物か否かを判断するような処理を行わせることが可能となる。
(8)物体検出ユニット11 : 平面のみ使用する場合は平面の電子基板に各ユニットを配置するように構成してもよい。また前述の実施例2においても記載したように、円筒状を含む3次元曲面にフィットして実装させるためには基板が変形出来るように、光センサユニットを配置する電子基板を各ユニットあるいは行・列毎に分割してコネクタ接続するか、あるいは柔軟性を有するフレキ基板、リジッドフレキ基板などを用いてもよい。また、柔軟性を有する物体検出ユニットを目的とする3次元曲面にフィットさせるべくガイドやケースを組み合わせてもよい。
(9)投光素子LE及び受光素子RE : 各素子は様々な光学的な方法を選択出来る。一般的な砲弾型のパッケージ品、あるいは表面実装品、あるいはホトリフレクターの様な投光素子と受光素子を組み合わせたものを基板に実装してそのままセンサとして使用することも出来る。また、必要に応じてレンズなどの光学部品を組み合わせて指向角や検出距離の調整を行う事も出来る。さらに、反射型LEDのように素子そのものが強い指向角を有しているものを使用してもよい。距離が必要な場合は投光素子として半導体レーザー素子を使用してもよい。さらに、導光板などの導光用光学素子を組み合わせて、1つの素子から複数の発光部あるいは受光部を構成してもよい。
(10)制御装置13 : 前述の実施例1においては、XYマトリクスで得られた検知情報から、各座標における検出体の有無や、複数体の検出、マトリクス内における検知ポイントの平均値演算や重心を求めることとした。さらに、時系列の情報を組み合わせることでマトリクス内での移動方向や移動速度・加速度を算出することもできる。これにより、ロボットに近接する物体の方向や速度を求め、ロボットが避ける方向等をより正確に求めることが可能になる。
本発明に係る物体検出装置は、例えば、産業用ロボットの可動範囲内における人の有無を検出し、可動範囲内に人が存在することを検知すると動作の緊急停止を行う安全センサとして利用できる。
1・・・・・物体検出装置
11・・・・・物体検出ユニット
13・・・・・制御装置
111・・・・・光センサユニット
LE・・・・・投光素子
RE・・・・・受光素子
P・・・・・配置面
113・・・・・タッチパッド
3・・・・・物体検出装置
313・・・・・熱感知センサ
5・・・・・物体検出装置
51・・・・・物体検出ユニット
7・・・・・物体検出装置
71・・・・・物体検出ユニット
711・・・・・光センサユニット

Claims (13)

  1. 所定の配置面に配置される投光手段であって、前記配置面の法線に対して前記法線に対して平行となる角度を除く所定の角度を有する投光方向に向かって検知光を投光し、マトリックス状に前記配置面に複数配置されている投光手段、
    前記配置面に配置される受光手段であって、前記配置面の法線に対して前記法線に対して平行となる角度を除く所定の角度を有する受光方向から向かってくる前記検知光の反射光を受光し、一の前記投光手段と対をなして、マトリックス状に前記配置面に複数配置されている受光手段、
    どの前記投光手段が発光した前記検知光を、どの前記受光手段が受光したのかを識別する検知情報を生成する投光スキャン手段あるいは/かつ受光スキャン手段、
    得られた前記検知情報から物体の位置情報や重心位置情報、あるいは/かつ、数量情報を求める演算手段、
    を有する物体検出装置。
  2. 請求項1に係る物体検出装置のいずれかにおいて、
    前記配置面は、さらに、
    変形可能であること、
    を特徴とする物体検出装置。
  3. 請求項2に係る物体検出装置において、
    前記配置面は、
    前記マトリックスの行毎又は列毎に分割されていること、
    を特徴とする物体検出装置。
  4. 請求項2に係る物体検出装置において、
    前記配置面は、
    フレキシブル基板により構成されていること、
    を特徴とする物体検出装置。
  5. 請求項1〜請求項4に係る物体検出装置のいずれかにおいて、
    前記配置面は、さらに、
    前記法線方向の断面が環状であること、
    を特徴とする物体検出装置。
  6. 請求項1〜請求項5に係る物体検出装置のいずれかにおいて、さらに、
    前記投光手段から前記検知光を投光する投光時期と、前記受光手段で前記反射光を受光する受光時期とを制御する制御手段、
    を有し、
    前記制御手段は、
    一の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して複数の前記受光手段での前記反射光の受光を行うように、又は、複数の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して一の前記受光手段での前記反射光の受光を行うように、前記投光時期と前記受光時期とを制御すること、
    を特徴とする物体検出装置。
  7. 請求項6に係る物体検出装置において、
    前記制御手段は、さらに、
    一の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して複数の前記受光手段において同時に前記反射光を受光するように、又は、複数の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して同時に一の前記受光手段での前記反射光の受光を行うように、前記投光時期と前記受光時期とを制御すること、
    を特徴とする物体検出装置。
  8. 請求項6に係る物体検出装置において、
    前記制御手段は、さらに、
    一の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して複数の前記受光手段において順次前記反射光を受光するように、又は、複数の前記投光手段からの前記検知光の投光に対して順次一の前記受光手段での前記反射光の受光を行うように、前記投光時期と前記受光時期とを制御すること、
    を特徴とする物体検出装置。
  9. 請求項1〜請求項8に係る物体検出装置のいずれかにおいて、さらに、
    前記配置面に沿って配置されるタッチパッド、
    を有する物体検出装置。
  10. 請求項1〜請求項8に係る物体検出装置のいずれかにおいて、
    前記配置面に沿って配置される熱感知センサ、
    を有する物体検出装置。
  11. 請求項1〜請求項8に係る物体検出装置のいずれかにおいて、
    前記配置面に沿って配置される金属検知センサ、
    を有する物体検出装置。
  12. 請求項1〜請求項11に係る物体検出装置のいずれかにおいて、
    情報を送受信するネットワーク手段、
    を有する物体検出装置。
  13. 請求項1〜請求項12に係る物体検出装置のいずれかにおいて、
    前記投光手段又は前記受光手段を配置する被配置物体の所定の外形形状の基準位置での基準外形形状情報、前記被配置物体の前記所定の外形の移動後の移動後外形径情報、及び、前記投光手段及び前記受光手段により検出された物体の検出位置を用いて、前記物体を検出すべき物体か否かを判断する上位制御手段、
    を有する物体検出装置。
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