JP6357696B2 - 車両の床下構造 - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、車室のフロアパネルの下側である床下で車両前後方向に延びる左右のサイドメンバと、前記サイドメンバの車幅方向外側位置で車両前後方向に延び、前記車室の床下の左右両端部を構成するロッカレールと、車幅方向に延びた状態で前記左右のサイドメンバ間に渡されており、それらのサイドメンバに連結されているサポートメンバと、前記サポートメンバの上面に取付けられており、エンジンの一部を支持するエンジンマウントと、平面視において前記サポートメンバの延長線上の位置、あるいは前記サポートメンバの前後で、前記サイドメンバと前記ロッカレールとを連結する連結部材とを有し、前記連結部材は、前記フロアパネルと隙間がない状態で前記床下に設置されている。
以下、図1から図7に基づいて本発明の実施形態1に係る車両の床下構造について説明する。ここで、図中の前後左右、及び上下は、車両の前後左右、及び上下に対応している。
車両のボディ10は、図1に示すように、車両前後方向に延びるフレームである左右一対のサイドメンバ20を備えている。サイドメンバ20は、エンジンルーム14の両側に位置するフロントサイドメンバ22と、そのフロントサイドメンバ22の後側で車室の床下(フロアパネル18(図2等参照)の下側)に設けられるフロアサイドメンバ24とから構成されている。なお、図1では、車室のフロアパネル18は省略されている。
フロアサイドメンバ24は、図4〜図6に示すように、断面略U字形に形成された溝状のサイドメンバ本体24mと、そのサイドメンバ本体24mの上部開口を塞ぐ蓋板24hとにより角形筒状に形成されている。サイドメンバ本体24mの上部開口の両端縁は、図5に示すように、それぞれ一定幅で外側に折り曲げられてフランジ部24fが形成されている。また、蓋板24hの両端縁にも、サイドメンバ本体24mのフランジ部24fに対応する位置にフランジ部(図番省略)が形成されている。そして、サイドメンバ本体24mのフランジ部24fと蓋板24hのフランジ部とがフロアパネル18を挟んで互いにスポット溶接されることで、フロアサイドメンバ24とフロアパネル18とが連結される。
サポートメンバ30には、図2等に示すように、そのサポートメンバ30の上面中央にエンジンマウント35が取付けられるエンジンマウント取付部31が設けられている。サポートメンバ30は、図4等に示すように、ほぼ水平となるように形成された平坦部30fと、その平坦部30fの長手方向両側位置(左右両側位置)で斜め上方に曲げられた傾斜部30kとを備えており、左右の傾斜部30kの先端部分にフランジ部32が形成されている。即ち、サポートメンバ30は、平坦部30fに対して左右のフランジ部32が高い位置に設けられており、前記平坦部30fの中央にエンジンマウント取付部31が設けられている。
図1等に示すように、平面視においてサポートメンバ30の延長線上の位置には、フロアサイドメンバ24の下部とロッカレール29とを連結する連結部材40が設けられている。左右の連結部材40は、箱状に形成されており、図4に示すように、左側の連結部材40がバッテリ50の収納ボックスとして使用される。また、右側の連結部材40が工具等(図示省略)の収納ボックスとして使用される。
上記したように、左右のフロアサイドメンバ24の下部と左右のロッカレール29とは、それぞれボックス状の連結部材40によって連結されている。このため、左右のフロアサイドメンバ24の下部は、図5に示すように、連結部材40を介してロッカレール29によって車幅方向外側から支持されている。さらに、連結部材40の棚状部43の底板部43bは、図4に示すように、ロッカレール29とサポートメンバ30のエンジンマウント取付部31とほぼ同じ高さ位置に配置されている。このため、エンジンEmからの荷重がエンジンマウント35を介してサポートメンバ30に対して車幅方向(左右方向)に加わっても、図7の二点鎖線に示すように、フロアサイドメンバ24が横倒し方向に変形し難くなる。この結果、サポートメンバ30も左右方向に振動し難くなり、エンジンEmの支持強度が向上する。
本実施形態に係る車体の床下構造によると、エンジンマウント35が取付けられたサポートメンバ30は左右のフロアサイドメンバ24の下部に連結されている。また、フロアサイドメンバ24の下部は、平面視においてサポートメンバ30の延長線上の位置で連結部材40によりロッカレール29と連結されている。即ち、フロアサイドメンバ24の下部は、連結部材40を介してロッカレール29によって車幅方向外側から支持されている。このため、エンジンマウント35を介してエンジンEmからの荷重がサポートメンバ30に対して車幅方向(左右方向)に加わっても、フロアサイドメンバ24が横倒し方向に変形し難くなる。この結果、サポートメンバ30も左右方向に振動し難くなり、エンジンEmの支持強度が向上する。また、バッテリ50の収納部等を利用して効率的にエンジンEmの支持強度を高くできる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、連結部材40を、図2等に示すように、箱状に形成する例を示した。しかし、箱状の収納部を必要としない場合、あるいはスペース的に連結部材40を箱状に形成できない場合には、図2、図3等において、棚状部43を省略し、連結部材40を前縦壁部45と後縦壁部46とから構成することも可能である。また、本実施形態では、フロアパネル18に開口部を設けるのが好ましくないため、連結部材40に蓋部48を設ける例を示したが、強度的には蓋部48を省略することも可能である。
29・・・・ロッカレール
30・・・・サポートメンバ
31・・・・エンジンマウント取付部
35・・・・エンジンマウント
40・・・・連結部材
43・・・・棚状部
43b・・・底板部
43t・・・縦板部
45・・・・前縦壁部
46・・・・後縦壁部
48・・・・蓋部
50・・・・バッテリ
Em・・・・エンジン
Claims (6)
- 車室のフロアパネルの下側である床下で車両前後方向に延びる左右のサイドメンバと、
前記サイドメンバの車幅方向外側位置で車両前後方向に延び、前記車室の床下の左右両端部を構成するロッカレールと、
車幅方向に延びた状態で前記左右のサイドメンバ間に渡されており、それらのサイドメンバに連結されているサポートメンバと、
前記サポートメンバの上面に取付けられており、エンジンの一部を支持するエンジンマウントと、
平面視において前記サポートメンバの延長線上の位置、あるいは前記サポートメンバの前後で、前記サイドメンバと前記ロッカレールとを連結する連結部材と、
を有し、
前記連結部材は、前記フロアパネルと隙間がない状態で前記床下に設置されている車両の床下構造。 - 車室の床下で車両前後方向に延びる左右のサイドメンバと、
前記サイドメンバの車幅方向外側位置で車両前後方向に延び、前記車室の床下の左右両端部を構成するロッカレールと、
車幅方向に延びた状態で前記左右のサイドメンバ間に渡されており、それらのサイドメンバに連結されているサポートメンバと、
前記サポートメンバの上面に取付けられており、エンジンの一部を支持するエンジンマウントと、
平面視において前記サポートメンバの延長線上の位置、あるいは前記サポートメンバの前後で、前記サイドメンバと前記ロッカレールとを連結する連結部材と、
を有しており、
前記ロッカレールと、前記連結部材と、前記サポートメンバのエンジンマウント取付部とがほぼ同じ高さ位置に配置されており、
前記連結部材は箱状に形成されて、その箱状の連結部材の一側面が前記サポートメンバの延長線上の位置で前記サイドメンバの側面に面接触状態で連結されており、前記一側面に対して車幅方向反対側に位置する連結部材の端部がロッカレールに連結されており、
前記サポートメンバのエンジンマウント取付部と前記連結部材とが車両前後方向において同位置にある車両の床下構造。 - 請求項1に記載された車両の床下構造であって、
前記連結部材は箱状に形成されて、その箱状の連結部材の一側面が前記サポートメンバの延長線上の位置で前記サイドメンバの側面に面接触状態で連結されており、前記一側面に対して車幅方向反対側に位置する連結部材の端部がロッカレールに連結されている車両の床下構造。 - 請求項2又は請求項3のいずれかに記載された車両の床下構造であって、
前記連結部材は、底板部と縦板部とからなり、車幅方向外側面と前面と後面とが開放されている棚状部と、前記棚状部の前面を塞ぐ前縦壁部と、前記棚状部の後面を塞ぐ後縦壁部と、前記棚状部の車幅方向外側面を塞ぐ蓋部とから構成されている車両の床下構造。 - 請求項2から請求項4のいずれかに記載された車両の床下構造であって、
箱状の連結部材には、バッテリ又は工具が収納されている車両の床下構造。 - 請求項1に記載された車両の床下構造であって、
前記連結部材は、前記サポートメンバの前側で前記サイドメンバの下部と前記ロッカレールとを連結する前縦壁部と、前記サポートメンバの後側で前記サイドメンバの下部と前記ロッカレールとを連結する後縦壁部とから構成されている車両の床下構造。
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