JP6355991B2 - ゲート開閉設備 - Google Patents
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Description
また、ゲートを水平移動させるタイプではないが、特許文献1には、モータの駆動力をピンラックを介してゲートに与え、ゲートを昇降させる設備が記載されている。
なお、ゲートを上昇させて水平移動することにより、ゲートとゲートの設置面との間の摩擦抵抗を小さくでき、ゲートの摩耗等に有効である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、上昇した状態で水平移動するゲートに対し、スプロケットとピンラックが噛み合った状態を維持するゲート開閉設備を提供することを目的とする。
従って、本発明に係るゲート開閉設備は、持ち上げられて水平移動するゲートに対し、スプロケットとピンラックが噛み合った状態を維持可能である。
図1(A)、(B)、図2、図3に示すように、本発明の一実施の形態に係るゲート開閉設備10は、複数のピン11を有し、水平に配されてゲート12に固定されたピンラック13と、上昇したゲート12を、複数のピン11に噛み合う複数の歯14を有するスプロケット15を回転させて、水平移動させる駆動装置16とを備える設備である。以下、詳細に説明する。
ゲート12は、壁体22、22aの間を完全に開いた位置まで水平移動して停止した後、最下位置まで降下して、シール部材17を設置面Gに当接する。
ピンラック13は、ゲート12に固定されているため、ゲート12と共に昇降する。即ち、複数のピン11は、ゲート12と共に上昇し、ゲート12と共に降下する。なお、図1(A)、(B)においては、支持部材19が省略されている。
駆動装置16は、図2、図3に示すように、電動モータ(駆動源の一例)24、電動モータ24の駆動力を伝える動力伝達機構25、及び、電動モータ24の駆動力を動力伝達機構25を介して与えられて回転するスプロケット15を備えている。スプロケット15は、電動モータ24の回転方向の切り替えに合わせて、時計回り、あるいは、反時計回りのいずれかに回転する。
スプロケット15は、図2〜図4に示すように、中心に鉛直軸26が連結されて水平に配置され、鉛直軸26を中心に、鉛直軸26と共に回転する(即ち、スプロケット15は、鉛直軸26を中心に回転可能に設けられている)。スプロケット15は、外周部に複数の歯14を備え、所定のピッチで設けられた複数の歯14は、それぞれスプロケット15の径方向外側に向かって水平に突出している。
各ピン11は、上側長尺部材20に回転自在に支持された上部と下側長尺部材21に回転自在に支持された下部の間の領域が、スプロケット15の複数の歯14が噛み合う領域(以下、「噛合領域」とも言う)である。
そして、ピンラック13は、スプロケット15の回転により、水平方向に力を与えられ、この力をゲート12に伝えて、ゲート12と一体的に水平移動する。
スプロケット15の回転方向及び回転数は、駆動装置16の図示しない演算器によって、計測され、演算器は、スプロケット15の回転方向及び回転数を基に、ゲート12の水平位置を算出する。演算器は、例えば、エンコーダを有して構成することができる。
本実施の形態では、各ピン11の噛合領域は、D+Hの長さの105〜120%の長さを備えているが、これに限定されない。
従って、ピンラック13は、スプロケット15の複数の歯14の一部が複数のピン11の一部に噛み合った状態を維持しつつ、ゲート12と共に昇降することができる。
なお、本実施の形態では、鉛直軸26は、昇降しない設計がなされているが、これに限定されない。例えば、鉛直軸がピンラックと一体となって昇降自在に設けられていてもよい。
ゲート開閉設備10の変形例であるゲート開閉設備30は、図5に示すように、スプロケット31が昇降自在に設けられることによって、ピンラック32が歯33をピン35に噛み合わせた状態で昇降するように設計されている。
以下、ゲート開閉設備30について、説明する。なお、ゲート開閉設備30において、ゲート開閉設備10と同様の構成については、同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
スプロケット31は、鉛直軸26にスプライン接続されて、鉛直軸26に対して昇降自在に連結されている。
各ピン35のスプロケット31の歯33が噛み合う噛合領域の上下方向の長さは、ゲート12と共に昇降するピンラック32の昇降幅にスプロケット31の歯33の厚みを加えたものより短い。
ゲート開閉設備30において、スプロケット31が、ピンラック32が昇降する際に、回転自在の状態にされる点、及び、スプロケット31が鉛直軸26に対して昇降自在である代わりに、スプロケットが鉛直軸と共に昇降自在であってもよい点は、ゲート開閉設備10と同じである。
例えば、スプロケットは、ピンラックが昇降する際に、回転自在の状態でなくてもよく、ピンラックのピンは回転自在に設けられていなくてもよい。
Claims (3)
- 複数のピンを有し、水平に配されてゲートに固定されたピンラックと、上昇した前記ゲートを、前記複数のピンに噛み合う複数の歯を有するスプロケットを回転させて、水平移動させる駆動装置とを備えるゲート開閉設備において、
前記スプロケットは、鉛直軸にスプライン接続されて、該鉛直軸に対し昇降自在で、該鉛直軸を中心に回転可能に設けられ、前記複数の歯がそれぞれ、該スプロケットの径方向外側に向かって水平に突出し、前記ピンラックは、前記ゲートと共に上昇幅Hの上昇を行い、前記複数のピンが、それぞれ鉛直に配置され、
前記複数のピンそれぞれの前記歯が噛み合う噛合領域には、前記ゲートが最下位置に配された状態で、前記ピンに噛み合った前記歯より下側に、少なくとも、前記上昇幅Hの長さが確保されることを特徴とするゲート開閉設備。 - 請求項1記載のゲート開閉設備において、前記スプロケットは、前記ピンラックが上昇する際に、回転自在の状態にされることを特徴とするゲート開閉設備。
- 請求項1又は2に記載のゲート開閉設備において、前記複数のピンは、それぞれ回転自在に設けられていることを特徴とするゲート開閉設備。
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