JP4107991B2 - ゲート開閉駆動ユニットおよび開閉ゲート装置 - Google Patents

ゲート開閉駆動ユニットおよび開閉ゲート装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば出入口や水門、堰等のゲートを開閉するためのもので、特に商業電源が使用できない場合や遠隔地に適し、長大なゲートの開閉に好適なゲート開閉駆動ユニットおよび開閉ゲート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の特許文献1には、堤防の出入口に設置される横引きゲートの駆動源として、電動モータが採用されている。ところで、台風や洪水などの異常気象時や遠隔地では、商業電源が使用できない場合があり、本発明者等は、このような場合にも正常に開閉できる低圧の水道水圧を利用した水道圧シリンダによりゲートを開閉する防水扉装置を提案した。
【0003】
【特許文献1】
実公平8−2173号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、水道圧シリンダの出退ストロークの範囲内が小さいため、ゲートをたとえば5m以上の大きいストロークで開閉移動させることができず、出退ストロークの範囲でゲートを昇降させるか、または回動させることしかできない。したがって、大型のゲートを大きいストロークで開閉移動できないという問題があった。
【0005】
本発明は、ストロークが小さい流体圧シリンダであっても、大型のゲートを大きいストロークで開閉移動可能なゲート開閉駆動ユニットおよび開閉ゲート装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、少なくとも2本の流体圧シリンダと、これら流体圧シリンダによりクランク機構を介して回転駆動される駆動軸とを具備し、前記駆動軸の回転によりゲート開閉機構を介してゲートを開閉するゲート開閉ユニットであって、クランク機構のクランク軸に、位相が90°異なる角度で中間部が固定された一対のクランクアームを固定するとともに、両クランクアームの一方と他方で位相が180°異なる受動端に、両流体圧シリンダのピストンロッドをそれぞれ連結し、前記両クランクアームの両端部にそれぞれ設けられた検出ピンと、これら検出ピンがそれぞれ半径方向の係合溝に係合離脱して回転される検出プレートと有する機械式の弁操作装置を設け、前記液圧シリンダにそれぞれ接続される給排管に、前記弁操作装置により操作される切換弁をそれぞれ介在させ、前記切換弁は、前記検出プレートの回転により回転弁体を回転させて、流体圧シリンダの進展室と収縮室への流体の供給と排出とを切り換えるように構成されたものである。
【0007】
上記構成によれば、複数の流体圧シリンダの伸縮を繰り返しクランク機構を介して駆動軸を回転させることにより、直線運動を回転運動に変換し、駆動軸を連続回転させるように構成したので、低い液圧で大きい駆動力を連続して得ることができ、大型のゲートであっても長いストロークで開閉移動させることができる。またクランクアームの両端部に設けた検出ピンと、これら検出ピンにより回転される検出プレートからなる弁操作装置により、切換弁を機械的に操作するように構成したので、電源などの他の駆動源が不要となる。
【0008】
請求項2記載の発明は、流体圧シリンダを水道水圧により駆動される水道圧シリンダとし、給排管を水道管に接続したものである。
上記構成によれば、複数の水道圧シリンダにより駆動軸を連続して回転駆動することができるので、水道管が敷設されたすべての場所に容易に設置することができる。
【0009】
請求項3記載の発明は、流体圧シリンダを加圧気体により駆動可能に構成するとともに、加圧気体の供給源を、蓄圧タンクから給排管を介して流体圧シリンダに供給するように構成したものである。
【0010】
上記構成によれば、蓄圧タンクの加圧流体を利用して流体圧シリンダを駆動し、クランク機構を介して駆動軸を連続して回転させることにより、大型のゲートであっても長いストロークで開閉移動させることができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、長さ方向にスライド自在に配置されて出入口を開閉自在なスライドゲートと、請求項1乃至3記載のゲート開閉駆動ユニットと、該ゲート開閉駆動ユニットにより前記スライドゲートをスライドさせるゲート開閉機構とを具備し、前記ゲート開閉機構は、ゲート開閉駆動ユニットの駆動軸により回転駆動される駆動輪体と、スライドゲートに長さ方向に沿って取り付けられて前記駆動輪体の回転反力を支持する反力受け部材とで構成されたものである。
【0012】
上記構成によれば、低圧の流体圧シリンダにより駆動されるゲート開閉駆動ユニットにより、駆動軸を介してゲート開閉機構の駆動輪体を回転駆動し、反力受け部材を介して大型のスライドゲートを大きいストロークにわたって開閉駆動することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係るゲート開閉駆動ユニットおよび防水扉装置(開閉ゲート装置)の第1の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
【0014】
ゲート開閉駆動ユニット30は、四隅を支柱部材2に支持されたユニットベース1に左右一対の支持プレート3が前後方向に立設固定され、この支持プレート3の前部側にクランク軸4が軸受を介して回転自在に支持されている。前記クランク軸4には、支持プレート3,3間に駆動スプロケット5が取り付けられるとともに、両端部にクランクアーム6A,6Bがそれぞれ取り付けられている。これらクランクアーム6A,6Bは、中間部がクランク軸4に固定されており、両端部に検出ピン7a,7bがそれぞれ取り付けられるとともに一端部が受動端6cに構成され、左右のクランクアーム6A,6Bは受動端6cが互いに180°位相が異なるように配置され取り付けられている。
【0015】
前記支持プレート3の後端部には、一対の水道圧シリンダ(流体圧シリンダ)8A,8Bがそれぞれ基端部を回動自在に支持され、水道圧シリンダ8A,8Bのピストンロッドがクランクアーム6A,6Bの受動端6c,6cにそれぞれピン連結されている。また支持プレート3の前端側には、クランクアーム6A,6Bの検出ピン7a,7bにより作動される検出プレート9A,9Bを有する切換弁10A,10Bが支持プレート3aに設置されており、図6に示すように、検出プレート9A,9Bには外周部には、検出ピン7a,7bが係合される係合溝9cが半径方向に形成されており、クランクアーム6A,6Bの検出ピン7a,7bと検出プレート9A,9Bとにより弁操作装置が構成されている。
【0016】
クランク軸4の下部には、支持部材10を介して中間軸11が軸受を介して回転自在に支持されている。そしてこの中間軸11に、手動切換用クラッチ12を介して中間受動スプロケット13が固定されており、中間受動スプロケット13は駆動スプロケット5にチェーン14を介して連結連動されている。前記手動切換用クラッチ12は、スライドゲートを手動により開閉させる時に水道圧シリンダ8A,8Bと切り離すためのものである。また、中間軸11には中間駆動スプロケット15が固定されるとともに、揺動アーム16が上下方向に揺動自在に支持されており、揺動アーム16の遊端部に駆動軸17が軸受を介して回転自在に支持されている。そして駆動軸17に、中間駆動スプロケット15にチェーン18を介して連結連動される受動スプロケット19と、後述するスライドゲート45の上面に長さ方向(スライド方向)に沿って設けられた開閉用ピンラック(反力受け部材)52に噛み合う開閉駆動ピニオン(開閉用輪体)20がそれぞれ固定されている。またユニットベース1には、取付部材を介して噛合付勢装置26が設けられており、この噛合付勢装置26は、取付部材から伸縮自在に垂下された伸縮筒26aと、伸縮筒26aに内装されたばね26bと、伸縮筒26aの下端部に取り付けられた押付部材26cとで、駆動軸17を介して開閉駆動ピニオン20を開閉用ピンラック52に噛み合う方向に付勢するように構成されている。これにより開閉用ピンラック52と開閉駆動ピニオン20との間に噛み込まれた小石などの障害物があっても開閉駆動ピニオン20が浮き上がることで損傷を回避することができる。27は駆動軸17の端部に取り付けられたレベル調整ローラである。
【0017】
図4,図5に示すように、前記切換弁10A,10Bは、操作ボックス21の手動式操作弁(切換弁)22に接続された第1給排水管(給排管)23Aと第2給排水管(給排管)23Bに介在されている。そして、切換弁10A,10Bは、弁箱24内に回転弁体25が回転自在に収納され、前記回動プレート9A,9Bに軸25aを介して回転弁体25を回転するように構成されている。前記弁箱24には、第1給排水管23Aが接続された給水ポート24aと、第2給排水管23Bが接続された排水ポート24bと、水道圧シリンダ8A,8Bの進展室8cに進展用配管26Aを介して接続された進展用ポート24cと、水道圧シリンダ8A,8Bの収縮室8dに収縮用配管26Bを介して接続された収縮用ポート24dとがそれぞれ90°隔てて形成されている。また回転弁体25には、隣接するポート同士を連通する2つの弁孔25a,25bが形成されている。
【0018】
したがって、図6(a)に示すように、水道圧シリンダ8A(または8B)が進展されている状態では、図5に示すように、切換弁10A(10B)において、給水ポート24aが弁孔25aを介して進展用ポート24cに接続され進展用配管26Aを介して進展室8cに給水されるとともに、収縮室8dから収縮用配管26bに押出された排水が、収縮用ポート24dから弁孔25bを介して排水ポート24bに導出されて排水される。水道圧シリンダ8A(8B)が進展限に接近すると、クランクアーム6A(6B)の検出ピン7a(7b)が回動プレート9A(9B)の係合溝9cに係合され回動プレート9A(9B)を介して回転弁体25が回転される。そして、図6(b)に示すように、水道圧シリンダ8A(8B)が進展限となると、各ポート24a〜24d間が遮断される中立位置となり、さらに慣性力によりクランクアーム6A(6B)が回転されることで、給水ポート24aと収縮用ポート24dとが弁孔25bを介して接続されて収縮室8dに給水されるとともに、進展用ポート24cと排水ポート24dが弁孔15aを介して接続されて排水される。そして図6(c)に示すように、クランクアーム6A(6B)の検出ピン7a(7b)が回動プレート9A(9B)の係合溝9cから離脱される。これにより、水道圧シリンダ8A,8Bが伸縮を繰り返されて駆動軸4を連続して回転駆動させることができる。なお、この開閉駆動ユニット30は、操作弁22により第1給排水管23Aと第2給排水管23Bとを切り換えることにより、開放駆動と閉動駆動とを切り換えることができる。
【0019】
次にこの開閉駆動ユニット30を使用した防水扉装置(開閉ゲート装置)の第1の実施の形態を図7〜図9に基づいて説明する。
この防水扉装置40は、防潮堤の出入口や大型施設の出入口などに設置されて、ゲートの開閉ストロークが5m以上あるような径間Lの大きい出入口42に設置される大型のスライド式防水扉装置であって、壁体41A,41B間に形成される出入口42の床面上と、一方の壁体41Aの背面に形成された収納部43の床面にわたって、左右一対の走行レール44が敷設されており、これら走行レール44に案内されて収納部43から出入口42に往復移動自在なスライドゲート45が配置されている。
【0020】
前記スライドゲート45は、出入口42の径間Lを覆う長さを有する厚みの小さい直方体形で、底部に走行レール44に案内される複数の走行車輪46A,46Bが取り付けられ、一方のガイドレール44上を走行する走行車輪46Aが両鍔付き車輪により形成されている。またスライドゲート45の天面には、スライド方向に所定ピッチで転倒防止用のガイドローラ47が垂直軸心回りに回転自在に支持されており、一方出入口42の両側と収納部43の壁体41A,41Bに、片持ち支持されたブラケット48を介してガイドローラ46が嵌脱自在な転倒防止レール49が設けられている。またスライドゲート45の天面に、噛み合い調整レール50と開閉用ピンラック52とがスライド方向に沿って取り付けられている。
【0021】
さらにこの防水扉装置には、図示しないが閉鎖位置のスライドゲート45の隙間を塞いでシールするシール機構が設けられている。
前記壁体(固定側)41Aに設置されたゲート開閉駆動ユニット30により開閉駆動されるゲート開閉機構51は、ここではたとえばラック・ピニオン機構が採用されており、スライドゲート45の天面に取り付けられた前記開閉用ピンラック52と、ゲート開閉駆動ユニット30の駆動軸17に設けられて開閉用ピンラック52に噛み合う開閉駆動ピニオン20と、駆動軸17に設けられて噛み合い調整レール50上を転動し噛み合い状態を適正に保持するレベル調整ローラ27とで構成されている。
【0022】
上記構成において、出入口42を閉鎖する場合には、操作弁22を開動側に操作して第1,第2給排水管23A,23Bから水道圧シリンダ8A,8Bに水道水を供給する。ゲート開閉駆動ユニット30を起動して水道圧シリンダ8A,8Bによりクランク軸4を回転させ、チェーンとスプロケットからなる巻き掛け連動機構により中間軸11を介して駆動軸17を回転させ開閉駆動用ピニオン20を回転駆動し、開閉用ピンラック52を介してゲート開閉機構51により格納部43にあるスライドゲート45を出入口2に向かって移動させる。閉動する場合には、逆の動作でスライドゲート45を出入口2から格納部43に移動させればよい。
【0023】
上記実施の形態によれば、低圧の水道水圧を利用した単体の水道圧シリンダによる駆動ストロークは最大でも5m前後であり、またテレスコピックタイプの水道圧シリンダによる駆動ストロークが8m前後が限界であるが、上記ゲート開閉駆動ユニット30を使用することにより、クランク機構を介して駆動軸17を連続回転させることができるので、さらに開閉ストロークが長い大型のゲートを容易に開閉駆動することができる。また水道圧シリンダ8A,8Bの駆動源となる水道水圧は、一般の家庭に引き込まれている水道管を利用することができる。この水道管は商業電源と異なり異常気象警報や地震などに断水されにくく、したがって、非常時に防水扉装置の開閉使用に支障を来たすことが少ない。さらに水道圧シリンダ8A,8Bによる直線運動をクランク機構により回転運動に変換するので、電動モータなどに比較して、起動時に大きいトルクを得ることができ、初期駆動圧が低圧であっても大型のスライドゲート45をスムーズに駆動することができ、かつ起動停止を任意位置で行うことができる。
【0024】
さらに水道圧シリンダ8A,8Bの出退動作によりクランクアーム6A,6Bに設けた検出ピン7a,7bと検出プレート9A,9Bからなる弁操作装置により切換弁10A,10Bを操作するように構成したので、電源を使用することなく、水道圧シリンダ6A,6Bの出退を切り換えて連続駆動することができる。
【0025】
なお、上記実施の形態のゲート開閉機構51にラック・ピニオン機構を採用したが、図13に示すように、開閉用ピンラック53に代えてボールねじ軸(ねじ軸)66をスライドゲートにスライド方向に沿って配設し、開閉駆動ピニオン20に代えて、ボールねじ軸66に螺合する雌ねじ部材67を設け、ゲート開閉駆動ユニット30の駆動軸によりギヤ機構を介して雌ねじ部材67を回転駆動するように構成して、ゲート開閉機構51をねじ軸駆動機構としてもよく、これにより第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0026】
また、図示しないが、スライドゲートの移動ストロークの範囲で底部機械室を形成するとともに、ボールねじ軸を固定側に配置し、ボールねじ軸に螺合する目熱硬化性樹脂部材をスライドゲートに取り付け、機械室にボールねじ軸を回転駆動するゲート開閉駆動ユニット30を設けてもよい。
【0027】
次にゲート開閉駆動ユニットの第2の実施の形態を図10〜図11を参照して説明する。なお、先の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0028】
このゲート開閉駆動ユニット60は、クランク軸4から切換弁10A.10Bの作動力を直接取り出すのではなく、クランク軸4の前方にバルブ作動軸61を軸受を介して回転自在に配置し、クランク軸4とバルブ作動軸61とをスプロケット62a,62bとチェーン62cからなる巻き掛け伝動機構を介して連結連動する。そして、バルブ作動軸61の両端部に、先端部に検出ピン63aを有するバルブ作動アーム63を取り付け、検出ピン63a,63bによりそれぞれ作動される検出プレート9A,9Bを有する切換弁10A,10Bが配置されている。したがって、バルブ作動軸61により、バルブ作動アーム63の検出ピン63a,63bを介して検出プレート9A,9Bを回転させて切換弁8A,8Bを作動させ、切り換えることができる。
【0029】
さらにゲート開閉駆動ユニットの第3の実施の形態は、図12に示すように、水道圧シリンダに替えて圧縮気体用シリンダ64A,64Bを使用し、その駆動源として、蓄圧タンク65に溜められたたとえば窒素ガスなどの加圧気体を使用するものである。
【0030】
上記構成によれば、蓄圧タンク65を常備できるところであれば、水道管がない場合でも、ゲートの開閉を行うことができる。
次にゲート開閉駆動ユニット30を具備したゲート開閉装置に係る防水扉装置の第2〜第6の実施の形態を図14から図20に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0031】
防水扉装置の第2実施の形態は、図14に示すように、出入口収納部43と出入口42の間を、走行レール44に案内される走行車輪46A〜46Cを介して移動自在に配置されたスライドゲート45が設けられている。そして可動側であるスライドゲート45内に、ゲート開閉駆動ユニット30およびゲート開閉機構71が配置されており、ゲート開閉機構71はゲート開閉駆動ユニット30の駆動軸に直接または減速機を介して回転駆動される走行車輪46Cにより構成されている。ここでは走行車輪46Cの走行レール44が反力受け部材となる。
【0032】
上記第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
防水扉装置の第3の実施の形態は、図15に示すように、固定側に設置されてスライドゲート45を開閉するゲート開閉機構73は、出入口42の床面から両側部にわたって形成された機械室74内に、スライドゲート45の開閉方向に開閉ストロークより大きい間隔をあけて配置された一対のスプロケット(輪体)75A,75Bと、これらスプロケット75A,75B間に巻張されたチェーン(索体)76からなる巻き掛け伝動機構により構成され、少なくとも一側部の機械室74に配置されたゲート開閉駆動ユニット30の駆動軸17が一方のスプロケット75Aに直接または減速機を介して連結されるとともに、チェーン76の一部または両端部がスライドゲート45に連結されて構成されている。
【0033】
上記第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
防水扉装置の第4の実施の形態は、図16に示すように、回動ゲート81を垂直支軸2を中心に回動して出入口42を開閉するものである。固定側に設置されたゲート開閉機構83は、垂直支軸82の上端にゲート開閉駆動ユニット30の駆動軸17が減速機を介して連結された回動開閉式に構成されている。もちろん図示したように観音開き形式でもよいし、片開き形式でもよい。
【0034】
上記第4の実施の形態によれば、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
防水扉装置の第5の実施の形態は、図17に示すように、出入口42の両側に立設された門柱部材91に案内されて昇降自在な昇降ゲート92を具備したものである。門柱部材91上端部間に設けられた上部フレーム(固定側)93に、ゲート開閉駆動ユニット30とゲート開閉機構93が配置され、このゲート開閉機構93は、昇降ゲート92に連結された索体94を巻取ドラム95に巻き取る開閉用ウインチにより構成されており、ゲート開閉駆動ユニット30の駆動軸に減速機を介して巻取ドラム95に連結されている。なお、これらゲート開閉駆動ユニット30とゲート開閉機構93は、索体94を滑車を介して任意位方向に導出することで、天井部から離れた機械室に設置することができる。
【0035】
上記第5の実施の形態によれば、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
防水扉装置の第6の実施の形態は、図18に示すように、昇降ゲート92を具備したものである。固定側に設置されたゲート開閉機構96は、昇降ゲートに垂設された複数のボールねじ軸97と、ボールねじ軸97に螺合される雌ねじ部材98とを具備し、ゲート開閉駆動ユニット30により連動ギヤを介して雌ねじ部材98を回転駆動するねじ駆動式に構成されている。
【0036】
上記第6の実施の形態によれば、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
防水扉装置の第7の実施の形態は、図19に示すように、出入口42の底部の収納部102に配置されて、水平な回動軸心回りに回動自在な起伏ゲート101を具備したものである。門柱部材(固定側)102の上端部にゲート開閉駆動ユニット30とゲート開閉機構103とが配置され、ゲート開閉機構103は、起伏ゲート101に連結された複数の索体104と、索体104を巻き取る巻取ドラム105とを具備した開閉ウインチ式に構成されている。そして、ゲート開閉駆動ユニット30の駆動軸17と巻取ドラム105とが直接または減速機を介して連結連動されている。
【0037】
上記第7の実施の形態によれば、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
開閉ゲート装置の第8の実施の形態は、図20に示すように、水平な回動軸心回りに回動自在な起伏ゲート111を、中間部で回動軸心と平行な軸心回りに折り畳み自在な分割扉111a,111bにより構成したもので、ゲート開閉駆動ユニット30およびゲート開閉機構112は第7の実施の形態と同じように固定側に設置されて開閉ウインチ式に構成される。
【0038】
上記第8の実施の形態によれば、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、複数の流体圧シリンダの伸縮を繰り返しクランク機構を介して駆動軸を回転させることにより、直線運動を回転運動に変換し、駆動軸を連続回転させるように構成したので、低い液圧で大きい駆動力を連続して得ることができ、大型のゲートであっても長いストロークで開閉移動させることができる。また弁操作装置により切換弁を機械的に操作するように構成したので、電源などの他の駆動源が不要となる。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、複数の水道圧シリンダにより駆動軸を連続して回転駆動することができるので、水道管が敷設されたすべての場所に容易に設置することができる。
【0041】
請求項3記載の発明によれば、蓄圧タンクの加圧流体を利用して流体圧シリンダを駆動し、クランク機構を介して駆動軸を連続して回転させることにより、大型のゲートであっても長いストロークで開閉移動させることができる。
【0042】
請求項4記載の発明によれば、低圧の流体圧シリンダにより駆動されるゲート開閉駆動ユニットにより、駆動軸を介してゲート開閉機構の駆動輪体を回転駆動し、反力受け部材を介して大型のスライドゲートを大きいストロークにわたって開閉駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲート開閉駆動ユニットの実施の形態を示す平面図である。
【図2】同ゲート開閉駆動ユニットの側面部分断面図である。
【図3】同ゲート開閉駆動ユニットの正面図である。
【図4】同ゲート開閉駆動ユニットの配管構成図である。
【図5】同ゲート開閉駆動ユニットの切換弁を示す断面図である。
【図6】(a)〜(c)はそれぞれ検出プレートの回転状態と切換弁の動作状態を示す説明図である。
【図7】同ゲート開閉駆動ユニットを使用した第1の防水扉装置を示し、閉鎖状態の正面図である。
【図8】同防水扉装置を示す部分斜視図である。
【図9】図7に示すA−A断面図である。
【図10】本発明に係るゲート開閉駆動ユニットの第2の実施の形態を示す平面図である。
【図11】同ゲート開閉駆動ユニットの側面部分断面図である。
【図12】本発明に係るゲート開閉駆動ユニットの第3の実施の形態を示す配管図である。
【図13】本発明に係る防水扉装置の実施の形態の変形例を示す概略斜視図である。
【図14】本発明に係る防水扉装置の第2の実施の形態を示す概略斜視図である。
【図15】本発明に係る防水扉装置の第3の実施の形態を示す概略斜視図である。
【図16】本発明に係る防水扉装置の第4の実施の形態を示す概略斜視図である。
【図17】本発明に係る防水扉装置の第5の実施の形態を示す概略斜視図である。
【図18】本発明に係る防水扉装置の第6の実施の形態を示す概略斜視図である。
【図19】本発明に係る防水扉装置の第7の実施の形態を示す概略斜視図である。
【図20】本発明に係る防水扉装置の第8の実施の形態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
4 クランク軸
5 駆動スプロケット
6A,6B クランクアーム
7a,7b 検出ピン
8A,8B 水道圧シリンダ
9A,9B 検出プレート
10A,10B 切換弁
14 チェーン
15 中間駆動スプロケット
16 揺動アーム
17 駆動軸
18 チェーン
19 受動スプロケット
20 開閉駆動ピニオン
40 防水扉装置
42 出入口
45 スライドゲート
46A,B 走行車輪
51 ゲート開閉機構
52 開閉用ピンラック

Claims (4)

  1. 少なくとも2本の流体圧シリンダと、これら流体圧シリンダによりクランク機構を介して回転駆動される駆動軸とを具備し、前記駆動軸の回転によりゲート開閉機構を介してゲートを開閉するゲート開閉ユニットであって、
    クランク機構のクランク軸に、位相が90°異なる角度で中間部が固定された一対のクランクアームを固定するとともに、両クランクアームの一方と他方で位相が180°異なる受動端に、両流体圧シリンダのピストンロッドをそれぞれ連結し、
    前記両クランクアームの両端部にそれぞれ設けられた検出ピンと、これら検出ピンがそれぞれ半径方向の係合溝に係合離脱して回転される検出プレートと有する機械式の弁操作装置を設け、
    前記液圧シリンダにそれぞれ接続される給排管に、前記弁操作装置により操作される切換弁をそれぞれ介在させ、
    前記切換弁は、前記検出プレートの回転により回転弁体を回転させて、流体圧シリンダの進展室と収縮室への流体の供給と排出とを切り換えるように構成された
    ことを特徴とするゲート開閉駆動ユニット。
  2. 流体圧シリンダを水道水圧により駆動可能な水道圧シリンダとし、
    給排管を水道管に接続した
    ことを特徴とする請求項1記載のゲート開閉駆動ユニット。
  3. 流体圧シリンダを加圧気体により駆動可能に構成するとともに、加圧気体の供給源を、蓄圧タンクから給排管を介して流体圧シリンダに供給するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のゲート開閉駆動ユニット。
  4. 長さ方向にスライド自在に配置されて出入口を開閉自在なスライドゲートと、 請求項1乃至3記載のゲート開閉駆動ユニットと、
    該ゲート開閉駆動ユニットにより前記スライドゲートをスライドさせるゲート開閉機構とを具備し、
    前記ゲート開閉機構は、ゲート開閉駆動ユニットの駆動軸により回転駆動される駆動輪体と、スライドゲートに長さ方向に沿って取り付けられて前記駆動輪体の回転反力を支持する反力受け部材とで構成された
    ことを特徴とするゲート開閉装置。
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