JP6355982B2 - 回路付サスペンション基板 - Google Patents

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本発明は、ハードディスクドライブに用いられる回路付サスペンション基板に関する。
ハードディスクドライブに用いられ、磁気ヘッドが実装される回路付サスペンション基板が知られている。
このような回路付サスペンション基板として、例えば、磁気ヘッドの位置および角度を精細に調節するために、圧電材料などのマイクロアクチュエータが搭載された回路付サスペンション基板が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−94237号公報
上記したような回路付サスペンション基板は、マイクロアクチュエータの一端が接続される取付パッドと、マイクロアクチュエータの他端が接続される取付パッドとを1つずつ備えている。
ここで、ハードディスクドライブの仕様などに応じて、マイクロアクチュエータの取り付け構造を変更することが要求される場合がある。
本発明の目的は、圧電素子の実装の自由度を確保することができる回路付サスペンション基板を提供することにある。
本発明の回路付サスペンション基板は、金属支持基板と、前記金属支持基板の上に設けられるベース絶縁層と、前記ベース絶縁層の上に設けられる導体パターンとを備え、磁気ヘッドを備えるスライダと、伸縮により前記磁気ヘッドを移動させる圧電素子とを搭載するように構成される回路付サスペンション基板であって、前記導体パターンは、前記圧電素子の伸縮方向一端部に対して電気的に接続されるように構成される第1端子と、前記圧電素子の伸縮方向他端部に対して電気的に接続されるように構成される第2端子とを備え、前記第1端子および第2端子の少なくとも一方は、前記圧電素子の伸縮方向端部が接合されるように構成される接合部を、複数、有することを特徴としている。
このような構成によれば、所望される磁気ヘッドの移動範囲や、第1端子および第2端子と圧電素子とのより確実な接合の観点から、複数の接合部のいずれかを選択して、圧電素子を実装することができる。
その結果、圧電素子の実装の自由度を確保することができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記スライダを搭載するためのスライダ搭載部と、前記スライダ搭載部の周囲に間隔を隔てて配置される支持部と、前記スライダ搭載部と前記支持部とを弾性的に連結する連結部とをさらに備え、前記第1端子は、前記支持部に設けられ、前記第2端子は、前記スライダ搭載部に設けられていることが好適である。
このような構成によれば、圧電素子の伸縮により、スライダが搭載されるスライダ搭載部を移動させることができる。
また、第2端子が複数の接合部を有し、複数の接合部において圧電素子と第2端子とが接合されていれば、スライダ搭載部の移動によって第2端子が移動しても、圧電素子と第2端子との接合強度を確保することができる。
その結果、圧電素子の伸縮により、スライダを確実に移動させることができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記スライダ搭載部は、前記圧電素子の伸縮方向と交差する方向に移動可能であることが好適である。
このような構成によれば、第1端子または第2端子と圧電素子との接合部分に、伸縮方向と交差する方向にねじれるような力が加わる場合があり、第1端子または第2端子と圧電素子とが剥離するおそれがある。
しかし、圧電素子が複数の接合部に接合されている場合には、いずれか1つの接合部と圧電素子とが剥離したとしても、残りの接合部と圧電素子とが接合されていれば、第1端子または第2端子と圧電素子との導通を確保することができる。
その結果、第1端子または第2端子と圧電素子との確実な接合を図ることができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記複数の接合部は、前記圧電素子の伸縮方向において、並列配置されていることが好適である。
このような構成によれば、圧電素子の伸縮方向において、圧電素子の実装の自由度を確保することができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板では、前記複数の接合部は、前記圧電素子の伸縮方向において、互いに連続されていることが好適である。
このような構成によれば、簡易な構成で、複数の接合部を互いに電気的に接続することができる。
また、互いに連続した複数の接合部を一体的に圧電素子と接合することができるので、複数の接合部と圧電素子との接合強度をより確保することができる。
特に、第2端子が、互いに連続した複数の接合部を有している場合には、スライダ搭載部の移動によって第2端子が移動しても、圧電素子と第2端子との接合強度をより確保することができる。
本発明の回路付サスペンション基板では、前記導体パターンは、外部制御基板に対して電気的に接続されるように構成される外部接続端子と、前記第2端子と前記外部接続端子とを電気的に接続する配線とをさらに備え、前記配線は、前記第1端子と前記第2端子との間において、前記圧電素子の伸縮方向に沿って延びる直線部を有することが好適である。
このような構成によれば、直線部には、第1端子と第2端子との間に配置されているので、圧電素子の伸縮により、伸縮方向に応力が加わる場合がある。
しかし、直線部は、圧電素子の伸縮方向に沿って延びているので、伸縮方向に応力が加わったとしても、応力が加わる方向に沿って撓んで、効率よく応力を吸収することができる。
本発明の回路付サスペンション基板は、圧電素子の実装の自由度を確保することができる。
図1は、本発明の回路付サスペンション基板の一実施形態を示す平面図である。 図2は、図1のA−A断面図である。 図3A〜図3Cは、図2に示す回路付サスペンション基板の製造方法を説明する説明図であって、図3Aは、金属支持基板を準備する工程を示し、図3Bは、ベース絶縁層を形成する工程を示し、図3Cは、第1導体パターンおよび第2導体パターンを形成する工程を示す。 図4A〜図4Bは、図3Cに続いて回路付サスペンション基板の製造方法を説明する説明図であって、図4Aは、カバー絶縁層を形成する工程を示し、図4Bは、金属支持基板を外形加工する工程を示す。 図5は、図1に示す回路付サスペンション基板にスライダと圧電素子とが実装されたヘッドジンバルアッセンブリの平面図である。 図6は、図5のB−B断面図である。 図7は、図5に示すヘッドジンバルアッセンブリの動作を説明する説明図であって、磁気ヘッドを幅方向に揺動させる場合を示す。 図8は、図5に示すヘッドジンバルアッセンブリの動作を説明する説明図であって、磁気ヘッドを先後方向にスライドさせる場合を示す。 図9Aおよび図9Bは、図1に示す回路付サスペンション基板の変形例を示し、図9Aは、複数のパッド部を分離形成する場合を示す変形例であり、図9Bは、第2配線の一部を接合部として利用する場合を示す変形例である。 図10Aおよび図10Bは、図1に示す回路付サスペンション基板の変形例を示し、図10Aは、パッド部を3つ形成する場合を示す変形例であり、図10Bは、パッド部を平面視略円形状に形成する場合を示す変形例である。
回路付サスペンション基板1は、図1に示すように、紙面上下方向に延びる平帯形状に形成されている。
なお、以下の説明において、回路付サスペンション基板1の方向に言及するときには、図1の紙面上下方向を先後方向とし、図1の紙面左右方向を幅方向とする。図1の紙面上側が、伸縮方向一方の一例としての先側であり、図1の紙面下側が、伸縮方向他方の一例としての後側である。また、図2の紙面上下方向を厚み方向とする。図2の紙面上側が厚み方向一方側であり、図2の紙面下側が厚み方向他方側である。また、図1では、導体パターン4の構成をより明確に示すために、カバー絶縁層5を省略している。
回路付サスペンション基板1は、図1および図2に示すように、金属支持基板2と、ベース絶縁層3と、導体パターン4と、カバー絶縁層5とを備えている。
金属支持基板2は、回路付サスペンション基板1の外形形状を構成するように、長手方向に延びる平帯形状に形成されている。金属支持基板2は、支持部の一例としての支持枠部6と、補強部7と、配線支持部8とを一体的に備えている。
支持枠部6は、金属支持基板2の先端部に配置されている。支持枠部6は、平面視略矩形の枠形状に形成されている。詳しくは、支持枠部6は、複数(2つ)のアウトリガー部6Aと、架橋部6Bとを備えている。
複数(2つ)のアウトリガー部6Aのそれぞれは、支持枠部6の幅方向両端部のそれぞれに配置されている。複数(2つ)のアウトリガー部6Aのそれぞれは、先後方向に延びる略平板形状に形成されている。複数(2つ)のアウトリガー部6Aのそれぞれの後端部は、配線支持部8の先端部の幅方向両端部のそれぞれに連続している。
架橋部6Bは、支持枠部6の先端部に配置されている。架橋部6Bは、幅方向に延びる略平板形状に形成されている。架橋部6Bの幅方向両端部のそれぞれは、複数(2つ)のアウトリガー部6Aのそれぞれの先端部に連続されている。
補強部7は、支持枠部6内において、支持枠部6と間隔を隔てて配置されている。補強部7は、本体部7Aと、張出部7Bとを有している。
本体部7Aは、先後方向に延びる平面視略矩形状を有している。
張出部7Bは、補強部7の後端部に配置されている。張出部7Bは、本体部7Aの幅方向両端部のそれぞれから幅方向両側へ突出し、平面視略矩形状に形成されている。
配線支持部8は、支持枠部6の後端部から連続して後方へ延びる平帯形状に形成されている。
ベース絶縁層3は、金属支持基板2の上面(厚み方向一方側、以下同じ。)に設けられている。ベース絶縁層3は、第1端子形成部13と、スライダ搭載部11と、複数(2つ)の配線形成部12と、複数(2つ)の連結部14とを備えている。
第1端子形成部13は、架橋部6Bの上に配置されている。第1端子形成部13は、幅方向に延びる略平板形状に形成されている。第1端子形成部13には、複数(2つ)の貫通穴13A(図2参照)とが形成されている。
複数の貫通穴13Aのそれぞれは、第1端子形成部13の幅方向両端部のそれぞれに配置されている。複数の貫通穴13Aのそれぞれは、第1端子形成部13を厚み方向に貫通している。
スライダ搭載部11は、補強部7の上に配置されている。スライダ搭載部11は、本体部11Aと、第2端子形成部11Bとを備えている。
本体部11Aは、補強部7の本体部7Aの上に配置されている。本体部11Aは、補強部7の本体部7Aの外形形状とほぼ同じ形状に形成されている。本体部11Aの外周縁は、補強部7の本体部7Aの外周縁よりもわずかに外側に配置されている。本体部11Aには、開口11Cが形成されている。
開口11Cは、本体部11Aの幅方向中央に配置されている。開口11Cは、本体部11Aを厚み方向に貫通し、平面視略矩形状に形成されている。
第2端子形成部11Bは、補強部7の張出部7Bの上に配置されている。第2端子形成部11Bは、補強部7の張出部7Bの外形形状とほぼ同じ形状に形成されている。平面視において、第2端子形成部11Bの外周縁は、補強部7の張出部7Bの外周縁よりもわずかに外側に配置されている。
複数の配線形成部12のそれぞれは、スライダ搭載部11の幅方向外側にそれぞれ配置されている。複数の配線形成部12のそれぞれは、第1直線部12Aと、膨出部12Bと、第2直線部12Cとを備えている。
第1直線部12Aは、配線形成部12の先端部において、スライダ搭載部11の本体部11Aの幅方向両側に間隔を隔てて配置されている。また、第1直線部12Aは、アウトリガー部6Aの幅方向内側に間隔を隔てて配置されている。第1直線部12Aは、先後方向に延びる平面視略直線形状に形成されている。第1直線部12Aの先端部は、スライダ搭載部11の本体部11Aの先端部に連続している。第1直線部12Aの後端部は、第2端子形成部11Bの先側に配置されている。
膨出部12Bは、第2端子形成部11Bの幅方向外方を回り込むように後方へ延びている。詳しくは、膨出部12Bは、第1直線部12Aの後端部から連続して幅方向外方へ延び、後方へ屈曲して、第2端子形成部11Bの幅方向外方を後方へ延びている。膨出部12Bは、第2端子形成部11Bの幅方向外側に間隔を隔てて配置されている。また、膨出部12Bは、アウトリガー部6Aの幅方向内側に間隔を隔てて配置されている。
第2直線部12Cは、膨出部12Bの後端部から連続して後方へ延びている。第2直線部12Cは、配線支持部8の上に配置されている。
複数の連結部14のそれぞれは、第1端子形成部13の幅方向両端部のそれぞれの後端部から後方へ延び、複数の配線形成部12のそれぞれの第1直線部12Aの先端部に連続している。これにより、複数の連結部14のそれぞれは、第1端子形成部13の幅方向両端部のそれぞれと、複数の配線形成部12のそれぞれの第1直線部12Aとを弾性的に連結している。複数の連結部14のそれぞれは、平面視略線形状に形成されている。
導体パターン4は、ベース絶縁層3の上に形成されている。導体パターン4は、複数(8つ)の磁気ヘッド接続端子16と、複数(8つ)の第1外部接続端子17と、複数(8つ)の第1配線18と、複数(2つ)の第1端子19と、複数(2つ)の第2端子20と、複数(2つ)の第2外部接続端子21と、複数(2つ)の配線の一例としての第2配線22とを備えている。
複数の磁気ヘッド接続端子16のそれぞれは、スライダ搭載部11の先端部に配置されている。複数の磁気ヘッド接続端子16のそれぞれは、平面視略矩形状に形成されている。複数の磁気ヘッド接続端子16のそれぞれは、幅方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。
複数の第1外部接続端子17のそれぞれは、外部制御基板(図示せず)などに接続されるものであり、外部制御基板(図示せず)の構成に応じて、その形状や配置、接合方法を任意に選択することができる。具体的には、この実施形態において、複数の第1外部接続端子17のそれぞれは、配線形成部12の後端部に配置されている。複数の第1外部接続端子17は、平面視略矩形状に形成されている。複数の第1外部接続端子17は、幅方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。
複数の第1配線18のそれぞれは、対応する磁気ヘッド接続端子16の先端部から連続し、スライダ搭載部11の本体部11Aおよび配線形成部12の上を通って第1外部接続端子17に連続するように、互いに間隔を隔てて形成されている。すなわち、複数の第1配線18のそれぞれは、配線形成部12の第1直線部12Aの上に配置されている部分において、先後方向に沿って延びている。
複数の第1端子19のそれぞれは、複数の貫通穴13Aのそれぞれを塞ぐように、第1端子形成部13の幅方向両端部のそれぞれに配置されている。複数の第1端子19のそれぞれは、平面視略矩形状に形成されている。複数の第1端子19のそれぞれは、複数の貫通穴13Aのそれぞれを介して、支持枠部6の架橋部6Bに接触している。これにより、複数の第1端子19のそれぞれは、支持枠部6の架橋部6Bに電気的に接続(接地)されている。
複数の第2端子20のそれぞれは、対応する第2端子形成部11Bの上に配置されている。複数の第2端子20のそれぞれは、複数(2つ)の接合部の一例としてのパッド部20Aを備えている。
複数のパッド部20Aのそれぞれは、平面視略矩形状に形成されている。複数のパッド部20Aのそれぞれは、前後方向に並列配置され、互いに連続している。
複数の第2外部接続端子21のそれぞれは、外部制御基板(図示せず)などに接続されるものであり、外部制御基板(図示せず)の構成に応じて、その形状や配置、接合方法を任意に選択することができる。具体的には、この実施形態において、複数の第2外部接続端子21は、配線形成部12の後端部において、すべての第1外部接続端子17よりも幅方向内方に配置されている。複数の第2外部接続端子21のそれぞれは、平面視略矩形状に形成されている。
複数の第2配線22のそれぞれは、対応する第2端子20の先端部から連続し、スライダ搭載部11の本体部11Aの上を先側に向かい、後側へ向かって折り返した後、配線形成部12の上を後側へ向かうように通って第2外部接続端子21に連続するように形成されている。すなわち、複数の第2配線22のそれぞれは、配線形成部12の第1直線部12Aの上に配置されている部分(直線部の一例)において、先後方向に沿って延びている。
カバー絶縁層5は、磁気ヘッド接続端子16、第1外部接続端子17、第1端子19の中央部、第2端子20の中央部および第2外部接続端子21を露出し、第1端子19の周縁部、第2端子20の周縁部、第1配線18および第2配線22を被覆するように、ベース絶縁層3の上面に形成されている。
次に、図3A〜図4Bを参照して、回路付サスペンション基板1の製造方法について説明する。
この方法では、まず、図3Aに示すように、金属支持基板2を用意する。
金属支持基板2を形成する材料としては、例えば、ステンレス、42アロイ、アルミニウム、銅−ベリリウム、りん青銅などの金属材料が挙げられ、好ましくは、ステンレスが挙げられる。
金属支持基板2の厚みは、例えば、15μm以上であり、例えば、50μm以下、好ましくは、30μm以下である。
次いで、図3Bに示すように、金属支持基板2の表面に、感光性の絶縁材料のワニスを塗布して乾燥させた後、露光および現像して、加熱硬化することによりベース絶縁層3を、上記したパターンで形成する。
ベース絶縁層3を形成する絶縁材料としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテルニトリル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂などの絶縁材料が挙げられる。好ましくは、ポリイミド樹脂が挙げられる。
ベース絶縁層3の厚みは、例えば、1μm以上、好ましくは、3μm以上であり、例えば、35μm以下、好ましくは、15μm以下である。
次いで、図3Cに示すように、ベース絶縁層3の表面に、導体パターン4を、アディティブ法またはサブトラクティブ法などにより形成する。
導体パターン4を形成する材料は、例えば、銅、ニッケル、金、はんだ、またはそれらの合金などの導体材料などが挙げられ、好ましくは、銅が挙げられる。
導体パターン4の厚みは、例えば、3μm以上、好ましくは、5μm以上、例えば、50μm以下、好ましくは、20μm以下である。
第1配線18および第2配線22の幅は、例えば、5μm以上、好ましくは、8μm以上、例えば、200μm以下、好ましくは、100μm以下である。
また、第1配線18間の幅方向間隔は、例えば、5μm以上、好ましくは、8μm以上、例えば、1000μm以下、好ましくは、100μm以下である。また、第1配線18と第2配線22との間の幅方向間隔は、例えば、5μm以上、好ましくは、8μm以上、例えば、1000μm以下、好ましくは、100μm以下である。
また、磁気ヘッド接続端子16、第1外部接続端子17および第2外部接続端子21の幅は、例えば、15μm以上、好ましくは、20μm以上、例えば、1000μm以下、好ましくは、800μm以下である。
また、磁気ヘッド接続端子16間の間隔、第1外部接続端子17および第2外部接続端子21の間隔は、例えば、15μm以上、好ましくは、20μm以上、例えば、1000μm以下、好ましくは、800μm以下である。
また、第1端子19の直径は、例えば、15μm以上、好ましくは、20μm以上、例えば、1000μm以下、好ましくは、800μm以下である。
また、第2端子20のパッド部20Aの先後方向寸法および幅方向寸法は、例えば、15μm以上、好ましくは、20μm以上、例えば、1000μm以下、好ましくは、800μm以下である。
次いで、図4Aに示すように、ベース絶縁層3の表面に、導体パターン4を被覆するように、感光性の絶縁材料のワニスを塗布して乾燥させた後、露光および現像して、加熱硬化することによりカバー絶縁層5を上記したパターンで形成する。
カバー絶縁層5を形成する材料としては、上記したベース絶縁層3の絶縁材料と同様の絶縁材料が挙げられる。カバー絶縁層5の厚みは、例えば、1μm以上、例えば、40μm以下、好ましくは、10μm以下である。
次いで、図4Bに示すように、金属支持基板2を上記した外形形状に加工する。
金属支持基板2を加工するには、例えば、ドライエッチング(例えば、プラズマエッチング)やウェットエッチング(例えば、化学エッチング)などのエッチング法、例えば、ドリル穿孔、例えば、レーザ加工などの方法が用いられる。好ましくは、エッチング法により加工する。
これにより、回路付サスペンション基板1が完成する。
次いで、図5および図6を参照して、回路付サスペンション基板1に対するスライダ32および圧電素子31の実装について説明する。
スライダ32は、平面視略矩形状を有し、その先端部において、磁気ヘッド30を有している。スライダ32は、ベース絶縁層3のスライダ搭載部11の上に実装される。スライダ32は、スライダ搭載部11の開口11Cから露出される補強部7に接着剤を介して貼付される。スライダ32の磁気ヘッド30は、複数の磁気ヘッド接続端子16のそれぞれにはんだ接合される。
圧電素子31は、先後方向に延びる平面視略矩形状を有している。圧電素子31は、ベース絶縁層3の配線形成部12の第1直線部12Aの上に重なるように、実装される。圧電素子31の先端部の端子は、低融点はんだまたは導電性ペーストなどの接合剤25を介して第1端子19に接合される。圧電素子31の後端部の端子も、低融点はんだまたは導電性ペーストなどの接合剤25を介して、第2端子20に接合される。
ここで、回路付サスペンション基板1が実装されるハードディスクドライブ(図示せず)の仕様に応じて、圧電素子31の先後方向長さが選択される場合がある。
例えば、磁気ヘッド30を比較的大きく移動させる場合には、先後方向長さが長い圧電素子31A(すなわち、より大きく伸縮可能な圧電素子31。図5および図6中の実線参照)が選択され、磁気ヘッド30を比較的小さく移動させる場合には、先後方向長さが短い圧電素子31B(すなわち、より小さく伸縮可能な圧電素子31。図5および図6中の仮想線参照)が選択される。
この場合、先後方向長さが長い圧電素子31Aの後端部は、第2端子20の後側のパッド部20Aに接合される。先後方向長さが短い圧電素子31Aの後端部は、第2端子20の先側のパッド部20Aに接合される。
また、圧電素子31と、第1端子19および第2端子20とのより確実な接合が図られる場合がある。
この場合、圧電素子31の後端部は、第2端子20の両方のパッド部20Aに接合される。
そして、スライダ32および圧電素子31が実装された回路付サスペンション基板1(以下の説明において、ヘッドジンバルアッセンブリAとする。)は、ハードディスクドライブ(図示せず)のロードビーム(図示せず)に搭載される。
次いで、図7および図8を参照して、ヘッドジンバルアッセンブリAの動作について説明する。
ハードディスクドライブ(図示せず)が駆動されると、スライダ32は、磁気ディスク(図示せず)に対して、相対的に走行しながら、微小間隔を隔てて浮上される。そして、ロードビーム(図示せず)の揺動により、磁気ヘッド30は、磁気ディスク(図示せず)の所定の位置に対向される。
その後、磁気ヘッド30の磁気ディスク(図示せず)に対する相対配置を調整するために、圧電素子31に電力が供給される。
すると、圧電素子31は、先後方向に伸縮する。
例えば、図7に示すように、幅方向一方(紙面右側)の圧電素子31が収縮し、幅方向他方(紙面左側)の圧電素子31が収縮しない場合、補強部7は、幅方向他方の張出部7Bを支点として、平面視反時計回りに回動する。
すると、スライダ32が平面視反時計回りに回動し、磁気ヘッド30がわずかに幅方向他方へ移動する。
このとき、圧電素子31の後端部の端子と第2端子20との接合部分には、平面視反時計回りにねじれるような力が加わるので、圧電素子31の後端部の端子と第2端子20との剥離が生じるおそれがある。
しかし、上記したように、圧電素子31の後端部の端子が第2端子20の両方のパッド部20Aに接合されていると、いずれか一方のパッド部20Aと圧電素子31の後端部の端子とが剥離したとしても、もう一方のパッド部20Aと圧電素子31の後端部の端子とが接合されていれば、圧電素子31と第2端子20との導通を確保することができる。
これにより、圧電素子31と第2端子20との確実な接合を図ることができる。
なお、圧電素子31の先端部の端子と第1端子19との接合部分には、ねじれるような力が加わらないので、圧電素子31の後端部の端子と第2端子20との接合部分と比較すると、剥離が生じるおそれは少ない。
また、例えば、図8に示すように、両方の圧電素子31が収縮した場合には、補強部7は、先側へスライドする。
すると、スライダ32が先側に移動し、磁気ヘッド30がわずかに先側へ移動する。
この回路付サスペンション基板1によれば、図1に示すように、第2端子20は、圧電素子31の後端部の端子が接合されるパッド部20Aを、複数、有している。
そのため、所望される磁気ヘッド30の移動範囲や、第2端子20と圧電素子31とのより確実な接合の観点から、複数のパッド部20Aのいずれかを選択して、圧電素子31を実装することができる。
具体的には、上記したように、磁気ヘッド30を比較的大きく移動させる場合には、先後方向長さが長い圧電素子31A(すなわち、より大きく伸縮可能な圧電素子31。図5および図6中の実線参照)の後端部の端子が、第2端子20の後側のパッド部20Aに接合される。また、磁気ヘッド30を比較的小さく移動させる場合には、先後方向長さが短い圧電素子31B(すなわち、より小さく伸縮可能な圧電素子31。図5および図6中の仮想線参照)の後端部の端子が、第2端子20の先側のパッド部20Aに接合される。
また、圧電素子31と第2端子20とのより確実な接合が図られる場合には、圧電素子31の後端部の端子は、第2端子20の両方のパッド部20Aに接合される。
このように、圧電素子31の実装の自由度を確保することができる。
また、この回路付サスペンション基板1では、図1に示されるように、第1端子19は、支持枠部6の上に設けられ、第2端子20は、スライダ搭載部11の上に設けられている。
そのため、圧電素子31の伸縮により、スライダ32が搭載されるスライダ搭載部11を移動させることができる。
その結果、圧電素子31の伸縮により、スライダ32を確実に移動させることができる。
しかも、圧電素子31と第2端子20とが複数のパッド部20Aの両方で接合されている場合には、スライダ搭載部11の移動によって第2端子20が移動しても、圧電素子31と第2端子20との接合強度を確保することができる。
また、この回路付サスペンション基板1では、図7に示すように、スライダ搭載部11は、圧電素子31の伸縮方向と交差する幅方向に移動可能である。
そのため、第2端子20と圧電素子31との接合部分に、幅方向にねじれるような力が加わり、第2端子20と圧電素子31とが剥離するおそれがある。
しかし、圧電素子31が複数のパッド部20Aに接合されていると、いずれか1つのパッド部20Aと圧電素子31とが剥離したとしても、残りのパッド部20Aと圧電素子31とが接合されていれば、第2端子20と圧電素子31との導通を確保することができる。
その結果、第2端子20と圧電素子31との確実な接合を図ることができる。
また、この回路付サスペンション基板1では、図1に示すように、複数のパッド部20Aは、圧電素子31の伸縮方向(すなわち、先後方向)において、並列配置されている。
そのため、圧電素子31の伸縮方向において、圧電素子31の実装の自由度を確保することができる。
また、この回路付サスペンション基板1では、図1に示されるように、複数のパッド部20Aは、圧電素子31の伸縮方向において、互いに連続されている。
そのため、簡易な構成で、複数のパッド部20Aを互いに電気的に接続することができる。
しかも、圧電素子31と第2端子20とが複数のパッド部20Aの両方で接合されている場合には、互いに連続した複数のパッド部20Aを一体的に圧電素子31と接合することができるので、スライダ搭載部11の移動によって第2端子20が移動しても、圧電素子31と第2端子20との接合強度をより確保することができる。
また、この回路付サスペンション基板1では、図1および図5に示すように、配線形成部12は、第1端子19と第2端子20との間において、圧電素子31の伸縮方向に沿って延びる第1直線部12Aを有している。
そのため、第1直線部12Aには、第1端子19と第2端子20との間に配置されているので、圧電素子31の伸縮により、伸縮方向に応力が加わる場合がある。
しかし、第1直線部12Aは、圧電素子31の伸縮方向に沿って延びているので、伸縮方向に応力が加わったとしても、応力が加わる方向に沿って撓んで、効率よく応力を吸収することができる。
(変形例)
なお、上記した実施形態では、第2端子20にパッド部20Aを複数設けたが、第1端子19にパッド部を複数設けることもできる。
また、上記した実施形態では、複数のパッド部20Aのそれぞれを、先後方向に並列配置しているが、複数のパッド部20Aのそれぞれを、幅方向に並列配置していてもよい。
また、上記した実施形態では、パッド部20Aを2つ設けているが、パッド部20Aの個数は特に限定されず、例えば、図10Aに示すように、3つ以上であってもよい。
また、上記した実施形態では、複数のパッド部20Aのそれぞれを、互いに連続するように形成しているが、図9Aに示すように、複数のパッド部20Aのそれぞれを、互いに間隔を隔てて独立に形成し、第2配線22に対して並列接続してもよい。
また、上記した実施形態では、複数のパッド部20Aのそれぞれを、平面視略矩形状に形成しているが、パッド部20Aの形状は特に限定されず、例えば、図9Bに示されるように、パッド部20Aに接続される配線の一部をカバー絶縁層5から露出させて、その露出部分Eを、接合部として利用することもできる。また、例えば、図10Bに示すように、平面視略円形状に形成することもできる。
1 回路付サスペンション基板
2 金属支持基板
3 ベース絶縁層
4 導体パターン
6 スライダ支持部
11 スライダ搭載部
14 連結部
19 第1端子
20 第2端子
20A パッド部
22 第2配線
30 磁気ヘッド
31 圧電素子
31A 圧電素子
31B 圧電素子
32 スライダ

Claims (6)

  1. 金属支持基板と、前記金属支持基板の上に設けられるベース絶縁層と、前記ベース絶縁層の上に設けられる導体パターンとを備え、磁気ヘッドを備えるスライダと、伸縮により前記磁気ヘッドを移動させる圧電素子とを搭載するように構成される回路付サスペンション基板であって、
    前記導体パターンは、
    前記圧電素子の伸縮方向一端部に対して電気的に接続されるように構成される第1端子と、
    前記圧電素子の伸縮方向他端部に対して電気的に接続されるように構成される第2端子と
    を備え、
    前記第1端子および第2端子の少なくとも一方は、前記圧電素子の伸縮方向端部が接合されるように構成される接合部を、複数、有し、
    前記圧電素子は、複数の前記接合部に接合されることを特徴とする、回路付サスペンション基板。
  2. 前記スライダを搭載するためのスライダ搭載部と、
    前記スライダ搭載部の周囲に間隔を隔てて配置される支持部と、
    前記スライダ搭載部と前記支持部とを弾性的に連結する連結部と
    をさらに備え、
    前記第1端子は、前記支持部に設けられ、
    前記第2端子は、前記スライダ搭載部に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の回路付サスペンション基板。
  3. 前記スライダ搭載部は、前記圧電素子の伸縮方向と交差する方向に移動可能であることを特徴とする、請求項2に記載の回路付サスペンション基板。
  4. 前記複数の接合部は、前記圧電素子の伸縮方向において、並列配置されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回路付サスペンション基板。
  5. 前記複数の接合部は、前記圧電素子の伸縮方向において、互いに連続されていることを特徴とする、請求項4に記載の回路付サスペンション基板。
  6. 前記導体パターンは、
    外部制御基板に対して電気的に接続されるように構成される外部接続端子と、
    前記第2端子と前記外部接続端子とを電気的に接続する配線と
    をさらに備え、
    前記配線は、前記第1端子と前記第2端子との間において、前記圧電素子の伸縮方向に沿って延びる直線部を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の回路付サスペンション基板。
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